仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル、テンフォートレス、ファイヤマルス、インフェニックス、ゴールドングリ⭐︎、クロスブレイバー⭐︎、ドンホッパー9⭐︎、ホッピングッド⭐︎、サポードローン⭐︎、トライケラ、ズキュンパイア

イアン=シグネット
マッドウィール↔︎マッハウィール、ダイオーニ、ガッツショベル、ジャマタノオロチ、ゲキオコプター、エンジェリード、ポリストライカー⭐︎、リッチリッチー⭐︎、ドリルビー⭐︎、ヤタガラスピア⭐︎、ポルターゴースト⭐︎、ゴウカッパ⭐︎、ロックロークビ⭐︎、カゼイタチ⭐︎、クラヤミリーパー⭐︎

クリア=テンフェクト
クロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン、ネコマタキメラ⭐︎

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト

ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎

ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎

エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、ユニコン、ザ・サン、ヨアケルベロス、ネミネムーン、ウルフレア⭐︎

ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎

ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー、レプリマッドウィール、レプリゲンゲンチョウチョ、レプリホッパー1、レプリサーベライガー、レプリブッサソーリー、レプリゲキオコプター、カイザービー、カリュードス、レプリビートルクス、レプリエクシードファイター、レプリクロスウィザード、レプリリクシオン、レプリサスケマル、レプリナインテイル、レプリガイアード、アークホッパー⭐︎、レプリゼグドラシル、レプリテンフォートレス、レプリガッツショベル、レプリジャマタノオロチ、レプリエンジェリード、レプリファイヤマルス

キビル&ジロソニア
グリルシファー⭐︎、レヴィアマーメイド⭐︎、ナガレスター⭐︎、ペガサストーム⭐︎、ファントムジョーカー⭐︎、テリジノクロー⭐︎


第66話 フブユキオンナ

 ズキュンパイアをガッチャしたカケル。

 ウラッカが裏で本格的に動き出そうとしていた。

 そんな中、カケルはある夢を見ていた。

 

???『嘘!?直してくれたの!?』

カケル『ああ、これでもう大丈夫だ。』

???『本当にありがとう……!』

 

 それは、雪が降る森の中で、カケルがある女性と話をしていた。

 すると。

 

ミコ「カケル君、カケル君。」

エレナ「カケル。」

カケル「ん?……………ああ、エレナとミコか。悪い。寝てた。」

 

 そんな風に声をかけられる。

 カケルはあくびをしながら、寝ぼけ眼のまま、そんな風に答える。

 

ミコ「それは良いんだけど……………。」

エレナ「気持ちよさそうに寝てたけど、何を見てたの?」

カケル「…………ちょっと、懐かしい夢を見てたよ。」

 

 ミコとエレナがそう聞くと、カケルは懐かしそうにそんな風に言う。

 

ミコ「そうなんだ。」

エレナ「カケルに会いたい人たちが居るって。」

カケル「俺に?分かった。」

 

 それを見ていたエレナ達はそう言うと、カケルは客間へと向かう。

 そこには、ゲーカとサヒメが来ていた。

 ゲーカは少し緊張しており、サヒメがゲーカを落ち着かせる為に手を握る。 

 

サヒメ「落ち着くまでこうしてあげるね。」

ゲーカ「……いつも悪いな。」

サヒメ「この位、全然良いよ!好きなだけ頼って!」

 

 サヒメがそう言うと、ゲーカはそう言う。

 サヒメがそんな風に答えると、ゲーカは照れ臭そうに口を開く。

 

ゲーカ「……じゃあさ、一つ良いか?」

サヒメ「うん……?何?」

ゲーカ「キス……して良いか……?」

サヒメ「うん!そのくら………ってえぇ!?」

 

 ゲーカはそんな風に要求する。

 ゲーカの突然の要求に対して、顔を真っ赤にするサヒメ。

 

ゲーカ「やっぱり……ダメか?」

サヒメ「…わかったよ……一回だけなら……。」

 

 ゲーカがそう聞くと、サヒメはそう言う。

 そして二人は目を閉じて顔を近づける。

 すると。

 

カケル「いやーお待たせしてすみませ………。」

「「……………。」」

 

 そこに、タイミング悪くカケルがドアを開けてしまい、二人は固まってしまう。

 3人が固まっていると。

 

カケル「あ、失礼しました。どうぞごゆっくり〜…………」

 

 カケルは一足早く復活して、そう言うと、そっとドアを閉めて退散する。

 

「「ちょっと待ってぇぇぇぇぇ!!?」」

 

 カケルが出ていくと、慌てて追いかける二人だった。

 数分後、再び客間に集まったゲーカにサヒメにカケルとエレナとミコの他にクリア、シン、シシリー、マリア、オーグ、ユアン、イアン、フローレンスも加わる。

 

カケル「いや〜すみませんねぇ、お二人の邪魔をするつもりはなかったんですよ。」

サヒメ「いえいえ!こちらが悪いので!!」

ゲーカ「本当にすみませんでした!!」

フローレンス「いやいや。英雄の一家の住まいでイチャイチャするなんて、大胆になったねぇ〜。」

シン「何やってんだ……………。」

 

