現在、それぞれが所持しているケミーカードは。
カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎
イアン=シグネット
マッドウィール、ガッツショベル、ゲキオコプター
クリア=テンフェクト
ビートルクス、クロスウィザード、エクシードファイター
プレデター
ベルゼイーター⭐︎
シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード
シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド
アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス
マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ
トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン
トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武
アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW
ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ
ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド
マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド
オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト
ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎
ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎
エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ
アールスハイド、エルス、イースとの三国会談が近づいたある日、ウォルフォード邸の廊下で、ヴァンとイアンの二人が話をしていた。
ヴァン「……………それにしても、マルガムの破片とはな。」
イアン「ええ。奴らは、これを集めている様でした。恐らく、これまで倒してきたマルガムのも含めて。それに、奴らがケミーカードを持っていたのかも気になります。」
ヴァンとイアンはそんな風に話していた。
イアンが持っているのは、銀紙の様な物だった。
ブライス一派が集めているマルガムの破片に、ケミーカードの存在。
それらが何を意味するのか。
すると、ヴァンが口を開く。
ヴァン「その件についてじゃが、錬金連合から調査官が派遣される。」
イアン「調査官?」
ヴァン「……………錬金連合によると、ブランクカードが大量に消えていた様じゃ。誰かが盗み出し、マーキュリーを始めとする連中に横流ししていると見て、間違いないじゃろう。」
イアン「……………組織の中に、スパイが?」
ヴァン「……………うむ。」
ヴァンがそう言うと、イアンはそう聞く。
ブランクカードが大量に盗まれていた事が判明し、それを聞いて、イアンも考え込みだしていた。
その頃、商店街から悲鳴が上がる。
そんな中、カケルは走っていた。
ケミーライザーを手に持っていた。
『ケミーヒット!アニマルケミー!』
そんな音声が鳴る中、ある場所を見る。
そこには、スパイダーマルガムの姿があった。
カケル「そのケミーは、絶対に助け出す!」
カケルはそう言うと、ガッチャードライバーを装着して、ホッパー1とスチームライナーのカードを取り出し、そのままガッチャードライバーに装填する。
『HOPPER1!』
『STEAMLINER!』
2枚のカードを装填すると、その2枚のカードがカケルの背後に現れて、カケルは変身ポーズを取る。
カケル「変身!」
そう言って、ガッチャードライバーのアルトヴォークを操作する。
