タブー属性のケミーを使うマルガムとの邂逅からしばらくが経過した。
シンやカケルが魔法などの練習に用いている荒野では。
オリビア「ハアアアアア!!」
アリス「とりゃああ!!」
ユーリ「リン!」
リン「了解!……………うわっ!?」
オリビアとアリスは炎の魔法を放つ中、ユーリは氷の魔法を放ち、リンは雷の魔法を放とうとするが、その上で転ぶ。
それを見ていたカケル、クリア、シン、オーグは。
カケル「随分と派手だよな。」
オーグ「研究会での魔法演習の場を変えたのは正解だったな。まるで一国の魔法師団の火力演習だ。学院の練習場でこんな光景見せられん。」
シン「ここならどれだけ魔法をブッ放しても平気だからな。俺やカケルが昔から使ってた場所だし。」
クリア「それにしても、凄いわね。」
カケル達はそう話す。
カケル達はユーリ達の方へと向かう。
ユーリ「大丈夫?」
リン「いてて…………。」
オーグ「皆、少し話がある!集まってくれ!」
ユーリがリンを心配する中、オーグは一旦全員を集合させる。
皆が集まった後、オーグは口を開く。
オーグ「魔人達の動向について情報に新たな進展があった。一般には公表されていない話だがな。」
シン「それって…………国家機密って事?」
カケル「ホイホイ言ってくるなぁ。」
マリア「あの………殿下?シンとカケル、クリアだけじゃなく……私達も居るんですけど………。」
オーグ「そうだ、皆に聞かせると言っている。この研究会の面子は、今や相当な実力者集団になりつつある。今後、魔人との戦闘が起こった際に重要な対抗戦力となる可能性が高い。それならば、魔人の動向は知っておくべきだ。」
オーグの言葉に、シンとカケルがそう言う中、マリアはそんな風に言う。
マリアの言葉に対してオーグがそう言うと、皆は真剣な顔になる。
マーク「…………。」
オリビア「魔人…………。」
アリス「こう言う話を聞くと、自分達が特別な存在だって自覚するね………。」
マリア「本当に特殊部隊になっちゃうのね………。」
リン「やっぱり、ウォルフォード君にもっと魔法を教わらないと………。」
エレナ「……………ええ。」
究極魔法研究会が表情を引き締める中、セブンティアがオーグに質問をする。
セブンティア「それで、新しい進展というのは何だ?」
オーグ「話を戻すぞ。旧帝国領から戻った諜報部隊からの報告だ。現在、魔人達は帝国領内にある町や村を襲い回っている。襲われている町や村の様子は悲惨の一言らしい。町を治めている貴族は例外なく皆殺し、平民達も殆どが殺されている。相手が相手だけに迂闊に手を出せない。数ヶ国の連合を組まないと、とても太刀打ちなど出来ない状況だ。」
シン「惨状を知りつつも、指を咥えて見ている事しか出来ないと言う事か。」
オーグ「そうだ。加えて魔人の数も更に増えていると言う情報も入っている。」
セブンティアの問いにオーグはそう答える。
シンがそう言う中、オーグの言葉に全員が驚く。
オーグ「何らかの手段で、魔人に変えているのだろう………。」
シン「カートの様にか………。」
オーグ「恐らくな…………。」
カケル「被害は拡大していく一方って事になるな。…………まあ、あり得ない話ではないな。」
エレナ「どういう事?」
カケル「カートは、シンに対して悪意を持ってた。恐らく、魔人にされたのは、帝国貴族に搾取されてた平民って事になる。」
クリア「そう考えるのが妥当ね。」
ギレーヌ「帝国の平民にとって、貴族は憎悪の対象ですからね。」
オーグとシンがそう言う中、カケルはそう呟き、エレナがそう聞くと、カケルはそう言い、クリアとギレーヌはそう言う。
それを聞いたシンは。
シン(マジかよ………!1体の魔人ですら国を揺るがす程の脅威なのに………一体何を考えているんだシュトローム………!!よし、こうなったらここは!)
