現在、それぞれが所持しているケミーカードは。
カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル、テンフォートレス、ファイヤマルス、インフェニックス、ゴールドングリ⭐︎、リッチリッチー⭐︎、クロスブレイバー⭐︎、ドンホッパー9⭐︎、ホッピングッド⭐︎、サポードローン⭐︎、ジャマタノオロチ、ネミネムーン
イアン=シグネット
マッドウィール
クリア=テンフェクト
クロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン、ネコマタキメラ⭐︎
プレデター
ベルゼイーター⭐︎
シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード
シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド
アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス
マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ
トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン
トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武
アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW
ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ
ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド
マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド
オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト
ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎
ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎
エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、ユニコン、ザ・サン、ヨアケルベロス
ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎
ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー、レプリマッドウィール、レプリゲンゲンチョウチョ、レプリホッパー1、レプリサーベライガー、レプリブッサソーリー、ガッツショベル、ゲキオコプター、カイザービー、カリュードス、レプリビートルクス、レプリエクシードファイター、レプリクロスウィザード、レプリリクシオン、レプリサスケマル、レプリナインテイル、レプリガイアード、アークホッパー⭐︎、エンジェリード
キビル&ジロソニア
グリルシファー⭐︎、レヴィアマーメイド⭐︎、ナガレスター⭐︎、ペガサストーム⭐︎、ファントムジョーカー⭐︎、テリジノクロー⭐︎
フローレンスの研究室がある建物の敷地内で、カケル達はエンジェルマルガムと応戦していく。
カケル「ハァァァァァ!ふっ!」
イアン「邪魔だ、どけ!」
カケル達が攻撃していくが、イアンはカケル達をどかして、攻撃をする。
シン達も攻撃しようとすると、上空から銃撃が飛んでくる。
シン「何だ!?」
オーグ「攻撃だと!?」
クリア「……………まさか。」
???「加勢に来たよー!お兄様!」
シン達は銃撃を躱すと、上から声が聞こえてくる。
そこに居たのは、ブラッディーBBを持っているウラッカが変身したドレッドだった。
エンジェルM「よく来てくれた!我が弟よ!」
シン「お兄様に弟?」
オーグ「ドレッドか……………。」
ウラッカ「一人を相手に複数人で戦うなんて酷いねぇ〜。」
クリア「アンタ達が行った非人道的な行いよりかは、遥かにマシだと思うわよ。」
ウラッカ「だからさ、遊んであげるよ!」
エンジェルマルガムがそう言うのにシンは首を傾げると、オーグはそう呟く。
ウラッカがそう言うと、クリアはそう返し、ウラッカは3人と応戦していく。
3人は連携をして、ウラッカと戦っていく。
ウラッカ「へぇ〜!流石は賢者の孫に、アールスハイド王国の王太子様に、レベルナンバー10を使う錬金術師だね。少しはやるじゃん。」
シン「そりゃどうも!」
クリア「いくわよ!」
オーグ「ああ!」
ウラッカがそう言うと、シン達はそう言って、攻撃しようとする。
だが、ウラッカはドレッドライバーにカードをスキャンする。
『
レプリゼグドラシルをスキャンした後、コンススティラーに装填する。
『ドレイン』
その音声が鳴ると、ゼグドラシル由来の重力操作が発動される。
シン「うわっ!?なんだ!?」
オーグ「これは……………!?」
クリア「ゼグドラシルの力!?」
3人は突如浮き上がった事に困惑すると、地面に叩きつけられ、地面から根っこが生えてきて、拘束される。
シン「くっ!?」
オーグ「木の根か…………!?」
ウラッカ「大人しくしてね。」
シン達が動けなくなる中、ウラッカはそう言う。
その頃、エンジェルマルガムと戦っていたカケル達は。
エンジェルM「もっとその憎しみを大きくしてあげましょう!」
エンジェルマルガムはそう言うと、二枚の羽を地面に放り投げる。
すると、イアンの両親が蘇る。
エンジェルM「私は死者を何度でも復活させる事ができます。死の痛みも、苦しみも、何度でもです……!」
カケル「お前は天使じゃない……悪魔だ!!」
エンジェルマルガムはそう言いながら、イアンの両親に近寄る。
それを見たカケルがそう叫びながら向かおうとすると、エンジェルマルガムは羽を大量に射出する。
カケル達が避ける中、ウラッカが口を開く。
ウラッカ「えぇ〜?酷いなぁ……お兄様は天使だよ?お父様に呆気なく殺されたパパとママと再会させたのに?」
シン「何が天使だよ……………!何度も甚振る為だけに蘇らせやがって……………!」
オーグ「外道な奴らめ…………!」
ウラッカ「そんなの弱い彼が悪いじゃん!弱いから奪われる……当然だよね?」
エレナ「そんなこと……!」