 カケルがニヤニヤして、二人は顔を真っ赤にしながら謝罪する。

 それから、カケルとフローレンスに揶揄われ、その二人を見て呆れる面々だった。

 

クリア「それで……………あなた達は?」

ゲーカ「あぁ……………。俺達は、オカルト属性とジョブ属性専門の錬金術師だ。俺はゲーカ。こっちが…………。」

サヒメ「サヒメです。」

マリア「って事は……………前に会ったセンギン達と同じ人たちって事?」

シシリー「でも、錬金術師という事は、錬金連合と関係があるんでしょうか…………?」

フローレンス「その点は大丈夫だ。彼らも含めた私の弟子達は、錬金連合とは少し距離を置いてるんだ。」

 

 クリアがそう聞くと、ゲーカとサヒメは、そんな風に自己紹介をする。

 マリア達がそんな風に話すと、フローレンスはそう説明する。

 フローレンスの弟子達は、錬金連合とは距離をとっているのだと。

 

オーグ「それで、一体何の用なんだ?」

サヒメ「それはですね、私達が生み出した新世代のオカルトとジョブのケミーを助けて回収してくれたお礼を伝えに来たんです。」

ゲーカ「それと、力になるんじゃないかと思って、これも渡しに来たんだ。」

 

 オーグがそう言うと、サヒメとゲーカはそう言う。

 すると、ゲーカはファントムジョーカー以外のジョブケミーの内、レベルナンバー4、5、6、8、9、10以外のカードを渡す。

 レベルナンバー1の軍人のケミーのソルジャーS

 レベルナンバー3のボクサーのケミーのノックアウトボクサー

 レベルナンバー7の炎の槍使いのケミーのメラメランサーとなっている。

 すると。

 

クロスブレイバー「ブレイバー!」

ゲーカ「おお、お前ら!久しぶりだな!」

サヒメ「元気にしてた?」

 

 その時にクロスブレイバーやカケル達が所持していた新世代のオカルトとジョブケミーがカードから出てきて、ゲーカとサヒメに久しぶりに会えた事に喜んでいた。

 クリアからネコマタキメラも出てくると

 

ゲーカ「お!お前がセンギン達が作った、オカルト属性のレベルナンバー10か!」

サヒメ「可愛いねぇ〜!宜しくね♪」

クリア「あの子が私以外に懐くなんて………。」

 

 ゲーカがそう言うと、サヒメが頭を撫でて、ネコマタキメラは二人に懐いた。

 それを見たクリアがそう言う中、シンが口を開く。

 

シン「それで…………2人はどんな感じにケミーを作ったんですか?」

フローレンス「それは、2人がセンギン達が使っていた異世界次元運航装置を見つけて、修理して使うと、色んな絵とかが出てきたんだよ。2人はそれを元に、オカルト属性とジョブ属性のケミーを作ったんだ。」

ゲーカ「あのキビルとかいう奴が手に入れてるファントムジョーカーも含めて、俺たちが作ったケミーはこんな感じだ。」

 

 シンがそう聞くと、フローレンスとゲーカはそう言う。

 ゲーカはそう言うと、ジョブ属性とオカルト属性の新たなケミーの一覧を見せる。

 そんな中、カケルはオカルト属性のレベルナンバー5であるフブユキオンナを見て、思っていた。

 

カケル『なんか、あの子と似ているけど…まさかな………。』

 

 カケルはそんな風に思っていた。

 すると、オーグが口を開く。

 

オーグ「それで、何故、2人が生み出したケミー達が行方不明になったんだ?」

サヒメ「実は…………数年前にブライスの信者達の襲撃があって、クロスブレイバー以外のケミー達が行方不明になっちゃったんです。」

ゲーカ「俺たちは、行方不明になったケミー達の回収していたんだが、なかなか集まらなくてな。」

マリア「なら、何でクロスブレイバーは何で私達の所にやって来たのよ?」

 

 オーグがそう聞くと、サヒメとゲーカの2人はそう言う。

 それを聞いたマリアがそう聞くと、ゲーカが口を開く。

 

ゲーカ「実はな…………クロスブレイバーがカケルとシンの活躍を聞いて会いたいって、俺たちに懇願してきたんだよ。勇者のケミーだから英雄の孫に興味を持ってたみたいで。」

サヒメ「それで、私たちはクロスブレイバーと一緒にカケル達の所に向かったの。カケル達の姿を見た瞬間、クロスブレイバーは一人で向かって行っちゃって。」

ゲーカ「俺たちは遠くからカケル達とクロスブレイバー達の様子を見守っていたんだけど、カケルがクロスブレイバーと協力してリッチリッチーを助けた姿を見て、カケルになら、クロスブレイバーを任せられると思ったんだ。」

カケル「そうだったんだ……………。」

 

 ゲーカとサヒメは、そんな風に説明をする。

 クロスブレイバーに関しては、そんな感じにカケル達の元に向かったのだと。

 すると、ユアンが口を開く。

 

ユアン「それよりも、イアン。共有させておくべき事があるんじゃないかい?」

シン「共有するべき事?」

イアン「そうだったな。笑えない事態になった。敵に黒いガッチャードが現れた。」

オーグ「何っ!?黒いガッチャードだと!?」

 

