仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

28 / 88
カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、ゴリラセンセイ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、バーニングネロ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ゲンゲンチョウチョ、バレットバーン、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン、グレイデンジャー、インフィニティウォンデッド、ブレイクアンダー、ハピクローバー、バンバンタンク

イアン=シグネット
マッドウィール、ガッツショベル、ゲキオコプター

クリア=テンフェクト
ビートルクス、クロスウィザード、エクシードファイター

プレデター
ベルゼイーター

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト


第24話 魔人の暗躍と魔狼の襲来

 ダームでの話が終わった後、カケル達はスイード王国へと向かっていた。

 

シン「ダームでの会談は無事終了か?」

オーグ「スイードでの件が情報として既に入っていたからな。私の提案に飛び付いて来たよ。この文だと、まあ他の2ヶ国も同じ様な対応だろう。」

マリア「次はカーナン王国。」

アリス「牧畜が盛んで、織物が有名な国だよね。」

シシリー「特に魔物化した羊の毛で作った生地が注目されていますよね。」

カケル「魔物化した羊の毛か……………。」

 

 シンがそう聞くと、オーグはそう答え、マリア、アリス、シシリー、カケルはそう言う。

 すると、シンが呟く。

 

シン「それ、手に入らないなかな……………。」

シシリー「え?どうしてですか?」

シン「魔物由来の素材って、普通の素材より付与文字数が多くなるんだよ。」

マリア「え!?そうなの!?全然知らなかったよ。」

 

 シンがそう呟くと、シシリーはそう聞く。

 それに対して、シンがそう言うと、マリアはそう叫ぶ。

 すると、ユーリが口を開く。

 

ユーリ「学院ではまだ習ってないものねぇ。よっぽど付与魔法について興味がないと知らないわよねぇ。因みに家畜化されている羊は魔物化しやすいのよぉ?」

カケル「そうなんだな。」

ユーリ「野生が薄くなってるからって言われてるけど……………詳しくは分かってないのよねぇ。」

トール「凄いですねユーリさん!」

リン「流石付与魔法マニア。」

ユーリ「別にマニアじゃないわよぅ。」

 

 ユーリがそう言うと、カケルはそう反応する。

 トールとリンがそう言うと、ユーリは照れ臭そうにそう言う。

 すると、クリアとエレナが口を開く。

 

クリア「それで、その魔物の素材でどうするの?」

エレナ「何か作るの?」

シン「ああ。スイードの一件で、シャツだけじゃなく”マント”にも”自動治癒”を付与したいと思ってさ、やっぱり他人に着せる事で、その他人の傷を治せるってのはメリットだろ?男は兎も角…………女の子が人前でそうそう裸になれないしさ。」

カケル「ああ………………。」

 

 クリアとエレナがそう聞くと、シンはそう言い、カケルは納得する。

 スイード王国での一件は、カケルは後に話を聞いていた。

 シシリーが重傷を負った人を治そうとして、戦闘服を着させようとして、脱ぎかけたのだ。

 それを踏まえて、マントにも自動治癒を付与しようと考えていた。

 

シン「そう言う訳で、マントの素材になる生地が……………お?」

メイ「わぁ!!羊さんです!!」

 

 シンがそう説明する中、下を見ると、羊が大量にいた。

 

マリア「うわ〜〜〜〜…………流石に人口よりも羊が多いって言われるだけあって………っ!?」

ウィーン「ねぇ、ちょっとアレ、言ったそばから……………。」

 

 マリアがそう見ていると、ウィーンはそう言う。

 一体の羊が魔物化したのだ。

 

シン「オイオイ魔物化したぞ!早い所討伐しないと……………。」

オーグ「大丈夫だ。近くに羊飼いが居る。」

シン「何が大丈夫なんだよ!?余計に危ないじゃねーか!」

 

 シンがそう言う中、オーグは冷静にそう言う。

 シンが着地して討伐しようとするが、既に羊飼いによって討伐されていた。

 その羊飼いは大きい斧を持っていて、それで討伐したのだ。

 しかも、かなりのマッチョだった。

 

シン「え!?嘘?」

カケル「あれが羊飼いか……………。」

ヴァン「家畜の魔物化が頻繁に起こるこの国では、中型程度を討伐出来ないと羊飼いは務まらんからな。」

オーグ「ヴァン様の言う通りだ。自然とそう言った人物が職に就く。」

ユリウス「確かに、この国の羊飼いはゴツイと言うか……………マッチョなイメージが強いで御座る。」

リン「(マッチョな羊飼い……………。)ぶふっ!」

イアン「何を笑っている。」

 

 シンが驚き、カケルがそんな風に言う中、ヴァンとオーグはそう説明する。

 ユリウスがそう言うと、リンは吹き出し、イアンは呆れた表情でそう言う。

 カケル達が近寄ると、羊飼いが気付き、カケル達に話しかける。

 

羊飼い「お?旅の人か?危なかったな。今丁度羊の1匹が魔物化した所だぞ。……………夏休み中の旅行って所か。目的はやっぱり魔物化した羊の素材かい?」

シン「はい、それもあります。」

羊飼い「だったら、カーナン王都の『シェパード服飾店』がオススメだぞ!旅人向けの服や装備が揃ってるからな。何を隠そう、俺はそこの……………。」

羊飼い達「ガランさん!!た…………大変だ!!」

 