ウラッカ「だから君もドレッドの実験に利用されたんだよ?」
ウラッカがそう言うと、シンとオーグはそう言う。
それに対して、ウラッカがそう言い、エレナが反論しようとすると、ウラッカはそう言う。
そんな中、イアンは木の根で拘束されて、大量の羽はイアンに当たり、車の部品がたくさんこぼれ落ちていく。
イアン「やめろ……………!」
エンジェルM「それっ!」
「「ううっ……………!」」
イアン「やめろ……………!うぉぉぉぉぉ!!」
イアンがそう言う中、エンジェルマルガムはイアンの両親を嬲り続ける。
イアンの怒りがどんどんと膨らんでいき、体から黒い炎が噴き出してくる。
すると、ウィールマルガムから出たパーツの一つがイアンの両親の元に転がる。
それをフラムが拾い上げると、脳裏にかつてのイアンの姿が映る。
フラムはラスィエに頷くと、2人はそのパーツに手を置く。
すると、そのパーツが光り、矢となると2人に当たって、土塊へと戻る。
エンジェルM「ば、バカな!?何故死者に錬金術が!?」
イアン「ううっ…………!ああ…………!」
死者であるはずのイアンの両親が錬金術を使えた事にエンジェルマルガムが困惑する中、イアンは呻きながら、2人のアルケミストリングを拾う。
イアン「うわぁぁぁぁぁ!!」
イアンはそう絶叫しながら、エンジェルマルガムに攻撃していく。
その様子を見ていたカケルとエレナは。
エレナ「イアンさん……………。」
そんな風に呆然と見る事しか出来なかった。
エンジェルマルガムは、イアンの攻撃からなんとか脱出すると。
エンジェルM「それっ!」
エンジェルマルガムは羽を地面に投げて、再び蘇生させようとする。
だが、イアンの両親は蘇生されなかった。
エンジェルM「何故だ!?何故蘇らない!?」
エンジェルマルガムは、蘇生されなかった事に困惑する中、イアンは殴りかかる。
すると、ウラッカが間に入って、エンジェルマルガムを守る。
ウラッカ「お兄様……ここは僕に任せて!両親がダメなら……ダーゲットを変えれば良い。」
エンジェルM「何?」
カケル「ターゲット?」
ウラッカはそう言うと、エンジェルマルガムに耳打ちをする。
カケルが首を傾げる中、エンジェルマルガムは高笑いをする。
エンジェルM「はっはっはっ!素晴らしいではないか!」
シン「何だ?」
オーグ「十中八九、ろくでもない事だろうがな。」
エンジェルM「では、後は頼みましたよ!我が弟よ!」
エンジェルマルガムがそう言うと、シンとオーグはそう言う。
すると、エンジェルマルガムは撤退して、イアンのターゲットはウラッカへと向く。
イアン「ハァァァァァ!ハァァァァァ!!」
イアンはそう叫びながら、ウラッカへと攻撃するが、我武者羅な攻撃は、ウラッカには当たらなかった。
ウラッカ「君が弱いから、もうパパとママに二度と会えなくなったねぇ〜!」
イアン「黙れぇぇぇ!!」
ウラッカがそう言うと、イアンはそんな風に叫ぶ。
すると、ウラッカはイアンに囁く。
ウラッカ「だから今度は君の兄ちゃんとお師匠さんを殺す。」
イアン「っ!?」
ウラッカ「パパとママみたいに何度も殺して何度も生き返らせる……君の所為でまた大切な人を失う。」
イアン「貴様ぁぁぁ!!」
ウラッカはそんな風に言う。
ウラッカがエンジェルマルガムに言ったのは、ターゲットをユアンとフローレンスの2人にする事だったのだ。
イアンが激昂して攻撃するが、地面から木の根を伸ばしてイアンを再び拘束する
ウラッカ「安心してよ!また蘇生できなくなったら……君も彼らの元に送ってあげる……家族で仲良く過ごせるんだよ?永遠に!」
ウラッカはそう言うと、ブラッディーBBで銃撃していく。
カケル「そうはさせない!」
エレナ「ええ!」
カケル達がそう言うと、イアンを助けようとする。
だが、ウラッカは空間操作を発動して、エレナを壁に叩きつけて、2人を木の根で拘束する。
ウラッカ「大人しくしててね?」
ウラッカはそう言うと、ネクベドヴォークを操作する。
『ブラッドレイン』
ウラッカはキックを放つ。
二人は変身解除はしなかったが、少し離れてしまった。
ウラッカ「じゃあね〜♪」
イアン「どこだ!ハァァァァァ!」
ウラッカがそう言って立ち去る中、イアンはそう叫びながら暴れ回る。
オーグ「おい!このままでは、この建物への被害が増えるぞ!」
シン「どうする!?」
カケル「っ!」
オーグとシンがそう聞くと、カケルはガッチャーイグナイターを取り出して、ガッチャーイグナイターのイグナイトチャッカーのレバーを降ろす。
『ガッチャーイグナイター!』
その音声が鳴ると、待機音が流れてきて、ドライバーに装填する。
『ターボオン!』
その音声が鳴る中、アルトヴォークを操作する。
『ガッチャンコ!ファイヤー!』
『スチームホッパー!アチーッ!』
その音声が鳴ると、カケルはファイヤーガッチャードに変身する。
エレナ「何をするつもりなの、カケル!」
カケル「大丈夫。出力を抑えて、イアンを止める!」
エレナがそう聞くと、カケルはそう答えながら、ガッチャードライバーのアルトヴォークを操作して、必殺待機状態に入る。
カケルが構えると、腰の辺りからガッチャーアンカーが出現して、地面に突き刺さり、ファイヤードッカーンからも炎が出てくる。
カケル「ハァァァァ……………!」
カケルはエネルギーを貯めると、ファイヤードッカーンから出てくる炎が、オレンジから青白い炎へと変化していた。
カケルは、アルトヴォークを操作すると、音声が流れる。
カケル「ハァァァァァ!」
『スチームホッパー!バーニングフィーバー!』
カケルは、ファイヤードッカーンからの炎で木の根を燃やして、そのまま加速していき、ライダーキックを放つ。
だが、ムーンマルガムやケルベロスマルガムに放った時とは違い、キックが当たる直前には、ファイヤードッカーンからは炎が消えていた。
キックがイアンに決まり、カケルが着地すると、イアンはマルガム化が解除されて、そのまま倒れ込む。
意識を失ったイアンは、ある光景を見ていた。
それは、幼少期のイアンが、フローレンスにフラム、ラスィエ、ユアンに囲まれていた光景だった。
ブライス「憎しみに……………染まれ。」
ブライスのそんな声が聞こえてくると、周囲の光景が炎に包まれる。
イアンの姿が今の姿になると、周囲を見渡す。
そこには、両親が倒れていた。
イアン「父さん…………!母さん…………!」
イアンは駆け寄ろうとするが、炎の勢いが凄まじく、行けなかった。
別の方を向くと、ブライスがユアンとフローレンスの首を掴んでいた。
イアン「やめろ…………!」
イアンはそう言うも虚しく、ブライスが二人を離すと、二人は消えていく。
