【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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507話 集まったみんなと酒盛り

「ハル様ー! ケガ人の方々の治療、終わりましたー!」

 

「リリ……10歳上になったとはいえ、治癒魔法まで身に付けてるのね……すごいわ」

 

「初級のそれと、あとは現代地球での応急手当の医学的な知識を合わせると……すごいんです!」

「へー」

 

【リリちゃん!】

【キャシーちゃんも】

【お、あっちに行ってたのか】

 

【てか待って? リリちゃんってばもしかして、この11……ないないされてたから10年間だけど……女神様の手による異世界転移チートしてた?】

 

【あっ】

【草】

【異世界(異世界→地球】

【あー、中世?異世界から現代欧州に来たもんねぇ】

【まぁ王女様だしなぁ】

 

【世界ランクでトップは伊達じゃないな】

【そういやそうだったわ】

【ハルちゃん出現前まではリリちゃんが世界で最強だったからなぁ】

 

【今でも人間としては最強だから……】

【ハルちゃんは名誉のランキング除外な存在だから……】

【生物としての格からして違うからなぁ】

【そらガチの女神族だし】

 

【そんなことよりハルきゅんに生えてるかどうかよ!!】

 

【しっしっ】

【草】

 

お爺さんたちに連れられてぞろぞろと歩いた先の学校。

 

その校舎の中からたくさんの人たちと――リリさんとキャシーさんが出てきた。

 

「ありがとうございます。僕は治癒魔法とか使えないから」

「この10年間、あらゆる場面でお手伝いできる訓練をしてきましたから!」

 

この体に馴染んできてるから「えいっ」てやろうと思えばできそうではあるけども……めんどくさいし、他の人ができるんならそれはそれで。

 

「よく分かりませんけど、がんばったんですね。小さいリリさんの方はみんなと同じくらいしかできなかったのに」

「はい! ハル様が導いてくれたおかげです!」

 

ふんすふんすと近づいてきて――ふんふんと頭の匂いを嗅ぎ出すリリさん。

 

「あ、ずるい! 私も!」

 

「アルテ様ー、こっちも……あ、ずるい!」

「お、おおきいリリさん……ぼくたちも……」

 

わらわらわらわら、すんすんすんすん。

 

「……臭くない?」

 

僕、昨日はみんなと一緒にイスさんの上で寝てたからお風呂入ってないんだけど。

 

「最高です!」

「濃いくらいでちょうど良いのよ!」

「あ゛ー、効くー……」

「最近忙しくて嗅げてなかったから……」

 

【草】

【えぇ……】

【子供たち! サバトは夜になってから!!】

【いかがわしい】

【ふぅ……】

【子供たちの顔がやばい】

【明るいとさらにな……】

 

「すんすん……ハル様は代謝が少ないので、普段は全然ですしなによりお風呂が大好きで毎日綺麗にしてしまうので、お風呂上がりの汗くらいしか匂いの元がなくて大変に不満だったのです……今のかぐわしさでもまだまだ全然普通の人間に換算しますと夜に汗をかく入浴をして匂いを除去してしまって数時間寝た後の寝起き程度しかないのですが、それでもこれまでよりずっと……」

 

「耳元でぼそぼそ言い続けるか嗅ぐかどっちかにしてください」

「嗅ぎます!」

 

【草】

【草】

【リリちゃんのクンカー度合いがやばい】

【わりと初期からでは……?】

【そうだった……】

 

【なんかいろいろ忘れてて初対面って思ってたハルちゃんの後ろから着いてってすんすん髪の毛嗅いでた子だからね……】

 

「あ、そうだ。僕たちのお仕事、おしまいですか?」

「ないない」

 

「それはどっちのないないですか?」

「ないない」

 

「ノーネームさん」

「あしたあさ」

 

「ないない」っていう言葉の響きが好きなのか、いつも遊んでる彼女。

 

まぁノーネームさんが遊んでるってことは今すぐの危険がないって意味なんだけども……そっか、「明日」か。

 

「それが、僕たちが来た理由なんですね?」

「ん」

 

「……ということで、明日の朝。もっかい魔王さんの手先とかが来ると思います」

 

気がつくと僕たちを囲むようにして校庭にぎっしり入った人たちが――地面に座り、両手を合わせたり両手をすりすりしたりしてる。

 

「あ、僕、そういうのじゃないので。あとお寺系統じゃないです」

「ないない」

 

「拝むくらいならお酒とかあると嬉し――え? ある? ほんと? どこですか? それならちょっといただきましょうか」

 

【草】

【草】

【ちょろいハルちゃん】

【神様だからね……お酒に弱いんだ】

 

【一瞬で顔つき変わって草】

【無表情から笑顔になってるね】

【かわいいね】

【かわいいいいいいいいい】

【お前……】

【お酒でうっきうきのハルちゃんにお前、何興奮してんだ……】

 

【神様はお酒に弱い  古事記にもそう書いてある】

 

【マジで書いてあるんだよなぁ……】

【なんならギリシャ神話とかにもな】

【本当に出典があって草】

 

【なんでも書いてある神話たち】

【本当にだいたいなんでも書いてあるんだよなぁ……】

【ガチで真実味が帯びてるんだよなぁ、神話の記述とか……】

 

【少なくとも神が2柱――じゃない、4柱は実在してて  んで妖怪っぽいのもモンスターとか魔族とか魔王として実在するって確定したから、その方面の学者先生たちも大忙しなんだよなぁ……】

 

【分かる】

【一生をかけて研究する価値があるよね】

【ハル様……一生ついて行きます】

 

【そうだぞ、今までは政治的ないろいろとかでいい感じにごまかしてきた伝承とかも「そんな場合じゃねぇ!」って国際チームで全部検証し直しなんだ  おかげであと数年どころか下手すると今は園児の娘が成人するくらいまでは帰れないけど、楽しいからいいや】

 

【草】

【ぶわっ】

【かわいそう】

【かわいそう】

【ハルちゃんに染められててかわいそう】

【娘さんがかわいそすぎる】

 

【各国のお墓とか禁足地も「しょうがにゃいにゃあ……」って感じで開放される流れになったこの前の学会で考古学のお偉いさんたちが一斉に嬉ションする大惨事が起きたな!】

 

【草】

【草】

【分かる】

 

【神話の中にマジでハルちゃんみたいなケースがあったとすると、ちゃんと検証しないわけにはなぁ】

【ダンジョンで出てくるモンスターたちも神話ベースのが結構あるし……大変そうだな】

 

【ユニコーンとかな】

【サキュバスも居るよ!】

【炭火焼きもな!】

【串焼きもあるよ!】

 

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