仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル、テンフォートレス

イアン=シグネット
マッドウィール、ガッツショベル、ゲキオコプター

クリア=テンフェクト
クロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン

プレデター
ベルゼイーター⭐︎

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト

ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎

ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎

エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、ユニコン、ザ・サン

ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎

ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー


第48話 どうする!?カケルとエレナが入れ替わっちゃった!!

アールスハイド王都 その路地裏

 

ジャマト「ジャ〜……………!」

 

 そこにいたのは、クロスウィザードやウィザードマルガムによって生み出された魔法使いジャマト。

 実はあの戦いの後も、小数が生き残っていたのだ。

 魔法使いジャマトが魔法を発動すると、魔法使いジャマト達が黒いモヤに包まれる。

 すると。

 

ウィザードマルガム「ジャァァァ!!」

 

 モヤが晴れると、魔法使いジャマトの一団が、新たなウィザードマルガムに変貌していた。

 その胸には、『II』と書かれたゼッケンがついていた。

 その翌日、カケル、エレナ、クリアはヴァンの元に訪れる。

 

ヴァン「来たな。」

カケル「早く、早く!」

 

 ヴァンがそう言うと、カケルはそんな風に言う。

 ヴァンは、ガッチャンコレクションパネルを取り出すと、展開する。

 そこには、2枚のライドケミーカードが装填されていた。

 

カケル「うぉぉぉぉぉ!!」

ヴァン「火星のケミーのファイヤマルスと、不死鳥のケミーのインフェニックスじゃ。言っておくが、扱いには気をつけろよ?」

カケル「分かってるよ。」

 

 カケルがそんな声を出す中、ヴァンはそう説明する。

 コズミック属性のレベルナンバー5のファイヤマルス、ファンタスティック属性のレベルナンバー5のインフェニックスを捕獲したのだ。

 すると、クリアとエレナが口を開く。

 

クリア「ヴァン殿。コズミックケミーとファンタスティックケミーは、未知の力を持っているんですよね?」

エレナ「カケルにはまだ早いんじゃ……………。」

 

 クリアとエレナの2人はそう言う。

 すると、カケルが口を開く。

 

カケル「は?早いってなんだよ!エレナだって、ザ・サンとユニコンで変身してただろ!俺だって、コズミックケミーとファンタスティックケミーと仲良くなりたいんだよ!」

エレナ「………ふーん、それでヴァン様に駄々捏ねたの?子供っぽい。」

カケル「そんな事ない!それに、言っとくけど、仮面ライダーとしては、俺の方がベテランだし!」

エレナ「でも錬金術師としては、まだまだでしょ?」

カケル「何をー!そういうエレナだって!」

エレナ「私はあの時よりも成長してるのよ!」

カケル「俺だって成長してるんだよ!」

 

 カケルはエレナのそんな言葉に反論する。

 すると、売り言葉に買い言葉と言わんがばかりに、2人は口論する。

 それを見ていたクリアは。

 

クリア「やれやれ………………。」

 

 クリアは呆れた様に首を振っていた。

 すると。

 

カケル「見てろよ!行くぞ!ファイヤマルス!インフェニックス!」

 

 カケルはそう言うと、ファイヤマルスとインフェニックスに触れようとした。

 すると、クリアからクロスウィザードが出てきた。

 

クロスウィザード「カケル、だめ!」

カケル「クロッち!?」

ファイヤマルス「マルス!」

インフェニックス「フェニックス!」

 

 クロスウィザードは出てきてそう言うが、カケルは触ってしまう。

 すると、ファイヤマルスとインフェニックスから光が出てくる。

 周囲の人たちは顔を覆う。

 しばらくして、光が晴れると。

 

カケル「何だったんだ今の……………ん?えっ?えっ?ええっ!?俺!?って………………あれ!?この声、俺じゃない!?」

 

