仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、ゴリラセンセイ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、バーニングネロ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス

ヴァルバラド
マッドウィール、ガッツショベル、???????

クリア=テンフェクト
ビートルクス、クロスウィザード、エクシードファイター

プレデター
ベルゼイーター


第17話 ダンジョン探索と婚約披露パーティー

 翌朝のクロード領主館では、カケルがシンに恨みがましい視線を向ける。

 

カケル「お前な………。付き合って早々に盛ってんじゃねぇぞ。」

シン「いや、盛ってないから!」

カケル「おかげで寝不足だよ。」

シン「いや、それは全員同じだろ。」

シシリー「あ………。」

シン「お………。」

 

 カケルがシンに文句を言っていると、シシリーと合流して、シンとシシリーが顔を赤らめる。

 

シシリー「お、おはようございます………!」

シン「お、おはよう………あの………えっと………食堂行こうか………?でないと、朝食冷めちゃうし…………。」

シシリー「そ、そうですね………あ、あのシン君!」

シン「え?」

シシリー「今、ちょっと良いですか?一つ、お願いがあるんですけど………。」

カケル「ああ。ご両親へのご挨拶か。」

シシリー「そ、そうです………。」

カケル「分かった。皆には、シンとシシリーはご両親へのご挨拶に向かうから、朝食が遅れるって伝えておくわ。」

シン「助かるよ。」

カケル「ああ。」

 

 シンとシシリーは、両親の元へと向かい、カケルは朝食を食べに行く。

 その間に思った事は。

 

カケル(まさか……………幼少期からずっと一緒にいたシンに彼女が出来るとはな。めでたいな。)

 

 そんな風に思っていた。

 素直に祝福していた。

 シンとシシリーが付き合う事を。

 カケル達が朝食を食べ終え、シンとシシリーも戻って来て、訓練をする事に。

 

トニー「やるねトール!」

トール「トニー殿こそ!」

 

 トニーとトールは、魔法を撃ったり、錬金術を使ったりする。

 2人は、お互いに褒める。

 それを見ていたエリザベートは。

 

エリザベート「な、何ですの!?皆様のこの魔法!」

シン「準備運動は、こんなもんで良いかな?」

エリザベート「ええ!?」

 

 シンの呟きを聞いたエリザベートは、驚愕する。

 すると、マーリンがエリザベートとメイに話しかける。

 

マーリン「ホッホッホッ。どうじゃな?折角見学に来とるんじゃ。お嬢様方も少しやってみんかね?」

メイ「え?」

エリザベート「わ、私は遠慮させて頂きますわ………。魔法の素質が無いのは分かっておりますから…………。」

メイ「私やりたいです!!」

ヴァン「では、基本の魔力制御からやってみようかのう。」

 

 そうして、メイは魔力制御をやる事になった。

 すると、かなりの量の魔力が集まる。

 

メイ「わっ!わっ!凄いです!!こんなに魔力が!!」

マーリン「おぉ!これは凄いのう!」

ヴァン「ほう………………。」

メリダ「その歳でやるじゃないかぁ!メイちゃんには魔法使いの素質があるようだねぇ!」

メイ「えへへ………。」

アリス「もしかしてメイ姫様、凄い魔法使いになっちゃうかも………。」

リン「負けてられない!頑張る!」

マーリン「ホッホッホッ、メイちゃんが良い刺激になっとるのう。」

 

 メイが魔力を集めるが、その量を見て、マーリン、メリダ、ヴァンはそう反応する。

 メイに対抗心を燃やしたリンが、魔力を集め始める。

 マーリンは笑って見ていたが、リンが集めた魔力に、青ざめる。

 

マーリン「リンさん!それは頑張り過ぎじゃ!」

ヴァン「すぐに解除するんじゃ!!」

リン「え?」

 

 マーリンとヴァンがそう言葉をかけるが、時既に遅く、爆発してしまう。

 煙が晴れると、アフロヘアーになったリンが現れる。

 

リン「ゲホッ…………。」

メリダ「あっはっはっ!」

マーリン「言わんこっちゃない………。」

メリダ「アンタ達は、将来メイちゃんに色んな所を追い抜かされない様に頑張るんだね!」

アリス・リン「色んな所………。」

 

 リンが咳き込む中、メリダは笑い、マーリンは苦笑する。

 メリダにそう言われ、アリスとリンは想像した。

 背が高く、胸が大きいメイを。

 すると、アリスとリンはメイを睨む。

 

アリス・メイ「ギロッ!!」

メイ「はわわっ!!」

カケル「幼女を相手に睨むなよ。」

 

 2人が睨むと、異様なオーラが出て、目が光る。

 カケルはアリスとリンを嗜めて、メイはシンの後ろに隠れる。

 

オーグ「む?そこで兄ではなく、何故シンの後ろに隠れる?」

シン「え?」

オーグ「これはお仕置きが必要だな。」

メイ「はわわわわ!シンお兄ちゃん助けて下さいです!!」

シン「揃いも揃ってお前等は………。」

オーグ「冗談だ。」

シン「本当かよ?」

 

 それを見たオーグがそう言うと、メイは涙目になる。

 シンがそう言うと、オーグはそんな風に言う。

 その後、シンがある事をしようとするのだが。

 

シン「何でまたそんなに警戒してんの……?」

カケル「いや、そりゃあなぁ……………。」

ユーリ「だってウォルフォード君…………新しい魔法の実験するんでしょ………?」

マリア「巻き込まれて………吹っ飛ばされたら敵わないし………。」

トニー「当然の措置だね。」

オーグ「メイ、今度は私の後ろにちゃんと隠れてろ?」

メイ「はいです!」

 

 シンがジト目を向ける中、カケル達はそんな風に言いながら、魔力障壁を出していた。

 それを見たクリアは。

 

クリア「シン、どんだけ信頼されてないのよ……………。」

シン「何でだろう?まあ、今回はそんなに危なくないから。」

 

 シンはそう言いながら足元の石ころを持つ。

 

オーグ「本当か?」

 

 シンの言葉に疑いを持ったのか、魔力障壁の数を更に増やす。

 

シン「攻撃魔法じゃないから、大丈夫だって!」

カケル「お前………魔法に関してはどんだけ信用されてないんだよ。」

オーグ「そうか。なら。」

 

 オーグ達は、訝しみつつも、魔力障壁を解除する。

 そんな中、シンが魔力を集め始める。

 

トール「集まってる魔力の量が、尋常じゃないですね…………。」

エリザベート「ほ、本当に危なくないものでしょうね!?」

 

 色んな人たちが不安そうな声を出す中、シンの魔法が発動して、石が宙に浮く。

 

シン「おっ!やった!!成功したー!!」

 

 全員が目を疑い、目をゴシゴシするが、幻ではなかった。

 

エリザベート「これって…………一体何の魔法ですの…………?」

シン「浮遊魔法だよ。石に反重力の…………あぁえっと、物が落ちるのと反対のイメージを込めてみたんだ。」

マリア「あ、相変わらず何なのかよく分かんないけど………また凄いのやってのけたって事はよく分かるわ………。」

カケル「本当にだよ。」

エレナ「また、とんでも無い事になりそうね。」

シン「凄いのはこれからかもね。」

 

 それを見て、エリザベートがそう聞くと、シンはそう答える。

 マリア、カケル、エレナは呆れ気味にそう言う。

 シンがそう言って魔力を再び集めると、今度はシン自身が浮遊した。

 

全員「え…………?」

 

 これには、究極魔法研究会のみならず、カケル、エレナも驚いた。

 クリアはそこそこだったが。

 

シン(上下移動の浮遊魔法を自分にかけて、左右には風の魔法を応用すれば!!)

