仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

53 / 88
カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル、テンフォートレス、ファイヤマルス、インフェニックス

イアン=シグネット
マッドウィール、ガッツショベル、ゲキオコプター

クリア=テンフェクト
クロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン

プレデター
ベルゼイーター⭐︎

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト

ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎

ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎

エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、ユニコン、ザ・サン

ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎

ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー


第49話 勇気爆誕!正義のブレイバー

 ナイルの起こした騒動や、インフェニックスとファイヤマルスのゴタゴタが終わった後日。

 シン達は、ある場所に向かう事になった。

 

マリア「ええ!?例の商会、今日オープンなの!?」

クリア「ああ……………そういえば、そんな話があったわね。」

シン「ああ、もう朝から販売始まってるはずだよ。俺は婆ちゃんに学業優先しろって言われたから立ち会ってないけど。まあ、ナイルが起こした騒動のせいで、数日延期になったけどね。」

ユリウス「そうでござったな。」

マリア「シンの商会なのに、良いのそれ?」

シン「一応俺の肩書きは『取締役会長兼開発責任者』だってさ。」

 

 マリアがそう言うと、シンはそう言う。

 本来は、もうオープンしていたが、ナイルが起こした騒動の影響で、建物の安全を確かめると言う事で、オープンが延期された。

 

エレナ「確か、カケルもそんな肩書きがつけられたよね?」

カケル「ああ。俺はシンの補佐だってさ。」

マリア「何か凄いわね。じゃあ今から皆で行ってみましょうよ!」

シン「良いよ。俺は元々そのつもりだったし。」

ユーリ「ウチのお父さんは開店前から並ぶって言ってたわぁ。」

 

 エレナがそう聞くと、カケルはそう答える。

 そうして、カケル達はウォルフォード商会へと向かう事に。

 

クリア「あれ?この辺りって、こんなに人が多かったかしら?」

トール「いえ、商会の多い地域とは言え、ここまでは……………。」

セブンティア「大行列だな。」

アリス「さっきから気になってるんだけど…………この行列ってまさか…………。」

マリア「嘘でしょ?シンの商会ってまだ1区画先よ……………?」

 

 クリア達は、行列を見て、そう話す。

 そして、ウォルフォード商会の前に着くと。

 

シン「うわぁ…………!」

カケル「すげぇ……………!」

 

 2人はそう言う。

 何故なら、一つの建物にたくさんの人が入っていたからだ。

 

店員「いらっしゃいませー!!列の最後尾この先になりまーす!!」

店員「押さないで!順にお入り下さーい!!」

店員「ウォルフォード商会へようこそーーーー!!」

店員「整理券・購入許可証をお持ちの方は此方へ!!」

 

 店員が列の整理を行なっていた。

 それほどに大盛況だったのだ。

 

トニー「大盛況だねぇ。」

ギレーヌ「人がたくさんいますね。」

オーグ「何せ”魔王”がオーナーだ。国中から人が集まるだろう。」

 

 トニーとギレーヌの2人がそう言うと、オーグはそう言う。

 マリアは、シンとカケルに聞く。

 

マリア「実際何売ってんの?」

シン「一般販売しているのは洗浄機付きのトイレとか、氷の魔法を利用した冷蔵庫とか。」

カケル「後は、ビーチバレー用具とか、ジェットブーツとかだよ。」

 

 マリアがそう聞くと、シンとカケルはそう答える。

 すると、ある人たちがシンとカケルに話しかける。

 

トム「ああ!シン君にカケル君!やっと来た!!朝から引っ切り無しのお客さんでもう大忙しだよ!!」

 

 そこに居た1人の男性が2人に話しかける。

 ハーグ商会のトム=ハーグが居たのだ。

 

シン「トムさんも手伝いに来てくれたんですか!」

カケル「ありがとうございます。」

トム「代表のグレンから連絡が来てすっ飛んで来たよ!」

 

 シンとカケルがそう言うと、トムは笑いながらそう言う。

 すると、1人の男性が話しかける。

 

グレン「いやぁ、私もシン君とカケル君にこんな大役を任せれるなんて、思いもしなかったからね!ハーグ商会でトム代表に話を聞いた時は正直震えたよ!」

 

 その男性はそう言う。

 彼はウォルフォード商会代表のグレン=コーナー。

 元ハーグ商会経理でアリスの父親である。

 

アリス「お父さん大出世だもんね!経理からいきなり代表って!」

グレン「わははは!これもアリスとシン君とカケル君のお陰だよ!」

シン「グレンさんもロイスさんも、色々本当にありがとうございます。俺とカケルは経営に関してはさっぱりなもので……………。」

 

 アリスがそう言うと、グレンはそう言う。

 シンは、シシリーの兄であるロイスに話しかける。

 彼は今、ウォルフォード商会の専務を担当している。

 

ロイス「いやいや!此方こそありがとう!こんなやり甲斐のある仕事を任せてくれて!」

シシリー「うふふ、こんな溌剌としたお兄様初めて見ます。」

エレナ「そうね。」

 

 ロイスがそう言うと、シシリーはそう言い、エレナは頷く。

 すると、ナバル達がやってきた。

 

ナバル「あ!!魔王さん!!カケルさん!!ちょ……………コレ何ですのん!?」

シン「ナバルさん。」

カケル「えっと……………トイレですよ?」

ナバル「通信機だけで満足しとったら、このトイレ!!カールトンさんが言っとったのコレかいな!!とんだトイレ革命やがな!!是非コレもウチの商会に卸したってや!な!?」

