仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル、テンフォートレス、ファイヤマルス、インフェニックス、ゴールドングリ⭐︎、リッチリッチー⭐︎、クロスブレイバー⭐︎、ドンホッパー9⭐︎、ホッピングッド⭐︎、サポードローン⭐︎、ジャマタノオロチ、ネミネムーン

イアン=シグネット
無し

クリア=テンフェクト
クロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン、ネコマタキメラ⭐︎

プレデター
ベルゼイーター⭐︎

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト

ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎

ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎

エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、ユニコン、ザ・サン

ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎

ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー、レプリマッドウィール、レプリゲンゲンチョウチョ、レプリホッパー1、レプリサーベライガー、レプリブッサソーリー、マッドウィール、ガッツショベル、ゲキオコプター

キビル&ジロソニア
グリルシファー⭐︎、レヴィアマーメイド⭐︎、ナガレスター⭐︎、ペガサストーム⭐︎、ファントムジョーカー⭐︎、テリジノクロー⭐︎


第58話 ミセリアの覚醒

 傲慢と嫉妬の錬金術師2人と応戦したカケル達。

 テリジノクローを先に捕獲されてしまい、実力の差を思い知る。

 その後、ウォルフォード邸に櫻井渚が訪問する。

 

カケル「渚……………だったな。どうしてここに?」

渚「ちょっと、君に用事があって。」

 

 カケルがそう聞くと、渚はそう答える。

 カケルは、渚の話を聞く事にした。

 

カケル「それで、どうしたんだ?」

渚「実は、前にカケルが霧君から渡された手紙について色々と調べてわかったことがあるから。はい。」

 

 カケルがそう聞くと、渚はそう言って、あるノートを渡す。

 

カケル「これは?」

渚「霧君に関する情報。色々書いてあるから確認して。あと霧君がこの世界で住んでいるログハウスのある森の地図をより正確に書いたから。」

 

 カケルがそう聞くと、渚はそう答える。

 カケルはそのノートを見ていく。

 ノートには異能探偵事務所のことや裏都市や探偵のレポートに、彼のミセリアを除く仮面ライダーの情報が書かれていた。

 

カケル「Wの左側にディケイドフィナーレって世界の終幕者の異名があるんだ…………あと、神の精霊とか、不老不死とか驚くことばかりだ。本当に……………リコ達を始めとして、君たちは何者なの?何で創世の力なんて大層なものを持ってる連中ばっかりなんだ?」

渚「あははは……………。」

 

 カケルはそのノートを見ながら、そう言う。

 リコ、ウィーン、プリム、渚、霧といった面々は、創世の力を持っている者が多い。

 世界の終幕者など、創神教という宗教を信じるこの世界の人たちからしたら、信じられないと言わんがばかりの物だ。

 実際、オーグなどは、リコ達が創世の力を使えるのは、まだ懐疑的に思っている部分もあるからだ。

 それを聞いた渚は、苦笑するしかなかった。

 その後、カケルはその森に向かう事にした。

 だが……………。

 

カケル「あれ?おかしいな。前にも同じ道を通ったような…………。」

 

 カケルはそう呟く。

 森の中は霧が出ており、方向感覚が狂ってしまうのだ。

 実際、霧の影響か、魔力探知が上手く機能しなかった。

 何度も来た道を戻ってしまう。

 すると。

 

ホッパー1「ホッパ!ホッパ!」

カケル「ホッパー1!?どこ行くんだよ!」

 

 ホッパー1がライドケミーカードから飛び出す。

 すると、ホッパー1は森の奥へ進み走り出す。

 カケルは、ホッパー1を追いかける。

 

カケル「ホッパー1、どうしたんだよ!?……………って!?」

 

 カケルはホッパー1にそう話しかけると、ある存在を見て、驚く。

 カケルの視線の先には、空へ浮くオカルト属性のレベルナンバー10のケミー、ユーフォーエックスがいた。

 

カケル「ユーフォーエックス!?あれは俺が捕獲したはず…… 別個体か?」

 

 カケルはそう言いながら、ガッチャードローホルダーを開き、そこにユーフォーエックスのカードが入っている事を確認した。

 そのユーフォーエックスは、カケルを見つめると着いてこいと訴えるかとように森の中を進んで行く。

 

カケル「おい、待てって!」

 

 カケルはそう言うと、ホッパー1をカードに戻して、ユーフォーエックスの後を追う。

 ユーフォーエックスが進んだ先にはログハウスがあり、前髪隠れの無性の少年が箒を使い周囲を掃いて掃除していた。

 すると、ユーフォーエックスは消えて、その少年はカケルに話しかける。

 

霧「あ、カケル君!来てくれたんだ!」

カケル「霧か?ここって…………?」

霧「僕が住む家だよ。」

カケル「そうか…………。」

 

 そこに居たのは、霧だった。

 カケルがそう聞くと、そのログハウスは霧の家だと分かった。

 

霧「せっかくだから、上がって行きなよ。森の中は魔物がよく彷徨いてるからね。」

カケル「ああ……そうするよ。(なんで、霧が魔物の存在を知っているんだ?)」

 

 霧はそう言うと、カケルは少し訝しげな表情を浮かべつつ、頷く。

 その理由は、霧が魔物の存在を認知している事だ。

 この霧は、何故か魔力探知が妨害される。

 その事に疑問を抱くも、霧は玄関の扉を開けて、霧に続いて、そのログハウスの中へ入る。

 リビングに着くとソファに座るカケル。

 