イアン「うわぁぁぁぁぁ!!」
イアンはそう絶叫しながら、ブライスの方へと向かう。
イアンの意識は現実世界へと戻った。
イアンはウォルフォード邸に運び込まれて、シシリーの手当を受けていた。
カケル「良かった…………!やっと目が覚めた!お腹空いてないか?待ってろ!すぐに料理を作るから!」
イアン「俺に構うな!」
シシリー「待って下さい!まだ治療の途中で…………!」
カケルがそう言うが、イアンはそう言うと出て行こうとして、シシリーはそう言う。
すると、カケルが口を開く。
カケル「イアンは、自分がもういないって言ってたけど、やっぱり、イアンはイアンだって思うよ!」
カケルは、イアンに対してそう言う。
だが、イアンは出て行こうとする。
シン「イアン!」
シンが駆け寄ろうとするが、イアンはシンの胸ぐらを掴む。
イアン「これは…………俺の戦いだ。いくらの殿下といえど、手出しはしないで貰いたい。」
イアンはシンの胸ぐらを掴みつつ、オーグにそう言い、そのまま去っていく。
その頃、ブライス一派のアジトでは。
マーキュリー「…………ブライス様は、マルガムになったイアン=シグネットを番犬にするつもりでしょう。そうなったら私たちは用済みで、切り捨てられるでしょうね。」
ソルト「……………マーキュリー。」
マーキュリー「今は、お気に入りの様だが、ソルトだって、いつどうなるか…………。サルファーも!やられる前にやるしかない!」
マーキュリーはそんな風に口にする。
ブライスへの恐怖が優ったのだ。
すると。
ウラッカ「へぇ〜…………。」
マーキュリー「ウラッカ…………!」
ウラッカ「裏切るなら、お父様の敵になるって事だよね?」
アークホッパー「ホッパァァァァァ!!」
マーキュリー「ぐっ!」
そこにウラッカが入ってくる。
マーキュリーが狼狽える中、ウラッカがそう言うと、アークホッパーはマーキュリーに体当たりをする。
ウラッカ「裏切り者は始末しないとね?お姉様。」
ソルト「………………。」
ウラッカがニヤニヤしながらソルトに話しかけると、ソルトは黙り込む。
アークホッパーは、マーキュリーに飛びかかろうとする。
サルファー「おらっ!そこまでやる必要はないだろうが!俺から言っておく!」
ウラッカ「へぇ〜、優しいんだ〜。ただの単細胞じゃないんだね!サルお兄ちゃん!」
サルファーはアークホッパーを止めて、そう言うと、ウラッカは笑いながらそう言い、アークホッパーを戻すと、そのまま去っていく。
ソルト「……………とにかく、裏切るなんて二度と言わないで。」
サルファー「大丈夫か?」
マーキュリー「ええ…………。」
サルファー「とにかく、それがブライス様の耳に入ったら、それこそ確実に消されるぞ。」
ソルトはそんな風に言うと去っていき、サルファーもマーキュリーにそう忠告する。
マーキュリーは、机に手を置く。
その頃、カケル達はフローレンスの研究室に来ていた。
カケル「お願いします!フローレンスさん!ドライバーの制作、俺たちにも手伝わせて下さい!」
UMメンバー「お願いします!」
カケル「お願いします!」
カケル達は、フローレンスにドライバーの制作の手伝いを申し出た。
それを聞いたフローレンスとユアンは。
ユアン「皆…………。」
フローレンス「そいつはありがたい申し出だけど…………。」
エレナ「イアンさんの為に、出来ることをしたいんです!」
トニー「僕たちも、可能な限りは手伝います!」
オーグ「そうだな。曲がりなりにも仲間だからな。」
シン「まあ、いつまでもマルガムとして暴れさせる訳にもいかないし、戦力が増えるのはありがたいからな。」
ユアンとフローレンスがそう言うと、エレナ達はそう言う。
それぞれの思いで、協力するという事だ。
ユアン「ありがとう……………!」
リコ「私たちも手伝います。」
フローレンス「マルガレーテ達もか。」
ウィーン「あんな姿は見てられないから。」
ユアンがそう言うと、リコとウィーンが入ってきた。
二人も協力するとの事だ。
それを聞いたフローレンスは、口を開く。
フローレンス「それじゃあ、お気楽ボーイ、リコ、マルガレーテ。仮面ライダーに変身してくれ。最終調整の参考にしたいんだ。」
カケル「ガッチャ!参考にして下さい!」
リコ「分かった。」
ウィーン「ええ。」
フローレンスはそう言うと、3人はそう答えて、変身をして、隣の部屋に入る。
すると、3人を装置がスキャンしていく。
カケル「……………ピリピリする。」
シン「これは?」
フローレンス「ああ。ドライバーを作成する為に、リコやマルガレーテ達に協力してもらって作った装置だ。」
オーグ「……………そうか。」
カケルがそう呟く中、シンがそう聞くと、フローレンスはそう答える。
オーグは、複雑な表情で見ていたが。
そこから、錬金術でドライバーを作成していくことに。
アリス「ちょっと、リン!臭いんだけど!?」
リン「ごめん。ミスった。」
ユーリ「本当に臭すぎよ!」
突如、異臭が立ち込めてきて、アリスとリンはそんな風に話す。
マーク「こんな感じにドライバーを作っていくんすね…………。」
オリビア「そうだね。ところで、クリアは何してるの?」
クリア「ん?これを使えば、新たなドライバーの作成に使えそうな気がするから、どんな感じに使うのか調べてるの。」
トニー「ドライバーを作る気なんだね…………。」
マーク達はそんな風に話す。
クリアは、先ほどの装置でドライバーが作れるかもしれないと思い、調べていた。
夜食をウィーン達が作り、しばらくすると、カケル達は寝ていた。
それを、フローレンスとユアンは見ながら作業をしていた。
フローレンス「…………イアンにこんなに仲間が出来るなんてね。」
ユアン「ええ。……………。」
フローレンス「どうしたんだい?」
フローレンスが感慨深げにそう言う中、ユアンは頷くと、すぐに俯いてしまう。
フローレンスがそう聞くと、ユアンは口を開く。
ユアン「……………僕は、兄失格かもしれないと思って。」
フローレンス「ん?」
ユアン「……………イアンがウィールマルガムになった時、僕は何も出来なかった。それなのに、彼の兄を名乗っていいのかって思って…………。」
ユアンはそんな風に言う。
何も出来なかった自分を恥じて。
すると、フローレンスは口を開く。
フローレンス「ユアンには、ユアンに出来る事があるさ。とにかく、ドライバーの完成を急ぐよ。」
ユアン「……………はい。」
フローレンスはそう言うと、ユアンはフローレンスを手伝う。
その頃、イアンは両親のアルケミストリングを見ていた。