 ユアンがそう促すと、シンは首を傾げる。

 それを聞いたイアンがそう聞くと、オーグはそう叫ぶ。

 

マリア「どうなってんのよ!?ガッチャードライバーはカケルが持ってるんじゃないの!?」

エレナ「何で……………!?」

シシリー「分かりません……………。」

クリア「確かに、笑えないわね。」

ミコ「でも、どうなってるんですか?」

 

 それを聞いたマリア達は、困惑した。

 新たなガッチャードの存在について。

 すると、フローレンスが口を開く。

 

フローレンス「事実だ。イアンの話によると、黒いガッチャードは、レプリケミーや見た事がないケミーのカードを使っているみたいだ。ヴァルバラッシャーをそいつが使ったら、不具合が起こってね。カードスロットを調べてみると、見た事もないケミー因子を発見したんだ。」

カケル「見た事がないケミー因子?」

フローレンス「ああ。これまでに確認されているケミーの属性は、インセクト、ジョブ、ビークル、アニマル、アーティファクト、プラント、オカルト、エンシェント、コズミック、ファンタスティック、タブーの十一種類だ。だが、そのケミー因子は、どの属性の物にも該当しなかった。」

 

 フローレンスはそう説明する。

 ちなみに、タブー属性に関しては、イアンがベルゼイーターをヴァルバラッシャーで使った為、調べられていた。

 

シン「どの属性の物にも該当しなかったって……………!?」

エレナ「それじゃあ、新たに作られたケミーという事ですか!?」

フローレンス「そうだろうね。しかも、厄介な事に、この因子はとても危険で、一度この因子を持ったケミーカードをケミーライザーとかに使うと、不具合が起こって使用できなくなる。イアンのヴァルバラッシャーは何とか修理できたけどね。」

オーグ「という事は、私のこれ(レジェンドライドマグナム)も、不具合を起こす可能性があるのか。」

フローレンス「おそらく。」

 

 シンとエレナが驚きながらそう聞くと、フローレンスはそう言う。

 オーグは、レジェンドライドマグナムを見ながらそう言うと、フローレンスは肯定する。

 レジェンドライドマグナムも、ライドケミーカードを装填できるからだ。

 すると、ゲーカとサヒメが口を開く。

 

サヒメ「皆には、お願いがあるの。」

ゲーカ「キビルって奴が持ってるファントムジョーカー、まだ見つかっていないナイスナイパーとフブユキオンナ。こいつらを保護してやって欲しい。頼む。」

 

 サヒメとゲーカの2人はそんな風に頭を下げる。

 それを聞いたカケル達は。

 

カケル「勿論ですよ!」

シン「ああ。」

オーグ「これ以上、厄介事を起こされても困るからな。」

イアン「ケミー回収は元々の仕事だ。」

ゲーカ「おう!頼んだぞ!」

 

 カケル達は、ゲーカ達の頼みを了承する。

 ゲーカがそう言うと。

 

ユリウス「殿下、緊急の報告でござる!」

トール「サーがアールスハイド近郊の森で、大量の魔物を引き連れていると情報が入りました!」

オーグ「動き出したか。」

カケル「行こう!」

 

 ユリウスとトールの2人がそんな風に言いながら、入ってくる。

 それを聞いた一同は、直ちに現場に向かう。

 

サー「さあ、今度こそ、イレギュラーどもを滅ぼしてやる!」

カケル「待て!」

 

 サーの元へカケル達が変身した状態で現れる。

 サーはイアンを見ると、口を開く。

 

サー「貴様!よくもこの前は私を倒してくれたな!」

イアン「うるさい。フローレンスさんが作ったドライバーを破壊しようとした癖に。」

 

 サーは前にイアンにやられた事を根に持っていて、文句を言うが、イアンはどこ吹く風と言わんがばかりに返す。

 

サー「うるさい!今度という今度は、貴様らを倒す!行け!」

カケル「来るぞ!」

シン「おう!」

 

 サーがそう言うと、魔物達に攻撃の指示を出す。

 それを受けて、カケル達も応戦していく。

 

カケル「はっ!はあっ!」

 

 カケルは、身軽な動きで魔物の攻撃を躱しながら、ガッチャージガンやガッチャートルネードで攻撃していく。

 

エレナ「ふっ!はっ!」

 

 エレナはキックや掌底打ちを行ったりして、魔物を倒していく。

 

クリア「ふっ!はあっ!」

 

 クリアは、クロスウィザードの力や己の魔法を使って、魔物を倒していく。

 

シン「ハアッ!はっ!」

シシリー「ハアッ!てやっ!」

マリア「はっ!ハアッ!」

オーグ「ふっ!はっ!」

トール「はあっ!はっ!」

ユリウス「ぬんっ!ハアッ!」


トニー「ハアッ!でやっ!」

ユーリ「ハアッ!でやっ!」

アリス「ハアッ!でやっ!」

リン「フッ!はっ!」

マーク「ハアッ!でやっ!」

オリビア「はっ!ハアッ!」

 

 シン達は、それぞれの攻撃で、魔物を倒していく。

 