 カケルは目を開ける。

 すると、視線の先に己がいる事に驚く。

 そして、何故かエレナの姿になっている事に驚いた。

 クロスウィザードが頭を抱える中、カケルは目の前の自分自身(?)に向かう。

 

カケル「あぁ…………!どうなってんだよ!?」

エレナ「私が目の前に……………!?もしかして、カケル!?」

カケル「そう俺!……………‥って事は!?」

 

 カケルがそう言うと、エレナはそう言う。

 カケルは己の体を見たり、鏡を見たりする。

 紛れもなく、エレナの体だった。

 

カケル「エレナ!?」

エレナ「えっ!?ちょっと待って!?これってもしかして………………!?」

カケル「俺たち……………!?」

エレナ「私たち……………!?」

「「入れ替わってる!?」」

クリア「うわぁ、なんか、既視感あるセリフ。」

 

 2人が困惑すると同時に、クリアは前世で見たある映画の事を思い出しながらそう呟く。

 すると。

 

シン「よお、待たせたな。」

オーグ「カケルにクラーク、クリアも来ていたのか。何をしている?」

エレナ「殿下!」

カケル「ちょっと色々とあって!」

シシリー「何があったんですか……………?」

マリア「えっ?どういう状況?」

クリア「それは説明するから……………。」

 

 そこにシン達もやってくる。

 様子がおかしいカケルとエレナの姿を見て困惑する中、クリアが説明する。

 

カケル「もう〜!どうなってんだよ!?手小さいし、髪も長いし!!」

クロスウィザード「ううん!」

クリア「どうしたの?」

 

 カケルがそう叫ぶ。

 ちなみに、シン達は口にはしなかったが、困惑していた。

 すると、クロスウィザードがファイヤマルスとインフェニックスを持って出てくると、ファイヤマルスが口を開く。

 

ファイヤマルス「マル!マ〜ルマル!」

クロスウィザード「ふむふむ………お前達は、互いの理解が足りない様だ。」

インフェニックス「フェニックス!」

クロスウィザード「2人の心がバラバラな間は、其方達を認める事は出来ない。その入れ替わりは、2人の心が重なり合った時に解けるであろう!その為には其方達の魂を共鳴させ、ポーズを揃えて、仮面ライダーに変身するのだ!…………だって。」

クリア「なるほどね……………。」

 

 クロスウィザードは、ファイヤマルスとインフェニックスの言葉を翻訳する。

 それを聞いたクリアが納得する中。

 

オーグ「ほう、随分と面白い事になっているな。カケル、エレナ。」

シン「オーグ!?」

マリア「ていうか、そんなに言ってたの?」

シシリー「たった一言喋っただけの様にしか見えないんですが……………。」

ヴァン「だから気をつけろと言ったんじゃ。こうなった以上、元に戻るのは簡単ではないぞ。」

 

 オーグがニヤリとしながら喋る中、シンはそう叫び、マリアとシシリーはそう話す。

 ヴァンは呆れ気味にそう言う。

 それを聞いたカケルは。

 

カケル「う〜ん……………要は、変身ポーズを揃えて、仮面ライダーになれば良いんだろ?簡単じゃん!な、エレナ!」

エレナ「そ、そうね!」

クリア「まあ、そんなに楽じゃないと思うけどね。」

 

 カケルがそう言うと、クリアはそう呟く。

 屋敷の外で、2人は変身しようとする。

 

カケル「よし、行くぞ!」

エレナ「うん。」

 

 2人はドライバーを装着して、変身ポーズを取ろうとする。

 だが……………。

 

カケル「変身!……………あれ?」

エレナ「変身!」

 

 カケルの方が早く言ってしまう。

 それを見ていたヴァンとプリムは口を開く。

 ちなみに、プリム達も協力する事になった。

 

ヴァン「2人とも、もっと気持ちを揃えるんじゃ!」

プリム「そうしないと、元に戻れないよ。」

カケル「うん!もう一回!」

 