そんな風に考えていた。
シンは、これまで考えた事を発表する。
全員「合宿!?」
アリス「良いね!やろう!賛成!!」
シン「もうすぐ夏季休暇に入るだろ?」
オーグ「成る程、強化合宿か。」
マリア「そうね、魔人を相手にするとなると、もっと力を付けたいわ!」
リン「朝から晩まで魔法漬け!楽しみ!」
ユーリ「えぇ!何処でやるのぉ?」
シンの合宿の提案に他の人たちはそんな風に反応する。
ユーリの問いに対して、シンは考える。
シン「実際の魔法演習は、この荒野でやるとして………。何処か皆で泊まれる所があれば良いんだけど………。」
オーグ「ここに居る誰かの領地で良いんじゃないか?」
シン「領地?」
オーグ「貴族は基本、領地を持っているからな。」
ユーリの問いにシンが考え込むと、オーグはそう言う。
究極魔法研究会の何人かは、貴族出身なのだ。
シシリー、マリア、エレナ、トール、ユリウスが該当する。
トール「自分の所は職人街ですね。」
マリア「うちは港街ね。あんまりゆっくり出来る様な所じゃないわよ?」
エレナ「私もあんまりゆっくりは出来ないわね。」
ユリウス「拙者の実家はリゾート地で御座る。」
シン「(リゾート出身の武士って………。)じゃあ、ユリウスの所で決めるか。」
オーグの言葉を聞いた貴族組がそう言うと、シンはユリウスの領地にしようとする。
だが、カケルが苦言を呈する。
カケル「あまりおすすめは出来ないんじゃないかな?」
シン「何で?」
オーグ「カケルの言う通りだ。魔人騒動の渦中でリゾート地へ行くなど、何を言われるか分からん。」
ユリウス「殿下の言う通りで御座る。実際、予約のキャンセルが相次いでいるみたいで御座る……………。」
カケル「なぁ、騒動が終わったら、泊まって良いか?」
ユリウス「良いで御座るよ。」
シンの言葉にカケルがそう言うと、オーグはそう言う。
カケルとユリウスがそう話していると、マリアが何かを思いついたのか、シシリーに近寄る。
マリア「あ!だったらシシリーの所が良いんじゃない?」
カケル「シシリー?なんで?」
エレナ「シシリーの実家は温泉地なのよ。」
シン「え?本当に?」
シシリー「はい!皆さんさえ良ければ!」
シン「じゃあ、是非頼むよ!」
シシリー「はい!!」
マリアがそう言うと、カケルは首を傾げながらそう言い、エレナはそう言う。
シンがそう言うと、シシリーは了承する。
シン「資金は皆で集めるとして、どれ位掛かりそう?」
シシリー「え?いいですよ。うちの領地にある家を使って頂ければ…………。」
シン「いや、それにしたってこの人数だし、マーク達も居るし…………。」
シシリー「いえ、うちの屋敷を使えば宿泊費は要りませんし、何よりお友達からお金を頂く訳にはいきません!」
シンがそう言うと、シシリーはそう言う。
シンとしては、資金を集める予定だったらしく、シシリーの提案にそう断ろうとするが、シシリーはそう言う。
シン「シシリー…………。」
カケル「なるほどな。」
シシリー「それにシン君は私達に…………無償で制服の付与や、アクセサリーをくれたじゃないですか。それに比べたら安いものですよ。それに、これは世界の危機を救う為の行為なんですから……………!」
マリア「じゃあ今回はシシリーの好意に甘えるとして…………今後は私達の所を廻るって事でどう?」
シン「ああ、良いねそれ!じゃあ次は………。」
シンとカケルがそう言う中、シシリーはそう言い、マリアはそう言う。
シン達は話を進めていく。
その夜、マーリン達に合宿の話をする。
メリダ「ほう、合宿ねぇ。」
マーリン「ほっほっ、良いじゃないかの。」