 

 すると、シンは自在に空を飛ぶ。

 

シン「お!!おっほっほっほ!!こりゃ楽しいわ!!ヒャッホー!!」

 

 シンは、鳥と共に空を自由に飛び回ってる。

 

カケル「楽しそうだな。」

 

 それを見たカケルは、そう呟く。

 しばらくすると、シンが降り立つ。

 それには、カケルとクリアを除く全員が引いていた。

 

オーグ「お前…………。またとんでもない事を…………。」

カケル「飛ぶだけにか?」

マリア「カケル…………。今、それを言う?」

 

 オーグの呟きに対して、カケルはニヤニヤしながらそう答える。

 すると、寒い雰囲気になってしまう。

 

カケル「………ゴホン。まあ、ギャグは置いておいて。浮遊魔法自体は、シュトロームも使用していたから、使えておいて損はないと思う。」

エレナ「確かに……………こっちで飛べるのは現状、シンを除くとクリアのエクシードファイターを使った形態だけだからね。」

クリア「そうね。ホークスターはあっても、サボニードルが居ないからね。」

シシリー「シン君、凄い!」

 

 カケルがそう言うと、エレナとクリアはそう言い、シシリーはそう言う。

 すると、興奮したメイがシンに話しかける。

 

メイ「シンお兄ちゃん!私も空を飛びたいです!教えて下さいです!」

マリア「だ、駄目ですよメイ姫様!!」

メイ「何でですか?」

マリア「だって、今飛んだら………。」

メイ「飛んだら?」

マリア「パンツ丸見えになっちゃうじゃないですか!!」

メイ「あう!」

 

 メイがそう言う中、マリアは止める。

 メイが首を傾げると、マリアはそう叫ぶ。

 浮遊魔法は、スカートを着用している状態でやると、下着が見られてしまうからだ。

 それに気づき、メイは自分の頭を叩く。

 その後、錬金術や護身術などを教わった。

 その夜、シンとシシリー、メリダ、マーリンはシシリーの両親に会いに行った。

 一方、カケル達は。

 

クリア「という訳で、今回はクリアのケミーについて知ろう講座の開始!」

 

 クリアはそんな風に言う。

 それを聞いたカケル達は。

 

トニー「それで僕達が如何して此処に居るのかな?」
ユリウス「そうでござるな。」
カケル「クリアに呼ばれて此処に居るからな。」

 

 その部屋に居たのは、カケル、クリア、エレナ、トニー、ユリウスだった。

 トニー達がそう言う中、クリアは口を開く。

 

クリア「トニー、ユリウス、カケルを呼んだ理由はレスラーGとアッパレブシドーの為だよ。」


カケル「レスラーGとアッパレブシドーの為?」


トニー「確か…………アッパレブシドーはカケルに剣みたいな物で斬りかかって来たケミーで、アッパレスケボーって姿になるケミーで…………。」


ユリウス「レスラーGは確か、カケル殿がアントレスラーになった時に使ったケミーでござるな。」


クリア「そう。其の2体は只今色々と不満を持って居るから二人に不満を解消してもらおうと思って居るの。」

 

 トニー達の言葉を聞いたクリアはそう答える。

 トニーとユリウスがそう言うと、クリアはそう言う。

 それを聞いたトニーとユリウスは。

 

トニー「と言っても…………。」


ユリウス「拙者たちがケミーの事は知らないでござるが……………。」


クリア「細かい事は私がやるから。兎に角ケミー講座を始めるね。」

 

 トニーとユリウスは不安げにそう言うが、クリアはそう言う。

 クリアはそう言いながら、机を異空間収納から出す。

 

クリア「其れじゃあエレナ、ガッチャード変身者認定試験でケミーについて何か言った事は覚えている?」


エレナ「えぇ、覚えているわ。人間の生活に役立つ為の存在。」


クリア「なるほどね……………。それで、カケルは?」


カケル「人と心を通わせ、一緒に生きていく存在だと思う。」


クリア「成程ね。私の場合は半分で持ちつ持たれつ関係だと思う。」


 

 クリアは、カケルとエレナに、ケミーについてを聞く。

 それを聞いたクリアは、そう言う。

 カケルは首を傾げながら聞く。

 

カケル「と言うと?」


クリア「ケミーは人の錬金術で生まれた存在。確かに人間の生活に役立つ為の存在だけどケミーには意思が有る。だから無理矢理従わせようとすればケミーは癇癪を起して暴れるし、悪意を持って居る人間が近づくだけでマルガム化してしまう。だから長い時間を駆けてケミーの意志や考えを尊重すればケミーは私達に力を貸してくれる。」


カケル「成程ね。其れがクリアの考えか。」


クリア「そう言う事。其れを踏まえて……。」

 

 カケルがそう聞くと、クリアはクリアなりの考えを言う。

 それを聞いてカケルが納得する中、クリアはポケットから6枚のライドケミーカードを取り出す。

 

クリア「ちょっと前に捕まえた。インセクト属性のレベルナンバー3のゲンゲンチョウチョ、ジョブ属性のレベルナンバー7のバレットバーン、アーティファクト属性のレベルナンバー9のレンキングロボ、アニマル属性のレベルナンバー1のヤミバット、プラント属性のレベルナンバー7のフレイローズ、ビークル属性のレベルナンバー3のヒーケスキュー。どれもガッチャードライバーでの相性最高な組み合わせが出来る。」

 

 クリアはそう言って、その6枚を机の上に置く。

 それを見たカケルは。

 

カケル「よく集めたな。」


クリア「ヴァン様から設計図を貰ったから。」


 

 カケルは感心しながらそう言う。
 

 クリアは右手にケミーライザーに似ている物を取り出した。

 



カケル「ケミーライザーか?」


エレナ「だけど形状が違う…………。」

 

 それを見たカケルとエレナはそう反応する。

 大まかな形状は、2人が持っている物と同じだが、先端部分がワイヤの束が付いて居るフッククローだった。

 

クリア「名づけるならケミーライザー、クリアVer.。因みにケミーをセットしなくても十分使えるから。こんな感じに。」


 

 クリアはそれを見せながらそう言い、明後日の方向にある木に向ける。

 すると、ワイヤー付きのフッククローが発射されてフッククローは木の幹を掴んで放すとワイヤが巻かれる。

 

クリア「ね?」

カケル「頼もしいな。」

クリア「話は戻すね。」

 

 クリアがそう言う中、カケルは感心してそう言い、クリアはゲンゲンチョウチョ、ヤミバット、フレイローズを手に取る。

 

クリア「いきなりですけど此処でケミークイズです。」


カケル「唐突だな。」


クリア「そう言わないの。トニーとユリウス。このケミーの元になった物は何でしょう?」


 

 クリアがそう言うと、カケルはそう突っ込む。
 

 クリアはゲンゲンチョウチョ、ヤミバット、フレイローズを差し出してトニーは受け取る。

 トニーとユリウスは、その3枚を見る。

 

トニー「このケミーの元になった物?」


ユリウス「確かに言われてみたら何か似ているでござる。」


トニー「あぁ~……………確かに。えっと…………ゲンゲンチョウチョが蝶で、ヤミバットが蝙蝠、其れでフレイローズが薔薇………かな?」


クリア「正解!」

 

 トニーとユリウスは、その3枚を見て考える。

 代表してトニーが答えると、クリアはそう言う。

 クリアはその3枚を回収して、残りの3枚を手に取る。

 

クリア「次にエレナに問題です。このケミーの元になった物は何でしょう?」

 

 クリアはそう言って、バレットバーン、レンキングロボ、ヒーケスキューを差し出してエレナは受け取る。



 

エレナ「えっと…………。」

 

 その3枚を受け取ったエレナは考えるが、答えが出ないのか、黙ってしまう。

 

クリア「疑問に思っていない事をいきなりそう言われると答えられないよね。」

エレナ「あっ!」

 

 それを見たクリアは、その3枚を回収する。

 今度はカケルに聞く。

 

クリア「カケルは答えれる?」


カケル「あぁ、バレットバーンはガンマン、レンキングロボはロボット、ヒーケスキューは消防車だろ?」


クリア「正解。この世界の住人には馴染みない物ばっかりだから答えられないからね。」

 

 クリアはそう聞くと、カケルはそう答える。

 それを聞いたクリアは、そう言う。

 すると、それを聞いたユリウスとトニーは。

 

トニー「僕にも分からなかったんだけど…………。」

ユリウス「どうして、カケル殿は分かったんでござるか?」

カケル「あっ。いや、それは……………。」

 

 トニーとユリウスがそう聞くと、カケルは気まずい表情を浮かべる。

 すると、クリアが助け舟を出す。

 

クリア「まぁまぁ、言いにくい事は幾らでもあるんだから。」


トニー「まぁ…………。」


ユリウス「そうでござるな。」

 

 クリアがそう言うと、2人は引き下がる。

 クリアは咳払いをして、口を開く。

 

クリア「…………おほん。其れでジョブ属性とアーティファクト属性は一部は分かる奴はあるけどビークル属性に関しては殆ど知らえていない物になる。なのでエレナは後で私とワンツーマンでジョブ属性、アーティファクト属性の一部とビークル属性全般を教えます。其れとカケル、レスラーGとアッパレブシドーを貸して欲しいんだけど。」


カケル「そう言えば最初の時にそう言っていたな。はい。」

クリア「ありがとう。」

 

 クリアはそんなふうに言う。

 カケルは、ガッチャードローホルダーからアッパレブシドーとレスラーGを取り出す。

 クリアは受け取ると、レスラーGに話しかける。

 

クリア「早速、不満を解消しましょう。まずはレスラーGから。」


レスラーG「レスラーG!」


クリア「レスラーGの不満は自分の存在意義が見いだせないと感じていると私は考えているわ。」


カケル「存在意義?」

 

 クリアがそう言うと、レスラーGが反応し、カケルが首を傾げる。

 

クリア「そう、レスラーGの元になった職業はプロレスのプロレスラー。」


ユリウス「プロレス?プロレスラー?」


トニー「聞いた事が無いね。」


クリア「無理もないわ。この世界には存在しない競技だから。それだからレスラーGは自分自身の存在意義が有るのか分からないんでしょ?」

レスラーG「レスラーG!」

 

