仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、仮面ライダータイクーン

イアン=シグネット
マッドウィール、ガッツショベル、ゲキオコプター、仮面ライダーバッファ、仮面ライダーライコウ

プレデター
ベルゼイーター⭐︎

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード、仮面ライダーナーゴ

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド、仮面ライダーラウンズ

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ、仮面ライダースワン

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン、仮面ライダーダイル

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト

ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎

ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎

エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、仮面ライダーギーツ

ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎

ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー


第41話 最強ケミー捕獲ゲーム(前編)

 色々な思惑が錯綜する中、最強ケミー捕獲ゲームが幕を開けた。

 シン達がビークル属性のマークが描かれた扉を開けると、海に出た。

 

シシリー「海…………ですかね?」

マリア「シン、ゲートの魔法でも使ったの?」

シン「いや使ってないわ!この扉を潜っただけで、こうなったんだよ!」

 

 突然、海の近くに出た際に、シシリーがそう呟く中、マリアはジト目でそう聞き、シンはそう叫ぶ。

 すると、めぐみん達が口を開く。

 

めぐみん「はっ!何か来ます!」 

トウカ「確かに。なんか変な音がするような……………。」

朱翼「ジェットエンジンの音……………?」

シシリー「じぇっと…………えんじん…………?」

マリア「えーっと、何を言っているのか、全く分からないんだけど……………。」

シン「いや、魔力探知に反応がある!後ろだ!」

 

 めぐみん達がそう言う中、シシリーとマリアは首を傾げる。

 シンがそう叫ぶと、飛行機が現れる。

 

シン「あれが……………ビークル属性のレベルナンバー10、エクシードファイターだ!」

エクシードファイター「エクシィィィィド!!」

 

 シンがそう叫ぶと、エクシードファイターもそう言う。

 

マリア「とにかく、捕まえるわよ!」

シシリー「はい!」

 

 マリアがそう言うと、シシリーもそう答える。

 すると、エクシードファイターは音速で飛び、シン達は倒れる。

 

マリア「えっ!?今、見えた?」

シシリー「見えなかったです……………。」

シン「音速で飛ぶらしいからな……………。」

マリア「音速!?」

 

 エクシードファイターが出したソニックウェーブで倒れる中、マリア達はそう話す。

 

エクシードファイター「ファイター!」

 

 エクシードファイターは再び音速で飛び、シン達を翻弄する。

 それを見たシンは。

 

シン「もしかしたら……………2人とも、3人のカードを出してくれ!そして、ケミーライザーに装填しろ!」

シシリー「はい!」

マリア「よく分かんないけど、分かったわ!」

 

 シンはそう叫ぶと、シンはナーゴ、シシリーはラウンズ、マリアはスワンのカードを取り出して、ケミーライザーに装填する。

 ボタンを押すと、音声が流れる。

 

ケミーライズ!NA-GO(ナーゴ)

ケミーライズ!ROUNDS(ラウンズ)

ケミーライズ!SWAN(スワン)

 

 その音声が流れると、3人がライダーとしての姿で実体化する。

 

めぐみん「元に戻れましたよ!?」

トウカ「それを使うと、一時的に元に戻れるのかしら。」

朱翼「とにかく、私たちに任せて下さい!」

 

 めぐみんが驚く中、トウカはそう言い、朱翼はそう言う。

 すると、めぐみんと朱翼は、集中して黙り込む。

 それを見ていたマリアが口を開く。

 

マリア「何してんの?」

トウカ「音よ。音の反射でエクシードファイターの位置を特定しようとしてるの。」

シシリー「そんな事が出来るんですか!?」

シン「なるほどな………………。」

 

 マリアがそう呟くと、トウカはそう説明する。

 めぐみんが変身している仮面ライダーナーゴは、ナーゴイヤーというのがあり、ヘッドフォンと一体化した聴覚装置によって、認識可能周波数が拡張され、特に高周波の聞き分けを得意としており、それで特定しようとしているのだ。

 朱翼の方は、そう言った機能はないものの、本人がフルートを演奏しているというのもあって、音を聞き分けるのが得意なのだ。

 シシリーが驚き、シンが納得している中、めぐみんと朱翼が口を開く。

 

めぐみん「来ます!朱翼!トウカ!」

朱翼「分かった!」

トウカ「ええ!」

 

