【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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260話 中ボスさんたち やる気は満々

「お、最後の1匹まで倒せたね。 みんな、ご苦労様」

 

もはや階段の周りは結晶の山。

多分、あの中からも視界があんまり通らないくらいに積み上がってる。

 

……地球に持って帰れたらかなりのお金になりそう……もったいないなぁ。

 

「………………………………」

 

あれ?

 

僕は気が付いた。

 

子供たちはセーフゾーンの中、そしてその入り口は結晶で埋め尽くされてる。

 

……ってことは……どれだけ暴れてもあの子たちに被害は出ないってこと?

 

「………………………………」

 

あと、今の僕はフリーハンドなわけで、つまりは動けるわけで。

 

「……じゃ、ちょっと本気」

 

 

【✕】

 

【✕】

 

【✕】

 

【✕】

 

【ダメ】

 

【ヤメテ】

 

 

「えー、良いじゃないですか。 あの子たちに被害、でませんよ?」

 

 

【NO】

 

【崩壊】

 

【融解】

 

【貫通】

 

【危険】

 

【✕】

 

【✕】

 

【✕】

 

 

「……そこまで行かないと思いますけど……はぁ、分かりましたよ、ちょっとだけにします」

 

【よくやったノーネームちゃん!】

【ノーネームちゃん! 子供たちを守ったノーネームちゃん!】

【あ、ノーネームちゃんが疲れた顔してる】

【草】

【無表情のお人形さんなのに、確かに疲れてるってひと目で分かって草】

 

【ノーネームちゃん……本当、良くやったよ……】

【外付け良心回路、それがノーネームちゃん】

【もしかして:ノーネームちゃん、このためにわざわざ実体化】

【え?】

【違うだろ、ハルちゃんに孕ませてもらいたかっただけだ】

【そうだよな、ただ推しといちゃいちゃしたかっただけだ】

 

【百合教徒としてはそちらを強く推しますわ】

【なんか出て来たぞ!?】

【ハルきゅんショタ説を推す私たちとしても! ハルきゅんとノーネームちゃんとの異種異性配合説にも合致するから大賛成よ!】

【異種異性配合とかパワーワードを作り出すのは止めろぉ!!】

 

【ハルちゃんはもちろん女の子ですから、雌のノーネームちゃんとの熱いおねロリが展開されたのですわ】

 

【例によっておねロリのどちらがどちらなのか、受けと攻めの4種類はサーバー内の別の部屋ですみ分けをしていますから争いなどは起きていませんわ  淑女ですから】

 

【ハルきゅんはもちろん男の子! 中性的な男の子だから女の子なノーネームちゃんとおねショタ、それともショタロリとして熱い愛を育んだの!】

 

【あ、私んとこじゃ、ハルきゅんが誘い受けなのか無自覚攻めなのかって論争はケンカの範囲だから統合したわ  懐が広いのよ、こっちは】

 

【あら……】

【あらあらまあまあ……】

【ん? 何?】

【やる?】

【いえいえ、淑女としては無用な争いはしませんわ】

【そ、ならいいの】

 

【ひぇっ】

【化け物ばっかで草】

【しかも発言がことごとく物騒すぎる】

【いつものじゃれあい】

【なんかこの配信、やっぱちょっとおかしいのばっか集まってくる……】

 

【まぁ、同接が10億超えたからヘンなのも多いよねぇ……】

【一応国別でコメント欄分かれてるからまだ何とかなるとは言っても……】

【数字がちょっとおかしいんよ……】

【もはやハルちゃんがダンジョンどころか世界の行く末を担ってるからね】

 

【トカゲもいずれは来るだろうしなぁ……】

【ハルちゃん追っかけて……もちろん、今ハルちゃんが居るこのダンジョンに行く可能性もあるってことだけど】

【地球の座標的なの知られてたらなぁ……】

【魔王侵攻に怯えるとか、ほんの数ヶ月前までは冗談とも受け取られなかったはずなのになぁ……】

【国連の議題もほぼそれだもんなぁ】

 