 クリアはそう言うと、ユリウスとトニーが首を傾げる。

 クリアはそう言いながらレスラーGに聞くと、レスラーGは頷く。

 

クリア「如何やらそのようだね。なら場所が見つからないなら作ればいい。」


レスラーG「レスラーG?」


クリア「こういう事よ。」

 

 クリアがそう言うと、レスラーGは首を傾げる。

 クリアは後ろを向いてフィンガースナップをする。
 

 すると、異空間収納から様々な材料が出てきて、組み立てられていく。

 それを見たレスラーGは。

 

レスラーG「レスラー……………G…………!」

 

 嬉しそうにそう言う。

 そして。

 

クリア「完成。」

 

 クリアはそう言う。

 見事なプロレスのリングが出来上がっていた。

 

カケル「爺ちゃんが使ってた領域魔法!?」

クリア「いや、単純に錬金術を使ったのよ。……………それで、ユリウス。」

 

 カケルが驚きながらそう言うと、クリアはそう言う。

 ユリウスは反応する。

 

ユリウス「拙者でござるか?」


クリア「そう、ユリウス、貴方はアウグスト殿下を守る為に身体を鍛えていますよね。」


ユリウス「その通りでござる。」


クリア「体を鍛えているとこう思わないですか。殴る蹴るだけでは筋肉を使いきれていない筋肉を効率よく使う技が存在するかもしれないと。」


ユリウス「クリア殿の言う通りでござるな。」


クリア「そんな悩みを解消するのがこのレスラーGなのです。」

 

 ユリウスが反応すると、クリアはそう聞く。

 それを聞いたユリウスが頷くと、クリアはそう言いながら、レスラーGのカードを上に上げる。

 

レスラーG「レスラーG!?」

クリア「レスラーG。ユリウスにプロレスを教えて其処からプロレスを広めれば存在意義が出来ますよ。」


レスラーG「レスラーG!」

 

 レスラーGが驚く中、クリアはそう言う。

 それを聞いたレスラーGは驚くが、クリアはそう説明する。

 それを聞いたレスラーGは、クリアの方へと向かおうとするが。

 

クリア「おっと、私はこの後色々とあるんで取り付くのは駄目ですよ。」


レスラーG「レスラー……………G…………。」

 

 クリアはそう言うと、レスラーGは落ち込む。

 それを聞いたユリウス達は。

 

ユリウス「ケミーは取り憑く事が出来るのでござるか!?」

トニー「どうなんだい?」

カケル「まあ、善意と結びつけばね。」

 

 ユリウス達が驚く中、カケルはそう言う。

 すると、クリアが口を開く。

 

クリア「ですが、変わりはあります。」

 

 クリアはそう言うと、異空間収納から、人形を取り出す。

 その人形には、ジョブ属性のケミーのマークが描かれていた。

 

カケル「それは?」

クリア「これは、クロスウィザードとコミニケションを取りやすいい様に作ったジョブドールよ。これを使えば……………。」

 

 カケルがそう聞くと、クリアはそう言いながら、ジョブドールの背中を叩く。

 すると、ライドケミーカードを入れるスロットが現れ、レスラーGのカードを入れた。

 ジョブドールが姿を変え、プロレスラーの見た目になる。

 

レスラーG「レスラーG!」

 

 レスラーGは、プロレスのリングのコーナーポストに乗って両腕を組んだ。

 

カケル「あれは?」

クリア「此れこそジョブドールの特徴。入れたジョブ属性のケミーに身体に合わせて変化する機能を持っているの。」

 

 カケルがそう聞くと、クリアはそう答える。

 すると、レスラーGが口を開く。

 

レスラーG「レスラーG!」

ユリウス「拙者でござるか?」

レスラーG「レスラーG!」

 

 レスラーGはそう叫びながら、ユリウスを指差す。

 どうやら、ユリウスに用があるようだ。

 

クリア「さあ、レスラーGが自らプロレス、体の使い方、筋肉の鍛え方などを教えるみたいよ。」

ユリウス「そういう事なら……………お願いするでござる!!」

 

 クリアはそう言うと、ユリウスは上半身の服を脱ぎながら、リングへと上がる。

 ユリウスがレスラーGと対峙する中、クリアが口を開く。

 

クリア「次はトニーとカケルの番だね。」


カケル「お手柔らかに。」


トニー「ははは、そうだね。」


クリア「まずは……………。」

 

 クリアがそう言うと、カケルはそう言い、トニーは苦笑する。

 クリアは、異空間収納魔法から二本の日本の刀を取り出し鞘から抜いて、アッパレブシドーに渡す。

 

クリア「それでは、アッパレブシドー殿。こちらは私が打った刀です。審査をお願いします。」

 

 クリアはそう言いながら跪き、アッパレブシドーに刀を渡す。

 アッパレブシドーはその刀を受け取り、見聞していく。

 

「「「「…………………。」」」」

 

 それを見ていたカケル達は、固唾を飲んで待っていた。

 すると。

 

アッパレブシドー「あっぱれ!あっぱれ、あっぱれ!あっぱれぇ!」


 

 アッパレブシドーはそう言いながら、扇子で扇ぐ。

 それを見たクリアは。

 

クリア「OK……………‥って事ね。」

カケル「良かったじゃん。」

エレナ「そうね。」

 

 クリアはそう言い、カケルはそう話しかける。

 エレナがそう言う中、トニーがアッパレブシドーに話しかける。

 

トニー「あの……………アッパレブシドーと言ったかな。僕に………………あなたの剣技を教えて欲しいんです!」

カケル「トニー………………。」

トニー「カケルがアッパレスケボーになった時、その剣技が凄いと思ったんだ。だから………………お願いします!」

 

 トニーはそう言いながら、頭を下げる。

 それを見たアッパレブシドーは。

 

アッパレブシドー「あっぱれ!」

トニー「えっ……………?」

カケル「OKなんじゃない?」

クリア「みたいね。」

トニー「それじゃあ……………お願いします!」

アッパレブシドー「あっぱれ!」

 

 アッパレブシドーは了承して、トニーと戦いあう。

 そうして、クリアはエレナにケミーを教えて、ユリウスはレスラーGと、トニーはアッパレブシドーと特訓をしていく。

 翌日、究極魔法研究会の面々は、集まっていた。

 その訳は。

 

シン「うん、皆似合ってるじゃん!」

カケル「似合ってるよ。」

 

 シンとカケルは皆を見ながらそう言う。

 皆の服装は、同じ物だった。

 

アリス「凄い!シン君何時の間に!?」

ユーリ「これって、ウォルフォード君の付与した防御魔法があるのよねぇ?」

カケル「まあな。姿を消す光学迷彩に、体感温度を一定に保つ快適温度も施してある。俺とシンで考えたんだ。」

 

 アリスがそう叫び、ユーリは胸の部分を引っ張っる。

 それを見たトールとユリウスは顔を赤く染める。

 カケルがそう説明する中、アリスとリンは周囲の人たちのを見て、お互いに見る。

 その後、アリスは口を開く。

 

アリス「えっと、国宝級に更にプラスしてあるって事?」

シン「あぁ。ざっと10倍ってとこかな。」

マリア「はぁ…………遂に国家機密満載の服を着る事になるのかぁ……………。」

 

 アリスの質問にシンが答えると、マリアはため息を吐きながらそう言う。

 マリアがそう言っていると、シシリーとエレナは苦笑を浮かべ、シンは口を開く。

 

シン「あ、因みにブーツは何もしてないよ?俺のと同じジェットブーツにする事は出来るけど、あれは扱うのにコツがいるからね。」

オーグ「この服と、以前貰ったアクセサリーで、防御は完璧と言う訳か。と言う事は今日の訓練は、相当危険な物になりそうだな。」

シン「へへ、当たり〜。」

 

 シンがそう言うと、オーグはそう言い、シンは笑いながら言う。

 オーグなどを除いた面子が驚く中、オーロラカーテンが現れる。

 

カケル「ん?」

???「あっ、間に合ったかな?」

シン「白城創!?」

 

 カケルが反応すると、そのオーロラカーテンから、ワゴンを持った女性が現れる。

 白城創だ。

 

オーグ「どうしたんだ?そのカゴを持って、何か用か?」

創「いえ。気絶して居た時に保護してくれたお礼に、変身アイテムを渡そうかなと思いまして。」

エレナ「変身アイテム?」

 

 オーグがそう聞くと、白城創はそう言う。

 エレナが首を傾げる中、白城創はワゴンに掛かっていた布を取る。

 そこには、さまざまな変身アイテムが入っていた。

 

シン「これは………………!?」

カケル「ドライバーに武器………………こんなにたくさん……………!?」

クリア「私の試作品から、こんなに作ったのね……………。」

創「そうですね。ただ、全員分はまだ完成していなくて。まずは数人分です。」

 