霧「飲み物持ってくるから待ってて。」

カケル「ああ。」

 

 霧はそう言うと、キッチンの方へと向かう。

 すると。

 

ホッパー1「ホッパ!ホパ!ホパ!」

 

 ライドケミーカードに封印されてるホッパー1がログハウス内で何かを感じカケルに訴え掛けていた。

 それを聞いたカケルは。

 

カケル「ホッパー1も感じたか。森の周囲には確かに魔物がいた。なのに、一切現れる気配もない。まるで、何かに警戒しているみたいだったな…………。」

 

 カケルはそう呟く。

 カケルも、目視で魔物を見つけていたが、現れる気配を感じなかった。

 その事に疑問を抱いていると、霧が口を開く。

 

霧「お待たせ。コーヒーでよかったかな?」

カケル「ああ、ありがとう。」

 

 カケルが考え事をしていると、トレイにマグカップを置いて持ってきた霧がリビングにやって来てテーブルに置く。

 カケルはコーヒーを飲むと、霧は口を開いた。

 

霧「ノートを拝見させてもらったよ。確かに渚の字だよ。」

カケル「そうなのか。でも、記憶喪失なんだろ?」

霧「その通りさ。でも、妹がいたことは覚えている。完全にはまだ思い出せないけどね。」

カケル「そうか。」

 

 霧は、カケルからノートを受け取って、そう言う。

 カケルがそう聞くと、霧はそんな風に答える。

 カケルが考え事をしていると、霧が話しかける。

 

霧「何か浮かない顔をしているけど、何かあった?」

カケル「いや、色々あってな。君が気にすることじゃない。」

霧「不安にさせるかもしれないから、聞かないことにするよ。もうすぐ暗くなるし、お風呂に入ってきなよ。リビングから真っ直ぐ進んで右に脱衣所があるから。」

カケル「ああ。そうするよ。」

 

 霧がそう聞くと、カケルはそう答える。

 霧はそう言うと、カケルはそう答えた。

 そうして、カケルはお世話になる事にした。

 脱衣所に向かい風呂に入り、出た後に夕飯を食べて、借りた空き部屋で就寝した。

 

カケル(それにしても…………本当に霧は何者なんだ?この世界の人間ではないのは確かだけど……………。)

 

 カケルは考え事をしていて、なかなか寝られずにいた。

 すると、霧が誰かとやり取りをする様な声が聞こえてくる。

 

カケル(話し声?誰とだ?)

 

 カケルは首を傾げると、霧の部屋へ向かう。

 カケルはチラリと様子を見ると、霧は鏡と向かって話をしていた。

 

カケル(なんだ、霧の奴、鏡と話して………。)

???「これ以上は時間がない。早く決断するんだ。」

霧「そんな!?早すぎるよ!」

 

 カケルは首を傾げた。

 側から見ると、鏡に話しかけている変わった人の様に見えるからだ。

 霧がそう叫ぶと、霧はカケルに気づいた。

 

霧「はっ!?カケル君………。」

カケル「おい、これは一体…………?誰と話してたんだ?」

 

 霧がそう言うと、カケルは霧にそう聞く。

 すると、霧は頭を抑えて、激しい頭痛に襲われる。

 

霧「来るな、来るな、来るな!」

カケル「おい!?どこ行くんだよ!?」

 

 霧はそう叫ぶとログハウスから出て行き、カケルは驚きつつも、霧を追いかける。

 すると、ユーフォーエックスが霧の目の前に現れる。

 

霧「はっ…………!?」

カケル「ユーフォーエックス!?」

 

 霧とカケルは、立ち止まる。

 すると、ユーフォーエックスは人の姿に変化していき、その姿は髪色は金色でガールズ&パンツァーのミカに似ていた。

 

カケル「ユーフォーエックスが人の姿になった!?どうなってるんだよ!?」

???「決断の時。霧、いや三角水王ミセリア。」

霧「そうだ……僕は…………。」

カケル「ミセリアって、まさか…………!?バディファイトの……………!?」

 

 カケルは、ユーフォーエックスが人の姿になった事に驚愕した。

 そのユーフォーエックスは、霧にそう話しかける。

 霧がそう呟く中、カケルはある事に気づいた。

 三角水王ミセリア。

 それは、前世にあったカードゲームの一つ、『フューチャーカード バディファイト』に登場するモンスターの一体で、ダンジョンワールドという異世界の角王と呼ばれる存在だった。

 すると、そのユーフォーエックスが話しかける。

 

ユナ「先程はすいません。私はユナ。そして、オカルト属性のケミー、ユーフォーエックス。彼に作られました。」

カケル「霧が……………!?どうなってんだ…………!?」

霧「すべて話します。」

 

 そのユーフォーエックスは、己の事をユナと名乗り、そう言う。

 霧がそのユーフォーエックスを生み出した事にカケルが困惑していると、霧はそう言う。

 その後、ログハウスのリビングに戻り、霧はカケルに全てを話す事に。

 

霧「僕は白鐘界人と朔間優の契約者の櫻井霧。優が氷竜キリになりたいと願い無性の青年になった存在。三角水王ミセリアの力も優の願いによって継承された。違いは性別が無性別であること。」

カケル「ミセリアの力を受け継いだのか…………。」

 

 霧はそう名乗り、そんな風に話す。

 彼が、三角水王ミセリアの力を受け継いでいた事も含めて。

 カケルがそう言う中、霧は話をする。

 