 めぐみんがそう言うと、朱翼と共に音のバリアを形成して、トウカは2人を支える。

 それを見たシンは。

 

シン「そういう事か!」

 

 シンはそう言うと、浮遊魔法で浮かび上がり、いくつか魔力障壁を応用した結界を作り上げる。

 

エクシードファイター「エクシード…………!?」

めぐみん「うぅ……………!」

朱翼「ううぅぅぅ……………!!」

トウカ「ふぅぅぅぅ!!」

 

 エクシードファイターは、めぐみんと朱翼が作った音符のバリアに突っ込む。

 めぐみん達は堪える。

 

マリア「凄いじゃない!」

シシリー「はい!」

 

 マリア達がそう叫ぶ。

 だが……………エクシードファイターの推進力は凄まじく、めぐみん達は限界が近づいていた。

 

エクシードファイター「エクシード……………!ファイター!!」

めぐみん「あぁぁぁぁぁぁ!?」

朱翼「えぇぇぇぇぇ!?」

トウカ「痛っ!?」

 

 エクシードファイターはエンジンの出力を上げて、めぐみんと朱翼ごと飛んでいく。

 トウカは、少し吹き飛ばされた。

 だが……………。

 

エクシードファイター「エクシード!?」

めぐみん「うわっ!?」

朱翼「っ!?」

 

 エクシードファイターは、シンが張った魔力障壁の結界に気付き、止まる。

 すると、めぐみんと朱翼は落ちていく。

 シンが口を開く。

 

シン「こうなる事は分かってたからな!結界を作っておいて正解だったな!」

マリア「魔力障壁の結界を作ってたの…………?」

エクシードファイター「エクシード!」

 

 シンがそう言うと、マリアはそう呟く。

 すると、エクシードファイターは別の場所に移動しようとする。

 

シン「おい待て!」

めぐみん「美味しいところを奪われてたまりますか!!」

朱翼「私たちも追いかけましょう!」

トウカ「ええ!」

マリア「私たちも行くわよ!」

シシリー「はい!」

 

 シン達はそう言うと、エクシードファイターの後を追う。

 その頃、イアン達は、どこかの山の中にいた。

 すると、白夜が口を開く。

 

白夜「おい!早くここから出せ!」

イアン「最初に言っておく。」

ダクネス「何だ?」

イアン「俺はアンタらを信用していない。だが、ケミーは道具だ。仮に使えると判断出来たら使ってやる。」

白夜「あ?」

 

 白夜がそう言うと、イアンはそう言う。

 白夜がイアンを睨む中、それを聞いたオーグは口を開く。

 

オーグ「おい、今はケミーだが、彼らは人間なのだぞ。道具呼ばわりはどうかと思うのだがな。」

イアン「アウグスト殿下…………すいませんが、これは俺の美学です。殿下といえど、それを聞く事は出来ません。」

オーグ「………………お前なぁ。」

 

 オーグはそう言うが、イアンはあくまで己の美学を貫くことにした。

 それを聞いたオーグが頭を抱える中、ウィーンも口を開く。

 

ウィーン「……………どうやら、来たみたいですよ。」

オーグ「何?」

 

 ウィーンも同意する中、そう言うと、オーグは魔力探知を使って、調べる。

 すると、洞窟の奥から、光が出てくる。

 それを見ていると、何かの声が聞こえてくる。

 

???「ぐるるる……………!」

白夜「何か来るぞ。」

 

 そんな唸り声が聞こえてきて、白夜はそう言う。

 すると、光が消えて、一体のライオンが現れる。

 

リクシオン「リク…………シオン…………!」

ウィーン「アニマル属性のレベルナンバー10のケミー、リクシオンは青い稲妻を全身を纏い稲妻を消費していくと姿を現す。イアン=シグネット。リクシオンの青い稲妻には警戒して置きなさい。モロに喰らえば死ぬわよ。」

イアン「お前が指図するな。例えレベルナンバー10でも、この超A級錬金術師の敵ではない。」

ウィーン「……………忠告はしたわ。」

 

 リクシオンが現れると、ウィーンはそう言う。

 それをイアンは一蹴して、ダクネスと白夜が入ったカードを捨てる。

 

白夜「おい!捨てんじゃねぇ!」

オーグ「大丈夫なのか?」

 

 白夜がそう突っ込む中、オーグはそう聞く。

 2人は、変身の体勢に入る。

 

SHARKWHEEL(シャークウィール)!イグナイト!

