現在、それぞれが所持しているケミーカードは。
カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、ゴリラセンセイ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、バーニングネロ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ
ヴァルバラド
マッドウィール、ガッツショベル、???????
クリア=テンフェクト
ビートルクス、クロスウィザード、エクシードファイター
プレデター
ベルゼイーター
スライムをクロード領で飼うことになったり、別の世界から白城創という人物がやって来た。
その翌日、改めて話を聞くことにした。
オーグ「……………それで、お前がこの世界にやって来た理由は何だ?」
創「………………そうですね。私がこの世界に来た目的は、あるケミーを探しに来たからです。」
カケル「……………あるケミー?」
エレナ「それは一体何なの?」
創「………………ディケイドケミーです。」
シン「ディケイド………………?」
オーグがそう聞くと、創はそう言う。
カケルが呟き、エレナが聞くと、創はそんな風に答える。
それを聞いて、シンが反応する。
無論、カケルとクリアも。
創は語った。
元の世界で創の祖父である白城光生から、ガッチャードライバーとケミーカードを受け取る。
ケミーのデータとレジェンドライダーの成分を用いて、レジェンドライダーのケミーを生み出そうとする。
生み出す事には成功するが、レジェンドライダーのケミーが一部逃走してしまう。
大部分は確保出来たが、仮面ライダーディケイドのケミーだけがこの世界に逃げてしまい、それを追ってこの世界に来たとの事だ。
シン「ケミーを作ったって……………!?」
マリア「そんな事ができるの!?」
エレナ「ええ。錬金術を上手く使えば。」
創「そうね。」
シンとマリアが驚く中、エレナと創はそう言う。
そんな中、スマホーンは。
スマホーン「スマ?スマ……………。」
白城創が持っていたスマホに興味を示していた。
そんな中、白城創はクリアに話しかける。
創「そういえば、今、貴女が背中に付けてる剣は、貴女が作った物なの?」
クリア「ええ、まあ。」
創「他にも色々と見せてくれない?」
クリア「良いけど……………。」
創はそう言うと、クリアは異空間収納から、色々な物を出す。
トール「これは……………?」
クリア「テックスソードを作る際に、色々と作った試作品よ。」
ユリウス「かなりの数でござるな…………。」
マーク「本当にたくさん作ったんすね…………。」
ユーリ「本当ねぇ。」
セブンティア「ほう……………。」
ギレーヌ「凄いわね。」
クリアが取り出した物を見て、トールにマーク、ユーリの面子を中心にそれらを見ていく。
創はそれらを吟味していると。
創「うん。これなら大丈夫そうね。悪いけど、これら、貰っても良いかしら?」
クリア「まあ、まだ試作品はあるから、大丈夫よ。」
シシリー「まだあるんですね……………。」
トニー「みたいだね。」
創「それじゃあ、一旦帰るわね。」
創はクリアにそう聞き、クリアがそう答えると、シシリーとトニーはそう言う。
創はネオディエンドライバーを取り出すと、オーロラカーテンを出して、そのまま元の世界に戻っていく。
シン「随分と早くに帰って行ったな…………。」
オーグ「あれは何だったんだ……………!?」
シシリー「さあ……………?」
カケル「ゲートの類かな……………。」
オーロラカーテンで帰って行った創を見て、他の人たちはそう反応するのだった。
その後、訓練が始まる。
マーリン「トール君。制御が少し乱れとるよ。」
トール「は、はい!!!」
マーリン「シシリーさんは今ので十分制御出来とるから、少し魔力を上げてみようか。」
シシリー「はい!」
マーリンがトールとシシリーにそう言う。
それを聞いたシシリーは、魔力を少し上げる。
マーリン「うむ。」
すると横から電気が。
マーリン「うおっ!?」
魔力を集め過ぎたリンが暴走寸前になっていた。
マーリン「それは集め過ぎじゃ!暴走するぞい!!」
リン「あれ?間違えた!」
マーリンがそう叫ぶと、リンは反応する。
すぐに魔力解除する。
ユーリ「もぉ!また髪の毛大変になるじゃなぁい!」
シン(やっぱり爺さんの指導は的確だな。ギリギリを見極めるのが上手い。)
ユーリがそう文句を言う中、シンはそんなふうに思う。
次はメリダによる魔道具制作の講義。
シン(2人が協力してくれてるお陰で、この合宿は思った以上になるぞ。)
そして荒野でシンによる魔法の実践練習。
全員が一定の場所に向かって無詠唱で魔法の放ち続ける。
メリダ「よくもまあこれだけの魔法を無詠唱でポンポン撃つもんだねぇ…………。ジークが焦るのもよく分かるよ。魔法師団も立つ手がないじゃないか……………。」
シン「でも、これでも魔人相手には厳しいと思うんだ。」
カケル「もちろん、マルガムにも。」
マーリン「そうじゃな……………。」
ヴァン「全くじゃな。」
メリダ「全く……………本当に世界の危機じゃないか……………。」
その魔法の凄まじさにメリダがそう言う中、シンとカケルはそう言う。
