【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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628話 【朗報・ハルちゃん、悪女】

『僕だけに一筋です』って、言えないんだ。『浮気しません』って、嘘でも即答できないんだ。ふーん……そうなんですね」

 

羽から魔力を吸収するためにも――なんだか効果が抜群みたいだから、恋愛もので女の人がいじけてるみたいな演技をする。

 

『そ、そうではない! 動揺しているだけでおじゃ!』

 

「動揺したって、本心なら言えるはず。言えないってことは……」

 

僕は――えみさんみたいな人に刺さりそうな目つきをしてみる。

 

「やっぱり身体目当ての幼児趣味で異種族趣味で無理矢理が好きなヘンタイさんなんですね」

 

『おじゃ!?』

 

『ふぅ……』

 

【ふぅ……】

【ふぅ……】

【ふぅ……】

【ふぅ……】

【ふぅ……】

 

【\500000000】

【$3500000】

【€3250000】

 

【お前ら……】

【でも……】

【うん……】

【いいよね……】

【いい……】

 

【とうとうハルちゃんが求愛されすぎて目覚めたか】

 

【感動した】

【感激した】

【これがビッグバンってやつ?】

【そうだよ】

【草】

 

『ふふん……更生した私とは違い、あなたは見限られたのだな、姫に』

 

『貴様ぁ!』

 

「ふぅん。僕じゃなくって、くっころさんの方が良いんですか」

 

『!!!!』

『おじゃ! ちがうでおじゃ!!』

 

……なんか、ちょろい。

 

こう、えみさんを弄ぶときみたいなちょろさだ。

 

それに――うん、分かった。

 

この人、行き当たりばったりだ。

だからこの人は行き当たりばったりのノリで世界を滅ぼすんだ。

 

【朗報・ハルちゃん、完全にモテる女の子】

 

【そらモテるよなぁ】

【壊滅?した神族の末裔?だもんな】

 

【おい、末裔はNGワードだぞ】

 

【ごめん……全財産捧げてくる……】

 

【おい待て早まるな、そこまでとは言っていない】

 

【草】

【草】

【ハルちゃんの急なモテ女ムーブでかき乱される世界】

【ハルちゃんにされたら誰でもこうなるわ】

 

【姉御♥「あ、始原壊滅してる  介護班ー、こっちにも来てー」】

 

【草】

【草】

【あーあ】

【破壊力がすさまじいからな……】

 

「……おじゃるさん」

 

『おじゃ!?』

 

僕を見てくっころさんを見てをエンドレスで繰り返す……なんだかちょっとかわいそうな人。

 

でも、悪い人。

本能のままにむさぼるだけな人。

 

「どうせ僕が素直についてって好き勝手されても、僕に飽きたら別の女の子のとこに行くんでしょう。かわいい子が居たら、その子の周りを滅ぼして奪うんでしょう」

 

そうだ、この人の言うことを信じちゃいけない。

こういうタイプの人は、気分が変わったら約束も変わるタイプなんだ。

 

ご褒美を待って一途におすわりできるえみさんみたいなことすらできない人なんだ。

 

【かわいい】

【かわいい】

【嫉妬?】

【ジェラシー?】

 

【い、一応交渉してるみたいだから……】

【けどくっそかわいい】

【分かる】

【普段恋愛とかに無頓着なハルちゃんがジト目でじとーっと】

 

【ふぅぅぅぅぅぅ】

【興奮すすすすす】

 

【あーあ】

【ノーネームちゃんがお怒りだ!】

 

【あの百合女神……自分だけ棚に上げてててててて】

 

【ノーネームちゃん!!】

【草】

 

『そ、そんなこと――』

 

「じゃあ、「しない」って断言してください」

 

『………………………………』

 

――「僕の友達をいじめない」って、断言してくれないんだ。

 

そっか。

 

『……あ、待つでおじゃ! す――』

 

「遅いです。そういうとこです」

 

よし、おじゃるさんは――今は仲良しだけど、くっころさんが居なくなったらそのうちに悪いことをする、と。

 

「なら、やっぱり許せませんね。このまま返すわけにはいきません」

 

『ふはははは! いい気味だ魔王――』

 

「くっころさんは、僕のことを――地球のみんなのことを盾にして、『手を出されたくなければ奥さんになってたくさん子供産め』って言ってきましたよね、あのとき。実質的に、今のおじゃるさんみたいな感じで」

 

『姫よ! 私は改心しました!』

 

「本当ですか?」

『本当でございます!』

 

「ふーん」

 

ヘンタイさんだけども、返事だけはちゃんとしてるんだね。

 

「じゃあ僕を守って戦って、勝って」

 

『もちろ――』

 

「それからはお友達で居られますよね? 奥さんではなく、友達で」

 

『えっ』

 

「そうですよね? 友達のために友達の友達を守ってくれて、勝った後は祝杯を挙げて……それからは普通に友達で居られますよね?」

 

『そ、それは……そこからあわよくば……』

 

「………………………………ふーん」

 

そうか。

やっぱり下心がにじみ出てるんだね、君ってくっころさんは。

 

やっぱり男だね。

 

ならダメだ。

 

なんかくっころとかに目覚めてるらしいけども、そんな関係を強要されるのなんて嫌だもん。

 

「やっぱりヤですね」

 

【いじけた感じのハルちゃんに焼きもち焼かれれれれれれ】

 

 

【怒】

 

 

【ノーネームちゃん!?】

 

 

【愛】

 

【ワタシダケ】

 

【♥】

 

 

【ノーネームちゃん!!!!】

【草】

【職権乱用してくるノーネームちゃん】

 

【まずい……三つ巴になっているぞ】

 

【ハルちゃんを巡るノーネームちゃん VS くっころG VS おじゃる魔王】

 

【勝手に戦ってろ!】

【草】

【それな】

【そのうちのおじゃる以外なら俺たちも無事だから……】

【無事(ないない】

 

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