【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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563話 すやすやリリさんと男友達な2人と

「けど、今の攻撃、すごかったですね。でっかい砲弾がすっごく遠くからすっごい速さで回避されずにすっごいダメージ出してました」

「すごい」

 

ちらりと視線を落とすと、腰のあたりがえぐれてる恐竜さん。

でも時間経過で修復されてるからダメージ量としてはまだまだだ。

 

「……さらに進化すれば、あの程度の攻撃も!」

「イスさんはイスさんなのでそのままで居てくださいね」

 

「……イエス、ユアマジェスティー……!」

「イスさん、感情とかすごいですね」

 

【草】

【草】

【すごくて語彙がなくなったハルちゃん】

【そして張り合うイスさん】

【イスさんがおもしれー老執事って雰囲気になってきたぞ】

 

「――悪い! 大丈夫か女神様よぉ!」

「まさか、あの主砲があれほどとは……申し訳ありません!衝撃波があそこまでとは! 模擬弾でも実演を見るのは初めてでして……」

 

「あ、さっきのお兄さんたち」

 

きぃぃぃぃぃん。

 

またまた真横に着けてきたのは、さっきの彼ら。

さっきからずっと僕とお話ししてるし……暇なのかな?

 

サボり?

 

「こちらに貴女たちへの攻撃の意図はありません! ですからどうか――」

「あ、はい、ちょっとびっくりしただけですので大丈夫です」

 

「コイツので足りなければ私の魂も捧げますので、どうか!」

「誰がコイツだオラ」

 

「だから要らないですって」

 

あとやっぱり仲良いね、2人とも。

 

【推定女神たちに向かってすげぇなこのおじ……兄さんたち】

【胆力が並みじゃないよね】

【なんかハルちゃんって、見てると力抜けるんだよなぁ……】

【草】

【ああ、だからか……】

【フレンドリー過ぎる女神様だからね】

 

「……そこの銀髪の嬢ちゃんも大丈夫なのか……?」

 

「この子は……はしゃぎすぎて疲れてたんです、きっと。この子のことはほっといても大丈夫です。頑丈ですから」

 

おそるおそる、って感じで――エンジン音とかすごいけども、なんとか成立する会話。

 

ちらりと振り返る。

リリさんはノーネームさんに抱きついたままですやすやと寝入っている。

 

「うん、大丈夫です。ずっとはしゃいでたので寝かせてあげましょう。気絶してる程度でしょうし」

 

「……それ、大丈夫なのか……?」

「リリさんならへっちゃらです」

 

リリさん、確かレベルは僕の次くらいに高かったはずだし。

 

や、★とかわけわかんない僕のと比べたら、実質この子が最強なはずだもんね。

それなら気絶する程度へっちゃらだよね。

 

【草】

【悲報・リリちゃん】

【かわいそう】

【リリちゃんに対する謎の自信】

【自信っていうかどうでも良いっていうか】

【ハルちゃん……】

 

【もしかして:ハルちゃん、さりげなくうざったく思ってた】

 

【あー】

【言うほどさりげなかったか?】

【いや、わりと困ってたような】

【少なくとも困ってはいたよな】

 

【いつも「やめてください」とは言ってたよな】

【でもリリちゃん、嗅ぐのも抱きつくのもやめなかったよな】

【ならしょうがない】

【子供時代もさんざんサバトしてたくせになぁ】

【草】

【ハルちゃん、意外と根に持つタイプなのね……】

 

【るるちゃんとかのことも、ちょっと苦手にしてたっぽいしねぇ……】

【ま、まあ、リリちゃんもリリちゃんで好き勝手やってたからしょうがないっていうか】

【ハ、ハルちゃんも本気で嫌なときは逃げてるし……】

【脱走歴あるもんな!】

【草】

 

【そういやそうだったわ】

【あれから脱走してないってことは、脱走しない程度には……だよね?】

【ハルちゃん……もうちょっと我を出しても良いのよ?】

【お酒以外でね】

【草】

 

「けど、ほんとすごいですね」

 

さっきのでっかかったあれのダメージを修復しつつも、まだ起き上がれずに尻もちをついた状態の、わき腹が吹き飛んでる恐竜さんを眺める。

 

あの状態でもチャージとかできるのかな。

それとも修復で魔力使うから起き上がるまで大丈夫かな。

 

「リリさんが下の町でぱちった対戦車ミサイルでもあんなにならないのにね」

 

【ダメージの入り方半端ないな】

【すげぇ】

【ハルちゃんハルちゃん、仮にも合衆国の戦闘機の目の前で現地調達した発言な「ぱちる」はちょっと……】

【草】

 

【ハルちゃんハルちゃん、こっちには一瞬映ってたんだけどあのボスモンスターのビーム、ハルちゃんたちから外れて攻撃が来た方向へ迎撃しようとしてお空にぶっ放してたから次のチャージが――そういや見てねぇ!?】

 

【草】

【あー、リリちゃんがダウンしちゃったから】

【あーあ】

【もうだめだ……】

 

【ノーネームちゃん……だめだ、ハルちゃんを嬉しそうに見てるだけだ】

【草】

【まぁ攻撃再会は遅れるだろうから、さすがに分かるだろ】

 

「へへっ……模擬弾でもその子が気絶するくらいには威力があるだなんて、やっぱ大和型戦艦はすげぇや……あ、すんませんでしたってうちの指揮官が!」

 

「お前ぇ!? 言い方が不敬すぎるぞ!? こちらは神の遣わせし天使だぞ! あとアイオワ級戦艦の方が洗練されている!」

 

「仲良いんですね」

 

「「良くない! 誰がこんなやつなんかと!」」

 

「仲良いですね」

 

「いい」

「息はぴったりですな」

 

【草】

【まーた濃いのが……】

【大丈夫大丈夫、ハルちゃんたちには勝てないから】

【草】

 

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