仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル

イアン=シグネット
マッドウィール、ガッツショベル、ゲキオコプター、リクシオン

クリア=テンフェクト
ビートルクス、エクシードファイター

プレデター
ベルゼイーター⭐︎

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト

ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎

ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎

エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、仮面ライダーギーツ、テンフォートレス

ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎

ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー


第44話 決意の変身

 カケル達がナイルことウィザードマルガムと応戦する中、シン達はウォルフォード邸へと引き返していた。

 

エレナ「私たちに何か出来る事は……………。」

シン「どうにか、あのマルガムの弱点を見つけないといけないんじゃないのか?」

オーグ「随分と簡単に言うな……………。」

マリア「相手はレベルナンバー10なのよ?そう簡単に見つかるかしら……………。」

 

 エレナがそう言うと、シンはそう言う。

 だが、オーグ達は自信がない様にそう言う。

 今までの試練で出会ってきたケミー、そしてテックスやスーパーガッチャードの存在を見て来たからこそ、レベルナンバー10の強さを思い知らされていたのだ。

 すると、遅れてやってきたリコ達が口を開く。

 

リコ「緊急事態って言われて来たけど、まさか、レベルナンバー10のマルガムが誕生してしまうなんて…………。」

メモリア「しかも、クロスウィザードのマルガム、魔法を操る厄介な敵が現れましたね。」

カズマ「でも、どうすんだよ。何か方法はあるのか……………ていうか、どちらさま?」

 

 リコとメモリアの2人がそう言うと、カズマはそう突っ込む。

 すると、プリムが口を開く。

 

プリム「方法がない訳じゃない。」

シン「えっ!?あんの!?」

オーグ「どういう事だ!?」

武劉「何か策があるのか?」

 

 プリムがそう言うと、シン、オーグ、武劉はそう言う。

 それを聞いたプリムは、口を開く。

 

プリム「クロスウィザードの魔法の力を封じるには、浄化作用を秘めるレベルナンバー3のファンタスティックケミーのユニコンと、無尽蔵のエネルギーを秘めるレベルナンバー7のコズミックケミーのザ・サンのカードがあればいい。」

トール「なら、そのユニコンとザ・サンというケミーを使えば……………!」

ユリウス「ナイルを止められるのでござるな!」

 

 プリムはそう説明する。

 それを聞いたトールとユリウスがそう言う。

 すると、ダクネスとトウカが口を開く。

 

ダクネス「なら、その2体をどうにかすれば……………。」

ツムリ「あの魔法を打ち消せるのですか?」

トウカ「でも、無いわけじゃないという事は、何か問題があるの?」

 

 ダクネスがそう言う中、トウカはそう聞く。

 それを聞いたネーヴェが口を開く。

 

ネーヴェ「その通りだ。コズミックケミーとファンタスティックケミーは、未知の力を持つとされている。だが、限られた上級錬金術師にしか、その力を制御する事は出来ない。」

プリム「ああ。その為には彼らに認められないとダメなんだ。」

ヴァン「お主、コズミックケミーとファンタスティックケミーも持ってたのか……………。」

 

 ネーヴェはそう説明する。

 コズミックケミーとファンタスティックケミーは、限られた上級錬金術師にしか扱えない代物なのだ。

 すると、プリムはファイルからユニコンとザ・サンの二枚を取り出し、ヴァンは思わずそう言う。

 

???「お待たせしました、ヴァン殿。」

 

 すると突然扉が開かれ、1人の男性が現れる。

 

エレナ「お父さん!?なんでここに!?」

朱翼「お父さん?」

ネーヴェ「ああ、私とエレナの父であるジャービル=フォン=クラークだ。」

ジャービル「紹介は後でいい。時間がないのだろう?」

 

 それを見たエレナが驚くと、ネーヴェはそう言う。

 その人は、ネーヴェとエレナの父親だったのだ。

 ジャービルは、ホルダーから二枚のライドケミーカードを取り出す。

 それは、ユニコンとザ・サンの二枚だった。

 

エレナ「ザ・サン!?ユニコン!?どうして…………!?」

シャービル「すまんが、今は質問に答える暇はない。………言われた通り連れて来ましたが、私では彼らの力を使えない。」

カズマ「使えないって……………なぁ、カケルじゃダメなのか?」

ジャービル「……………正直、厳しいかもしれないな。」

ヴァン「なんとも言えんの……………。」

 