霧「ある時、夢の中の学校の音楽室で、スミレと名乗る少女と出会い、必ず再会すると約束して彼女から創世の力を与えられた。そして、何億年も輪廻転生を繰り返した。リコはその1人で僕も。今喋っているのは優の願いで、氷竜キリの人格を再現したに過ぎない。」

カケル「なるほどな……………それじゃあ、さっきのユーフォーエックスは?」

霧「ユナは僕が作ったケミーだ。ただ、ジョーカー。僕のバディだけは錬金術で作れなかった。」

 

 霧はそう言う。

 霧もまた、創世の力を与えられた存在であるのだ。

 カケルがそう聞くと、霧はそう言う。

 ジョーカーとは……………アイスブレイド・ジョーカーの事だ。

 その頃、ブライス達は。

 

ブライス「……………それで、話とは何だ?」

マリアP「ケミーは錬金連合で新たに開発したケミーだけではありません。」

ブライス「何?まだ、私の知らないケミーが存在するのか?」

 

 ブライスがそう聞くと、マリア・パラケルススはそう言う。

 ブライスがそう聞くと、マリア・パラケルススは魔術で魔法陣から白鐘界人と朔間優の契約者の櫻井霧/キングミセリアの映像が映し出される。

 

サルファー「これは…………!?」

マーキュリー「何でしょうか、あれは?」

マリアP「ジョブ属性のレベルナンバー10のケミー、キングミセリア。かつて、ダンジョンワールドに住む覚王…………三角水王ミセリアが自らの力でケミーへ進化した存在。優の生まれ変わりの1人でもあります。私の娘のその1人です。」

ブライス「ほう…………!面白いケミストリーが見られそうだ……………!」

サー「ふぅん……………。興味あるね。新たに生み出したこいつも試したいしね。」

 

 サルファーとマーキュリーがそう言う中、マリア・パラケルススとブライスとサーはそう言う。

 それを聞いていたキビルとジロソニアは。

 

ジロソニア「どうしましょうか、お姉様?」

キビル「放っておきなさい。」

 

 キビルとジロソニアは、介入しない事にしたそうだ。

 その翌日、街の噴水広場では。

 

霧「僕は一体、どうすれば…………。」

 

 霧は街の噴水広場のベンチに座りUFO-Xのライドケミーカードを見つめていた。

 すると、カケル達が現れる。

 

カケル「おーい!霧!」

霧「カケル君!みんな!」

渚「心配で来ちゃった。」

シン「それで、どうしたんだよ?」

 

 そこにカケル達が現れて、霧がそう反応すると、シンはそう聞く。

 すると、霧は口を開く。

 

霧「僕はこのままでいいのかな…………。この姿なのは、優が望んだ理想の自分になりたかったからなんだ。」

クリア「リコも貴方が望んだ姿だったのね。」

 

 霧はそう言うと、クリアはそう言う。

 それを聞いたシンは口を開く。

 

シン「理想の自分か。深く考える必要はなくね?」

霧「えっ?」

シン「自分は自分。それでいいんだよ。」

カケル「だな。霧は霧だ。」

霧「カケル君…………。」

 

 シンはそんな風に言うと、カケルもそう言い、霧はそう呟く。

 すると。

 

ブライス「下らない。理想などこれっぽっち価値もない。」

 

 そんな声が聞こえてきて、カケル達は振り返る。

 そこには、ブライス、サー、マリア・パラケルススの姿があった。

 

カケル「ブライス!」

サー「久しぶりね。」

クリア「サーまで!」

オーグ「マリア・パラケルススまでも現れるか……………!!」

マリアP「今日こそ、指輪とケミーカードを渡してもらいます。」

 

 それを見たカケル達はそう言う。

 マリア・パラケルススが指を鳴らすと、霧とブライス以外は、空間錬金術で別の場所に移動される。

 

霧「皆!」

ブライス「ようやく、2人きりになったな。」

 

 霧がそう言うと、ブライスはそう話しかける。

 2人は向かい合う。

 その頃、カケル達はと言うと。

 

マリア「えっ!?景色が変わったわよ!?」

エレナ「空間錬金術による転移……………!?」

アリス「えっ!?それって禁術なんだよね!?」

クリア「多分、マリア・パラケルススほどの実力者なら、問題ないって事でしょうね。」

トニー「つまり、マリア・パラケルススはそれほどの実力者という事かい?」

オーグ「だろうな……………。」

 

 突然風景が変わったのに驚く中、エレナはそう言う。

 アリスがそう言うと、クリアはそう言う。

 すると。

 

サー「これで、ゆっくり遊べるわね。」

マリアP「行きなさい。」

 

 サーとマリア・パラケルススの2人がそう言うと、マリア・パラケルススはアルミーを生み出す。

 すると。

 

Jスチームライナー「スチーム!」

リコ「皆、お待たせ!」

トール「リコ殿!」

 

 ジェネシススチームライナーが現れると、そこからリコが現れる。

 リコはカケルに話しかける。

 

リコ「メモリアから聞いたけど。霧君が見つかったの?」

カケル「ああ。でも今はそんな事言ってる場合じゃないみたいだ。」

サー「来たわね、忌々しい奴らめ…………!今回のは最高傑作よ。」

 

 リコがそう聞くと、カケルはそう言う。

 すると、サーは指を鳴らす。

 