イアン「必ず……………この手で…………!」
イアンはそう呟く。
果たして、憎しみに飲まれてしまったイアンの行く末は……………。
すると、ケミーライザーに連絡が入る。
その送信主は、ユアンだった。
その頃、ブライス一派は。
エンジェルM「あと少しで、イアン=シグネットを憎しみの闇に染められる所だったのですが…………!」
ブライス「死んだ両親が使えないなら、他の手が必要だな。」
エンジェルM「それについては、ご安心を。我が弟が打開策を出してくれました!」
エンジェルマルガムはそんな風に報告していた。
ブライスがそう言うと、エンジェルマルガムはそう言う。
ブライス「ほう?」
エンジェルM「イアンの師匠であるフローレンス=ミュラーと実兄であるユアン=シグネットの命を奪えば……………!」
ブライス「なるほど…………!いいアイデアだ。よくやった。」
ウラッカ「へへへ!」
ブライスがそう促すと、エンジェルマルガムはそう言う。
ブライスは、ウラッカを褒める。
ウラッカは口を開く。
ウラッカ「それじゃあ、自分はもうすぐアレが完成するので、これで!」
ウラッカはそう言うと、ドレッドライバーとレプリテンフォートレスのカードをサルファーに渡す。
ウラッカ「じゃあ、頑張ってね!サルお兄ちゃん!ソルトお姉様!」
ウラッカはそう言うと、そのまま去っていく。
それを見ていたキビルとジロソニアは。
ジロソニア「いかが致しましょうか?」
キビル「放っておきなさい。私には関係ないわ。」
ジロソニアがそう聞くと、キビルは興味なさげにそう言う。
その他のタブー属性の錬金術師は。
プレデター「……………あのサメ野郎だけは、俺が喰らってやる。」
セルティトゥ「まあ、様子見にしますか。」
ペレーサ「怠いし……………寝よ。」
アヴァリス「うーん、どうしようかなぁ……欲しいけど、あいつの命令に従うのはヤだしなぁ………でもやっぱり欲しいなぁ………うーん………。」
ハシーラ「ケッ!なんで俺があんな奴に従わなきゃなんねぇんだ!俺は死んでもごめんだ!」
他のタブー属性の錬金術師は、静観する事を選んだ様だ。
ウラッカという存在が気に食わないというのが大きいのか。
約1名は葛藤していたが。
その頃、フローレンスの研究室では。
エレナ「カケル。」
カケル「……………やべっ!?寝過ごした!?」
シン「何やってんだよ……………。」
マリア「アンタ、だらけてない?」
ユアン「お気楽って聞いてたけど…………天然なのかな。」
エレナはカケルを起こしており、カケルはそう飛び起きると、シンとマリアは呆れた様にそう言い、ユアンは苦笑しながらそう言う。
カケルは、口を開く。
カケル「あっ……………その、ドライバーはどうなりました?」
フローレンス「うん。完成したよ。名付けて、ヴァルバラドライバーだ。ありがとう。君らのおかげだ。」
カケルがそう聞くと、フローレンスはそう言いながら、ドライバーをテーブルに置く。
そのドライバーは、ガッチャードライバーをベースにしつつ、ガッチャーイグナイターと同形状のユニットが付けられていた。
カケル達がホッとしていると、扉が吹き飛ばされる。
サルファー「なんだ、先客が居たのか。」
カケル「お前ら……………!」
ユリウス「サルファー達でござる!」
トール「どうしてここに…………!?」
エンジェルM「フローレンス=ミュラー、ユアン=シグネット。あなた方を迎えに参りました。」
ユアン「えっ…………!?」
フローレンス「大方、イアンの前で私とユアンを殺して、憎しみの化身にしようって算段だろ。」
サルファーがそう言う中、カケル、ユリウス、トールはそう言う。
エンジェルマルガムがそう言うと、ユアンとフローレンスはそう言う。
それを聞いたカケルとエレナとクリアとシンとオーグは、前に出る。
カケル「そんな事はさせるか!」
エレナ「フローレンスさんとユアンさんには、指一本触れさせない!」
クリア「でしょうね。」
シン「あのドレッドが言ってたのは、こういう事か!」
オーグ「とことん下衆な奴らめ…………!」
カケル達はそう言うと、それぞれのドライバーを装着したり、変身アイテムを構える。
『アルケミスリンク』
『
『
『
『
『
『
それぞれのアイテムにケミーカードを装填すると、待機音が流れる。
『
『
一同「変身!」
カケル達はそう叫ぶと、エンジェルマルガムに向かいながら変身を開始する。
『ガッチャンコ!』
『ガガガガッチャーンコ!』
『Xアップ!』
『スチームホッパー!』
『プロミネンスホーン!』
『サンユニコーン!』
『ウィザードXフォームアップクリア!』
『
『
カケル達は屋外に出ながら、エンジェルマルガムと応戦していく。
エンジェルM「ハハハハッ!仕方ないですね!まずは、あなた達から裁きを与えましょう!」
シン「うっせぇ!」
オーグ「これ以上の凶行はさせん!」
エンジェルマルガムがそう言うと、シンとオーグはそう言う。
カケル達は、エンジェルマルガムと応戦していく。
すると、仮面ライダーに変身したシシリー達も、サルファー達と応戦していく。
周囲には、アルミーが大量に居た。
オーグ「お前達、どうしてここに!?」
マリア「すいません、殿下!」
セブンティア「アルミーとかを出されて、見事に追い出された!」
ギレーヌ「ごめんなさい!」
サルファー「お前らの相手は俺たちだ!」
オーグがそう聞くと、マリアとセブンティアとギレーヌはそう言う。
サルファーはドレッドに変身しており、レプリテンフォートレスをドレッドライバーにスキャンする。
『
レプリゼグドラシルをスキャンした後、コンススティラーに装填する。
『ドレイン』
その音声が鳴ると、両肩に砲台が現れる。
サルファー「おらっ!ハァァァァァ!」
トニー「向こうも本気みたいだね!」
シシリー「レベルナンバー10を使ってきましたね……………。」
カケル「とにかく、どうにかこいつらを倒すぞ!」
サルファーは、砲台から砲撃をしていく。
トニーとシシリーがそう言うと、カケルはそう叫ぶ。
その頃、フローレンス達が外の戦いを見ていると。
サー「やあ、
ユアン「お前は……………!確か、サー・アルゴノーツ!」
フローレンス「こいつが…………!それで、何の用よ。」
そこに、サー・アルゴノーツが入ってくる。
ユアンとフローレンスが身構える中、サーは口を開く。
サー「決まってるじゃない。これ以上、この世界に仮面ライダーを増やさない為にも、そのドライバーは破壊させてもらうわよ。」
ユアン「どこから情報が漏れたんだ………!?」
フローレンス「大方、ブライス一派の話を盗み聞きしてたんだろうね。」