 羊飼いがそう聞くと、シンはそう答える。

 その羊飼いが何かを言いかけている中、別の羊飼い達が現れる。

 

羊飼い「魔物化した羊が大量に押し寄せて来てる!恐らくブルースフィア方面で発生した奴らだ!!」

ガラン「んだと!?ったくメーワクな国だな相変わらずよ!男連中集めとけ!!俺もすぐ行く!!ボウズ達はさっさと街へ避難しとけ!!羊とは言え魔物だ!!ナメると痛い目見るからな!!」

 

 羊飼い2人がそう言うと、シン達と話していた羊飼い………………ガランはそう毒づき、シン達にそう言い、他の羊飼い達と合流する。

 それを聞いて、カケル達は視線を合わせる。

 羊飼い達は、羊の魔物と相対していた。

 

羊飼い「い…………異様な光景だな………。ここまで数の魔物は初めて見た……………。」

羊飼い「サイズも通常よりデカくなってやがる……………!!」

ガラン「1匹足りとも通すんじゃねえぞ!!街に入れたら必ず犠牲が出る!!」

羊飼い「くそぅ…………流石に死ぬかな…………こりゃ……………。」

ガラン「行くぞ野郎共!!」

 

 羊飼い達は、羊の魔物を見ながらそう言う。

 ガランがそう言う中、悲壮感が漂っていた。

 ガランがそう叫び、向かおうとした次の瞬間、土から槍みたいなのが出る。

 それを見て、ガラン達が呆気に取られる中、後ろを見る。

 そこには、シンとカケルの姿があり、シンは魔法を、カケルは錬金術を使って、槍を錬成したのだ。

 それを見て、呆気に取られる中、爆発が起こる。

 爆発を起こしたのは、アリスとリンだった。

 

アリス「にっひっひ〜…………!10匹撃破〜。」

リン「負けない。」

オーグ「コーナー!ヒューズ!羊毛は商品だぞ!やるなら極力傷をつけるなよ!火や爆発系は避けて仕留めろ!」

 

 アリスとリンがそう言うと、オーグはそう叱責する。

 それを見ていた他のメンツは。

 

ユーリ「一応私達も行っとくぅ?」

マリア「倒すだけじゃ面白くないし……………どっちが綺麗に討伐出来るか競争ね。」

ユリウス「トニー殿、行かんで御座るか?」

トニー「普段の相手が虎や獅子だったからねぇ…………手応えが…………今回は皆に譲るよ。」

 

 ユーリとマリアがそう話す中、ユリウスがそう聞くと、トニーはそう答える。

 アルティメット・マジシャンズが羊の魔物を討伐していくのを見たガラン達は。

 

羊飼い「ガランさん…………な…………何者だい?ありゃ…………。」

ガラン「いや……………ただの旅行中のグループ……………な訳ねーなこりゃ…………。」

 

 羊飼いの1人がそう聞く中、ガランはそう呟く。

 すると。

 

???「わおおーーーん!!」

カケル「何だ!?」

シン「遠吠え?」

 

 そんな遠吠えが聞こえてきて、カケル達は遠吠えが聞こえた方を向く。

 そこには、一体の狼の魔物が居た。

 

シン「狼の魔物か……………!?」

オーグ「だが、あんな魔物は見た事が無いぞ!?」

 

 それを見て、シンとオーグはそう言う。

 それを見ていたカケルとクリアは。

 

カケル「なあ、あれって……………。」

クリア「フェンリルね。多分、サーが関係していると思うわね。」

カケル「だろうな……………。」

 

 カケルとクリアはそう話す。

 あの狼の魔物はフェンリルであり、サーが高確率で関わっていると悟ったのだ。

 すると、フェンリルは叫んでカケル達の方へと向かってくる。

 

カケル「こっちに来た!」

ヴァン「わし達は羊飼いを逃がす!お前達は戦え!」

エレナ「お願い!」

ガラン「ちょっ!?」

 

 カケルがそう叫ぶと、ヴァンはそう言い、エレナとミコと一緒に、ガラン達を逃す。

 カケル達は、変身する。

 

HOPPER1!』


STEAMLINER!


『X WIZARD!レベルX・インストール・クリア!

SHARKWHEEL!イグナイト!

DAIOHNI!イグナイト!

ガキン!

MADWHEEL!

ゴキン!

CHEMYRIDE

W!

BUILD SET


『ZERO-ONE!CHANGE BULLET RELOAD

鎧武!

アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!

Standing by OK Are you ready?

 

 そんな感じに音声が鳴る中、カケル達は叫ぶ。

 

一同「変身!」

イアン「鉄鋼!」

 

 そう叫んで、変身を開始する。

 

ガッチャンコ!』


Xアップ!

ガッチャーンコ!What's up!?

スチームホッパー!


『ウィザードXフォームアップクリア!

ドンヴァルバラド!

斬リ捨テ SHINOBI!

ヴァルバラッシュ!

TUNE UP!MADWHEEL!

