仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

24 / 88
カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、ゴリラセンセイ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、バーニングネロ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ゲンゲンチョウチョ、バレットバーン、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー

ヴァルバラド
マッドウィール、ガッツショベル、ゲキオコプター

クリア=テンフェクト
ビートルクス、クロスウィザード、エクシードファイター

プレデター
ベルゼイーター

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト


第20話 スイード王国戦

 アルティメット・マジシャンズとウィーンがアールスハイドを出発した頃、スイード王国では赤い信号弾が打ち上げられていた。

 

兵士「国境沿いより、赤い信号弾!」

兵士「魔人襲撃の合図だ!」

 

 国境沿いから赤い信号弾が打ち上げられたのを見て、そう報告する。

 それを聞いた隊長は。

 

隊長「王城へ報告!全住民を避難させろ!」

兵士達「はっ!」

兵士「見えました………!魔人の襲来です!!規模はおよそ………100!」

兵士「魔人が…………100体………!?」

隊長「総員配置に就け!!防御魔道具を配置せよ!!直ちにアールスハイドへ救援要請を!!」

兵士「はっ!!」

隊長「(だが………要請受けて援軍到着まで何日掛かるか……。)総員!城壁を死守せよ!!国民への被害は出させるな!!」

 

 スイード王国に、魔人が迫ってくるのを見て、魔道具を起動する。

 だが、隊長の顔はあまり良くなかった。

 かつて、アールスハイド王国を滅亡寸前にまで追い詰めた魔人が100体も現れたのだ。

 

魔人「城壁を破壊しろ!………あん?」

ウィーン「はあっ!フッ!」

 

 魔人がスイードに迫る中、先行していたウィーンがヴァルバラッシャーとニンジャークソードを手に、魔人を倒していた。

 

ウィーン「ここから先には一歩も通さない!」

魔人「何だこいつら!?」

魔人「こいつらは無視して中に入れ!」

ウィーン「待て!くっ…………!」

 

 ウィーンは、何とか街に魔人を入れない様にするが、いかんせん数が多く、何人かが突破されていく。

 

隊長「魔道具、展開!」

 

 そんな中、防御用魔道具を展開する。

 魔人達が攻撃をするも、魔道具によって防がれる。

 

魔人「チッ!魔力障壁って奴かぁ。だが!!」

 

 魔人は、何かほくそ笑んでいた。

 一方、スイード王国へと向かっているアルティメット・マジシャンズは。

 

シン「にしてもアルティメット・マジシャンズって…………。」

オーグ「いや、ククッ…………良いチーム名だと思うぞ?」

シン「急に考えろとか言うから!!」

リン「実際良い名前!私は気に入った。」

 

 シンは自分がつけた名前に、頭を抱えていた。

 あまりにも痛い名前だからだ。

 それをオーグに揶揄われ、強気に言い返す中、リンはそう言う。

 ちなみに、エレナとセブンティアを除いた全員が既に変身していた。

 出陣の際に変身しなかった理由は、ケミーを使った変身である為、あまり公に出来ないのだ。

 アリスとリンは、仮面ライダーWのライドケミーカードを使っている影響で、2人で1人の仮面ライダーとして活動する。

 リンはフィリップと似た様な立場だが、肉体はガイアメモリに格納されている。

 アリスとリンが変身するのは仮面ライダーネクストWで、頭部は仮面ライダービルド・キリンサイクロンフォームに酷似しているが、キリンの部分がジョーカーのイニシャルになり、上半身と両肩はジオウ・Wアーマー、右手はガッチャード・ヴェノムマリナー、左手はジョーカードーパント、右足はフォーゼのエアロモジュール、左足はジョーカーの物となっている。

 トニーは仮面ライダーオレージドで、頭部はゴースト・鎧武魂で兜の装飾が無く、胴体、背中が鎧武・オレンジアームズ、両腕がフィフティーン・鎧武アームズ、腰はソードオブロゴスバックル、足はジオウ・鎧武アーマーとなっている。

 ユーリは仮面ライダークリエイターであり、頭部はビルド・ラビットラビットフォーム、胸部はバルキリー・ジャスティスサーバルにエターナルのマックスジャケットに似た物が付いていて、両腕はビルド・ジーニアスフォーム、下半身はビルド・タンクタンクフォームの足とウィザードのローブが付いたものだ。

 マークは仮面ライダースペードで、頭部はヘラクス、胸部はブレイドアームズ、右腕は肩にブレイドアーマーと腕の部分にスラッシュバイザーに似た物、左腕はブレイブ・クエストゲーマーレベル2、下半身はブレイドとなっている。

 オリビアは仮面ライダーK(ケミー)ゴーストで、頭部はジオウ・ゴーストアーマー、胴体はエグゼイド・ゴーストゲーマーレベル2にオレ魂のパーカーが付いており、右腕はゴースト、左腕は幽汽・ハイジャックフォーム、下半身はゲイツ・ゴーストアーマーとなっていて、腰にはオーグのレジェンドと同様のドローホルダーが備わっている。

 カケルはガッチャード・ニードルホーク、クリアはテックス・ファイターXフォームになっていた。

 ギレーヌは、以前受け取った銃を使って、仮面ライダーネクサスに変身していた。

 

カケル「まあまあ、もうこれに決めた以上、国中に浸透してると思うから。」

シン「諦めるしかないかぁ…………。」

トール「皆さん、もうすぐ国境です。」

エレナ「やっぱり、早いわね。」

クリア「気を引き締めよう。ここからは、戦場になるわ。」

オーグ「急ごう。貸し出している魔道具が長く持つとは思えないからな。」

 

 カケルがそう言うと、シンは諦めた表情になる。

 トールがそう言うと、クリアとエレナ、オーグはそう言う。

 アールスハイドは、シンに魔道具を作らせて、スイード王国に貸し出していたのだ。

 