 それを見て、シンにカケル、クリアがそう言うと、創はそう言いながら、アイテムを取り出す。

 

創「まずは、シンさんのアイテムであるルーラートライザーと仮面ライダーウィザードのライドケミーカードです。」

シン「俺!?」

 

 創はそう言って、シンにドライバーと仮面ライダーウィザードのライドケミーカードを渡す。

 ルーラートライザーは、外見はカリスラウザーに似ているが、ルビー色になっており、周囲には龍の装飾が施されていた。

 

オーグ「ほう………………ガッチャードライバーとは違うな。」

トール「そうですね。」

創「次はシシリーさんのアスクレピオスの杖と、仮面ライダーエグゼイドのライドケミーカードです。」

シシリー「私ですか!?」

 

 オーグとトールがルーラートライザーを見ていると、創はそう言いながら、シシリーに変身アイテム一式を渡す。

 アスクレピオスの杖は、仮面ライダー王蛇が使うベノバイザーに似ており、杖に蛇が巻き付いている。

 

マリア「今度は杖………………?」

アリス「クリアのテックスソードみたいな感じかな?」

クリア「そうじゃない?」

創「次は………………アウグスト殿下の番ですね。レジェンドライバーに仮面ライダーレジェンドのケミーです。」

オーグ「レジェンドだと?」

 

 アスクレピオスの杖を見ながら、マリア達がそう話すと、創はオーグにドライバーを渡す。

 それは、ディケイドライバーに酷似しており、ライドケミーカードに載っている仮面ライダーの姿も、ディケイドに酷似していた。

 

オーグ「これは………………?」

シン「なんか、ディケイドに似てるよな?」

カケル「確かに………………。」

創「次はマリアさんですね。マリアさんには、このSドライブドライバーとスカーレットバイザー、仮面ライダードライブのライドケミーカードです。」

マリア「えっ!?」

 

 オーグがレジェンドライバーを見る中、カケルとシンは小声で話す。

 創はマリアに変身アイテム一式を渡す。

 それは、まさしくドライブドライバーで、ガントレット型のアイテムはライドバイザーに酷似していたが、ビートクローザーに付いている様なメーター部分が付いていた。

 

マーク「ドライバーにガントレットっすかね……………?」

マリア「これでどう変身するのよ……………?」

創「それは後で教えます。次はトニーさんです。トニーさんは、オレンジデュアルブレイドと仮面ライダー鎧武のライドケミーカードです。」

トニー「これは………………!?」

 

 マークがそれを見て、マリアが呆然とする中、創はトニーに武器を渡す。

 それは、ヴァルバラッシャーとガンガンセイバーを合わせた様な形状の剣だった。

 

ユリウス「あのヴァルバラドとかいう者が使っていた物に似てるでござるな。」

オリビア「ヴァルバラド?」

創「次はトールさんですね。トールさんには、バレットシューター1と仮面ライダーゼロワンのライドケミーカードです。」

トール「えっ!?」

 

 ユリウスがそう言い、オリビアが首を傾げていると、創は変身アイテムを渡す。

 そのアイテムは、仮面ライダーゾルダのマグナバイザーとガッチャードのガッチャージガンが合わさった様な見た目だった。

 

カケル「ガッチャージガンみたいだな。」

トール「すごいですね……………。」

創「まあね。最後はアリスさんとリンさんの2人に一つ渡します。ネクストダブルドライバーと仮面ライダーWのライドケミーカードです。」

アリス「私とリン?」

 

 カケルとトールがそれを見てそう反応する中、創はそう言って、変身アイテムを渡す。

 それは、ダブルドライバーに似ていたが、装填部分の左側が仮面ライダーギーツワンネスのワンネスレイズバックルの装填口と似ており、ガイアメモリもあるが、ロゴはWになっていた。

 

リン「このドライバーは……………?」

創「アリスさんとリンさん。2人で1人の仮面ライダーになるんです。ひとまず、これで全部です。あとの人たちの物は、後で完成させます。」

カケル「な、なるほど………………。」

 

 リンが首を傾げる中、創はそう言って、カケルはそう言う。

 すると、オーグが口を開く。

 

オーグ「ふむ………………では、二手に分かれるか。」

シン「二手?何で?」

オーグ「実はな、ある場所に洞窟があってな。そこに向かおうと思うのだ。」

カケル「洞窟?」

オーグ「ああ。そこなら、我々の仮面ライダーの試運転も可能だからな。」

 

 オーグがそう提案すると、シンとカケルが反応する。

 それを考えたカケルは。

 

カケル「………………まあ、良いんじゃないか?たまにはそういう感じにやるのも。」

シン「……………それもそうだな。」

 

 カケルはそう言うと、シンもそう言う。

 その後、白城創から変身アイテムを受け取った人たちは、白城創から変身の仕方を教わり、カケル、オーグ、マリア、エレナ、クリア、アトランティア、ギレーヌがその洞窟に向かい、残りの面子は災害級の討伐に向かった。

 ちなみに、メイがごねるが、シンが遠距離通信が出来る糸電話型の魔道具を渡す事で落ち着いたが、代わりにメリダに叱責された。

 そのメリダの叱責は、シンは銅像に受話器を置く事で回避した。

 その後、カケル達はその洞窟に来ていた。

 

カケル「ここか………………。」

マリア「こんな感じなのね……………。」

エレナ「それで、変身するんですか?」

オーグ「そうだな。何が起こるか分からないからな。」

クリア「ですね。」

セブンティア「行くぞ。」

ギレーヌ「ええ。」

 

 カケル達はそう話す。

 変身アイテムを持っている面子は、ドライバーを装着したり、武器を構えたりする。

 マリアがSドライブドライバーのアドバンスドイグニッションを回す中、ライドケミーカードを装填する。

 



『HOPPER1!』

『STEAMLINER!』

『X WIZARD!レベルX・インストール・クリア!』


『CHEMYRIDE』

 

 それぞれの変身アイテムにライドケミーカードを装填すると待機音が流れる。

 すると、4人は叫ぶ。

 

「「「「変身!」」」」

 

 そう言って、変身する。

 

『ガッチャンコ!』

『Xアップ!』


『スチームホッパー!』


『ウィザードXフォームアップクリア!』


『LE-LE-LE-LEGEND』

『DRIVE!TYPE-SCARLET!』

『レディ⋯⋯GO!』


 

 それぞれの音声が鳴り、変身する。

 オーグが変身する仮面ライダーレジェンドは、外見はディケイドに似ているが、金色でゴージャスになっていた。

 マリアの仮面ライダースカーレットは、頭部はドライブ・タイプデッドヒート、胸部はガンバライダーのドライブの部分、右腕はカイザーリバース、左腕は迅・バーニングファルコン、脚部はガッチャード・アッパレスケボーに似ていた。

 

オーグ「こんな感じか………………あまり私の趣味ではないが、悪くはないな。」

マリア「何これ……………?」

 

 オーグとマリアは、そんな風に言う。

 全員が頷くと、中に入っていく。

 中に入ると、声が聞こえてくる。

 

???『やあ、よく来たね。』

カケル「誰だ!?」

オーグ「いや、恐らく拡声魔法の類だろう。」

???『ここに来たという事は、ディセウム陛下の許可を頂いたのだろう?奥に進みたまえ。色々と話すべき事があるのだから。』

 

 そんな声が聞こえると、カケルが反応するが、オーグは冷静にそう分析する。

 その声はそう言うと、奥の扉が開く。

 

マリア「奥に進めって事……………?」

エレナ「そうみたいね。」

クリア「行くわよ。」

カケル「分かった。」

 

 それを見て、カケル達はそう話す。

 奥に進むと、魔物が現れる。

 

セブンティア「魔物だな。」

ギレーヌ「数が多いわね。」

オーグ「せっかくだ。試してみようではないか。」

カケル「ああ。」


 魔物が現れて、それを見て、カケル達は応戦していく。

 

カケル「はあっ!ふっ!はっ!」

 

 カケルは、パンチやキック、ガッチャージガンにガッチャートルネードを使った攻撃をしていく。

 

クリア「はあっ!ふっ!でやっ!」

 

 クリアはテックスソードを使った斬撃に、クロスウィザードの魔法を使った攻撃をしていく。

 

オーグ「ふっ!はっ!」

 

 オーグは、魔法を使った攻撃に、レジェンドライドマグナムを使った攻撃をしていく。

 

マリア「はっ!でやっ!」

 

 マリアは、魔法を使った攻撃に、高速移動をしながらの攻撃をしていく。

 武器は、炎神戦隊ゴーオンジャーのマンタンガンに似た物だ。

 

セブンティア「ふっ!はっ!」

ギレーヌ「はっ!はあっ!」

エレナ「ふっ!はっ!」

 

 エレナ達は、魔法に錬金術などを使って、攻撃していく。

 しばらくすると、魔物を全て倒す。

 