商人「また抜け駆けかいなナバルさん!!」

 

 ナバルはそう叫ぶ。

 実は、ユーリはウォルフォード邸に付いているトイレの事をナバルに話していたのだ。

 それを聞いたシンは。

 

シン「えーと、詳しくはそこに居る方々に……………。」

ナバル「よっしゃ了解や!!スンマセーン!!」

シン「今の内に中入ろう……………。」

カケル「えぇ……………!?」

 

 シンはグレン達に対応を押し付けた。

 それを見て、カケルは引いた。

 カケル達が入った店内では。

 

シン「うわー、中も凄え人……………!」

カケル「これだけ人気があるって事は確かだな。」

 

 シンがそう言うと、カケルはそう言う。

 一旦解散となり、各々が自由行動をする。

 シン、カケル、シシリー、エレナ、マリアが歩いていくその道中。

 

ジークフリード「お!」

シン「あ!」

カケル「ジーク、クリス、ルーパー団長。」

シン「ジークにーちゃん達も来てくれてたんだ!」

ジークフリード「そりゃ、お前んちのトイレ事情知ってて来ねぇ奴は居ねーよ。」

  

 途中、ジークフリード、クリスティーナ、ルーパー団長と会う。

 2人がそう言うと、ジークフリードはそう言う。

 すると。

 

店員「洗浄機能付きトイレ売り切れでーーす!!」

 

 店員のそんな声が響く。

 どうやら、トイレが売り切れてしまったようだ。

 それを聞いたジークフリードは。

 

ジークフリード「何いいいいい!?そりゃねえよ!!じゃあ俺ら一体何の為にここに来たんだよ!?」

クリスティーナ「例の件を伝える為でしょう。」

ジークフリード「あ、そうだった。」

クリスティーナ「でも確かに、あのトイレが手に入らないのはショックですね……………。」

 

 ジークフリードがそう叫ぶと、クリスティーナはそう突っ込む。

 だが、すぐに2人共、落ち込んでしてしまった。

 それを見たルーパー団長は、呆れ気味に口を開く。

 

ルーパー「大袈裟だなお前ら。次入荷した時に買えばいいじゃねえか。」

ジークフリード「団長はアレ使った事ないからんな事言えるんスよ!!あの清らかに全てが流されていく感覚!!(水魔法だけど。)」

クリスティーナ「えも言われぬ心地良さ………。」

ジークフリード「それを自宅で体験出来ると思ったのに!!マジかよぉぉぉぉぉ!!」

ルーパー「そ、そんなにか……………。陛下もそんな事言ってたが……………まだ一部の王室にしか導入されてないしな。」

 

 ルーパー団長が呆れながらそう言うと、ジークフリードとクリスティーナはそう熱弁する。

 それを聞いたルーパー団長は、引き気味にそう言う。

 それを聞いたシンとカケルは。

 

シン「(仕方ない、ここは一肌脱ぐか。)カケル。」

カケル「分かった。」

 

 2人はそんな風に頷くと、異空間収納から、洗浄機付きトイレを出した。

 

シン「ジークにーちゃん、クリスねーちゃん、はいコレ。」

ジークフリード「ちょ!お前らそれは…………!!」

カケル「予備のトイレだよ。2人分あるから、使って。」

 

 シンとカケルがそう言うと、ジークフリードは一瞬笑みを浮かべるが、すぐに笑みを消す。

 

ジークフリード「…………イヤ!イカンイカン!!弟分から施しを受けてどうする!ここは兄貴分として我慢を……………!!」

シン(相変わらずチャラい癖にプライド高っけーなぁ……………。)

カケル「そこは素直に受け取ったら?」

 

 ジークフリードは、シン達から施しを受けるのはプライドが許さないと拒否しようとする。

 それを見ていた2人がそう思ったり、そう言う中、クリスティーナは口を開く。

 

クリスティーナ「ありがとう、流石はシンですね。お姉ちゃんは嬉しいです。カケルもありがとうございます。でも貰うのはダメです。ちゃんと料金は支払います。」

カケル「毎度。」

 

 クリスティーナは笑顔でそう言いながら2人の頭を撫でると、お金は払うと言う。

 すると、ジークフリードが口を開く。

 

ジークフリード「お前はぁ……………何あっさり受け取ってんだ!?」

クリスティーナ「何って、可愛い弟とその親友がお姉ちゃんの為に用意してくれたんですよ?好意をありがたく受け取って何が悪いのですか?バカですか?」

ジークフリード「んだとコラァ〜〜〜!!!」

 

 ジークフリードがそう言うと、クリスティーナはそう言う。

 それを聞いたジークフリードが歯軋りする中、カケルはルーパー団長に話しかける。

 

カケル「ルーパー団長もどうぞ。開発者の知り合いの特権って事で。」

ルーパー「いやぁ悪ぃな!まあそう言う事ならエンリョなく!」

ジークフリード「団長まで!!くっ……………シン!!カケル!!俺には!?」

シン「だからあげるって言ってんじゃん。」

 

 カケルがルーパー団長にトイレを渡すと、ルーパー団長は嬉々として受け取る。

 ジークフリードがそう叫ぶと、シンはそう言う。

 すると、クリスティーナが口を開く。

 

クリスティーナ「全く、何1つシンに勝てる要素もないのに何を意地張ってるんですか?」

ジークフリード「何をぅ…………!!」

クリスティーナ「魔法は勿論、財力まで。おまけにこんなに可愛い婚約者が居て。」

シシリー「はうぅ……………。」

 

 クリスティーナがそう言うと、ジークフリードはクリスティーナを睨み、シシリーは顔を赤くする。

 

クリスティーナ「フフ、可愛いですねぇ。シシリーさんも私を『お姉ちゃん』と呼んで良いですよ。」

シシリー「え…………お、お義姉様…………?」

 

”ズキュウウウン!!!”