シン「大量に作らされたと思ったら、スイードに貸してたのかよ…………。」

マリア「でも魔人かぁ………何時か来るとは思ってたけど…………いざ対峙するとなるとやっぱり緊張するなぁ。」

カケル「まあ、お前らは、今は魔人よりも強いからな。」

マリア「それはそれで、どうなのよ。」

 

 シンが大量生産させられた理由に納得していると、マリアはそう言う。

 カケルがそう言うと、マリアは複雑な表情を浮かべる。

 

シン「シシリーは、少なからず負傷者が出てると思うから…………探して診てあげてくれないか?」

シシリー「分かりました!1人でも多く助けられるように…………頑張ります!」

 

 シンはシシリーにそう言うと、シシリーはそう答える。

 シンは確認をとる。

 

シン「確認するぞ。俺とカケル、クリアは遊撃、シシリーは負傷者の治療、他のメンバーは2人1組で魔人討伐だ。」

オリビア「マーク。私、出来る限りフォローするから……………無茶しないでね?」

マーク「ああ!信じてるよ!」

 

 シンがそう言うと、オリビアとマークはそんな風に話す。

 それを見ていた彼氏がいない女性陣は。

 

マリア「ったく、あっちもこっちもイチャイチャしやがって……………!!」

アリス「ウチの男子はリア充多過ぎだよね〜。」

ユーリ「本当よねぇ…………。」

クリア「まあまあ……………。」

エレナ「アハハハハ………………。」

 

 そんな風に話す。

 ちなみに、リンは興味なしだった。

 それを聞いたシンは口を開く。

 

シン「確かに。相手が居ないのは、カケルとトールとユリウスだけ?」

カケル「そうだな。」

トール「自分婚約者居ますよ。」

ユリウス「拙者も許婚が居るで御座る。」

マリア「カケル以外、全滅じゃないのよ!!」

 

 シンがそう言うと、カケル、トール、ユリウスはそう答える。

 それを聞いたマリアがそう叫ぶと、トニーが笑いながら答える。

 

トニー「僕も特定の相手は居ないけどねぇ。」

マリア「アンタは1番タチが悪い!!くそぅ……………見てろ魔人共…………私の鬱憤全部ぶつけてやる!!」

シン「うん、緊張解れて結果オーライ。」

カケル「それって八つ当たりじゃ…………?」

エレナ「それは言わない方がいいわね。」

 

 トニーが笑いながらそう言うと、マリアはそう叫び、シンがそう言う中、カケルはそう突っ込み、エレナはそう言う。

 

オーグ「冗談はその位にしとけ。スイード王国が見えてきたぞ!!」

 

 オーグがそう言うと、スイード王国が見えてくる。

 スイード王国の王都は、既に煙が上がっていた。

 

セブンティア「殿下!」

オーグ「数箇所城壁が破られてる!周辺に魔人が居るはずだ!!」

シシリー「………あそこ!誰か襲われています!!」

 

 下を見ると、誰かが魔人に襲われている。

 

シン「ッ!」

カケル「行くか!」

 

 それを見たカケルとシンは、急降下を開始する。

 

オーグ「シン!カケル!」

クリア「全く!」

 

 オーグとクリアは、そう反応する。

 一方、ウィーンはというと、王都内に入り込んだ魔人達の相手をしていた。

 だが、数が多くて苦戦していた。

 

ウィーン「流石に数が多いわね……………。」

魔人「おら!どうした?そんなもんか?」

ウィーン「なら、本気で行くわね。」

 

 ウィーンがそう言う中、魔人は挑発する。

 ウィーンはそう言いながら、ドンヴァルバラドライバーを装着して、シャークウィールとダイオーニのライドケミーカードをドライバーに装填する。


 

SHARKWHEEL!イグナイト!』


DAIOHNI!イグナイト!

 

 その音声が鳴ると、待機音が流れる。

 


ウィーン「変身。」

 

 そう言ってドライバーを操作する。



 

ガッチャーンコ!What's up!?


『ドンヴァルバラド!』


斬リ捨テ SHINOBI!』


 

 その音声が鳴ると、ウィーンは仮面ライダードンヴァルバラドに変身した。

 

魔人「何だてめぇ。」

ウィーン「私は仮面ライダードンヴァルバラド。邪魔をするのなら、消すわよ。」

 

 魔人がそう聞くと、ウィーンはそう言う。

 一方、王都内では、親子が2人の魔人に襲われていた。

 

母親「はぁ………!はぁ………!」

魔人「アハハハハ!!ホラホラァ!」

魔人「ちゃんと逃げないと当たっちゃうぜ!?」

 

 母親は、自分の娘を抱えて逃げていたが、間力弾によって逃げ道を塞がれる。

 

女の子「ああん!ママ〜〜〜〜〜!!」

母親「お願い………もう止めて………!!」

魔人「あれぇ?追い駆けっこはもうお終いぃ?」

魔人「だったらそろそろ殺し……グヘア!?」

 

 女の子は泣き、母親はそう言う。

 魔人達はそう言う中、1人の言葉が途切れる。

 何故なら、シンが蹴りを入れて、魔人が吹っ飛んだからだ。

 

女の子「…………え?」

トール「シン殿!いきなり無茶はしないでください!」

シン「悪い。我慢できなかった。」

魔人「こ…………この野郎………!」

カケル「はぁぁぁぁ!!」

 

ニードルホーク!フィーバー!

 

 蹴っ飛ばされた魔人が何かを言おうとするが、カケルのライダーキックをくらい、倒された。

 

カケル「シン!大丈夫か!?」

シン「大丈夫。」

 

 カケルはシンの横にそのまま並び立つ。

 それを見た魔人は。

 

魔人「テメェ等………自分が何をしたか分かってんのか!?」

シン「それはこっちの台詞だ!」

カケル「これ以上、罪もない人達を襲わせるわけにはいかない!」

魔人「ヘッ!少しは出来る様だが、たかだか人間如きに俺達魔人とやり合えると思うなよ!!ハアアアアアア!!」

 

 魔人はそう言うと、シンとカケルはそう言う。

 魔人は魔力を高めていくが。

 

ケミーセット!

