仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル、テンフォートレス、ファイヤマルス、インフェニックス、ゴールドングリ⭐︎、クロスブレイバー⭐︎、ドンホッパー9⭐︎、ホッピングッド⭐︎、サポードローン⭐︎、トライケラ、ズキュンパイア、ソルジャーS⭐︎、ノックアウトボクサー⭐︎、メラメランサー⭐︎、フローラブロッサム⭐︎、シルバキューム⭐︎

イアン=シグネット
マッドウィール↔︎マッハウィール、ダイオーニ、ガッツショベル、ジャマタノオロチ、ゲキオコプター、エンジェリード、ポリストライカー⭐︎、リッチリッチー⭐︎、ドリルビー⭐︎、ヤタガラスピア⭐︎、ポルターゴースト⭐︎、ゴウカッパ⭐︎、ロックロークビ⭐︎、カゼイタチ⭐︎、クラヤミリーパー⭐︎

クリア=テンフェクト
クロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン、ネコマタキメラ⭐︎

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト

ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎

ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎

エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、ユニコン、ザ・サン、ヨアケルベロス、ネミネムーン、ウルフレア⭐︎

ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎

ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー、レプリマッドウィール、レプリゲンゲンチョウチョ、レプリホッパー1、レプリサーベライガー、レプリブッサソーリー、レプリゲキオコプター、デュオルトロス⭐︎、カイザービー、カリュードス、レプリビートルクス、レプリエクシードファイター、レプリクロスウィザード、レプリリクシオン、レプリサスケマル、レプリナインテイル、レプリガイアード、アークホッパー⭐︎、レプリゼグドラシル、レプリテンフォートレス、レプリガッツショベル、レプリジャマタノオロチ、レプリエンジェリード、レプリファイヤマルス、フブユキオンナ⭐︎、デッドウィール⭐︎、ゲドーブシドー⭐︎、レプリドリルビー⭐︎、レプリアンキドゴン⭐︎、レプリデュオルトロス⭐︎、レプリドンホッパー9⭐︎、レプリホークスター、レプリアクマノカリス、テラブルキャット⭐︎、レプリカミノミコ⭐︎、レプリクラヤミリーパー⭐︎、レプリサポードローン⭐︎、レプリミテミラー、レプリダイナモンド⭐︎、レプリリッチリッチー⭐︎、ファンキーダッシュ⭐︎、レプリメカニッカニ、バイコン⭐︎

キビル&ジロソニア
グリルシファー⭐︎、レヴィアマーメイド⭐︎、ナガレスター⭐︎、ペガサストーム⭐︎、ファントムジョーカー⭐︎、テリジノクロー⭐︎


第69話 再会の桜、花咲くブロッサム

 カケルがサーを倒して、シン達が絶体絶命の事態に陥る中、クリア達は。

 

クリア「ハァァァァァ!はっ!」

エレナ「ふっ!はっ!」

 

 クリアはエクシードファイターの力でドラゴンの注意を引きつけながら攻撃して、エレナはムーンケルベロスで打撃攻撃をして、ウルフレアはブレス攻撃等で二人のサポートをする。

 だが、吹雪が更に強くなっていて、何とかウルフレアのおかげで二人は凍らなかった。

 

カケル「お待たせ!」

クリア「カケル!」

エレナ「サーは倒したの!?」

カケル「ああ!ユーフォーエックス!力を貸して!」

ユーフォーエックス「ユーフォー!」

 

 そこにカケルが合流した。

 カケルはエクスガッチャリバーにユーフォーエックスのカードを装填する。

 

カケル「これで!」

 

UFO-X(ユーフォーエックス)!エクストラッシュ!

 

 カケルは、ユーフォーエックスの力を使って、ユキとドラゴンを分離させようとする。

 だが、何故か弾かれてしまう。

 

カケル「えっ!?弾かれた!?」

エレナ「どうなっているの!?」

クリア「ユーフォーエックスの力が効かない!?」

 

 それを見た一同が困惑する。

 これまで、ユーフォーエックスの力が効かなかった事は無かったのだ。

 すると、サーがやってくると、口を開く。

 

サー「救出は不可能だ!アイツは消える事を望んでいる!」

カケル「はぁ!?何言ってんだよ!?ユキに何をした!?」

 

 サーはそんな風に言う。

 カケルがそう聞くと、サーは口を開く。

 

サー「現実を教えてやっただけだ……ケミーでは恋は叶わないってな。」

エレナ「そういう事…………!」

クリア「あいつ…………!」

 

 サーは何気なくそう言う。

 そんな態度のサーに怒りを覚える一同だった。

 すると、サーは口を開く。

 

