仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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第11話 愚かな戦争

 ブルースフィア帝国軍が動き出したのを見て、アールスハイド王国軍も動き出す。

 両軍の様子を見ていく。

 まず、ブルースフィア帝国軍側は、アールスハイド王国軍よりも早く動いていた。

 その晩。

 

兵士「……………陛下。斥候部隊から報告がありました。王国は依然、自国にて魔物の対応に追われている様です。」

ヘラルド「……………ふん。」

 

 兵士からの報告を、ブルースフィア帝国の皇帝、ヘラルド=フォン=ブルースフィアは聞く。

 それを聞いたヘラルドは。

 

ヘラルド(アールスハイドが手に入れば、アールスハイドにいるであろうガッチャードやケミーが余の物になり、帝国の軍事力に敵うものは無くなる。余が歴史上初めて、世界を掌握した皇帝となるのだ。)

 

 そんな風に思う。

 ヘラルドがアールスハイドに攻め込む理由は、ガッチャードやケミーを狙っていたのだ。

 そんな中、閣僚の一人が進言する。

 

閣僚「し……………しかし、陛下……………。何も全軍を率いて出兵する必要は…………ま………魔物が減ったとはいえ……………これでは帝都を守る者が……………。」

 

 そう。

 ヘラルドは、全軍を率いて、アールスハイドに向かっていたのだ。

 そう進言するが、ヘラルドは剣を抜刀して、斬り捨てる。

 

閣僚「ぎゃあ!!」

閣僚「ひっ………………!」

ヘラルド「何の権限があって、皇帝である余に意見する?貴様らは黙って余の命令に従えば良い。」

 

 閣僚の一人が斬られ、他の閣僚が怯える中、ヘラルドはそう吐き捨てる。

 すると。

 

兵士「陛下。斥候部隊のゼストが。」

 

 兵士がテントの中に入ってくると、ゼストという人物も入ってくる。

 

ゼスト「失礼致します。王国は変わらず、我々帝国の動きを察知出来ておりません。このまま進軍を続ければ、勝利は間違い無いかと。」

 

 ゼストがそう言うと、ヘラルド皇帝達はニヤリと笑みを浮かべる。

 報告を終えたゼストは、テントから出ると。

 

ゼスト「……………裏工作のみで成り上がっただけの愚物が………………。」

 

 誰にも聞こえない様に、そう吐き捨てる。

 一方、アールスハイド王国軍。

 ドミニク達は、現状を確認する。

 

ドミニク「宣戦布告は未だに無し……………か。戦場は見通しも良く、奇襲や搦手も恐らく無し。別働隊の存在も確認出来ん。……………分からん。帝国は一体何を考えている?侵略とも言える行為にも拘らず、帝国(奴ら)には何一つ利は無い状況……………裏でもあるのか?」

ルーパー「しかも向こうは、総力八万の軍隊……………つまり、国にほぼ軍を残していない。その間起こる魔物対策は完全に放ったらかしって訳だ。」

 

 ドミニク達は、帝国軍の思惑を図りかねていた。

 王国軍側からしたら、帝国は国の守りを捨て、愚直に侵攻しようとしているのだ。

 

ドミニク「正直、愚かとしか言いようがない……………。」

ルーパー「愚かな皇帝の愚かな判断による侵略……………その可能性が最も高いと思うぜ?何せ相手は……………自己顕示欲が強いだけのあの無能(・・)だからな。」

 

 ドミニクがそう言うと、ルーパーはそう吐き捨てる。

 そう言われている事は、ヘラルドは知る由もなかった。

 それからしばらくして、王国軍が準備を終え、待っていると。

 

兵士「敵軍、見えました!」

ドミニク「っ!」

 

 兵士がそう報告し、ドミニク達は気を引き締める。

 だが、帝国軍の様子がおかしかった。

 騒めいていたのだ。

 

ドミニク「っ!?(何だ?奴らの反応が……………。)」

 

 ドミニクは帝国軍の様子がおかしい事にそう思う。

 どうしてそうなったのか。

 時は、帝国軍がアールスハイド王国軍と接触する直前にまで遡る。

 

隊長「国境付近だ。このままアールスハイドまで進軍を……………っ!?」

 

 そう言いながら進軍する中、帝国軍は思わぬ物を見た。

 それは、準備万端で待ち構えていたアールスハイド王国軍の姿だった。

 

隊長「あ…………あれは……………!!?まさか…………アールスハイド王国軍………!!?」

兵士「き……………聞いてないぞ、そんな情報…………!!」

兵士「ま…………まだ全く戦闘準備が…………!」

兵士「とにかく、陛下に報告を……………!!」

 

 前情報だと、アールスハイドは帝国の動きを察知していなかったとの事だった。

 だが、現実は違う事に驚き、ヘラルド皇帝にこの事が伝わる。

 