 

 カケルはガッチャートルネードにバーニングネロのカードを装填し、ガッチャートルネードのアルケミードロワーを引き、ガッチャースピンを回転させる。

 バーニングネロから炎のエネルギーを抽出して、力を溜める。

 シンも魔力を高める中、それを見た魔人は顔を青くする。

 

魔人「な………なぁ………!?何だ………!?それは………!?」

 

トルネードアロー!

 

 魔人が唖然とする中、シンは魔法を、カケルはトルネードアローを放ち、その魔人は消し飛ぶ。

 

魔人「ギャアアア!!」

シン「たかだか人間と仮面ライダーに討伐される気分はどうだ?トール。」

 

 魔人の断末魔が聞こえる中、シンはそう言う。

 シンがトールに呼びかけると、トールの前方から煙が上がる。

 どうやら、もう1人魔人が居たようだ。

 

トール「終わりました。」

シン「グッジョブ!」

カケル「大丈夫ですか!?」

母親「は………はい…………。」

女の子「お兄ちゃん達………誰………?」

トール「自分達は、アールスハイド王国からの援軍です。」

カケル「早く避難所に向かって下さい!」

母親「は、はい!!」

シン「トール、避難所まで頼む。」

トール「分かりました。」

 

 トールがそう言う中、カケルは親子の方へと向かう。

 その後、母親と女の子と一緒に避難場所へ向かうトール。

 女の子はカケルとシンに手を振り、2人も手を振った。


カケル「無事で良かった。でも………。」

 

 カケルがそう言いながら周囲を見ると、街は荒れ果てていた。

 魔人の攻撃による影響だ。

 

カケル「酷いな………。」

シン「酷い事を…………!」

 

 カケルとシンは、密かに怒りを燃やしていた。

 一方、オーグとマリアは、城壁の上に乗っていた。

 

兵士「何だ!?城壁の上を何かが………!?」

オーグ(風の魔法を応用すれば声を拡大出来るか………。)

 

 兵士達が驚く中、オーグはそう判断して、風の魔法で拡声しながら口を開く。

 

オーグ『スイード王国民及び魔人共に告ぐ!!私はアールスハイド王国王太子、アウグスト=フォン=アールスハイドだ!!スイード王国の民よ安心せよ!!我々は魔人を打倒するだけの力を手に入れ、この地に参った!!王国兵と協力し、必ずや魔人共を撃退してみせよう!そして魔人共よ、絶望するがいい!我々の中には、彼の賢者マーリン=ウォルフォードと医神ヴァン=パラケルスの孫であり、自ら魔人を退けた英雄シン=ウォルフォードとカケル=パラケルスがいる!万が一にも勝ち目があると思うな!!』

国民「オオオオ!!」

クレモール「アウグスト王太子殿下に、新英雄かぁ………。」


 

 オーグはそんな風に拡声しながらそう言う。

 それを聞いたスイード国民は歓喜し、スイード王国の国王であるクレモール=フォン=スイードはそう呟く。

 オーグ達は、手分けして魔人を倒す事に。

 アリスとリン、トニーとユーリ、マークとオリビア、トールとユリウス、セブンティアとギレーヌ、クリアとエレナに分かれる。

 一方、それを聞いていたウィーンは。

 

ウィーン「やっと来たわね。……………ん?」

???「オラっ!」

 

 ウィーンはそう呟くと、どこからともなく攻撃がくる。

 ウィーンは攻撃を躱すと、そこにはプレデターが居た。

 

ウィーン「またあなた?」

プレデター「この間の借りを返させてもらうぜ!」

 

 ウィーンがそう言うと、プレデターはそう言いながら、ウィーンと応戦していく。

 一方、建物の間から覗いていたローレンスは。

 

ローレンス「シン=ウォルフォードにカケル=パラケルス。どの程度の実力か、見せてもらおう。」

 

 ローレンスが、様子見をしていた。

 一方、アリスとリンは。

 

アリス「索敵魔法!!展開!!」

 

 索敵魔法を発動し、周辺の魔人を捜す。

 すると、魔人の反応が出る。

 

アリス「居た!行こうリン!」

リン「うん!」

 

 アリスとリンはそう話しながら、移動する。

 その魔人は既に数人の兵士達を殺していた。

 

魔人「ヘッヘッヘ!幾ら何でもだらしねぇなぁ!」

アリス「魔人発見!!」

リン「確認した!」

 

 魔人がそう笑う中、アリスとリンが変身したネクストWが到着する。

 魔人は、そこに現れたアリスとリンを見た。

 

魔人「あぁ〜?何だぁ?声的に幼女か?」

 

 魔人は現れたネクストWを見ながらそんな風に宣う。

 するとアリスの方が震え出す。

 魔人は、アリスの地雷に触れてしまったのだ。

 

アリス「あぁ〜!?幼女ぉ!?」

魔人「あぁ!さっき王太子らが言っていたのはテメェ等か!ガキ1人か。舐められたもんだぜ!お飯事でも付き合って欲しいってか!?」

 

 アリスがキレる中、魔人はそんな風に言っていく。

 魔人に色々言われて、アリスの怒りが爆発した。

 

アリス「ガキ………!?お飯事………!?じゃあたっぷり付き合って貰おうか!!!」

 

 アリスはそう言いながら片方の手に炎を持って魔人を倒そうとしたが、一足先にリンの方の手から高圧水流の魔法で攻撃する。

 