 カズマがそう聞くと、ジャービルとヴァンの2人はそう言う。

 2人も、カケルがコズミックケミーとファンタスティックケミーを使えるかどうかは怪しいと思っているからだ。

 すると、エレナが口を開く。

 

エレナ「……………‥お父さん、ヴァン様。私にやらせて下さい。」

シシリー「エレナ!?」

マリア「エレナ……………!?」

オーグ「………………。」

ネーヴェ「本気なのか?」

 

 エレナはそう名乗り出る。

 それを聞いたシシリー達が驚く中、ネーヴェは真面目な表情でそう聞く。

 エレナが口を開く。

 

エレナ「うん。私の使命でもあるから。カケルやイアンだけじゃなく、私も自分の意思で決めました。ヴァン様、お願いします!」

 

 エレナはそう叫ぶ。

 それを聞いたヴァンは。

 

ヴァン「……………分かった。ジャービル、準備を頼む。」

ジャービル「分かりました。では始めるぞ、エレナ。」

エレナ「はい!」

プリム「ボクも戦う。エレナ1人じゃ物足りないだろう。」

 

 ヴァンがそう言うと、ジャービルは準備を始めて、プリムはそう言うと、二枚のカードをファイルから取り出す。

 その頃、ウィザードマルガムとの戦闘は続いていた。

 

カケル「ふっ!はっ!」

湊翔「ふっ!ハアッ!」

ナイル「フッ!はっ!」

クリア「ハアッ!はっ!」

 

 カケル、湊翔、クリアはナイルと戦闘を繰り広げていた。

 互角に進んでいた。

 

イアン「ふっ!はっ!」

ウィーン「はっ!はっ!」

白夜「オラっ!はあっ!」

 

 イアン、ウィーン、白夜は、それぞれの攻撃で魔法使いジャマトやジャマトライダーを倒す。

 白夜は、ジャマト達に取り囲まれるが。

 

白夜「舐めんじゃねぇ!!」

 

 白夜はそう叫ぶと、風と雷を出して、ジャマト達を吹き飛ばす。

 

イアン「ふっ!ハアッ!」

 

 イアンは、ヴァルバラッシャーでジャマトライダーの腕を拘束すると、壁に叩きつけ、他のジャマトを倒していく。

 

ウィーン「はあっ!はっ!」

 

 ウィーンは、ドンイグナイターから紫色の高次の出力を加速放出して、全身各部に運用し高速移動を行い、ヴァルバラッシャーを右手に持って振り回しジャマトライダーや魔法使いジャマトを薙ぎ払う。

 イアンがナイルの方に向かう中、ウィーンは二枚のカードを取り出して、ドライバーに装填する。



 

『DECADE(ディケイド)!イグナイト!』


『ZI-O(ジオウ)!イグナイト!』

 

 その音声が鳴ると、セミアルトヴォークを操作する。

 


『ガッチャーンコ!What's(ワッツ) up(アップ)!?』

『スーパーカスタムアップ!アニバーサリータイム!』

 

 ウィーンはアニバーサリータイムカスタムになると、魔法使いジャマトやジャマトライダーを吹き飛ばしながら、ナイルの方に向かう。

 ナイルは数では不利だが、互角に立ち回っていた。

 

クリア「ハァァァァァ!」

 

 クリアはテックスソードを手に、ナイルと鍔迫り合いになる。

 すると、ナイルは剣からビームを放ち、カケル達は武器や腕で防御する。

 そんな中、イアンは魔法使いジャマトを盾に突き進んでいた。

 

イアン「うぉぉぉぉぉ!チェックメイトだ!」

 

 イアンはそう叫ぶと、ヴァルバラッシャーのタイテンスクラッシャーを操作する。

 

『スクラップ!』

『ヴァルバラブレイク!』

 

 イアンはヴァルバラブレイクを発動すると、ヴァルバラッシャーでナイルに攻撃する。

 土煙が満ちる中、イアンが立っていると。

 

ナイル「ふんっ!」

イアン「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 何ともないナイルが出てくると、剣でイアンを攻撃して、イアンは吹き飛ぶ。

 

カケル「うぉぉぉぉぉ!!」

 