サーは、敵意をむき出しにした視線でそんな風に言う。
目的は、ヴァルバラドライバーの破壊だった。
ユアンとフローレンスがそう言うと、サーは素早く動き、ヴァルバラドライバーとダイオーニのカードを奪った。
フローレンス「なっ!?」
サー「これと、ついでにこのケミーも貰っていくわね。」
ユアン「待て!」
フローレンスが驚く中、サーはそう言うと逃げ出して、ユアンは後を追う。
その頃、カケル達は。
カケル「これで!」
クリア「行くわよ、リクシオン!」
カケルとクリアは、フォームチェンジをしようとしていた。
カケルはガッチャーイグナイターを取り出して、ガッチャーイグナイターのイグナイトチャッカーのレバーを降ろす。
『ガッチャーイグナイター!』
その音声が鳴ると、待機音が流れてきて、ドライバーに装填し、クリアはテックスソードにリクシオンのカードを装填する。
『ターボオン!』
『
その音声が鳴る中、カケルはアルトヴォークを操作し、クリアはテックスソードのトリガーを引く。
『ガッチャンコ!ファイヤー!』
『Xアップ!』
『スチームホッパー!アチーッ!』
『レオXフォームアップクリア!』
『レディ⋯⋯GO!』
カケルはファイヤーガッチャード、クリアはテックス・レオXフォームに変身する。
容姿は、仮面ライダーキューンをベースに、仮面ライダーブレイズ・タテガミ氷獣戦記に似たカラーリングになっており、黄色の部分は青色の変えられて、メカニカルなデザインも野性的なデザインになっていて、其れからたてがみには大きな黄色のXの文字がある。
アリス「えっ!?ライオン!?」
リン「あれは…………!?」
ユリウス「リクシオンを使った形態でござるか!」
クリア「そういう事!」
アリス達が驚く中、クリアはそう答える。
カケル「ハアッ!はっ!」
クリア「ハァァァァァ!」
カケルはファイヤードッカーンで加速しつつ、ガッチャージガンで銃撃していく。
クリアは、口元に咥えたテックスソードでアルミーを斬り裂いて、雷を放つ。
ソルトは、二つの属性をまとった槍を放つが、二人はそれを躱して、攻撃する。
それを見ていたマーキュリーは、アルミーを召喚すると、そのまま去っていく。
その頃、サーを追っていたユアンは。
サー「しつこいわね!」
ユアン「ヴァルバラドライバーは、壊させはしない!それは……………イアンの為の物だ!!」
サーがそう言うと、ユアンはそう叫ぶ。
必死に追いついていたのだ。
サー「本当にしつこい!せっかくだから、これを使いましょう!」
ダイオーニ「オニオーニ!?」
サーがそう言うと、黒いオーラが出てきて、ダイオーニがそれに囚われてしまい、マルガムへと変貌していく。
サーは、閻魔大王を取り込んだ様なマルガムへと変貌した。
ユアン「ダイオーニのマルガム…………!?」
サー「良いわね…………!オーガとして使えそうね!」
ユアンがそう言う中、サーはそんな風に言う。
サーが変貌したオニマルガムは、ユアンに向かって、金棒で攻撃する。
ユアン「ぐっ!?」
サー「仮面ライダーでもないただの人間に、勝てるわけないでしょ!!」
ユアンがそれを受けて倒れる中、サーはユアンを嘲笑いながら、金棒で痛めつけていく。
すると、そこにイアンが到着する。
イアン「兄さん!……………っ!!」
ユアン「イアン……………!」
イアンはそう叫ぶ。
イアンの手には、ケミーライザーが握られていた。
フローレンスは、ヴァルバラドライバーを奪われた後、何もしていなかったわけではなく、ユアンのケミーライザーの信号を追わせたのだ。
サー「あ?出来損ない君の弟?」
イアン「貴様ァァァァァ!!」
マッドウィール「ウィール!」
サーがそんな風に言うと、イアンはウィールマルガムへと変貌して、サーの方へと向かっていく。
イアン「ハァァァァァ!」
サー「ふっ!ハアッ!」
イアンが黒い炎を纏った手で攻撃するが、サーはそれを躱し、炎を纏った金棒でイアンを痛めつけていく。
サー「怒りと憎しみに飲まれた様な奴に、私が負けるわけないでしょう!」
イアン「黙れ!黙れ黙れ黙れぇぇぇっ!!」
サーがイアンを嘲笑いながらそう言うと、イアンは更に激昂して、攻撃していく。
だが、冷静さを欠いた今のイアンに、サーへの攻撃は届かなかった。
サー「ハァァァァァ!」
イアン「ぐわぁぁぁぁぁ!?」
サーはイアンを金棒で高く飛ばすと、そのままフルスイングする感じに吹き飛ばす。
吹き飛ばされたイアンは、両親のアルケミストリングを落とす。
イアン「ううっ…………!ああっ……………!」
サー「哀れね。アンタと一緒にドライバーを破壊してやるわ。」
イアンは這いずりながら、両親のアルケミストリングの方に向かう中、サーはそんな風に呟くと、イアンの方へと向かう。
イアンの脳裏には、走馬灯なのか、両親とフローレンスとユアンが映っていた。
イアン「ああっ……………!ああっ……………!うあああっ……………!」
サー「……………さようなら、この世界を汚す者よ。ハァァァァァ!」
イアンがそんな風に呻く中、サーはそんな風に言うと、金棒を振り下ろす。
振り下ろされる金棒が、イアンに当たる直前。
ユアン「イアン!!お前は一人じゃない!それを思い出せ!!」
ユアンはそんな風に叫んだ。
すると、両親のアルケミストリングを握っている手から赤い光が漏れる。
イアンの意識に、ある光景が目に入る。
それは、ブライスによって、両親が殺害される瞬間だった。
イアン「父さん……………母さん……………!」
イアンがそう呟くと、ブライスの攻撃を受け止めていた両親が口を開く。
ラスィエ「イアン……………!自分の可能性を信じて…………!」
フラム「信念を貫ける、強い錬金術師になれ……………!」
ラスィエとフラムは、後ろにいたイアンにそんな言葉を言う。
すると、ラスィエとフラムは、成長したイアンが目に入ったのか、笑みを浮かべると。
ラスィエ「愛してる。」
そう言い残し、そのまま消えてしまった。
イアンが顔を背けると、ある声が聞こえてくる。
フローレンス「大丈夫……………君はきっと、自分の力を制御できる様になる…………!」
フローレンスだ。
イアンの頭を撫でつつ、そんな風に言う。
それを見たイアンは。
イアン「……………思い出した。俺は…………。」
イアンはそんな風に呟く。
すると、ある言葉が脳裏をよぎる。
フローレンス『釣れない事を言うな!ドライバーはもう時期完成する!10年前のお前には無理だったけど……………今のお前ならきっと…………自分の力を制御できる!』
フローレンスの言葉を思い出し、イアンは涙を流す。