ヘラルド「どういう事だ!!なぜ王国軍(やつら)がここにいる!?」

兵士「ま……………魔物の対処に追われていたんじゃ……………!?」

兵士「完全に我々を待ち構えているじゃないか……………!!」

兵士「それより、早く陣を…………!」

 

 ヘラルドがそう叫ぶ中、兵士達は急いで戦闘準備を始める。

 ヘラルドは、閣僚に叫ぶ。

 

ヘラルド「ゼストを…………ゼストを呼べ!!」

閣僚「そ…………それが…………昨夜から奴の率いていた斥候部隊諸共、居所が掴めていません………。」

 

 ヘラルドがそう叫ぶと、閣僚はそう答える。

 それを聞いたヘラルドは、自分たちがゼストに騙されていた事に気づく。

 

ヘラルド「おのれぇ……………平民風情が…………よくも…………余を謀ったな……………!!」

閣僚「陛下!!既に我らは大軍を率いて王国領内に踏み入っております!これは王国軍にとって攻撃を仕掛けるには十分な理由……………もはや退く事は敵いません!!」

 

 ヘラルドがゼストへの怒りを見せる中、閣僚はそう叫ぶ。

 ヘラルドは、大きく叫ぶ。

 

ヘラルド「全軍に告ぐ!!どうせ王国軍は排除する予定だったのだ!!突撃せよ!!!」

 

 ヘラルドはそう叫ぶ。

 それと同時に。

 

帝国兵「突撃っ!!突撃ーーーっ!!」

 

 そう叫びながら、帝国軍は、アールスハイド王国軍へと向かっていく。

 それを見ていたルーパーは。

 

ルーパー「マジで正面から突撃してきやがった。何考えてんだ、アイツら。予定通り迎え撃つぞ!!魔法師団!初撃を放て!!」

 

 ルーパーがそう呟き、そう命令すると、魔法師団は突撃中の帝国軍に向かって、魔法を放つ。

 それにより、帝国軍の一部が倒されていく。

 

ドミニク「右翼、左翼は帝国軍の側面に回れ!!包囲して攻め落とすぞ!!」

 

 それに続き、ドミニクはそう命令する。

 右翼と左翼は、帝国軍の側面に回り、包囲して攻撃していく。

 戦況は、王国軍が圧倒的に優勢だった。

 そんな中、王国軍の兵士の一人が、帝国軍の兵士に剣を折られる。

 

王国兵「っ!!」

 

 だが、王国兵は別の王国兵が帝国兵を抑えている中、束のトリガーを弾き、折れた剣先を取り、別の物に交換する。

 

王国兵「はあっ!!」

帝国兵「がっ………………!?」

 

 新しい剣先に交換した王国兵は、帝国兵を倒す。

 トニーが考案した剣が、王国軍で採用されていたのだ。

 

王国兵「すげーな、この剣!!」

王国兵「折れようが刃毀れしようが、怖いもん無しだ。何せ、賢者のお孫さんの剣と同じ仕様だからな。」

 

 王国兵はそう話す。

 そんな王国軍が優勢の争いは、しばらく続き、帝国軍の数が半数を切ろうとしていた。

 そんな中、ブルースフィア帝国軍のテントでは。

 

ヘラルド「何だ、この醜態は!!!」

 

 ヘラルドはそう叫びながら、机を叩く。

 ヘラルドの理想図では、何も出来ない王国軍を蹂躙し、アールスハイドを制圧するという物だった。

 だが、現実は違った。

 ヘラルドは、ゼストへの怒りを湧き上がらせる。

 

ヘラルド「ゼストめ、薄汚い平民の分際でよう謀りおったな!今度会ったら………必ず八つ裂きにしてやる!!!」

 

 ヘラルドは、そう叫ぶ。

 すると、兵舎の中に兵士が入ってくる。

 

兵士「申し上げます!!」

ヘラルド「あぁ!?何だ!!」

兵士「は、はい!魔物が………帝都に魔物が大量に出現したと!!」

ヘラルド「バカな!!帝国領の魔物は少なくなっていたのではないのか!?」

 

 魔物が現れた事に、動揺するヘラルド。

 幕僚は、すぐに皇帝に進言する。

 

幕僚「へ………陛下!これは戦争所ではありません!!一刻も早く帝都に戻らなければ!!」

ヘラルド「くっ………!!全軍に告げよ!!急ぎ帝都に引き返し、魔物共を駆逐しろと!!」

「「「はっ!!」」」

 

 幕僚の言葉に、ヘラルドは帝都に戻る事を選択する。

 こうして、帝国軍は撤退を開始する事になる。

 一方、アールスハイド王国軍では。

 

ドミニク「戦況は変わりなしだ。」

ルーパー「一体、何日こんな無意味な戦いを続けるんだ?」

ドミニク「帝国軍の兵も半数を切る頃だろう。」

ルーパー「敵とはいえ、同情するぜ。上が無能なばっかりによ。このままじゃ全滅するまで……………。」

 