ヒドラ「グギャアァァァァァッ!!!!」

シシリー「何ですか、あれは!?」

クリア「ヒドラ!?随分デカイ魔物を出してくれたわね。」

 

 そんな鳴き声と共に、何かのドラゴンが現れる。

 現れたのはヒドラだった。

 シシリーとクリアがそう言う中、サーは口を開く。

 

サー「三角水王ミセリア…………ダンジョンワールド。私としては相応しい世界。だけど、あんな生まれ変わりは認めないわ!」

シン「それって気に入ってるんじゃ……………。」

カケル「だよな……………。」

サー「うるさーい!このヒドラで貴方達を消して、この世界を、私の理想の世界へと変えるのよ!」

マリアP「では後は任せました。」

 

 サーはそんな風に言う。

 サーとしては、三角水王ミセリアやダンジョンワールドは気に入っているが、生まれ変わりというのは認めないとの事だ。

 シンとカケルがそう言うと、サーはそう叫び、マリア・パラケルススはどこかへと去っていく。

 ヒドラが咆哮する中、カケル達は変身準備に入る。

 

『HOPPER(ホッパー)1!』

『STEAMLINER(スチームライナー)!』

『クロスオン!』

『マスタージョブ!』

『X(クロス) WIZARD(ウィザード)!レベルX・インストール・クリア!』

『CHEMYRIDE(ケミーライド)』

『W(ダブル)!』

『BUILD(ビルド) SET(セット)』

『ZERO-ONE(ゼロワン)!CHANGE(チェンジ)BULLET(バレット) RELOAD(リロード)』

『鎧武!』

『アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!』

『Standing(スタンディング) by(バイ) OK(オーケー) Are(アー) you(ユー) ready(レディ)?』

『デジタルグロウ!』

『GENE(ジーン) MIX(ミックス) INSTALL(インストール)!』

『GENERATION(ジェネレーション)!』

『HOPPER(ホッパー)1!』

『STEAMLINER(スチームライナー)!』

 

 そんな感じに音声が鳴る中、カケル達は叫ぶ。

 

一同「変身!」

 

 そう叫んで、変身を開始する。

 

『ガッチャンコ!X(エックス)!』

『X(クロス) BRAVER(ブレイバー)!スーパー!!』

『Xアップ!』

『ウィザードXフォームアップクリア!』

『WIZARD(ウィザード)!SCANUP(スキャンアップ)』

『EX-AID(エグゼイド)!OPERATION(オペレーション) START(スタート)』

『LE(レ)-LE(レ)-LE(レ)-LEGEND(レジェンド)』

『DRIVE(ドライブ)!TYPE(タイプ)-SCARLET(スカーレット)!』

『CHANGE(チェンジ) BULLET(バレット) SHOOT(シュート)』

『(アークル音)』

『ネクストW(ダブル)!』

『カットアップ!』

『フルボトルウィッチ!クリエーター!』

『turn(ターン) up(アップ)』

『カイガン!オレ!』

『レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』

『 START(スタート) UP(アップ)』

『クロス!DOWNLOAD(ダウンロード)!』

『エクストリームガッチャンコ!』

『スチームホッパー!』

『ジェネシスガッチャード!』

『レディ⋯⋯GO(ゴー)!』

 

 カケル達は変身して、ヒドラと応戦していく。

 その頃、ウィーンとプリムは。

 

プリム「リコ達の元へ急がないと。」

ウィーン「ええ。」

マリアP「行かせませんよ。」

 

 2人はリコ達の元に急ごうとしていたが、2人の目の前に、マリア・パラケルススが現れる。

 

ウィーン「マリア・パラケルスス!?」

マリアP「貴方達の相手は私です。」

 

 ウィーンが驚く中、マリア・パラケルススはそう言う。

 すると、マリアの前に何かが現れる。

 それは、土人形の様な物だった。

 

ウィーン「ゴーレム……別個体。相変わらず容赦ないわね。」

プリム「どうやら、カケル達の所には行かせないみたいだ。」

 

 それを見た2人はそう言う。

 現れたのは、ゴーレムと呼ばれる存在だった。

 2人は変身を開始する。

 

『アルケミスリンク』

 

 プリムがドライバーにネオアルケミストリングをスキャンすると、2人ははそれぞれのカードを装填する。

 

『SHARKWHEEL(シャークウィール)!イグナイト!』

『DAIOHNI(ダイオーニ)!イグナイト!』

『GIGABAHAM(ギガバハム)!』

『KUROANA(クロアナ)!』

 

 ウィーンとプリムはドライバーにそれぞれのカードを装填する。

 

『I(アイ) will(ウィル) be(ビー) reborn(リボーン) as(アズ) a(ア) real(リアル) warrior(ウォーリア)……』

『I(アイ) will(ウィル) be(ビー) reborn(リボーン) as(アズ) a(ア) real(リアル) warrior(ウォーリア)……』

 

 その待機音が流れる中、2人は叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

 そう言うと、それぞれのドライバーを操作して、変身を開始する。

 

『ガッチャーンコ!What's(ワッツ) up(アップ)!?』

『ガガガガッチャーンコ!』

『ドンヴァルバラド!』

『斬リ捨テ SHINOBI(シノビ)!』

『ギャラクシーホール!』

『ブラックバハムート!』

 

 3人はそれぞれの仮面ライダーに変身して、ゴーレムと戦闘していく。

 その頃、霧とブライスは。

 

