仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、ゴリラセンセイ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、バーニングネロ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ゲンゲンチョウチョ、バレットバーン、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン、グレイデンジャー、インフィニティウォンデッド、ブレイクアンダー、ハピクローバー

イアン=シグネット
マッドウィール、ガッツショベル、ゲキオコプター

クリア=テンフェクト
ビートルクス、クロスウィザード、エクシードファイター

プレデター
ベルゼイーター

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト


第22話 そして世界へ…………。

 魔人達が暗躍をする中、カケル達はアールスハイドへと帰還する。

 ちなみに、ウィーンも合流した。

 すると。

 

シン「へ!?」

兵士「おお!!戻られたぞ!!」

兵士「お帰りなさいませアルティメット・マジシャンズ!!」

兵士「魔人撃退おめでとうございます!!」

兵士「アルティメット・マジシャンズ!!」

兵士「アルティメット・マジシャンズ!!」

 

 ゲートで帰還すると、兵士達が待ち構えており、そう叫ぶ。

 すると、外は夜空に花火が咲き乱れ、お祭り騒ぎになっていた。

 

シン「連呼するのは止めてくれ……………。」

オーグ「どうやらスイードから通信で情報が伝わったようだな。」

カケル「早いな……………。」

アリス「この様子だと、国中知ってそうだよね。」

シシリー「わ、私は良いと思いますよ!?」

オーグ「放っておけ、クロード。すぐに慣れる。」

 

 それを聞いたシンが頭を抱えながら蹲ると、それを見ていたオーグ、カケル、アリスはそう言う。

 シシリーがフォローすると、オーグはそう言う。

 すると。

 

エリザベート「アウグスト様!!」

メイ「お兄様!!」

エリザベート「心配しましたわ!!」

メイ「ムギュッ!!」

 

 そこにエリザベートとメイの2人が現れて、オーグに駆け寄る。

 その際、メイがエリザベートとオーグの間に挟まれる。

 

オーグ「エリー!?メイ!?ここはお前達の来る所ではない!」

ディセウム「よい。私が許可した。」

オーグ「父上!」

シン「爺ちゃん!婆ちゃんも!」

カケル「爺ちゃんも来たんだな。」

 

 オーグがそう言うと、そこにディセウム、マーリン、メリダ、ヴァンが現れる。

 少し離れた所では、イアンの姿もあったが、カケル達は気づいていなかった。

 

マーリン「お前達、ようやったのう。」

メリダ「訓練の成果が出たみたいだねぇ。」

ヴァン「よくやった!」

カケル達「はい!」

 

 マーリン、メリダ、ヴァンの3人がそう言うと、アルティメット・マジシャンズの面々はそう答える。

 すると、オーグが口を開く。

 

オーグ「おいエリー。メイがグッタリしてるぞ。」

エリザベート「っ!?」

 

 オーグはエリザベートに対して、そう言う。

 エリザベートの胸とアウグストでサンドイッチ状態のメイは、気絶していた。

 

エリザベート「ああ、メイ!何時の間に!?」

オーグ「最初から挟んでたぞ。」

 

 メイに気づいたエリザベートが慌てると、オーグは冷静にそう言う。

 すると、メイが口を開く。

 

メイ「エ……………。」

エリザベート「エ?」

メイ「エリー姉様の胸は………凶器…………!」

エリザベート「ちょっとぉ!?」

 

 メイはぐったりしながらそう言い、エリザベートは慌てる。

 それを聞いていたアリスとリンの2人は。

 

リン「確かに……………あれは凶器。」

アリス「いっそ、もいどく?」

リン「良いね。」

エリザベート「もがないで下さいまし!!」

 

 リンとアリスの2人はそう話すと、エリザベートはそう叫ぶ。

 貧乳の2人からしたら、エリザベートの胸は凶器と言えるのだ。

 そんなエリザベートを尻目に、オーグは口を開く。

 

オーグ「そんな事より父上、今回の件の報告です。」

ディセウム「ええ…………も…………もうちょっと親子の会話をしても良いんじゃ…………。」

シン(身内に対してはドライだなオーグ………。)

カケル(あははは…………。)

 

 オーグがそう言うと、ディセウムは寂しげにそう言う。

 それを見て、シンとカケルはそんな風に反応する。

 その後、オーグからの報告を聞く。

 

ディセウム「……………そうか、スイード王国は連合に協力してくれるか。」

オーグ「恐らく、それ以外にも帝国と国境を接する国は協力してくれるでしょう。」

ディセウム「…………となると問題は…………エルス自由商業連合と…………イース神聖国か…………。」

 

 ディセウムはそう言うと、オーグもそう答える。

 ディセウムの言葉に、シンが反応する。

 

シン「エルス?イース?」

カケル「エルス自由商業連合国は、世界で唯一共和制を敷いている国だ。貴族や王族が存在せずに、商人の中から知事や大統領が選出されているんだ。」

マリア「元々商人だった人が国を治めてるから、交渉が非常に難しいって言われてるわ。」

シシリー「イース神聖国は創神教の総本山です。創神教の教皇が国家元首となって、今も国を治めています。

エレナ「その2ヶ国にアールスハイドとブルースフィア帝国を合わせて、元々”四大大国”と呼ばれていて…………。」

クリア「帝国が滅んだから、今は”三大大国”ね。」

 