 今度はカケルがナイルと戦い、台座へと移動して、掴み合いとなる。

 掴み合いになる中、カケルはガッチャージガンにカマンティスのカードをスキャンする。


 

『KAMANTIS(カマンティス)!』

 

 その音声が鳴ると、ナイルはガッチャージガンを上に吹き飛ばす。

 

カマンティス「カマカマ!?」

アッパレブシドー「あっぱれ!?」

 

 その際、カマンティスとアッパレブシドーのカードも一緒に吹き飛ばされる。

 ナイルがカケルや白夜と応戦していると。

 

アッパレブシドー「あっぱれ!あっぱれ!あっぱれ!」

カマンティス「カマ!」

 


『APPAREBUSHIDO(アッパレブシドー)!』

 

 アッパレブシドーとカマンティスは、自分たちでガッチャージガンの位置を調整して、二枚が入ると同時に落ちて、カケルの元に戻る。

 

カケル「っ!はあっ!」

 


『ガッチャージツインバスター!』


 

 カケルはガッチャージツインバスターを発動して、ナイルを吹き飛ばす。

 

カケル「ありがとう、2人とも!」

アッパレブシドー「あっぱれ!あっぱれ〜!」

カマンティス「カマ!」

 

 カケルがお礼を言うと、2体はそう答える。

 すると。

 

ナイル「ハァァァァ!」

 

 ナイルは魔法を発動して、カケルが立っていた高台の下を崩す。

 すると、高台は崩れる。

 カケルはクリアと共に、ジャンプしながら攻撃する。

 

カケル「ハァァァァァ!」

クリア「ハァァァァァ!」

ナイル「ふんっ!」

 

 カケルとクリアの2人は攻撃しようとするが、ナイルによって吹き飛ばされる。

 2人が地面に倒れると、ナイルによって踏まれる。

 

カケル「くっ……………!?」

湊翔「カケル!クリア!」

 

 2人が踏まれる中、湊翔達はナイルの方へと向かおうとする。

 すると、ナイルが動いた。

 

ナイル「ハァァァァァ!」

 

 ナイルが魔法を発動すると、それを受けたイアンと白夜は動けなくなる。

 湊翔とウィーンは、己の力で魔法を防ぎ、攻撃しようとする。

 

湊翔「ハァァァァァ!」

ウィーン「はっ!」

ナイル「ふっ!」

 

 2人は攻撃するが、ナイルはそれを受け止める。

 すると、空いている二つの魔法陣から触手のような物が伸びてきて、2人は拘束される。

 

湊翔「俺達の動きを封じたか…………!!」

ナイル「お前達が創世の力を持っている事は分かっているからな。もちろん対策はしてある。」

ウィーン「用意周到ね……………!!」

 

 ナイルは、湊翔とウィーンが創世の力を持っている事は知っており、厳重に動きを封じたのだ。

 ナイルはカケルとクリアを蹴ると、ギーツバスターQB9とヴァルバラッシャーを捨てる。

 カケルとクリアが起きあがろうとしている中、ナイルが攻撃しようとする。

 

ナイル「ハアッ!………………がっ!?ぐわぁぁぁぁぁ!?」

 

 だが、その攻撃は2人には届かなかった。

 ウィザードマルガムの胸部から光が漏れ出ると、そこからクロスウィザードが出てくる。

 

クロスウィザード「ウィ〜…………!ウィ〜……………!僕は、人間を苦しめたくない!助けて!クリア、カケル!!」

 

 クロスウィザードは、己の力で一時的にナイルの支配をどうにかして、カケルとクリアの2人に助けを求める。

 すると、ナイルが叫ぶ。

 

ナイル「ゲームの駒が……………喋るな!!」

クロスウィザード「ウィ〜!!」

 

 ナイルがそう叫ぶと、クロスウィザードは再びナイルの中に戻されてしまう。

 

カケル「クロスウィザード……………!!」

クリア「ううっ……………!!」

ナイル「ハァァァァァ!」

「「うわぁぁぁぁぁ!?」」

 

 カケルとクリアはそう言うが、ナイルの攻撃によって、吹き飛ばされる。

 2人が倒れる中、湊翔は叫ぶ。

 