 ヴァンとプリムがそう言うと、カケルはそう言う。

 再び行おうとするが。

 

エレナ「変身!」

カケル「変身!あれ!?」

 

 今度は、エレナの方が早く言ってしまうのだった。

 

カケル「ああ〜!ごめん!もう一回、もう一回!」

 

 カケルはそう謝る。

 だが……………何度も繰り返すが、上手くいかなかった。

 

カケル「エレナ!もっとこっちに合わせてよ!」

エレナ「カケルこそ!私はちゃんと合わせようとしてる!」

カケル「ああもう!髪が長くて鬱陶しい!!」

エレナ「ちょっと!髪をボサボサにしないでよ!セット大変なんだから!」

 

 2人はそんな風に言う。

 カケルが髪をボサボサにして、エレナが止めようとする中、ヴァンとプリムは別の方向に向いていた。

 

ヴァン「はぁ……………しょうがない、あやつらに頼んでみるかの。」

プリム「彼女にも手伝ってもらおうか。」

 

 2人はそう呟く。

 その後、ネーヴェ、イアン、ウィーンの3人が現れる。

 カケルがうんざりとした様な反応をすると、ネーヴェは口を開く。

 

ネーヴェ「二人とも気をつけ!」

ウィーン「話は聞かせてもらったわ。笑えないジョークだけど、今回は私達も協力させてもらうわ。」

イアン「何故俺まで………。」

ウィーン「静かに。………まずは、お互いの信頼関係を作る必要があるわね。それに合うのは……………これよ。」

 

 ネーヴェがそう叫ぶと、2人はそう言う。

 すると、ウィーンはバレーボールを取り出す。

 

カケル「えっ!?バレーボール!?」

ウィーン「海でやっていたマジカルバレー。それの魔法を使わない感じよ。」

ネーヴェ「ちなみにボールはシン君から借りた。」

 

 カケルがそう言う中、2人はそう言う。

 シン達は、見学していた。

 

オーグ「なるほどな。確かに、心を合わせるという点に関しては向いているかもな。」

シン「まあ、今回は魔法は込めないでやるけどな。あくまで、2人の息を合わせる為だし。」

 

 オーグとシンはそう話す。

 そして、バレーが始まる。

 

イアン「………行くぞ。」

カケル「よっしゃ来い!」

 

 イアンがそう言うと、カケルはそう叫ぶ。

 イアンからボールが投げられると、カケルはトスをする。

 

カケル「エレナ!」

エレナ「ふっ!………………低いわよ。」

カケル「ごめ〜ん!」

 

 カケルはトスをするが、エレナは打てなかった。

 カケルが謝る中、ウィーンが口を開く。

 

ウィーン「息を合わせなさい。タイミングを合わせて打つの。」

カケル「よっしゃ来い!もう一回!」

 

 ウィーンがそう言うと、カケルはそう叫ぶ。

 再び行うが、また打てなかった。

 

エレナ「今度は高いわよ……………。」

カケル「ごめん!」

 

 エレナがそう言うと、カケルはそう言う。

 何度も行うが、失敗していく。

 

エレナ「カケル……………。」

カケル「ごめん、ごめん!本当にごめん!……………あぁ〜これ思ってたより難しい〜!!」

 

 エレナがそう言う中、カケルは謝り、そう叫ぶ。

 すると、ネーヴェがエレナに話しかける。

 

ネーヴェ「エレナ。スパイクの時は、ボールが来た瞬間に、こうやって、ここで合わせるんだ。さぁもう一回。」

エレナ「う、うん…………。」

 

 ネーヴェは、エレナに指導を行っていく。

 それを見ていたカケルは。

 

カケル「あぁ〜………………!なんか、複雑だなぁ………………。」

シン「前途多難だなぁ。」

オーグ「しかし、これで大丈夫なのか?」

 

 カケルは体を摩りながらそう言うと、シンとオーグはそう話す。

 その後、カケルとエレナは、クロスウィザードに呼ばれる。

 