WIZARD!SCANUP

EX-AID!OPERATION START』


LE-LE-LE-LEGEND』


DRIVE!TYPE-SCARLET!』


CHANGE BULLET SHOOT

(アークル音)

ネクストW!

カットアップ!

フルボトルウィッチ!クリエーター!

turn up

カイガン!オレ!

レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!

START UP


『レディ⋯⋯GO!

 

 カケル達は、それぞれの仮面ライダーに変身する。

 ギレーヌも、仮面ライダーネクサスへと変身する。

 変身し終えると、フェンリルがカケル達の方へとやってくる。

 カケル達は回避すると、フェンリルの足元が凍結していた。

 

マリア「ええっ!?地面が凍ってるわよ!?」
イアン「見れば分かる。一々騒ぐな。」

オーグ「氷の力を使えるのか……………?」

カケル「おまけに早いから、捕まったら終わりだと思う。」

 

 それを見て、マリアがそう叫ぶと、イアンとオーグ、カケルはそう言う。

 フェンリルの特性を見抜いたのだ。

 

カケル「相手が氷なら、こっちは炎だ!」

 

 カケルはそう叫ぶと、ゴリラセンセイとバーニングネロのカードを取り出す。

 その2枚をガッチャードライバーに装填する。

 

GORILLASENSEI!』


BUNINGNERO!

 

 カケルは、その2枚を装填すると、ガッチャードライバーを操作する。


 

ガッチャンコ!

バーニングゴリラ!

 

 カケルは、ガッチャード・バーニングゴリラへとフォームチェンジをした。

 

カケル「それじゃあ行くぜ!オラオラオラ!」

 

 カケルはそう言って、錬金術で地面を盛り上げ、それをバーニングネロの力で暖かくして、放っていく。

 それを見て、クリア達も魔法や錬金術などで攻撃していく。

 だが、フェンリルは素早く動いて躱す。

 

シン「クソっ!あれでも当たらないのかよ!」

ギレーヌ「それほど素早いという訳ですね。」

オーグ「素早い……………か。これを試してみるか。」

 

 シンとギレーヌがそう言う中、オーグはそう呟いて、あるカードを取り出して、レジェンドライバーに装填する。

 

CHEMYRIDE

 

 その音声が鳴ると、オーグはレジェンドライバーを操作する。

 

GO GO GO GORGEOUS KABUTO

CHANGE BEETLE

 

 オーグはゴージャスカブトへと変身する。

 

カケル「カブト?どうするつもりだ?」

オーグ「見ていろ。クロックアップ。」

 

CLOCK UP

 

 カケルがそう聞くと、オーグはそう答える。

 すると、その音声と共に、オーグはクロックアップを発動して、高速移動をしながら攻撃していく。

 その攻撃には、フェンリルもダメージを受ける。

 

トール「ダメージを受けてます!」

オーグ「白城創から、仮面ライダーに関する知識を教わって正解だったな。」

カケル「今だ!攻撃を叩き込むぞ!レンキングロボも頼む!」

レンキングロボ「レンキン!」

イアン「俺に指図するな!」

 

 トールがそう叫ぶと、オーグはそう言う。

 カケルはそう叫ぶと、ガッチャージガンとレンキングロボのカードを取り出して、ガッチャージガンにスキャンする。

 

RENKINGROBO!

スクラップ!

 

イアン「これでチェックメイトだ!」

 

 イアンはそう叫ぶ。

 その音声と共に、ガッチャージガンをフェンリルに向けてトリガーを引き、イアンはヴァルバラッシャーを振る。

 

ガッチャージバスター!

ヴァルバラブレイク!

 

 その攻撃と共に、クリア達も攻撃を放つ。

 ダメージで動きが鈍っていたフェンリルは攻撃をまともに食らう。

 煙が上がり、カケル達は顔を覆う。

 しばらくして、煙が晴れると、フェンリルは満身創痍の身とはいえ、まだ健在だった。

 

シン「倒しきれてないのか!?」

イアン「しぶとい奴だ……………。」

カケル「なら、もう1発…………!」

ウィーン「待って。」

 

 それを見て、シン、イアン、カケルがそう言う中、ウィーンが口を開く。

 

オーグ「何だ?」

ウィーン「あとは私に任せて。」

カケル「えっ!?何で!?」

イアン「ほう?」

 

 オーグがそう聞くと、ウィーンはそう答え、カケルとイアンはそう反応する。

 それを見たオーグは。

 

オーグ「分かった。後は任せたぞ。」

シン「ええっ!?良いのかよ?」

イアン「確かに。奴のヴァルバラドがどんな物なのか、見せてもらおう。」

 

 オーグがそう答えると、シンとイアンはそう言う。

 ウィーンがフェンリルの方へと向かうと、セミアルトヴォークを操作する。

 

LOW

 

 すると、そんな文字が浮かぶ。

 フェンリルが攻撃を仕掛ける中、ウィーンはフェンリルの攻撃を避ける。

 

2nd

 

 すると、ギアが上がっていく。

 ウィーンは引き続き、攻撃を躱していく。

 

3rd

 

 再びギアが上がっていく。

 ウィーンはヴァルバラッシャーを持って、フェンリルに攻撃していく。

 

4th

 

 更にギアが上がる。

 ウィーンはヴァルバラッシャーでフェンリルの足を抑える。

 

TOP

 

 そんな文字が出ると、ウィーンはセミアルトヴォークを操作する。

 

ニンジャークフィーバー!