すると、真ん中に顔が浮かび上がる。
『ガッチャンコ!』
その音声が流れると、カケルの周囲をホッパー1とスチームライナーが浮かび上がる。
ホッパー1「ホッパー!」
スチームライナー「スチーム!」
ホッパー1とスチームライナーは、2枚のカードが合わさった場所から現れたフラスコの入り口へと向かっていく。
フラスコの中には、カケルが居るように見える中、二体はカケルと組み合わさる。
すると、ホッパー1とスチームライナーは、カケルに合わさり、だんだんとカケルの姿が変わっていく。
『スチームホッパー!』
カケルは、仮面ライダーガッチャード・スチームホッパーに変身した。
カケル「ハァァァァァ!」
カケルはスパイダーマルガムが放ってくる糸を躱して、大きくジャンプをして、スパイダーマルガムへと向かう。
そこから、格闘戦を繰り広げていく。
カケルは屋根にぶら下がっていた糸を掴み、キックを入れる。
スパイダーマルガムが倒れる中、追撃しようとするが、蜘蛛の足による攻撃を受けて、カケルはガラスを割りながら中に入る。
『ガッチャージガン!』
カケル「ハァァァァァ!」
カケルはガッチャージガンを取り出して、銃撃していく。
スパイダーマルガムはそれを受けて怯み、逃げようとする。
カケル「逃すか!」
カケルはスパイダーマルガムの方へと向かい、攻撃を仕掛けていく。
それを見ていた男が別々にいた。
一人の男は、アルケミストリングを手入れしながら口を開く。
???「なるほど。あれが噂の……………。」
その男はそう呟く。
一方、別の場所にいた銀髪のポニーテールの男性は。
???「あれが例の…………さて、お手並み拝見といこう。」
その男は、剣の束に手を添えながらそう言う。
カケルは、スパイダーマルガムを手すりにぶつけたりして、攻撃していく。
スパイダーマルガムの攻撃に対しては、ジャンプしながら回避する。
だが、スパイダーマルガムの攻撃を受けて、転がっていく。
カケル「くっ……………!ちょっと強いな。だったらこれだ!」
カケルは転がった後、そう呟く。
スパイダーマルガムは真っ直ぐ糸を飛ばして攻撃をしてくるので、カケルはそれをステップで回避する。その中で別のライドケミーカードを取り出して、ガッチャードライバーに装填する。
『TELEVI!』
『BAKUONZEMI!』
カケルはその2枚を装填すると、ガッチャードライバーのアルトヴォークを操作する。
『ガッチャンコ!』
その音声が鳴る中、カケルは糸によって捕まってしまった。
だが、テレヴィとバクオンゼミの2枚のカードが現れると、カケルを包み込み、姿を変える。
テレヴィ「テレヴィ!」
バクオンゼミ「バクオン!」
『バクオンテレヴィ!』
その音声が鳴ると、カケルはガッチャード・バクオンテレヴィワイルドになる。
見た目は複眼や翅がテレビのモニターになった大型のセミで、ガッチャードライバーは腹部に巻かれている。
胸部のスピーカーから凄まじい爆音を響かせて攻撃していき、それを見たスパイダーマルガムは、目を赤く光らせる。
それを見たカケルは。
カケル「次はこいつらだ!」
カケルはそう言うと、2枚のライドケミーカードを装填する。
『MITEMIRROR!』
『STAGVINE!』
2枚のライドケミーカードを装填すると、アルトヴォーグを操作する。
『ガッチャンコ!』
スタッグバイン「スタッグ!」
ミテミラー「ミラー!」
『スタッグミラー!』
カケルはガッチャード・スタッグミラーワイルドとなった。
その姿は、クワガタの形をした鏡だった。
その姿になった事で、スパイダーマルガムのビームを跳ね返す。
跳ね返し終えると、スチームホッパーに戻る。
カケル「よし!って!?」
カケルはそう言うが、すぐに驚く。
目の前に巨大な蜘蛛の巣がカケルに迫っていたからだ。
カケルは、すぐさま別のライドケミーカードをガッチャードライバーに装填する。
『BUSSASORRY!』
『GREATONBO!』
2枚のライドケミーカードを装填すると、アルトヴォーグを操作する。
『ガッチャンコ!』
グレイトンボ「グレイト!」
ブッサソーリー「サソーリ!」