クロスウィザード「ウィ〜ヒッヒッヒッ〜!心を一つにするなら、やっぱり遊びが1番だよ!!」

シシリー「そうなんですか?」

イアン「そもそもバレーも充分遊びだと思うがな。」

ウィーン「そうかも知れないけど今は静かにして。」

マリア「ていうか、何する気なの?」

クロスウィザード「見ててよ!クリア!」

クリア「ええ。」

 

 クロスウィザードはそう言う。

 カケルとエレナが首を傾げる中、シシリーとマリアはそう言う。

 クリアとクロスウィザードは、何かを始める。

 

クロスウィザード「せ〜の!」

「「アルプス一万尺、小槍の上で、アルペン踊りを、さあ踊りましょう!ラ〜ンラララ〜ン!」」

カケル「おぉー!」

クロスウィザード「さあ、やってみて!」

 

 クリアとクロスウィザードは、アルプス一万尺を行う。

 2人の息はぴったりだった。

 カケルとエレナもアルプス一万尺を行う事に。

 ちなみに、この世界にアルプス一万尺は存在しないのだが、クロスウィザードが考えた遊びという事で、シシリーとマリアは納得している。

 

カケル「せ〜の!」

「「アルプすイち万ジャぁク…………こヤりノ────」」

マリア「全然息があってないわね。」

シシリー「ですね……………。」

 

 カケルとエレナは、息が合わなかった。

 2人は再び行い、クリアとクロスウィザードは、アルプス一万尺を続ける。

 それを見ていたイアンは。

 

イアン「……………非合理的だな。」

 

 そう呟いた。

 結局、その日は息が合わずに、帰る事になった。

 

カケル「ああ〜!もう!ノーガッチャ!!………でも、何で上手くいかないんだろ?俺、エレナとは息があってる方だと思ってたんだけど……………。」

エレナ「そうなの?」

カケル「えっ?違うの!?」

 

 カケルがそう言う中、エレナがそう言うと、カケルがそう反応する。

 すると、エレナが口を開く。

 

エレナ「まあ……………だって私たち、正反対な性格だし。」

カケル「まあ確かに。エレナはクールだよな。そこがかっこいいんだよな。」

エレナ「かっこいい?私が?」

カケル「そう!仮面ライダーになった時も、超かっこよかった!めっちゃ強かったし!」

 

 エレナがそう言う中、カケルはそう言う。

 すると、エレナが口を開く。

 

エレナ「そう……………そう見えてるんだ。」

 

 エレナはあまり嬉しそうにはそう言わず、カケルは首を傾げた。

 その後、エレナはカケルの部屋に入る。

 

エレナ「……………って、今は私がカケルなんだから、コソコソする理由はないのに。」

 

 エレナはそう呟く。

 すると、カケルの部屋の棚を見る。

 そこには、カケルの直筆だと思われるノートがたくさんあった。

 その中の一冊を開くと、そこには錬金術がどういうものだったり、魔法の事だったり、ケミーの特徴が書かれていた。

 

エレナ「……………意外と正反対じゃないのかも。」

 

 エレナはそう呟く。

 それと同時に、ある事を思い出す。

 

ヴァン『じゃがな、カケルは決して最初から出来ていたわけじゃないぞ。』


エレナ『…………………。』

ヴァン『そりゃあ、ミッシェルやワシらも教えたとはいえ、最初の頃は皆のように苦戦してばかりで、上手くいかないことばかりじゃった。だがあいつはそれでも腐ることなく鍛錬を続けた。ワシらの指導を受けている時だけでなく、誰も見ていないところでも黙々と反復練習を重ね、ワシらが教えたことを吸収して自分の力にしただけでなく、更に昇華させていった。』

ヴァン『………ワシが思うに、カケルが真に優れているところは、何事にも全力で取り組むだけでなく、自分にとって最善の方法を探求し、それを継続していくことだと思っておる。あやつは天才というよりも、天性の努力家と呼ぶのか正しいのかもしれんな。』