ヴァン「こんな事態じゃ。皆の実力を上げておいて損はないじゃろう。」
マーリンとメリダとヴァンはそう言う。
そんな中、メリダはシンにある事を聞く。
メリダ「ところで、保護者はどうするんだい?」
シン「保護者?」
メリダ「当たり前さね。年頃の男女が同じ屋根の下で一緒に寝泊まりするんだよ!!成人しているとは言え、学生達だけで行かせる訳ないね!!」
シン「あ、あぁそっか…………特にオーグは王族だしね…………。」
メリダはそう聞くと、シンは首を傾げる。
メリダはそう叫んで、シンは冷や汗を流しながらそう言う。
メリダ「やれやれ…………研究会の子達の親御さんは皆忙しいだろう?今回は特別に、私が行ってあげるよ!」
カケル「良いのか?」
マーリン「なら、ワシも行くぞい!」
ヴァン「ワシも行こう。」
シン「え!?良いの!?」
メリダ「私らは正直暇だからねぇ。」
マーリン「このままだとボケてしまいそうじゃ。」
ヴァン「記憶消去以外では暇なんじゃ。」
シン「助かるよ!」
マーリンとメリダが同行することになった。
それを聞いたシンは喜ぶが、メリダはシンを睨む。
メリダ「それに、アンタは目を離すとロクな事をしないからねぇ。」
シン「さ、最近は自重してる…………よ?」
メリダ「本当かねえ?」
マーリン「スマンのうシン、流石にワシにはフォロー出来んわい…………。」
メリダ「アンタは自重しない元祖だからね!!」
ヴァン「確かにな。」
マーリン「フォッ!?」
メリダが睨む中、シンは冷や汗をかきながらそう言う。
マーリンがそう言う中、メリダとヴァンはそう吐き捨てる。
それを聞いたマーリンは、落ち込んだのだった。
そして、夏期休暇の日を迎える。
全員「おはようございます!」
アリス「賢者様!導師様!医神様!」
マーリン「ウム。おはよう。」
メリダ「宜しくね。」
ヴァン「よろしく頼むぞい。」
全員「はい!宜しくお願いします!」
マーリン達も参加するのにアリスはそう言う中、シンとカケル以外がそう言う。
そうして、出発する。
カケルは、ゴルドダッシュに乗っていた。
カケル曰く。
カケル「ゴルドダッシュが走らせろって言うから。」
そう語っていた。
そうして、馬車とゴルドダッシュが走り続ける。
しばらくすると。
カケル「っ!」
ゴルドダッシュ「ダッシュ!」
ホッパー1「ホッパ!」
カケル「ああ、分かってる。」
カケルは何かに気づく。
それには、ゴルドダッシュやホッパー1もそう言う。
その理由は。
カケル「中型の魔物か。」
トール「どうします?これ位なら1人で大丈夫そうですけど。」
周囲を狼の魔物達に取り囲まれていたのだ。
御者達が怯える中、トールはそう言う。
カケル「じゃあ、俺が行くか。」
クリア「私も行こうかしら。」
カケルとクリアはそう言うと、それぞれの武器を出しながら前に出ようとする。
すると。
アリス「待って、カケル君!クリア!」
カケル「ブベラ!?」
クリア「痛っ!?」
後ろからアリスに体当たりされて止められた。
カケルは口を開く。
カケル「何すんだよ!?」
アリス「カケル君ズルい!!私!私やりたい!」
ユーリ「私もやりたいわぁ!」
トニー「僕もやりたいね!」
クリア「やりたいのね…………。」
カケルがそう言うと、アリスだけでなく、ユーリ、トニーもそう言い、クリアはそう呟く。
すると、シンは異空間収納から、クジを取り出す。
シン「じゃあクジ引きだな。」
カケル「…………なんで異空間収納から、クジを取り出すんだよ。」
シン「用意が良いだろ?」
エレナ「そういう問題?」
セブンティア「まあ、俺も引くか。」
ギレーヌ「そうですね。」