 

 クリスティーナがシシリーにそう言うと、シシリーはそう言う。

 すると、クリスティーナは顔を赤く染める。

 

シン「……………?」

カケル「どうしたの?」

クリスティーナ「な…………何でしょう?『お義姉様』なんて呼ばれ慣れてるのに…………このくすぐったい感覚…………何かに目覚めてしまいそうな……………。」

シン「クリスねーちゃん?ちょ、変な気起こすの止めてよ!?」

カケル「どうしたんだろ?」

 

 シンとカケルがそう言うと、クリスティーナは新たな性癖に目覚めようとしていた。

 すると、ルーパー団長が話しかける。

 

ルーパー「おい。」

クリスティーナ「あっ!そうそう、大事な事を伝えるのを忘れてました。」

シン「大事な事?」

カケル「何かあったの?」

クリスティーナ「はい。実は、軍の方で定期的に討伐隊を編成して、魔物狩りを行っているのですが、今度の魔物狩りにあなた達、アルティメット・マジシャンズにも是非参加して欲しいんです。」

「「魔物狩り?」」

 

 ルーパー団長がそう言うと、クリスティーナはそう言う。

 シンとカケルがそう聞くと、クリスティーナは、シン達に魔物狩りに参加して欲しいと言う。

 それを聞いて、カケル達は首を傾げる。

 その後、全員で森に向かっていた。

 森に向かっていた理由は。

 

カケル「ガッチャ!これからよろしくな!ゴールドングリ!」

ゴールドングリ「ゴールドン!」

 

 カケルはケミーをガッチャして、話しかける。

 それは、どんぐりのケミーだった。

 

シン「結構集まってきたよな。」

マリア「確かにね。」

トニー「そのナイルとかの一件で、レベルナンバー10も、ファンタスティック属性とコズミック属性以外は集まったらしいしね。」

リン「戦力は集まってる。エレナも変身出来るようになったし。」

アリス「そうじゃん!エレナも変身出来るんでしょ!?」

エレナ「それなんだけど……………力を使い果たして、今は変身出来ない。」

 

 それを見ていたシン達はそう話す。

 アリスがそう聞くと、エレナはそう答える。

 マジェードへの変身は、消耗が激しく、先日のファイヤマルスとインフェニックスの一件で、力を使い果たしてしまったのだ。

 その為、変身は愚か、錬金術も使用が不可能になった。

 すると。

 

ビートルクス「ビート!」

リクシオン「シオン!」

テンフォートレス「フォートレス!」

ゼグドラシル「ゼグ〜!」

エクシードファイター「エクシード!」

ユーフォーエックス「ユーフォー!」

エックスレックス「レーックス!」

クリア「どうしたの!?」

カケル「レベルナンバー10が一斉に…………!?」

 

 すると、ビートルクスを始めとするレベルナンバー10のケミー達が一斉に騒ぎ出す。

 それにカケル達が困惑する中、クロスウィザードが出てくる。

 

クリア「どうしたの、クロッち?」

クロスウィザード「この感じは…………間違いない!レベルナンバー10のケミーが近くにいる!」

 

 クリアがそう聞くと、クロスウィザードはそう叫ぶ。

 それを聞いて、カケル達は驚く。

 

カケル「えっ!?どこにいるの!?」

シン「魔力探知には、反応はないが!?」

オーグ「ケミーは魔物とは違うからな。」

クロスウィザード「こっちに来る!」

 

 カケルとシン、オーグがそう言うと、クロスウィザードはそう叫ぶ。

 全員が一箇所に集まり身構えていると、足音が聴こえてくる。

 音のした方を見るとそこには、赤いマントを靡かせてキラキラと輝く青のメッキの鎧に兜には矢印が胸にはX字が描かれ、右手に剣を左手には盾を持っているケミーが現れる。

 そのケミーがこちらに近づいて立ち止まると、口を開く。

 

???「ブレ、クロス、ブレブレ、ブレイバー。」

クロスウィザード「初めまして、アルティメットマジシャンズの諸君、君達の活躍は聞いている。私はレベルナンバー10のケミー、クロスブレイバーだ。」

エレナ「クロスブレイバーって……………新たに生み出された、ジョブ属性のレベルナンバー10よ!」

オーグ「それで、我々に何の用だ?」

 

 クロスブレイバーの言葉を、クロスウィザードが通訳した。

 エレナがそう言う中、オーグはそう聞く。

 すると、クロスブレイバーが口を開く。

 

クロスブレイバー「ブレイバー!」

クロスウィザード「シン=ウォルフォード、カケル=パラケルス!君達に決闘を申し込む!」

シン「えぇ!?」

カケル「へぇ……………!」

 

 クロスブレイバーは、突然決闘を申し込む。

 それを聞いて、シン達が驚く中、カケルだけ興味深そうに呟いていた。

 クロスブレイバーは口を開く。

 