 シンがそう反応すると、カケル、マリア、シシリー、エレナ、クリアの5人がそう説明する。

 それを聞く中、ディセウムは口を開く。

 

ディセウム「仮にも”大国”と称される国々…………連合を組むとなれば…………どちらも主導権を取りに来るか……………。」

オーグ「……………父上、各国との交渉役、私に一任して頂けませんか?私はアールスハイドの王太子であると同時に、魔人に直接対決出来るアルティメット・マジシャンズのメンバーです。誰よりも交渉の主導権を握り易い立場です。」

 

 ディセウムはそんなふうに言う。

 すると、オーグはそう言う。

 それを聞いたディセウムは。

 

ディセウム「そうだな……………頼めるか?アウグスト。」

オーグ「お任せを!人類存続の為に必ずや交渉を成功に導いて参ります!!」

 

 ディセウムは少し考えると、オーグにそう言う。

 オーグはそんな風に答える。

 シンとカケルは、口を開く。

 

シン「爺ちゃん、婆ちゃん。」

マーリン「分かっておる。この旅にはお前も行かねばならんじゃろう。」

メリダ「世界を見ておいで。」

シン「ありがとう!」

カケル「爺ちゃん。」

ヴァン「うむ。お前も世界を見てこい。」

カケル「ああ!」

 

 シンとカケルは、それぞれの相手に話しかけると、そう返される。

 すると、エリザベートとメイが口を開く。

 

メイ「でしたら!私も行きたいです!!」

エリザベート「勿論私も御一緒致しますわ!!」

オーグ「お前達!遊びではないのだぞ!」

メイ「分かってるです!でも外国の王様達とお話するのはお兄様です!!その間シンお兄ちゃんとカケルお兄ちゃん達はおヒマです!一緒に観光出来るです!!」

エリザベート「それに皆さんが居るなら、護衛もいりませんしね。」

マリア「殆ど国家レベルの戦力だもんね………。」

アリス「って言うかフツーに全員行く流れなんだ……………。」

 

 エリザベートとメイは、そんな風に言うと、オーグがそう言う。

 それを聞いたエリザベートとメイがそう言うと、マリアとアリスはそう呟く。

 シンは助け舟を出した。

 

シン「まあ良いじゃん。夏休み入って、ずっと特訓ばっかだったし……………一時中断して皆息抜きする意味でもさ。」

オーグ「この2人は遊んでただけだろ…………。」

トール「お2人は、自分達がお守りします!」

ユリウス「このメンバー以上に、優秀な護衛は御座らんでしょう!」

オーグ「やれやれ……………。」

 

 シンがそう言うと、オーグは呆れながらそう言うが、トールとユリウスの言葉に、オーグは折れて、許すことにした。

 

アリス「移動は浮遊魔法ですか?」

オーグ「まあそうだろうな。エリーは私が抱えて飛ぶとして……………。」

シン「メイちゃんは誰かが手を繋いで補助すれば行けそうだよね。」

メイ「ハイです!」

オーグ「出発は早いに越した事はない。準備が整い次第各自に連絡を入れよう。もう夜も遅い。今日は皆御苦労だった。しっかりと休んでくれ。」

 

 アリスがそう聞くと、オーグとシンはそう言う。

 そうして、解散する事になった。

 そんな中、シンとシシリーを見ていたオーグは、2人に話しかける。

 

オーグ「シン、クロード。」

シン「ん?」

オーグ「……………休めよ(・・・)?」

シン「……………はっ!!」

シシリー「ん?……………っ!!」

 

 オーグは2人に対して、そう言う。

 それを聞いたシンは一瞬、呆気に取られるが、意味に気づき、赤面する。

 シシリーも遅れて、意味を察する。

 

シン「オーグ!お前なぁぁぁぁ!!」

 

 シンはそう叫ぶ。

 それを聞いて、意味を察したのか、エリザベート、トール、ユーリ、トニー、マリア、マーク、オリビア、エレナ、クリア、セブンティア、ギレーヌは顔を赤くする。

 一方、カケル、メイ、リン、アリス、ユリウスは意味に気づかなかった。

 ウィーンは、興味なさそうにしていた。

 一方、魔人側は。

 

シュトローム「中々の見ものでしたよ。」

「「「っ!」」」

 

 シュトロームのその一言に、全員が震え上がる。

 そう、シュトロームは見ていたのだ。

 

シュトローム「だから忠告したじゃないですか。シン=ウォルフォード君とカケル=パラケルス君には手を出さない方が良いと。」

ゼスト「とんだ醜態を晒してしまいました…………。

シュトローム「いえ、十分楽しめましたよ。まぁ欲を言えば、もう少し盛り上がって欲しかったですけどねぇ。」

 

 シュトロームはそう言うと、ゼストは頭を下げる。

 シュトロームがそう言うと同時に、両眼を光らせて、3人を震え上がらせる。

 

ゼスト(シン=ウォルフォード………カケル=パラケルス………。主人の新たな目的となりうる存在に感謝すべきか…………それとも手を打つべきか…………何方にせよ、あの規格外の強さ………無視は出来んな………。)

 

 ゼストはそんな風に考えていた。

 ローレンスが離反魔人の方へと向かう中、ゼストはミリアに聞く。

 