アリス「び……びっくりしたぁ!何すんのリン!?危ないじゃん!」

リン「熱くなってる場合じゃない!アリスは興奮すると隙が出来る!相手は魔人!」

アリス「そ、そうだよね………。ごめん………頭冷えた………。うん、冷静に戦うよ。」

リン「もう倒した。」

アリス「へ!?」

 

 アリスがそう叫ぶと、リンはそう言う。

 その姿は、本家の仮面ライダーWの左翔太郎とフィリップの様だった。

 アリスも冷静になり、そう言うと、リンがそう言う。

 魔人が倒れると、真っ二つに切断されていた。

 

リン「高圧水流に砂を混ぜてぶつけてやった。綺麗に真っ二つ。」

アリス「ま…………魔人って言っても、人の形をしてるから…………結構キツいね……………。」

 

 リンがそう言う中、アリスはそう呟く。

 周囲に大量の骸が転がっているのを見て、アリスは引いていた。

 それを聞いたリンは。

 

リン「私は平気。アイツらは魔人。例え元が人間でも今は違う。」

アリス「そうだけど………。そうなんだけど…………。」

リン「アイツらは魔物。ううん、知能があって、弱者を甚振って愉悦を感じるようなクズに成り下がってる。放置すれば犠牲が増える。アリス、躊躇わないで覚悟を決めて。」

アリス「………うん!」

 

 リンの言葉を聞いて、アリスはそんなふうに言う。

 だが、その直後にリンはそう語る。

 アリスはリンの言葉を聞いて、覚悟を決めた。

 すると、どこからか悲鳴が。

 兵士が魔人に踏まれていた。

 

兵士「貴様等………貴様等なんかに…………ガハッ!!」

魔人「貴様等何かに、何なんだよ!!!」

 

 兵士はそんな風に言おうとするが、魔人によって蹴り飛ばされた。

 

魔人「へへへ、次は足だぜ。ひゃはははははは!!楽しいなぁ!!これが魔人の力か!!どんな人間でもゴミクズ当然だ!!俺は人間を超越した存在になったんだ!!さあ、もっと遊んでくれよ!!」

 

 魔人は、兵士を甚振って遊んでいた。

 生き残ってる兵士を消し炭にしようとしたが、駆け付けたアリスとリンが魔力障壁を張った。

 

魔人「あ!?」

アリス「お前えええ!!!何してるんだ!!!!!!」

 

 更にまた激怒したアリスが炎の魔力を限界まで集める。

 

魔人「女の………ガキ?」

アリス「どいつもこいつも………私は子供じゃなぁい!!!!!」

魔人「な………何だこれは…………!?グアアアアア!!!!」

 

 両手から炎の魔法を放ち、魔人を跡形も無く消し炭にした。

 

アリス「ふぅー………。ふぅー………。」

リン「結局キレてるし。」

 

 アリスがそんな息を吐く中、リンはそんな風に呟く。

 

アリス「歩ける?兵士さん。」

兵士「あ……………ああ…………何とか…………君達は…………?」

アリス「アールスハイドから派遣された…………あ〜〜〜〜〜…………と、アルティメット・マジシャンズだよ。救護所にも仲間が来てるから急いで向かって!」

兵士「た…………助かったよ、情けないが、そうさせて貰う…………君達は命の恩人だ。でも大丈夫だ、1人で行ける…………本当に………ありがとう。」

 

 アリスがそう話しかけると、兵士はそう聞く。

 アリスがそう答えると、兵士2人にお礼を言って救護所へ向かった。

 

アリス「何かくすぐったい。」

リン「でも助けたのは事実。」

アリス「よぉーし!次行くよ次!どんどん倒してスイードを救うぞ!」

リン「やれやれ……………。」

 

 アリスが照れ臭そうに言う中、リンはそう言う。

 アリスの言葉にリンは苦笑しながらそう言う。

 一方、城壁上部では。

 

兵士「ヒィィィィ!!」

魔人「へぇぇ。良いもん持ってんじゃねぇか。」

 

 城壁の方では、兵士達に魔人が迫っていた。

 一方、トールとユリウスは魔人と交戦していた。

 

魔人「ハッハーーーー!!!!」

 

 逃げるトールを殴り飛ばそうとしたが、ユリウスが魔人の拳を掴んだ。

 

ユリウス「させぬで御座る!!」

魔人「オルァ!!消えろ!!」

 

 だが、別の魔人がトールに向けて魔力弾を飛ばす。

 

トール「ハァッ!!」

 

 トールは魔力障壁で防ぎ、左手に持っているバレットシューター1で弾丸を飛ばして魔人の右肩を斬り落とした。

 

魔人「ガハッ………!!」

トール「話し合いになるとは思いませんが、シュトロームに言われてこんな事を?」

魔人「お喋りに付き合う気はねぇよ!!!」

 

 魔人が苦しむ中、トールはそう言う。

 魔人は魔力弾をトールに放ったが、魔力障壁により無効化。

 ユリウスは、魔人と肉弾戦を続けていた。

 

ユリウス「魔人とはこの程度で御座るか!!」

魔人「野郎…………!!!」

 

 トールは、風の魔法を放ち、右足と首の部分に攻撃する。

 魔人は、右足と首を切られ、崩折れる。

 

魔人「ははは、何だよ………。魔人だからって何もかも無敵って訳でもねーんだな………。100人も居るからこんな国簡単に陥せると思ったのによ…………。」

トール「察するに、あなた方は元帝国の平民でしょう?何故、こんな酷い事が出来るんですか!!」

魔人「…………愚問だな。それは俺たちが魔人だからだ。」

トール「それが答えですか………!?」

 

 魔人がそんな風に呟く中、トールはそう聞くと、魔人はそう答える。

 トールは魔人の答えに絶句する中、魔人は叫ぶ。

 

魔人「貴族に虐げられ、何もかも奪われた俺たち平民は、ただただ憎い………!憎い……!憎い………!魔人になってから、それが噴き出してきて止まらねぇんだよ!城壁の中で平和に暮らしてる奴には反吐が出る!」

 

 魔人は、帝国貴族に搾取され続けた憎しみを燃やしていく。

 ユリウスは魔人を倒して、その魔人に向かって叫ぶ。

 

ユリウス「だからと言って、無関係な人間を殺めて良いはずが御座らん!!我々が絶対に阻止するで御座る!!」

魔人「フフフ………!やってみろよ。」

 

 ユリウスがそう言うと、魔人はそんな風に言う。

 一方、別の場所のとある角では、4人の魔人が、兵士達を追い詰めていた。

 

魔人「ホラホラどうした!!後が無いぜ〜?」

魔人「勇敢な王国兵諸君〜?」

 

冷蔵庫!