クロスブレイバー「ブレブレ、クロス、ブレイバー。」

クロスウィザード「二人とも凄腕の剣士だと聞いて、興味が出たんだ。もし私に勝てたら、君達の仲間になろう…………だってさ!」

トニー「僕が入ってないのは、少し悔しいかな……………。」

マーク「トニーさん……………。」

 

 クロスブレイバーがそう言うと、クロスウィザードが通訳をする。

 それを聞いたトニーは、剣士なのに自分が入っていない事に複雑な表情を浮かべて、マークはそう呟く。

 それを聞いたカケルは。

 

カケル「よし、分かった!その勝負、受けて立つ!」

シン「いや、即答かよ!?」

カケル「あぁ、アイツかなり強そうだから!戦って仲間にしたい!」

シン「はぁ〜仕方ねえなぁ、わかったよ俺も行く。」

シシリー「シン君、気をつけて下さいね。」

シン「おう。」

 

 カケルは即答する。

 シンが驚く中、カケルは興味深そうに笑みを浮かべエクスガッチャリバーを構えていた。

 そんなカケルに呆れながらも、シンも剣を構えていた。

 シシリーがそう言うと、シンはそう答える。

 しばらくの静寂の末、3人は駆け出していく。

 

カケル「ハァァァァァ!ふっ!」

シン「はっ!はあっ!」

クロスブレイバー「クロス!ブレ!」

 

 カケルとシンの2人は、連携して、クロスブレイバーと戦っていく。

 クロスブレイバーとは、互角に戦っていた。

 

クロスブレイバー「ブレブレ!ブレイバー!」

クロスウィザード「流石は医神の孫!強い勇気と覚悟がある!…………だって。」

カケル「あぁ、お前を仲間にしたいからな!」

ユーリ「本当に強いわねぇ、彼。」

オーグ「否応なく感じてしまうな。」

トール「そうですね。……………っ!?」

 

 クロスブレイバーの言葉をクロスウィザードが翻訳すると、カケルはそう言う。

 それを見たオーグ達は、そんなふうに話す。

 すると、街の方から叫び声などが聞こえてくる。

 

マリア「今のは!?」

アリス「街の方からだよね!?」

リン「まさか、マルガム!?」

ユリウス「その可能性があるでござるな。」

セブンティア「カケル!シン!マルガムが現れた!」

シン「マジかよ!?」

カケル「クロスブレイバー、ごめん!俺たち、行かないと!」

 

 マリア達はそう話す。

 マルガムが現れた可能性が高いと見たのだ。

 カケル達は、街の方へと向かっていった。

 クロスブレイバーも、カケル達の後を追う。

 街の方に到着すると。

 

???「ウォォォォ!金だ!もっと金をよこせぇぇぇぇ!!」

 

 そんな叫び声を上げるマルガムの姿があった。

 

オーグ「やはり、マルガムか!」

マーク「でも、マルガムだけじゃないっすよ!?」

オリビア「何でしょうか、周りにいるのは……………?」

エレナ「もしかして、新たに生み出されたオカルト属性のレベルナンバー9、リッチリッチーのマルガムじゃ!?」

クリア「リッチー…………なるほどね。リッチーなら、アンデッドを召喚出来てもおかしくないか。」

カケル「とにかく行こう!」

 

 オーグ達がそう言う。

 その周囲には、アンデッドと思われる存在が周囲の家から金品を集めていた。

 エレナはそう言う。

 あのマルガムは、リッチリッチーのマルガムなのだ。

 カケル達は、変身する体勢を取る。

 

HOPPER(ホッパー)1!

STEAMLINER(スチームライナー)

X(クロス) WIZARD(ウィザード)!レベルX・インストール・クリア!

CHEMYRIDE(ケミーライド)

W(ダブル)

BUILD(ビルド) SET(セット)

ZERO-ONE(ゼロワン)CHANGE (チェンジ)BULLET(バレット) RELOAD(リロード)

鎧武!

アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!

Standing(スタンディング) by(バイ) OK(オーケー) Are(アー) you(ユー) ready(レディ)

デジタルグロウ!

GENE(ジーン) MIX(ミックス) INSTALL(インストール)

 

 そんな感じに音声が鳴る中、カケル達は叫ぶ。

 

一同「変身!」

 

 そう叫んで、変身を開始する。

 

ガッチャンコ!

Xアップ!

スチームホッパー!

ウィザードXフォームアップクリア!

WIZARD(ウィザード)SCANUP(スキャンアップ)

EX-AID(エグゼイド)OPERATION(オペレーション) START(スタート)

LE()-LE()-LE()-LEGEND(レジェンド)

DRIVE(ドライブ)TYPE(タイプ)-SCARLET(スカーレット)

CHANGE(チェンジ) BULLET(バレット) SHOOT(シュート)

(アークル音)

ネクストW(ダブル)

カットアップ!

フルボトルウィッチ!クリエーター!

turn(ターン) up(アップ)

カイガン!オレ!

レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!

START(スタート) UP(アップ)

クロス!DOWNLOAD(ダウンロード)』
『レディ⋯⋯GO!