DAIOHNI(ダイオーニ)!イグナイト!

ガキン!

MADWHEEL(マッドウィール)

ゴキン!

 

 2人はカードを変身アイテムに装填する。

 待機音が流れる中、2人は叫ぶ。

 

ウィーン「変身!」

イアン「鉄鋼!」

 

 2人はそう言うと、変身を開始する。

 

ガッチャーンコ!What's(ワッツ) up(アップ)!?

ドンヴァルバラド!

斬リ捨テ SHINOBI(シノビ)

ヴァルバラッシュ!

TUNE(チューン) UP(アップ)MADWHEEL(マッドウィール)

 

 ウィーンはドンヴァルバラド、イアンはヴァルバラドに変身する。

 イアンは、ヴァルバラッシャーで銃撃するが、リクシオンの電撃に阻まれる。

 次第にリクシオンの電撃はイアンに届き、イアンはヴァルバラッシャーで防御する。

 

リクシオン「リクシオン〜!」

イアン「くっ……………!この程度の電撃……………!」

リクシオン「シオン〜!」

イアン「ぐっ……………ぐわぁぁぁぁ!?」

 

 リクシオンの電撃をイアンが防ぐ中、リクシオンは更に電撃を強め、イアンは大ダメージを受ける。

 

ウィーン「はぁ、言わんこっちゃない。」

オーグ「大丈夫か!?」

ダクネス「ここは一旦引いた方が良いのではないか!?」

イアン「ケミーの指図は……………受けん!」

白夜「こいつ…………!ダクネス、そいつの武器の中に入れ!」

ダクネス「ああ!」

 

 ウィーンが呆れたようにそう言う中、オーグとダクネスはそう言うが、イアンはそう言う。

 そんなイアンにイラつきながら、白夜はそう言う。

 ダクネスは、ヴァルバラッシャーの中に入る。

 

仮面ライダー!バースト!

 

 そんな音声が鳴ると、バーサークローの様な腕のエネルギー体が現れ、リクシオンに攻撃する。

 

オーグ「ここは一旦引くぞ!」

 

 オーグがそう叫ぶと、レジェンドライドマグナムで地面を撃って、土煙を出して、ゲートで避難する。

 その頃、湊翔達は。

 

エレナ「あれは……………アーティファクトのレベルナンバー10、テンフォートレス。難攻不落のお城のケミー。」

テンフォートレス「フォートレスッスッス…………。」

湊翔「ぱっと見は大人しそうだがな。」

 

 エレナがそう説明すると、その眼前には、巨大なテンフォートレスの姿があった。

 それを見た湊翔は、そう呟く。

 すると、プリムが口を開く。

 

プリム「……………君も、仮面ライダーなのだろう?」

湊翔「………………ん?」

 

 プリムがそう聞いてくるので、湊翔は振り返る。

 

湊翔「そうだが、それが?」

プリム「君は……………一体、何の為に戦うんだ?」

湊翔「………………そうだな。俺は、誰もが幸せになれる世界を作る為に戦う。そういうお前も仮面ライダーなのなら、何の為に戦うんだ?」

プリム「何の為に………………。」

湊翔「俺達仮面ライダーの強さは、人それぞれだが、皆、大切なものを抱えて戦っている。プリム、お前には大切なものはあるか?」

 

 湊翔がそう答えると、プリムはそう聞き、湊翔はそう答える。

 そう答えると、湊翔はそう聞いてきて、プリムは口をつぐむ。

 すると。

 

プリム「誰だ?」

カケル「よぉ!」

 

 プリムがそう言うと、カケルとカズマが現れる。

 

エレナ「カケル?何でここに?」

プリム「君達の担当は、インセクトケミーのビートルクスじゃなかったのかい?」

カケル「あっ……………えっと……………。」

 

 エレナとプリムがそう聞くと、カケルは答えをつぐむ。

 すると。

 

カズマ「カケルがな、エレナを心配してついてきたんだよ!なっ!?」

カケル「あっ?ああ、そうそう!」

エレナ「そ、そう……………。」

湊翔「ふ〜ん……………まあ、そういう事にしておくか。」

 