湊翔「諦めんな!必ず、勝機はやってくる!!」

カケル「はぁ……………はぁ……………!絶対に……………助ける!!」

クリア「クロスウィザード……………待ってて!すぐに助けるから!!」

 

 湊翔がそう叫ぶと、2人は立ち上がりながらそう叫ぶ。

 一方、エレナはある場所にいた。

 そこには、父であるジャービルの姿があった。

 

ジャービル「エレナ。」

エレナ「………お父さん。」

ジャービル「お帰り。学院の方はどうだ?」

 

 ジャービルはそんな風に聞いてくる中、エレナは口を開く。

 

エレナ「お父さん、教えて。ザ・サンとユニコンの力の使い方を。」

 

 エレナはジャービルにそう聞く。

 一方、シン達は眠っているエレナを守る為に戦闘を繰り広げていた。

 ナイルが放ったエネルギー体の攻撃を、錬金術や魔法、シン達が変身している仮面ライダーの攻撃で守っていた。

 

ツムリ「無茶です。再び魔法を浴びて、自ら夢の世界に行くなんて!」

アクア「本当に大丈夫なんでしょうね!?」

オーグ「だからこそ、我々がクラークを守る必要があるんだ!!」

 

 ツムリとアクアがそう言うと、レジェンドに変身したオーグはそう叫ぶ。

 そう。

 夢の世界でエレナに力を託す為に、わざと魔法を喰らったのだ。

 ウィザードマルガムの頭部のようなエネルギー体は、シン達の近くに降りると、そこに魔法使いジャマトとジャマトライダーを大量に生み出す。

 すると、カズマ、めぐみん、ダクネス、トウカ、朱翼、武劉が前に出る。

 

カズマ「ここは俺たちに任せろ!」

シン「助かる!」

ダクネス「私も本気で行かせてもらおう!」

朱翼「何が何でもエレナさんを守ります!」

武劉「こいつらの好きにはさせん。」

トウカ「あぁ、この世界を不幸にはさせない!」

めぐみん「私たちも最後まで諦めませんよ!」

 

 カズマ達がそう言うと、それぞれの最強のレイズバックルを取り出す。

 

『SET(セット) AVENGE(アベンジ)』

『SET(セット)』

『SET(セット) AGRESION(アグレシオン)』

『SET(セット) STERNLY(スタンリィ)』

『SET(セット) CONNECT(コネクト)』

 

 それぞれのレイズバックルをセットして、待機音が流れる中、めぐみん、ダクネス、朱翼は叫ぶ。

 

「「「変身!」」」

 

 そう言うと、めぐみん、ダクネス、朱翼が飛び出す。

 

『FANTASY(ファンタジー)』

『AMAZING(アメイジング) POWER(パワー)』


『CORRIDA(コリーダ)』

『HAMELN(ハーメルン)』

 

 めぐみんはナーゴ・ファンタジーフォーム、ダクネスはバッファ・コリーダフォーム、朱翼はスワン・ハーメルンフォームに変身して、ジャマト達と応戦していく。

 すると、武劉はブラストソードIIという剣で、トウカは剣で、カズマは刀でジャマト達に攻撃する。

 

「「「変身!」」」

 

 3人はそう叫ぶと、変身する。

 

『BLACK(ブラック) GENERAL(ジェネラル)』

『BUJIN(ブジン) SWORD(ソード)』

『GREEN(グリーン) FEMALE(フィーメイル) SOLDIER(ソルジャー)』

『VALKYRIE(ワルキューレ) SWORD(ソード)』

『ULTIMATE(アルティメット) LBX(エルビーエックス)』

『O-LEGION(オーレギオン)』

 

 カズマはタイクーン・ブジンソード、トウカはラウンズ・ワルキューレソード、武劉はダイル・オーレギオンフォームに変身して、ジャマトと応戦していく。

 それを見ていたヴァンは。

 

ヴァン「よし、いけるか?」

ジャービル「はい。いつでも」

 

 ヴァンがそう聞くと、ジャービルはエレナの頭に手をかざす。

 一方、夢の世界のジャービルは錬金術で使うフラスコを置くと、真面目な表情でエレナに聞く。

 

ジャービル「お前に問う。戦う覚悟はあるか?」

エレナ「………………えっ?」

ジャービル「もう一度聞くぞ。お前に……………戦う覚悟はあるか?」

エレナ「私は………………。」

 