 

 その音声と共に、ウィーンはヴァルバラッシャーを蹴る。

 ヴァルバラッシャーはフェンリルを貫き、内部から破壊する。

 フェンリルはそのまま爆発して消えた。

 それを見て、カケル達は変身解除する。

 

ウィーン「まあ、こんな物かしらね。」

カケル「えげつないな……………。」

オーグ「まあ、倒せたのだから良いだろう。」

ヴァン「カケルよ。」

 

 ウィーンがそう言う中、カケルは苦笑しながらそう言う。

 オーグがそう言うと、ヴァン達がカケルの方へと向かう。

 

カケル「そっちはどう?」

ヴァン「ああ。仮面ライダーなどの記憶は消しておいた。心配はいらん。」

エレナ「皆、お疲れ様。」

ミコ「カケル君、大丈夫?」

 

 カケルがそう聞くと、ヴァンとエレナはそう言う。

 ミコはカケルに近寄って、手を取りながらそう言う。

 

カケル「ああ、大丈夫だよ。」

ミコ「よかったぁ………………。」

エレナ「…………………。」

 

 ミコの問いにカケルはそう答える。

 それを聞いて、ミコがホッとする中、エレナは何とも言えない微妙な表情を浮かべていた。

 それを見ていたシシリーとマリアは。

 

シシリー「マリア。もしかして、エレナって……………。」

マリア「ええ。これは、恋の予感ね。」

 

 シシリーとマリアは、そんな風に話していた。

  その頃、アールスハイド王国のウォルフォード邸では。

 

スティーブ「当家に何か御用で?」

アベル「かの有名なシン=ウォルフォード殿とカケル=パラケルス殿にお目にかかりたかったのですが、聞く所によると、暫く家を空けておられるかと。せめて近しい方にお話を伺えればと思い参りました。」

スティーブ「ご足労頂いたのに申し訳ありませんが、御存知の通り、当家は名前の通った者が多く居ります。安全面からも、当人とのお約束でない限り、お通しうる事は出来ない決まりで御座います。失礼ですが、お引き取りを。」

 

 スティーブはアベルにそう聞くと、アベルはそう答える。

 だが、スティーブはそんな風に言い、拒否する。

 それを聞いて、アベルは少し考えて、口を開く。

 

アベル「そうですか、分かりました。仕方ないですね……………。」

 

 アベルはそう言って去ろうとする。

 するとそこに。

 

マーリン「何じゃ?客人か?」

スティーブ「マーリン様!」

マーリン「庭を散歩しとったら、話し声が聞こえたものでの。」

スティーブ「シン様とカケル様に会いに来られたそうですが、お約束はないそうですので。」

マーリン「ほぅ。そうかそうか。」

 

 マーリンが現れた。

 スティーブはマーリンに事情を説明する。

 それを聞いたマーリンは、アベルの事をジッと見る。

 

マーリン「良いわい良いわい!ワシが代わりに話しを聞かせてやるわい!

アベル「本当ですか!?かの御高名な賢者マーリン様に直接お話を伺えるとは…………光栄の至りで御座います!」

スティーブ「マーリン様、カケル様は兎も角、孫自身は程々に……………。」

マーリン「ほほっ、分かっとるわい!スティーブ、茶を用意してくれんか?」

スティーブ「分かりました。」

 

 マーリンがそう言うと、アベルはそう言う。

 スティーブが嗜める中、マーリンはそう言う。

 そんな中、アベルは敵意を剥き出しにした。

 その頃、アールスハイドの王城では。

 

カイン(王城への侵入者自体は出来なくもないが……………情報収集が目的である以上、騒ぎになるのは避けたいな。せめて、ウォルフォードとパラケルスと関わりがある人間と接触出来れば…………。)

 

 カインは、どんなふうに情報収集を行おうかと考えていた。

 すると。

 

???「お前、そこで何してる?王城に何か用か?」

 

 騎士団と魔法師団の一行が後ろからカインに尋ねた。

 それを見たカインは。

 

カイン(手前の2人……………確かブルースフィア帝都で一度見た……………恐らくは軍部のトップ……………!)