現実世界に戻ると、イアンの手からオレンジ色の炎が出てきて、イアンはマルガムから元の姿に戻る。
サー「何……………!?」
イアン「俺は………俺に託された思いを………願いを叶える!俺に宿る炎で……………人の未来を奪い、この世界を破壊する悪魔を焼き尽くす!!」
サー「貴様……………!」
ユアン「イアン……………!」
サーが怯むと、イアンはヴァルバラッシャーを手に立ち上がりながらそう言う。
遠回しに悪魔と罵られたサーが苛立つ中、ユアンは安堵の笑みを浮かべる。
すると、両親のアルケミストリングから赤い光が出てきて、イアンのアルケミストリングに向かう。
その光がイアンのアルケミストリングに入ると、緑色だった宝石が紫色へと変化した。
イアンがそれを見ていると、両親のアルケミストリングは、役目を終えたかの様に消えていく。
イアンが両親のアルケミストリングがあった手を握りしめると。
マッドウィール「ウィール!ウィール…………!」
マッドウィールがイアンの顔の横に現れると、徐々に姿が変わっていく。
マッハウィール「マッハウィール!」
マッドウィールは、マッハウィールへと再錬成される。
紫色の荒々しい改造車を模した姿から、オレンジ色のフロントが光るヒロイックなスーパーカーの様な見た目へと変わる。
マッハウィール「ウィル、ウィル!ウィール!」
すると、マッハウィールはオレンジ色の炎を纏いながら、イアンの周りを飛び回る。
それを見ていた人たちは。
サー「何が起こってんのよ…………!?」
ユアン「マッドウィールが、自身を再錬成した…………!?」
マーキュリー「イアンが……………燃えていますね…………。」
それを見ていたサーとユアン、いつの間にか到着していたマーキュリーがそう言う。
マッハウィールがヴァルバラッシャーにつくと、ヴァルバラッシャーが炎を纏う。
マッハウィール「ウィール!」
イアン「……………ふっ!」
サー「っ!」
イアンは炎を纏ったヴァルバラッシャーを振るうと、サーの方へと向かう。
サーも、金棒に炎を纏わせて応戦していく。
サー「はっ!ハァァァァァ!」
イアン「ふっ!はっ!」
イアンとサーは、それぞれの武器をぶつけ合い、躱していく。
少しの戦闘の後、イアンとサーは、お互いの武器を首筋の少し前に向ける。
サー「この力…………!いきなり強くなるなんて、これほどの潜在能力があると言うのか!?」
イアン「違う…………!俺の力じゃない!」
サーが突如強くなったイアンに驚愕しながらそう言うと、イアンはそう叫ぶ。
イアンは、サーの金棒を吹き飛ばすと。
イアン「俺は……………!」
サー「ぐっ!?」
イアン「一人じゃない!!」
イアンはそう言うと、サーにヴァルバラッシャーを当てる。
その叫びと同時に、ヴァルバラッシャーを振り下ろすと、サーが変身したオニマルガムの体にヒビが入り、そこからマルガム化が解除される。
サーの背後が大爆発を起こす中、サーは倒れ込む。
すると、サーからダイオーニが飛んできて、イアンは回収する。
イアン「俺の炎に共鳴したか。」
ダイオーニ「オーニ!」
イアンがそう言うと、ダイオーニはそう答える。
イアンは、ヴァルバラドライバーを回収すると、ユアンの元に向かう。
イアン「兄さん……………ありがとう。」
ユアン「うん。……………行ってこい!」
イアンがそう礼を言うと、ユアンはそう言う。
それを聞いたイアンは、どこかへと向かう。
一方、カケル達の方は。
カケル「ハアッ!はっ!」
クリア「ふっ!はっ!」
エレナ「ハアッ!」
シン「ふっ!」
カケル達はソルト達と応戦していた。
クリアは、キメラXフォームにフォームチェンジをしていた。
だが、アルミーが大量にいるのも影響して、次第に押されてきていた。
マリア「ああ、もう!キリがないわね!」
シシリー「はい……………!」
ユリウス「押され気味でござるな…………!」
トール「くっ!」
エンジェルM「ハァァァァァ!」
マリア達はそんな風に言う。
そんな隙を逃さまいと、エンジェルマルガムが攻撃しようとすると。
エンジェルM「がっ!?」
突如、どこからともなく攻撃が飛んできて、エンジェルマルガムが怯む。
そして、一発の弾丸が無数の弾丸に分かれて飛んできて、それにより、アルミーが全滅する。
オリビア「攻撃!?」
マーク「一体、どこから!?」
セブンティア「……………ふっ。どうやら、乗り越えたようだな。」
ギレーヌ「ですね。」
オリビアとマークが驚く中、セブンティアとギレーヌはそう言う。
すると、カケル達のいる広場に、イアンが到着した。
カケル「イアン…………!」
エレナ「イアンさん…………!」
トニー「マルガムじゃなくなってるね。」
ユーリ「じゃあ、もう大丈夫って事?」
それを見たカケル達はそう話す。
イアンは、ヴァルバラッシャーを地面に突き刺すと、ヴァルバラドライバーを装着する。
『ヴァルバラドライバー!』
そんな音声が鳴る中、イアンはマッハウィールとダイオーニの二枚をドライバーに装填する。
『
『
その音声が鳴ると、イアンの背後にマッハウィールとダイオーニの二枚が現れ、イアンはネクタイを外して、口を開く。
イアン「変身。」
そう言うと、ドライバーのセミアルトヴォークを操作する。
『ガッチャーンコ!バースト!』
その音声が鳴ると、ドライバーのバーストブイツインが展開して、ヴァルバラドの顔が出てくる。
マッハウィール「ウィール!」
ダイオーニ「オニオーニ!」
『ヴァルバラド!』
すると、イアンの下半身からアーマーが装着されていき、頭部にアーマーがつくと、ネジが固く締められる。
イアンは、仮面ライダーヴァルバラドへと変身した。
カケル「イアンが仮面ライダーに…………!?」
シン「すげぇな…………!」
クリア「ええ…………。」
イアン「
エンジェルM「くっ…………!」
それを見たカケル達がそう言うと、イアンはそう宣言して、ヴァルバラッシャーを肩に担ぐ。
エンジェルマルガムが向かってくると、イアンはセミアルトヴォークを操作する。
『
すると、そんな文字が浮かぶ。
エンジェルマルガムが攻撃を仕掛ける中、イアンは腕でエンジェルマルガムの攻撃を跳ね返す。
『
すると、ギアが上がっていく。
イアンは引き続き、エンジェルマルガムの攻撃をいなす。
『
再びギアが上がっていく。
イアンはエンジェルマルガムの攻撃を躱すと、腰のマントのような物が地面に突き刺さり、エンジェルマルガムの攻撃をエンジェルマルガムを見ずに躱していく。
『
更にギアが上がる。
イアン「ふっ!」
エンジェルM「うわっ!?」