 ジャービルはそう聞く。

 エレナが首を傾げると、ジャービルはもう一度同じ質問をする。

 それを聞いたエレナは、ある事を思い出す。

 サーが操った人たちが襲ってきた時、ゼグドラシルの時、先ほどのジャマトライダーの攻撃の時も、エレナはずっと誰かに守られていた。

 それを思い出すと同時に、エレナは口を開く。

 

エレナ「大切な人たちを……………自分の力で守りたい。皆を幸せにする……………お父さんみたいな錬金術師になりたい!」

 

 エレナはそう叫ぶ。

 エレナは漸く、何の為に力を手に入れるのか、何をすべきなのか。

 そして、己の進むべき道を見つけたのだ。

 それを聞いたジャービルは、娘の成長に微笑むと、アルケミストリングを光らせる。

 すると、エレナのジェネシスアルケミストリングの宝石部分が、青からオレンジ色へと変化する。

 

エレナ「こ、これ…………!」

ジャービル「それが……………道標だ。己を信じて、進め。」

エレナ「お父さん………………。」

ジャービル「その力は使い方次第で、善にも悪にもなる。その事を忘れるな。」

エレナ「分かってる。それが今の私の…………錬金術師の使命だから。」

 

 ジャービルは、エレナに対してそうアドバイスする。

 それに対して、エレナはそう答える。

 すると、夢の世界が揺れ始める。

 

ジャービル「行け。その気高き心があれば、ケミーは必ず答えてくれる。そして、仲間と共に前に進んでいけ。」

エレナ「うん。」

 

 ジャービルはそう言うと、エレナは頷く。

 一方、現実世界では。

 

シン「ハアッ!はっ!」

カズマ「おらっ!このやろう!」

 

 カズマ達は、エレナに迫り来るジャマト達を迎撃していた。

 カズマは、何体かのジャマトが突破しようとしている事に気づいた。

 

カズマ「これでも食らえ!」

ジャマト「ジャッ!?」

 

 カズマは転がっている魔法使いジャマトの杖を拾い上げると投げて、転倒させる。

 

マリア「流石にキツすぎない!?」

トール「絶え間なく来ていますからね……………。」

武劉「諦めんな!何としても堪えろ!」

めぐみん「行きます!エクスプロージョン!!」

 

 マリア達はそんな弱音を吐く。

 敵が絶え間なく押し寄せる経験は、マリア達には無かった。

 それ故に、苦戦気味になっていた。

 武劉がそう叫ぶ中、めぐみんが爆裂魔法を放つ。

 それを受けて、ジャマトが爆散する。

 

シン「やんじゃねぇか!俺も!」

 

 シンはそれを見て、指向性爆発魔法を発動して、ジャマトを一掃する。

 

トウカ「ハァァァァァ!」

ダクネス「ハァァァァァ!」

 

 トウカとダクネスの連携によって、ジャマト達が次々に倒される。

 

オーグ「やるな、お前達。」

武劉「そちらもです。」

シン「来るぞ!」

 

 オーグがそう言うと、武劉はそう言う。

 すると、魔法使いジャマト達は集まって魔法を放つ。

 それは、シンの魔力障壁によって阻まれる。

 

シン「ハァ……ハァ…………」

ツムリ「このままじゃ……………!!」

 

 だが、シン達には疲労が見えており、ジャマトは次から次へと湧いてきて、いつ突破されてもおかしくない。その事を察したツムリは不安な様子を浮かべる。

 

エレナ「ハッ!…………戻って来れた。」

ツムリ「エレナ様……………!」

ネーヴェ「戻ってきたか……………!」

プリム「…………それじゃあ行こう。エレナ。」

エレナ「えぇ!」

 

 すると、エレナが目を覚ますと、プリムと共にジェネシスアルケミストリングを右手の人差し指から中指に変える。

 すると、エレナのジェネシスアルケミストリングがハイアルケミストリングに、プリムのジェネシスアルケミストリングがネオアルケミストリングに変わり、腰にドライバーが出現する。

 

『アルケミスドライバー!』

『スプリームドライバー!』

 

 その音声が鳴る。

 エレナの腰にはアルケミスドライバー、プリムの腰にはスプリームドライバーが現れる。

 2人は、それぞれのアルケミストリングをドライバーに翳す。

 