その言葉にマーリンとヴァンが頷くと、メリダはそんな風に溢す。
カケル(今の状態じゃかなり厳しいだろうな。マルガム化をしている黒幕やプレデター。そんな連中を相手にするには。)
シン(俺は学院の魔法使いのレベルしか知らないけど、俺達の魔法に対するジークにーちゃんや軍の人達の反応からして、大凡の魔人との戦力差は予想が付く。恐らく今の状態じゃ、相当厳しい。下手をすれば、一国の戦力を持ってしても、魔人1人ですら相手にならないかも知れない。このままじゃ、魔物が跋扈している旧帝国領で、シュトロームに辿り着く事など到底出来はしない!何としても皆が…………それに俺自身がこの合宿で強くならなきゃ!」
全員「えっ!?」
カケルは、ケミーをマルガムにしている存在にプレデターといった敵対勢力の事を考えている中、オーグ達は引いていた。
シン「あれ?」
カケル「口に出てたぞ。」
それを見て、シンが首を傾げる中、カケルはそう言う。
その後。
シン「………………。」
マリア「いい?全力で魔力障壁を展開するのよ!」
シン「いや、多分大丈夫かと……………。」
アリス「多分!?」
シンがマリア達を見る中、マリアは魔力障壁を展開していた。
シンがそう言うと、他の人たちも魔力障壁を展開する。
シン「えぇぇぇぇ!?」
オーグ「皆、メッシーナの言う通り!(シンへの)警戒を怠らない様に!」
シン「大丈夫だって言ってるだろ。」
カケル「俺も避難するか。」
シンが驚く中、オーグはそう言い、シンは不満を言う。
カケルも避難する中、シンは思う。
シン(少し前から思い付いてたアイデアがある。まずはよく燃える可燃性のガスをイメージ。)
シンは可燃性のガスをイメージして炎の魔法を出す。
シン(よし、いける!言ってみれば、これは『ガス爆発』を利用した魔法だ。次に空気による玉を作り、さっきイメージしたガスを閉じ込める。密閉空間に充満したガスに引火させると、ガスが一気に膨張…………ガスの逃げ場がなくなり、密閉空間が破綻すると…………。)
シンはそれを見ながら、そう思いつつ魔法を使う。
すると、火の玉が破裂する。
トニー「そ、それが新魔法かい!?」
シン「いや、重要なのはここからだ!」
全員「ビクッ!!」
マリア「皆!衝撃に備えて!」
カケル「まさか………………!?」
トニーが破裂した魔法を見ながらそう聞くと、シンはそう答えて、マリア達は衝撃に備える。
シン「(イメージするのは『指向性』!これまで使ってきたのもそうだったが、爆発系魔法はどうしたって、衝撃波が広範囲に広がり、威力が削がれてしまっていた。その衝撃波を今度は前方にのみ向かう様にイメージする!!)発射!!」
シンはそう思いながらそう叫ぶ。
すると、シンから超特大のファイヤーボールが放たれる。
全員が衝撃に備えようとするが、一向に衝撃が来ず、首を傾げる。
しばらくすると、地面を抉った跡が見えた。
それを見て、全員は唖然となる。
カケル「マジか………………。」
エレナ「嘘………………!?」
マリア「またやらかしたわね………!」
シン「やった成功だ!!」
メリダ「このお馬鹿!!!!何だいこの威力!!!」
アリス「あはは………。私夢見てるのかな………?」
リン「現実………。」
それを見て、カケル、エレナ、マリアは唖然としながらそう言う。
シンが喜んでいると、メリダが即座にハリセンでシンをぶっ叩く。
アリスとリンがそう話す中、シンは苦笑しながら答える。
シン「いやぁ………。ここまで予想してなかったっと言うか………。」
メリダ「っ!!!」
シン「ごめん!」
シンのその言葉に、メリダはハリセンを構えて、シンが謝る。
トール「しかし、これ程の威力なのに、全く衝撃が来ませんでしたね………。」
オーグ「爆風を一方向に向けて、威力を高めた………?」
ヴァン「恐らくな。だからこそ、地面が抉れておるんじゃろう。」
マーリン「恐らくのう………。」
マーク「もしこれがこっちに来てたら………ゾッとするッス!」
それを見ていたトールがそう言うと、オーグ、ヴァン、マーリンがそう分析する。
マーク達が恐怖を拭いきれずにそう言うと、シンが口を開く。
シン「だから大丈夫だって………。」
マリア「あんたが多分なんて付けるからでしょ!!!もう危なっかしいんだから!!!」
カケル「本当だよ。」
シンがそう言う中、マリアとカケルはそう突っ込む。
メリダ「今日の魔法演習はここまで!館に戻るよ!」
全員「はーーい!」
メリダはこれ以上の続行は危険だと判断して、戻るように言う。
すると、オーグが話しかける。
オーグ「シン、カケル。ちょっと良いか?」
カケル「ん?どうしたん?」
オーグ「シン、悪いがこの後1度ゲートで王城まで送って欲しい。」
シン「王城?」
オーグ「合宿中は王都を離れる為、魔人達の情報が入り辛い。1日に1度王城に戻り、定期報告を受ける事になっているんだ。」
シン「成る程、分かった。」
カケル「俺は着いてきてくれって事か?」
オーグ「そういう事だ。」
カケル「分かった。」
オーグがそう言うと、シンとカケルはそう言う。
シンがゲートを開き、王城へと戻る。
すると、挙動不審気味の兵士達が居た。
兵士「で、殿下………。」
オーグ「何だ?何かあったのか?」
???「何だではありませんわ!アウグスト様!」