 ドミニクとルーパーは、そんな風に話す。

 すると、その二人がいる天幕の中に、斥候兵が血相を変えて駆け込む。

 

斥候兵「ド……………ドミニク局長!!ルーパー師団長!!」

ドミニク「斥候か。……………どうした?」

斥候兵「た……………大変です…………!!帝国国内において、ま……………魔物が大量に発生し…………侵攻を開始しております…………!!な…………中には、虎や獅子などの災害級の魔物も…………!!」

「「っ!!?」」」

斥候兵「斥候部隊の調査によると、行き先は恐らく……………ブルースフィア帝国帝都……………!!」

 

 斥候兵が血相を変えて入ってきた事に訝しむドミニクとルーパーだったが、斥候兵の報告には、驚愕の表情を浮かべる。

 

ルーパー「何だと!?一体何が……………!?」

斥候兵「そ……………それだけではありません……………!更に……………ま……………魔物に加え……………魔人の存在が確認されました……………!!」

ドミニク「魔人…………だと…………!?(やはり、何かがおかしい……………!!帝国で…………何か起きている……………!?)」

 

 ルーパーがそう聞く中、斥候兵はそう報告して、ドミニクとルーパーは更に驚愕の表情を浮かべる。

 魔人と聞くと、先日現れたシュトロームの事を思い浮かべる。

 すると、兵士が入ってくる。

 

兵士「局長!帝国軍が……………!」

ルーパー「恐らく、向こうにも同じ情報が入ったんだろう。」

ドミニク「全軍撤退か……………。」

ルーパー「王国軍(オレら)はどうする?」

ドミニク「……………魔人を放置は出来ん。しかし、帝国が我々との共闘を受け入れるとも思えん…………。我々も帝国軍の後方に位置し、帝都へ向かう。戦況を見て、場合によっては帝国に加勢しよう。」

 

 兵士がそう言うと、帝国軍が撤退を開始したのが目に入る。

 ルーパーはそう聞くと、ドミニクはそう判断する。

 一方、兵士たちは。

 

王国兵「……………局長からの伝令はまだか?」

王国兵「なんで急に帝国軍は引き返し始めたんだ?」

 

 そんな風に話していた。

 すると、物音がする。

 

王国兵「?」

王国兵「……………どうした?」

王国兵「……………マジかよ……………!うわあああっ!!」

 

 物音がしたのを聞いて、一人の王国兵がその方を向くと、狼の魔物が多数現れる。

 

王国兵「魔物だっ!!数が多いぞ!!」

王国兵「隊列を組めっ!急げ!!」

 

 狼の魔物が多数現れ、王国兵たちはすぐに応戦する。

 騒ぎが聞こえて来て、ドミニクも外に出ると。

 

ドミニク「っ!!」

 

 ドミニクの目の前に、狼の魔物が迫っていた。

 ドミニクは、それを剣で斬る。

 

王国兵「オイっ!離れろ!!」

王国兵「くそっ!近すぎて魔法が放てないぞ!!」

王国兵「ひいいっ!!」

 

 その他の王国兵は、狼の魔物の奇襲により、かなりの乱戦状態になっていた。

 魔法師団も、近くに味方がいて、魔法を撃てずにいた。

 そんな中、一人の王国兵に狼の魔物が噛みつこうとしていたが、ルーパーの魔法により吹っ飛ぶ。

 

ルーパー「どうなってやがる!?どっから湧いて出たんだ、こいつらっ!?帝国軍を追うどころじゃねェぞ、こりゃっ!」

ドミニク「やむを得ん……………魔物の殲滅を優先する!!」

 

 ルーパーがそう言う中、ドミニクはそう判断する。

 王国軍は、魔物の討伐を行う。

 しばらくして、負傷者が多数出たが、殲滅する事に成功した。

 

ルーパー「被害は多くねェが……………兵士の疲労は相当なもんだろう。」

ドミニク「……………仕方あるまい。出立は夜明けを待とう。」

ルーパー「完全に魔物に足止めされた形だな……………。(偶然とは思えん……………。だが、魔物を操る事など、出来るとは…………。)」

 

 ルーパーとドミニクはそう話す。

 そんな中、ルーパーはそう考えていた。

 

ルーパー「帝都は大丈夫だと思うか?」

ドミニク「……………斥候からの報告はまだない。祈るのみだ……………。」

 

 ルーパーがそう聞くと、ドミニクはそう返す。

 一方、ブルースフィア帝国の帝都は、文字通りの地獄絵図と化していた。

 ある男はライオンの魔物に襲われ、ある女性は猿の魔物に食われた。

 もちろん、魔物ハンターが何もしていない筈がなく。

 

魔物ハンター「はっはあ!見たか!俺たち魔物ハンターの魔法をよぉ!!」

 

 魔物ハンターは、魔法で狼の魔物を倒した。

 だが、後ろからオランウータンの魔物がその魔物ハンターを掴み、腕力でその魔物ハンターの上半身と下半身を千切る。

 そんな中、シュトロームとミリアの二人が、平然と歩いていた。

 