オーグ「ふむ。悪くないな。」

マリア「でも………………慣れませんね、これ。」

カケル「そこら辺は慣れていくしかないだろ。」

 

 オーグとマリアがそう言う中、カケルはそう言う。

 すると。

 

???『やるな。では、ある人を紹介しよう。』

クリア「ある人?」

 

 再び声が聞こえてきて、クリア達がその方を向くと、そこには、1人の男が映っていた。

 

カケル「誰だ?」

マリア「知らないの!?アールスハイド王国の初代国王よ!」

???『かつて、アールスハイド王国を制定した国王。勇者王(ブレイバー)という異名を持つのがこのレオ=フォン=アールスハイドだ。さあ、次に進むんだ。』

 

 カケルがそう言うと、マリアはそう叫ぶ。

 その声がそう言うと、奥の扉が開く。

 それを見て、全員が頷くと、奥に進んでいく。

 階段状になっており、進むと、再び魔物が現れる。

 

カケル「これ、魔物を倒しながら進んでいく感じじゃないですかね?」

オーグ「恐らくな。行くぞ。」

 

 カケルがそう言うと、オーグはそう言う。

 そうして、再び戦闘が始まる。

 オーグはというと。

 

オーグ「ふむ………………先ほど受け取ったこれを使ってみるか。」

 

 オーグはそう言って、レジェンドライバーにウィザードのライドケミーカードを装填する。

 

『CHEMYRIDE』

 

 その音声が鳴ると、オーグはレジェンドライバーを操作する。

 

『GO GO GO GORGEOUS WIZARD』

『ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!』

 

 その音声が鳴ると、オーグはゴージャスウィザードへと変身する。

 その見た目はウィザード・フレイムスタイルその物だが、左肩と右腰に、レジェンドの装飾が付いていた。

 

オーグ「魔法使いの仮面ライダーか。悪くないな。」

カケル「あんな感じなんだな。」

 

 オーグがそう言う中、カケルはそう呟く。

 オーグも戦闘をしていき、魔物を倒していく。

 

オーグ「ふぅ………………やはり、まだ戦い慣れないな。」

カケル「大丈夫か?」

マリア「アンタとクリアは、大して疲れてないわね…………。」

クリア「そりゃあ、戦い慣れているからね。」

オーグ「………………戦闘経験の差が大きいな。」

 

 オーグとマリアが疲弊する中、カケルとクリアはそう言う。

 それを見て、オーグは苦笑気味にそう言う。

 すると。

 

???『お疲れ様。次はこの人だ。』

 

 再び声がして、別の人の姿が映る。

 その姿は、黒髪の男だった。

 

エレナ「今度は誰かしら?」

???『彼は、自分の全てを失ってでも愛した者達を護ると誓った、守護輝士(ガーディアン)の異名を持つのがレイモンド=トゥイーナだ。まだまだ続くぜ。』

 

 それを見て、エレナが首を傾げると、その声はそう言う。

 すると、奥の扉が開く。

 カケルは、オーグに聞く。

 

カケル「なあ、オーグ。ここは一体何なんだ?何でアールスハイド王国の初代国王が出たりしているんだ?」

オーグ「それは……………進めば分かるさ。」

 

 カケルがそう聞くと、オーグはそう答える。

 カケルは首を傾げながらも進んでいく。

 しばらく進むと、再び魔物が現れる。

 

カケル「またか……………。」

クリア「倒すわよ。」

セブンティア「俺たちは援護をするぞ。」

ギレーヌ「ええ。」

 

 カケルが愚痴る中、クリアはそう言い、戦闘が開始される。

 戦闘が続く中、カケルは別のライドケミーカードを出す。

 

カケル「それじゃあ、早速使うか!」

 

 カケルはそう言って、2枚のライドケミーカードを装填する。

 

『SKEBOWS!』


『APPAREBUSHIDO!』

 

 装填すると、その2枚のカードが浮かび上がる。

 カケルは、ガッチャードライバーを操作する。


 

『ガッチャンコ!』

 



スケボーズ「スッケボォー!」

アッパレブシドー「あっぱれぇ!」


 

 その二体がそう言う中、カケルと融合して、姿を変えていく。

 


『アッパレスケボー!』

 

 カケルは、ガッチャード・アッパレスケボーへとチェンジした。

 

カケル「行くぜ!」

 

 カケルはガッチャートルネードを持って、高速移動をして、魔物を倒していく。

 マリア達も奮闘して、魔物を倒した。

 

マリア「あぁぁ………………疲れたわね!あとどれくらいあるのよ!?」

エレナ「確かにね……………。」

 

 マリアがそう文句を言う中、エレナも苦笑しながらそう言う。

 すると。

 

???『大分お疲れの様だね。まずはこの人を見てくれ。』

 

 そんな声が聞こえてきて、別の人が映る。

 その人は、黒髪の大きな女性だった。

 

マリア「綺麗ね………………。」

???『彼女は騒乱に満ちた世界に満開の麗しき華を咲かせた、女帝(クイーン)の異名を持つ女性がナヴァーロ=アンジェラだ。休憩する場所もあるから、そこで休んでから行くといい。あとは五階層だ。』

カケル「あと五階層かよ………………。」

 

 マリアが見惚れる中、その声はそう言い、カケルは苦々しく言う。

 カケル達は休む事にした。

 もちろん、変身解除して。

 ほどほどに話をして、再び変身して、移動を再開する。

 そして、再び戦闘が始まる。

 カケル達も慣れてきたのか、大して苦戦もせずに倒していく。

 

マリア「やっと慣れてきたわね……………。」

オーグ「ふむ。仮面ライダーレジェンドというのは、他の仮面ライダーになれるのだな。」

カケル「理論上、俺のガッチャードにもなれるって事だろうな。」

 

 マリア、オーグ、カケルはそう話す。

 すると。

 

???『来たか。次はこの人だ。』

 

 その声が聞こえてきて、人が映し出される。

 その人は、男性で若く見えた。

 

カケル(なんか、うろ覚えだけど、ポケモンのサトシに似てるな……………。)

???『この男は、ケミーを率いて伝説を残した機械仕掛けの召喚士(サマナー)という異名を持つのがこのモビナ=ガイナンだ。次の階層にどうぞ。』

 

 カケルがそう思う中、その声はそう言う。

 すると、奥の扉が開く。

 

エレナ「ケミーって事は………………錬金術師関連かしら?」

カケル「多分………………。」

オーグ「行くぞ。」

 

 先ほどの説明を聞いて、カケルとエレナがそう話す中、オーグはそう言う。

 カケル達は奥へと進んでいく。

 そこでは、マリアが活躍した。

 

マリア「いくわよ!おりゃああああ!!」

 

 マリアは、スカーレットの特性を把握したのか、ドライブみたいな戦闘をして、魔物を倒していく。

 

マリア「何とかなったわね……………。」

オーグ「メッシーナもやるではないか。」

カケル「確かにな。」

エレナ「そうね。」

 

 マリアがため息を吐く中、皆はそう褒める。

 すると。

 

???『中々やるな。では、次の人物だ。』

 

 その声はそう言うと、ある人を映し出す。

 そこには、麦わら帽子を被った男が居た。

 

クリア「今度はルフィ…………?」

???『この男は、初代国王に憧れ、色んな所を冒険して未知なるモノを見た冒険者(サバイバー)の異名を持つのがディアント=アナントだ。次に進むんだ。』

 

 クリアが小声でボソッと呟く中、その声はそう言い、奥の扉が開く。

 カケル達は奥へと進んでいく。
 そして、やはりと言うべきか、魔物が現れる。

 カケル達は戦闘を開始する。

 

カケル「次はこっちで行くか!」

 

 カケルはそう言って、レスラーGとアントルーパーのカードを取り出す。

 カケルは、2枚のカードをガッチャードライバーに装填する。

 



『WRESTLER G!』

『ANTROOPER!』


 

 装填した後、カケルはガッチャードライバーを操作する。

 

『ガッチャンコ!』
 

 

レスラーG「レスラー!G!」

アントルーパー「ルーパー!」

 

 すると、カケルの背後にその2枚が現れて、二体のケミーが現れると、カケルに合わさっていき、姿を変える。
 

 


『アントレスラー!』
 

 

 カケルは、仮面ライダーガッチャード・アントレスラーにチェンジする。

 アントレスラーのパワーで、魔物を倒していく。

 魔物を倒すと。

 

???『お疲れ様。次はこの人だ。』

 

 その声がそう言うと、女性が映る。

 その女性は、金髪に褐色肌の女性だった。

 

マリア「大きい女性ね。」

???『この人は、剣鬼(バーサーカー)の異名を持つティア=バスティアンさ。さあ、奥に進んでくれ。』

 

 マリアがそう言う中、その声はそう言い、奥の扉が開く。

 カケル達は奥へと進んでいく。

 やはりと言うべきか、魔物が現れ、カケル達は応戦していく。

 カケル達は、この洞窟内での戦闘も慣れ、変身していない人たちのサポートもあり、難なく倒していった。

 