ゼスト「ところで……………ミリア殿。例の実験の様子は?」

ミリア「っ!まだ、ハッキリとは……………もう少し検証する必要があるかと……………。」

ゼスト「そうですか、それは失礼しました。」

ミリア「では…………私はそれについて……………シュトローム様とまた。」

ゼスト「……………えぇ、上手く行くよう祈ります。(その結果次第で、私達魔人の将来が決まるのですから……………。)」

 

 ゼストはそう聞くと、ミリアは顔を赤くしながらそう言い、その場から離れる。

 それを見て、ゼストはそう思う。

 一方、離反魔人たちの方はというと。

 

魔人「くそっ!!何なんだよ彼奴等!!」

魔人「城壁内に侵入した連中はほぼ全員殺られちまった!!国を落とす所じゃねえよ!!」

 

 魔人達は、カケル達の強さに驚いていて、苛立っていた。

 そんな風に話す中、ローレンスは考え込んでいた。

 

ローレンス(大きな計算違いは二つだ…………。一つはシン=ウォルフォードとカケル=パラケルスを始めとする部隊の力が予想より遥かに大きかった事。もう一つは平民魔人が想定より全く使えなかった事。やった事と言えば、兵士や一般市民を甚振って遊んだだけだからな…………。まあ、元々此奴らはただの捨て駒。後は如何に効率よく……………。)

 

 ローレンスはそんな風に分析していた。

 すると、ローレンスに声をかけられる。

 

魔人「おい、お前!!」

ローレンス「……………はい?」

 

 ローレンスは声をかけられて、思考を中止して、顔を上げると、周囲を取り囲まれていた。

 すると、魔人達が叫ぶ。

 

魔人「元はと言えば、お前がスイードに攻め込もうって言ったのが原因じゃねえか!!」

魔人「どう責任取ってくれんだ!?あぁ!?」

 

 魔人達はそう叫ぶ。

 魔人達は、ローレンスに責任転嫁をしようとしていたのだ。

 ローレンスはため息を吐きながら口を開く。

 

ローレンス「はぁ…………被害がこれだけで済んだのは、狙いをスイードにしたお陰でしょう?」

魔人「どう言う意味だ!?」

ローレンス「アンタ達、最初はアールスハイドを攻める気で居たでしょ?救援に現れた連中は、正しくアールスハイドの王太子とその一味なんですよ。予定通り、彼らの本拠地に攻め入ったら、今頃我々はとっくに全滅だ。そうならなかっただけでも儲けモンだと思いますがね。違いますか?」

魔人達「……………。」

 

 ローレンスがため息を吐きながら言った言葉にそう叫ぶと、ローレンスはそう説明する。

 ローレンスの正論には、流石に魔人達も黙る。

 

ローレンス「ただ、アールスハイドの隣国を狙ったのが裏目に出てしまったのは事実です。ならば次は……………。」

魔人「そうか!奴らがすぐに来れないような遠い国から狙えば良い!!」

ローレンス「……………まぁ、そう言う事ですね。例えば…………。」

 

 ローレンスがそう言うと、魔人の1人がそう叫ぶ。

 ローレンスが説明を行う中、1人の魔人がローレンスの事を不審な目で見ていた。

 ローレンスが動こうとすると、1人の魔人が話しかける。

 

魔人「おい!お前よ、何企んでる?」

ローレンス「何の話です?」

魔人「気付かねえと思ってるのか?お前、シュトロームに従ってた軍の1人だろ!」

 

 魔人がそう言うと、ローレンスは惚ける。

 魔人は、ローレンスが斥候部隊の1人である事に気付いたのだ。

 それを聞いたローレンスは、感心しながら言う。

 

ローレンス「へぇ、低能な連中ばかりかと思ってたら……………。」

 

 ローレンスはそう言うと、その魔人はローレンスの胸ぐらを掴む。

 

魔人「何だとてめぇ!!やっぱりシュトローム側のスパイか!!だったら今すぐ他の連中と袋叩きにして…………!!」

 

 魔人はそう叫ぶ。

 だが、その魔人は、ローレンスの雷撃で消し炭にされてしまった。

 

ローレンス「マヌケ(・・・)な方が長生き出来る事もあるぜ。覚えとけ。」

 

 ローレンスは、骸となったその魔人に対して、そんな風に言う。

 その翌日、カケル達はヴァンによって呼び出された。



 

カケル「どうしたの?爺ちゃん。」


ヴァン「うむ。お前達、スイード王国ではよくやった。じゃが、気にしている所があるのじゃろう?」


クリア「……………最後の方に現れた、女性の魔人や、サー・アルゴノーツなどと言った第三者の事……………ですかね?」


ヴァン「うむ。」

 

 

 カケルがそう聞くと、ヴァンはそう言い、クリアはそう答える。
 

 すると、他の人たちも話し合う。



 

アリス「あの魔人、強かったよね。」


トニー「仮面ライダーに変身してても、勝てなかった。」


ユーリ「そうねぇ……………。」


オーグ「それに、ここ最近発生している妙な魔物を使役するサー・アルゴノーツ。謎のヴァルバラドに変身するマーキュリーという錬金術師。それに、プレデターという存在。魔人だけでも大変なのに、更に多く出ました。」

 

 