 

 魔人達がそう言いながら兵士を追い詰めていた。

 すると二体の魔人の足元に水色の魔法陣が出現し、そこから水玉と冷気が溢れ出た。

 その魔人は、氷漬けにされた。

 

魔人「なっ!?………き、貴様!!」

 

 魔人はすぐに周囲を見る。

 すると、屋根の上にユーリが居た。

 ユーリの変身する仮面ライダークリエイターは、フルボトルの特性を自在に使えるのだ。

 

ユーリ「あらー?気付かれちゃったぁ?」

魔人「テメェの仕業か!!!!」

 

 ユーリがそう言う中、魔人は、ユーリに攻撃すべく両手に魔力を集めるが。

 

鎧武!一剣必殺撃!

 

トニー「ハァッ!!!」

 

 そこに現れたトニーのバイブレーションソードとオレンジデュアルブレイドが炸裂する。

 

魔人「嘘………だろ………!?」

 

 トニーによって斬り裂かれた2人の魔人が両断された。

 

トニー「やっぱり良く斬れるねぇ!」

兵士「ウォォォ!!」

 

 トニーがそう言うと、兵士たちは歓声を上げる。

 一方、救護所の近くでは。

 

魔人「ヘッへ、見っけ。救護所一番乗り!」

魔人「弱い人間いっぱい居そうだぜ。」

 

 魔人達は、救護所の方にまで迫っていた。

 魔人達は救護所前に着地する。

 

魔人「よぉ〜。」

マーク「こ………ここは通さないぞ!」

 

 魔人が現れる中、マークはブレイラウザーを持ちながら戦闘しようとする。

 それを見た魔人達は。

 

魔人「ゲヘヘヘ!彼奴、ビビってんじゃねぇ?」

魔人「その首貰いーー!!」

魔人「あ、ズルい!」

 

 魔人達はそんな風に話して、ダッシュしてマークに挑む。

 だが、横からオリビアが押した岩の下敷きにされた。

 

マーク「オリビア!!」

オリビア「マークは私が守る!!」

魔人「テメェ!!!」

 

 マークがそう言う中、オリビアはそう言う。

 それを見た魔人はジャンプしてオリビアを斬り裂こうとしたが、マークの炎の魔法で黒焦げにされた。

 

マーク「オリビアは俺が守る!!」

魔人「テメェ…………剣士じゃ…………!?」

マーク「剣士なんて一言も言ってねぇし!!」

魔人「ギャアアアアアア!!!!」

 

 マークがそう言うと、魔人はそう呻く。

 2人の合体魔法が魔人を跡形も無く消した。

 一方、救護所では、シシリーが必死に治療を続けていた。

 

女性「シシリー様!どうかこの子を!」

シシリー「はい!」

 

 シシリーは、女の子に回復魔法をかけていく。

 だが、怪我をしている人が多く、シシリーは疲労していた。

 

シシリー「重症の方を最優先にお願いします!」

 

 シシリーはそんな風に叫ぶ。

 一方、クリアとエレナは。

 

クリア「ハアッ!ふっ!」

エレナ「ふっ!はっ!」

 

 クリアはテックスソードで迫り来る魔人を切り伏せていき、エレナは魔法を使って魔人を倒していく。

 

クリア「粗方片付いたんじゃない?」

エレナ「そうね………………。」

 

 クリアがそう言うと、エレナはそうひと息を吐く。

 周囲にはクリア達が倒した魔人や魔人が殺害した人たちの遺体が転がっていた。

 それを見たクリアは、エレナに聞く。

 

クリア「どうしたの?怖気付いた?」

エレナ「怖気付いた訳じゃないけど……………元々人間だった人たちを殺すのにまだ慣れなくて………………。」

クリア「気持ちは分かるけど、気を引き締めて。魔人が生まれた理由は、帝国の腐った政治が原因だけど、それが今度は違う国にまで伸びようとしている。それは別の悲しみを生むだけよ。だからこそ、私たちは倒さないといけないの。魔人を。」

 

 クリアがそう聞くと、エレナは微妙な表情を浮かべながらそう言う。

 クリアは、エレナに対してそんな風に言う。

 それを聞いたエレナは、気を引き締めた表情を浮かべると。

 

エレナ「………………ありがとう。私はもう迷わない。」

クリア「その意気よ。」

 

 エレナはそう言い、クリアもそう言う。

 一方、セブンティアとギレーヌは。

 

セブンティア「ハアッ!ふっ!」

ギレーヌ「ハアッ!でやっ!」

 

 2人は、魔人を倒していた。

 しばらくして、魔人を倒す。

 

ギレーヌ「ある程度は片付いたわね。」

セブンティア「油断するな。」

 

 2人は、そんな風に話す。

 一方、ウィーンとプレデターは。

 

ウィーン「ハアッ!ふっ!」

プレデター「おらっ!ハアッ!」

 

 2人は互角の勝負を繰り広げていた。

 ウィーンが少し距離をとった場合は、プレデターが空間を喰らい、無理やり近づけたり、ウィーンの攻撃を食べ、己の力としていく。

 

ウィーン「へぇ……………やるじゃない。」

プレデター「お前が強いのは分かるからな。だがな、俺はそれでも喰らいつく!お前を喰らう為にな!」

 

 ウィーンがそう言うと、プレデターはそう叫ぶ。

 プレデターの執念が、ウィーンを喰らおうとしていた。

 すると。

 

ウィーン「やるじゃない。準備運動も済んだし、私も本気で行くわよ。」

プレデター「ああ?」

 

 ウィーンはそんな風に言うと、2枚のライドケミーカードを取り出す。

 ウィーンはそれをドライバーに装填する。

 

ZERO-ONE!イグナイト!』


DEN-O!イグナイト!』


 

 その音声が鳴ると、ウィーンはドライバーを操作する。



 

ガッチャーンコ!What's up!?』


スーパーカスタムアップ!ライジングライナー!

