【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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558話 【パーフェクトバベルとかわいいハルちゃん】

【パーフェクトバベルとかいうパワーワードで混乱する視聴者たち】

 

【あの、真面目に全世界の言語を一瞬でくっつけたり離したりできるやばさじゃないかなって】

【既に見させられたけどさぁ……】

【さらにあの上があるとか】

 

【ちょっと怖いな】

【始原もそう思います】

【文化の多様性が砕け散りそう】

【ま、まあ、文字とかはまだ無事だし……】

 

 

【Babel?】

 

【Y/N?】

 

【やめて】

【NNNNNNN】

【BBBBBBBB】

【草】

【Bって何だよ草】

 

【そんなやべーこと気楽に提案するのやめようねノーネームちゃん】

【俺たち人間もね、同時翻訳の技術とか向上してるの  あと言葉が離れてる利点もあるからやめてちょうだい】

【それな】

【なんでノーネームちゃんノリノリなの……?】

 

【しまった、パーフェクトバベルのせいでハルちゃんの「だいなそー」のかわいさを語る暇がなくなっている】

 

 

【kawaii】

 

 

【ノーネームちゃん!!】

【草】

【今、ハルちゃんが大切なお話ししてるからね】

【まぁノーネームちゃん、今は何もできなくて暇そうだし……】

【あー】

 

【さりげなくリリちゃんに嗅がれてるのから逃げようとして逃げられてないノーネームちゃん】

 

【草】

【草】

【ああ、手で押しのけることも足で逃げることもできないのか】

【もしかして:現実逃避】

【あー】

【ハルちゃんは諦めてるけど、ノーネームちゃんはまだ諦めてないのか】

 

【ハルちゃんのコピーの体?だから匂いは同じだろうし……】

【これ以上手脚とかないないされないために抱きしめるようにハルちゃんからお願いしてるしなぁ】

 

 

【help】

 

 

【諦めるんだ】

【そうだぞ、ハルちゃんにガチで心配させたんだからな】

【そういやそうだったわ】

【もうすっかり平気になってダイナソーさん言ってるけどな】

【草】

【かわいい】

 

「で、どうなんです? ダイナソー、ティラノっぽいあれ。見覚えあります? 黒っぽいティラノさん」

「てぃらの」

 

なんだかお口をぽかんと開けて固まっている2人に、もう1回聞いてみる。

 

……そんなに僕たち、変かな。

 

「んむ」

 

「……あ、ああ……俺が生まれる前の頃から何度かリバイバルされてる、あの怪獣映画のにソックリ……てかコピーじゃねぇか? あれ」

 

「ガッドのジーラ……は、はっ! 映画という娯楽作品で、フィクションの存在として何作も作成されております! その最新作での最終型に酷似していると思われます!」

 

お、お返事がきた。

 

とりあえず話は通じてるみたいで良かった。

 

「あー、やっぱり。ゾンビと言いサメさんと言い、ここで出るモンスターって映画とかで出てきたやつなんですね」

 

本を読む合間とかに観てた映画の中にそういうのがあった。

ああいうのって頭が疲れてるときに楽しめるんだ。

 

「ゾンビ!? 今ゾンビとおっしゃいましたか!? ゾンビがこの下の街に!? といいますか天使のような存在が地上の娯楽作品を!?」

「だから言っただろ? ホノルルがあんなだったんだからこっちもそうだろうって。あと俺の国の神様とかならそういうの楽しむと思うぜ」

 

【草】

【冴え渡るツッコミと脳天気な理解力】

【うん……ハルちゃんたちのこと知らないならツッコミ兄ちゃんの反応が正解よね】

【でもハルちゃんのこと知ってるならふてぶてしい兄ちゃんのが正しい】

【草】

 

【兄ちゃんっていうかおじ……いや、良いんだ  絶妙な年頃だからな……】

 

【草】

【今どきは20~50代って人によって分かりにくいし……】

【ほんそれ】

【ダンジョン潜りだともう老けにくくなるから分からんのよ】

【困ったらとりあえずお兄ちゃん&お姉ちゃん呼びじゃないとな】

 

口の悪いおじ――お兄さんに、食ってかかる生真面目そうなお兄さん。

勢い余って今、落ちそうになってたけど大丈夫?

 

「あ、ホノルルもゾンビなんだ。絶海の孤島――ってわけじゃないけど、そういう場所でのゾンビ発生ってもう定番ですよね」

「ぞんび」

 

「おや、ノーネームさんもゾンビ、好きなんですか?」

「ぞんびぃ」

 

あ、結構好きらしい。

モンスターのは臭くてたまらないけど、映画のならおもしろいもんね。

 

「しゅきぃ……♥」

 

【草】

【ハルちゃん、軽ぅい】

【パイロットの片方の兄ちゃんも軽いね】

【まともなのが合衆国のパイロットさんか】

【うちの国のは……まぁまともなやつは居ないからな……】

【この配信文化の時点でね!】

【草】

 

【気が抜けてるのがハルちゃんだからね】

【ようやくハルちゃんらしさが本番だな】

【あの、ノーネームちゃん】

【目がとろんとしてるのは見逃してやれ……】

【物理的に身を挺してハルちゃんたち守ったからな】

 

【いや、そうじゃないときもいつももももも】

 

【ノーネームちゃん!!】

【草】

【元気そうなにより】

【おててないないを自分からネタにするほどだからな】

 

「はる」

 

「ノーネーム様が呼んでますハル様!」

「ユアハイネス、お時間が」

 

む。

 

振り返ると、こっちをしっかりと見つめているティラノさん。

 

「あ、大和とブリタニアのパイロットさんたち。あの怪獣さん、もう少しでまたあのビーム攻撃してきます。強いです、偏差射撃してきます。その機体でも追いつかれるかもなので急いで逃げてください。当たったら確実に、じゅっです」

 

とりあえず端的に。

 

彼らも軍人さんなら、こんな感じで脅威を伝えておけば分かるだろう。

彼らが所属してる司令部?さんとかにも情報が行くだろうし。

 

【かわいい】

【かわいい】

【やっぱ語彙がかわいいハルちゃん】

 

【つよいです】

【じゅっです】

【かわいいね】

【かわいい――はっ!?】

【草】

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