 

 カケル達は、それぞれの仮面ライダーに変身する。

 カケル達は、マルガムやアンデッドを倒していく。

 エレナは、周囲の人たちの避難誘導に当たる。

 

カケル「はっ!はあっ!」

 

 カケルは、身軽な動きでアンデッドやリッチーマルガムの攻撃を躱しながら、ガッチャージガンやガッチャートルネードで攻撃していく。

 

クリア「ふっ!はあっ!」

 

 クリアは、クロスウィザードの力や己の魔法を使って、アンデッドを倒していく。

 

シン「ハアッ!はっ!」

シシリー「ハアッ!てやっ!」

マリア「はっ!ハアッ!」

オーグ「ふっ!はっ!」

トール「はあっ!はっ!」

ユリウス「ぬんっ!ハアッ!」
トニー「ハアッ!でやっ!」
ユーリ「ハアッ!でやっ!」

アリス「ハアッ!でやっ!」
リン「フッ!はっ!」

マーク「ハアッ!でやっ!」

オリビア「はっ!ハアッ!」

 

 シン達は、それぞれの攻撃で、アンデッドを倒していく。

 

セブンティア「ふっ!ハアッ!」

ギレーヌ「てやっ!ハアッ!」

 

 セブンティアとギレーヌも、連携してアンデッドを撃破していく。

 カケルと戦っていたリッチーマルガムは。

 

リッチーM 「もっと、もっと…………金を寄越せー!」

カケル「そんなお金が欲しければ、コイツをくれてやる!力を貸して!ゴルドダッシュ!ゴールドングリ!」

ゴルドダッシュ「ダーッシュ!」

ゴールドングリ「ゴールドン!」

 


『GOLDDASH(ゴルドダッシュ)』


GOLDONGURI(ゴールドングリ)』


 

 リッチーマルガムがそう叫ぶ中、カケルはそう言うと、ガッチャージガンにゴルドダッシュとゴールドングリのカードをスキャンさせる。

 そして、ガッチャージガンのトリガーを引く。

 


『ガッチャージツインバスター!』


 

 その音声が鳴ると、ガッチャージガンからタイヤとドングリの金色のエネルギー弾を飛ばして、リッチーマルガムを怯ませる。

 

カケル「これで決める!」

 

 リッチーマルガムが怯む中、カケルはガッチャードライバーを操作する。

 待機音が流れる中、カケルは力を溜め、再びアルトヴォークを操作する。

 

スチームホッパー!フィーバー!

 

カケル「ハァァァァァ!」

リッチーM「ぐわぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 カケルはワイルドモードになって接近すると、ライダー状態に戻り、ライダーキックを放ち、リッチーマルガムを貫く。

 リッチーマルガムは爆発すると、爆煙からケミーが出てくる。

 

リッチリッチー「リッチー!」

カケル「ガッチャ!」

 

 リッチリッチーが現れる中、カケルはブランクカードを取り出して、封印しようとする。

 すると。

 

???「そうはさせないよ?」

カケル「えっ!?」

 

 そんな声と共に、リッチリッチーが何者かに捕まってしまう。

 その声がした方を向くと。

 

サー「やあ、転生者(イレギュラー)共。」

シン「サー・アルゴノーツ!?」

クリア「またあなたなの?」

オーグ「何のようだ。」

 

 そこに居たのは、サー・アルゴノーツだったのだ。

 シンやクリアは、うんざりとした表情を浮かべる。

 

サー「何の用だじゃないわよ!折角、リッチーのケミーが出たと思ったら、強盗なんてつまらない使い方をして!それにしても、ナイルは結局、桐ヶ谷湊翔を倒せなかったのね。」

シン「湊翔を知ってるのか!?」

オーグ「貴様、何者だ!?」

カケル「まさか…………この世界の存在じゃないのか!?」

サー「御名答。」

 

 サーはそう言う。

 ナイルと湊翔の名前が出てきて、カケル達はそう反応する。

 そこから、サーは語った。

 サーは湊翔達の世界の出身であり、汚されていくファンタジー世界に耐えきれず、理想のファンタジー世界を叶える為に、この世界にやってきたのだ。

 それを聞いて、全員が呆れ返っていた。

 

オーグ「その為にこの世界に来たのか…………。」

クリア「呆れたわね。」

シシリー「あなたこそ、この世界を破壊しているじゃないですか!」

カケル「あんた、何言ってんだよ!?リッチリッチーを放せ!!」

サー「うるさいわね!私がリッチーの正しい使い方を見せてあげる。冥黒に染まれ!」

リッチリッチー「リッチー!?」

 

 サーはそんな風に叫ぶ。

 シン達が困惑の表情を浮かべる中、カケルはそう叫ぶ。

 すると、サーはそう言うと、リッチリッチーを取り込み、リッチーマルガムへと変貌する。

 先ほどのリッチーマルガムとの違いは、先ほどのリッチーマルガムは、骨がクリスタルスカルの様なクリスタルでできて、目には宝石が埋まってマントも高級な感じてリッチなイメージだが、サーの変身するマルガムはマントはボロボロで目の宝石も無くなって骨もクリスタルではなく不気味な色をした骨で罅の入った魔石がついている魔法の杖を持っている。

 

シシリー「サーがマルガムに!?」

マリア「まだ終わってないって事!?」

サー「さあ、見せてやるわ!これが、リッチーの力よ!」

 

 シシリーとマリアがそう叫ぶと、サーはそう叫ぶ。

 すると、周囲にアンデッドが多数現れる。

 しかも、ただのアンデッドだけでなく、サーが生み出した魔物のアンデッドや、首が繋がっていない騎士のような存在が現れた。

 