御者「ま…………魔物が居るのに、何してんだあの人達…………?」
シンがそう言いながらくじ引きの箱を取り出すと、カケルとエレナはそう突っ込み、御者の人たちは引く。
究極魔法研究会の面々はクジを引く。
その結果。
リン「やった。当たり。」
ユーリ「ああん、ハズレちゃったぁ………。」
マリア「じゃあリン、お願いね。」
こうして、リンと魔物の戦いが始まる。
しばらくの静寂の中。
アリス「ブェクション!!」
アリスがくしゃみをした瞬間、魔物が動き出す。
リン「うりゃああああああ!!!」
「「キャアアアアア!!」」
リンが風の魔法を発動する。
アリスとオリビアは、必死にスカートを抑える。
狼の魔物は、遥か上空に飛ばされ、リンの目の前にサンドイッチ状に積み重なる。
リン「楽勝。」
シン「大分魔法の起動が早くなったね。」
カケル「レベルアップした証拠だな。」
シン「でももう少し魔力が少なくても倒せたかな?そうすればもっと起動が早くなるよ。」
リン「そっか、次からは気を付ける。」
リンがそう言う中、シンとカケルはそう言う。
マリア「次は私ね!」
ユーリ「ダメよ。次もクジを決めましょ?リンを除いて。」
リン「非道い、私もやる。」
マリア「アンタ今やったじゃない!!」
御者「中型の魔物数匹を…………一瞬で…………!?」
マリアとユーリがそう言うと、リンはそう抗議するが、マリアはそう突っ込み、御者の人たちは驚く。
それを見ていたマーリンとメリダとヴァンは。
マーリン「皆、実力が上がっとるのう。」
メリダ「合宿前でこれかい………。他所様の子をこんなにしちまって………。」
ヴァン「仕方ないんじゃないかな。」
メリダは、嘆いていた。
それから二日後、無事、クロードの街に到着した。
クロードの街の領主館へと向かう。
シシリー「皆さん、着きました!ここです!」
使用人達「お帰りなさいませ、シシリーお嬢様。」
シシリー「お久し振りです!」
カミーユ「アウグスト殿下、賢者様、導師様、医神様。お目にかかれて光栄です。」
彼は、執事長のカミーユ=ブランド。
カミーユは他の人たちにも目を向ける。
カミーユ「ご学友の皆様も、ようこそいらっしゃいました。」
カミーユはそんな風に言う。
すると、カミーユはシンを見る。
カミーユ「新たな英雄、シン様。使用人一同貴方様のお越しを心よりお待ちしておりました。シシリーお嬢様の事末長く、宜しくお願い致します。」
シン「どゆこと!?」
シシリー「も…………もう!!皆さん何の話をしてるんですか!!」
カミーユ「御両親からお話を伺っておりますよ。最近、お嬢様はシン様のお話ばかり……………。」
シシリー「なな何言ってるんですかぁ!!」
カミーユがそう言うと、シンは驚き、シシリーは、暴露されるとは思わなかったのか、慌てる。
すると、シンは笑う。
シン「くすっ。」
シシリー「な…………何で笑ってるんですか?」
シン「あはは、ゴメン。珍しくシシリーが慌ててるんで可愛くって。」
シシリー「…………か…………可愛い…………!?」
シンが笑うと、シシリーはそう聞く。
シンはそう答え、シシリーは顔を赤くして悶える。
それを、周囲の人たちはニヤニヤしながら見ていた。
シン「はっ!!…………長旅で皆疲れてるし、活動の明日からにしようか。」
シンはそんな風に言う。
そうして、風呂に入る事に。
男子風呂では。
シン「うは〜………。やっぱ温泉サイコ〜………。」
カケル「あぁ〜〜〜良いお湯〜〜〜………。」
マーリン「あぁ〜〜〜〜生き返るのう〜〜…………。皆、シンに付き合ってくれてありがとう。」