 

 その音声が鳴ると、ドンヴァルバラドの後ろにゼロツーと電王・ライナーフォームのカードが現れると、その2枚がドンヴァルバラドに融合していき、姿が変わる。
 

 胸部装甲が変わり、上腕部にはデンカメンソードのような物が付いていた。

 

プレデター「ああ?」

ウィーン「行くわよ。」

 

 プレデターとウィーンは、再び戦う。

 一方、シンは、魔人を倒しまくっていた。

 カケルは、違う場所へと向かっていた。

 何人もの魔人が、シンに向かっていくが、悉く返り討ちに遭う。

 

シン「どうした!!こんなもんか魔人共!!暴れたい奴は掛かって来い!!」

魔人「な………何だよアイツ!?」

魔人「聞いてねェぞこんな………!!」

魔人「俺達は魔人だぞ………!!カス共を排除し、何れは世界を統一する存在………!!」

魔人「死ね!!人間がぁーーーーー!!!」

 

 魔人はそう叫ぶが、シンの魔法が炸裂して、倒される。

 

シン「………分不相応な夢を見てんじゃねぇよ。」

 

 魔人を倒したシンは、そんな風に言う。

 それを見ていたローレンスは戦慄していた。

 

ローレンス(なんだよ、アレ………!?)

 

 ローレンスは、シュトロームにシンとカケルの事を聞いた時の事を思い出していた。

 

シュトローム『彼等には随分と痛い目遭わされましてね。』

ローレンス(弱点を探れ………!?あるのかよ、そんなの………!?いや、まだだ。カケル=パラケルスの方も見なければ………!)

 

 ローレンスはシュトロームの言葉を思い出しながらそう思う。

 ローレンスは、カケルを探しに動く。

 一方、カケル、オーグ、マリアは索敵魔法で周囲を警戒していた。

 

マリア「………殿下、この周辺は粗方片付いたみたいです!」

オーグ「あぁ、だが油断は………。」

カケル「なんか来るぞ!」

 

 マリアがそう言うと、オーグはそう言いかけて、カケルはそう叫ぶ。

 すると、巨漢の魔人が現れる。

 

魔人「ほう………!随分と派手にやってるじゃねぇか。」

オーグ「懲りない奴らだ………!」

魔人「その声………。どうやら、テメェがアールスハイドの王太子様か。」

オーグ「そうだ。貴様らを1人残さず討伐しに来た。」

魔人「大した自信だな。」

クリア「お待たせ!」

 

 巨漢の魔人はそう言うと、オーグはそう答える。

 すると、そう言って、クリアとエレナが現れる。

 

マリア「クリア!」

オーグ「クラークも来たのか。」

エレナ「はい。変身出来なくても、サポートくらいは出来るから!」

カケル「分かった。」

クリア「行くわよ。」

 

 マリアとオーグがそう言うと、エレナはそう言う。

 カケル達は並び立つ。

 それを見た魔人は、オーグに声をかける。

 

魔人「その首貰うぜ。大将の首を取れば後は総崩れよ!」

オーグ「残念だが、この……………ぷっ。アルティメット・マジシャンズの大将は私ではない。」

カケル「何笑ってんの?」

 

 魔人がそう言うと、オーグは笑いを堪えながらそう言い、カケルが突っ込む。

 オーグは気を取り直して、魔人に聞く。

 

オーグ「お前が魔人の部隊を率いてるリーダーか?」

魔人「あ!?だったら何だ!?」

オーグ「だったら助かる。”頭”を叩けば残党の戦意を纏めて削げるからな。」

魔人「やってみろや!!帝国を潰した程度じゃ俺達の怒りは収まらねえ!!1人残らずぶっ殺してやる!!」

 

 オーグがそう聞くと、魔人はそう言う。

 オーグの笑みを浮かべながらの言葉に、リーダー格の魔人はオーラを纏う。

 すると、何かが出てくる。

 

???「ディケイド〜っ!?」

カケル「あれは……………ディケイドのケミー!?」

クリア「えっ!?」

 

 そこに居たのは、ディケイドのケミーだった。

 それを見たオーグは。

 

オーグ「まさか、以前、白城創が言っていた奴か!」

 

 そう言う。

 白城創は、ディケイドのケミーを追って、この世界にやってきた。

 そのディケイドのケミーが魔人の悪意に囚われて、ディケイドマルガムへと変貌する。

 それを見たオーグは。

 

オーグ「……………それが貴様達の言動力か。だが討伐するのみ!存分に掛かって来るが良い!!」

クリア「行くわよ!!」

魔人「引き裂いてやる!!!」

マリア「殿下もあまりシンの事が言えませんよ!もっと自分のお立場を!!」

 

 マリアが炎の魔法を放ち、カケルはガッチャージガンで銃撃する。

 だが。

 

魔人「不意打ちかぁ?えげつねぇ嬢ちゃんだな。」

 

 魔人は死んでる仲間の死体を盾にしてやり過ごしていた。

 