セブンティア「大量だな……………。」

ギレーヌ「中には、やばそうなのがいますね。」

トール「中にマルガムや魔人が混じっていますよ!?」

サー「簡単な話よ。アンタ達が戦ってきた魔物や魔人、マルガムをアンデッドとして出したのよ。さあ、行きなさい!」

シン「来るぞ!」

 

 セブンティアやギレーヌ、トールがそう言うと、サーはそう言う。

 リッチーの能力で、アンデッドを大量に生み出したのだ。

 サーの号令と共にアンデッド軍団がカケル達に襲いかかってくる。

 カケル達は、応戦していく。

 

ケル「はっ!はあっ!」

 

 カケルは、身軽な動きでアンデッドの攻撃を躱しながら、ガッチャージガンやガッチャートルネードで攻撃していく。

 

クリア「ふっ!はあっ!」

 

 クリアは、クロスウィザードの力や己の魔法を使って、アンデッドを倒していく。

 

シン「ハアッ!はっ!」

シシリー「ハアッ!てやっ!」

マリア「はっ!ハアッ!」

オーグ「ふっ!はっ!」

トール「はあっ!はっ!」

ユリウス「ぬんっ!ハアッ!」
トニー「ハアッ!でやっ!」
ユーリ「ハアッ!でやっ!」

アリス「ハアッ!でやっ!」
リン「フッ!はっ!」

マーク「ハアッ!でやっ!」

オリビア「はっ!ハアッ!」

 

 シン達は、それぞれの攻撃で、アンデッドを倒していく。

 

セブンティア「ふっ!ハアッ!」

ギレーヌ「てやっ!ハアッ!」

 

 セブンティアとギレーヌも、連携してアンデッドを撃破していく。

 撃破できているかの様に見えたが……………。

 

トニー「こいつら、何度も何度も蘇ってくるね……………。」

ユリウス「キリがないでござる!」

アリス「ねぇ、これどうすんの!?」

リン「まずい。」

 

 トニー達は辟易しながらそう言う。

 アンデッドは倒しても倒しても、何度でも蘇っているのだ。

 これまでの経験上、何度も蘇る敵とは戦ったことがない。

 その為、苦戦を強いられていたのだ。

 

サー「ふん!いい気味だ!もっと強いな魔物を生み出してやろう!」

 

 サーはそう言うと、その場から離れる。

 それを見たクロスブレイバーは。

 

クロスブレイバー「ブレ!クロス!」

 

 クロスブレイバーは、サーの後を追う。

 

カケル「クロスブレイバー!?」

シン「カケル!お前はクロスブレイバーを追え!」

カケル「えっ!?でも……………!?」

オーグ「我々はこいつらに負けるほど弱くはない!行け!!」

クリア「ここは任せて!」

カケル「分かった!頼んだぞ!」

 

 カケルがクロスブレイバーに気づく中、シンはそう言う。

 カケルは後を追うのを躊躇うが、オーグとクリアがそう言うのを聞いて、カケルは後を追う。

 すると。

 

シシリー「あ、あれは……………!?」

マリア「カートがなったマルガム!?」

 

 シシリーはある存在を見て、体をすくませる。

 その理由は、目の前にいたのは、マンティスマルガムと、ポイゾナスマッシュルームマルガムだった。

 それはかつて、カート=フォン=リッツバーグが変貌した二体のマルガムだったのだ。

 シシリーがトラウマを思い出す中、シンが話しかける。

 

シン「シシリー、落ち着いて。あれにカートの意識は宿ってない!」

シシリー「えっ……………?」

シン「それに、俺が居るんだし、シシリーも強くなっただろ?」

シシリー「はっ……………!そうです。私はもう、あの頃の私じゃないんです!」

シン「その意気だ!」

 

 シンはそう言う。

 それを聞いて、シシリーは元気を取り戻す。

 そうして、シン達は戦闘を続ける。

 その頃、カケルが追いつくと、クロスブレイバーはサーと戦闘をしていた。

 

サー「こいつ!勇者のケミーだろうけど、私の邪魔をするのなら、容赦はしない!」

クロスブレイバー「クロスブレイバー!」

 

 サーがそう言うと、アンデッド軍団を差し向ける。

 クロスブレイバーは応戦していたが、次第に押されていく。

 カケルは、クロスブレイバーに加勢する。

 

カケル「大丈夫!?クロスブレイバー!」

クロスブレイバー「クロス!?」

サー「お前まで来たのか。ここで潰してやるよ!」

 

 カケルがそう聞くと、クロスブレイバーはそんな風に言う。

 サーはそう言うと、アンデッド軍団を差し向ける。

 

カケル「はっ!はあっ!」

クロスブレイバー「クロス!」

 

 カケルとクロスブレイバーは、それぞれの武器で、アンデッド軍団と戦っていく。

 だが、アンデッド軍団は際限なく現れ、次第に追い詰められていく。

 そして。

 

カケル「ぐぅぅぅ…………!うわっ!?」

 

 カケルは攻撃を受けて、強制変身解除する。

 それを見たサーは。

 

サー「ガッチャード。アンタもここまでね。ここで死んで、私のファンタジー世界の礎になりなさい!!」

カケル「まだだ!俺は最後まで諦めない!リッチリッチーは絶対に助ける!クロスブレイバーも!まだ決着がついてないからな!それに、ある狐の神様だって言ってたぜ?諦めなければ、いつか絶対に勝てるってな!」

サー「……………私の目の前で、あの男の話をするなぁぁぁぁぁ!!」

 

