【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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458話 女神&異世界勇者&現地人連合部隊を作ろう! 2

「この場に居るのは、ほぼ全員が素人です。 それを承知の上でハルたんが自衛程度はできるようにと……」

 

「ハルたん」とか言いながらきりりとしているえみさんとペアになったのは、黒髪の弟くんのアレクくん。

 

黒髪のお姉ちゃんとは対照的に、おとなしい子。

 

そうだよね、普段から言葉が通じてなさそうでも白髪の妹ちゃん――ちっちゃいリリさんと静かに仲良くしてたもんね。

 

年少コンビがじっとくっついて座ってる姿はほほえましかったんだ。

 

【えみちゃんが輝いている】

【えみちゃん……!】

【1年ぶりくらいに輝いてるえみちゃん】

【えみちゃんファンの俺、泣きそう】

【分かる】

 

【でもガチ信仰者の居る神様相手に「ハルたん」はまずいよえみちゃん……】

 

【草】

【えみちゃん……】

【ハルちゃん相手にロリコン発症しなければなぁ……】

【大丈夫? これでも聖女扱いだよ?】

 

【こんなんでも聖女扱いなのか……】

【おう、よりにもよって主神に対してセクハラしても聖女なんだぞ】

【草】

【えみちゃん……】

 

【どう聞いてもアウトなこと言ったりしても「聖女様ですから」でスルーされるせいで悪化してる気がするえみちゃん】

 

【もしかして:ストッパー不在】

【く、くしまさぁんがなんとかしてくれるはず……】

【ぼっこぼこで草】

【だって……】

 

【それより黒髪の妹ちゃんの方話そうぜ!】

 

【弟くん、な?】

【女装っ子……】

【ハルちゃんとお風呂入ってたからセーフ】

【つまり男の娘はセーフ】

【えぇ……】

 

【名前はアレクくんだっけ?】

【えみちゃんの配信で言ってたけど「アレクシオス」って言うらしい】

【やだかっこいい名前】

【見た目はかわいいけどね】

 

【おどおどかわいい】

【かわいい】

【やばい  ハルちゃんでロリコンに目覚めてアレクくんでショタコンに目覚めた】

【草】

 

【ハルちゃんたち含めて全員女の子の中、唯一の男の子だからな……】

【男の娘だよ?】

 

【ハルちゃんの話し方とか動き方とかあの無頓着さのせいでショタ認定してきゃっきゃしてるやばいグループもいるしなぁ……】

 

【ショタisジャスティス「呼んだ?」】

 

【しっしっ】

【最近どこへでも出没してるやべー女】

【おもしれー女って段階はとっくに通り越したやばいの】

【こわいよー】

 

【<URL>】

 

【こわいよー】

【怖すぎる】

【草】

【始原のみなさん? そろそろ姉御追放してくんね??】

 

えみさんたちが率いるのは、中衛――つまりは戦闘集団の大部分。

 

たぶん、ダンジョン適性ができた人のうちの大半がここに入るだろう集団。

 

前衛は疲れるし危険だし怖いしで、基本的には適性があって、さらに責任感あったりする人がする職業だし。

 

索敵と弾受けって、本当に好き好んでやるものだからねぇ……。

 

地味だし旨味は少ない割に出費は多いからね。

 

ソロでやるならともかくパーティーだと、ちゃんと報酬の配分相談しないと崩壊を招くとかなんとか。

 

大切なお仕事ほど儲けが少なくって軽視されがちなのは世の常だからね。

 

一応で花形ではあるし、先頭切っての突撃はダンジョン配信では1番に目立つからおいしくはなるけども……この世界は初めて経験してるんだし、そもそもネットも止まってるらしいしで、少なくとも今は意味がない。

 

それに、今は僕たちが居る。

 

るるさんたちと子供たち――るるさん、えみさん、九島さん、リリさん……キャシーさん、ビビさん、ちっちゃいリリさん、アリスさん、そしてアレクくん――合わせて9人。

 

……未だにリリさんとちっちゃいリリさんが同一人物ってのはよく分からないけども、たぶんノーネームさんが何かしたんだろうし置いとこう。

 

で、それプラスでノーネームさんと僕で、11人がそこそこ以上に戦えて戦闘経験もあるんだ。

 

僕は――ちょっと前にはるるさんたちと、そしてノーネームさんと一緒に子供たちと、それぞれダンジョンを攻略した経験があるから実力は把握済み。

 

……今日会ったばっかりの、しかも民間人のこの人たちを1週間で何とかしなきゃなのは大変だけど、それでも基本の「き」くらいは叩き込めるはず。

 

まぁ集団で叩く戦法なら1人1人のレベルはそこまで必要じゃないし。

 

必要なのは、戦線を維持できる程度の連携と士気だもんね。

 

モンスターとかファンタジーな敵相手でも、敵の詳細と倒し方を知っていれば――そんなには、怖くない。

 

それは、現代の僕の世界で、なんでも小学生から潜ってる子が居るとかいう配信世代を見れば良く分かるものだもん。

 

――えみさんたちは大丈夫そうだから、小さいグループも見る。

 

「後衛は……わたくし、ビィビィアン・ソレイユ――ビビーと」

 

「い、妹のリリー……わ、わたしたちがし、指揮します……」

 

人数の都合上、子供2人に任せることになっちゃった、後衛――遠距離攻撃と攻撃魔法を発現した、割合としてはかなり少ない人たちのグループ。

 

2人とも小さいけども、なんかさっき聞いたところ、この子たちってば王女様たちだったんだってね、どっかの国の。

 

……そういやあっちの世界で、この子たちみたいに白髪――銀髪の王女様たちのことを気にかけてたどっかの国の王様と話したっけ。

 

えーっと、その国の名前は。

 

………………………………。

 

……覚えてるはずないよね、1日に十何組と面会してたんだし。

 

けども、その王様の妃様は……ちょうどリリさんみたいな綺麗な銀髪とすらっとした姿をしてたのは良く覚えてる。

 

「どうか、娘たちに加護を」って、いい大人がふたりして頭を下げてたから、良く覚えてる。

 

……とりあえず、それっぽいこの2人のことは甘やかしてあげよう。

 

戦いが終わったら……や、すんすん張り付いてくるからそれがご褒美で良いかもね。

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