 

 カインはそう思う。

 ブルースフィア帝国との戦争の際、この2人を目撃していたのだ。

 

ドミニク「おい。」

ジークフリード「いやいや、もういいじゃないですか局長?それより早く城へ戻りましょうよ。騎士団との合同訓練なんてそうそうやるもんじゃねーや。クタクタですよもう…………。」

魔法使い「先行きますよ、先輩。」

クリスティーナ「文句ばかりは一人前ですね。あなたが真面目に取り組んでいたようには見えませんでしたけどね。」

ジークフリード「口煩いのが居るから余計に疲れるんだよ。ったく、シン達の気持ちが分かるってもんだ。」

カイン「!」

 

 ドミニクがそう聞く中、ジークフリードはそう愚痴る。

 クリスティーナがそう言う中、ジークフリードはそう言うと、カインが反応する。

 

ドミニク「まあいい、用が無いなら早くここから……………。」

 

 ドミニクはそう言おうとする。

 すると、カインが口を開く。

 

カイン「あの、あなた方はもしや騎士団・魔法師団の団長殿では?実は私、入団希望でここに来たのです。」

ドミニク「入団?見た所学生ではないなぁ。一般からの希望者か。」

ルーパー「秋期の募集分、ギリギリ間に合うんじゃねぇか?」

 

 カインがそう言うと、ドミニクとルーパーはそう言う。

 少し、首を傾げていたが。

 

ドミニク「だったら、まず詰所で入団申請をして手続きを取ってくれ。」

ルーパー「後、どちらを選ぼうと入団試験はあるが。」

ドミニク「騎士団と魔法師団!どちらの希望だ?」

ルーパー「騎士団と魔法師団!どちらの希望だ?」

 

 ドミニクとルーパーがそう言うと、お互いほぼ同時にそう言う。

 すると、ジークフリードとクリスティーナの2人がカインに近寄る。

 

ジークフリード「勿論魔法師団だよな?何つっても時代の流行りは魔法師だろ?」

クリスティーナ「チャラ付いた人達が何を偉そうに。騎士道を重んじる心こそが、時代を常に支えているんですよ?」

 

 ジークフリードとクリスティーナはそんな風に言う。

 まさに正反対とも言えた。

 すると、カインが口を開く。

 

カイン「何方も構いません。私は何方も使えますから。」

全員「!」

 

 カインがそう言うと、その場にいる全員が驚く。

 

ドミニク「頼もしい事だな。クリスティーナ、ジークフリード、詰所まで案内してやれ。」

クリスティーヌ「了解しました。」

 

 ドミニクとルーパーは2人に任せてここを去った。

 2人はカインを詰所へ案内する。

 そんな中、カインは口を開く。

 

カイン「シン=ウォルフォード殿とカケル=パラケルス殿とお知り合いなのですか?」

ジークフリード「ああ、まーな。何だかんだで長い付き合いだよ。カケルは仮面ライダーガッチャードに変身する錬金術師。それにシンは弟みてーなモンだと思ってたのに、まさか先に婚約者まで作っちまうとは………………。」

カイン(っ!!)

 

 カインがそう聞くと、ジークフリードはそう言う。

 それを聞いたカインが反応する中、クリスティーナはジークフリードに話しかける。

 

クリスティーナ「ジーク。」

ジークフリード「あ?何だよ?」

クリスティーナ「シンとカケルの事に興味が?」

カイン「……………興味を持たない人間は居ないでしょう。」

 

 クリスティーナがそう話しかけてきて、ジークフリードは首をかしげる中、クリスティーナがそう聞くと、カインはそう答える。

 それを聞いたクリスティーナは、カインに聞く。

 

クリスティーナ「そうですね。ならば先日に婚約したシンのお相手、マリア=フォン=メッシーナの事もご存知かしら?」

カイン「……………ええ、勿論。ただ名前までは存知上げませんでした。マリアさんと言うのですか。婚約された事は聞いていたのですが……………。」

クリスティーナ「!」

 

 クリスティーナがそう聞くと、カインはそう答える。

 ここでクリスティーナがカインの言葉に違和感を覚えた。

 

ジークフリード「マリアちゃん?何言ってんだ?シンが婚約したのはシシ……………。」

 

 ジークフリードは首を傾げながらそう言おうとする。

 すると、言ってる最中にクリスティーヌに口止めされた。

 

ジークフリード「ってぇ!何すんだ!!」

 

 ジークフリードがそう文句を垂れる中、クリスティーナは剣を抜く。

 鞘から剣を抜いたクリスティーナが、剣先をカインに向ける。

 

カイン「あ、あれ?どうしました?」

クリスティーナ「警戒して引っ掛けを避けたのは見事ですが、残念でしたね。シンの婚約の報は公式に世間に発表された事実ですよ。勿論、婚約者の名もね。シンとカケルに興味ある人間がその名を知らない?妙ですね。もし、あなたが何らかの理由でシンとカケルを調べに来た他国の人間。だったら仕方無いですけどね?」

 

 カインがそう惚ける中、クリスティーナはそう言う。

 クリスティーナは、カインに違和感を抱いており、カマをかけたのだ。

 それを聞いたカインは。

 

カイン「……………やれやれ、流石はアールスハイドの軍人。切れ者も多い訳かぁ。悪いが、あまり目立ちたくないんだ。迅速にお前ら2人の息の根を止めて、この場を立ち去る事にするよ!」

 

 カインはそう言うと、左手から煙幕の魔法を地面に落として、目眩ましさせた。

 

クリスティーナ(目眩まし!?)