霧「何が目的だ?僕をマルガムにして、カケル達を倒すつもりなのか?」

ブライス「お前はこの世界をどう思う?」
霧「……………。」

 

 霧はそう聞くと、ブライスはそう聞いてきて、霧は無言でブライスを見つめる。

 すると、ブライスは口を開く。

 

ブライス「世界は魔人と人間が争い、いずれ滅ぶ。モンスターで創造神である貴様は、私の気持ちが理解できるだろう。」

霧「僕は今まで色んな時代を旅して色んな事を体験し亡くなった人達も決して忘れない。僕は魔人も人間も共に共存できる世界を創って見せる!」

ブライス「……………交渉決裂か。」


 ブライスはそんな風に言う。

 現状、人間と魔人が争いをしているのだ。

 そんなブライスに対して、霧はそう言う。

 それを聞いたブライスは、金色のアルケミストリングを使うと、マリア・パラケルススが生み出した物と同じゴーレムを錬成する。

 霧は剣を錬成する。

 その頃、カケル達はというと。

 

カケル「ふっ!はあっ!」

クリア「はっ!ハアッ!」

シン「はっ!ハアッ!」

シシリー「ハアッ!てやっ!」

マリア「はっ!ハアッ!」

オーグ「ふっ!はっ!」

トール「はあっ!はっ!」

ユリウス「ぬんっ!ハアッ!」

アリス「はっ!はあっ!」

リン「ふっ!はっ!」

トニー「ハアッ!でやっ!」

ユーリ「ハアッ!でやっ!」

マーク「ハアッ!でやっ!」

オリビア「はっ!ハアッ!」

セブンティア「ふっ!ハアッ!」

ギレーヌ「てやっ!ハアッ!」

リコ「はっ!ハアッ!」

 

 カケル達は、連携してヒドラに攻撃していく。

 カケル達の連携に、ヒドラは押され気味だった。

 

サー「はっ!?アンタ達、どんだけ強くなってるのよ!?」

オーグ「悪いな。キビルなどを始めとする錬金術師達に負けて、私たちも鍛えているのだ。」

シン「それに、あいつらの強さに比べたら、こいつなんてまだマシだろ。」

サー「あいつら……………!!」

 

 サーは、いつの間にかカケル達が強くなっている事に驚いていた。

 オーグ達は負けた後、強くなるべく、特訓をしていたのだ。

 ネーヴェの協力の元。

 その為、ヒドラでは相手にならなくなっていた。

 

カケル「これで決める!」

リコ「私も行くよ!」

シン「ガッチャーイグナイター!?何でリコも持ってるんだよ!?」

リコ「私も持ってるの!イグナイターは!」

マリア「もはや何でもありね…………。」

 

 カケルはそう言うと、ガッチャーイグナイターを取り出す。

 リコもガッチャーイグナイターを取り出す。

 2人はガッチャーイグナイターのイグナイトチャッカーのレバーを降ろす。

 

『ガッチャーイグナイター!』

 

 その音声が鳴ると、待機音が流れてきて、ドライバーに装填する。

 

『ターボオン!』

 

 その音声が鳴る中、アルトヴォークを操作する。

 

『ガッチャンコ!ファイヤー!』

『スチームホッパー!アチーッ!』

 

 カケルとリコは、それぞれのファイヤーガッチャードへと変身する。

 そして、2人がアルトヴォークを操作すると、ファイヤーガッチャードは腰からガッチャーアンカーが出現して地面に突き刺さり、ファイヤードッカーンから炎が出てくる。

 ファイヤーガッチャードジェネシスはマントのジェネシスリングアフターバーナーから青炎が放出される。

 

シン「させねぇよ!」

エレナ「ええ!」

オーグ「これでも喰らっていろ!」

セブンティア「ハアッ!」

 

 ヒドラが攻撃しようとするが、シン達によって阻まれる。

 すると、2人の炎がオレンジから青白い炎へと変化すると、2人はアルトヴォークを操作する。

 

『スチームホッパー!バーニングフィーバー!』

 

「「ハァァァァァ!」」

 

 カケルとリコのライダーキックがヒドラに炸裂して、ヒドラを貫く。

 それを受けたヒドラは、爆発する。

 

サー「ヒドラが……………!?くっ…………!覚えていなさい!」

 

 それを見たサーは、そんな捨て台詞を吐いて逃走する。

 その頃、ウィーンとプリムは。

 

『ドンヴァルバラッシャー!』

 

ウィーン「ふっ!はあっ!」

プリム「はっ!ハアッ!」

 

 ウィーンとプリムは、ゴーレムと応戦していた。

 ウィーンは紫色の残光を残しながら高速移動を行い、ゴーレムを吹き飛ばす。

 プリムは素早く動き、ゴーレムを翻弄する。

 

ウィーン「ハアッ!」

 

 ウィーンはニンジャークジョーズを使ってゴーレムを地面に埋め込ませる。

 そして、ニンジャークブラスターで銃撃を行う。

 そこから、脳人レイヤーと呼ばれる空間を生み出して、バネを使って動き回り、ゴーレムに接近して、ディスクを3回回転させる。

 

『ガキン!』

『ガキン!』

『ガキン!』

『ゴキン!TUNE(チューン) UP(アップ)!!』

『ヴァールバラ斬、ヴァルバラ斬!ヴァールバラ斬、ヴァルバラ斬!…』

 

 ディスクが3回回転すると、そんな待機音声が流れる。

 ウィーンはそう叫びながら、トリガーを引く。

 