 カズマが咄嗟にそう言うと、カケルもそう言い、エレナは少しだけ照れくさそうにし、湊翔はそう言う。

 すると、プリムが口を開く。

 

プリム「ボクは……まだ、分からない。でも、これだけは言える。ボクには失うものなんて、何もない。」

湊翔「ふ〜ん……………そうか。それだけお前は覚悟は決めているってことか。」

 

 プリムがそう言うと、湊翔はそんな風に言う。

 その頃、シン達はと言うと。

 

シン「待て〜!」

エクシードファイター「エクシード!」

シシリー「やっぱり早いですね……………!」

 

 シンの浮遊魔法を使って、エクシードファイターを追いかけていた。

 アルティメット・マジシャンズとしての戦闘服の付与と風魔法のおかげで、シン達は音速に近い速さでエクシードファイターを追いかけていた。

 途中、シンが結界を張って、エクシードファイターの進路を妨害しているのも大きいが。

 

シシリー「それにしても……………。」

マリア「どうしたの?シシリー。」

シシリー「エクシードファイターは、クリアが持っていたはずですよね。なのに、どうしてクリアから離れているんでしょうか…………。」

エクシードファイター「エ、エクシード……………。」

 

 シシリーが疑問に思ったのか、そう言う。

 マリアがそう聞くと、シシリーはそんな風に疑問を口にする。

 それが聞こえたエクシードファイターは、何とも言えない様子になると、速度を落とす。

 

シン「今だ!」

 

 シンがそう叫ぶと、ケミーライザーを取り出して、ボタンを押す。

 

ケミーキャプチャー!

 

エクシードファイター「エクシード!ファイ…………ファイター!!」

シン「あぁもう大人しくしろって!」

 

 エクシードファイターはそんな風に苦しそうな声を出しながら、必死に抵抗していた。

 それを見ていたトウカ達は。

 

トウカ「………みんな、行くわよ。」

朱翼「はい!」

めぐみん「ええ!」

 

 3人はそう話すと、突然シンのケミーライザーをエクシードファイターから逸らした。

 

シン「おい!何すんだよ!?せっかくの捕獲のチャンスだったんだぞ!?」

めぐみん「それに関しては、すいません。」

朱翼「でも……………エクシードファイターは、そのクリアって人と離れ離れにされているのを気にしているんじゃないですか?」

トウカ「………流石に、それはあんまりだと思うから。」

 

 シンがそう叫ぶ中、めぐみん達はそんな風に言う。

 大切な人が居るからこそ、エクシードファイターの気持ちが分かったのだ。

 すると。

 

エクシードファイター「エク…………シード…………!エクシード!」

 

 エクシードファイターは、その言葉を聞いて、自ら、シンのケミーライザーに装填されていたブランクカードの中に入る。

 

めぐみん「えっ、どうしたんですか?」

シシリー「エクシードファイターが、心を開いてくれたのではないでしょうか…………?」

マリア「凄いじゃない、アンタ達!」

トウカ「……………ありがとう。エクシードファイター。」

エクシードファイター「ファイター!」

 

 めぐみんが首を傾げる中、シシリーがそう言うと、マリアは褒めて、トウカはエクシードファイターにお礼を言う。

 その頃、イアン達は。

 

イアン「どうして俺たちを助けた?」

白夜「あっ?お前らに死なれると、俺らが元に戻れないからな。」

イアン「……………随分とめちゃくちゃだな。」

ダクネス「白夜はそういう奴だからな。まぁ私としても、この姿はいささか不便だからな。それに、民を守るのが、騎士としての務めだ。」

イアン「それが……………お前達の美学というわけか。」

オーグ「ほぅ………まさに騎士の鏡だな。」

 

 イアンがそう聞くと、白夜はそう答える。

 イアンがそんなふうに言うと、ダクネスはそう答える。

 それを聞いて、イアンとオーグがそう言うと、ウィーンが口を開く。

 

ウィーン「言ったはずよ。忠告したと。今回ばかりは、彼らの力を借りなければ、ゲームは攻略できない。言ってたでしょ?使えると判断出来たら使ってやるって。」

イアン「……………好きにしろ。」

 

 ウィーンがそう言うと、イアンはそんな風に言う。

 すると、再びリクシオンが現れる。

 