カケル「仲間の死体を盾に!?」

エレナ「何て奴なの……………!?」

ファブロ「気に入ったぜ!このファブロ様の女にしてやろうか?」

マリア「いやー、彼氏は募集中だけど、アンタだけはないわー。」

オーグ「なんだ、モテるじゃないか。」

マリア「やめて下さいよ、殿下!」

クリア「来るわよ!」

 

 カケルが驚き、エレナがそんな風に言うと、ファブロと名乗った魔人はマリアに対してそう言う。

 マリアがそう言うと、オーグは揶揄う。

 そんな風に話していると、ファブロが駆け出す。

 

ファブロ「折角良い思いをさせようとしたのに残念だなぁ!」

 

 仲間の死体を投げ飛ばし、マリアに向かってパンチを叩き込む。

 

ファブロ「っ!?(この手応え………!!)」

マリア「最っ低………相手でもエンリョなしなの?(実戦じゃやっぱり物理防御は必須……!戦闘服じゃなかったり、変身してなかったら、多分骨ごと折られてる………!)」

 

 ファブロは手応えがない事に驚き、マリアはそう言うと、そう思う。

 だが、ファブロはマリアの腕を掴み、投げ飛ばす。

 それをクリアが受け止める。

 

クリア「油断しないで!」

マリア「あ、ありがとう!助かったわ!」

カケル「はあっ!」

クリア「ふっ!」

エレナ「ハアッ!」

 

 クリアがそう言うと、マリアは立ち上がる。

 カケルとクリアは、ガッチャージガンとテックスソードで攻撃する。

 マリアとエレナも、炎の魔法を放つ。

 だが。

 

ファブロ「へっへっ……効かねェなぁ………!」

オーグ(攻撃力に長けたメッシーナとクラークの魔法と、あの2人の攻撃を無傷で………!?)

ファブロ「解せねェってツラだなぁ。ネタを見せてやろうか?」

 

 ファブロは無傷だった。

 それを見たオーグは驚くと、ファブロはそう言いながら、杖を取り出す。

 それは、城壁で兵士が使っていた魔道具だった。

 

マリア「魔道具………!?」

カケル「杖?」

エレナ「そうみたいね…………。」

オーグ「まさか………!」

ファブロ「城壁辺りでやあらこれで魔法を防がれてなぁ、便利そうだったんで拝借して来たぜ。………尤も、持ってた連中は全員首をブチ折ってやったんで返却は出来ねェがなぁ。」

マリア「アールスハイドの防御用魔道具…………!!」

オーグ「つまりシンの魔力障壁………!!」

 

 それを見たマリア達がそう言う中、オーグはそう言うと、ファブロはそう言う。

 ファブロは、魔道具を奪っていたのだ。

 

ファブロ「あぁ!?さっきまでの威勢はどうした!!ホルァ撃って来いよ!お得意の魔法をよ!!」

 

 ファブロはそんな風に叫ぶ。

 それを見たオーグとマリアとカケルとエレナとクリアが動く。

 オーグとマリアとエレナは、ファブロの横に配置して、カケルはフレイローズとヒーケスキュー、クリアはクロスウィザードのカードを取り出す。

 

カケル「行くよ!フレイローズ!ヒーケスキュー!」

フレイローズ「ローズ!」

ヒーケスキュー「ヒーケス!」

 

 カケルはその二体に話しかけると、その2枚を装填して、クリアも装填する。



 

FLAYROSE!

HIIKESCUE!

X WIZARD!レベルX・インストール・クリア!

 

 2人はそれぞれの変身アイテムにライドケミーカードを装填する。

 待機音が流れると、2人はそれぞれのアイテムを操作する。

 

ガッチャンコ!

Xアップ!』


ヒーケスローズ!』


ウィザードXフォームアップクリア!

レディ⋯⋯GO!』


 

 カケルはガッチャード・ヒーケスローズに、クリアはウィザードXフォームになる。

 カケルは、手から高圧放水を用いた水刃を放ち、クリアは絶え間なく魔法を放つ。

 

カケル「ハァァァ!!」

クリア「ハアッ!」

マリア「ハァァァァ!!」

オーグ「ふっ!」

エレナ「ハアッ!」

ファブロ「チッ!(こいつら………!即死級の魔法と技を絶え間なく………!これ………保つのか?)」

 

 カケルやクリアだけでなく、他の人たちも魔法や攻撃を行なっていく。

 ファブロは魔力障壁を使って凌いでいた。

 ファブロがそう思う中、魔力障壁が突然消える。

 

ファブロ「何!?」

エレナ「魔力制御の訓練もしてない人間が、魔人になったからって自在に魔法を使える訳じゃない!」

マリア「制御に集中出来ない状況まで追い込まれれば、自ずと魔法は発動しなくなる!残念だったわね、借り物の力じゃそこが限界よ!!」

ファブロ「ガキ共が!!!!!」

 

 ファブロが驚く中、エレナとマリアの2人がそう言う。

 ファブロは杖を捨てて、マリアに攻撃しようとするが。

 

カケル「させるか!」

クリア「いくわよ!」

 

 カケルとクリアが前に出て、必殺技を発動する。

 

ヒーケスローズ!フィーバー!

X WIZARD! Reインストール、オーバーブレイク!!