挙動不審気味の兵士にオーグが尋ねると、女性の声がしてくる。
すると、兵士の後ろから、1人の女性が。
オーグ「エ………エリー………!?」
シン「ん?誰?」
オーグ「私の婚約者だ………。」
シン「えっ、えっ、えぇぇぇぇ!?」
カケル「初耳だぞ。」
オーグ「そりゃあ話してないからな………。」
カケル「それもそうだな。」
エリザベート「何を仲良くコソコソお話していますの?」
オーグが驚く中、シンがそう聞くと、2人は驚く。
エリザベートが近寄ってきて、シンとカケルに挨拶をする。
エリザベート「初めまして、英雄の御孫様にして新しい英雄、シン=ウォルフォードさん。そして、カケル=パラケルスさん。私、コーラル公爵家が次女でアウグスト殿下の婚約者でもある、エリザベート=フォン=コーラルと申します。以後、お見知り置きを。」
カケル「どうも。」
シン「ご、ご丁寧にどうも………。」
エリザベートが挨拶する中、兵士達はこっそりと去っていく。
オーグがエリザベートに尋ねる。
オーグ「それよりエリー、何故こんな所に?」
エリザベート「どうもこうもありませんわ!私やメイを放ったらかしにして、合宿だがに早々に向かわれてしまって!!」
シン「メイ?」
カケル「誰?」
オーグ「妹だ。」
???「そうです!」
オーグがそう聞くと、エリザベートはそう叫ぶ。
シンとカケルが首を傾げると、オーグはそう答える。
すると、エリザベートの後ろから1人の少女が現れる。
彼女は、メイ=フォン=アールスハイド。
オーグの妹だ。
オーグ「何だメイ、居たのか。」
メイ「居たのか?じゃないです!!酷いですお兄様!!合宿にはメリダ様もご一緒だと聞いたです!!私がどれだけメリダ様に憧れてるか知ってるのに………置いて行くなんて…………!!」
オーグ「いや何、そうやって悔しがるお前が面白くてな。」
((ひでぇ…………。))
メイ「意地悪です!ズルいです!私もメリダ様にお会いしたいです!!」
オーグがそう言うと、メイは次第に体を震わせながらそう言う。
オーグの言葉に、シンとカケルはそう思う。
メイはオーグを叩くが、オーグはどこ吹く風とばかりに気にしていなかった。
シンとカケルは、メイに質問をする。
シン「婆ちゃんに?」
カケル「メリダ様に?」
メイ「はっ!あわわわわ!ごめんなさいです………!シン様………カケル様…………メイ=フォン=アールスハイドです………。アウグストお兄様の妹です…………!え、えと……….メリダ様の大ファンです!」
シン「そっかぁ………宜しくねメイちゃん。」
カケル「宜しくね。」
シン「オーグとは従兄弟みたいな感じだから、メイちゃんもそうしてくれると嬉しいな。」
メイ「じゃ…………じゃあ、シンお兄様?」
シン「あはは、様なんていらないかな?俺は王族じゃないんだから。」
メイ「シンお兄ちゃん………?」
シン「うん!」
メイ「エヘヘ、意地悪じゃないお兄ちゃんが出来たです!」
シンとカケルがそう聞くと、メイはそう挨拶する。
シンにそう言われると、メイは嬉しそうに言う。
オーグは苦笑を浮かべていたが、ここに2人が居る理由を聞く。
オーグ「で?何故こんな場所に?」
エリザベート「私達も、合宿先に同行させて頂きますわ。」
メイ「です!」
オーグ「馬鹿を言うな!!合宿と言っても遊びじゃないんだぞ!!同行許可など降りる訳無いだろ!!」
オーグはそう怒鳴り、ディセウムの元へと向かうが。
ディセウム「連れて行ってやれば良いではないか?」
オーグ「父上!?」
カケル「随分とあっさりだな。」
メイ「流石お父様です!」
ディセウム「マーリン殿とメリダ師とヴァン殿もいらっしゃるし、移動はシン君とカケル君の魔法だ。何の問題も無い。温泉街に滞在させておけば、良い息抜きにもなるだろう。」
エリザベート「私も、お父様に快諾させて頂いておりますわ。」
オーグ「……………。」
オーグが呆然とする中、シンとカケルは笑っていた。
すると、ディセウムがオーグに話しかける。
ディセウム「それはそうと、アウグスト。」
オーグ「何でしょうか?」
ディセウム「例の件、許可は出すぞ。」
オーグ「はい。」
ディセウムはそう言いながら、何かの紙をオーグに渡す。
それを見ていたカケル達は。
カケル「ん?何の話だ?」
オーグ「いずれ分かるさ。」
シン「ん……………?」
そんな風に話していた。
シンのゲートで、エリザベートとメイも一緒に来る。
シン「エリーさん!メイちゃん!こっち来て大丈夫だよー!」
メイ「わぁっ!!さっきまで城に居たのに、もう着いたです!」
カケル「凄いはしゃいでるね。」
オーグ「メイ、はしゃぎ回って逸れても知らないぞ。」
メイ「はわ!うぅ………。」
シン「ホラ、メイちゃん、逸れたら大変だからね。」
メイ「あっ………!ハイです!」
シンは、メイの手を繋いで、カケルはそれを微笑ましく見ていた。
オーグ「メイ、逸れないようにシンの言う事を聞くんだぞ?」
オーグの言葉に、メイは頷く。
オーグは、エリザベートの方を向く。
オーグ「エリー、この合宿は魔法の実戦訓練だ。お前達に構ってる時間は無いぞ。」
エリザベート「邪魔は致しませんわ。ただ、アウグスト様に悪い虫が付かないようにしないと!」
シン「あぁ成る程、合宿には女子が参加してるからな。」