ウィーン「ドンヴァルバラッシャー・村雨忍法!」

 

『必殺奥義!ヴァルバラ!斬!!』

 

 ドンヴァルバラッシャーのトリガーを押すと、ドンヴァルバラッシャーに七色の光が纏う。

 その光を纏ったドンヴァルバラッシャーでゴーレムをぶった斬り、そのゴーレムは爆散する。

 

ウィーン「鬼退治……完了。」

 

 ウィーンはそう呟く。

 プリムは腕のギガホールアームの無限の多元宇宙を飲み込むブラックホールであるスプリームホールを生成する機能を使い、ゴーレムの溶岩から避けながらガッチャートルネードで、接近し斬り裂く。

 

ゴーレム「グオッ!?」

プリム「これで行くよ!」

 

 ゴーレムが怯む中、プリムはガッチャートルネードのガッチャースピンに、スマイルプリキュアの1人であるキュアビューティのキュアケミーカードを装填する。

 

『ケミーセット!』

 

 その音声が鳴ると、ベクトブレードに冷気が纏われ、巨大な刃に変化する。

 それで、ゴーレムを斬り裂く。

 

『ケミースラッシュ!』

 

プリム「はぁっ!」

 

 それを受けて、ゴーレムは膝をつく。

 その隙に、ネオアルケミストリングをドライバーにスキャンする。

 

『アルケミスリンク!』

 

プリム「これで、決める!」

 

 ゴーレムは何とか立ち直り、両拳から周囲に錬成した溶岩を立て続けに発射していく。

 だが、プリムはそれを高速移動で避けると、スプリームドライバーのネオアルケミスリンカーにネオアルケミストリングを1回かざす。

 プリムは回し蹴りで、ゴーレムを上空に飛ばして、スプリームドライバーのセミアルトヴォークを操作する。

 

『ブラックバハムート!ホール!』

 

 その音声が鳴ると、右腕を下ろし人差し指と中指の間からブラックホールであるスプリームホールを生成してゴーレムに向かって放つ。

 それに吸収されたゴーレムは粒子分解させられて、消滅する。

 

ウィーン「終わったみたいね。」

プリム「ああ。リコ達の所に急ごう。」

 

 2人はそう話すと、リコ達の元に向かう。

 そんな中、霧はというと。

 

霧「ふっ!はっ!」

 

 ゴーレムは霧に襲い掛かり、霧はジェネシスアルケミストリングで賢者の石を嵌めた魔剣を錬成し、対抗する。

 だが、ゴーレムは霧をあっという間に追い詰めていく。

 ゴーレムによって魔剣が溶かされて、霧は首を絞められる。

 

霧「がっ…………!?ぐっ……………!?」

 

 霧はそんな呻き声を出す。
 そこにカケルとログハウスで過ごした記憶や妹の渚と過ごした記憶がフラッシュバックする。
 霧はゴーレムの拳を喰らって地面に叩き伏せらせる。


霧「助けてくれ……ジョーカー…………!」


 霧はそう呟くと涙を流し、ジェネシスアルケミストリングにその涙がかかる。

 すると次の瞬間、眩しい光が発生する。

 

ブライス「くっ……………!?何が起こっている…………!?」

 

 突然の光に、ブライスは顔を覆う。

 すると、アイスブレイド・ジョーカーの幻影が現れる。

 

霧「ジョーカー……………!?」

アイスブレイド・ジョーカー「私はいつも君と共にある。ミセリア。」


 霧がそう言うと、アイスブレイド・ジョーカーの幻影はそう言う。

 すると、アイスブレイド・ジョーカーの魂がクロスウィザードへ再錬成され、ブランクカードに封印される。

 すると、霧(氷竜キリ)が所持していたダンジョンドライバーが別のドライバーに再錬成される。


『MISERIA(ミセリア) DRIVER(ドライバー)!』

 

 その音声が鳴ると、新たなドライバーが現れる。

 そのドライバーは、ガッチャードライバーをベースにした物だった。

 霧はそのドライバーを腰に装着して、カードを取り出す。

 

霧「力を貸してくれ、ジョーカー。」

 

 霧はそう言うと、二枚のカードをドライバーに装填する。

 

『X(クロス) WIZARD(ウィザード)!』

『KING(キング) MISERIA(ミセリア)!』

 

 その音声が鳴ると、待機音が流れてくる。

 すると、霧は口を開く。

 

霧「変身」

 

『ガッチャーンコ!フュージョン!』

『 LOST(ロスト) END(エンド) WORLD(ワールド)!DEVIL(デビル) X(クロス) MISERIA(ミセリア)!』

 

 その音声が鳴ると、霧の姿が変わっていく。

 仮面ライダーへと。

 

ブライス「貴様……………何者だ?」

霧「字は仮面ライダークロスミセリア。僕は全てを統べる魔王だ。」

ブライス「ほう…………!どれほどの力なのか、見てやろう。やれ。」

 

 ブライスがそう聞くと、霧はそう答える。

 ブライスはそう言うと、ゴーレムに攻撃の指示を出す。

 すると、ゴーレムはクロスミセリアに向かって走り出し拳で殴ろうとする。

 だが、霧は目次録の魔法を発動し、絶対防壁の魔法で生成された魔法陣で拳が防がれ反射される。

 

ゴーレム「グオォォォォォッ!」

 

 ゴーレムはそう叫ぶと、岩を生成して霧を取り囲む。

 だが、霧は慌てずに指を鳴らす。

 すると、岩の空間はマグマへと変化し溶解される。

 