リクシオン「リク…………シオン…………!」

 

 リクシオンが現れる中、ウィーンが前に出る。

 ウィーンは紫の結晶型のバリアを展開すると、防御する。

 

ウィーン「私が引き付けるから、貴方達は錬金術で、稲妻を無効化する結界錬金術を!ダクネスと白夜は2人を援護して!」

イアン「大丈夫なんだろうな?」

ダクネス「私なら大丈夫だ!あの、青い稲妻を浴びてみたいしな!ハァハァ………!」

イアン「……………いいから早くしろ。時間が惜しい。」

 

 ウィーンがそう叫ぶ中、イアンがそう聞くと、ダクネスはそう言う。

 少し顔を顰めるが、イアンはケミーライザーにカードを装填すると、ボタンを押す。

 

ケミーライズ!BUFFA(バッファ)

 

 イアンはダクネスを召喚する。

 白夜はオーグに話しかける。

 

白夜「オーグだったな!俺を出せ!」

オーグ「ああ。」

 

 白夜がそう言うと、レジェンドに変身したオーグがライコウのカードをレジェンドライドマグナムに装填する。

 

GEATS(ギーツ) RIDER(ライダー)

 

 そんな音声が鳴ると、オーグはレジェンドライドマグナムのトリガーを引く。

 

LEGENDRIDE(レジェンドライド)

 

 その音声が鳴ると、白夜がライコウ・ライトニングフォームの状態で召喚される。

 白夜達は、リクシオンの攻撃に対応していく。

 

ダクネス「くぅぅぅぅ!わ、悪くないぞ!もっとだ、もっとだぁ!」

 

 ダクネスは性癖を発揮しつつも、リクシオンの攻撃に対処していく。

 

白夜「おらっ!はっ!」

 

 白夜は、ライトニングフォームの効果で電気を吸収しつつ、素早く動いて躱していく。

 

オーグ「ふっ!はっ!」

 

 オーグも魔力障壁で防御したり、魔法やレジェンドライドマグナムで攻撃していく。

 

ウィーン「うっ……………!」

 

 ウィーンは、防御を続けていた。

 しばらくすると、リクシオンから電撃が止まる。

 

リクシオン「リク…………シオン…………?」

イアン「今度こそ、チェックメイトだ。」

 

 リクシオンが戸惑う中、イアンはトライカスタムの状態になっていた。

 

ヴァルバラブレイク!

 

 その音声が鳴ると、イアンは地面を強く踏むと、岩石が現れ、それらをコプターバーサークの部分で飛ばして、リクシオンにダメージを与える。

 

イアン「ハァァァァァ!」

 

 リクシオンが怯む中、イアンは左腕のショベル部分で攻撃して、ダメージを与える。

 イアンは着地すると、ケミーライザーを向ける。

 

ケミーキャプチャー!

 

リクシオン「リク…………シオン…………!」

 

 イアンはケミーライザーで、リクシオンをカードに封印する。

 白夜とダクネスは、ケミーの状態に戻る。

 

イアン「読み通りだ。こいつの電気には限りがある。アンタ達を使って、全部放電させたってわけだ。」

ウィーン「釈然としないわね……………。」

ダクネス「あぁ、あまり、納得できないな。だ、だが……道具としてみられるのは存外悪くなかったが…………。」

オーグ「何を言っているんだ?」

白夜「気にすんな。いつもの事だ」

 

 イアンはそんな風に言う。

 それを聞いて、ウィーン達は複雑な表情でそう言う。

 ダクネスは相変わらずだったが。

 イアンが口を開く。

 

イアン「あぁ、お前達からしたら、危うく焼肉にされる所だったな。」

白夜「お前………覚えてろよ……………!!」

 

 イアンは皮肉めいてそう言うと、白夜はイラつきながらそう言う。

 

 その頃、湊翔達は目の前に立ちはだかるテンフォートレスを見ていた。

 

湊翔「さて、どうしたもんか。」

エレナ「テンフォートレスはお城のケミーだから、砲台とかを持ってるはず。」

カズマ「なら……………俺の出番かな。」

 

 湊翔がそう言うと、エレナはそう言う。

 すると、カズマはそう言う。

 

プリム「何をするつもりだい?」

カズマ「見てろよ。」

 