『グレイトサソーリー!』
カケルは、ガッチャード・グレイトサソーリーワイルドに変身する。
見た目は、トンボの羽が生えた蠍の様な姿だった。
しかも、かなり小さく、スパイダーマルガムが放ったネットの隙間を通り抜けた。
カケル「はっ!はっ!」
Sマルガム「いてっ!?いてっ!?」
カケルは小さい体を活かして、スパイダーマルガムの足に針を使った攻撃をする。
スパイダーマルガムがダメージを受ける中、カケルは別のカードを装填する。
『DOCTORKOZO!』
『TSUPPARIHEBI!』
2枚のライドケミーカードを装填すると、アルトヴォーグを操作する。
『ガッチャンコ!』
ドクターコゾー「コゾー!」
ツッパリヘビー「ヘビー!」
『ドクターヘビー!』
カケルは、ガッチャード・ドクターヘビーワイルドになり、エネルギー状の蛇で巻きつく。
カケル「どうだ!ドクターヘビーの力は!」
ドクターヘビーワイルドの姿は、紫色のツボから体を出したリーゼントのあるヘビで、ガッチャードライバーはツボにある顔の口部分に装着されている。
締め付け攻撃を行った後、カケルは離れて、別のライドケミーカードを装填する。
『BOUNTYBUNNY!』
『PANPAKAPARKA!』
2枚のライドケミーカードを装填すると、アルトヴォーグを操作する。
『ガッチャンコ!』
バウンティバニー「バニー!」
パンパカパーカー「パーカー!」
『バニーパーカー!』
カケルは、ガッチャード・バニーパーカーワイルドとなる。
その姿は、ウサギのような長い耳がついた白いパーカーで、ガッチャードライバーはそのまま腰に巻かれているため、かなりシュールだ。
カケルは、スパイダーマルガムの攻撃を躱すと、スパイダーマルガムに張り付く。
Sマルガム「うわっ!?うわぁぁぁぁ!!」
カケルに張り付かれた事によって、視界が遮られ、スパイダーマルガムは転落する。
カケルはスチームホッパーに戻ると、ガッチャージガンを構える。
カケル「これで決める!」
カケルはそう叫ぶと、ガッチャードローホルダーから、3枚のカードを取り出して、ガッチャージガンにスキャンさせていく。
『RENKINGROBO!』
『BULLETBAANG!』
『SABONEEDLE!』
その3枚を読み込ませると、ガッチャージガンに装填する。
カケル「ふっ!ハァァァァァ……………!!」
カケルはそう言いながら、ガッチャージガンを構えると、カケルとスパイダーマルガムの間に、サボニードル、バレットバーン、レンキングロボのカードが現れる。
カケルは、ガッチャージガンのトリガーを引く。
『ガガガガッチャージバスター!』
その音声と共に、ライドケミーカードがライドケミーカードストレージへと送られる。
発射された矢印型の弾丸が、サボニードルの力で針の形に分裂し、バレットバーンの力で銀色に強化コーティングされて、レンキングロボの力で巨大化して、スパイダーマルガムに襲いかかる。
Sマルガム「うわぁぁぁぁ!?」
それを受けたスパイダーマルガムは爆発する。
スパイダーマルガムがいた所から、キャッチュラが放出されて、カケルはブランクカードに封印する。
カケル「ガッチャ!皆もありがとうな!キャッチュラ!今日から俺たちの仲間だ!」
キャッチュラ「キャッチュ…………!」
カケルはそんな風に言う中、先程の戦闘を見ていた2人の男は、その場から去っていく。
その後、カケルはウォルフォード邸へと戻っていた。
シン、シシリー、マリア、オーグ、トール、ユリウス、エレナ、クリア、ウィーンも来ていて、話をする。
カケル「さっき、キャッチュラをガッチャしたんだ!」
シン「今度は蜘蛛のケミーか。」
シシリー「ケミーもどんどん集まってきますね。」
マリア「まあ、マルガムになってる奴も居るけどね。」
ウィーン「それでも、回収するだけよ。」
オーグ「そうだな。危害を加えられては敵わん。」
エレナ「うん。その通り。」
カケルがそう言うと、シン達もそんな風に言う。
すると。
ヴァン「おお、お前ら。ここに居たか。」
カケル「爺ちゃん。どうしたの?」
ヴァン「少し、お前達にも協力して欲しい事があるそうじゃ。入ってきてくれ。」