カケル「究極魔法研究会って、半数が女性だからな。」
エリザベート「いえ、そうではありませんわ。私が1番関係を疑っているのは………。」
「「「いるのは?」」」
オーグがそう言うと、エリザベートはそう答える。
シンとカケルがそう言うと、エリザベートは否定する。
エリザベートの言葉に、シン、カケル、オーグが聞くと、エリザベートはシンを思い切り睨む。
エリザベート「あなたですわ!!シンさん!!」
シン「えええええええええ!?」
メイ「はわわ!」
エリザベートがそう叫ぶと、シンとメイは驚く。
エリザベートは、そこら辺で買った肉まんと串焼き肉を食べながら口を開く。
エリザベート「だってアウグスト様ったら、口を開けばシンシンシンシン………!疑うのも無理はありませんわ!!」
シン「いやいやいやいや!無理があるでしょ!?俺とオーグなんて考えたくもない!!」
メイ「はわわ…………大人の話です!!」
カケル(この世界にも居たんだ、腐女子。)
オーグ「まあ………確かにシンと言う気兼ねしない友人が出来て、浮かれてしまったのは事実だな………。」
エリザベートがそう言うと、シンは否定して、メイは顔を赤く染める。
カケルがそう思うと、オーグはそう言う。
そんな風に話していると、エリザベートは、球当てゲームをしながら文句を垂れる。
エリザベート「アウグスト様は私と居ると気を遣われますの!?」
オーグ「そんな事はないぞエリー。お前と居るのは心が安らぐ。」
エリザベート「っ………!!」
オーグ「男同士だとバカな事も出来る。私にとって初めての体験だったから、ついはしゃいでしまったのだ。分かってくれエリー。」
エリザベート「そ………そうでしたの………。」
カケル(チョロい………。)
エリザベートがそう叫ぶ中、オーグはそう言って、エリザベートは引き下がる。
カケルは、そんな風に思っていた。
再び場所が変わり、レストランで、パスタを食べている。
オーグ「それに、シンにはもう彼女が居るからな。」
エリザベート「そうなんですの!?」
シン「オーグ!お前何言って………!?」
オーグ「事実だろ?」
シン「…………。」
オーグの言葉に、シンは黙り込む。
オーグは、ため息を吐きながら口を開く。
オーグ「シン、良い機会だ。お前そろそろハッキリしろ。」
シン「ハッキリって…………?」
オーグ「その態度をだ。お前達が互いに好意を持っているのは確かだろう。」
シン「(お互いって………シシリーは俺に優しいけど、それはシシリーが優しいからであって………。)向こうが好意持ってるだなんて何で分かるんだよ!?」
オーグ「見ていれば分かる。」
シン「何で言い切るんだよ!」
カケル「オーグの言う通りだろ。」
シン「カケル!?」
カケル「お前とシシリーの言動を見てれば、嫌でも分かる。」
ホッパー1「ホッパ!」
スチームライナー「スチーム!」
カケルはそう語ると、ホッパー1とスチームライナーも同意するように言う。
シンが口を開く。
シン「でももし間違えたら………これからどうするんだよ………?」
オーグ「では、このままで良いのか?相手の気持ちが分からないなんて当たり前だ。」
カケル「それともシン、シシリーから言わせるつもりか?自分にはその勇気が無いのを言い訳にして。」
シン「それは…………。」
オーグ「幼い頃からずっと一緒に居て、婚約者になったと言うのに、未だにこんな誤解を受ける事もあるのだからな。」
エリザベート「そこで私を引き合いに出さないで頂けます…………!?」
カケル「まあ、どうするかはお前が決めろ。」
シン「……………。」
シンが不安げにそう言うと、オーグとカケルはそう言い、引き合いに出されたエリザベートはそう言う。
その後、領主館へと戻る。
シシリー達と合流して、事情を話す。
シシリー「お2人も合宿に!?」
オーグ「成り行きでな。すまないがクロード、合宿中この2人も世話してやってくれないか?」
シシリー「勿論構いませんけど………。」
エリザベート「訓練のお邪魔はしませんわ。」
突然の来客に驚きつつも、シシリーは了承する。
シンはシシリーを見ていたが、シシリーがシンの視線に気付いたのか、見てくる。
シシリー「どうかしたんですか?」
シン「え!?ど、どうって………べ、別に普通だよ!」
シシリー「そうですか?」
カケル(ヘタレめ。)
エリザベート「ああ、さっきの話はシシリーさんの事でしたのね。」
メイ「シンお兄ちゃんとシシリーさんお似合いです!」
シシリー「…………?」
シン「うわあああああ!!何でも無あああああい!!」
それを見て、エリザベートとメイはそう言う。
シンは慌てた。
その後、マーリンとメリダとヴァンにエリザベートとメイが挨拶をする。
エリザベート「エリザベート=フォン=コーラルと申します。」
メイ「ア………アウグストお兄様の妹の…………メイです………!あの………あの………!」
シン「メイちゃん、婆ちゃんのファンなんだってさ。」
メリダ「おやおや。こんなお婆ちゃんでがっかりしたろ?」
メイ「そ、そ、そんな事ないです!私のお婆様より全然若いし………綺麗だし…………後…………後………とっても綺麗です!!」
メイは噛みながらも、そう答え、メリダは笑う。
メイ「あの………宜しければ握手を………!」