『アルケミスリンク』

 

 その音声が鳴ると、全員の視線がエレナとプリムに向く中、2人は口を開く。

 

エレナ「…………この一言で、私は変わる。」

プリム「…………この一言で、僕は変わる。」

 

 2人がそう言って一息吐き、それぞれ2枚のカードを取り出す。

 

エレナ「字(あざな)は……………仮面ライダーマジェード!」

プリム「字(あざな)は……………仮面ライダースプリーム!」

 

 2人はそう宣言すると、それぞれのカードをドライバーに装填する。

 

『UNICON(ユニコン)!』

『THE(ザ) SUN(サン)!』

『GIGABAHAM(ギガバハム)!』

『KUROANA(クロアナ)!』

 

 その二枚を装填すると、待機音が流れてくる。

 

『As(アズ) above(アボーヴ), so(ソー) below(ビロー)……』

『As(アズ) above(アボーヴ), so(ソー) below(ビロー)……』

『I(アイ) will(ウィル) be(ビー) reborn(リボーン) as(アズ) a(ア) real(リアル) warrior(ウォーリア)……』

『I(アイ) will(ウィル) be(ビー) reborn(リボーン) as(アズ) a(ア) real(リアル) warrior(ウォーリア)……』 

 

ユニコン「ユニコン!」

ザ・サン「ザ・サン!」

 

 待機音が流れる中、2人の背後にはユニコンとザ・サン、ギガバハムとクロアナのカードが現れていた。

 2人は変身ポーズを取ると、叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

 そう言うと、セミアルトヴォークを操作する。

 

『『ガガガガッチャーンコ!』』

『プロミネンスホーン!』

『サンユニコーン!』

『ギャラクシーホール!』

『ブラックバハムート!』

 

 その音声が鳴ると、2人の姿が変わっていく。

 2人はそれぞれの仮面ライダーへと変身が完了する。

 

「「はっ!!」」

ジャマト達「ジャ〜っ!?」

 

 2人が波動のようなものを出すと、魔法使いジャマトとジャマトライダーはあっという間に消滅する。

 それをカズマ達が呆然としていると、2人はどこかへと向かう。

 

カズマ「俺たちも追うぞ!」

シン「お、おう!」

 

 カズマとシンは、2人の後を追う。

 その頃、カケル達は、湊翔とウィーンが拘束されたのもあって、劣勢気味だった。

 

ナイル「ハァァァァァ!」

「「「「うわぁぁぁぁぁぁ!?」」」」

 

 ナイルが魔法使いジャマト達と共に魔法を放つと、カケル達は外へと吹き飛ばされる。

 湊翔とウィーンも吹き飛ばされたが、引き続き拘束されていた。

 ナイルと魔法使いジャマトとカケル達が応戦する中、白夜が口を開く。

 

白夜「湊翔、待ってろ!」

 

『RISING(ライジング) STRIKE(ストライク)』

 

 白夜はレイズバックルを操作しながらそう言うと、両手に風と雷を纏わせて、湊翔とウィーンを拘束する鎖を解こうとする。

 

白夜「ハァァァァァ!!」

イアン「ふっ!」

 

 すると、イアンもやってきて、ヴァルバラッシャーにガッツショベルのカードを装填する。

 

『ガキン!』

『GUTSSHOVEL(ガッツショベル)!』


『ゴキン!』


『ヴァルバラッシュ!』

『TUNE(チューン) UP(アップ)!GUTSSHOVEL(ガッツショベル)!』

 

イアン「ふんっ。」

白夜「へっ。」

 

 お互いに鼻で笑うと、力を込める。

 

「「ハァァァァァ!!」」

 

 2人の攻撃によって、湊翔とウィーンの2人を拘束する魔法が解ける。

 だが、無茶をしすぎたのか、変身解除してしまう。

 

ウィーン「助かったわ。」

湊翔「ありがとうな。あとは任せろ。」

白夜「おう、行け……………湊翔!」

 

『GEATS(ギーツ) BUSTER(バスター) QB9(キュービーナイン)』

『ヴァルバラッシャー!』

 

 白夜とイアンが倒れる中、ウィーンと湊翔は礼を言うと、創世の力でそれぞれの武器を再び生み出す。

 