そこにヴァンがやってくると、カケルはそう聞き、ヴァンはそう言う。
すると、そこにイアンを含めた4人の人が入ってくる。
エレナ「えっ!?お兄ちゃん!?」
カケル「お兄ちゃん!?」
シン「えっ!?エレナって、お兄さんが居たのか!?」
シシリー「私とマリアは知っていましたが……………。」
マリア「実際に顔を合わせたのは初めてね……………思ってたよりカッコいいかも」
エレナがそう叫ぶと、カケルとシンは驚き、シシリーとマリアはそう話す。
すると、男は自己紹介をする。
ネーヴェ「私は、ネーヴェ=フォン=クラーク。錬金連合に所属している錬金術師だ。よろしく頼む。」
ユリウス「よろしくでござる。」
トール「ところで、残りのお2人は?」
ヴァン「紹介しよう。錬金連合から派遣されたナイル=二ギーク調査官と、リハ=ルドニー調査官だ。」
エレナの兄であるネーヴェはそう言うと、ユリウスはそう挨拶を返す中、トールがネーヴェの隣にいた二人を見てそう聞くと、ヴァンは2人を紹介する。
リハ「リハ=ルドニーです!突然ですが調査協力、お願いします!」
カケル「あ、はい!」
エレナ「あの……………調査とは、何の調査をするんですか?」
リハ「実は……………組織内に敵の錬金術師のスパイが……………!」
リハはそう言うと、カケルはそう返事をする。
エレナがそう聞くと、リハはそう答えようとすると、アルケミストリングを手入れしていたナイルが遮る。
ナイル「その前に、調査すべき事がもう一つある。」
ヴァン「なに?そりゃ何じゃ?」
ナイル「当然仮面ライダーについてだ。」
ナイルがそう言うと、ヴァンはそんな風に聞く。
ナイルはそう言うと、手入れ道具をカケルに向ける。
ナイル「カケル=パラケルス。君はヴァン=パラケルスからドライバーを受け取った。我々の承諾も無しにだ。故に錬金連合は君を仮面ライダーとして認めていない。」
カケル「いや、そんな事言われても……………。」
ナイル「それに君の戦い方を見たが、実に非効率。無駄だらけだ。」
カケル「無駄ってどういう事ですか?」
ナイルはカケルに近寄りながらそう言う。
カケルが困惑する中、食い気味にそう言う。
カケルはそう聞くと、ナイルは口を開く。
ナイル「ケミーの使い方だよ。聞くところによれば、君はケミーを仲間などと認識している様だが、実に無意味だ。ケミーは道具。効率的に使わない君は不適格だ。直ちにドライバーを渡したまえ。」
ナイルはそんな風に言う。
最後は命令口調になっていたのだ。
それを聞いていたシン達は。
シン「おい!いきなりここに来て、何様のつもりだよ!」
マリア「そうよ!カケルだって頑張ってケミーを集めてるじゃない!」
シシリー「それはあんまりじゃないですか?」
ユリウス「承服できんでござる。」
トール「そうですね。あまりにも強引すぎます。」
オーグ「確かにな。」
ヴァン「少し強引すぎじゃ。カケルにも説明をさせ………………!」
ナイル「これは命令だ。さあ、渡したまえ。」
エレナ「いくら調査官とはいえ……………。」
それを聞いたシン達はそう叫ぶ中、ヴァンはそう抗議するが、ナイルは問答無用にそう言う。
それを見て、クリアは目を細めていた。
すると、カケルが口を開く。
カケル「……………不適格とか、俺はどう言われたっていい。でも……………ケミーを馬鹿にするな!!」
ナイル「ふっ。ヴァン=パラケルスの孫は、ここまで愚かとはな。劣等生じゃないか。」
ヴァン「………………何じゃと?」
カケルはそんな風に叫ぶ。
それを聞いたナイルは、カケルの事を嘲笑う。
それを聞いたヴァンがそう聞く中。
イアン「二ギーク調査官。あなたの仰ることには概ね同意です。」
ウィーン「そうね。私も、貴方の言うことには同意します。」
シン「イアンはともかく、ウィーンもかよ!?」
オーグ「…………………。」
イアンとウィーンがそんな風に言うと、シンとオーグはそんな風に反応する。
すると、イアンとウィーンが口を開く。
イアン「だが…………胡散臭い。」
ウィーン「私も同意。それにあなたのやり方が気に入らないわ。」
ナイル「……………何だと?」
イアンとウィーンはそんな風に言うと、ナイルは2人を睨む。
