目が覚めたら独立傭兵だった   作:春風しふる

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誤字報告ありがとうございます、この小説まじで頭に浮かんだ文章そのまま書きなぐって確認も軽くしかしてないからちょいちょいこういう事が起こります


2話

『Rb102 識別名クロウによる認証を確認。独立傭兵支援システム"オールマインド"へようこそ。クロウ、新規加入を歓迎致します。』

 

例のオペレーターの言葉通り格納ドックが用意されており、3週目のラスボスことオールマインドちゃんに歓迎される(盛大なネタバレ)。

しかしそんなこと全てどうでも良くなるほどに頭を悩ませていた

 

「まずい...ほっといたら1/3の確率で焼かれるし1/3の確率でコーラルがとんでもないことになる!!!」

 

ゲーム内でレイヴンが選び決まるエンディングは3つ

1つ目はレイヴンの火ルート、この場合コーラルごとこの星丸ごと焼き払われ洩れなく俺みたいな木っ端傭兵は死ぬ

2つ目はルビコンの解放者ルート。この場合恐らく命は助かるがコーラルの問題をなげっぱにしているのでどう転んでもおかしくはなくただの延命でしかない可能性がある

そして3つ目は賽は投げられたルート、このルートは正直よくわかっていないが恐らく全宇宙にコーラルが解き放たれ、コーラル達がACという最強の機械の身体を得て動き出す。

ネット上ではコーラルvs人間の終わらない戦いが始まるのでは?とか人間全員コーラルに呑まれてコーラルになってしまったのでは言われていたがどちらにせよ普通の人間として平和に過ごしたい俺からしたらどちらも最悪だ。

焼かれるよりはましかもしれないが人間をやめたいとはかけらも思わない、言ってる事人類補完計画と何ら変わらないだろあれ。

なら俺がやるべきことはいったい...?

 

「だぁーっ!わっかんね!ハッピーエンドあんのかこれ!?おのれフロムソフトウェア、クッソ重いゲームばっか作りおってからに!」

『独立傭兵クロウ、企業より依頼が届いています。確認してみましょう』

「......。」

 

...まあ俺ごとき一般人が今ここで悩んだってどうこうなる問題でもないのだが。

それよりも日銭程度は稼がなければコーラル云々以前に飢え死にで野垂れ死にだ

外装を前世でも使っていたベイラム社製のD-011 MELANDERシリーズへ変更し、ジェネレーターをDF-GN-06 MING-TANGに変更、ブースターをBST-G2/P04に変え、空いた肩にミサイルを追加したがためにお金がほとんど無い。

...問題の先送りなのはわかっているから指摘するんじゃあない、事実陳列罪で訴えるぞ。誰にだよ

 

空中に投影されたコンソールを操作し依頼内容を確認する

 

なになに、依頼先はベイラムグループの傘下企業"大豊核心工業集団"でこいつはばら撒き依頼か、内容は...ドーザー勢力拠点のあるグリッド086の強行偵察?

...いや、RaDじゃねえか!ほかに依頼はないのかよ!

...ないのか。

 

「はぁ~......受諾で」

『ベイラムへ受諾の旨を打診完了、オールマインドは独立傭兵クロウの働きに期待しております』

 

カーラに目を付けられるのはものすごく嫌だが餓死する訳にも行かないので程々に偵察して帰ろう...

そう思いながらACに乗り込みリフトを動かす。

ガンラックに備え付けられた武器を装備、カタパルトに乗り腰を落として射出体勢をとる。

ここで言うべきセリフはもちろんひとつだよな。

 

「アm...クロウ行きまーす!」

 

ドッッッッッ!!!!

 

凄まじい速度でドックから射出される、前世の俺ならGで死んでたなと思うが今の俺にはジェットコースター程度にしか感じない

さぁ、お仕事の時間だ。

 

 

───────────────────────

 

 

『一日に二人もビジターが来るなんてうちも大人気になったもんだね。歓迎するよ』

「すみませんやっぱ帰ってもいいっすか?」

 

最悪だ、タイミングが被ったらしい。

もう一人のビジターは十中八九621ことレイヴンの事だろう。

バルテウス戦も終わってエアもいるってことじゃんか!

