【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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756話 リリさんはくんくんすんすん

「ハル吸い……およそ1年ぶりの……堪能しても、良いですか?」

 

「1年? よく分かりませんけど良いですよ」

 

真剣な目で僕を見てきたリリさんが真剣な声で変なことを頼んできた。

 

おめめが揺れてお口ははあはあ言ってて、おててはわきわき。

これがえみさんなら思わずで「やです」って言っちゃうところだ。

 

……一瞬困ったけど、小さいときの彼女を思い出したら……うん。

 

「最近お風呂、入ってないですけど」

「それが良いのです!!! ……すんすんすんすん……」

 

この体、別にお風呂入らなくてもそこまで汚くも臭くもならないけどね。

お風呂は大好きだけど、入れなくても何日かほっといても大丈夫で楽なんだ。

 

そんなことを考えてると頭に覆いかぶさるようにしてがばっと抱きつかれ、そのまま頭のてっぺんあたりにお鼻が差し込まれ、ふんふんすんすんされる僕。

 

……うん、これはリリさんだ。

 

厳密に言えば、あのときの子供たち全員の習性だ。

 

……確か、あっちに行くまではそこまでじゃなかったはずだけど……やっぱこの匂いっての、女神になったから……だよね?

 

「すんすんすんすんすん」

 

あ、リリさんの匂い。

健康的で甘い感じのるるさんとは違って、すっきりとした大人の匂い。

 

【草】

【リリちゃん……】

【クンカーが悪化している】

【長いあいだ摂取できなかったから……】

【しょっぱなでこれとか、余程枯渇していたんだろう】

 

【思いっきし抱きついて全力で嗅いでるこの絵面よ】

【美少女と美幼女でなければ犯罪になる光景だよな】

【かわいいは正義だからね】

【※えみちゃん】

【草】

 

「すんすんすんすんすんすんすんすんすんすん」

 

【ギルティ】

【処す? 処す?】

【帰ってきたら燃やそうよ】

【ひとりじめはよくありませんよエリザ! あ、リリー!】

 

「あへぇ……すんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすん」

 

【草】

【急に始原が騒ぎ出したぞ】

【あの……もしかしてこれ……ひょっとして……】

【始原の中身って確か……】

【悲報・リリちゃん、帰ったらしばかれる】

【お姉ちゃんが怒ってて草】

【国連集会でのブチ切れ芸が今度はリリちゃんへ】

 

「……すんっ。………………………………あへぇ」

 

僕の頭から顔を離したリリさんの顔は……それはもう、とろけている。

ちょっとまずい気がする顔になっている。

 

「リリさんリリさん、その顔はまずいです」

 

「あへぇ……」

 

「リリちゃんはね、ハルちゃんの匂いが大好きなんだよ」

「な、なんじゃあの人間の娘……怖い……」

 

「……おじゃるちゃんの匂いってどんなのかな」

「近づくにゃあ!? ひ、ひねり殺すぞ!!」

 

「リリさん」

 

「私は満足です……」

「それで良いんです?」

 

目と目が別々のところを見ている感じで、顔は真っ赤でお口はだらしなく……あ、よだれ。

 

………………………………。

 

この場面……ノーネームさんができる状態なら配信、されてるんだよね……?

 

リリさん、大丈夫?

帰ったあと、悶えない?

 

【リリちゃんのアヘ顔が】

【※小国とはいえ欧州の一国家の王女様です】

【し、幸せそうだから……】

【俺たちは銀髪美少女のアヘ顔で幸せだから……】

【永久保存版だから……】

【草】

 

【ばかばっか】

【でもかわいいは正義だよね】

【えっちも正義】

【うむ】

【うむ】

 

【てか魔王が怯えてて草】

【るるちゃんも魔王の匂いに興味示してて草】

【じりじり後ずさってて草】

【それへ後ずさったぶんだけにじり寄ってる、るるちゃん】

【かわいい】

【るるちゃんがいい味出してるね】

 

【草】

【草】

【まぁ怖いのは分かる  異種族の良くわからん行動だと思えば】

【そういやあの痴女幼女、普通にドラゴンだったわ】

【クンカーのアヘ顔とか、絶対知らない概念だろうしなぁ】

【人間でも知ってるのは割と多くないと思うよ】

【それはそう】

【そして元気そうなるるちゃんがかわいい】

 

【一方で……】

【リリちゃん……どうして……】

【ま、まあ、ハル吸いサバト繰り広げてたのはあのときの5人全員だから……】

【異世界人はクンカー  まぁ相手が女神だからしょうがないよね】

 

「えっと、リリさんもダンジョン、潜ってたんです?」

 

「すんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんすんそうです!」

 

「そうなんですか」

「そうです!」

 

「強くなったんですね」

 

「あへぇ……」

 

「そうですか」

 

ようやくに満足したらしいリリさんが……あ、抱きついてきてるまま体重乗せられてる。

 

……もしかして酸欠で力抜けちゃった?

 

「わぷ」

「あへぇ」

 

ずりずりずり……ぺちゃん。

 

僕はリリさんの下敷きになった。

 

【悲報・ハルちゃん、つぶされる】

【かわいい】

【困った顔してこっち見ててかわいい】

【特になにも言わず崩れ落ちたハルちゃん】

【でも平気そう】

 

【リリちゃんが突っ伏したまま動かなくなったんだが】

 

【草】

【草】

【リリちゃん……】

【なんか一気に残念な子に……いや、前からわりとこんな感じだった気がするな……】

 

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