すると、ウィーンが口を開く。
ウィーン「確かに、カケルのケミーを仲間として認識して、感情移入しすぎる点はどうかと思いますがね。とはいえ、貴方のやり方はあまりにも強引過ぎる。」
イアン「そもそもあなたはスパイの調査に来たんじゃないんですか?先ほどから何か、別の目的がある様に聞こえますが。」
ナイル「私がスパイだとでも言いたいのか?」
イアン「そうは言ってません。ただこの状況の矛盾を指摘しただけです。」
ウィーンはそんな風に言うと、イアンもそう言う。
それを聞いたナイルは2人に対してそう聞きながら睨む。
すると、先ほどから黙っていたクリアが口を開く。
クリア「そもそも今更何言って居るんですか。ガッチャードライバーを制作したのは過去のパラケルス家の人間。その人たちが作って引き継がれて、カケルがその使用権を持って居るの。欲しかったら命令じゃなくて交渉をしなさい。」
ナイル「何だと?……………そうか、貴様がクリア=テンフェクトか。」
クリア「ええ。そうですが、なにか?」
ナイル「丁度いい。君もレベルナンバー10のケミーをこちらに引き渡せ。君も錬金術師の端くれなら、分かっている筈だ。ケミーの掟を。」
クリアはそんな風に言う。
ナイルはクリアを見ると、レベルナンバー10のケミーを引き渡す様に言う。
クリア「レベルナンバー10を支配してはならない……………ですよね?」
ナイル「その通りだ。君はそれに抵触している。ただちに……………。」
クロスウィザード「ちょ〜っと待ったぁ!」
するとクリアの持つカードケースからクロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイターの三体が現れる。
クリア「クロスウィザード!?」
クロスウィザード「クリアを「レベルナンバー10を支配してはならない」のケミーの掟で裁くのは無理だよ。クリアとボクは友達として一緒に戦ってるんだ!それは他のみんなも同じさ!」
ビートルクス「ビートルクス!」
エクシードファイター「エクシィィィドッ!」
クリア「みんな…………。」
クリアは自分の考えをクロスウィザード達にも言われてそう呟く中、それを聞いたナイルは更に苛立っていく。
ナイル「友達だと?……………どいつもこいつも……………!!」
ヴァン「いい加減にせんか!」
ナイルがそんな風に言う。
すると、ヴァンがそう声を出す。
ヴァン「そもそもお前さんが連合の上層部から受けた命令は裏切り者の調査だけのはず、そうじゃなリハさんにネーヴェさんや?」
リハ「は、はい!そうですその通りです!」
ネーヴェ「ええ。」
ヴァンの質問にリハとネーヴェが同意し、ナイルは少し狼狽出す。
ナイル「だっ、だが私には、上層部からカケル=パラケルスとクリア=テンフェクトについての調査も命令されている!」
ヴァン「それはただの調査であって、ガッチャードライバーを回収することとは繋がらんじゃろうか!」
ナイルがそう言うが、ヴァンはすかさずそう反論する。
それには、ナイルは反論する事が出来ず、緊迫した空気が満ちる。
???「ね、ネーヴェ様!」
ネーヴェ「ん?斥候か。どうした?」
斥候「報告します!ユーフォーエックスが、この王都に現れました!」
カケル「えっ!?爺ちゃん!」
ヴァン「うむ!行ってこい!」
そんな中に斥候が現れ、ネーヴェがそう聞くと、斥候は、ユーフォーエックスが現れたと言う。
それを聞いたカケルはすぐに飛び出し、エレナ達も付いていく。
遡る事、カケル達がナイルと話をしている頃。
サルファー「おらっ!ハアッ!」
マーキュリー「ふっ!はっ!」
ユーフォーエックス「ユーフォー……………!ユーフォー……………!」
マーキュリーとサルファーは、ユーフォーエックスを追っていた。
マーキュリーは錬金術を利用した冷静かつスマートな動きで、サルファーは自身の肉体による荒々しい近接戦闘で追いかけており、そんな対照的ながらも的確なコンビネーションで追い詰めていくが、ユーフォーエックスの不規則かつ浮遊感のある動きによって離されていく。
サルファー「くそっ!ちょこまかと!」