イアンは、ヴァルバラッシャーのスパナ部分を使い、エンジェルマルガムの腕を抑えると、セミアルトヴォークを操作する。
『
イアン「ふっ!」
『ヴァルバラドクラッシュ!』
エンジェルM「ぐはぁぁ!?」
イアンは回し蹴りを放ち、ヴァルバラッシャーがエンジェルマルガムを貫く。
マリア「凄い…………!」
アリス「あれが、仮面ライダーになった、ヴァルバラドの力!?」
リン「凄い…………!」
トール「あのマルガムをあっという間に………!?」
オーグ「凄まじいな……………。」
それを見たマリア達はそんな風に話す。
苦戦せずに、エンジェルマルガムを圧倒する仮面ライダーヴァルバラドに。
サルファー「貴様ァァァァァ!!」
サルファーはそう叫ぶと、両肩の砲台から砲撃をしていきながら、イアンに向かっていく。
イアンはそれを躱すと、ヴァルバラッシャーにダイオーニのカードを装填する。
『ガキン!』
『
『ゴキン!』
その音声が鳴ると、サルファーが殴りかかってくる。
すると。
イアン「甘い。」
サルファー「何っ!?ぐうぅぅぅぅっ!?」
『オカルトヴァルバラバースト!』
イアンはオカルトヴァルバラバーストを発動して、ヴァルバラッシャーの切先に巨大な棍棒型のオーラを生成し、サルファーに攻撃する。
サルファーが吹き飛ぶと、サルファーからゲキオコプターとガッツショベルが出てきて、イアンの方へと向かい、カケルのガッチャードローホルダーからジャマタノオロチが出てくる。
ジャマタノオロチ「ジャマ!」
カケル「ジャマタノオロチ!?」
ジャマタノオロチが出てきた事にカケルが驚く中、ジャマタノオロチもイアンの元へと向かう。
イアンは、その三枚をキャッチする。
イアン「お前達も共鳴したか。」
ジャマタノオロチ「ジャマ!」
ガッツショベル「ガッツ!」
ゲキオコプター「オコオコオコ!」
イアンがそう言うと、ジャマタノオロチ、ガッツショベル、ゲキオコプターはそう言い、イアンはジャマタノオロチとガッツショベルをドライバーに装填する。
『
『
その音声が鳴ると、イアンはセミアルトヴォークを操作する。
『ガッチャーンコ!バースト!』
その音声が鳴ると、イアンの背後にガッツショベルとジャマタノオロチのカードが現れる。
それがイアンと合わさっていく。
『カスタムアップ!オロチショベル!』
その音声が鳴ると、イアンの姿が変わる。
胸の変換内炎機関であるコンバーティブコアは2頭の龍を模した形状に変化し、両腕にショベルのバケットを装備していて、バケットには3対の龍の意匠があり、胸の龍と合わせて8体の龍が備わっている。
シン「姿が変わった!?」
フローレンス「あれが、仮面ライダーヴァルバラドの特性だ。ビークル属性とオカルト属性の同じレベルナンバーのカードを使う事で、カスタムアップが行われる。」
オーグ「なるほどな…………。」
シンが驚く中、フローレンスはそう説明して、オーグはそう言う。
イアンが口を開く。
イアン「チェックメイトだ。」
エンジェルM「それ!それ!」
イアンがそう言うと、エンジェルマルガムは羽を飛ばしてくる。
だが、イアンの両腕のジャマタノディガーによって落とされる。
イアンがジャマタノティガーから伸ばした大蛇の首で、エンジェルマルガムが拘束される。
イアン「ふっ!」
エンジェルM「うっ!?うぉぉぉぉぉ!?」
エンジェルマルガムが空中で固定されると、イアンはセミアルトヴォークを操作する。
『ヴァルバラドクラッシュ!』
イアンはエンジェルマルガムに向かって、ライダーキックを放つ。
それを受けたエンジェルマルガムが地面に落ちて、イアンはカスタムアップを解除しながら降り立つと、エンジェルマルガムは爆発する。
すると、エンジェルマルガムからエンジェリードが出てくる。
エンジェリード「エンジェリー!」
エンジェリードは、イアンが出したブランクカードに封印される。
サルファー「てめぇぇぇぇぇ!!」
イアン「ふっ!はあっ!」
エンジェルマルガムが倒された事に激昂したサルファーは、砲台から砲撃を行っていく。
イアンは、それらを叩き落とす。
すると。
リッチリッチー「リッチー!」
カケル「リッチリッチーも!?」
フローレンス「イアン!これを使え!」
カケルからリッチリッチーが出てきて、イアンの方へと向かう。
フローレンスも、何かのカードをイアンに投げ渡す。
フローレンスから受け取ったカードは、ビークル属性のレベルナンバー9で、パトカーのケミーだった。
イアン「これは?」
フローレンス「そいつはポリストライカー!ユアンが回収したケミーだ!それを使え!」
イアン「……………いいだろう。」
イアンがそう言うと、フローレンスはそう叫び、イアンはその二枚を装填する。
『
『
その音声が鳴ると、イアンはセミアルトヴォークを操作する。
『ガッチャーンコ!バースト!』
その音声が鳴ると、イアンの背後にポリストライカーとリッチリッチーのカードが現れる。
それがイアンと合わさっていく。
『カスタムアップ!リッチーストライカー!』
その音声が鳴ると、イアンの姿が変わる。
両肩に白黒のクリスタルスカルを装着し、頭部には宝石で出来たパトランプを被り、横には宝石で出来たタイヤが付いている。
すると、警官の姿のクリスタルスカルのアンデッドを出す。
イアン「行け!」
シシリー「あれって…………!?」
クリア「リッチリッチーの能力ね。」
イアンがそう指示を出すと、アンデッドはサルファーの方へと向かう。
サルファー「くっ!このっ!鬱陶しいな!」
サルファーは、アンデッドと応戦していく。
その間、イアンはセミアルトヴォークを操作して、必殺待機状態にする。
すると、背中からワイヤーを出して、サルファーを拘束する。
サルファー「何っ!?ぐぅぅぅぅっ!?」
サルファーは拘束されると同時に電流を流される。
イアンは腰からアンカーを出して自身を固定させ、イアンと周囲の魔力を吸収し、クリスタルスカルの横のタイヤを回転させ電気を溜め、チャージを開始する。
イアン「ハァァァァァ……………!」
マーク「何すか、あれ!?」
オリビア「魔力が溜まってる…………!?」
オーグ「何をするつもりだ?」
イアンがそう力む中、マーク達はそう話す。
すると、魔力と電気のエネルギーが限界まで溜まっのか、パトランプが光って警報が鳴り響く。
そして、イアンはセミアルトヴォークを操作すると、両肩のクリスタルスカルの口が開いて、そこからメッキの砲台が出てくる。
イアン「ハァァァァァ!」
『ヴァルバラドクラッシュ!』
サルファー「ぐわぁぁぁぁ!?」
イアンから魔力と電気が混ざった極太のビームが放たれて、サルファーに命中する。