 アリス、トニー、ユーリはミリアについてそう話す中、オーグはそう言う。
 

 現状、不確定要素が多いのだ。
 

 シュトロームを始めとする魔人、マーキュリーやプレデターといった悪しき錬金術師、そしてサー・アルゴノーツという謎の存在。
 

 それを聞いたヴァンは口を開く。

 

ヴァン「うむ。魔人だけでなく、色々な勢力が本格的に動き出してきおった。だからこそ魔人や悪の錬金術師達に対抗すべく、鍛錬だけでなく、戦力の増強も不可欠と判断したわけじゃ。」


シン「戦力の増強?」


エレナ「確かに……………帝国の平民の魔人は私たちでもどうにか出来るけど、流石に実力者の魔人などは、対処しきれない……………。」


トール「言いたい事は分かりますが……………。」


ユリウス「具体的には、どうするのでござるか?」


ヴァン「その為にまず、お前達に新たな仲間を紹介しよう。それでは入ってきてよいぞー。」

 

 ヴァンはそんな風に言うと、シン、エレナ、トール、ユリウスはそう反応する。


 ヴァンが呼ぶと、男女が入ってくる。
 

 その片方は……………。



 

カケル「あっ!」


エレナ「あなたは……………!?」


クリア「ヴァルバラド!」

 

 

 その男を見た3人は、そう反応する。


 いろいろと因縁のあるヴァルバラドの変身者であるイアン=シグネットの姿があったからだ。


 すると、もう1人の髪が少し猫耳の様になっている、カケル達と同い年に見える女性が口を開く。



 

???「久しぶりだね、カケル君。」


シシリー「えっ?」


マリア「知り合いなの?」


カケル「もしかして……………ミコか?」


ミコ「うん!そうだよ!」


エレナ「えっ……………!?」

 

 

 その女性がそう言うと、シシリーとマリアは首を傾げる。
 

 すると、カケルがそう言うと、ミコは嬉しそうにそう言い、エレナは微妙な反応をする。
 

 すると、ヴァンは咳払いをして、口を開く。

 

ヴァン「ううん!紹介するぞ。イアン=シグネットに、ミコ=ウォードの2人じゃ。」


イアン「…………イアン=シグネットだ。以上。」


ミコ「初めまして。私はミコ=ウォードと言います。よろしくお願いします。」

 

 

 ヴァンがそう言うと、イアンは素っ気なく、対照的にミコは礼儀正しく言う。



 

マーク「よろしくっす。」


オリビア「ヴァン様。この2人はどちら様ですか?」


ヴァン「この2人は錬金術師でな。2人には、皆の錬金術や戦闘の技術の指南を行おうと思ってな。」


アリス「なるほど……………。」


リン「そういう事……………。」
 
 

 

 マークとオリビアがそう言うと、ヴァンはそう説明して、アリスとリンは納得する。


 すると。



 

ミコ「そういう訳だから、よろしくね?」


カケル「よろしく頼むよ。」


エレナ「……………よろしく。」

 

 

 ミコがそう言うと、カケルとエレナはそう返す。
 

 エレナは、どういうわけか少し不機嫌気味だったが。



 

イアン「仲良しごっこはそこまでにしろ。時間が惜しい。」


カケル「なんだよ、別に久しぶりの挨拶ぐらい良いだろ。」


イアン「相変わらず非合理的だな。そんな事をしてるヒマがあるなら勉強でもしたらどうだ?」


カケル「こ、こいつ…………じいちゃん!どうしてこいつが!」

 

 イアンはそんな風に言うと、カケルはそう返す。

 イアンの返答にカケルはイラつきながらヴァンに聞く。

 


ヴァン「そう言うなカケル。確かにイアンは愛想は悪いが、錬金術師としての腕は悪くない。寧ろ、かなりの逸材なのじゃぞ。」


イアン「そう言うのは良いので、早く話を続けてください。時間の無駄です。」


「「「えぇ………。」」」


シン(愛想が悪いなんてレベルじゃねぇ………。)

 

 ヴァンはカケルを宥めながらそう言うと、イアンはそう言う。

 それを聞いた一同は唖然として、シンは心の中でそう思う。

 すると、カケルのケミーライザーから音が鳴る。

 

トニー「な、何だい!?」

ユーリ「分かんないわよぉ!?」

カケル「ああ、俺だ。」

エレナ「え?」

 

 トニーとユーリが驚く中、カケルは冷静にケミーライザーを取り出す。

 すると、ケミーライザーから光が出て、オーロラカーテンが出現する。

 

???「やっと繋がったわね。」

カケル「久しぶりだな。」

シン「お前は!?」

オーグ「白城創……………。」

 

 オーロラカーテンが現れる中、そこから一人の女性が現れる。

 その人物は、白城創であった。

 

トニー「久しぶりだね。」

マーク「今回は、何の用すか?」

創「カケルから連絡を受けてね。ディケイドのケミーを回収したって聞いたから。」

オーグ「これの事か?」

 

 トニーとマークが話しかける中、創はそう答える。

 オーグは、ディケイドのライドケミーカードを創に渡す。

 

創「うん。確かに受け取ったわ。それとリン。悪いけど、メモリを見せてくれない?」

リン「うん。」

 