マーキュリー「やはりかなり動きますね。あと少し何か動きを抑制できるものがあれば…………」
ユーフォーエックス「ユーフォー!」
2人がそう呟きながら追う中、ユーフォーエックスはそう叫ぶと、ワームホールを展開して、どこかへと移動する。
マーキュリー「逃げられましたか。」
サルファー「くそっ!おいマーキュリー、どうするんだ!」
マーキュリー「落ち着いてくださいサルファー。ひとまず、ブライスと合流しましょう。」
サルファーが悔しがる中、マーキュリーはそう呟いて、サルファーと共に移動する。
そして、カケルはユーフォーエックスを捜索していた。
カケル「どこにいるんだ?」
カケルはそう呟くと、捜索を続行していく。
すると、目の前にフードを被った人が現れる。
カケル「っ!?君は……………!?」
???「レベルナンバー10を見つけて………。暗黒の破壊者が、誕生する前に…………。」
カケル「暗黒の破壊者?何の話だ?」
カケルは、目の前に人が現れたことに驚きながらそう聞くと、その人物はそう言う。
その声から、女性だと分かった。
カケルが困惑すると、その女性は右手を光らせる。
その手には、アルケミストリングと似た指輪が着いていた。
カケル「アルケミストリング!?錬金術師か……………。」
カケルがそう呟くと、脳裏に何かが映る。
それは、アールスハイド王都の上空だった。
すると、突然消える。
カケル「っ!?君は一体……………!?」
カケルはそう聞こうとするが、フードを被った謎の女性は姿を消していた。
カケルが困惑する中、エレナが駆け寄る。
エレナ「カケル!」
カケル「エレナか!そっちは居たか?」
エレナ「いや、こっちには居ないわ!」
カケル「そっか……………。」
カケルとエレナは、そんな風に話す。
すると、カケルは上空を見ると、そこにはユーフォーエックスの姿があった。
カケル「あれって……………!」
エレナ「ユーフォーエックス!」
ユーフォーエックス「ユーフォー…………!」
エレナ「逃げた!追うわよ!」
カケル「ああ!」
カケルがそう言うと、エレナはそう叫ぶ。
すると、ユーフォーエックスは移動を開始して、カケルとエレナは、ユーフォーエックスを追う。
しばらくすると、ある一定の高さを滞空するユーフォーエックスの姿があった。
ユーフォーエックス「ユーフォー…………。」
カケル「あれがユーフォーエックスか!よし!必ずガッチャしてやる!」
エレナ「待って!」
ユーフォーエックスがカケルを見定める様な感じを取る中、カケルはそう言いながら、ユーフォーエックスの元に向かおうとすると、突然エレナがそう呼び止める。
カケル「エレナ?」
エレナ「…………レベルナンバー10を支配してはならない。」
カケル「それ、さっきの掟か?」
エレナ「ええ。でも、貴方ならきっと、ユーフォーエックスとも仲間になれるかもしれない。私も出来る限り協力する!」
カケル「エレナ………ああ!行こう!」
カケルがそう聞くと、エレナは頷きつつ、そう言う。
2人がユーフォーエックスの元に向かおうとすると、攻撃が入る。
2人は躱すと、攻撃が来た方向を見る。
そこには、先程倒したはずのスパイダーマルガムの姿があった。
エレナ「スパイダーマルガム……………!?カケルが倒したんじゃないの!?」
カケル「ああ!確かに、キャッチュラはガッチャした筈……………ってあれ!?」
エレナがそう言うと、カケルはガッチャードローホルダーを展開する。
だが、その中にはキャッチュラのカードは無かった。
カケル「無い!?キャッチュラのカードが無い!!ちゃんと入れたはずなのに!」
エレナ「ええっ!?この短時間で!?」
ユーフォーエックス「ユーフォー…………!ユーフォー…………!」
カケルとエレナがキャッチュラのカードがない事にそう慌てふためく中、スパイダーマルガムは、ユーフォーエックスに向かって糸を放出していた。
エレナ「あっ!あいつ、ユーフォーエックスを捕獲する気!?」
カケル「そうはさせるか!」
エレナがそう叫ぶと、カケルはガッチャードライバーを装着して、ホッパー1とスチームライナーのカードを取り出し、そのままガッチャードライバーに装填する。
『HOPPER1!』