 

 2人の必殺技が発動すると、カケルの胸部のパッションアタノールから、薔薇の花吹雪が起こる。

 

ファブロ「何だこれ!?」

カケル「ハァァァァァ!」

クリア「でやぁぁぁぁぁ!」

 

 ファブロが薔薇の花吹雪に惑わされていると、カケルは回し蹴りの勢いでウォータージェットカッターを放ち、クリアも魔法を放つ。

 それを受けたファブロは、大ダメージを受ける。

 

ファブロ「耐えたぜ……………!どうしたんだゴラァァァァァ!!」

カケル「悪いけど、お前を倒すのは俺たちじゃない。」

クリア「あとは任せます。」

オーグ「ああ。」

 

 ファブロは耐え切って、そう言うが、カケルとクリアはそう言いながら、後ろを振り向く。

 オーグはジャンプをして、レジェンドライバーを操作する。

 

GORGEOUS ATTACK RIDE

LE-LE-LE-LEGEND

 

オーグ「ハァァァァ…………!ハァァァァァ!!」

ファブロ「グワァァァァァ!?」

 

 オーグがディメンションキックを放ち、ファブロに当たると、ファブロは大爆発をする。

 すると、爆炎からディケイドのケミーが現れる。

 オーグは、ブランクカードに封印する。

 

オーグ「ふっ。」

 

 オーグはそう言い、ディケイドのライドケミーカードを見る。

 そこに、カケル達が駆け寄る。

 

カケル「よし!」

オーグ「メッシーナ、クラーク。よく私の意図を理解してくれたな。」

マリア「そりゃもう、魔力制御に関しては嫌と言う程シンやマーリン様から散々学びましたからね!」

エレナ「ええ。」

オーグ「カケルとクリアも助かる。」

クリア「礼には及びません。」

 

 カケルがガッツポーズを取る中、オーグはマリアとエレナ、カケルとクリアを労う。

 そして、ファブロが居た場所に向かって言う。

 

オーグ「………帝国ではなく、アールスハイドに生まれていればな…………。それも、もう叶わぬか………。生まれ変わったら、アールスハイドに来てみろ。恐らく、少しは考えが変わる。」

 

 オーグは、ファブロに対して、そんな風に言う。

 一方、王城では、クレモールが見ていた。

 

クレモール「ふぅ………。どうやら、戦闘が収まったようです。」

 

 クレモール国王は、そう言いながら後ろを振り向く。

 そこにマーリンとメリダ、ヴァンも来ていた。

 

マーリン「ワシ等の出番は無さそうじゃのう。」

メリダ「今回は良くやったと誉めてやろうかね?」

ヴァン「ワシはこの後、記憶を削除せねばならんがな。」

 

 マーリンとメリダ、ヴァンはそんな風に言う。

 一方、カケル達の戦闘を見ていたローレンスは。

 

ローレンス「カケル=パラケルスも化け物か!?アイツに隙なんてあるのか………!?しかも、他の連中や仮面ライダーも相当強い!全滅は時間の問題か………!ここで全ての手駒を失うのはマズイ………!!くそっ!でもこっちには最善の策が!!」

 

 ローレンスはカケルや他の人たちの戦闘も見て、戦慄していた。 

 だが、すぐに策を巡らせる。

 一方、スイード王国の城壁の外にいるゼストは。

 

ゼスト「この展開は予想できませんでしたね。シン=ウォルフォードとカケル=パラケルスを誘き寄せ、力を測るつもりでしたが、ここまでとは。彼らの評価を見直す必要がありますね。捨て駒の魔人達とは言え、見す見す全滅させるのは惜しい。撤退させるにしても、ローレンス1人では荷が重いでしょう。ですので、お願い出来ませんか?ミリアさん。」

 

 ゼストはそう言いながら、己の後ろを見る。

 ゼストの背後には、ミリアが居た。

 一方、スイード王国軍は。

 

隊長「魔人達の攻撃が収まったが、警戒を怠るな!」

兵士達「はっ!!」

 

 隊長がそう言うと、兵士たちも答える。

 警戒を怠らないようにしていると、突然、ゲートが爆破されてしまった。

 

兵士達「うわああああああ!!!」

兵士「な………何だ!?」

ミリア「来なさい。人間共。」

 

 門が爆発して、スイード王国の兵士たちが狼狽える中、そんな声が聞こえる。

 そこに現れたのは、ミリアだった。

 一方、ゲートが爆発したのが、カケル達にも伝わっていた。

 

マリア「爆発した!?」

オーグ「何が起こっている!?」

カケル「俺、先に行きます!」

クリア「悪いわね、先に行かせてもらうわ!」

 

 カケルとクリアは、駆け出していた。

 一方、スイード王国の上空に、シュトロームが来ていた。

 

シュトローム「やれやれ、手を出すなと言ったのに。酷いじゃないですかゼスト君。こんな楽しそうな事を、私に内緒で始めるなんて。」

 

 シュトロームはそう言いながら、目を光らせていた。

 一方、スイード王国内のある場所では。

 

???「やるね…………。仮面ライダーというのも凄いね。」

 

 カケル達の戦いを、淡い緑色の髪で先端が紫色になっていて、どこか不思議な雰囲気を纏っている女性が見ながらそう言う。

 

???「…………ボクは、ボクだけのケミストリーを起こして見せる。」

 

 その女性はそう言いながら、一枚のライドケミーカードを取り出す。

 それは、謎のケミーだった。




今回はここまでです。
今回は、スイード王国戦です。
色んな人たちが、魔人を倒していきました。
ウィーンは、プレデターと応戦しています。
ディケイドのマルガムも登場しますが、所詮は帝国の平民の魔人が悪意で無理矢理結びつけただけに過ぎないので、あっさり倒されました。
そんな中、ミリアが現れる。
次回は、色々とオリキャラが出る予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
昨日のガッチャードは、九堂風雅が本格的に復活しましたね。
そんな中、語られるミナト先生の過去。
グリオンに未来を奪われたくない為に、宝太郎達と敵対する。
本当に良い人でした。
次回、九堂風雅がアルケミスドライバーとギガバハムとクロアナを使って、変身する。
果たして、どんな活躍をするのか。
今後のこの小説の展開などでリクエストがあれば、活動報告にて承っています。
ちなみに、九堂風雅が変身する仮面ライダーは、ヴァンに変身させる予定です。
最強ケミー☆ガッチャ大作戦のリクエストは、下記から受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=309841&uid=373253

フィニッシュを決めるのはどちらにするか

  • ギーツIX
  • ギーツワンネス
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