 創はディケイドのライドケミーカードを受け取りながらそう言うと、リンはWメモリを創に渡す。

 創はメモリを受け取ると、スタッグフォンを取り出して、ガイアメモリを装填する。

 スタッグフォンを操作し終えると。

 

創「う~ん…………やっぱり、ガイアメモリ一本だけじゃ負荷が大きいわね。元々、この機能はガイアメモリ二本前提だから。やっぱり此れは必要ね。」

 

 創はそんな風に言うと、ある物を取り出す。

 それは、ガイアメモリの強化アダプターだった。

 かつて、照井竜/仮面ライダーアクセルが使用した物とほぼ同じだった。

 だが、ダブルドライバーの形状に合わせた物になっていた。

 

アリス「何それ?」

リン「それは?」

創「此れはWガイアメモリを保護するパーツ。此れが無いと近い内にWガイアメモリが破損して、リンの身体に大きな後遺症が出来てしまう。」

マリア「後遺症って……………!?」

リン「ありがとう。」

 

 アリスとリンがそう聞くと、創はそんな風に答える。

 マリアが驚く中、リンはメモリを受け取る。

 そんな中、シンとクリアが口を開く。

 

クリア「それで、創はディケイドのライドケミーカードとそのメモリをどうにかする為に来たの?」

シン「そうじゃないか?」

創「それだけじゃないわよ。カケルから話は聞いたわ。ハンターと思われる女の魔人に苦戦したそうじゃない?」

トニー「まあ……………。」

ユーリ「そうねぇ……………。」

 

 クリアとシンがそう言う中、創はそんな風に言い、ミリアと応戦した面子は、微妙な表情を浮かべる。

 すると、創は口を開く。

 

創「という訳で、特訓には私も手伝うわよ。」

シン「本当か!?助かるよ!」

ヴァン「なるほどな。という訳で、仮面ライダーとしての戦いは創が、錬金術としてはカケル、エレナ、クリア、ミコ、イアンやワシ、ウィーンが、戦闘においては、カケルも手伝ってくれ。」

カケル「分かった。」

マリア「大変そう……………。」

イアン「とっとと始めるぞ。時間が惜しい。」

 

 創がそう言うと、シンはそう言う。

 そうして、特訓が始まったのだった。

 仮面ライダーとしての戦闘の場合は。

 

創「というわけで、皆には、仮面ライダーとしての戦闘に慣れてもらおうと思うの。」

マリア「仮面ライダーとしてか……………。」

アリス「別に、魔法を使えば良いんじゃないの?」

リン「それだけじゃダメだと思う。」

創「そう。実際、手練を相手にするには、魔法だけじゃあ勝てない。だからこそ、仮面ライダーとして、格闘戦もこなせないとダメなの。」

 

 創がそう言うと、マリアとアリスは懐疑的にそう言うが、リンはそう言う。

 創はそう言う。

 それには、ユリウスとトール、マークとオリビアが口を開く。

 

ユリウス「その通りでござるな。」

トール「あのハンターの魔人は、かなりの強者ですからね。」

マーク「それは分かったっすけど…………。」

オリビア「具体的には、どうするんですか?」

創「そうね。具体的には、こうするの。」

 

 ユリウスとトールが納得する中、マークとオリビアはそう聞く。

 創はそう言うと、ある物を取り出す。

 

オーグ「レジェンドライドマグナムか?」

創「まあね。これを使って……………。」

 

 オーグがそう言うと、創は肯定する。

 取り出したのはレジェンドライドマグナムで、そこにライドケミーカードを装填していく。

 

WIZARD RIDER

EX-AID RIDER

DRIVE RIDER

DECADE RIDER

W RIDER

GAIM RIDER

BUILD RIDER

KUUGA RIDER

ZERO-ONE RIDER

BLADE RIDER

GHOST RIDER

 

 創は11枚のライドケミーカードを装填すると、トリガーを引く。

 

LEGENDRIDE MASIMO

 

 その音声が鳴ると、シン達の前に、仮面ライダー達が現れる。

 

シシリー「仮面ライダー達です…………。」

マリア「それで、何をしようって言うの?」

創「簡単な話よ。私が作ったライダーシステムのモチーフになった仮面ライダーと戦うの。」

シン「つまり、元となった奴と戦えば良いのか?」

創「そう。」

オーグ「なるほどな……………。」

 

 シシリーとマリアがそう言う中、創はそう答えて、シンはそう言う。

 そうして、変身する事に。

 

CHEMYRIDE

W!

BUILD SET


『ZERO-ONE!CHANGE BULLET RELOAD

鎧武!

アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!

Standing by OK Are you ready?

 

 そんな感じの待機音が流れる中、シン達は叫ぶ。

 

一同「変身!」

 

 そう言って、変身を開始する。

 

WIZARD!SCANUP』


EX-AID!OPERATION START


『LE-LE-LE-LEGEND


『DRIVE!TYPE-SCARLET!


『CHANGE BULLET SHOOT』


(アークル音)

ネクストW!

カットアップ!

フルボトルウィッチ!クリエーター!

turn up

カイガン!オレ!

レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!