カケル「難なく倒せたな。エレナ達のサポートのおかげだな。ありがとう。」

エレナ「まあ、変身出来なくても、これくらいなら出来るから。」

 

 カケルとエレナはそんな風に話す。

 それを見ていたクリア達は。

 

クリア「あの2人……………なんか、急に仲良くなりましたよね。」

マリア「確かに、最初の頃と比べたらね……………。」

オーグ「あの2人がくっつくのかどうか、見ものだな。」

セブンティア「そうだな。」

ギレーヌ「ええ。」

 

 それを見ていた人たちは、微笑ましく見守っていた。

 すると。

 

???『さて、紹介するのもこれで最後だな。最後はこの人だ。』

 

 そんな声が聞こえてきて、女性が映し出される。

 その女性は、長い黒髪だった。

 

???『この人は、混沌に満ちた闇の者達から世界を守護した功績を持つ戦乙女(ブリュンヒルデ)の異名を持つのがザイナ=ウィンダだ。』

エレナ「これで終わり………………?」

???『その通り。最深部に向かう前に、紹介した彼らの共通点を明かそう。』

カケル「共通点?」

???『彼らの共通点は、全員がセブンスという称号を持っている事。』

 

 その声が女性を紹介して、エレナがそう呟くと、その声はそう言う。

 カケルが首を傾げる中、その声はそう言う。

 それを聞いて、カケル達は首を傾げる。

 

カケル「セブンス?」

クリア「聞いたことある?」

マリア「いや……………ケミーを率いていたとか言ってたから、錬金術師関連じゃないの?」

エレナ「いや、私も聞いたことないわ。」

???『聞いた事が無いのは当然だな。詳しくは、アウグスト殿下に聞いてくれ。』

 

 それを聞いたカケル達がそう話す中、その声はそう言い、消える。

 カケル達の視線は、オーグに向いていた。

 オーグは予想していたと言わんがばかりの反応をしていた。

 

カケル「それで、オーグ。セブンスってのは一体何なんだ?」

オーグ「そうだな。話すぞ。そのセブンスというのが何かを。」

 

 カケルがそう聞くと、オーグはそう答える。

 カケル達が話を聞く姿勢を整える中、オーグは話し始める。

 

オーグ「セブンスというのは、先ほどの言う通り、称号だ。だが、そう簡単には名乗る事は許されない。」

カケル「ちなみに、名乗った場合はどうなるんだ?」

オーグ「気安く名乗った場合は、名乗った者及び、一族諸共処刑される。」

クリア「嘘っ!?」

 

 オーグはそう言い、カケルはそう聞くと、オーグはそうはっきりと言い、クリアは驚く。

 他の人たちも驚いていた。

 そんな中、マリアが口を開く。

 

マリア「いや………………気安く名乗っちゃいけないのは分かったんですが、だったらここに来た理由は何なんですか?」

ギレーヌ「………………それは、私にあります。」

 

 マリアがそう聞く中、これまで黙っていたギレーヌが口を開く。

 

エレナ「ギレーヌに?」

カケル「どういう事?」

ギレーヌ「私は今、そのセブンスの称号の試験を受けているんです。」

マリア「ええっ!?」

 

 エレナとカケルがそう聞くと、ギレーヌはそう答えて、マリアは驚く。

 すると、カケルは口を開く。

 

カケル「なるほど。前に王城に行った時、陛下から許可を得ていたのは、これが理由だったのか。」

オーグ「まあな。セブンスの称号の試験は、限られた錬金術師のみが受けられるからな。」

ギレーヌ「はい。それで、この奥にいる存在を倒したら、私は晴れてセブンスの称号を名乗れるんです。」

 

 カケルは、以前のオーグの行動に納得し、オーグとギレーヌはそう説明する。

 

カケル「まあ、ひとまず先に進むか。」

エレナ「そうね。」

 

 カケルとエレナがそう言うと、全員が奥へと進んでいく。
 奥へと進んでいくと、巨大な人の形の岩の人形があった。

 カケル達が入ると、その岩の人形が動き出す。

 

エレナ「何だか、前にクリアが作ったアクア・ゴーレムみたいね………………。」

クリア「大きさは、その比じゃないと思うけどね。」

カケル「いや、それにしてもデカすぎるだろ。」

 

 エレナとクリアがそう話す中、カケルはそう突っ込む。

 その大きさは、見上げないと頭部が見えない大きさだった。

 そのゴーレムは、攻撃をしてくる。

 

オーグ「来るぞ!」

カケル「応戦するぞ!」

エレナ「サポートは任せて!」

 

 オーグ達はそれを見て、そう叫ぶ。

 カケル達は、ゴーレムとの戦闘が始まる。

 

カケル「はあっ!はっ!」

 

 カケルはアントレスラーの状態でパンチやラリアットなどを行っていく。

 

オーグ「ふっ!はっ!」

 

 オーグは、レジェンドライドマグナムを撃ったりして、攻撃していく。

 

マリア「はっ!はあっ!」

 

 マリアは、ドライブの様に素早く動き、マンタンガンの様な武器で銃撃したり、魔法で攻撃したりする。

 

クリア「はっ!でやっ!」

 

 クリアは、クロスウィザードの力で魔法を放ったり、テックスソードで攻撃したりする。

 

エレナ「ハアッ!ふっ!」

ギレーヌ「はっ!ハアッ!」

セブンティア「はっ!はっ!」

 

 エレナ達は、魔法や錬金術などでカケル達をサポートする。

 巨大ゴーレムとの戦いは、互角だった。

 カケル達の実力も相まって。

 だが、巨大ゴーレムは思い切り足を踏み、地面を揺らす。

 

マリア「地面が………………!?」

オーグ「皆、追撃に備えろ!」

 

 地面が揺れて、たたらを踏む中、ゴーレムは追撃の攻撃をしてくる。

 カケル達は、錬金術で土壁を作ったり、魔力障壁を出したりする。

 ゴーレムの攻撃によって、カケル達は堪えきれずに吹っ飛ばされる。

 

カケル「………………皆、大丈夫か?」

エレナ「何とか………………。」

オーグ「魔力障壁のおかげで、重傷は負っていないな。」

マリア「どうすんの!?」

セブンティア「そうだな………………。」

クリア「撤退する事も視野に入れましょうか?」

 

 カケル達は、そんな風に話す。

 すると。

 

ギレーヌ「いえ………………私は戦います。」

オーグ「なっ!?正気か!?」

ギレーヌ「ええ……………私は、この試練を受ける為に頑張ってきたんです。こんな所で諦めるわけにはいきません!」

 

 ギレーヌはそう言うと、オーグはそう聞く。

 すると、ギレーヌはそう言う。

 それを聞いたカケル達は。

 

カケル「………………ギレーヌだけを残して撤退するのは、後味が悪いな。」

クリア「そうね。私たちも手伝うわよ。」

エレナ「………………ええ。」

マリア「えっ!?」

オーグ「ふっ。そうだな。私も手伝おう。」

セブンティア「俺もな。」

ギレーヌ「皆………………ありがとう。」

 

 カケル達はそう言い、ギレーヌはそう礼を言う。

 カケルは、2枚のカードを取り出す。

 

カケル「行くぞ、ゲンゲンチョウチョ!バレットバーン!」

ゲンゲンチョウチョ「ゲンゲン!」

バレットバーン「バレットバーン!」

 

 カケルはそう言うと、2体のケミーはそう言う。

 カケルはその2枚を装填する。

 

『GENGENCHOUCHO!』

『BULLETBAANG!』

 

 その2枚を装填すると、カケルはガッチャードライバーを操作する。

 

『ガッチャンコ!』
 

 

ゲンゲンチョウチョ「ゲンゲン!」

バレットバーン「バレットバーン!」

 

 すると、カケルの背後にその2枚が現れて、二体のケミーが現れると、カケルに合わさっていき、姿を変える。


 

『バレットチョウチョ!』
 

 

 カケルは、仮面ライダーガッチャード・バレットチョウチョにチェンジする。

 その姿はガンマンの様で、肩には蝶の翅、両腕にはリボルバーが付いていた。

 

カケル「行くぜ!ハアッ!」

 

 カケルは、両腕のリボルバーを使って、ゴーレムに攻撃していく。

 その攻撃で、ゴーレムは怯む。

 ゲンゲンチョウチョは、幻覚を見せる効果がある。

 その為、ゴーレムは的外れな方に攻撃していく。

 

カケル「よし!」

クリア「ゲンゲンチョウチョには、幻覚を見せる効果がある。やるわね。私もいくわよ!」

 

 カケルの行動を見て、クリアはそう言いながら、テックスソードにビートルクスのカードを装填する。

 

『BEETLX!レベルX・インストール・クリア!』

 