 

 前に、ヴァンと話した事を思い出した。

 それを思い出して、エレナは笑みを浮かべる。

 その頃、カケルはというと。

 

カケル「もう〜!やっぱり正反対かも!自分の家に入られたくないからって、部室に泊まれだなんて言うって!」

 

 カケルはそう愚痴る。

 カケルは今、アルフレッド先生の許可を得て、究極魔法研究会の部室で泊まっていた。

 すると。

 

カケル「ねぇ、ホッパー1!……ホッパー1?」

 

 カケルはホッパー1に同意を求めるが、居なかった。

 周囲を見ると。

 

ホッパー1「ホッパー!ホッパー!」

カケル「ダメ!それはエレナの荷物!」

 

 ホッパー1は、エレナの荷物に頭を突っ込んでいた。

 それを見たカケルは、ホッパー1を出す。

 すると、荷物が崩れる。

 

カケル「あぁー!ごめん!」

 

 カケルはそう謝ると、荷物を戻していく。

 すると、ある本が目に入る。

 それは、護身術や錬金術、魔法などの本だった。

 それを見ると同時に、会話を思い出す。

 

カケル『そう!仮面ライダーになった時も、超かっこよかった!めっちゃ強かったし!』

エレナ『そう……………そう見えてるんだ。』

 

 カケルはそれを思い出すと、エレナがあんな反応をした理由が分かった。

 

カケル「そういえば……………ドレッドを省けば、初めて仮面ライダーになって戦ったもんな。そりゃ、不安だよな。俺、エレナのこと、全然分かってなかった。」

 

 カケルはそう言う。

 無理矢理変身させられたドレッドを除けば、己の意思で変身したのはマジェードが初なのだ。

 カケルは本を開くと、ある紙が目に入る。

 

カケル「これって……………!ガッチャ!!」

 

 それを見たカケルは、そう言う。

 その翌日。

 

クロスウィザード「うぃ!それじゃあ2日目、行ってみよう!」

カケル「いくよ、エレナ!」

エレナ「ええ!」

 

 クロスウィザードはそう言う。

 2人は向き合うと、頷きあう。

 

「「せ〜の!アルプス一万尺、小槍の上で、アルペン踊りを、さあ踊りましょう!ラララ〜ン!ラララ〜ン!ラララ〜ン!」」

 

 2人は今度は息がぴったりあった。

 

カケル「よっしゃ!来たエレナ!」

クロスウィザード「やった〜!」

クリア「やるじゃない。たった一晩の間に、何があったのかしらね。」

 

 2人は嬉しそうにそう言い、クロスウィザードとクリアはそう言う。

 すると。

 

ヴァン「お前ら!」

ネーヴェ「マルガムが現れた!」

 

 そこにヴァンとネーヴェが現れる。

 2人はそう言う。

 その頃、ウィザードマルガムは。

 

ウィザードマルガム「ジャんジャか、ジャーん!大きくなぁれ!」

クリア「やめなさい!」

クロスウィザード「やめろ!」

 

 ウィザードマルガムは魔法を発動する。

 すると、クリアとクロスウィザードの声と共に拘束される。

 

カケル「あれってウィザードマルガム!?倒したはずだろ!?」

クロスウィザード「多分倒しきれなかったジャマトが合体したんだ!」

クリア「ここは私たちが抑えるから、早く変身して!」

 

 カケルがそう言うと、テックスソードに入ったクロスウィザードがそう言う。

 クリアがそう言うと、2人は頷く。

 

カケル「エレナ!」

エレナ「今の私たちなら、出来る!」

 

 2人はそう話すと、変身準備を始める。

 

『アルケミスリンク』

『HOPPER(ホッパー)1!』

『STEAMLINER(スチームライナー)!』

『UNICON(ユニコン)!』

『THE(ザ) SUN(サン)!』

 

