目が覚めたら独立傭兵だった   作:春風しふる

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たくさんの感想や誤字報告などもありがとうございます!

アプデ、ショットガンやワーム砲ナーフなし!やったね!
逆にライフルとかサブマシンガンとかは火力が上がったね、これで少しは対人戦にも持っていけ…ないな多分


3話

『...まさか、技研の遺産がこんなところに配備されているなんてね』

 

レイヴンの邪魔どころではない、俺とレイヴンは同時にQBを吹かし左右に分かれる

俺とレイヴンに深紅のレーザーやミサイルが降り注ぐ

コックピットのモニター越しに見たそいつはあまりにも迫力があり思わず肝が冷える

今はとにかく足を動かさねば、こいつ相手は止まったらやられる!

 

シースパイダーはその名の通り六つ足(蜘蛛なのに六つ足...?)の怪物兵器、搭載している火器もACとはくらべものにならないがその動きはやや俊敏さに欠ける

俺は致命傷となる攻撃を丁寧に避け遠距離からの攻撃を徹底する。

突如奴が動きを変えこちらへ距離を詰めてくると振りあげた二本の脚からレーザーの刃を発生させた

この瞬間を待っていた!

 

「うおおおおおおお!」

 

大鎌となった奴の脚の下をブーストを吹かしてすり抜け背後に回り込む、奴が鎌を振り下ろすがそこに俺は居ない!

俺はブレードを展開し全力の二連撃を叩き込んだ

ダメージの負荷が限界を迎えたのかシースパイダーが機能不全...いわゆるスタッガー状態に陥る

俺が両肩のミサイルと手に持ったライフルを至近距離でうち放ち、QBでシースパイダーから距離を離すと入れ替わるようにレイヴンがブレードで斬撃を加えた

 

「やるな、でも敵さんここからが本気モードみたいだぜ?」

 

スタッガー状態が解除されシースパイダーが動き出す。

いや、それだけじゃない、そいつは6本の脚を広げると4脚ACのごとく空に浮かんだ。

下部には大量のレーザー砲台が備え付けられておりさながら傘を開いた松ぼっくりのようないで立ちだ

その砲台から俺たちめがけて深紅のレーザーが放たれる

 

『おいおい、飛んだよビジター、うちの製品開発の良いヒントになりそうだね』

「くっ、のんきに言いやがってよぉ!」

 

俺とレイヴンが同時にABを使用してレーザーを掻い潜りシースパイダーに肉薄する

流石レイヴン、あいつ相手に下手に地上で戦うのは不利だと一発で見抜いたか

近づく俺たちを迎え撃たんとシースパイダーは6本の脚全てからレーザーブレードを展開し独楽のごとくぐるぐると高速で回転を始めるが高度を上げることで難なく回避する

レイヴンも俺に続き上手く回避できたようだ

 

そこから先は俺とレイヴンによるミサイルと銃弾の波状攻撃、隙を見つけては同時に斬りかかる、奴の破損もかなり大きくなってきた

一人でも装備次第では一瞬で倒せる程度の相手だ、レイヴンと元レイヴンが二人そろえばこの程度の敵造作もない

そうしている間にシースパイダーが再びスタッガー状態に陥る

これで終わりだ

再び距離を詰めブレードを横に薙ぎ払う、この一撃が致命傷となり機体の各部からコーラルの炎が上がる

 

『誘爆する...離れな!』

 

シースパイダーは空中で大爆発を起こすとついにその巨体を地に落とす

 

「よっし倒したァ!」

『...よく無事に生き延びたよ二人とも』

 

シースパイダー型、ゲームでは何度も倒した相手だがこちらでも倒すことができた

それにこれは俺がルビコンに来て初の勝利、喜ばずにはいられない!

 

コックピットの中で一人ガッツポーズをとっているとメッセージを受信する。

送り主は...レイヴン?

メッセージを開く......

 

"感謝する"

 

...え、それだけ?

というか目の前にいるのに何故通信じゃ...ってあぁ、"機能以外は死んでる"んだっけ?

喋れなくても不思議じゃないか...

 

その短いメッセージを送るや否や即座に先へと飛んで行ってしまった

おそらく海越えのカーゴランチャーに乗り込みに行ったのだろう

.........。

 

「...あ!依頼の事すっかり忘れてた!!!!」

 

吾輩はアホである、名前はナガラ、TAGネームはクロウ、名前が増えたな!

どーすんのよこれ!というかこれ依頼は成功?失敗?いやどう考えても失敗だねうわあああああ

 

『...そういえばビジター、あんたには大したもてなしもできてなくて悪かったね。お詫びといっちゃなんだが、どうだい、今からうちの依頼を受けないかい?もちろん報酬は弾むよ』

「マジすかいいんすか!?」

 

渡りに船とはこのことか!

 

『コヨーテスの連中が戦力ががら空きになったうちの拠点に攻めて来たらしくてね、そいつらの掃討を頼みたいのさ』

「是非やらせていただきます!」

 

その後、コヨーテスとかいう雑魚どもを一瞬で蹴散らし、かなりの額の報酬を得て自身のドックへと戻るのだった

 

 

───────────────────────

 

 

『...事の顛末は以上さ、あのクロウとかいう傭兵、ただものじゃないね』

『背後関係は洗ってみたが怪しい点はほとんど見つからない、あれほどの傭兵がランク圏外で埋もれていたとはな...』

『用心しな、C兵器を圧倒して倒し、MT相手とはいえコヨーテスの連中を一瞬で片付けたあの手腕。敵に回したら厄介だよ』




俺が四脚でふわふわ浮きながらミサイル撃ってる時はバールバルバルwwwってなるんだけど、俺が普通のACで遊んでる時にそれやってるやつを見かけた時は「お前が俺たちを戦わせるのか!」「倒れて行った者達の報いを受けろぉ!」って珪素系男子になってガン追いする。

躊躇うな一騎!コーラルミサイル積んでるやつは人ではない!自分を人と信じ込んでいる怪物だ!
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