ブライス「何……………!?」

 

『ガッチャートルネード!』

 

 ブライスが驚く中、霧はガッチャートルネードを錬成する。

 霧はガッチャースピンにアッパレブシドーのライドケミーカードを装填する。

 

『ケミーセット!』

 

霧「ハァァァァァ!」

 

『ケミースラッシュ!』

 

 その音声が鳴ると、霧はそう叫ぶ。

 ベクトブレードに死の冷気を纏わせて巨大な刃へ変化させ、ゴーレムを斬り裂く。

 ゴーレムは吹き飛んでいく中、霧は全身各部を纏うマントであるクロスミセリアマントを水と同化してゲル状に変化しゴーレムの周りを回って変幻自在な攻撃を繰り出す。

 

ブライス「なんて、素晴らしいCHEMISTRYだ……!?」

 

 ブライスはクロスミセリアの力に感動し興奮していた。

 霧はゲル状態を解除すると、口を開く。

 

霧「本当に似ているよ。冥黒王に作られた人造人間(ホムンクルス)に。錬金術だけを求め力を我が物にすることしか考えてない。」

ブライス「黙れ!貴様に分かるものか!世界を黄金に変えることが私のCHEMISTRYだ。錬金術の始まりは無機物を金に変えてきた。それこそが、正しい歴史なのだ!」

 

 霧はそう言うと、ブライスはそう叫ぶ。

 それに対して、霧は口を開く。

 

霧「錬金術はお前の玩具じゃない!錬金術は大いなる力だ。正しく、ルールを守り、希望を照らす為に使う。」

ブライス「やはり貴様もあの男と同じ……ふんっ!」

 

 霧はそう言う。

 それを聞いたブライスは顔を顰めると、魔法を霧に放つが、魔法陣で防がれてしまう。

 

霧「叶えてみせる。魔人と人間が共に暮らせる世界を!かつてのあの世界のように!」

 

 霧はそう言う。

 霧の脳裏には、ダンジョンワールドにいた頃が写っていた。

 ミセリアドライバーのセミアルトヴォークを再度操作して必殺技を発動させる。

 

『 X(クロス) MISERIA(ミセリア)!アポカリプスフィーバー!』

 

霧「はぁぁぁぁっ、はぁーっ!」

 

 “大魔法 アポカリプス”を発動すると、世界がダンジョンワールドの異空間に変化する。

 霧は空中を浮かび上がり、上空に出現した魔法陣から黄金のエネルギーを足裏のクロスミセリアソールに纏い、ゴーレムとブライスに向けて飛び蹴りを放つ。

 

ブライス「くっ!」

 

 ゴーレムは霧のキックを受けて爆散して、ブライスはアルケミストリングから障壁を錬成するも、破壊され吹き飛ぶ。

 霧は地面に着地すると異空間が消え世界が元に戻りブライスを見た。

 

霧「僕は逃げない。これからも自分と向き合い続ける。」

ブライス「ミセリア……貴様は私のCHEMISTRYをいつか後悔する。ふふっ。ふはははははっ!」

 

 霧はそう宣言する。

 それに対して、ブライスはそう言うと、空間錬金術でその場から消えた。

 霧は変身解除するとキングミセリアの姿で空を見上げた。

 

霧「綺麗な空だ。」

 

 空を見上げながらそう言うと、ライドケミーカードからクロスウィザードとなったアイスブレイド・ジョーカーが姿を現す。

 

クロスウィザード「キリ。」

霧「ああ。ありがとう。ジョーカー。」

 

 霧はジョーカーに礼を言う。

 すると。

 

カケル「おぉー!ガッチャ!」

 

 そこに、カケル達が駆け付ける。

 カケルはキングミセリアの姿に興奮していた。

 

カケル「おおぉ!新しいケミーだ!」

霧「待って。カケル君。僕だよ。櫻井霧。」

カケル達「えーっ!?」

 

 カケルがそう言うと、霧はそう言い、カケル達は驚く。

 すると、クリアが口を開く。

 

クリア「カケルから聞いていたけどその姿がケミーとしての姿なのね。」

カケル「ごめん。忘れてたよ。」

シン「って、カケル お前なぁ……霧の家に行ったんだろ?なんで忘れてんだよ。」

カケル「すっかり忘れてた。」

 

 クリアがそう言うと、カケルはそう謝る。

 シンがそう突っ込むと、カケルはそう言う。

 それを聞いていた他の人たちは。

 

セブンティア「あいつ、若干天然なのかもな。」

ギレーヌ「ですね。」

エレナ「それが、カケルだから。」

 

 セブンティアとギレーヌがそう話すと、エレナはそう言う。

 霧は、キングミセリアとしての姿から人としての姿に戻る。

 そして、キングミセリアのライドケミーカードをカケル達に見せた。

 

クリア「ジョブ属性のレベルナンバー10。なら、私のテックスソードでも使えるわね。…………うん?クロスウィザード!?」

クロスウィザード「テックス!CROSS-X(クロスエックス)!どうも、アイスブレイド・ジョーカーこと、現在はジョブ属性のケミー・クロスウィザード!ウィックション!フィクション!」

 

 クリアはそれを見ながらそう言うと、クロスウィザードがもう一枚ある事に驚く。

 すると、ジョーカーはそう名乗る。

 それは、ギャグが混じっていた。

 