シュトローム「……………自国の国民が殺されているというのに、涼しい顔をしていますねぇ。ミリアさん。」

ミリア「コイツら帝都民は……………『自分達だけが選ばれた人間だ』などと周りの帝国民ですら蔑んでいた連中ですから、そんな輩がどれだけ殺されようと、心苦しさなど露ほども感じませんわ。」

 

 シュトロームがそう言う中、ミリアはそんな風に吐き捨てる。

 

シュトローム「フフフ……………それは素晴らしい。どうですか?ミリアさん。魔人になった感想は。」

ミリア「はい。これまで感じた事が無い程、力が溢れて来ます。」

シュトローム「それは良かった。さて、出兵した帝国軍が戻って来るまで2〜3日程ですが、その間に、ゼスト君達も戻るでしょうし、帝国軍を迎え撃つ準備でもしましょうか。」

ミリア「はい、シュトローム様。」

 

 そう。

 ミリアもまた、魔人と化していた。

 シュトロームとミリアがそう話す中、殺戮は続いていた。

 数日後、ブルースフィア帝国は、壊滅寸前まで追い詰められた。

 帝城では、ヘラルドが憤慨していた。

 

ヘラルド「おのれぇ………!魔物如きが余の帝都を踏み躙りおって!!」

幕僚「先行して帰還した部隊が、既に魔物の討伐を始めております。この騒ぎも、何れその内………。」

ヘラルド「今日中だ!!陽が落ちるまでに片を付けろ!!」

幕僚「た、直ちに!!」

 

 ヘラルドは、幕僚に対してそう叫ぶ。

 幕僚はそう言って、走り去っていく。

 その間に、考えていた事は。

 

ヘラルド(何としても、奴らを片づけ………ガッチャードとケミーを、我が手中に……!!)

 

 ヘラルドはそんな風に思っていた。

 ヘラルドは、自室に戻る。

 すると。

 

シュトローム「お待ちしておりましたよ。皇帝陛下。」

 

 シュトロームは、玉座に座っていて、ヘラルドを待ち構えていた。

 ヘラルドは、シュトロームを見ると、驚愕の表情を浮かべる。

 

ヘラルド「き…………貴様は…………!?オリベイラ!?」

 

 シュトロームは、指を鳴らす。

 すると、ヘラルドの背後の扉が閉まり、ヘラルドは驚く。

 

ヘラルド「っ!?」

シュトローム「あなただけは、どうしても私自身で始末しておきたくて。」

 

 シュトロームは、両目を赤く光らせる。

 すると、ヘラルドの足元に魔法陣が出現して、ヘラルドは動けなくなる。

 

ヘラルド「ぐぅぅ…………!?」

 

 ヘラルドがパニック状態になってる中、シュトロームが左手に魔力を集めていた。

 

ヘラルド「い、嫌だ……………!こんな所で、世界を掌握する皇帝である余が、死んでたまるかぁぁぁぁぁ!!」


???「バァーニンッ!?」


シュトローム「おや……………あれは確か……………?」
 
 

 

 ヘラルドがそう叫ぶと、悪意が吹き出して来て、唐辛子のような形のケミー、バーニングネロが飲み込まれる。


 そしてヘラルド皇帝は、全身に唐辛子の束を巻き付けたような姿の異形、チリペッパーマルガムと化していった。
 

 


ヘラルド「貴様になんぞ、殺されてたまるか!余が世界を掌握するのだぁぁぁぁ!!」


シュトローム「ほう……………これは、なかなかに面白いことになりましたねぇ。」


 

 ヘラルド皇帝はそう叫びながら、シュトロームへと炎攻撃をしていく。


 シュトロームはそれに対して避ける素振りも見せずに魔力障壁を張り、ヘラルド皇帝の攻撃を防ぐと、シュトロームは口元に笑みを浮かべながらヘラルド皇帝へと近寄き、こう囁いた。
 


 

シュトローム「ところで皇帝陛下。こんな所で、私と戦っている場合ではないのでは?あのガッチャードを手に入れなくて宜しいのですか?」


ヘラルド「何?……………そ、そうだ!この力があれば、ガッチャードは余の物に…………!!」
 
 

 

 シュトロームがそう囁くと、ヘラルド皇帝はそう言って、先程まで戦っていたはずのシュトロームに目もくれず、一目散に外へと飛び出していく。
 

 


シュトローム「ふふふ…………やはりマルガムとなった者ほど、操作しやすい人は居ませんねぇ。」


???「シュトローム様。」


シュトローム「おや、ゼスト君ではないですか。」
 


 

 シュトロームがあっさりと自分の言う通りに動いていったヘラルド皇帝の姿を見て嘲笑う中、自身の背後に現れたゼストが話しかける。


 