セブンティア「ふっ!ハアッ!」

ギレーヌ「てやっ!ハアッ!」

 

 セブンティアとギレーヌも、連携して魔物を撃破していく。

 それを見ていたサーは。

 

サー「えぇい!また私の邪魔をして!いい加減しつこいぞ貴様ら!」

シン「こっちのセリフだ!また迷惑な物を作って!」

オーグ「これ以上、被害は増やさせん!」

カケル「ああ!」

サー「なら、これで終わらせてやる!来い!ドラゴン!」

 

 サーがそんな風に言うと、シン達はそう言う。

 カケル達が大量の魔物を相手している中でサーが巨大ドラゴンを出す。

 

マリア「もう何でもありじゃない!?」

シシリー「そうですね……………。」

エレナ「ん?何で雪が……………?」

 

 マリアとシシリーがそう言う中、エレナはそう呟く。

 すると突然、雪が降ってきた。

 すると、巨大ドラゴンが冷気で凍って動かなくなってしまった。

 

トニー「龍が凍った……………?」

ユーリ「一体、何が起こってるの?」

マーク「分かんないっすよ……………。」

オリビア「うん…………。」

セブンティア「うん?誰か来たぞ。」

ギレーヌ「そうですね。」

 

 一同が困惑していた。

 すると、セブンティアとギレーヌはそう言う。

 そこに桜の妖精みたいな存在を引き連れた雪女の様な見た目の美女が現れる。

 その女性を見たカケルは目を見開いた。

 

カケル「あの子って……………!?」

サー「なんだ!貴様は!?雪女見たいな格好をして!そんなのは昔話で充分なんだよ!異世界なら雪の精霊か魔女にしろよ!」

シン「いや、対して変わらないだろ!」

 

 カケルがそう呟く中、サーはそう叫ぶと、サーの言葉にシンがツッコむ。

 すると。

 

クリア「まさか……………新たに作られたオカルト属性のレベルナンバー5のフブユキオンナとプラント属性のレベルナンバー5のフローラブロッサム!?」

トール「ケミー……………という事ですか?」

ユリウス「その様でござるな…………。」

 

 クリアが彼女達の正体に気づいた。

 女性はゲーカとサヒメが作ったフブユキオンナで、桜の方はフローラブロッサムだったのだ。

 すると、二人は光を放ちながらカケルのドローホルダーの中にあるブランクカードの中に入る。

 カケルがガッチャードローホルダーを開くと、その二枚が入っていた。

 

フブユキオンナ「カケル君!私達の力を使って!」

フローラルブロッサム「ブロー!」

カケル「ガッチャ!」

 

 フブユキオンナとフローラブロッサムがそう言うと、カケルはそう言って、2枚のカードを装填する。

 

FUBUYUKIONNA(フブユキオンナ)

FLORABLOSSOM(フローラブロッサム)

 

 その音声が鳴ると、待機音が流れてきて、カケルはアルトヴォークを操作する。

 

ガッチャンコ!

フブユキブロッサム!

 

 カケルは、ガッチャード・フブユキブロッサムに変身する。

 

トール「あれが……………。」

ミコ「フブユキオンナとフローラブロッサムを使ったガッチャード……………。」

カケル「よし!行くぜ!」

 

 トールとミコがそう言うと、カケルはそう言う。

 ドラゴンが氷を破壊して再び動き出す。

 

カケル「よっ!ハアッ!」

 

 カケルは冷気で氷の二丁拳銃を作り、氷の弾丸を打ち込み翼を凍らせて破壊した。

 次に花吹雪をまき、ドラゴンの視界を遮り、桜の花の香りを嗅がせてフラフラにさせる。

 すると、今度は冷気で氷の双剣を装備して、切り刻んでいく。

 

シン「相変わらずすげぇな……………。」

クリア「使いこなしてるわね。」

カケル「決めるぜ!」

 

 シンとクリアがそう言う中、カケルはそう言うと、アルトヴォークを操作する。

 

フブユキブロッサム!フィーバー!

 

カケル「ハァァァァァ!」

 

 カケルは、最後に必殺技を発動する。

 桜吹雪と吹雪が舞う中、ライダーキックをドラゴンに放ち、ドラゴンを撃破する。

 それを見たサーは。

 

サー「あぁーー!また私の最高傑作が!?えぇい!そこの雪女!よくもやってくれたな!?絶対に許さないぞ!次会ったら覚悟しておけ!!」

マリア「待ちなさい!」

オーグ「追っても無駄だろうな。」

セブンティア「もう居ないな。」

ギレーヌ「ですね。」

 

 サーはそんな捨て台詞を吐くと去っていく。

 マリアがそう言う中、オーグとセブンティアとギレーヌはそう言う。

 カケル達は変身解除する。

 

カケル「手を貸してくれて、ありがとうな。」

フローラブロッサム「フロー!」

 

 カケルは手を貸してくれた二人に感謝した。

 そんな中、カケルは口を開く。

 