ヴァン「皆も、カケルに付き合ってくれてありがとうな。」
シン「爺ちゃん?」
カケル「どうしたの?」
シンとカケルはそう言う。
マーリンとヴァンの言葉に、首を傾げるシンとカケル。
マーリンとヴァンの独白が続く。
マーリン「成人するまで山奥の暮らしでこの子には同世代の友人がおらなんだ………。ワシはそれが申し訳なくてのぅ………。」
ヴァン「2人にとって、こんなにも心許せる友人が出来た事は、ワシにとっても嬉しいんじゃ………。本当にありがとう。」
マーリンとヴァンはそんな風に言う。
すると、それを聞いたオーグが口を開く。
オーグ「いいえ、マーリン殿、ヴァン殿。お礼を言うのは寧ろ私の方です。第一王子である私には対等な友人など1人も居なかった。それも立場上仕方無い事だと諦めていました。しかし、シンとカケルは従兄弟みたいだと、立場など関係なく対等に話してくれた。それは私にとって予想外の嬉しい事だったのです。」
シン(へぇ………初めて聞いたな、オーグの本音………。)
オーグはそう言うと、シンはそんな風に思う。
マーク達も口を開く。
マーク「ウォルフォード君とパラケルス君には自分の父ちゃんもお世話になりっぱなしッス!此方こそずっと友人で居て欲しいッス!」
トール「シン殿とカケル殿一緒に居るのは呆れる事も多いですが、楽しいですから。」
ユリウス「拙者は他の貴族から異端の目で見られる事の多いで御座るが、普通に接して下さるし。」
トニー「シンとカケルは人を色眼鏡で見ないからねぇ。女の子も好きだけど、男の友人が出来るのも嬉しいよねぇ。」
セブンティア「まあ、悪い奴らじゃないからな。」
オーグに続いて、マーク、トール、ユリウス、トニー、セブンティアがそう語る。
シンとカケルは、マーリンとヴァンに向き合う。
シン「俺は感謝してるよ爺ちゃん。爺ちゃんが鍛えてくれなかったら、きっと今の俺は居なかった。そのお陰でこんなに一杯友達も出来たんだからさ!!ありがとう爺ちゃん!!」
カケル「爺ちゃんも、色々とありがとうな。友達も出来たし、ケミーも仲間に出来た。それが嬉しいよ。」
マーリン「…………シン………!うぅ………!!」
ヴァン「おお…………!流石は我が孫じゃあ!!」
カケル「だからって、抱きしめるのはやめてくれ!!」
マーリンはシンの言葉に感激したのか、大泣きし、ヴァンはカケルを抱きしめる。
ちなみに、ホッパー1は。
ホッパー1「ホッパ〜……………。」
桶にお湯を入れて、その中に浸かっていた。
一方、女湯では。
オリビア「凄ーい!広いですー!」
マリア「さぁ行こー!」
アリス「ふわぁぁ!気持ち良い〜〜〜〜!!」
メリダ「骨身に沁み渡るねぇ………。」
ユーリ「疲れも飛んでいきますねぇ〜。」
シシリー「フフ、喜んで貰えて嬉しいです。」
リン「さいこー。」
エレナ「良いお湯……………。」
ギレーヌ「そうね。」
クリア「確かにね。」
女性陣は、風呂に入って疲れを癒していた。
マリアは、メリダを見つめていた。
それに気づいたメリダは、マリアに声をかける。
マリア「じー。」
メリダ「何だい?」
マリア「ああ、いや。メリダ様はお歳を召しても良いスタイルだなぁと思って。」
アリス「普段から何かされてるんですか?」
メリダ「そうさねぇ………。シンが作った運動用の魔道具を毎日使ってる位かねぇ。」
以前にシンが作ったランニングマシンを使って運動していると言う。
それを聞いたアリスとリンは、食いつく。
アリス「その器具、使わせて頂けませんか!?」
リン「私も使いたい!」
メリダ「別に構わないけど、身体を鍛えたって、胸は大きくならないよ。」
「「ガーーーーン!!」」