 プリムがそう聞くと、カズマはそう答える。

 カズマは、ニンジャフォームの力で分身を出して、テンフォートレスに向かわせる。

 すると。

 

テンフォートレス「フォートレス!」

 

 テンフォートレスは砲弾を出して、分身体のカズマに攻撃を仕掛けていくが、分身体はその攻撃を躱していく。

 

湊翔「なるほど、分身体で撹乱するんだな。潜伏スキルは使えるか?」

カズマ「おうよ!それじゃあ行くぞ!」

カケル「OK!」

プリム「ふぅん……………。」

 

 湊翔達はそう話すと、分身体を囮にして、潜伏スキルを使って、テンフォートレスの方にまで接近していく。

 潜伏スキルを使う事で、テンフォートレスの近くにまで接近した。

 エレナは、ケミーライザーをテンフォートレスに向ける。

 

ケミーキャプチャー!

 

 ケミーライザーで捕獲しようとしたが、失敗する。

 

エレナ「封印できない!これは本体じゃないのかも!」

湊翔「なるほど……………なら、城の中に入るぞ。」

プリム「そうだね。城ってのは内側から攻めればいい。」

 

 エレナがそう言うと、湊翔とプリムはそう言う。

 湊翔は、プロペラレイズバックルを取り出すと、デザイアドライバーに装填する。

 

SET(セット)

 

 すると、湊翔の横に、灰色のプロペラと英語でPROPELLERの文字が浮かぶ。

 湊翔は口を開く。

 

湊翔「変身。」

 

 そう言って、レイズバックルを操作する。

 

ARMED(アームド) PROPELLER(プロペラ)

REDAY(レディ) FIGHT(ファイト)

 

 湊翔は、ギーツ・アームドプロペラに変身する。

 

プリム「へぇ、じゃあこっちも」

 

 プロペラで空を飛ぶ湊翔を見ると、プリムは背中から10枚の竜の翼を展開する。

 

湊翔「へぇ。そんな事出来るんだ。」

プリム「まあね。じゃあ中に入るよ。」

カケル「ちょっ!?置いてかないでよ!」

カズマ「待てって!」

 

 湊翔とプリムがそう言うと、カズマとカケルも湊翔の足に掴まり、テンフォートレスの中に入っていく。

 中に入って、湊翔は変身を解くと、慎重に進んでいく。

 カズマの罠感知スキルがあるので、問題なく進んでいた。

 しばらく進むと、ある物が置いてあった。

 

カケル「何だあれ?」

エレナ「さぁ……………?」

カズマ「あれって……………。」

湊翔「赤いきつねと緑のたぬきだな。」

 

 カケルとエレナがそう言う中、カズマと湊翔はそう言う。

 そこに置いてあったのは、赤いきつねと緑のたぬきのカップうどんだった。

 

プリム「何でここに?」

カズマ「さぁ………まぁ罠感知スキルには、特に反応はないな。」

湊翔「そっか、じゃあ食べようぜ。」

エレナ「えぇ……………!?」

カケル「確かに!お腹減ったしなぁ…………!」

エレナ「えぇ………!?本当にいいの!?」

 

 プリムとカズマがそう言う中、湊翔はそう言い、エレナが戸惑う中、カケルもそう言う。

 そうして、カケル達は休憩する事に。

 

湊翔「うん。美味いな。赤いきつねと言えば、俺だしな。」

カズマ「お前はどちらかと言うと、白い狐だろ。」

湊翔「赤が入ってるからいいんだよ。それに、ブーストマークIIなら全身赤だしな。」

カズマ「そういうもんか?」

カケル「美味い〜!」

エレナ「結構美味しい……………。」

プリム「まあ、悪くないんじゃないかな。」

 

 5人はそう話しながら、食べすすめていく。

 ちなみに、カズマはケミーの状態ではあるが、飲食は出来た。

 食べ終えると、5人はテンフォートレスの中を、罠に気をつけながら進んでいく。

 カケルと湊翔が口を開く。

 

カケル「そういえば、さっき聞いたんだけど、プリムは何の為にケミーを集めてるの?」

湊翔「確かに。お前はどうしてこの世界に来たんだ?何の為に戦っている?」

プリム「ボクは君たちとは違って、願いを叶えるために戦っている。だから、その為にはケミーを集めなければならない。」

 