湊翔「ハァァァァァ!はっ!」

ウィーン「ふっ!ハアッ!」

 

 2人は、それぞれの武器でナイルに攻撃していく。

 ナイルは、剣を無数に生み出すが、湊翔とウィーンによって消される。

 だが、全てを消せたわけではなく、何本かは倒れている白夜とイアンの元に向かっていた。 

 

湊翔「あっ……………!?」

ウィーン「しまった……………!?」

 

 2人に剣が迫る中、剣は当たる直前に消えた。

 湊翔とウィーンが戦っていたナイルが持っていた剣も消えて、2人の攻撃を受けて倒れる。

 

ナイル「っ!?魔法が消えただと……………!?うっ!?」

 

 ナイルは、魔法が突然消えた事に困惑していると、二つの光がナイルの背後に降り立つ。

 その二つの光から放たれた波動によって、魔法使いジャマトは一掃された。

 その二つの光の正体は、エレナが変身した仮面ライダーマジェードと、プリムが変身した仮面ライダースプリームだった。

 マジェードは、頭部がユニコーンのような形状になっていて、スプリームはバハムートの様な形状になっていた。

 両方とも白を基調としており、マジェードはオレンジ色の、スプリームは黄緑色の結晶が組み込まれていた。

 

エレナ「私たちがいる限り、あなたの魔法は通用しない。」

プリム「その通りさ。」

カケル「エレナにプリム…………?本当にエレナとプリムなのか!?」

 

 2人がそう言うと、カケルはそう聞く。

 2人は頷くと、ナイルの方へと向かう。

 

エレナ「ふっ!ハアッ!」

プリム「はっ!ハアッ!」

ナイル「ぐっ!?ぐぁぁぁぁ!?」

 

 エレナとプリムは連携攻撃を行い、ナイルに攻撃していく。

 ナイルは、魔法を無力化されたというのもあって、一方的にやられていた。

 ナイルが倒れる中、2人はドライバーにそれぞれのアルケミストリングを翳す。

 

『アルケミスリンク』

 

 その音声が鳴ると、2人はスライディングをして、ナイルのバランスを崩すと、ドライバーのセミアルトヴォークを操作する。

 

『サンユニコーン!ノヴァ!』

『ブラックバハムート!ホール!』

 

エレナ「ハァァァァ…………!ハァァァァァ!!」

プリム「ふっ!ハァァァァァ!」

ナイル「グワァァァァァ!?」

 

 エレナは連続キックを、プリムはキックをして、ナイルから下がる。

 ナイルのウィザードマルガムは、2人の仮面ライダーのキックを受けて、大爆発を起こす。

 すると、街の人々が次々に目を覚ます。

 ウィザードマルガムが倒された事で、魔法が無力化されたのだ。

 

エレナ「………………ありがとう、お父さん。」

 

 エレナは父への感謝を呟く。

 その頃、ジャービルはというと。

 

ジャービル「……………託したぞ、未来を。」

 

 ジャービルはそう呟くと、どこかへと去っていく。




今回はここまでです。
今回は、エレナがマジェードに変身して、ウィザードマルガムを撃破するまでです。
いよいよ、覚醒しました。
仮面ライダーになる事を目指した少女は、一度は暗黒の破壊者にされるも、己の進む道を見出して、本当の仮面ライダーになりました。
そして、カズマ達の強化フォームも登場しました。
次回、湊翔とナイルの因縁が明かされる。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
いよいよ、ガッチャードも最終回ですね。
ヴァルバラド黒鋼が登場しましたが、この小説では、どんな感じに出しましょうか?
賢者の孫の世界は、迷惑系YouTuberといったのが存在しない上、アルティメット・マジシャンズが抑止力になる為、大した騒動にはならないと思いますので。
トワイライトマジェードと、ヴァルバラド黒鋼がどんな感じに登場するのか、下記から受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=316385&uid=373253
あと、この小説を、リメイクするかどうかを検討します。
その理由は、色々とリクエストが来ましたが、ヴァルバラド黒鋼みたいに、どうやって出すのかを考える必要が出てきたので。
リメイクするかどうかは、未定です。

フィニッシュを決めるのはどちらにするか

  • ギーツIX
  • ギーツワンネス
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