【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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737話 【創世神話に発狂する配信】

「にんげんとまぞく」

 

「とくせいで、ほとんどまける」

 

「せいめいたいとしての」

「きほんりねんがちがう」

 

「にんげん、どうぶつ」

 

「たいきばんせい」

 

「まぞく、まもの……もんすたー」

 

「そうじゅく」

 

「さいしょはなかよかった」

「たたかうよていなんて、なかった」

 

「つくられたときは、ただの」

「やくわりぶんたん、だったから」

 

「じょうげは、ない」

「てきざい、てきしょ」

 

【あの、もしかして……今って……】

 

【ああ……】

 

【生命体の、神様以外のそれの誕生秘話を……】

【おろろろろろ】

【さらりとえげつないことをまぁ……】

 

【私、ただの一般ピーポーで良かった  テレビに出てるお偉いさん、顔からあらゆる液体を吹き出しながら発狂してるもん……怖いけど、かわいそう……】

 

【草】

【ちょうど同じの見てて草】

【まぁどこの放送も、ずっとハルちゃん追ってたからな】

【でもどこも順調に映る人が減ってってるのには笑う】

【テレビスタッフも配信者も視聴者も減っていく企画とか斬新すぎない?】

【ないないされる方が幸せかもしれんな……】

【草】

 

【真面目な人から帰ってこられなくなるから……】

【放送中にショック受けすぎてないないされる人も頻発してるし】

【もう見慣れた光景だよな!】

【やだなぁ、そんな慣れ方……でもわかる】

【やっぱこうやってドン引きしながら適当なコメントしてるくらいで良いんだよなぁ】

【それな】

 

【にしても……人間とモンスターの設計思想???】

 

【適当なコメントしてくんなきゃやだ!!!】

【草】

【落ち着け】

【あばばばばばばば】

【かわいそうに……】

 

【けど、うん……そういやこの配信って神話でしたねぇ……】

【ガチ神様が言うんなら信じるしかないわなぁ】

【※この配信は全世界規模です】

【いろいろちゃんぽんなうちの文化圏はともかく、そうじゃないとこはやばそう】

【創世神話の種明かし  俺たち以外……地球以外の先進文明も阿鼻叫喚かもしれないな……】

 

【でも、2人が言ってるのはなんとなく分かるわ  人間とモンスター、動物とモンスターって明らかに違うもんな】

 

【時間をかけて育つ予定の俺たちと、最初から動けるように作られたあいつら  どっちも、元は一緒に作られてたって考えると】

 

【作られた以上はなにかしらの仕事があったんだろうし、本当に役割分担で生み出されたんだろうなぁ】

 

【モンスターって、進化する以外に育つことはほとんどないもんな】

【テイマーに使役される以外ではおんなじルーチン繰り返すだけ……か】

【まるで機械とかロボットとかみたいってのは、前々から言われてたし】

【有機生命だけど命令された仕事を続けるだけのドローンみたいなもんってな】

 

【最初から完成された存在と、時間をかけて育てられる存在  ただの役割分担……か……】

【じゃあ、もし  モンスターが襲ってこないんなら……】

【ああ……】

 

【敵じゃない存在にも、そのうちに会えるかもな  テイマーに使役されて人を襲わなくなったモンスターとかみたいにさ】

 

【くっころとか?】

【Gはちょっと……】

【最近蒸し暑くなってきたから家の中にGがうわぁぁぁぁぁぁ】

【キーボードに張りついてあああああああ】

【草】

【大惨事で草】

【やつらはどこからでも忍び寄ってくるからな……】

 

【もうGのこと「くっころ」って呼ぶのやめよ? 字を見るだけで吐きそうになる】

 

【逆逆】

【草】

 

ぱたぱたぱたぱた。

 

ノーネームさんとノームさんから広がったタイル。

 

とっくに空間を取り囲んで閉じていたけども、その先のものはまだまだ透明で――時間が経つとじわじわと、色と質感が出てくる様子。

 

で、その先の方のがようやくに、姉さんとおじゃるさんたちの視界に入るほどまで拡大している。

 

――――僕にはサイズ感がいまいち分からないけども、少なくとも、おじゃるさんが充分に飛び回ることはできない程度の広さを直方体に切り取った印象。

 

『――――――何だ、この力は!? 魔力……神力。いや、それらを同時に使用している……待て、何故配下の者たちの声が聞こえぬ!?』

 

「ノーム、ノーネーム……一体、なにを……!? こんな魔力量……それに術式。こんなの、私にも今まで1度だって……」

 

お、2人が気づいた。

 

ようやく――と言っても、ノーネームさんたちのが目立たなかったのと、なによりも姉さんたちは相打ち覚悟の一撃を込めた魔法作ってたからね。

 

自分が大声出してるのに離れたところでぽそぽそしゃべられても気づけないよね。

 

ぱたぱたぱたぱた。

 

星が生まれたかのような速度で、2人からの魔力――いや、力そのものが拡散していく。

気づかないあいだに忍び寄って逃げ場をなくし、気づいたときには頑丈にしまい込む。

 

きっとこうやって、僕が戦ってきたダンジョンの中のモンスターさんたちは――

 

「てきをだますには?」

 

「みかたから」

 

「だから、ひみつ」

「あるにも、ひみつ」

 

「りんねしすてむ」

 

「けいぞくしすてむ」

 

「しょうらいてきには」

「にんげんがつよい」

 

「たんめい、だから」

「うまれるたびに、つよくなる」

 

「でも」

 

「いまはまだ、まぞくがずっとつよい」

 

「しこうかいすう」

 

「がちゃが、たりない」

 

「おふせ?」

「しんこう?」

 

【草】

【ガチャて】

【神様からガチャ言われるとは思わなんだわ】

【ガチャ=お布施=信仰とか神様が言って良いの!?】

【草】

 

【ま、まあ、まだ子供だから……】

【子供(ノームちゃんはアルちゃんと同じく数千歳?】

【精神年齢は子供だから……】

 

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