 カケルと湊翔がそう聞くと、プリムはそんな風に答える。

 すると、エレナが口を開く。

 

エレナ「じゃあ、仮面ライダーの力はどうやって手に入れたの?」

プリム「手に入れたんじゃない。このドライバーは、仮面ライダーを模して創り出しただけに過ぎない。君たちが転生して神から貰った力とは違う。これは、ボク自身の力だ。」

 

 エレナがそう聞くと、プリムはそんな風に答える。

 それを聞いた湊翔、カズマ、カケルは。

 

湊翔「仮面ライダーを模した……………か。」

カズマ「何で俺たちが転生したって知ってるんだよ。」

カケル「俺、別に神様に会ったわけじゃないんだけどな……………。」

 

 3人はそんなふうに呟く。

 そんな風に話しながら進んでいくと、最深部に到着する。

 

湊翔「で、テンフォートレスの本体は一体どこだ?」

プリム「テンフォートレスの本体は、城内に潜んでいるよ。小さいから油断しないでね。エレナ。」

エレナ「ええ。」

 

 湊翔達はそう話すと、テンフォートレスの本体を探す。

 だが、湊翔はロックオンされていた。

 すると。

 

ギーツケミー「コ〜ン!コ〜ン!」

テンフォートレス「フォートレス!」

湊翔「うわっ!?」

 

 ギーツケミーがエレナから飛び出すと、湊翔を突き飛ばす。

 すると、湊翔が居た先にあった椅子が粉砕される。

 

湊翔「何だ……………?」

カケル「あれ!」

エレナ「……………え?」

 

 湊翔がそう呟く中、カケルがある一点を指差す。

 エレナがそれを見ると、戸惑う。

 その理由は……………。

 

テンフォートレス「フォ……………フォフォ、フォートレス……………。」

カケル「もしかして、テンフォートレス?」

エレナ「思ってたより小さい………………。」

カズマ「ラジコンサイズかよ……………。」

 

 そこには、ラジコンサイズのテンフォートレスが居て、逃げ出そうとしていた。

 カズマがそう呟く中、エレナはテンフォートレスの前に出る。

 そして、ケミーライザーをテンフォートレスに向ける。

 

ケミーキャプチャー!

 

テンフォートレス「フォ…………フォートレス!フォートレス!」

 

 テンフォートレスは、ケミーカードに封印された。

 すると、部屋が消えていく。

 

カケル「部屋が消えていく。テンフォートレスの力だったのか。」

湊翔「テンフォートレス、ガッチャだな。」

カケル「あっ!?それ、俺のセリフ!」

 

 カケルがそう言う中、湊翔はそう言い、カケルはそう叫ぶ。

 すると。

 

ギーツケミー「コ〜ン!」

湊翔「……………俺はペットは飼わないって言っただろ。」

 

 ギーツケミーがそう言うと、湊翔は素っ気なくそう言い、カケルとカズマは首を傾げる。

 

ギーツケミー「コ〜ン……………。」

 

 ギーツケミーが落ち込む中、エレナが近づいて、ギーツケミーの頭を撫でる。

 

エレナ「よしよし。」

ギーツケミー「コ〜ン!」

 

 エレナがそう言いながら撫でると、ギーツケミーは嬉しそうにする。

 そうして彼らは、目標のレベルナンバー10のケミー5体のうち、3体をガッチャしたのだった。




今回はここまでです。
今回は、テンフォートレスをガッチャするまでです。
色々と、活躍をしました。
プリムも、何かの為に、ケミーを集めているとの事。
それは、一体なんなのか。
次回は、残りの2体のレベルナンバー10をガッチャして、クロスウィザードの夢の世界での話になります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
次回のガッチャードで、マジェードの最強フォームであるトワイライトマジェードが登場しますが、この小説でも出します。
その為、アトロポスに相当するキャラも出そうかなと思っています。
あと、少しアンケートを行おうかなと思います。
ギーツキラーとの戦闘で、本家の映画だとギーツIXでフィニッシュを決めていますが、ギーツワンネスも良いかなと思いまして。
その理由としては、ギーツワンネスは、ガッチャードがいて初めて、完成したフォームなので。
もし良かったら、お願いします。

フィニッシュを決めるのはどちらにするか

  • ギーツIX
  • ギーツワンネス
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