メリダ「ウフフ、良いよ。やっぱり女の子は何とも可愛らしくて良いわねぇ。シンとは大違いだよ。」
マーリン「ホッホッホ。」
ヴァン「そうじゃな。」
シン「悪かったな………。それでも小さい頃はよく手を繋いでただろ?」
メリダ「アンタは目を離すと何をしでかすか分からなかったからねぇ。小さい頃手を繋いでたのは、アンタを拘束する為だったからね。」
シン「ええ…………!?」
カケル「ぷっ。」
衝撃のカミングアウトに、シンは驚く。
すると、周囲から。
マリア「メリダ様の気持ち分かるわ〜〜。」
アリス「シン君みたいな子供じゃ拘束しとかないと、心配でしょうがないよね!!」
リン「確かに、その方が効率的。」
ユーリ「ゴメンねぇウォルフォード君、それは仕方無いかもぉ。育てる方は大変よねぇ。」
オリビア「私の子供は普通である事を祈ります………。」
クリア「本当に大変そうね。」
カケル(いやまあ、シンが転生者で、周囲に興味を持ってたのが原因だからな。)
女性陣の言葉に、シンは傷ついていく。
カケルがそう思う中、シシリーは慌てていた。
シシリー「あ…………あの…………えと…………私は………。」
シン「いいんだシシリー………。気を遣わなくても…………。」
シシリー「そ、そんなんじゃないです!!シン君との子供なら可愛いでしょうし、私は喜んで手を繋ぎますよ!!」
シシリーの爆弾発言に、周囲が固まる。
シシリーも、自分が何を言ったのか気付いたのか、顔を赤く染める。
シシリー「あ…………あれ…………?私………今何て…………?」
マリア「シシリー………アンタ………。」
エレナ「大胆ですね……………。」
アリス「ヒューヒュー!」
ユーリ「わぁ大胆!」
リン「盛大な自爆。」
カケル「爆弾発言だねぇ。」
セブンティア「大胆だな。」
ギレーヌ「ですね。」
シシリー「あ…………あく………あぅ………やあああああああ!!」
シシリーが狼狽える中、マリア達はそう言う。
シシリーは羞恥心が振り切ったのか、その場から逃げ出す。
シンはそれを見ていたが、オーグが肩に手を乗せる。
オーグ「シン、分かってるな?」
シン「あぁ………。彼処まで言われて、分からない程鈍感じゃないよ………。」
オーグ「彼処まで言われないと分からない鈍感なんだよ。」
カケル「それな。」
シン「うぐっ………。」
オーグ「まあ、頑張れ。」
シン「おう………。」
そう言って、シンはシシリーの元へと向かう。
それを見ていたオーグとカケルは。
オーグ「カケル。私の言いたい事は分かるな?」
カケル「はい。覗きましょうか。」
こうして、全員で覗く事になった。
隠れていると、告白が始まった頃の様だった。
シン「俺さ、あの時シシリーを見て、頭に雷が落ちたんだ。」
シシリー「え…………?」
シン「なんて可愛い娘なんだろうって………。」
シシリー「え!?あ…………あ!そ………その………私も思いました………。なんて格好良い人なんだろうって………。」
シン「え、本当に!?」
シシリー「はい………。」
シン「………シシリー。」
シシリー「ハ………ハイ!!」
シン「好きだよ。」
シシリー「っ………!」
カケル(やっと告白したか。)
カケルは、そう思っていた。
2人がキスをしようとすると。
カケル「ちょっ………押すな!!」
「「っ!?」」
カケル達が倒れて、全員出てしまった。
全員が誤魔化し笑いを浮かべる。
カケル「アハハハハ………。グェッ!」
カケルが笑う中、シンに首根っこを掴まれて、締められた鶏みたいな声を出す。
シシリー「なななななななな………!?」
シン「皆さん揃って覗き見ですか!?」
「「だって、こんなビッグイベント見過ごせる訳ないじゃない!!」」
カケル「見たって良いだろ!!」
シン「逆ギレすな!!」
マリアとアリス、カケルの逆ギレ気味の開き直りに、シンが怒鳴る。
オーグ「私はシンを焚き付けた張本人だからな。責任を持って見守る必要がある。」
エリザベート「私はアウグスト様の婚約者ですから、同じく責任が。」
メイ「はわわ………大人の情事ですぅ!!」
メリダ「シン!よく言った!!よくやったよ!!」
マーリン「ホッホッホ!!」
ヴァン「おめでとうさん!」
オーグ、エリザベートがそう言う中、メイは顔を赤く染める。
メリダとマーリン、ヴァンも出てきて、シンはため息を吐く。
シン「はぁ…………まあ………そんな訳で、シシリーと恋人同士になりました。」
カケル「おめでとう。」
皆が、拍手喝采する。
すると、シンとシシリーの背後から、カミーユも出てくる。
カミーユ「これは早速明日お祝いしなければいけませんね!!」
シン(アンタまで居たのかよ………。)
すると、オーグがシンに話しかける。
オーグ「シン、取り敢えずおめでとうと言っておく。だが、今は非常事態の最中だ。付き合いに感けて訓練を疎かにしないようにな。」
シン「だったら何でこのタイミングで焚き付けたりしたんだよ………。」
オーグ「だってお前、物語なんかじゃ『この戦いが終わったら告白するんだ』って言った奴は大抵死ぬだろ?その前にと思ったんだ。」
シン(フラグ回避かよ………。)
カケル(ていうか、この世界にも死亡フラグの概念あるんだ。)
オーグがそう言う中、シンはそう聞くと、オーグはそう答える。
それを聞いて、そんな風に思ったシンとカケルだった。