【でも、それにしては平和なコメント欄】

【海外のもそこまで荒れてはいないな】

【だってみんな知ってるもん  荒らしたらないないされるって】

【草】

【ないないの威力がやべぇ】

【「nai-nai」として無事認知されてるからな!】

【やだ、ノーネームちゃん世界デビュー】

 

 

【♥】

 

 

【草】

【無敵のノーネームちゃん】

【なんだこのドラゴン娘(仮)……かわいすぎぎぎぎぎぎ】

【草】

【nai-naiされてて草】

【nai-nai草】

 

「あれ、ノーネームさん、ご機嫌なんですか」

 

200匹の最後が倒れてから、部屋の端の……祭壇みたいなとこで寝てたモンスターたち5匹が唸りながら起きてきてるのをぼんやり眺めてた僕。

 

なんかさっきからノーネームちゃん、ぴこぴこといろんなのつぶやいてるんだよね。

 

けども、僕の方向いてじゃなかったから多分ひとりごとなんだろう。

誰だってひとりごとくらい言いたいよね。

 

最近そういうのがだんだん分かってきたんだ。

この姿のノーネームさんとも、もうそれなりだからね。

 

こういうとこが人間くさくって、見てて楽しいんだ。

 

「GRRRRRR……!」

 

どすん、どすんと階段を律儀に降りてくるモンスターたち。

 

「ライオンさんに鳥さんですか。 意外とバランス良いですね」

 

三つ首のライオンさん、なんか下半身がごついし目も鋭い鳥さん。

 

僕はゲームとかには詳しくないけども、とりあえず見たことないモンスターってことで良いよね。

 

ライオンさんが3に鳥さんが2。

 

地上も空もばっちりなオールラウンドの組み合わせだってことだけ分かってたら、それだけで。

 

【ひぇっ……】

【なぁにあれぇ……】

【あの、全部新種のモンスターなんですけど……】

【いや、似たのは居るぞ?  大きさは何分の1だけどな……】

【あの、ライオンさんでさえハルちゃんの身長の倍より高いとこに頭あるんですけど……】

 

【もしかして:ライオンさん→巨大キマイラ】

【中央にライオンさん、左右に山羊とドラゴンの顔があって、ちょろっと尻尾としてヘビの頭が見えてるもんねぇ……】

 

【もしかして:鳥さん→巨大グリフォン】

【体の前は鷲、ワシで後ろがライオンだもんねぇ……】

 

【けどやっぱ……デカすぎるわ!!】

【なぁにこれぇ……なぁにこれぇ……】

【このモンスターたち……レベルいくつよ……?】

【えーっと、ボスは取り巻きより10以上は上のはずだから……】

【あの、この大きさだと取り巻きとのレベル差が10程度じゃないと思うんですけど】

【もしもしノーネームちゃん? バランス調整盛大にミスってない??】

 

 

【違】

 

【管轄外】

 

【怒】

 

 

【うん、知ってたごめん】

【草】

【まぁねぇ、ノーネームちゃんのダンジョンじゃないもんねぇ……】

【そもそもノーネームちゃんが一緒に寝起きしてる時点でな!】

【でも飛行系のボス……ハルちゃん、大丈夫かなぁ】

 

【倒せるとは思うけど、さすがにケガとか……】

【治癒魔法の使い手……居ないよな?】

【しいて言えばハルちゃんが使えそうではあるけど】

【今まで1回もそういうのなかったしなぁ】

【なにより、無事だったとしても痛がるハルちゃんなんて見たくない】

【とにかく応援しよう……それしかない】

 

【多分上級者向けダンジョンでも深いとこのボスとして出てくるクラスのモンスター×5……今のハルちゃんが、どれだけ楽に狩るかだな】

【一瞬で終わりそう】

 

【終わらせないで……あ、いや、それよりあのふぁいやーぼーるされるよりは弓矢でさくっとお願い……】

【ふぁいやーぼーるは怖すぎるからな!】

【ないとは思うけど、苦戦したらふぁいやーぼーる……やっぱがんばって、ハルちゃん】

 

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