ゼスト「よろしいのですか?皇帝を放置して。」


シュトローム「もちろん、私も後を追いますよ。王国軍が着くまでには時間がありますし、今の皇帝なら、そこまで時間がかからずにアールスハイドに着くでしょう。それに、パラケルス君にも、挨拶をしておきましょう。後は頼みますよ、ゼスト君。」


ゼスト「はっ。」
 
 

 

 ゼストがそう聞く中、シュトロームはそう答えて、ヘラルド皇帝の後を追い、ゼストはそんなシュトロームに頭を下げる。
 
 

 


???「………彼は上手くやってくれたみたいですね。」
 
 

 

 そんな彼らの様子を少し離れた場所で見ていた別の人物は、ほくそ笑みながらそう呟く。


 

???「にしてもバーニングネロのマルガムか。あの男が変貌したマルガムならなかなかの悪意が採取されそうだ。アールスハイド近辺にいる彼に、採取を頼むとしよう。」
 
 

 

 そしてその人物は、チリペッパーマルガムに変貌したヘラルド皇帝についてそう評価しながらまたほくそ笑み、ゼストやシュトロームに気付かれることなく、この場からゆったりと去っていったのだった。

 そんな中、アールスハイドでは。

 

カケル「ガッチャ!これからよろしくな!ガッツショベル!」


ガッツショベル「ガッツ!」

 

 

 カケルはそうガッツショベルに声をかける
。

 カケルは、休日はケミー捜索を行なっており、この日は縁があったのか、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーンの、四体のケミーも手に入れていた。
 

 



???「スマスマ!スマスマ!」


カケル「ん?スマホーン、何かあったのか?」


スマホーン「スマホーン!」



 

 突然スマートフォンのような形のケミー、スマホーンがカケルに話しかける。
 

 スマホーンの画面を見るとヴァンから着信のお知らせが来ており、カケルはすぐに対応する。



 

カケル「はいはい、爺ちゃんどうしたの?」


ヴァン『カケルか!?今、どこに居るんじゃ!?』


カケル「えっ?どこって……………ケミー捜索を終えたから、そろそろ帰ろうかなって。」


ヴァン『ちょうど良かった!今、アールスハイドに向かって、凄まじい速度で迫っているケミーの反応をキャッチしたんじゃ!』

 

 

 カケルが対応すると、ヴァンが連絡してくる。
 

 ヴァンがそう言うと、カケルは反応する。



 

カケル「ケミー!?属性は?」


ヴァン『プラント属性じゃが、あまりにも早すぎる!マルガムになっている可能性がある!到着予想地点を送るから、すぐにゴルドダッシュで向かってくれ!』


カケル「分かった!」

 

 

 カケルがそう聞くと、ヴァンはそう答える。
 

 カケルは、ケミーライザーを取り出すと、ゴルドダッシュのカードを取り出す。

 



カケル「頼むぞ、ゴルドダッシュ!」


ゴルドダッシュ「ダァッシュ!」

 

 

 カケルはそう言うと、ケミーライザーにゴルドダッシュのカードを入れる。

 



『ケミーライズ!GOLDDASH!』

  

 

 その音声が流れると、ゴルドダッシュが現れる。
 

 カケルは、ゴルドダッシュに跨り、ヘルメットを被る。



カケル「行くぞ!ゴルドダッシュ!」


ゴルドダッシュ「ダァーッシュ!」

 

 

 カケルは、ゴルドダッシュと共にマルガムの到着地点へと向かっていった。

 



 

???「───動き出したか。」

 

 

 そのせいか、少し離れたところで様子を伺っていた、あのヴァルバラドと同じ大剣を手に持っていた男に気付けなかった。

 



****

 



カケル「確かこの辺りだったよなぁ………?」

 

 

 一方、カケルは、ゴルドダッシュでマルガムの到着地点に到着して、ゴルドダッシュをライドケミーカードに戻す。

 



カケル「少し早く着き過ぎたか?とりあえず探索して────」


???「ハァァァァァ!」


カケル「っ!?」

 

 

 カケルは周囲を見渡すと、炎がカケルに向かってきて、すぐに躱す。
 

 カケルは、炎が来た方向を見る。

 



???「ぬぉぉぉ……………!!」


カケル「マルガムか。多分、バーニングネロのマルガムだな。」

 

 

 カケルは、チリペッパーマルガムの存在を確認すると、すぐさまガッチャードライバーを装填し、ホッパー1とスチームライナーのカードを取り出そうとする。

 



???「む?貴様、ガッチャードか!?」


カケル「っ!?なんでガッチャードの事を知って────」


???「それを余に寄越せぇぇぇぇぇっ!!」


カケル「っ!?」

 

 

 そのマルガムがそう言うのにカケルが驚いていると、マルガムが突進攻撃してきて、カケルはすぐに躱す。



 

カケル「事情は聞けそうにないな…………。」



 

 カケルはそう呟くと、改めてホッパー1とスチームライナーのカードを取り出し、ガッチャードライバーに装填する。

 