 クリアの前に巨大なビートルクスのケミ―カードが現れる。

 クリアはトリガーを引きながら、横に薙ぎ払う。

 

『Xアップ!』


『ビートルXフォームアップクリア!』


『レディ⋯⋯GO!』

 

 クリアはテックス・ビートルエックスフォームになる。

 クリアはテックスソードを使ったパワフルな攻撃をしていく。

 それを見たオーグとマリアは。

 

オーグ「負けてられないな!メッシーナ!」

マリア「そうですね!」

 

 2人はそう言うと、オーグはレジェンドに戻り、レジェンドライドマグナムにレジェンドライドケミーカードを入れる。

 

『WIZARD RIDER』

『SABER RIDER』

 

 2枚のライドケミーカードを装填すると、オーグはトリガーを引く。

 

『LEGENDRIDE DUO』

 

 その音声が鳴ると、オーグの前に、仮面ライダーウィザードと仮面ライダーセイバーが現れる。

 

マリア「えっ!?他の仮面ライダー!?」

オーグ「私も聞いて驚いたのだが、どうやら、このレジェンドライドマグナムとやらを使えば、他の仮面ライダーを出す事が出来るそうだ。」

 

 マリアが驚く中、オーグはそう言う。

 レジェンドライドマグナムは、装填したライドケミーカードのレジェンドライダーを召喚する事が可能なのだ。

 ウィザードとセイバーは、ゴーレムの方へと向かっていき、攻撃していく。

 ウィザードはウィザーソードガンを使って、セイバーは火炎剣烈火を使って攻撃していく。

 

オーグ「ハアッ!ふっ!」

マリア「でやっ!はあっ!」

 

 オーグはレジェンドライドマグナムを使った攻撃と魔法を使った攻撃で、マリアは高速移動をしながら、魔法やマンタンガンの様な武器で攻撃する。

 エレナ達も、魔法や錬金術でサポートをする。

 カケル達の攻撃を受け、ゴーレムは大分崩れていた。

 

カケル「よし!一気に決めるぞ!」

クリア「そうね!」

マリア「分かったわ!」

オーグ「クラーク達は、援護を頼む!」

エレナ「はい!」

セブンティア「行くぞ。」

ギレーヌ「ええ!」

 

 それを見て、カケル達は必殺技や魔法を放つ態勢に入る。

 

『GORGEOUS ATTACK RIDE』

『ヒッサーツ!』

 

 そんな音声が鳴る中、変身している面子は、必殺技を発動する。

 



『バレットチョウチョ!フィーバー!』


『BEETLX! Reインストール、オーバーブレイク!!』

『LE-LE-LE-LEGEND』

『フルスロットル!SCARLET!』

『ルパッチマジックタッチゴー!ルパッチマジックタッチゴー!』

『チョーイイネ!キックストライク!サイコー!』


『必殺読破!』

『ドラゴン!一冊撃!ファイヤー!』

 

 カケル、クリア、オーグ、マリア、ウィザード、セイバーの必殺技が発動して、ゴーレムに炸裂する。

 ウィザードとセイバーの必殺技は、通常よりも派手になっていた。

 

『GO GO GO GORGEOUS』

 

 その音声が鳴ると同時に、ゴーレムは爆発する。

 役目を終えたウィザードとセイバーは、消えた。

 カケル達は、変身解除する。

 

カケル「ふぅ……………こんなもんかな。」

エレナ「お疲れ様。」

クリア「お疲れ……………。」

マリア「これで、その試練は終わりなんですかね?」

オーグ「ああ。フィオーネ。」

ギレーヌ「はい。」

 

 カケル達がそう話す中、オーグはギレーヌに話しかける。

 ギレーヌを先頭に、奥に進んでいく。

 しばらく歩くと、玉座の様な物が現れ、ギレーヌが進むと同時に、結界が出来て、カケル達は入れなくなる。

 

カケル「ギレーヌ!?」

エレナ「結界か魔力障壁の類!?」

マリア「入れないわよ!?」

クリア「なるほどね……………。」

オーグ「フィオーネ、大丈夫か?」

ギレーヌ「はい。皆さん、待ってて下さいね。」

セブンティア「…………………。」

 

 その現象に、カケル達は慌てるが、オーグなどは慌てなかった。

 ギレーヌは、そのまま奥へと進んでいく。

 すると、ギレーヌの前に1人の女性が現れる。

 

マリア「あれって……………!?」

カケル「7代目のセブンス、ザイナ=ウィンダだろうな。」

 

 マリアがそう言うと、カケルはそう言う。

 ギレーヌの目の前に居たのは、ザイナ=ウィンダだったのだった。

 ザイナは、ギレーヌに話しかける。

 

ザイナ「お前がギレーヌ=フィオーネか。私はザイナ=ウィンダだ。」

ギレーヌ「はい。」

ザイナ「お前に問う。お前はセブンスの称号を受け継ぎ、何を為そうとする。」

 

 ザイナがそう言うと、ギレーヌはそう言う。

 ザイナの問いに対して、ギレーヌは答える。

 

ギレーヌ「私は………………新たな力で、仲間達と一緒に、この世界を守ります!魔人や悪しき錬金術師達から!」

 

 ギレーヌはそんな風に力強く答える。

 それを聞いていたザイナは、ただ黙って聞いていたが、口を開く。

 

ザイナ「………………そうか。なら大丈夫そうだな。では、お前にセブンスの称号を継承する!名乗る事を許そう。」

ギレーヌ「ありがとうございます。」

ザイナ「お前にこれを渡そう。」

 

 ザイナはギレーヌの答えに、満足そうな笑みを浮かべて、そう言う。

 ギレーヌが頭を下げる中、ザイナは何かを取り出す。

 

ザイナ「ある男から託されたネクサスブレイカーという物だ。今よりお前の字(あざな)は、仮面ライダーネクサスだ!」

ギレーヌ「はい!」

 

 ザイナは、ネクサスブレイカーという武器を渡し、そう叫ぶ。

 ギレーヌがそう答えると、ザイナの姿は消える。

 結界が消えると、ギレーヌの元にカケル達が駆け寄る。

 

カケル「ギレーヌ。」

ギレーヌ「大丈夫です。これからは、ギレーヌ=S(セブンス)=フィオーネです。」

マリア「本当にセブンスを継承したのね……………。」

オーグ「では帰るぞ。カケル、ゲートを頼む。」

カケル「ああ。」

 

 カケル達が駆け寄る中、ギレーヌはそう言い、カケルはゲートを起動する。

 そんな中、セブンティアは呟く。

 

セブンティア「……………ギレーヌがセブンスを継承したか。いよいよ、俺も動く時か。」

 

 そんな呟きは、小声であった事により、誰にも聞こえなかった。

 こうして、その試練は無事に終了した。

 それから数日が経ち、着々と準備が進み、結婚披露パーティーの日が訪れた。

 王都にあるクロード邸では、多くの貴族達や人々が集まっていた。

 

カケル「いやぁ〜、大勢居て賑やかだね〜。」

クリア「すごいわね……………。」

エレナ「ええ。これくらいはやるわよ。」

 

 カケル、クリア、エレナはそんな風に話す。

 するとそこに、シシリーの兄のロイス=フォン=クロードと2人の姉のセシリア=フォン=クロードとシルビア=フォン=クロードが来た。

 

ロイス「あっ!やあシシリ……………ぶっ!?」

セシリア・シルビア「あーんシシリー!久し振りー!」

カケル「あ、踏み潰された。」

 

 しかし後ろからセシリアとシルビアに押されて踏み台にされた。

 

セシリア「また可愛くなったわねえ!」

シルビア「急に婚約だなんて…………お姉ちゃん達寂しいわよ!!」

シシリー「セシリアお姉様…………シルビアお姉様……………。」

シン(そう言やシシリーは三女だって…………あれが上のお姉さん達か…………。)

カケル(めっちゃシシリーを愛でてるな。)

セシリア・シルビア「アナタがシン君ね?」

 

 その光景を見ながら、シンとカケルはそう思う。

 すると、セシリアとシルビアの2人がじろじろとシンを見る。

 

シン(うわぁ…………凄い値踏みされてる………これ『アンタなんかうちの妹に相応しくない!!』ってパターン?)