 

 シンは仮面ライダールーラートに、シシリーは仮面ライダーメディックに、オーグは仮面ライダーレジェンドに、マリアは仮面ライダースカーレットに、トールは仮面ライダーB1に、ユリウスは仮面ライダーマイティに、アリスとリンは仮面ライダーネクストWに、トニーは仮面ライダーオレージドに、ユーリは仮面ライダークリエイターに、マークは仮面ライダースペードに、オリビアは仮面ライダーKゴーストに変身する。

 そうして、戦闘が始まっていく。

 

シン「ハアッ!ふっ!」

 

 シンは、バイブレーションソードや魔法を使って、ウィザードと戦っていく。

 

シシリー「ハアッ!はっ!」

 

 シシリーは、魔法を使って、エグゼイドに攻撃していくが、あっさりと躱されてしまう。

 

マリア「はあっ!このっ!」

 

 マリアは、高速移動をしながら魔法やマンタンガンの様な武器で攻撃していくが、ドライブはあっさりと回避する。

 

オーグ「ふっ!はっ!」

 

 オーグは、魔法やレジェンドライドマグナムで攻撃するが、ディケイドには通用していなかった。

 

トール「ハアッ!はっ!」

 

 トールは、魔法やバレットシューター1で攻撃していくが、ゼロワンの速さに翻弄されていた。

 

ユリウス「ぬんっ!はっ!」

 

 ユリウスは、格闘戦で戦っていくが、クウガに押され気味だった。

 

アリス「はっ!はっ!」

リン「ふんっ!はっ!」

 

 アリスとリンは、それぞれの魔法を使って攻撃していくが、仮面ライダーWに翻弄されていた。

 

トニー「ハアッ!はっ!」

 

 トニーは、オレンジデュアルブレイドを持って攻撃していくが、鎧武に押され気味だった。

 

ユーリ「ハアッ!はっ!」

 

 ユーリは、フルボトルの力を駆使して攻撃していくが、ビルドもフルボトルの力を使う事で相殺されてしまい、苦戦していた。

 

マーク「ハアッ!はっ!」

 

 マークは、ブレイラウザーを錬成して、攻撃していくが、ブレイドには苦戦する。

 

オリビア「ハアッ!てやっ!」

 

 オリビアは、ゴーストの様に浮遊しながら攻撃していくが、ゴーストもまた浮遊して攻撃する為、苦戦していた。

 しばらくすると、シン達が変身解除して倒れていて、仮面ライダー達はまだ残っていた。

 

オーグ「強いな……………。」

シシリー「ええ……………!」

マリア「魔法とかが通用しないんだけど……………!?」

創「分かったでしょ?仮面ライダーを相手にしたり、手練を相手にするには、魔法だけじゃダメだって。」

 

 オーグ達がそう言う中、創はそう言う。

 すると、役目を終えたのか、仮面ライダーたちは消える。

 

アリス「うん……………。」

トニー「そうだね……………。」

創「というわけで、私やカケル達を始めとする戦闘に長けた人たちで、格闘戦を教えていきます。」

ユリウス「お手柔らかにお願いするでござる。」

 

 アリスとトニーがそう言う中、創はそんな風に言う。

 ユリウスはそう言う中、特訓が始まっていく。

 錬金術の場合は。

 

ミコ「そういう訳で、錬金術を教えていこうと思うの。」

イアン「そういうのは良い。時間の無駄だからな。」

 

 ミコがそう言う中、イアンは素っ気なくそう言う。

 すると。

 

ウィーン「それじゃあ、錬金術について教えていくわ。錬金術の基本である四大元素を使いこなす為にもね。」

イアン「時間の無駄だ。」

ミコ「まあまあまあ!」

 

 ウィーンがそう言いながら出ると、イアンはそんな風に吐き捨てる。

 ミコが抑える中、ウィーンはまずは錬金術の起源を語る。

 

ウィーン「紀元前。つまり、錬金術の起源についてはアラビア発祥説や、エジプト発祥説など諸説あり、はっきりした事は判明していないわ。ただ、恐らくは紀元前のメソポタミア地方、ギリシア、エジプト、及び中近東のユダヤ教系などの冶金学・哲学・医学・物理学・医学などさまざまな学問が、西暦三~四世紀にアレクサンドリア(エジプト)とその周辺の欧州各国に集まって大成したものと推測されるわ。だけど、この段階ではまだ錬金術と呼べるものではなく、もっと実用的な技術に近いものであったの。その後はアラビア人により今の錬金術の形に発展し、ローマを通じてヨーロッパに広まった。これが、錬金術の起源ね。」

 

 ウィーンはそんな風に言う。

 次に、錬金術の基本である四大元素について解説を始める。

 アリストテレスの物質観においては、任意の物質にたいして「熱・冷」「湿・乾」といった原理的には単純な操作を行い、四元素の配合を金と同じに変化させることができれば、金を作りだすことができると考えられるため、錬金術との相性が良く、硫黄=水銀理論または、これに塩を加えた三原質説と並ぶ錬金術の基礎理論となった。

 ヨーロッパの錬金術師たちは、錬金術と占星術を結び付け、四元素と黄道十二宮は対応関係にあり、4つの基本性質、季節も黄道十二宮の支配を受けると考えた。

 錬金術・四元素説はオカルトとして顧みられなくなったが、20世紀には、カール・グスタフ・ユングやガストン・バシュラールらによって、無意識や想像力との深い関わりが指摘され、再評価された。
 