 

 クリスティーナはそう反応する。

 煙幕からカインがダガーでクリスティーナを殺そうとしていた。

 その頃、アベルがウォルフォード邸へ入ろうとした時。

 

アベル「っ!?(これは……………!?)」

 

 正面ゲート前で結界に足止めされた。

 アベルが驚く中、マーリンが口を開く。

 

マーリン「そう言えば、1つ言い忘れとったが……………ウチには優秀な魔道具制作の第一人者が居ての。絶えず屋敷に”侵入防止”の結界が施してあるんじゃ。何、心配はいらん。侵入を拒むのは、あくまで”敵意”や”害意”のある者だけじゃからの。遠慮なく入って来るが良い!入れるものならな!」

 

 マーリンはそんな風に言う。

 すると、アベルが右手を出し、マーリンも右手を出して、両者顔面スレスレまで右手を止めた。

 

スティーブ「マーリン様!!」

マーリン「大したタマじゃ。命を狙われる事は幾度となくあったが、ワシを相手に僅かも腰が引き取らん。お主、本当に人間か?」

アベル「っ!」

 

 スティーブがそう叫ぶ中、マーリンはそう言う。

 それを聞いたアベルは後退りして、高くジャンプして姿を消した。

 

スティーブ「何者でしょうか……………?」

マーリン「さての。大方、シンとカケル君の噂を聞き付けて調査に来た他国の者か。(あるいは魔人の手先か、悪しき錬金術師達の手先か………。考えたくはないがの……………。)スティーブ、やはり茶じゃ。ちとハッスルし過ぎたわい。」

 

 スティーブがそう言う中、マーリンはそう言いながら、そう考える。

 そんな中、遠くの砦の上でアベルは。

 

アベル「あれが噂に名高いマーリン=ウォルフォード……………。やはり近付く相手としては危険が過ぎたか……………”認識阻外”を付与したレンズを入れている以上、魔人だとは確信を持たれていないだろうが……………これ以上の滞在は危険だな。一度カインと合流するか。」

 

 アベルはそんな風に言う。

 両目には、認識阻害が付与されたコンタクトレンズを付けており、誤魔化していた。

 そのころ、クリスティーナは短剣を防いでいた。

 

ジークフリード「2対1で勝てる気か!?舐めんじゃねえよ!!」

 

 ジークフリードはそう叫びながら後方から魔法で援護するが、カインがダガーから発した魔力障壁で防いだ。

 

カイン「言ったよな?両方使えるんだよ。」

ジークフリード「ちくしょう!面倒臭ぇ!」

クリスティーナ「気を付けて下さい。かなり強いですよ。」

 

 カインがそんな風に言う中、ジークフリードは毒づき、クリスティーナはそう言う。

 ジークフリードは、クリスティーナに聞く。

 

ジークフリード「お前、よく気付いたな。あの野郎の目的。」

クリスティーヌ「そうですか?入団希望者(・・・・・)が軍務局長と魔法師団長の顔を知らない時点でもう既に可笑しいでしょう?……………まあそんな事は、そちらのお2人方も当然気付いていたようですが。」

カイン「!」

 

 ジークフリードが聞くと、クリスティーナはそう答える。

 すると、カインの後ろからドミニクとルーパーが来た。

 

ドミニク「よくやった、クリスティーナ。」

ルーパー「オルトの時と言い……………若いのは証言引き出すのが得意だねぇ。感心するぜ。シュトロームって野郎を知ってるか?そいつも単純に引っ掛けに引っ掛かりやがってよぉ。お前らも少し他国のお勉強しといた報が良いんじゃねぇか?」

カイン(此奴、シュトローム様の事を……………!)

 

 ドミニクが感心して、ルーパーはシュトロームの事を少し貶しながらそう言う。

 それを聞いたカインが怒りを見せる中、ジークフリードが口を開く。

 

ジークフリード「さあ選べ!大人しく捕まって洗いざらい吐くか、俺ら4人を相手するか!」

カイン(手練れのようだが、魔人の力を使えば訳は無いが、それで魔人の存在がバレちゃ、元も子もないな。)

 

 ジークフリードがそう言う中、カインはそんな風に考えると、異空間収納にダガーを収めた。

 

カイン「…………………仕方ない。だったら選択肢その3だ!」

 

 カインはそんな風に叫ぶと、両手に魔力を集める。

 

ドミニク「おいおいマジかっ!!」

ルーパー「下がれドミニク!!!」

ジークフリード「お前も死にたくなきゃ俺の後ろへ行け!!」

 

 カインが魔力を集めるのをみて、ルーパーとジークフリードが魔力障壁を展開したと同時に、カインが集めた魔力を爆発させた。

 

兵士「おい、あれ……………!!」

 

 その爆発は、少し離れた場所の兵士たちの目に入る。

 爆発した方へ兵士が駆け付ける。

 

兵士「うわっ!これは…………!?あ!局長!師団長も!」

 

 兵士がそう言うと、ドミニク達の存在に気づく。

 ジークフリードが口を開く。

 

ジークフリード「あんの野郎、自爆しやがった。」

クリスティーナ「自爆?あれだけの使い手が自ら死を選ぶとでも?」

ジークフリード「……………お前、その前に礼の一つも言え。助けられといてよ。」

 

 ジークフリードがそう言うと、クリスティーナは冷静にそう言い、ジークフリードはそう呟く。

 

ドミニク「緊急配備だ!賊が1名!城内もしくは近辺に潜入。総力で調査に当たれ!」

ルーパー「……………まぁ十中八九既に逃げた後だろうが……………。」

 