 サーは勝ち誇った表情でそう言う。

 だが、カケルは諦めていなかった。

 カケルが狐のフィンガースナップをしながらそう言う。

 湊翔から、アドバイスを受けていたのだ。

 それを聞いたサーは、激昂しながらアンデッドを差し向ける。

 

カケル「悪いけど、俺は諦めが悪いんだ!変身!」

 

 カケルは再びスチームホッパーに変身すると、エクスガッチャリバーで攻撃していく。

 カケルがエクスガッチャリバーで攻撃していく姿を見て、クロスブレイバーは何かを決めた表情を浮かべると、カケルの方へと向かう。

 

クロスブレイバー「ブレイバー!」

カケル「クロスブレイバー?」

クロスブレイバー「ブレ、ブレイバー!」

カケル「一緒に戦ってくれるのか?」

クロスブレイバー「ブレイバー!」

 

 クロスブレイバーがアンデッドを倒してカケルの前に着くと、カケルはそう聞く。

 それに対して、クロスブレイバーニッコリと頷く。

 

カケル「よし!一緒に戦おう!」

クロスブレイバー「ブレイバー!」

 

 カケルがそう言うと、クロスブレイバーはライドケミーカードに入る。

 そして、エクスガッチャリバーを変形して、ガッチャードライバーに装着する。

 

クロスオン!

 

 その音声が鳴ると、クロスブレイバーのカードをエクスガッチャリバーのエクスクロスリーダーに装填する。

 

マスタージョブ!

 

 その音声が鳴ると、背後にクロスブレイバーのカードが現れ、クロスブレイバーがポーズを取る。

 カケルは、アルトヴォークを操作する。

 

ガッチャンコ!X(エックス)

 

 その音声が鳴ると、変身が開始される。

 

X(クロス) BRAVER(ブレイバー)!スーパー!

 

 その音声が鳴ると、クロスブレイバーがアーマー状になって、装着されていく。

 スーパーガッチャード・クロスクロスブレイバーに変身した。

 

サー「何……………!?」

カケル「俺は……スーパーガッチャード………クロスクロスブレイバー!俺達の栄光をその目に焼き付けな!」

 

 サーが驚く中、カケルはスーパーガッチャード・クロスクロスブレイバーに変身すると、エクスガッチャリバーをサーに向けてそう告げる。

 サーが口を開く。

 

サー「姿が変わった所で私のアンデット軍団には敵わん!お前達、ソイツを倒せ!」

 

 サーが叫ぶと、アンデット達に命令する。 

 アンデッドが向かう中、カケルは。

 

カケル「ふっ!はあっ!」

 

 カケルは、エクスガッチャリバーを使った剣術と左手の盾で防ぎながらアンデット達を倒していくが、すぐに復活してしまう。

 

サー「これでも喰らえ!」

 

 それを見たサーが、巨大な魔力弾をカケルに放ち爆発する。

 

サー「これを喰らって、無事なわけが…………!?」

 

 それを見たサーは、勝利を確信する。

 だが、煙が晴れると、サーは驚愕した。

 カケルは盾を大きく分厚くして攻撃を無効化させた。

 サーが驚く中、カケルは口を開く。

 

カケル「一気に片付ける!」

 

 カケルはそう言うと、エクスガッチャリバーのトリガーを引く。

 

X(クロス) BRAVER(ブレイバー)!エクストラッシュ!

 

カケル「ハァァァァァ!」

 

 カケルは光を纏ったエクスガッチャリバーでアンデッドを一閃する。

 アンデッドは全て倒れた。

 

サー「なっ!?まだまだよ!行け、デュラハン!!」

 

 サーは驚きつつも、デュラハンを召喚する。

 カケルは、デュラハンと応戦するが、デュラハンは馬に乗ってこちらに近づき切り掛かり、カケルが避けると空中に浮いたデュラハンの頭部が魔力弾を飛ばしてくる、盾で防ぐ。

 

カケル「ちょっと面倒な相手だな。」

 

 カケルがそう呟く。

 デュラハンの特性に苦戦していた。

 すると。

 

エレナ「カケル!」

カケル「エレナ!?」

 

 そう言いながら、エレナがやってきた。

 それを見て、カケルが驚く中、エレナは口を開く。

 

エレナ「カケル、私も手伝う!変身は出来なくても、私も戦える!」

カケル「エレナ…………分かった!それなら、これ貸すから、アイツの頭をコイツらと一緒に頼めるか?」

 

 エレナはそう言う。

 それを聞いたカケルは、ガッチャージガンを渡して、バレットバーンとホークスターを召喚する。 

 

エレナ「うん、じゃあ私はこの子を!」

 

ケミーライズ!UNICON(ユニコン)

 

 エレナはケミーライザーを使って、ユニコンを召喚する。

 

カケル「サンキュー、エレナ!じゃあ行くぞユニコン!」

ユニコン「ユニユニ!」

 

 カケルはそう言うと、ユニコンに乗って、デュラハンと騎馬対決をしていく。

 

カケル「ふっ!はっ!」

 

 カケルは、エクスガッチャリバーを手に、デュラハンと戦闘を繰り広げていく。

 

エレナ「ふっ!はっ!」

 

 エレナはバレットバーンとホークスターと連携をして宙に浮いているデュラハンの頭を狙っていた。

 錬金術は使えなくても、魔法は使えるのだ。

 すると。

 

カケル「ハァァァァァ!」

ユニコン「ユニコン!」

 

 カケルとユニコンの攻撃によって、馬が倒され、デュラハンは落下する。

 すると、愛馬を奪われて、怒り心頭の状態で、カケルに切り掛かろうとする。

 だが、カケルはエクスガッチャリバーにユニコンのカードを装填して、突きの構えをしていた。

 そして、ホークスターに乗ったバレットバーンが魔力弾を撃ち落としてホークスターが体当たりで下に落下する。

 落下している頭にエレナがザ・サンのカードをスキャンして構えると。

 

「「ハァァァァァ!」」

 

UNICON(ユニコン)!ストラッシュ!