 現在錬金術は、学問の対象として真剣に取り組まれているが、ドイツの心理学者カール・グスタフ・ユングがそのきっかけだったと言える。

 ユングは中国の曼荼羅の本に出会って道教に興味を持ち、そこから中国錬金術に入り、西洋錬金術を研究した。

 硫黄=水銀理論による賢者の石の製造過程に、人間の心の成長過程との類似を見出した。

 また、四元素説、四性質説、四体液説を参考に、心の機能を「思考・感情」「直観・感覚」の4つからなる、2組の対立する機能の組み合わせにまとめた。
 

 また、フランスの哲学者ガストン・バシュラールは、『火の精神分析』で、コンプレックスの概念を手掛かりに、ユングの精神分析的方法を用いて、火のイメージ、夢想を分析した。

 続く詩的想像力に関する研究『水と夢』などでは、四元素に関わる物質的想像力を究明した。夢想は最も根源的な物質に根ざしており、四元素をめぐる物質的想像力が夢想を支配しているとし、想像力の領域における「四元素の法則」を確立できると主張した。

 そこから、パラケルススに関する解説に入る。

 

ウィーン「かつて、スイス出身の医師、化学者、錬金術師、神秘思想家でもある、パラケルススは彼の思想は新プラトン主義の系譜を引く自然神秘主義としての側面を持っており、自然を神によって生み出されたものとして捉えているわ。神においてある第一質料=大神秘から硫黄、水銀、塩の3つの元素の働きが展開することによって四大元素である地、水、火、空気が生まれ、ここから万物が生み出されたの。全宇宙を一つの生きた全体…………有機体と考え、水銀を宇宙の始原物質とした。ちなみに、私の知るリコ・パラケルススは彼の孫娘なのよ。」

シン「そ、そうなんだな……………。」

 

 ウィーンはそう言うと、シンはそう言う。

 そして、イアンとミコは。

 

イアン「さっさと始めるぞ。時間の無駄だ。」

ミコ「それじゃあ、行きますよ。」

オリビア「は、はい!」

マーク「よろしくお願いっす…………!」

 

 イアンとミコの二人を中心に、錬金術を練習していく。

 武装錬金術を学んでいく。

 そんな中、カケルはイアンに話しかける。

 

カケル「おい、イアン。」

イアン「何だ?話があるのなら、さっさと言え。時間の無駄だ。」

カケル「なら、単刀直入に言うけど、イアンはどうしてそんなに合理性を求めるんだ?」

 

 カケルがイアンにそう話しかけると、カケルはそう言う。

 それを聞いたイアンは、少し考えると、口を開く。

 

イアン「………俺の美学だ。」


カケル「美学?」


イアン「俺の目的は、錬金術の更なる発展と追求。その為に必要なのは出来る限り無駄や損失を無くして、合理的に物事を進めること。美学はその考え方を表した物だ。これは誰がなんと言おうとも譲るつもりはないし、お前に理解されるつもりもない。」


カケル「……………。」


イアン「他に用事が無いならもう行くぞ。これ以上時間を無駄に出来ない。」

 

 イアンがそう言うと、カケルは首を傾げる。

 イアンはそんな風に説明する。

 カケルが無言で見ていると、イアンはそのまま去っていく。

 そんな風な日々を送っていった。

 その頃───



 

シュトローム「さて……………シン=ウォルフォード君にカケル=パラケルス君のおかげで、退屈はしなさそうですが、これからどうしましょうか。」


???「おや、随分と暇そうじゃないか。」

 

 

 シュトロームがそう呟く中、そんな声が聞こえてくる。


 シュトロームはその声がした方を向くと。



 

シュトローム「君ですか。サー・アルゴノーツ。」


サー「あぁ。それにしても、帝国への復讐に燃えていたあの頃とは本当に大違いだな。」

 

 

 シュトロームはそう言う。
 

 そこには、サー・アルゴノーツの姿があったのだ。



 

シュトローム「えぇ、思っていた以上にあっさりと終わってしまって。自分でも驚きですよ。」


サー「確かに、その感情は分からなくもないね。それよりさっきの話だけど、つまらないなら自分から面白くすれば良い。少なくとも私はそうするわ。何せ退屈ほど恐ろしいものは存在しないもの。」


シュトローム「なるほど……………一理ありますね。でしたら、ゼスト君の方を手伝ってあげてください。彼らは私と違ってまだ満足していなさそうなので。」


サー「あぁ、そうさせてもらうよ。実は新しく開発した魔法を試してもらいたかったのでね。楽しみだなぁ…………!」

 

 

 サーがそんな風に言うと、シュトロームは薄っすらと微笑みを浮かべる。

 カケルやシン達が新たな決意を胸に鍛練する中、サーとシュトロームの暗躍はまだまだ続いていくのだった。

 その一方で、遂に出発する時が来た。

 カケルの部屋に、ヴァンが入ってくる。

 

ヴァン「カケル、出発する準備はできたか?」

カケル「爺ちゃん。うん、出来てるよ。ホッパー1達も居るしね。」

ホッパー1「ホッパー!」

スチームライナー「スチーム!」

 

 ヴァンがそう言いながら入ると、カケルは準備を終えていて、ホッパー1とスチームライナーがカケルの肩に乗っていた。

 