カケル「なあ、君はあの時の………。」

フブユキオンナ「うん……久しぶりだね、カケル君。」

カケル「あぁ、まさかケミーだったとはな……なんで黙ってたんだ?」

フブユキオンナ「ごめんね……どうしても言えなくて………。」

カケル「急にいなくなって、心配したんだ………。寂しかった。」

フブユキオンナ「……本当にごめん。」

カケル「でもまた君に出会えた……久しぶりだな、ユキ……いやフブユキオンナだったな」

ユキ「ユキでいいよ、カケル君。」

 

 フブユキオンナとカケルの2人はそんなふうに話す。

 

セブンティア「なんか、いい雰囲気だな。」

ギレーヌ「ですね。」

クリア「なんか既視感あるわね。」

マリア「あの〜ちょっとすみません、いい雰囲気の中、大変申し訳ありませんが、2人って知り合い?」

アリス「と言うか!恋人!?ねぇ恋人なの!?」

「「!?」」

 

 セブンティアとギレーヌ、クリアがそう話すと、マリアがそう言い、アリスはそう叫ぶ。

 それを聞いたミコとエレナが身構える中、カケルが口を開く。

 

カケル「いやいや、違うよ、去年の冬に会った事があるだけだよ」

ユキ「……うん、そう……だよね。」

 

 カケルがそんな風に否定すると、ユキは悲しい顔をしていた。

 カケル以外の人たちは、彼女の気持ちに何となく察した。

 その後、一同はウォルフォード邸へと戻り、ゲーカとサヒメにユキの事を報告する。

 すると。

 

サヒメ「無事でよかった……………!」

ユキ「サヒメ……………!」

 

 サヒメはユキが無事だった事に涙を流して喜んでユキに抱きついた。

 ゲーカと新世代のオカルトとジョブケミー達もユキが戻ってきた事に喜んでいた。

 

オーグ「……………さて。お前には聞きたいことがある。」

シン「確かに。いつのまにユキ…………フブユキオンナと会ってたんだよ?」

カケル「そっか。その時、シンはマーリン達の方にいたからな。あれは、前の冬の頃だったな。」

 

 オーグとシンはそんな風にカケルとユキの出会いについて聞く。

 それを聞かれたカケルは、説明をした。

 一年前の冬、当時ヴァンは任務で行ってしまってカケルは一人で過ごしていた。

 狩りを終えて帰宅していると雪が降り始めていた。

 

カケル「もう冬の季節か……今年もあっという間だったな。ん!?」

 

 カケルはそんな風に外を見ながら呟く。

 すると、大きな衝撃音が鳴り響く。

 それに驚いたカケルは現場に向かう。

 その頃。

 

信者「居たぞ!フブユキオンナだ!必ず捕まえろ!」

ユキ「くっ!」

 

 ブライスの信者達がユキを捕まえようと追いかけていた。

 ユキは冷気や氷を飛ばしたり、足元を凍らせて滑らせたりするなど、抵抗していた。

 信者達が逃げるユキを捕まえようと、錬金術を使おうとする。

 すると。

 

信者「うわぁぁぁぁぁ!?」

信者「何だこいつは!?」

 

 突然、魔物が現れて信者達を捕食してしまう。

 彼らを捕食した魔物は、ユキにも襲いかかってきた。

 

ユキ「来ないで!」

 

 ユキは氷を飛ばしたり、冷気で凍らせようとするが、歯が立たなかった。

 そして、魔物の攻撃の余波で吹き飛んでしまい、髪留めを落としてしまう。

 

ユキ「あっ!?」

 

 ユキがそう言う中、魔物に髪留めを壊されて、絶体絶命に陥った。

 すると。

 

カケル「大丈夫か!?」

ユキ「え、ええ……………。」

 

 カケルが現場に到着して、魔法で魔物を倒して救出した。

 

カケル「怪我はないか?」

ユキ「う、うん。ありがとう。でも…………。」

 

 カケルがそんな風に声を掛けると、ユキはお礼を言う。

 しかし、壊れた髪留めを見て悲しんでいた。

 すると。

 

カケル「ちょっと待ってて。」

 

 カケルは髪留めの破片を拾って、彼女から離れて木の影に隠れる。

 すると。

 

カケル「万物はこれなる一者の改造として生まれうく。」

 

 カケルはそんな風に詠唱して、錬金術で髪留めを修復する。

 木の影から出てくると、それをユキに返す。

 

カケル「はい、どうぞ」

ユキ「嘘!?直してくれたの!?」

カケル「ああ、これでもう大丈夫だ。」

ユキ「本当にありがとう……!」

 

 カケルが髪留めを渡すとユキは驚き、お礼を伝える。

 ユキは口を開いた。

 

ユキ「でも、どうやって直したの?」

カケル「……ちょっとした魔法さ」

 

 ユキがそう聞くと、カケルは魔法で直したと誤魔化した。

 ケミーであると気づいておらず、錬金術は秘密にする決まりだったからだ。

 

カケル「俺はカケル=パラケルス。この辺りで暮らしている……君は?」

ユキ「私はフブ……じゃなくて……名前はユキ、よろしくねカケル君。」

 

 カケルがそう自己紹介をすると、ユキも自己紹介をする。

 カケルはユキに聞く。

 