そう、アリスとリンは、それを使えば胸が大きくなるのではと思っていたのだ。
だが、現実は無慈悲だった。
メリダの言葉に、2人はショックを受ける。
メリダ「大きくなりたいのなら、そこに居る、5人に聞いた方が良いんじゃないかい?」
メリダがそう言うと、アリスとリンは、シシリー、ユーリ、エレナ、クリア、ギレーヌを見る。
そして、アリスとリンは、シシリーの胸を揉み始める。
アリス「おお!!これは凄い!!こんな美乳………アタシも欲しい!!」
シシリー「あっ!!やっ!!アリスさ…………ん!!そ………そこは………!!」
リン「シシリーは感度も良好!」
シシリー「マリアー!!助けて!!」
ユーリとエレナは、何とか逃げようとするが、マリアに目をつけられる。
マリア「逃がすかーーーー!!」
ユーリ「ひゃあん!!」
エレナ「やめてって!!」
マリアはそう言うと、2人の胸を揉みだす。
しばらくして、シシリーとユーリとエレナはダウンする。
オリビア「はわわわわ……………!ひっ!?」
アリス、リン、マリアの標的は、オリビアへと移っていた。
しばらくすると、メリダの話を聞いていた。
メリダ「胸も脂肪で出来てるからねぇ。運動し過ぎても逆に胸が小さくなっちまうんだよ。ってシンが言ってたねぇ。」
マリア「何でシンはそんな事知ってるんですかね?」
メリダはそんな風に言う。
マリアの疑問に、メリダは口を開く。
メリダ「昔から何にでも疑問と興味を持つ子でねぇ。幼い頃から森の中で色々実験してたみたいだよ。シンの異常は魔法の数々は殆どがその経験によって生まれたもんじゃないのかねぇ。自由であったけど、友達と呼べる相手は作ってやれなかった。だからこそ、今こうして皆がシンの友達で居てくれる事が嬉しくてねぇ………。」
メリダがそう言うと、シシリー達は口を開く。
シシリー「メリダ様、私の方こそシン君に出会えて本当に良かったと思ってるんです!」
マリア「友達になれて良かったのは、寧ろ私達です!」
アリス「魔法もいっぱい教えてくれるし!」
ユーリ「得をしているのは私達です!」
リン「超ラッキー!」
オリビア「ですね!」
クリア「ええ。」
エレナ「確かに、魔法も色々と知る事が出来ましたし。」
ギレーヌ「ええ。」
シシリー達はそんな風に言う。
それを聞いたメリダは、タオルを体に巻きながら立ち上がる。
メリダ「アンタ達…………!よしっ!!本当は保護者に徹して口を出さないつもりだったけど、今回の合宿は、私達もアンタ達を鍛えてあげる事にするよ!」
女性陣「ええ!?メリダ様とマーリン様が!?」
メリダ「その代わり、ビシバシ行くから覚悟しなよ!!」
女性陣「はい!!」
メリダはそう宣言すると、女性陣はそう答える。
こうして、その日は寝る事になった。
今回はここまでです。
今回は、賢者の孫のストーリーを主に、少し短めです。
合宿に向かいました。
どんなに強くなるのか。
次回は、話の展開を少し変える予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
オリキャラやオリジナルの仮面ライダー、オリジナルのフォームなどのリクエストは、活動報告にて承っています。
他作品の要素が絡む場合は、どういう感じにして欲しいというのもあったらお願いします。
フィニッシュを決めるのはどちらにするか
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ギーツIX
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ギーツワンネス