カケル「それにしても、爺ちゃんも来るなんてね。」

ヴァン「まあな。もし戦闘が起こった際に、記憶消去を行う必要があるからな。まぁ何もない事が望ましいが、念の為にな。」

 

 カケルがそう言うと、ヴァンはそう言う。

 ヴァンも同行する事になったのだ。

 すると、カケルは机の上に置いてあった物を手に取る。

 

ヴァン「うん?それは……………。」

カケル「ああ、爺ちゃんから貰った懐中時計だよ。」

 

 ヴァンが気づき、カケルがそう答えるとヴァンはなんとも言えない表情で懐中時計を見つめる。

 

ヴァン「まったく、まだ大切にしておったんじゃな………。」

カケル「まあね。やっぱり、初めて貰ったプレゼントだから。」

ヴァン「………そうか。それじゃあ、行くぞ。みんなが待っとる。」

カケル「うん。」

 

 ヴァンは感慨深そうにそう言い、カケルは懐中時計をポケットに入れて部屋を出るのだった。

 カケルとヴァンは外に出ると、すでに集まっていた。

 世界を巡るのに同行するのは、アルティメット・マジシャンズ、ウィーン、イアン、ミコ、ヴァン、エリザベート、メイだ。


 

シシリー「そう言えばお爺様、お婆様。留守中ですがクロードの街の屋敷や温泉は御自由に使って下さい。」

メリダ「おや、良いのかい?」

シシリー「勿論です。シン君と婚約して…………お二人も親族になる訳ですから。宜しければ、使用人の方々も御一緒にどうぞ。」

メリダ「それはありがたいねぇ。」

マリーカ「お心遣い感謝致します。若奥様。」

シシリー「わ、若…………奥様…………!?」

 

 シシリーはメリダにそう話しかけると、メリダはそう聞く。

 シシリーがそう答えると、メリダとマリーカはそう言い、シシリーは顔を赤く染める。

 

マリア「良いなぁ。私も早く若奥様とか呼ばれてみたい。」

シン「マリアって伯爵家だろ?婚約者とか決まってないの?」

マリア「ウチは結婚相手は自分で見付けるってのが家訓だから…………。」

エレナ「そういえば、そんな家訓だったわね。」

カケル「どんな家訓なの……………?」

 

 シシリーが顔を赤くしているのを見て、マリアはそうボヤく。

 シンがそう聞くと、マリアはそう言い、エレナは苦笑しながらそう言い、カケルはそう呟く。

 すると、そこに馬車がやってくる。

 その馬車から、エリザベートとメイの2人が降りてくる。

 

メイ「おはようございます!」

エリザベート「今日からまた暫くお願い致しますわ。

カケル「皆、来たな。」

シン「おはよう皆。メイちゃん、エリー、早速だけどこれ。」

 

 メイとエリザベートがそう言う中、シンはエリザベートにマントを渡す。

 

エリザベート「何ですのこれは?」

シン「温度調整出来るマントだよ。空を飛ぶと、相当体温を奪われるからね。」

マリア「それがなきゃこんな日にわざわざ戦闘服着なくて良いんだけどね。まあ、現地で着替えれば良いだけだけど。」

 

 エリザベートがそう聞くと、シンはそう答える。

 マリアが言う様に、アルティメット・マジシャンズは戦闘服を着ていた。

 ミコは同じマントを貰っていたが、イアンは受け取っていなかった。

 

シン「それじゃあ行って来るよ!」

メリダ「皆、気を付けるんだよ!」

マーリン「頑張っておいで!」

 

 シンがそう言うと、メリダとマーリンはそう言う。

 そうして、アルティメット・マジシャンズたちは旅立っていった。

 世界を巡りに。




今回はここまでです。
今回は、出発前の話です。
ミリアとの戦闘で、無力感を味わったアルティメット・マジシャンズ。
ヴァルバラドの変身者であるイアンや、新たなオリキャラであるミコ、白城創などの助けを借りて、強くなる事に。
ぶっちゃけ、今の状態では、斥候部隊の魔人には勝てませんが。
流石に、場数が違うので。
その為、原作通りの苦戦となります。
そんな中、暗躍するサー・アルゴノーツ。
果たして、サーは何者なのか。
ヒントは、前回の話の最後の方に出てきたキャラ達です。
次回は、ダーム王国での話です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のガッチャードは、面白かったです。
久しぶりに加治木が出てきて。
ベロソルにケアリーのマルガムも登場しましたね。
そして、ウルトラマンのジャグラー役の人も出てきましたね。
この小説のプラチナガッチャードに関しては、シュトロームとの最終決戦と並行して行われるブライスとの最終決戦の際に、出そうかなと思っています。
ガッチャードの最終フォームに関しては、賢者の孫だと、魔人との戦いが終わってから卒業までに1年間の空白期間があるので、その時に出そうと思います。
その為、ガッチャード要素が強めな感じになります。
アイアンガッチャードの登場タイミングでリクエストがあれば、受け付けています。
最強ケミー☆ガッチャ大作戦についても、受け付けています。
ちなみに、最強ケミー☆ガッチャ大作戦では、流石にアルティメット・マジシャンズを全員出すのは厳しいので、シン、シシリー、オーグ、マリア、トール、ユリウスの6人になるかもしれないです。

フィニッシュを決めるのはどちらにするか

  • ギーツIX
  • ギーツワンネス
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