カケル「ユキはどうしてこんな所に?」

ユキ「あぁ〜……旅をしていたら道に迷っちゃって…………そしたら魔物に襲われそうになって……。」

カケル「それは災難だったな……もうすぐ暗くなるし、良かったら家に来るか?」

ユキ「え?でも……。」

カケル「気にするな……それに君みたいな可愛い女の子を放っておけないからね。」

ユキ「っ!?か、可愛い?///」

 

 カケルがそう聞くと、ユキはそう答える。

 ユキも己がケミーである事は隠した。

 カケルはそんな風に提案すると、ユキは驚く。

 カケルの言葉にユキが顔を赤くすると、カケルは首を傾げる。

 

カケル「ん?どうしたの?」

ユキ「う、ううん!何でもないよ?」

 

 カケルはユキを自宅に招待して、彼女に手料理やお風呂を提供した。

 カケルはユキと一緒に数日間楽しく過ごしていたが、ある日彼女は突然いなくなってしまった。

 

カケル「……………とまあ、ユキとはそんな感じに出会ったんだよ。」

 

 カケルはそんな風に説明を終える。

 すると。

 

マリア「何よそれ!そんなの惚れるじゃん!」

ユーリ「カケル君やるぅ。」

アリス「大胆…………!」

 

 女性陣はそんな風に言って、キャーキャーしていた。

 

シン「俺、その話聞いてないんだけど?」

カケル「わざわざ言う必要は無いかなって。」

 

 シンがジト目でそんな風に聞くと、カケルはのほほんとそう言う。

 すると。

 

エレナ「一緒に暮らしていたってどういうこと!?」

ミコ「聞いてないよ!?」

カケル「仕方ないだろ……吹雪の中を歩かせる訳にはいかないしね。」

ミコ「それは……そうかもだけど。」

エレナ「ケミーとはいえ、女の子と二人で暮らすのは……。」

 

 エレナとミコがそんな風に聞く。

 すると、カケルはそう言う。

 カケルの返答に対して、2人がそう言うと。

 

カケル「ん?何か問題あるのか?」

「「あるよ!!」」

カケル「どんな?」

「「………」」

カケル「いや、何で黙るの?」

シシリー「エレナ、ミコさん。落ち着いてください。」

シン「天然すぎんだろ……………。」

 

 カケルがそう聞くと、2人は顔を赤くして黙り込む。

 シンとシシリーが二人を宥めて、カケルの天然さに呆れる一同だった。

 すると、ゲーカとサヒメが口を開く。

 

サヒメ「とにかく、ユキを助けてくれて、ありがとうございます。」

ゲーカ「助かったぜ。」

カケル「大丈夫だよ。それより、どうして居なくなったの?」

ユキ「それは……………。」

 

 ゲーカとサヒメはそんな風に感謝の言葉を伝える。

 カケルはユキにどうして黙っていなくなったのかを理由を聞こうとする。

 すると。

 

ホッパー1「ホッパー!」

カケル「ちょっ!?どこ行くのホッパー1!?」

 

 カケルのドローホルダーからホッパー1が飛び出して、何処か行ってしまう。

一同は驚き、カケルは急いで後を追いかけた。

 

ズキュンパイア「悪く思わないでくれよ。」

シン「あっ、ズキュンパイア。」

 

 すると、ズキュンパイアがカケルにバレない様にカードから現れる。

 すると。

 

リン「ズッキュン♡」

オーグ「今、ズッキュンとしたか?」

リン「し、してないです。」

 

 リンがズッキュンとして、オーグがニヤニヤしながらそう聞くと、リンはそう誤魔化す。

 すると。

 

ユキ「キュン君!」

ズキュンパイア「やぁ、久しぶりだね。ユキちゃん。」

セブンティア「知り合いなのか?」

リン「もしかして、恋人!?」

ズキュンパイア「違うよ。」

リン「そっか。……………ニヤニヤしないで。」

 

 ユキがそう言うと、ズキュンパイアはそう話しかける。

 セブンティアがそう言うと、リンはズキュンパイアに詰め寄る。

 ズキュンパイアがそんな風に答えると、リンはホッとするが、他の人たちがニヤニヤして居た。

 

ズキュンパイア「僕がホッパー1に頼んで、彼を遠ざけたんだ。まだ知られる訳にはいかないからね。」

エレナ「それって………。」

ズキュンパイア「もう気づいている人もいると思うけど、ユキちゃんはね………彼に恋しているのさ。」

ユキ「…………うん////」

 

 ズキュンパイアがそんな風に言うと、エレナはそう言う。

 ズキュンパイアの言葉に、ユキは顔を赤くしながら頷く。

 

ユリウス「やはりでござるか。」

トール「まあ、でしょうね。」

トニー「分かりやすかったからねぇ。」

 

 一同はそんな反応をしていた。

 ユキの態度を見て、悟っていたのだ。

 すると、フブユキオンナが口を開く。

 

ユキ「やっぱり……変かな?……ケミーの私が恋するなんて。」

シン「いや、別にそんなこと……。」

イアン「あぁ、人間に惚れるケミーなど……笑えないジョークだ。」

 

 ユキがそんな風に言うと、シンはそんな風に言おうとするが、ずっと黙っていたイアンがそんな風に言う。

 