『STEAMLINER!』
2枚のカードを装填すると、その2枚のカードがカケルの背後に現れて、カケルは変身ポーズを取る。
カケル「変身!」
そう言って、ガッチャードライバーのアルトヴォークを操作する。
すると、真ん中に顔が浮かび上がる。
『ガッチャンコ!』
その音声が流れると、カケルの背後にホッパー1とスチームライナーのカードが現れ、裏側になり重なると同時に変身する。
『スチームホッパー!』
カケルは、仮面ライダーガッチャード・スチームホッパーに変身した。
ガッチャージガンで銃撃しながら格闘戦でも攻撃するが、スパイダーマルガムに押される。
カケル「こいつ、さっきと違って戦い慣れてる!」
カケルがそう叫ぶと、地面に転がされ、足で踏まれそうになるが、カケルは上手く転がって回避する。
その間にスパイダーマルガムは、蜘蛛の糸を射出する。
カケル「ふっ!……………くっ!?」
ユーフォーエックス「ユーフォー!ユーフォー!」
ユーフォーエックスは、素早い動きでその糸を躱していたが、カケルは起き上がってガッチャージガンを撃とうとしたところを糸によって拘束されてしまう。
カケル「解けない……………!?」
ユーフォーエックス「フォー!フォー!」
カケルがスパイダーマルガムの糸に苦戦している中、ユーフォーエックスは再び、スパイダーマルガムが放ってくる糸を躱していく。
カケル「くっ、頼むよ!ジャングルジャン!ライデンジ!」
ジャングルジャン「ジャン!」
ライデンジ「デンジ!」
カケルはなんとか動かせる範囲まで糸を解いて2枚のカードを取り出し、その2枚をガッチャードライバーに装填する。
『JUNGLEJAN!』
『RAIDENJI!』
カケルはその2枚を装填すると、ガッチャードライバーのアルトヴォークを操作する。
『ガッチャンコ!』
その音声が流れると、カケルの横側に2枚のカードが現れ、矢印がカケルの周囲を回ると、姿が変わっていく。
『ライトニングジャングル!』
その音声が鳴ると、姿が変わる。
ゴルドメカニッカーや、バットキングロボの様なマッシブ体型で、ゴーグル部分は雷のマークになっていて、手と足には、ケーブルが絡まっていた。
フォームチェンジと同時に、電気で蜘蛛の糸を破壊した。
カケル「ハアッ!はっ!」
カケルは、スパイダーマルガムを電気のケーブルで攻撃して、怯ませる。
そして、ユーフォーエックスに向かって叫ぶ。
カケル「逃げろ!ユーフォーエックス!!」
カケルはそう叫ぶが、ユーフォーエックスは逃げようとしなかった。
それを見て困惑していると、スパイダーマルガムが口を開く。
カケル「えっ?」
Sマルガム「…………またケミーに肩入れするか。やはりお前は、無駄だらけだな。」
カケル「えっ?もしかして……………ナイル=二ギーク調査官?」
カケルが困惑すると、スパイダーマルガムはそう言う。
その言葉は、ナイル=二ギークが言っていたセリフだったので首を傾げると。
Sマルガム「ふっ!」
カケル「うわっ!?」
スパイダーマルガムはビームを放ち、カケルは吹っ飛ぶ。
エレナ「カケル!」
カケル「あぁ大丈夫だ!充電満タン!パワー全開!」
その姿を見てエレナがそう思わず叫ぶと、カケルはスパイダーマルガムの方へと向かう。
カケル「ふっ!はっ!」
Sマルガム「ふっ!はっ!」
カケルは攻撃するが、ライトニングジャングルは鈍重なので、攻撃を受けてしまう。
カケルは格闘戦から電気のケーブルを使って攻撃する。
スパイダーマルガムも蜘蛛の糸を放出するが、拮抗する。
Sマルガム「しつこい奴だ!これなら!!」
スパイダーマルガムは苛立ちながらそう言うと、赤い糸を放出する。
カケルは電気を放出して防ごうとするが、赤い糸は切れず、そのまま拘束される。
スパイダーマルガムは、その糸をユーフォーエックスに向かって放ち、ユーフォーエックスを捕獲する。
Sマルガム「ふっふっふっ、捕まえたぞ……………!!」
スパイダーマルガムはそう言う。
すると。
ユーフォーエックス「ユーフォー!ユーフォー!」
ユーフォーエックスはそう言うと、小型のユーフォーからビームを発射して、カケルを拘束していた糸を切ると、スパイダーマルガムに向かってビームを放つ。