 

 シンはそう思っていた。

 しかしそうではなかった。

 

セシリア「えーと…………賢者様と導師様の御孫さんで…………?」

シルビア「そこに居るカケル=パラケルス君と共に叙勲を受けた英雄で?将来性も十分期待出来て……………。」

セシリア「イケメン。文句の付け所は?」

シルビア「ふぅ…………無いわね、残念ながら。」

セシリア・シルビア「最高の相手を見付けたわねシシリー!!」

 

 セシリアとシルビアは、シシリーを祝福した。

 

シシリー「お姉様達ったら……………。」

カケル「大変言いにくいんだが……………その押しつぶされてる人は?」

セシリア・シルビア「あ。」

 

 シシリーがそんな風に照れる中、カケルはそう言う。

 倒れてるロイスにやっと気付き、シシリーが起こす。

 

シシリー「ロイスお兄様です。」

ロイス「や…………やっと気付いてくれた…………。頼れる義弟が出来て嬉しいよ。君なら安心してシシリーを任せられそうだ。」

シン(シシリー…………家族皆に愛されてるんだな…………。それは兎も角…………何かクロード家の上下関係が見えてきたような…………シ…………シシリーも何時かそっち側へ行ってしまうんだろうか……………。)

 

 シシリーが紹介すると、ロイスが口を開く。

 クロード家の男女の上下関係を見て、シンはそう思う。

 遂に婚約披露の時間が来た。

 新郎控え室では。

 

シン「こ、こんな感じで良いのか…………?」

カケル「まあ、良いんじゃないか?」

 

 シンとカケルはそう話す。

 すると、ドアがノックされる。

 

シン「あ、はい!」

 

 ドアが開くと、ウエディングドレス姿のシシリーが立っていた。

 

シン「っ…………!!」

カケル「へぇ。」

シン「……………。」

シシリー「ん?あの、シン君?」

シン「あっ、ああゴメン!か、可愛過ぎて見惚れてた……………。」

シシリー「あ、ありがとうございます!シン君こそ、格好良いですよ!」

シン「本当に…………?」

シシリー「本当です!私の方こそ本当ですか?」

シン「あぁ、可愛過ぎてドキドキするよ。」

シシリー「シン君…………。」

シン「シシリー……………。」

 

 2人は、そんな感じに見つめ合う。

 それを見ていたカケルは。

 

カケル(さて、お邪魔虫は退散するか。)

 

 そう思い、さっさと離室した。

 しばらくすると、シンとシシリーが婚約式会場に入場し、全員が盛大な拍手で迎えた。

 

ディセウム「皆、グラスは行き渡っているな?シン=ウォルフォード、シシリー=フォン=クロード。2人の婚約を、ディセウム=フォン=アールスハイドが見届け人となり、これを承認するものとする。」

セシリア(なな何で陛下がわざわざ…………!?)

 

 ディセウムはそんな風に言う。

 セシリア達は、ディセウムがわざわざ来た事に驚いていた。

 

ディセウム「これはアールスハイド王国国王としての宣言である。善とある若者の素晴らしい門出に乾杯!!」

全員「乾杯!!」

 

 こうしてシン=ウォルフォードとシシリー=フォン=クロードはめでたく婚約した。

 その後、パーティーが始まった。

 

カケル「2人とも。お似合いだな。」

シン「ありがとう、カケル。」

シシリー「何だか、恥ずかしいです。」

 

 カケル、シン、シシリーはそう話す。

 すると、ジークフリードとクリスティーナがやって来る。

 

ジークフリード「よう!やっぱり付き合ってたかお前達。」

クリスティーナ「おめでとうシン、シシリーさん。」

シン「ジークにーちゃんにクリスねーちゃん!来てくれてありがとう!」

ミッシェル「久し振りだなシン。」

シン「あ!ミッシェルおじさん!トムさんも!!」

カケル「お久しぶりです。」

 

 嘗て剣聖と呼ばれた元騎士団長のミッシェル=コーリングと、ハーグ商会代表のトム=ハーグも招待された。

 

ミッシェル「あの小さかったシンが婚約とは、私も歳を取る訳だ。はっはっ。」

トム「本当早いものですよ。ついこの間まで買い物の仕方を知らなかったのに。」

シン「あ、それ言う?…………何か、懐かしい面子が集合したね。」

ジークフリード「お前とカケルが王都に来て、集まる機会が減っちまったからな。」

 

 シン達は、そんな風に話す。

 すると、シン達の担任であるアルフレッドがシンに話しかける。

 

アルフレッド「ウォ〜〜ル〜〜フォ〜〜ド〜〜!!」

シン「わ!ビックリした、どうしたのアルフレッド先生?」

アルフレッド「どうしたも何もあるか!…………何で俺がウォルフォード家の招待客なんだ!?お前、この面子と一緒に並べられる俺の気持ちにもなれよ……………。」

 

 アルフレッドはそう言う。

 国王、ハーグ商会代表、剣聖、騎士団&魔法師団のアイドルと言うエグい面子が揃ってる。

 

アルフレッド「さっきから周りの視線が痛いんだよ……………!せめてクロード家の招待客として呼んでくれ…………!」

シン「あははゴメンなさい、俺知り合い少なくて…………。」

カケル「アハハハ……………。」

 

 アルフレッドがそう言うのを見て、シンとカケルは苦笑する。

 すると、ジークフリードがわざとらしく大声を出しながら話しかける。

 

ジークフリード「あっれぇ!?これはこれは!ウォルフォード家招待のアルフレッド先輩!流石先輩程になると当然のように呼ばれるんですね!」

アルフレッド「おまっ!デカい声で言うなジークフリード!……………ワザとだな?あ?喧嘩売ってんだな?」

ジークフリード「やだなぁ先輩!堂々としてりゃ良いじゃないですか!」

シン「もー、折角ジークにーちゃんが何時もの相手と喧嘩してないのに……………。」

クリスティーナ「何か言いました?」

シン「何でもないです……………。」

 

 ジークフリードが大声でそう言うと、周囲の人たちがアルフレッドを見ながら小声で話していた。

 ジークフリードの事をアルフレッドが睨んでいると、シンはそう言って、クリスティーナに睨まれる。

 

ユーリ「ドンマイ先生。」

マリア「これからこれから。」

エレナ「大丈夫ですよ。」

カケル「すぐに慣れるんじゃないですか?」

アルフレッド「止めてくれ…………余計虚しい…………。」

 

 それを見て、カケル達が励ますと、余計に落ち込む。

 パーティ真っ只中のバルコニーでは。

 

シン「ふぅ〜…………終わったぁ…………。」

シシリー「お疲れ様ですシン君。」

カケル「よ。」

シン「カケル。」

シシリー「カケル君。」

 

 シンは息を吐き、シシリーはそう話しかける。

 すると、バルコニーにカケルが来た。

 

カケル「改めて、シン、シシリー。婚約おめでとう。」

シン「ありがとう、カケル。」

シシリー「ありがとうございます。」

カケル「しっかし、シンが結婚するとはな。」

 

 カケルはそう言う。

 シシリーが、シンに話しかける。

 

シシリー「シン君、これで一段落着きましたね。」

シン「いや、まだ大事な事が残ってる。」

シシリー「え?」

シン「シシリー。」

シシリー「はい。何ですか?」

 

 シシリーがそう言うと、シンはそう言う。

 シンは、ポケットからある物を出した。

 

シン「順番が逆になっちゃったけど…………。」

 

 シンはそう言いながら、小箱を取り出す。

 小箱を開けると、指輪が入ってた。

 

シシリー「シン…………君………これ…………。」

シン「もう婚約披露パーティは終わっちゃったけど…………シシリー………俺の………お嫁さんになって下さい!」

シシリー「はい…………私を………シン君のお嫁さんにして下さい!」

 

 シンは、指輪をシシリーの左手の薬指に嵌める。

 

シシリー「シン君…………私…………幸せです!」

シン「シシリー…………。」

 

 2人は唇と唇を重ねた。

 それを見ていたカケルは。

 

カケル(良いねぇ。こういうの。ま、俺はボチボチだな。)

 

 そう思っていた。
 すると。

 

ホッパー1「ホッパー!」

カケル「めでたいよな、ホッパー1。」

 

 ホッパー1が出てきて、カケルはそう言う。




今回はここまでです。
今回は、かなり長くなりました。
シン達が、仮面ライダーの変身アイテムを獲得しました。
オーグが仮面ライダーレジェンドへと変身しました。
白城創の手によって、レジェンドライダーのライドケミーカードを使った仮面ライダーが出来ました。
そして、ギレーヌもまた、仮面ライダーに変身が可能になりました。
この度、意見を下さり、ありがとうございます。
次回は、前半はオリジナル、後半は魔人側の話になる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
スパナが仮面ライダーヴァルバラドになりましたね。
その経緯がかっこよかったです。
この小説でも、仮面ライダーヴァルバラドへの覚醒の経緯はやります。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告にて受け付けています。
オリジナルのケミーやオリジナルの仮面ライダーも出そうかなと考えています。
考えているのは、アニマル属性のレベルナンバー6、スノーペンギンとビークル属性のレベルナンバー4、スノーボーダーで、ガッチャンコする事で、ボーダーペンギンになります。
オリジナルの仮面ライダーの変身にも用いようかなと思っています。
意見があればお願いします。
ファイヤーガッチャードの変身者に関しては、未来のカケルにする予定ではあります。
テンライナーにアイアンガッチャード。
新たな要素が加わり、物語はどんな感じになっていくのか。
楽しみです。

フィニッシュを決めるのはどちらにするか

  • ギーツIX
  • ギーツワンネス
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