か、帰りてぇ~

 

『帰ってもいいがそっちが売ってきた喧嘩だ、地の果てまで追いかけて返しに行くからね』

「すんませんでした進ませていただきます!」

 

俺の意思よっわ。

 

『ククク、まったく面白いビジターだ。あんたとは長い付き合いになりそうな気がするよ』

 

ひぇ...さっさと進んで適度に仕事したらクリーナーにボコられて帰ろう...

...と思っていたのだが。

 

「いや敵すっくな!」

『先客のビジターがほとんど倒しちまってね。あんたもさっさと進まないと手柄がなくなっちまうんじゃないのかい?』

 

道中に転がる残骸からレイヴンの仕業だろう

報酬も得られずただカーラに目をつけられて終わるなんてことだけは絶対に嫌だ!

いっそレイヴンにボコられれば言い訳もたつだろうと思いやけくそで速度を上げる

しかし、行けども行けども追いつく様子はない

そしてついに最奥にたどり着いてしまったが...

 

『遅かったねえ、クリーナーも破壊されちまったんだよ』

「おのれえええええ!!!」

 

こうなったらレイヴンを打ち取ってワタリガラスの唐揚げにしてやる!!!

原作?知るか!飯の恨みの前にそんな難しいこと考えてられっかよ!

 

『先客はそのリフトの上さ、さっさと行きな』

「おおおおおおお!」

 

リフトに乗り込み、起動する

するとリフトは隔壁を閉じ上昇を始めるのだが...

 

「...あれ?この先って惑星封鎖機構の領域じゃなかったっけ...?」

『おや、詳しいねビジター。RaDが占領してるのは下までだよ』

「お、おろしてぇえええ!!!」

 

エレベーターは無慈悲に上へと昇り、ついに上層へたどり着いてしまう

 

『ククク、本当に面白いねぇ。ほら、観念してさっさと行きな。先客の居場所までもう少しだよ』

「くっそぉぉぉぉ!」

 

ABを吹かし一気に上層へ出る

そこには衛星兵器の狙撃レーザーが張り巡らされており、触れれば死の雨が降ってくることを俺は知っている

...しかし!このミッションも何度もクリアした俺の敵ではない

 

『おい、ビジターその先は...』

「ふはははは!屋根がない?通路の下を通ればそこが屋根になるだろうが!」

『...アンタ正気かい?下は奈落の底だってのに命知らずだね...』

 

レーザーを浴びることなく悠々とレーザー地帯を抜ける。

もし真似したいならブースト管理には気を付けよう。

一応くっそ小さい足場はいくつかあるぞ!

 

そしてたどり着いた先には一機のAC...間違いない。621のほうのレイヴンだ。

 

「おいそこの!お前が噂のレイヴンとか言う傭兵だな!」

 

貴様は何も悪くないが飯の恨み晴らさせてもらおう!

直接的な反応はないがモノアイはこちらをじっと見つめている。

原作通り海越え目前なのだろうが邪魔をさせてもら...

 

...海越え目前で、邪魔?

 

『まずいよ、ビジター共、上からなんか来るよ!』

 

レイヴンの背後に六つ足の巨大兵器が落ちてくる

しまった!レイヴンの事に気を取られすぎてこいつの存在すっかり忘れていた!!!

 

「"シースパイダー"型...!」




ルビコンの解放者ルートで燃えながら落ちていくザイレムの引き絵を見てあまねく奇跡の始発点だーとか思った先生は間違いなく俺だけ。

ちなみにこのジェネレーターは壁越えで手に入るクソ強ジェネレーターです、個人的にはルビコニアンデスワーム後に手に入るDF-GN-08 SAN-TAIの次に強いと思ってるけど多分うちのACが二足中量ACだからだと思う、ガッツリ軽量ACの組み方とかさっぱりわからん。ALBAって軽量型か?
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