オーグ「……………何を言っている?」

ユリウス「意味、分かるでござるか?」

トール「分かりませんよ……………。」

クリア「ウィックションで……フィクションって……ふふっ、ふははははっ!」

エレナ「面白くないわよ。」

シン「同感だ。」

オリビア「もしかして、クリアって…………?」

マーク「ゲラなんすかね……………?」

 

 それに対して、オーグは呆れた表情を浮かべて、トールとユリウスはそう言う。

 すると、クリアは爆笑して、エレナとシンがそう言う中、オリビアとマークはそう話す。

 

霧「まあ、ジョーカーは戦闘中や冷静な時でも寒いギャグをするからね。」

クロスウィザード「ギャグだけにギャフン。」

クリア「あはははっ!ギャグだけにギャフンって……!」

トニー「意外な一面を見たね。」

ユーリ「そうねぇ。」

 

 霧は苦笑しながらそう言うと、ジョーカーはそう言う。

 再びクリアが笑う中、トニーとユーリはそう話す。

 すると、霧は口を開く。

 

霧「ところで、サーの魔物は?」

カケル「俺達が倒したよ。サーの奴、霧の事興味津々だってさ。ダンジョンワールドのこと気になっていてさ。」

霧「そっか…………。」

 

 霧がそう聞くと、カケルはそう言う。

 すると、霧は黙り込み、カケルは首を傾げる。

 

霧「君には感謝しきれない程、感謝してる。」

 

 霧はそう言うと、カケルに近づいて、抱き締める。

 

エレナ「!?」

霧「ありがとう。これからもこの世界に暫くの間いていいかな?」

カケル「ああ。これからもよろしく。」

渚「霧君は霧君だから。」

霧「渚もありがとう。」

 

 エレナが驚くと、霧はそう聞き、カケルと渚はそう言う。

 そうして、霧が仲間になったのだった。

 その頃、別の世界では。

 

湊翔「どうしたんだ?俺を呼び出して。」

ゼウス「来たか。お前に頼みがあってな。」

 

 桐ヶ谷湊翔/仮面ライダーギーツは、ゼウスに呼び出されていた。

 湊翔がそう聞くと、ゼウスはそう言う。

 

湊翔「頼み?何だよそれ?」

ゼウス「……………実は、以前に行ったカケル=パラケルス達の世界で、我々の世界の神の存在が確認された。」

湊翔「は?どうなってんだよ?」

ゼウス「目星はついている。これを見てくれ。」

 

 湊翔がそう聞くと、ゼウスはそう言う。

 それを聞いた湊翔が首を傾げると、ゼウスはある資料を渡す。

 そこには、サーの写真が載っていた。

 

湊翔「こいつが……………でも、なんでカケル達の世界に?」

ゼウス「実は……………こいつはデザイアグランプリの開催に反対した存在なんだ。」

湊翔「え?」

 

 湊翔はそれを見ながらそう聞くと、ゼウスはそう言う。

 そこから、ゼウスは訳を話す。

 かつて、魔王を倒す為にデザイアグランプリを開催する事を決めた。

 だが、サーはそれに反対した。

 その理由は……………。

 

サー『ただでさえ、ファンタジーな世界観が無くなっているのに、更に崩すつもりなの!?』

 

 ……………と。

 サーとしては、デストロイヤーや転生者などといった存在はあまり気に食わないようだった。

 結局、賛成が多数でデザイアグランプリの開催は決まったのだが、サーは失踪した。

 

ゼウス「……………という訳で、奴は失踪したのだ。」

湊翔「なるほどね……………。ナイル=ニギークに俺のことを売ったのは、サーだったのか。」

ゼウス「ああ。……………という訳で、君にはサーの確保……………もしくは始末をお願いしたいのだが……………。」

 

 ゼウスはそう説明し終える。

 湊翔は、ナイル=ニギークに自分の事を売ったのはサーだと気づいた。

 ゼウスは湊翔にそう頼む。

 それを聞いた湊翔は。

 

湊翔「分かった。俺がやるよ。」

ゼウス「助かる。」

 

 湊翔は了承する。

 湊翔は、サーの動きを探っていく事になった。

 そんな中、カケル達の世界では、ブライスが帰還した。

 ブライスの元に1人の青年が駆け寄る。

 

???「お父様!」

ブライス「やあ、お前か………何の用だ?」

???「ドレッドライバーを貸して下さい!」

 

 その青年が駆け寄ると、ブライスはそう聞く。

 青年がニッコリと笑顔で要求すると、ブライスは暫く考える。

 すると、口を開く。

 

ブライス「…………良いだろう、可愛い息子の頼みだからな。」

???「ありがとうございます!お父様!」 

 

 ブライスはその青年にドレッドライバーを渡す。

 ドレッドライバーを受け取り、立ち去る謎の青年。

 果たして彼の目的は?




今回はここまでです。
今回は、リクエストで出来たキャラの霧の変身回です。
霧のモチーフは、バディファイトの氷竜キリです。
リコ達を始めとして、創世の力をデフォルトで持っているのが多いので、オーグ達はまだ疑いの目を向けています。
賢者の孫の世界では、創神教という宗教がありまして、神を絶対視しているので、信じられないという感じですね。
実際、賢者の孫のストーリーでも、シンが神の御使いという二つ名を得ましたが、それがトラブルの元になりましたからね。
そんな中、湊翔/ギーツも本格的にサーの捜索を行う事に。
次回は、いよいよマジェードの覚醒回です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
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