マリア「ちょっとイアンは黙って!」

シン「お前、空気を読めよ!!」

イアン「事実を言ったまでだ。ケミーは人工的に作られた存在だ。」

シシリー「だからって、それは言い過ぎです!」

 

 それを聞いた一同はイアンに注意する。

 すると、ユキが落ち込む。

 

ユキ「そうだよね、ケミーの私が恋なんて……。」

シシリー「そんな事ありません!!」

ユキ「シシリーさん?」

シシリー「人間がどうかなんて関係ないですよ!ケミーであろうと、人を好きになってはいけないなんてないです!」

 

 ユキがそんな風に言うと、シシリーはそう叫ぶ。

 すると。

 

マリア「まあ、ケミーでも恋愛はしていいんじゃ無いの?」

マーク「そうっすよ。」

オリビア「うん。凄い素敵だと思う。」

アリス「そーそー。リンだって、ズキュンパイアに惚れてるんだから、気にしなくていいよ。」

リン「私は別に惚れてるわけじゃ……………ズッキュン!」

オーグ「ズッキュンしてるな。」

 

 マリア達はそんな風にユキをフォローする。

 アリスがそんな風に言うと、リンは反論しようとするが、ズキュンパイアがリンを見ると、そんな風に言う。

 それを聞いていたゲーカとサヒメは。

 

ゲーカ「マジか。」

サヒメ「私は応援するよ!ユキのためにもね!」

 

 ユキが恋していた事に驚いていたが、応援する事にした。

 すると、シンが口を開く。

 

シン「たげど、アイツ結構鈍感だぜ?そう上手くいくのか?」 

ユリウス「そうでござるな。」

トール「確かに、カケル殿は鈍感ですからね。」

アリス「じゃあ、ズキュンパイアの力を借りるのはどうかな!?」

ギレーヌ「それはダメじゃ無いかしら?」

 

 シンの言葉を聞いて、ユリウス達はそう話す。

 アリスがズキュンパイアの力を借りるのを提案するが、ギレーヌに注意される。

 

クリア「それに、カケルにはズキュンパイアの魅了が効かないから、意味ないわ。」

ズキュンパイア「あんな事は初めてだったね………彼をズッキュンさせるのは難しそうだね。」

トニー「普通に疑問なんだけど、どうして、カケルにはズキュンパイアの力が効かないんだい?」

ズキュンパイア「彼は恋をしたことが無いからだと思うよ。」

クリア「単に鈍感なだけだと思うけどね。」

 

 クリアとズキュンパイアはそんな風に言う。

 先のズキュンパイアの事件で、カケルにズキュンパイアの魅了が効かないのは、確認済みだったのだ。

 トニーがそう聞くと、ズキュンパイアはそう答え、クリアは呆れ気味にそう言う。

 

オーグ「魅了が効かないほどの鈍感とはな…………。」

セブンティア「それにしても、どうしてカケルは色恋には興味を示さないんだ?」

ギレーヌ「確かに、そこら辺はどうなんですか?」

シン「ああ…………アイツって、昔から森の奥で錬金術ばかりに意識を向けていたからな。それに、俺の知る限りでは、特に仲の良い異性がいたわけじゃないし。」

 

 オーグがそう呟くと、セブンティアとギレーヌはそう聞く。

 シンがそんな風に答える。

 

マーク「それで自分の色恋に興味ないんすね。」

オリビア「でも他人の色恋には興味津々なんだね。」

マリア「それなのに、何でモテるのかしらね…………あの朴念仁は。」

リン「世界の謎。」

 

 マークとオリビアがそんな風に言うと、マリアは呆れ気味にそう言う。

 それを聞いたユキは。

 

ユキ「やっぱり……カケル君はモテるの?」

シン「そうだな…………カケルのファンの人達や、エレナ、ミコ、ユキ、キビルとかにモテるからなぁ………。」

ユキ「カケル君ってやっぱりすごいんだね…………。」

オーグ「まあ、本人は気づいていないけどな。」

 

 ユキがそんな風に聞くと、シンはそんな風に答える。

 ユキが何とも言えない表情を浮かべる中、オーグはそう言う。

 

ミコ「実は、前に助けた時に聞いたんですけど…………。」

 

 ミコはそんな風に話を切り出す。

 それは、ミコが前にカケルがファンの人達に囲まれて助けた後だった。

 

ミコ『本当にカケル君ってモテモテなんだね。』

カケル『いやいや、あれは俺がモテている訳じゃないから。』

ミコ『え?』

カケル『あれは俺がじいちゃんの孫ってだけで俺がモテている訳じゃないからな。』

 

 ミコがそう聞くと、カケルはそんな風に答える。

 それを聞くと。

 

トール「それは自覚なさすぎませんか!?」

ユリウス「まあ、その様な一面があるかもしれないのは事実でござるな。」

マリア「アイツって無自覚な天然タラシでもあるわよね。エレナに顎クイをして口説いたり、鼻についたクリームを指で掬って舐めた事もあったわね。」

 

 トールとユリウスがそんな風に言うと、マリアは呆れ気味にそう言う。

 エレナは思い出して顔を赤くしていた。

 

シン「よく恥ずかしがらずにやれるな。」

オーグ「シンだったら、顔を赤くして恥ずかしがりながらするだろうな。」

シン「俺に飛び火させんなよ!」

 