 ドミニクがそう言うと、ルーパーはそんな風に呟く。

 その後、アベルとカインは合流した。

 2人は、王都の女性に聞く。

 その内容は、シンの婚約者についてだ。

 

少女「シン様の婚約者?勿論知ってるわよ!シシリー様よ!シン様とカケル様とは学院のクラスメートで、何と彼女もアルティメット・マジシャンズのメンバーなの!」

少女「スイードで魔人を撃退した際に、多くの人の命を救ったって言う事で”聖女様”って呼ぶ人も居るわ!」

アベル「じゃあ、カケル様には婚約者はいるの?」

少女「いえ、カケル様には、婚約者は今のところいないです。」

 

 少女2人がそう言うと、アベルはカケルの婚約者についても聞くが、カケルには婚約者が居ないと分かった。

 アベルは礼を言うと、移動しながらカインと話す。

 

アベル「ウォルフォードの婚約者か。確かに奴の弱みとなる可能性はあるな。」

カイン「可能性?」

アベル「英雄と持て囃される人間だろ?女なんか掃いて捨てる位居るんじゃないのか?」

カイン「本当に弱みとなる存在かどうか、まずはその確認か。」

アベル「そうだな。クロードも舞台の一員とならば、まず間違い無く今もウォルフォードに帯同している。けどまだパラケルスの弱みは分からない。ゼスト様に報告した後、一度ローレンスと落ち合おう。次の奴らの訪問先で仕掛けるぞ。」

 

 アベルとカインはそう話すと、アールスハイド王国から去っていく。

 確実に、魔人達の牙がカケル達に迫りつつあった。

 その頃、カーナン王国のシェパード服飾店では。

 

ガラン「がっはっはっ!まさかボウズ達があんなに強ぇとは思いもしなかったぜ!お陰でこっちは労せずに魔物の素材が大量に手に入っちまった!礼と言っちゃ何だが、店にある生地や素材何でも使ってくれて良いぜ!」

シン「本当ですか!?」

カケル「ところで……………あなたは?」

ガラン「おう、名乗るの忘れてた!!俺ぁガラン=シェパード!!れっきとした『国家羊養家』の資格を持ったこの店のオーナーだ!!」

アリス「えええ!?オーナー!?」

シン(っぽくねぇ……………。)

 

 羊の魔物やフェンリルから助けてもらったガランはそう言う。

 カケルがそう聞くと、ガランはそう名乗り、アリスがそう叫ぶ中、シンはそう思う。

 シンは早速、相談をする事に。

 

店員「左様で御座いますか。マントに追加で付与を……………。見た所表も裏もとても良い生地を使ってらっしゃるので……………付与可能な中綿を増やすのが宜しいかと思います。ただ、夏場のこの時季、とても暑くなってしまうので……………。」

シン「あ、それは大丈夫です。エアコン機能付いてるんで。」

店員「ん?左様で御座いますか。加工は明日には完了するかと思います。それまでどうぞ、ごゆるりとカーナンを観光して下さいませ。」

 

 店員がそう言う中、シンはそう言う。

 シンのエアコンという言葉に首を傾げるが、そんな風にいう。

 そうして、カーナンの観光を行う事に。

 シン、トニー、マークが街を歩き、シシリー、マリア、アリス、リン、ユーリ、オリビア、メイ、エリザベートが服を選び、カケル、エレナ、クリア、ヴァン、ミコはケミーの捜索、ウィーン、イアン、セブンティア、ギレーヌは別行動を、オーグ、トール、ユリウスはカーナン国王と会談をしていた。

 

カケル「ガッチャ!たくさん仲間になったな!」

ヴァン「うむ。五体を捕獲したの。」

エレナ「ええ。」

クリア「結構仲間になったわね。」

 

 カケル達はそう話す。

 カケル達は、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビーの五体を捕獲したのだ。

 カケルは、ミコに聞く。

 

カケル「そういえば……………ミコはケミーを持っているのか?」

ミコ「うん。こんな感じかな。」

 

 カケルがそう聞くと、ミコはそう言いながら、3枚のライドケミーカードを出す。

 それぞれ、猫のケミー、巫女のケミー、騎士のケミーの三体が描かれていた。

 

カケル「へぇ……………見た事がないケミーばっかりだな。」

ミコ「うん。このケミー達……………ダームで捕獲したバンバンタンクも合わせて、錬金連合が新たに作成したケミーなの。」

 

 カケルがそう言うと、ミコはそう言う。

 それを聞いたカケルは、ヴァンに聞く。

 

カケル「爺ちゃん、錬金連合って?」

ヴァン「ああ、言い忘れておったな。錬金連合は、錬金術の発展や、世界の秩序を守る為に設立された組織の事じゃ。まあ、あまりよく思っておらんがな。」

カケル「えっ?」

ヴァン「良くも悪くも保守的な者が多くてな。」

エレナ「確かに……………。それで、その錬金連合の選ばれた錬金術師によって、新たに生み出されたケミーが居るって聞いた事があるわ。」

 

