【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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19章 11年前と王国建国in欧州
462話 ダンジョン攻略開始


「じゃ、僕たちで強そうなのは吹っ飛ばしとくから」

「から」

 

「うん! ありがとうハルちゃん!」

「さすがアル様ね!」

 

みんなの士気が高まってるみたいだから、ちょっと疲れてはいるだろうけども「ダンジョンを体験させるのは今だ」って判断した僕たち。

 

旧市街地――町の中心の広場から、隊列を組む練習をしながらダンジョンへと一直線。

 

その途中で出てくるモンスターたちを見せながら、ノーネームさんと僕で簡単に倒すのを見せて、「これは倒せる存在なんだよ」って再度教え込む。

 

あとついでに、だんだんと現代的な道になってきた地域にも建物の中に隠れてた人たちがわらわら出てきて。

 

――まーた僕たちを見て膝をついて胸の前で祈りを捧げたり泣き出したり叫び出したりすがり付き出したりしてきたのを、どうにかなだめて。

 

「名簿、更新しました。 現在1100名になっています」

「一気に増えましたね」

 

「ええ、ですので新しい600名のうち、すでに戦える実感があったり意思がある人たちを数十人前衛と中衛に割り振り、残りは私たち補助戦力に組み込んでいます」

 

「九島さん、さすがですね」

「それほどでもありません」

 

きりっと僕を見上げてくる九島さん。

 

彼女は――うん、全然変わってないね。

 

【女神……】

【ふわふわ浮いてる女神族女神&精神が女神のくしまさぁん】

【くしまさぁん……】

 

「わ、私もがんばったわ! アル様!!」

「ん、ありがと」

 

……そんな彼女の前に出てきてぴょんぴょんしているキャシーさん。

 

ああ、こうして見てみるとかなりの身長差だね……まぁ高校生と小学生?だし。

 

【かわいい】

【かわいい】

【キャシーちゃんってかわいいよな】

【こんな娘がほしかった】

【わかる】

 

「じゃ、そろそろ行く?」

「はい、るるさんもアリスさんも僕たちの後に続いてくださいね」

 

「アリスで良いのに……」

 

「ハルちゃんってば、私のことも呼び捨てにしてくれないんだもん。 恥ずかしがり屋さんなんだ」

「へー……」

 

「……行きますよノーネームさん」

「あい」

 

【かわいい】

【ハルちゃん、意外と近すぎる距離感苦手よね】

【そこが良いんだ】

【分かる】

 

【犬とは違って、気分とかでもそうだけど絶対に許さない場所とか距離とかあるのが猫だもんね】

【野良猫ハルちゃん……】

 

【ツンツンなときが良いんだ】

【分かる】

 

【これが女の子に近寄られてどぎまぎしてるショタっ子だって考えると素敵ね!】

 

【しっしっ】

【別アカ作り直しても1発で分かるぞ姉御】

【姉御ォ!】

【草】

【ほんと不敬極まりないやつらだよなぁ……】

 

みんなとちょっとだけ話した後――僕たちは、ダンジョンへ突入する。

 

戦闘は僕たち2人――空も飛べて、たぶん1番戦闘力が高い僕たち。

 

あと、

 

「リリさんはるるさんたちとで良かったんですけど」

「1年近く出番が無かったので!」

 

「出番?」

「こっちの話です!!」

 

リリさんも走って着いてきてるんだよね……そういやこの子、人類最高峰戦力とか聞いたことあるし、結構強いえみさんとかるるさんたちよりもレベルもありそうだから良いのかな。

 

まぁへばっちゃったらるるさんたちに回収してもらうか、僕たちで抱っこして運べば良いし。

 

「出番! 1年も放置された分目立ちたいのです!!」

 

「良く分からないけど静かにしてねリリさん」

「はい!!!」

 

【草】

【草】

【リリちゃんが挽回を図る】

 

【でも確かに丸1年行方不明という名のないない状態だったもんなぁ】

【すっごく長かったよな】

 

【そうそう、ちょうど7章の終わりから17章の終わりまで、10章300話350日とかいう連載の半分以上の時間ないないされてたんだからな!】

 

【? 章? 連載?】

 

 

【上位存在】

【排除】

 

 

【え、ちょっと待ままままままま】

 

【!?】

【えっ】

【なに今の】

【こわいよー】

 

【言ってはいけないことを言ってしまったらしい】

【ノーネームちゃんがセクハラ以外でないないするの……1年ぶりくらいじゃね……?】

【追求するな、考えるな  ないないされるぞ】

 

【上位存ざいいいいいい】

【ないないされるぞ】

【草】

【かわいそう】

 

【深淵の先にはノーネームちゃんが  上位存ざいいいいいい】

 

【草】

【えぇ……】

 

「んー……ダンジョンの中の空気は清浄なまま……ほんとにできたばっかなんだ」

 

「はい! ノーム様のおかげで……こう、ぼこっと!」

 

「ぼこっと?」

「ぼこっと!」

「ぼこっと」

 

「へー」

「ふんすっ」

「すっ」

 

「ところでリリさん、どこに居たんですか?」

「えーっと……夢の中、でしょうか?」

「ないない」

 

「え、ないないなんですか?」

「ないない」

「ないないされるのは誉れです!!」

 

なんか上機嫌で話してくるリリさん。

 

……ああそうだったね、この子、るるさんと相性良かったんだよね……。

 

【悲報・ボケ&ボケ&ボケ】

【ツッコミ……ツッコミどこぉ……?】

【そういやリリちゃん……どっちかって言うと天然系だったね……】

【ところ構わずくんかくんかするし……】

 

【それはあの子供たちと同じでは?】

【あの白髪妹ちゃんがそのまま花よ蝶よと育てられたらこうなる気がする】

【分かる】

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