『HOPPER1!』


STEAMLINER!』 

 




カケル「変身!」
 

 

 

 カケルはそのまま変身ポーズを取ると、そう言って、ガッチャードライバーのレバーを操作する。



 

ガッチャンコ!』


 

 

 その音声が流れると、カケルの周囲をホッパー1とスチームライナーが浮かび上がる。
 

 



ホッパー1「ホッパー!」



スチームライナー「スチーム!」

 

 

 ホッパー1とスチームライナーは、2枚のカードが合わさった場所から現れたフラスコの入り口へと向かっていく。
 

 フラスコの中には、カケルが居るように見える中、二体はカケルと組み合わさる。
 

 すると、ホッパー1とスチームライナーは、カケルに合わさり、だんだんとカケルの姿が変わっていく。

 





『スチームホッパー!』


 

 

 カケルは、仮面ライダーガッチャード・スチームホッパーに変身する。



 

カケル「行くぜ!」


???「ぬぉぉぉぉっ!!」

 



 カケルは、チリペッパーマルガムと応戦する。

 



カケル「はっ!ふっ!よっと!」


???「ちっ!ちょこまかと!」

 

 

 チリペッパーマルガムは、火炎放射を打ってくるほか、格闘戦をしてくるが、カケルには通用せず、マルガムは苦戦する。

 



カケル「悪意で暴走してるだけだから、比較的楽だな。ビルの方が強かったよ。」


???「ぐぬぅぅぅぅ……………っ!?」

 

 

 カケルがそう言う中、そのマルガムはそんなふうに歯軋りをすると、どこからともなく、砲撃が飛んでくる。
 

 チリペッパーマルガムが吹っ飛ぶ中、カケルは砲撃が飛んできた方向を見る。



 

???「退け。そのマルガムは俺の獲物だ。」


カケル「またお前かヴァルバラド……………。」

 

 

 ヴァルバラドの登場に、カケルは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる中、ヴァルバラドはそう言う。

 



カケル「そもそもさぁ、俺が最初に戦っていたのに、急に横取りって無くない!?」


???「黙れ。無駄口を叩いてる暇はない。」


カケル「無駄口とかそういう問題じゃないだろ!」

 

 

 二人は、そんなふうに言い争いをし出す。
 

 だがチリペッパーマルガムがそんな隙を狙わないはずが無く…………

 



???「食らえ!」


???「っ!ふっ!」


カケル「えっ!?危ね!?」

 

 

 チリペッパーマルガムは、二人に向かって炎を吐く。
 

 それに気付いたヴァルバラドは、カケルを盾にする。


 突然の状況に驚くもカケルは咄嗟に錬金術を発動して、土の壁を錬成して、炎を防ぐ。

 

 

カケル「おい!人を盾にするんじゃねぇよ!」


???「近くにいたお前が悪い。」


カケル「お前なぁ……………!」

 

 

 カケルがそう文句を言う中、ヴァルバラドはどこ吹く風と言わんがばかりに対応して、カケルは苛立ちを見せる。
 

 すると、ヴァルバラドは、ガッチャードローホルダーに手を伸ばした。

 



カケル「あっ!おい、何すんだよ!?」


???「何体か貰うぞ。俺の方が上手く扱える。」

カケル「ハアッ!?ちょ、やめろよ!」



 

 ヴァルバラドは、カケルの持つカードを奪おうとして、カケルはすぐに離れる。
 

 だが───



 

ガッツショベル「………ガッツ?」


カケル「あっ!ガッツショベルが!?」


???「ガッツショベルか。ちょうどいい。」



 

 ヴァルバラドの手にガッツショベルが渡り、カケルがそう言う中、ヴァルバラドは、気にせず手に入れたガッツショベルのカードを大剣……………ヴァルバラッシャーに装填する。



 

ガキン!』


GUTSSHOVEL!


『ゴキン!』



 

 待機音が流れる中、チリペッパーマルガムはヴァルバラドへと向かい、攻撃してくる。
 

 だが、ヴァルバラドはヴァルバラッシャーで攻撃を防ぎつつ、トリガーを引く。

 



『ヴァルバラッシュ!』


TUNE UP!GUTSSHOVEL!』

 

 

 その音声が流れると、ヴァルバラドの左腕にショベルカーが装備され、ヴァルバラドのガッツショベルカスタムとなった。

 



???「はっ!」


???「くっ!このっ!」

 

 

 ヴァルバラドは、左腕に装備されたショベルアームを用いて、チリペッパーマルガムに攻撃していく。

 



カケル「すっげぇなぁ……………あんな使い方もあるのか。……………って、感心してる場合じゃねぇな!」

 

 

 カケルはそう言って、戦闘に参加する。
 

 チリペッパーマルガムがヴァルバラドの攻撃に怯む中、カケルはキックやパンチを叩き込む。
 


 