 カケルがそう聞くと、ヴァンはそう言う。

 ただ、あまり良い表情ではないが。

 そんな風に話しながら、夕食の時間となった。

 しばらくすると。

 

シン「あぁ〜〜〜食った食った!腹一杯だ〜〜〜!!」

カケル「美味しかったな。」

クリア「そうね。」

マリア「何か当然の如く、夕食も羊肉が一杯だったわね……………。美味しいけど、どうにも癖が……………。」

アリス「私も、しばらく羊はいいや…………。」

 

 シンとカケル、クリアがそう話す中、マリアとアリスはそう言う。

 トールはオーグに話しかける。

 

トール「まあ何にせよ、今回も無事会談が終わって良かったです。」

オーグ「そうだな、残るはクルトのみだ。明日も早い。各自早めに休めよ。」

全員「はーーーい。」

 

 トールがそう言うと、オーグはそう言い、全員休む事に。

 シシリーは、シンに話しかける。

 

シシリー「あの……………シン君、ちょっと良いですか?」

オーグ「休めよ?」

シン「五月蝿いわ!」

 

 シシリーがそう話しかけると、オーグはそう言い、シンは叫ぶ。

 シンはシシリーに話しかける。

 

シン「どうしたの?シシリー。」

シシリー「えと……………これ…………。」

 

 シシリーは、異空間収納から何かを取り出す。

 それは、ジャケットだった。

 

シシリー「今日、お買い物の途中で見付けたんです。シン君に似合うかなって思って…………。」

シン(シシリー…………やっべ…………超嬉しい……………!!)

 

 シシリーがそう言う中、シンは嬉しそうにする。

 早速着てみる事に。

 

シン「ぴったりだよ、格好良いし!ありがとうシシリー。」

シシリー「喜んで貰えて良かったです。」

シン「実は俺も…………本当は明日出発前に渡そうと思ってたんだけど……………。」

シシリー「え?」

 

 シンはシシリーにそう礼を言うと、シシリーはそうはにかむ。

 シンは異空間収納からスカーフを出した。

 

シシリー「わぁ……………綺麗なスカーフ!ありがとうございますシン君!嬉しいです!」

シン(お互い示し合わせた訳でもないのに、相手の物を……………何かこう言うの…………心が通じ合って感じするな……………。)

 

 シシリーはそう言って笑うと、シンはそう思いながら、右手でシシリーの顔に優しく触れる。

 

シシリー「シ……………。」

 

 シシリーはドキドキしながら、シンとキスしようとする。

 すると、一部の面子を除いた人たちが覗いていた。

 シンとシシリーが振り向くと、扉が閉じられる。

 それを見て、シシリーが顔を赤くする中、シンは叫ぶ。

 

シン「よぉ〜〜〜〜しお前ら、ちょっとそこに並べ!!!」

オーグ「シン……………まあ1日位なら休まなくても良いぞ。」

カケル「俺たちの事は気にせずに。」

シン「やかましい!!」

 

 シンがそう叫ぶと、オーグとカケルはそう言い、シンはそう叫ぶ。

 説教が起こる中、夜が過ぎていくのだった。

 その頃、サーは。

 

サー「ぐぬぬぬ……………!まさか、フェンリルまでやられるなんて……………!!それより、レンキングロボだと………………!?そんな物が存在してはいけない!!」

 

 サーはそんな風に言いながら、歯軋りをしていた。

 どうやら、カケル達の戦いを見ていたようだ。

 すると、サーは口を開く。

 

サー「私を本気で怒らせた事、後悔させてやる……………!!」

 

 サーはそんな風に言う。

 サーは何を企んでいるのか。




今回はここまでです。
今回は、カーナン王国での話です。
カーナン王国で、フェンリルと応戦したり、アールスハイドで魔人が暗躍したりしています。
次回は、クルト王国での話です。
いよいよ、斥候部隊の魔人と応戦します。
そこで、戦闘能力の差を味わってもらいましょう。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
仮面ライダードレッドに関しては、この小説でも出します。
出すのは、アールスハイド、エルス、イースの三国会談の直前で出して、三国会談での戦闘の際に、スーパーガッチャードを出します。
ドレッドの最初の生贄は、エレナになる予定です。
ガッチャード最新話で、九十九静奈が登場して、りんねはかなり動揺していましたね。
次回、複眼と胸の宝石が黒くなったマジェードや、ガッチャードがマジェードにライダーキックをするなど、何が起こるのでしょうかね。
エレナも現在、ミコという存在が現れて、エレナもモヤモヤしています。
果たして、どうなるのか。
カケルとエレナはいずれくっつけますが、どのタイミングが良いとかはありますかね?
ちなみに、ハイパーバトルDVDの話もやる予定です。
最強ケミー☆ガッチャ大作戦のリクエストは、下記から受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=309841&uid=373253
ガッチャードの強化形態に関しては、下記から受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=309919&uid=373253
プラチナガッチャードは、シュトロームとの最終決戦と同時並行にグリオンに相当するキャラとの戦いをやるので、そこで出します。
それ以降の話はどんな感じにするのかもリクエストは受け付けています。

フィニッシュを決めるのはどちらにするか

  • ギーツIX
  • ギーツワンネス
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