その翌日、シン達が海でバレーをしたりして楽しんでいる中、カケル、エレナ、クリア、セブンティア、ギレーヌの五人は、ケミーの捜索を行なっていた。
カケル「今頃シン達は海で楽しんでるのかな。」
エレナ「そうじゃないかしらね?」
クリア「とにかく、ケミーの反応があったから、早く見つけるわよ。」
セブンティア「ああ。分かっている。」
ギレーヌ「ええ。」
五人はそんな会話をしながらケミーライザーを手に、シン達のいるビーチの近くでケミーの捜索を行う。
この辺りは全員初めて来たばかりである為、今回は何があっても良いように、皆でまとまって行動していた。
そんなふうにしばらく捜索していると。
???「よお、お前ら。まさかこんなところで会うとはな。」
カケル「っ!?」
そんな風に声をかけられ、カケル達がその方を向く。
カケル「お前……………プレデターか!」
プレデター「正解。覚えていて嬉しいぜ。」
するとそこには1人の男───プレデターがニヤニヤと怪しげな笑みを浮かべながら立っていた。
プレデター「ところで、お前らに見せたいものがあるんだが、これ、なんだかわかるか?」
カケル「なに?───なっ…………!?」
エレナ「あの手に握られているのはまさか…………!」
クリア「エンシェント属性のレベルナンバー4、オジーラカンス!」
そう言ってプレデターが見せつけてきたのは、シーラカンスのような見た目のケミー、オジーラカンスのライドケミーカードであり、それを見て全員驚愕する。
オジーラカンス「オ、オジィー…………!」
カケル「そのケミーを離せ!」
プレデター「へっ。嫌だね。せっかく美味そうな奴を見つけたんだ!こいつは俺が頂く!」
クリア「美味そう………………?」
エレナ「えっ……………!?」
オジーラカンスがそう言うと、カケルはそう叫ぶ。
すると、プレデターはマルガムになったと同時に、オジーラカンスを空に放り投げ、食べてしまう。
プレデター「うーん、やっぱりケミーは美味いなぁ!それに最近魚食えてなかったから余計に上手く感じるぜ。」
エレナ「嘘………………!?」
クリア「ケミーを食べた……………!?」
エレナ達がオジーラカンスを食べて満足そうにしているプレデターの姿に驚愕する中、カケルは拳を握りしめながら鋭く睨み付ける。
カケル「お前…………………そのケミーを解放しろ!!」
プレデター「やだね。こんな美味いもんを吐き出すバカがどこにいるんだよ。」
カケル「なら力尽くで吐き出させる!」
『HOPPER1!』
『STEAMLINER!』
プレデターの言葉にカケルは怒りを露わにしながらホッパー1とスチームライナーのカードをガッチャードライバーに装填する。
カケル「変身!」
そしてそのまま変身ポーズを取り、ガッチャードライバーのレバーを操作する。
『ガッチャンコ!』
『スチームホッパー!』
カケル「うおぉぉぉぉ!!!」
カケルは、仮面ライダーガッチャード・スチームホッパーに変身し、そのままプレデターに向かっていく。
プレデター「ハンッ、その程度で俺が喰えるとでも思ったか?甘ぇんだよ!」
カケル「うわっ!?」
エレナ「カケル!」
クリア「ったく!三人は下がってて!変身!」
そのまま拳を振ろうとしたがあっさり受け止められ、そのままプレデターのカウンターフックで吹き飛ばされる。
その様子を見てエレナがそう叫ぶと、クリアはテックスソードにビートルクスのカードを装填する。
『BEETLX!レベルX・インストール・クリア!』
その音声が鳴ると、クリアの目の前にビートルクスのカードが現れる。
クリアはトリガーを引きながら、ビートルクスのカードを斬る。
『Xアップ!』
『ビートルXフォームアップクリア!』
『レディ⋯⋯GO!』
クリアは、仮面ライダーテックスへと変身する。
それを見たプレデターは。
プレデター「おぉ、良いねぇ良いねぇ。どっちも美味そうだぁ……………!それじゃあそいつらも俺が喰ってやるぜ!」
カケル「ふざけんな!そんなことさせてたまるかよ!」
クリア「カケル、落ち着け!」
プレデターはそんな風に言う中、カケルは怒声を出し、クリアはそう言ってカケルを宥めようとする。
???「………………あれが仮面ライダーか。」
一方、カケル達の様子を遠くから見ていた人物がいた。
その人物は女性で、淡い緑色の髪で先端が紫色になっており、どこか不思議な雰囲気を纏っていた。
???「それでは、仮面ライダーの力がどれほどの物なのか、お手並み拝見と行こうか。」
****
プレデター「どうしたどうしたぁ?もうそれで品切れかぁ?もっと食わせろよ!俺の胃袋はそんなもんじゃ満足しねぇぜ?」
カケル「嘘だろアイツ、俺たちの魔法を食って無力化しやがった!」
クリア「なら接近戦………いやもしテックスソードが食べられたら面倒なことに…………!」
連携してプレデターが変化したベルゼバブマルガムと応戦していくカケルとクリアの二人。
だが、カケルとクリアの魔法による攻撃を、ベルゼバブマルガムは喰らって無効化し、圧倒的な力によって二人を圧倒する。
プレデター「へっ!じゃあおかわりが無いなら、お前らを代わりに食ってやろうかぁ!?」
カケル「くっ、マズイ。もっと離れて…………。」
プレデター「離さねぇよッ!」