 2人は、それぞれのライドケミーカードをドライバーに装填する。

 

『As(アズ) above(アボーヴ), so(ソー) below(ビロー)……』

『As(アズ) above(アボーヴ), so(ソー) below(ビロー)……』

 

 待機音が流れる中、2人は変身ポーズを取って、同時に叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

 そう言うと、ドライバーを操作する。

 

『ガッチャンコ!』

『ガガガガッチャーンコ!』

 

 その音声が鳴ると、2人から光が出てきて、お互いの体に入れ替わる。

 そして、ドライバーも変わって、変身が開始される。

 

『スチームホッパー!』

『プロミネンスホーン!』

『サンユニコーン!』

 

 カケルはガッチャード・スチームホッパーに、エレナはマジェード・サンユニコーンに変身する。

 

カケル「おお〜!元に戻った!やったな、エレナ!」

エレナ「良かった……………。」

クロスウィザード「2人の心が重なり合ったんだ!」

クリア「おっと?」

 

 カケルとエレナが元に戻った事に安堵する中、クロスウィザードがそう言うと、クリアから2枚のカードがカケルの方に向かう。

 インフェニックスとファイヤマルスだ。

 

インフェニックス「フェニックス!」

ファイヤマルス「マルス!」

 

 すると、その二体の姿が青を基調とした状態になる。

 

カケル「俺たちの事、認めてくれたんだな!」

 

 カケルはそう言う。

 すると。

 

ウィザードマルガム「動け!動け……………る!」

 

 ウィザードマルガムは、クリアの拘束を解く。

 それを見たカケルは。

 

カケル「よし!力を貸して!ファイヤマルス!インフェニックス!」

インフェニックス「フェニックス!」

ファイヤマルス「マールス!」

 

 カケルがそう言うと、その二体もそう答える。

 カケルは、ガッチャードライバーに装填する。

 

『INPHOENIX(インフェニックス)!』

『FIREMARS(ファイヤマルス)!』

 

 カケルはその2枚を装填すると、アルトヴォークを操作する。

 

『ガガガガッチャーンコ!』

 

 その音声が鳴ると、カケルの背後にインフェニックスとファイヤマルスのカードが現れる。

 

インフェニックス「フェニックス!」

ファイヤマルス「マールス!」

 

 インフェニックスは、ウィザードマルガムに体当たりした後、ファイヤマルスと共にカケルと合わさる。

 

『マーズフェニックス!』

 

 カケルは、ガッチャード・マーズフェニックスに変身する。

 エレナは、カケルの隣に並び立つ。

 

カケル「エレナ、一緒にあいつを倒そう!」

エレナ「うん!行こう、カケル!」

 

 2人はそう話すと、ウィザードマルガムへと向かっていく。

 

カケル「ふっ!はっ!」

エレナ「はっ!ハアッ!」

 

 カケルとエレナは、連携して攻撃していき、ウィザードマルガムに攻撃する。

 ウィザードマルガムは攻撃しようとするが、2人は同時にジャンプしながら躱す。

 ウィザードマルガムは攻撃するが。

 

「「さあ、踊りましょう!」」

 

 2人はそう言うと、アルプス一万尺の要領で手を交差させて、そのまま突き攻撃をする。

 

カケル「よぉ〜し!あれ!?」

 

 カケルは必殺技を決めようとするが、ある事に気づく。

 それは、腕の形状が丸なので、アルトヴォークを操作できない事だ。

 

カケル「これじゃ出来ない!?」

エレナ「大丈夫!」

 

 カケルがそう叫ぶと、エレナはジャンプしながら、アルトヴォークを操作する。

 

エレナ「よし!」

カケル「サンキュー!」

エレナ「うん!」

カケル「よし!グルグル…………!エレナ!」

エレナ「アタック!」

 

 カケルはエレナに礼を言うと、炎のボールを錬成する。

 それをトスすると、エレナはアタックをする。

 