 シンがそんな風に言うと、オーグはシンを揶揄いながらそんな風に言う。

 

アリス「でも、それはそうとさ、何でキビルはカケル君を好きになったのかな?」

リン「分からない。」

ユーリ「接点は無いはずだしねぇ。」

クリア「話が脱線してるわよ。」

 

 アリスがそんな風に言うと、そんな風に考えていく。

 クリアはそう言う。

 その後、一同はどうしようか悩んでいると。

 

フローレンス「あのさ。一つ、提案があるんだけど、良いかな?」

一同「ん?」

 

 フローレンスはそんな風に言う。

 一方その頃、カケルは漸くホッパー1を捕まえた

 

カケル「もう!急にどうしたんだよ!」

ホッパー1「ホッパ。」

 

 カケルは理由を聞くが、ホッパー1は顔を逸らす。

 

カケル「結構離れたな、ほら帰るよ!」

ホッパー1「ホッパ〜!」

カケル「コラ!逃げようとしない!早く!戻るよ!」

ホッパー1「ホッパーーー!!」

 

 カケルがそう言うと、ホッパー1は必死に抵抗をする。

 ホッパー1は時間を稼くが、最終的にリュックに入れられて抵抗は虚しく終わった。

 すると。

 

ユキ「カケル君。」

カケル「うん?」

 

 そんな風に呼ばれて、カケルが振り返ると、そこにはユキがいた。

 

カケル「ユキ………迎えに来たのか?」

ユキ「うん、あのね………私と」

カケル「?」

ユキ「デ………。」

カケル「デ?」

ユキ「デー……。」

カケル「デ?」

 

 カケルがそう聞くと、ユキはそう言う。

 カケルが首を傾げる中、ユキは口を開く。

 

ユキ「出掛けない?一緒に」

カケル「え?」

ユキ「この街を案内して欲しいと思って………ダメかな?」

カケル「いや、別に良いけど俺でいいの?」

ユキ「うん!カケル君が良いの!」

 

 ユキはそんな風に言う。

 カケルの質問に対しては、そんな風に言う。

 それを聞いたカケルは。

 

カケル「分かったよ。俺で良ければ。そう言えばシン達は?」

ユキ「あぁーちょっと用事があって。」

カケル「そっか………じゃあ行こうか。」

 

 カケルはそんな風に聞くと、ユキはそう答える。

 カケルはユキに手を差し出す。

 ユキは一瞬驚くが、手を握り一緒に歩き出す。

 こうして二人のデートが始まった。

 

シン「よし、じゃあ皆んな作戦通りに。」

「「「「「了解(ラジャー」」」」」

 

 シン達の作戦だと気づかずに

 遡ること数分前。

 

フローレンス「ならさ、カケルを墜とせば良いんだよ。」

ユキ「どういう事ですか?」

フローレンス「今のカケル=パラケルスは、度を超えた朴念仁で、性欲が死んでいる。そこで鈍感でもわかる程の刺激を与えて彼を惚れさせるんだよ。」

イアン「そんな事はしなくていいじゃないですか。」

ユアン「無理だよ。フローレンスさんがそう言い出すと、聞かないのは分かってるじゃ無いか。」

 

 フローレンスがそう言うと、ユキは首を傾げる。

 フローレンスはニヤニヤしながらそんな風に言っていく。

 それを聞いたイアンとユアンは、そう話す。

 そこから、作戦を立てる。

 具体的には、ユキはカケルとデートして恋に堕とす。他の皆んなはユキのサポートをする事だ。

 

オーグ「私は構わないぞ。カケルもシン達の様になれば面白い事になるからな。」

ユリウス「殿下…………。」

トール「相変わらずですね。」

 

 オーグはニヤつきながらそう言い、全員が呆れていた。

 そんな中、エレナは複雑な顔をしていた。

 

ミコ「エレナ、止めないの?」

エレナ「別にカケルの事は何とも思っていないから。それより、ミコは止めなくて良いの?」

 

 ミコがそう聞くと、エレナはそんな風に誤魔化す。

 エレナがミコにそんな風に聞くと。

 

ミコ「私は、今度カケル君とデートする時に参考にしようかなって思ってるから。それに、もしカケル君がユキの事を好きになっても、私はそれ以上に惚れさせて…………私に夢中にさせるから。」

エレナ「そう…………。(私はどうしたいんだろう………。)」

 

 ミコはそんな風に聞く。

 それを聞いたエレナは、そんな風に考えていた。

 こうして、デート大作戦が始まったのだった。




今回はここまでです。
今回は、オリジナルのケミーであるフブユキオンナの話です。
カケルに恋をしたフブユキオンナ。
果たして、どうなるのか。
デート作戦が行われる中、悪意は迫っていた。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今後の展開でリクエストがあれば、受け付けています。
ガッチャードのVシネマも公開が近づいているので、楽しみです。
スパナがどうなるのかも気になりますしね。
ガッチャードのVシネマで、鉛崎ボルトが出てきますが、Vシネマの活躍次第では、こちらでも鉛崎ボルトに相当するキャラを出そうかなと考えています。
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