カケル「何ッ!ぐわっ!」
クリア「カケル!?」
それどころか、ベルゼバブマルガムは空間をも食ってしまい、カケル達がどんなに離れてもすぐに距離を詰められる。
プレデター「うーん、やっぱ味はまぁまぁってところだな。」
カケル「アイツ………空間を食った!?いったいどうなってんだ!?」
クリア「いや悪食にも程があるでしょ!!」
プレデター「食えると思ったものはなんでも喰らう!それが俺だ!そして俺は、全てのケミーを食べ尽くてやる!」
カケル「ふざけるな………そんなことは、させない!」
空間をも食った事に驚く中、プレデターはそう言う。
それを聞いたカケルはそう叫ぶと、ピカホタルとスマホーンのカードを取り出す。
『PIKAHOTARU!』
『SMAPHONE!』
その2枚を装填すると、カケルはガッチャードライバーを操作する。
『ガッチャンコ!』
すると、カケルの背後にスマホーンとピカホタルのカードが浮かぶ。
スマホーン「スマホーン!」
その2枚は組み合わさる。
『スマホタル!』
カケルは、ガッチャード・スマホタルへと変身する。
プレデター「あっ?なんだ味変か?面白れぇ。まぁ、俺はなんであろうと美味く食っちまうけどな!」
スマホタルに変身したカケルを見ても、余裕のある様子でそんな風に言うプレデター。
クリア「………なるほど、そういう事ね!」
それに対してクリアはカケルの意図を察したのか、ビートルクスのカードを取り、エクシードファイターのカードを装填する。
『EXCEEDFIGHTER!レベルX・インストール・クリア!』
『Xアップ!』
クリアは、再び巨大なライドケミーカードをテックスソードで×印に切って次に横なき払いで巨大ケミーカードを回す。
『ファイターXフォームアップクリア! 』
『レディ⋯⋯GO!』
クリアは、仮面ライダーテックス・ファイターXフォームへと変わる。
カケル「お前、なんでも食えるんだろ?だったらこいつを食ってみろよ!!」
そしてカケルは、肩や右腕についたスマホを使って強力なフラッシュを出し、ベルゼバブマルガムはその思わぬ奇襲を真っ向から受け、目を抑える。
プレデター「何っ!?」
カケル「いくらお前が何でも食えるからと言っても、光は食えないだろ!」
プレデター「うおっ………やりやがったな……………!」
エレナ「光で目眩しを………………!!」
セブンティア「ほぅ、やるな。」
ギレーヌ「ええ。」
カケル「クリア!」
クリア「任せて!」
カケルのフラッシュに、流石のベルゼバブマルガムが怯む中、クリアは必殺技を発動する。
『EXCEEDFIGHTER!Re.インストール、オーバーブレイク!!』
クリア「ハァァァァァ!」
プレデター「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
そのまま音速まで加速したクリアは、ベルゼバブマルガムに向かって攻撃し、それを受けたベルゼバブマルガムは、ダメージに耐えきれず爆発を起こす。
すると、爆煙からオジーラカンスが出てきた。
カケル「ガッチャ!」
カケルはブランクカードを出して、オジーラカンスに向ける。
すると、オジーラカンスは封印される。
カケル「よろしくな!オジーラカンス!」
オジーラカンス「オジー……………!」
エレナ「どういう事!?アイツに食べられたんじゃなかったの!?」
クリア「多分、食べた直後だったから消化されずに残ってて、私の必殺技で吐き出す事が出来たのよ。少しでも時間が経ってたら危なかったかもだけどね。」
エレナ「な、なるほど…………。」
エレナはオジーラカンスの帰還に思わずそう言って首を傾げたが、クリアの考察に納得したかのように頷いた 。
すると。
プレデター「くっそぉ〜、テメェら、やってくれたじゃねぇか!」
カケル「っ!?」
そんな声が聞こえてきて、カケル達は煙の方を見ると、そこには、全身が少々ボロボロになっているプレデターの姿があった。
クリア「無事だったのね……………。」
プレデター「イテテ………折角食ったマルガムを吐き出させやがって……………!だが、これはこれで面白いな。楽しみはとっておくとしよう。じゃあな!次こそは食い切ってやるぜ!」
カケル「待てっ!」
クリアがそう言う中、プレデターは怒りと歓喜の混じった表情を浮かべ、そのまま去っていく。
カケルが追おうとするが、プレデターは魔法を地面にぶつけて煙を上げ、カケルは思わず身構えてしまう。
そして土煙が晴れると、プレデターの姿はなく、それを見て、カケル達は呆然とするしかなかった。
???「中々に面白い物を見せてもらったよ。やっぱり、仮面ライダーというのは、興味深いね。」
一方、それを見ていた女性は、そう言って去っていった。
その夜、皆の部屋にカケル、エレナ、クリア、セブンティア、ギレーヌも来た。
シン「そう言えば、シシリー達は何時オーグとエリーと知り合ったんだ?」
シシリー「5歳の時です。」
マリア「王族や貴族は、5歳になるとお披露目会があるのよ。」
カケル「じゃあ、貴族・王族組は、幼馴染みたいな関係って事か?」
エレナ「そんな所よ。」
ユリウス「あの頃のトールは、よく女の子に間違えられていたで御座る。」
トール「黒歴史を抉らないで下さい!」
シンとカケルがそう聞くと、シシリーとマリア、エレナはそう答える。