???「退け。邪魔だ。」


カケル「何だよ!俺が戦ってたんだぞ!あのケミーは絶対に助ける!」


???「リッパ〜!」

 

 

 話しかけてきたヴァルバラドに対し、カケルはそう返す。


 すると、ヴァルバラドの腰のカードホルダーから、一枚のライドケミーカードが飛び出し、カケルの方へと向かう。

 



???「なに……………!?」


カケル「おっと!」

 

 

 ヴァルバラドが驚く中、カケルはそのカードをキャッチする。
 

 そのカードは、ジョブ属性のレベルナンバー1、オドリッパだった。



 

カケル「オドリッパ?」


オドリッパ「リッパ〜。」


カケル「もしかして、力を貸してくれるのか!?」


オドリッパ「リッパ!」


カマンティス「カマ〜!」

 

 

 カケルがそう聞く中、オドリッパはそう言う。
 

 カケルがそう聞くと、オドリッパは答えて、ガッチャードローホルダーからカマンティスのカードが飛び出してくる。



 

カケル「カマンティスも!よし!一緒にやろう!」


オドリッパ「リッパ〜!」


カマンティス「カマ〜!」

 

 

 カケルはそう言うと、ガッチャードライバーに装填する。



 

KAMANTIS!


『ODORIPPA!』

 

 

 カケルは、その2枚を装填して、ガッチャードライバーを操作する。



 

ガッチャンコ!

 



オドリッパ「リッパ!」


カマンティス「カマ〜!」

 



 すると、カケルの背後にその2枚が現れて、二体のケミーが現れると、カケルに合わさっていき、姿を変える。

 



『オドリマンティス!』

 

 

 カケルは、仮面ライダーガッチャード・オドリマンティスになる。


 頭部はカマキリの頭にオドリッパの羽飾りが付き、両腕にはカマキリの鎌が付き、両足には竜巻を思わせる様な装備がついていた。


 すると。

 



『ガッチャートルネード!』

 

 

 変身すると同時に、カケルの右腕に、弓の様な形状の武器が現れる。


 ガッチャートルネードと言い、剣弓型錬成武器だ。



 

カケル「行くぜ!ハアッ!!」



 

 カケルはそう言いながら、チリペッパーマルガムへと向かっていく。

 



???「ハアッ!ふっ!」


カケル「はっ!よっと!」

 

 

 チリペッパーマルガムは、炎攻撃をしていくが、カケルはダンスを踊る様にそれを躱しながら、チリペッパーマルガムへと向かっていく。

 



カケル「ハアッ!ふっ!でやっ!」


???「ぐっ!ぐぅぅぅ!!」

 

 

 そして、カケルは両腕に付いた鎌とガッチャートルネードで攻撃していく。
 

 その姿はまるで蟷螂の様。


 その激しさから、チリペッパーマルガムは膝をつく。

 



カケル「これで決める!」

 

 

 カケルはそう叫んで、ガッチャードライバーを操作する。
 

 すると、必殺待機状態になり、力を溜める。



 そして、再びガッチャードライバーを操作する。

 




『オドリマンティス!フィーバー!』

 

 

 その音声と共に、カケルはワイルドモードになって、チリペッパーマルガムの周囲を回る。

 



カケル「ハァァァァァ!」


???「ぐぅぅぅぅぅぅ!!」

 

 

 カケルは高速回転しつつ、鎌で攻撃していく。
 

 ある程度の高さに登ると、人間の姿に戻り、そのままライダーキックを叩き込む。

 



カケル「ハァァァァァ!!」


???「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 カケルのライダーキックが決まり、チリペッパーマルガムは爆発する。


 カケルは少し離れると、バーニングネロが現れる。

 



バーニングネロ「バァーニング!」


カケル「よっと!」

 

 

 カケルは、バーニングネロにブランクカードを向けて、再封印する。

 



カケル「ガッチャ!これからよろしくな!バーニングネロ!」


バーニングネロ「バーニング!」


???「………………ふん。」

 

 

 カケルは、バーニングネロにそう話しかけ、変身解除する。
 

 そんな中、ヴァルバラドは不機嫌そうに鼻を鳴らし、そのまま去っていく。
 

 すると、呻き声が聞こえる。

 



???「うぅ……………!」


カケル「ん?あの人は……………?」

 

 

 カケルは、チリペッパーマルガムだった男を見る。
 

 無論、帝国の皇帝、ヘラルドだった。

 



ヘラルド「ぐぅ……………!」


カケル「大丈夫か?」


ヘラルド「なっ……………!?ぶ、無礼な!余は帝国の皇帝、ヘラルド=フォン=ブルースフィアだぞ!」


カケル「えっ!?帝国の皇帝!?」

 

 

 ヘラルドが呻く中、カケルはそう話しかけると、ヘラルドはそう叫ぶ。


 それを聞いて、カケルは驚く。
 

 帝国の皇帝を目にしたからだ。

 