ウィザードマルガム「ぶ、ブロック!」

エレナ「レシーブ!」

 

 ウィザードマルガムはブロックをすると、エレナはレシーブを行い、ハイアルケミストリングをアルケミスドライバーにスキャンする。

 

『アルケミスリンク』

 

 エレナは必殺待機状態にすると、カケルのドライバーと一緒に自分のドライバーも操作する。

 

「「ハァァァァァ!」」

 

 2人はポーズを取ると同時にジャンプすると、キックの体勢に入る。

 

『マーズフェニックス!フィーバー!』

『サンユニコーン!ノヴァ!』

 

 その音声が鳴ると、レシーブで上に上げていたボールを蹴ると同時に、ダブルライダーキックを行う。

 

「「アタァァァァァクッ!!」」

 

 2人がライダーキックを行う中、クリア達は固唾を飲んで見守る。

 

ウィザードマルガム「ジャ………ジャジャ〜!」

 

 2人のキックを受けたウィザードマルガムは爆発する。

 

カケル「ガッチャ!ほら、エレナも!」

エレナ「えっ!?が、ガッチャ!」

 

 2人はそんな風に話す。

 その後、高等魔法学院に向かい、授業を終えた後、究極魔法研究会の研究室に向かう途中で話をする。

 

エレナ「あのさ、カケル。私、改めて知ったの。あなたが……………。」

カケル「ごめん、エレナ!実は、昨日、エレナの本を見ちゃったんだよね。」

エレナ「えっ!?」

カケル「でも、あれを見て分かったんだ。俺、エレナが裏でいっぱい努力してるの知らなかったって。」

 

 エレナがそう言うと、カケルはそう言う。

 カケルが見た紙の中身は、自分が変身する仮面ライダーの名前や、決め台詞などのアイデアのメモだったのだ。

 

エレナ「見たの!?あれを!?」

カケル「うん!俺も、もっと努力しようって思ったよ!これからも一緒に頑張ろう、エレナ!まずは俺と一緒に、かっこいい必殺技の練習を……………!」

エレナ「………………バカッ!!」

 

───パァァンッ!!

 

 エレナがそう叫ぶと、カケルはそう言う。

 エレナが震えているのにも気付かずにそう言うと、エレナはカケルをビンタして、そのまま走り去っていく。

 

カケル「えっ!?エレナ!?何でビンタしたの!?何で!?何で!?もう!やっぱり、俺たち正反対かも〜!!」

シン「いや、そりゃそうなるだろ。」

オーグ「ふむ。からかいのネタが出来たな。」

マリア「あ〜あ。乙女を怒らせるからよ。」

シシリー「あははは………………。」

クリア「やれやれ。前途多難ね。」

 

 理由を分かっていないカケルはそう叫びながらエレナを追いかけるが、それを端から見ていたシン達はそんな風に話していた。

 その後、オーグはエレナを揶揄い、しばらくエレナは不機嫌になった。




今回はここまでです。
今回は、てれびくんハイパーバトルDVDの話です。
ガッチャード・マーズフェニックスが登場しました。
君の名はみたいなセリフも飛び出しました。
エレナはしばらく、不機嫌になりました。
次回は、オリジナルのレベルナンバー10であるクロスブレイバーの話になる予定です。
そして、運命の分岐点といえるオロチ事変も、もうまもなくです。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
現在登場しているタブー属性の錬金術師ですが、暴食以外にも出します。
現在案があるのは、色欲、強欲、憤怒となっています。
残りの嫉妬、傲慢、怠惰に関して、リクエストがあれば、活動報告から承っております。
色欲はエレナ、強欲はイアン、憤怒はミコと関わる予定です。
その為、冥黒の三姉妹に相当するキャラは出さない予定です。
トワイライトマジェードには、色欲のキャラが力を貸す感じになる予定です。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告から承っております。
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