サルファーは吹っ飛ぶと、変身解除する。
サルファー「ちっ!覚えてろ…………!」
サルファーはそんな捨て台詞を吐くと、そのまま撤退していく。
ソルトは、いつの間にか撤退していた。
イアンが変身解除すると、エンジェリードが口を開く。
エンジェリード「エンジェリード!」
エンジェリードがそう言うと、鐘の音が鳴り響く。
すると、イアンの目の前にフラムとラスィエの二人が現れる。
二人は何も言わずに微笑むと、イアンに背を向けて歩き出し、消えていく。
エンジェリードが助けてくれたお礼をしたのだ。
イアンの元にカケル達が駆け寄る。
シン「やったな、イアン。」
カケル「これからは、仮面ライダーとして一緒に戦おう!」
イアン「言ったはずだ。これは俺の戦いだ。」
シンとカケルがそう言うと、イアンはそう言って、そのまま去っていく。
その姿をカケル達はただ見守っていた。
あれが、イアンとの適切な距離感であると。
その光景をウラッカが見ていた。
ウラッカ「へぇ〜…………やるじゃん。ガッチャード、ヴァルバラド、マジェード、オレンジ色のガッチャード、テックス、ジェネシスガッチャード、ドンヴァルバラド、スプリーム、ルーラート。彼らのおかげでデータがたくさん取れて、これが遂に完成した。」
ウラッカはそう言うと、ある物を取り出す。
それは、赤黒いガッチャードライバーだった。
すると、ウラッカの肩にアークホッパーが現れる。
アークホッパー「ポッパ…………!」
ウラッカ「早くこれで遊びたいねぇ〜!」
アークホッパーがそう言う中、ウラッカは笑いながらそう言う。
そのドライバーとは……………。
その夜、サーは。
サー「……………ふぅ。なんとか、急所は外せたわね…………。この借りは必ず返してやるわよ…………!」
サーは、仮面ライダーへの恨みをさらに募らせていた。
その頃、フローレンスの研究室でフローレンスとユアンが休んでいると。
イアン「……………随分と無茶したな。」
ユアン「……………兄として、出来ることをしたまでだよ。」
イアンがそう言うと、ユアンはそう答える。
イアンはチェスを整理すると、フローレンスの前にある椅子に座る。
イアン「……………準備できたぞ。ゲーム再開だ。」
イアンはフローレンスに対して、そう言う。
それを見たフローレンスの脳裏には、かつて、一緒にチェスをした光景が浮かび上がっていた。
すると、フローレンスが口を開く。
フローレンス「その前に、何か作ってくれ。ユアンが怪我をしていて、料理が出来なかったからね。腹ペコで死にそうだ。」
フローレンスがそう言うと、イアンは笑みを浮かべる。
こうして、師匠と弟子、兄と弟の絆が戻ったのだった。
その翌日、魔人領攻略作戦に向けた世界連合閣僚会議当日。
連合国のほぼ中央に位置する国、ダーム王国。
この地にて、連合会議が行われる事となった。
ドミニク「『人類存亡の危機に際し、各国が協力し、事態の収拾に当たる。なお、連合締結中は、1つの集団として機能し、その行動に対し、何ら見返りを求めないものとする。』以上が、連合の調印内容となります。」
ドミニクは、そう宣言する。
ここに、7カ国の代表が揃った。
アールスハイド王国からは、ドミニク=ガストール。
イース神聖国からは、ハミル=マキナ。
エルス自由商業連合国からは、ウサマ=ナバル。
スイード王国からは、エドガー=フランネル。
カーナン王国からは、ガラン=シェパード。
クルト王国からは、エンリコ=ベーカー。
ダーム王国からは、ラルフ=ポートマン。
この7人が、各国を代表する使者だ。
すると、ドミニクが口を開く。
ドミニク「アールスハイド王国軍務局長のドミニク=ガストールであります。現在、我々人類は魔人の大量出現と言う人類の存続すら危うい状況に置かれております。しかし!我々に希望が無い訳ではありません。大まかな作戦内容は既に作成しております。まずは、それを纏めた書類に目を通して頂きたい。」
ドミニクはそう言うと、作成した書類を各国の代表達に配った。
その書類を各国の代表達が見ていく。
それを見たラルフ=ポートマンが口を開く。
ラルフ「各国軍は大型までの魔物の討伐を担当………災害級の魔物と魔人は、アルティメット・マジシャンズが担当する………!?ドミニク局長………!本気ですかこれは………!?」
ドミニク「無論本気です。最善であると確信した上での立案です。」
ラルフはドミニクにそう聞くが、ドミニクはそう答える。
すると、ガランが手を上げる。
ガラン「
ラルフ「……………。」
ガランは手を上げながらそう言う。
ラルフが黙っていると、次はナバルが口を開く。
ナバル「エルスの外交官、ウサマ=ナバルや。ウチらはこの作戦、どっちかと言うと資金繰り中心に関わらせて貰いますよって。軍のお偉いさん差し置いて、ウチが出しゃばらせて貰いましたわ。あの子らなら作戦に掛かる資金に見合う働きをしてくれますわ。そこは間違いなく保証しますよって。」
エドガー「同意見です。」
エンリコ「同じく。」
ハミル「……………。」
ナバルは笑みを浮かべながらそう言うと、エドガーとエンリコの二人はそう言い、マキナは無言で頷いた。
各国ともに異論はないようだ。
ドミニク「目の前で災害級の魔物や魔人を討伐する姿を見た者は皆、賛成のようですな。」
ドミニクはそれを見ながらそう言う。
すると、ラルフが立ち上がりながら口を開く。
ラルフ「正気ですか…………!?強いとは言え、たかだか15〜16歳の子供ですよ!?私は反対だ…………!!」
ラルフだけが唯一、この作戦案に異論を差し込んできた。
会議室には、なんとも言えない空気が満ちていた。
今回はここまでです。
今回は、ヴァルバラドの話の後編です。
遂に、イアンが仮面ライダーヴァルバラドに覚醒しました。
オリジナルのケミーを使ったカスタムアップ形態も出しました。
そんな中、ウラッカが赤黒いガッチャードライバーを手にしていたり、魔人対策の会議の中で、ダーム王国の代表が案に反対意見を出したりする。
色々と不安な展開がある中、話は進んでいく。
次回は、オリジナルの話になるか、ズキュンパイアの話になる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
賢者の孫としての話は、漫画版をベースにしていきます。
漫画版の賢者の孫の話がどうなるのかは分かりませんが、シュトロームとの戦いが終わったら、ガッチャードの話を主軸に行っていきます。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告から承っております。