ケミーライズ!THE() SUN(サン)

 

 二人は必殺技やザ・サンの力を使って、同時にデュラハンを撃破した。

 それを見たサーは、狼狽する。

 

サー「デュラハンまで…………!?つ、次は……………!」

エレナ「させない!」

カケル「ハァァァァァ!」

 

 サーがまたアンデッドを召喚しようとする。

 だが、エレナが顔面に魔法を撃ち込み、サーが怯む中、カケルが盾を投げて杖を上に飛ばして、エクスガッチャリバーの刀身を錬金術を使って伸ばして杖を切断する。

 カケルは、ブーメランの様に戻って来た盾をキャッチした。

 

サー「わ、私の杖が!?」

カケル「さあ、後はお前だけだ!」

サー「えぇい!舐めるな!」

 

 サーが杖が破壊された事に驚く中、カケルはそう言う。

 サーはカケルに殴り掛かるが、カケルはそれを盾で防いだ。

 

サー「アイテテ…………!?」

カケル「はっ!」

 

 サーが痛がる中、カケルは盾で顔面を殴り、何度もエクスガッチャリバーで切り付けて、最後に蹴り飛ばす。

 

カケル「これで終わりだ!」

 

 カケルはそう言うと、エクスガッチャリバーをドライバーに装着して、アルトヴォークを操作して必殺技待機状態に入る。

 すると、周りに光の剣が複数顕現する。

 その光の剣をサーに飛ばし、体に刺して拘束して動きを止める。

 

サー「なっ!?動け!動け!!」

 

 サーは必死に踠くが、動けなかった。

 そんな中、カケルは再びアルトヴォークを操作する。

 

X(クロス) BRAVER(ブレイバー)!シャイニングフィーバー!

 

カケル「ハァァァァァ!!」

サー「ぐわぁぁぁぁぁ!?」

 

 カケルは、サーにライダーキックを放つ。

 それを受けたサーは、爆発する。

 すると、爆煙からリッチリッチーが現れる。

 カケルは今度こそ、リッチリッチーを封印する。

 

カケル「ガッチャ!これからよろしくな、リッチリッチー!」

リッチリッチー「リッチー!」

 

 カケルはリッチリッチーにそう話しかける。

 一方、サーはというと。

 

サー「まあ、リッチーの力でアンデッドの軍団にデュラハンを生み出して、勇者と戦えたから満足ね!」

 

 サーはそう言うと、そのまま逃走していく。

 戦いが終わった後、シン達も合流する。

 

オーグ「サーを倒したみたいだな。」

カケル「ああ!クロスブレイバーも仲間になったしな。」

マリア「相変わらず、すごいというか、何というか……………。」

トール「まあ、何とかなって良かったですよ。」

 

 オーグがそう聞くと、カケルはそう答える。

 マリアとトールがそう言う中、カケルは口を開く。

 

カケル「よし、クロスブレイバー!決闘の続きだ!」

クロスブレイバー「クロス!」

クリア「えっ!?」

アリス「せっかく仲間になったのに?」

オリビア「何でですか?」

 

 すると、カケルがクロスブレイバーに決闘の続きをしようと言う。

 クリア達が驚く中、アリスとオリビアはそう聞く。

 それを聞いたカケルは答える。

 

カケル「何言ってんだよ?それはそれ、これはこれだよ!まだ終わっていないから!そうだろうクロスブレイバー?」

クロスブレイバー「ブレイバー!」

カケル「ほら、アイツもやる気だぞ?シン早くするぞ!」

シン「はいはい、今行くから落ち着けよ。」

 

 カケルがそう聞くと、クロスブレイバーはそう答える。

 そうして、この日は決闘をして帰る事になったのだった。

 ただ、この時のカケル達は気づいていなかった。

 運命の分岐点が、すぐそこにまで迫っていたことを。

 その頃、サーはというと。

 

サー「いやぁ、あのリッチリッチーというの、いいよね。ますます欲しくなるよ。どうにか確保できないかな。」

 

 サーは誰かに話しかけており、その誰かは、首輪をつけた女性だった。

 サーが去る中、その女性は首輪に触れる。

 すると、カゲロウのケミーが寄ってきて、ネズミのケミーが頬擦りをして、オルゴールとゴーレムが合わさったケミーが音楽を流す。

 それを聞いた女性は。

 

???「ありがとうございます。(どうにか、彼らだけでも逃がせないかしら……………。)」

 

 その女性はそう呟く。

 果たして、その女性は何者なのか。




今回はここまでです。
今回は、オリジナルのレベルナンバー10である、クロスブレイバーの話です。
そして、新たなケミーであるリッチリッチーとゴールドングリが登場しました。
サーの所に居る女性とケミーの正体は。
そしていよいよ、運命の分岐点であるオロチ事変が始まります。
果たして、カケル達の運命は。 
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