糸を切り、スパイダーマルガムにダメージを与える。
エレナ「あれが、レベルナンバー10の力……………!」
カケル「今だ!」
それを見たエレナがそう呟く中、カケルはアルトヴォークを操作する。
『ライトニングジャングル!』
その音声が鳴ると、ワイルドモードになり、地面を叩く。
すると、地面から大量の巨大コイルを生やして、その無数のコイルからスパイダーマルガムに電撃を食らわせる。
『フィーバー!』
電撃によってスパイダーマルガムの動きを封じた隙にライダーモードに戻り、連続で電撃を帯びたキックを叩き込んでいく。
それを受けたスパイダーマルガムは、爆発する。
キャッチュラ「キャッチュ……………!」
爆炎からキャッチュラが現れて、カケルはブランクカードに封印する。
カケル「ガッチャ!」
キャッチュラ「キャッチュ…………!キャッチュ…………!」
カケルがそう叫ぶと、キャッチュラもそう言う。
それを見ていたエレナは。
エレナ「やっぱり、カケルは凄いわね。」
ユーフォーエックス「ユーフォー…………!」
エレナ「あ……………。」
エレナはそう呟くと、ユーフォーエックスはワームホールを展開して、どこかへと去っていく。
カケルは変身解除して、口を開く。
カケル「キャッチュラ……………一体、何があったんだよ?」
???「私が教えてあげましょうか?」
カケルがそう言うと、そんな声が聞こえてくる。
声がした方を向くと、そこには、リハ=ルドニーの姿があった。
カケル「えっ!?」
エレナ「リハ=ルドニー調査官!?」
リハ「先程ぶりですね。では早速本題に入らせていただきますと、キャチュラのカードはこの私が盗ませていただきました。」
カケル「う、嘘だろ!?盗んだってどういうことだ!?」
リハ「慌てない慌てない。一枚の絵は千の言葉に匹敵する………これから実現してあげましょう。」
それを見た2人が驚くと、リハはそう言いながら、左腕を捲り、左腕に付けていた手袋を外す。
リハの左腕は、明らかにボロボロだった。
リハは右手に金色のリングを持つと、リングの中が赤く光り、そのまま左腕をそのリングに入れる。
すると、カケルのすぐそばにリハの左腕が現れ、手慣れた手つきでキャッチュラのカードを奪っていく。
カケル「えっ!?」
エレナ「あれはまさか……………!?」
リハ「はい、この通り。タネも仕掛けもございませ〜ん。」
カケル「えぇぇぇぇぇぇっ!?」
カケルがそう叫ぶ中、エレナはそんな風に言う。
リハ=ルドニーとは、何者なのか……………。
そして、暗躍していた悪意が、カケル達に牙を剥く。
今回はここまでです。
今回は、リハが本性を現すまでです。
話の流れは、本家を参考にしていますが、オリキャラが何人か登場しました。
エレナのお兄さんであるネーヴェと、フードを被った女性。
ちなみに、ネーヴェはイタリア語で雪を意味して、モチーフはフューチャーカードバディファイトで登場した霧雨正雪です。
フードを被った女性に関しては、近いうちに判明します。
そして次回、あの暗黒の破壊者が誕生する。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
一昨日のガッチャードは辛かったですね。
ホッパー1も殺めてしまい、慟哭する宝太郎。
すると、ニジゴンが宝太郎を卵で包み、どこかへと転送して、対面する。
次回は、レインボーガッチャードが登場しますね。
果たして、どんな風に活躍するのか。
そして、ホッパー1達はどうなるのか。
楽しみです。
ちなみに、それらの話は、この小説でもやります。
やっぱり、レインボーガッチャードに繋げるためには、必要かなと思いまして。
今後の展開や、最強ケミー☆ガッチャ大作戦などのリクエストがあれば、活動報告から承っております。
フィニッシュを決めるのはどちらにするか
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ギーツIX
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ギーツワンネス