ヘラルド「貴様が……………ガッチャードだな……………!」


カケル「何でガッチャードの事を知ってるんだ!?」


ヘラルド「黙れ!それは……………余の物じゃああああああっ!!」



 

 ヘラルドがそう言うと、カケルはそう聞く。


 だが、ヘラルドはそれには答えず、カケルへと襲いかかり、カケルは身構える。



 

ヘラルド「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


カケル「何っ!?」

 

 

 突然上空から攻撃がヘラルドへと向かい、それを受けたヘラルドは、そんな断末魔の声を出しながら、消滅する。
 

 煙が晴れると、そこにはヘラルドの姿は無く、代わりにまるで隕石が落ちてできたクレーターがあった。



 

カケル「何が起こってるんだ……………?」


???「やあ、カケル=パラケルス君。」


カケル「っ!?」

 



 カケルが困惑すると、そんな風に声をかけられ、声がした方を向く。


 そこには、ある人物がいた。



 

カケル「シュトローム!?」


シュトローム「お久しぶりですねぇ、パラケルス君。」

 

 

 そう。
 

 オリバー=シュトロームだった。



 

カケル「やっぱり、生きてたんだな!」


シュトローム「おや、分かっていたみたいですね。」


カケル「あの時、手応えがまるで無かったからな。」


シュトローム「ふふ…………流石は、医神ヴァンの孫。見事な洞察力です。」

 

 カケルがそう叫ぶ中、シュトロームはそう言う。

 



カケル「アンタが帝国の皇帝を殺ったのか!?」


シュトローム「ええ。あの男だけは、どうしても私自身で始末しておきたくて。」


カケル「……………?それより、何の用だ!?」

 

 

 カケルがそう聞くと、シュトロームはそう答える。


 その口ぶりに首を傾げる中、カケルはそう聞く。



 

シュトローム「そうですね。あの男の始末と、君への挨拶です。」


カケル「挨拶……………?っ!?」

 

 

 シュトロームはそう答える。
 

 すると、カケルはシュトロームの周辺を見渡す。
 

 そこには、斥候部隊と思われる服装を着た集団が居た。
 

 だが、カケルはそこに驚いたのではない。
 

 斥候部隊と思われる者たちの目が、赤色だったのだ。



 

カケル「全員が……………魔人……………!?」


シュトローム「そうですよ。まあ、今回は挨拶に来ただけですので、私たちはお暇しますね。あと、ディセウム陛下にお伝え下さいね。私が生きていた事や、帝国はまもなく滅ぶという事を。」

 

 

 カケルが驚愕する中、シュトロームはそう言って、斥候部隊の魔人を引き連れて、そのまま去っていく。
 

 それを見ていたカケルは。

 



カケル「………………とんでもない事になってきたな……………。」

 

 

 そんな風に呟き、いつかくるであろう危機を警戒する。
 

 一方、近くには燕尾服を着ていた男が、銀紙を拾っていた。



 

???「ほう。ヘラルド皇帝のマルガムですか。これは、とびきりの悪意ですねぇ……………。」

 

 

 そんな風に呟いて、その場から去っていく。
 

 その後、カケルはディセウムにシュトロームの生存や、帝国を攻め落とした事を伝え、しばらくして、王国軍が帰還した。
 

 ドミニクからも、シュトロームの生存や大量の魔人の存在を告げられ、ディセウムは真実だと悟った。
 

 そして、その情報は直ちに、王国及び周辺諸国へと知らされる事となった。

 



カケル「………あっ!ガッツショベルのこと忘れてた!」

 

 

 そして、しれっとヴァルバラドにガッツショベルを持ち逃げされた事に気付いたのは、その報告をした後のことだった。




今回はここまでです。
今回は、帝国との戦争と、シュトロームたちの暗躍の話です。
シュトローム達に踊らされる事で、帝国は壊滅寸前にまで追い詰められる。
そんな中、ヘラルド皇帝がチリペッパーマルガムとなり、カケルに倒される。
そして、ヘラルド皇帝はシュトロームに始末される。
カケルは、斥候部隊の魔人を見て、驚愕する。
次回は、合同訓練の話になります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
本家ガッチャードだと、ワイルドモードしか登場しなかったオドリマンティスを通常形態で出す事が出来ました。
オドリマンティスの姿は、ガッチャードファイルで確認する事が出来ます。
こんな感じに、可能な限りは、ガッチャードファイルで普通の姿が確認されている形態も出していこうかなと思っています。
今後の展開のリクエスト、ガッチャードのオリジナルのフォーム、オリジナルの仮面ライダーについては、目次のリンクから、活動報告にて受け付けています。
アルティメット・マジシャンズが変身する仮面ライダーも含めて。
ただ、他作品の要素が絡んでくる仮面ライダーの場合は、どういう感じに絡めるのかももし良かったら、お願いします。

フィニッシュを決めるのはどちらにするか

  • ギーツIX
  • ギーツワンネス
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