そんな中、ユリウスはそう言い、トールはユリウスを睨む。
そう、トールの見た目は中性的なので、よく間違われたそうだ。
カケル「まあ、トールが女風呂に入っても違和感ないよな。」
クリア「確かにね。」
トール「やめて下さいよ!」
シン「良いなぁ〜、俺が5歳の頃は森で鹿狩りしてたなぁ。」
トール「それはそれで凄い気が………。」
カケル「俺が5歳の頃は、色々と稽古をつけてもらってたな。」
トニー「そ、そうなんだ……………。」
エレナ「へぇ………………。」
カケルとクリアがそう言うと、トールが反論するが、シンの言葉に驚く。
カケルの言葉にトニーとエレナが反応していると、マリアが口を開く。
マリア「お披露目会かぁ〜、懐かしい〜!アウグスト殿下の周りは女の子達でいっぱいだったな〜。」
オーグ「うぅ………あれは最悪だった………。初めて会う令嬢達に様々なアピールをされ続けて………。」
シン「王族だもんなぁ。」
カケル「まあ、そんなもんだろ。」
エリザベート「私はアウグスト様に近付けませんでしたの…………。」
カケル「そうなんだ。」
オーグ曰く、自らエリザベートに声をかけたが、面倒そうという理由で断られたとの事。
カケル「そんな理由!?」
オーグ「あの中でエリーだけが、媚に売りに来なかったからな。それで興味を持ったんだ。」
エリザベート「っ!」
カケル「と言うと?」
オーグ「他の騒がしい令嬢を、冷めた目で見ていたのが印象的だった。」
エリザベート「ア、アウグスト様………。皆さんの前ですわ………。」
カケル「なるほどね。」
カケルが驚く中、オーグはそんな風に言い、エリザベートは照れる。
カケルが納得している中、マリアが嘆く。
マリア「はぁ…………。何で私は選ばれないのかなぁ………?殿下と言い、英雄の孫と言い、目の前のチャンスを悉く………。」
アリス「私なんかチャンスすら無かったよ………?」
リン「私は魔法が恋人!」
マリア「うっ………。ユ、ユーリはどうなの?彼氏の1人や2人は居そうじゃない!」
ユーリ「う〜ん、それはぁ………ヒ・ミ・ツ♪」
マリア「ユーリ、ズル〜い………。」
シン「っ!シッ!」
シンが静かにするように言う。
すると、廊下から足音がして、メリダが部屋に入ってくる。
メリダ「あんた達!いい加減におし!明日もまた………おや?声がすると思ってたけど…………気のせいだったかね………?」
メリダは、首を傾げる。
実際には、布団の中やベッドの裏などに隠れていた。
カケル(何とか誤魔化せたか………?)
カケルは、トニーと同じ位置で隠れていた。
だが。
シシリー「きゃああああ!!」
シン「えぇ!?うわああああ!!ごごご、ごめん!!!そんなつもりは…………!!」
カケル(何盛ってんだアイツ!!)
メリダ「シン!あんた!何やってんだい!!付き合いだして早速一線越える気かい!?」
カケル(シン、終わったな。)
シン「いや、これはそのぉ………。」
メリダ「言い訳するんじゃないよ!!」
シン「えぇぇぇ…………!?」
シンがメリダに見つかっていた。
そんな中。
リン「ウォルフォード君のエッチ〜。」
マリア「あぁ………シシリーが………!シシリーがどんどん先に行っちゃう………!」
カケル(おい、声を出すなよ!!)
メリダ「あんた達!!全員起きてここにお座り!!」
全員「ごめんなさーーーい!!!」
カケル(俺はただ、巻き込まれただけなのに………!)
カケルは、全員の説教に巻き込まれ、シンに恨みがましい視線を向ける。
結果、全員が寝不足になったとさ。
今回はここまでです。
今回は、シンとシシリーがくっつく話と、カケル達の前にプレデターが現れて、応戦する話です。
プレデターは、カリュブディスメギドみたいに、空間を食って距離を詰める事も可能です。
カケルとクリアがプレデターと応戦する中、謎の女性がその戦いを見物する。
その女性は何者なのか。
次回は、少しオリジナルの展開になる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
昨日のガッチャードは凄まじかったですね。
スパナの過去が明らかとなり、グリオンの手によって両親を再び殺害されて、ウィールマルガムへと変貌する。
果たして、スパナはどのようにして、仮面ライダーの力を手に入れるのか。
ちなみに、この小説に登場するヴァルバラドの変身者も、似た様な感じになる予定です。
枝見鏡花さんに相当する立場のキャラも出します。
今後の展開やオリジナルの仮面ライダーに関して、リクエストがあれば、活動報告にて承っています。
オリジナルのケミーも出せたら出したいなと思っています。
それを使って、オリジナルの仮面ライダーに変身するみたいな感じで。
エレナも、九堂りんねと同じく、しばらくは変身が不可能になります。
ガッチャーイグナイターの入手や、エレナの再変身でリクエストがあれば、活動報告にて承っております。
フィニッシュを決めるのはどちらにするか
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ギーツIX
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ギーツワンネス