サー「ファンタジーの為に、このまま雪の様に溶けてアイツは消える!」

カケル「そんな事はさせない!ユキは必ず救う!」

サー「はぁ?聞いていなかったのか?救出は不可能だ。また新しいケミーを作ればいいだろう?」

 

 サーはそう言うと、カケルはそう叫ぶ。

 サーは呆れた様な、侮辱する様にそう言うと。

 

カケル「ユキの代わりなんていない!!ユキはユキだ!ケミー達には俺達と同じ心がある!夢がある!笑い合って笑顔になれる!人もケミーも唯一無二だ!それに、あの子に謝れていないし!俺が絶対に助ける!!」

 

 カケルはそんな風に叫ぶと、そう決意する。

 すると。

 

エレナ「『俺たち』でしょ?」

クリア「私もまだあの子と別れたくないからね。」

クロスウィザード「ウィ〜、僕もあの子と友達になりたいよ!」

ホッパー1「ホッパー!」

スチームライナー「スチーーーム!」

 

 それを聞いたエレナとクリア、ケミー達も同意する。

 カケルは口を開いた。

 

カケル「皆…………ありがとう!よし!俺たち皆で、ユキを助けよう!!」

 

 カケルがそんな風に叫ぶと、ズキュンパイアとフローラブロッサムが出てくる。

 

ズキュンパイア「ズッキュン!カケル!僕達も協力しよう!いい作戦を思いついた」

フローラブロッサム「ブロッサム!!」

 

 ズキュンパイアとフローラブロッサムも協力すると言って、作戦を聞くと、一同は行動に移る。

 

クリア「行くわよ!」

エレナ「ええ!」

 

 2人はそう言うと、エレナはマジェード・サンニコーンに、クリアがテックス・ウィザードXフォームに変身する。

 すると、2人は錬金術と魔法の力でドラゴンを拘束する。

 

カケル「行こう!クロスブレイバー!」

クロスブレイバー「ブレイバー!」

 

 カケルはそう言うと、ガッチャードライバーに接続したエクスガッチャリバーにクロスブレイバーのカードを入れる。

 

マスタージョブ!

 

 その音声が鳴ると、背後にクロスブレイバーのカードが現れ、クロスブレイバーがポーズを取る。

 カケルは、アルトヴォークを操作する。

 

ガッチャンコ!X(エックス)

 

 その音声が鳴ると、変身が開始される。

 

X(クロス) BRAVER(ブレイバー)!スーパー!

 

 カケルは、スーパーガッチャード・クロスクロスブレイバーに変身する。

 そしてエクスガッチャリバーにズキュンパイア、ケミーライザーにフローラブロッサムのカードを装填した。

 エクスガッチャリバーにケミーライザーを向けると、音声が流れる。

 

ケミーライズ!FLORABLOSSOM(フローラブロッサム)

 

 その音声が流れると、エクスガッチャリバーの刀身にエネルギーをチャージする。

 ズキュンパイアの説明した作戦とは、こうだ。

 

ズキュンパイア「まず、僕のズッキュンパワーでユキちゃんの心を取り戻して、フローラブロッサムの力でユキちゃんの体力を回復させて、最後にユーフォーエックスの力で引き剥がすんだ。」

エレナ「でもそれだけじゃ、厳しいかも………。」

 

 ズキュンパイアはそう説明する。 

 ズキュンパイアの力でユキの心を取り戻して、フローラブロッサムの力で体力を回復させて、ユーフォーエックスの力で分離させるという物だった。

 それを聞いたエレナが不安げにそう言うと。

 

ズキュンパイア「その心配はないさ。囚われのお姫様を救う者といえば、勇者だろう?」

クロスブレイバー「ブレイバー!!」

 

 ズキュンパイアはそう言うと、クロスブレイバーのカードを取り出す。

 それを見たカケルは。

 

カケル「そうか!クロスブレイバーには、変身者の勇気と心が強ければ強い程、必殺技の威力が上昇する効果が!」

クリア「確かに、そんな能力があったわね。」

ズキュンパイア「そう、そして僕達のズッキュンパワーと合わされば成功する確率も上がる!」

 

 カケルはそう言う。

 クロスブレイバーには、そんな能力があったのだ。

 そして、現在、もう直ぐエネルギーが満タンになる所で、ドラゴンがカケルに向かってブレス攻撃をする。

 

カケル「やっべ!?」

ウルフレア「フレア!」

 

 カケルが驚くと、そこへウルフレアが前に出て、白炎のブレスでカケル達を守る。

 エネルギーが溜まると。

 

カケル「ありがとう!ウルフレア!……ブレイブズッキュン桜斬り!」

 

 カケルはウルフレアにお礼を言うと、桜の花弁を纏った巨大なピンク色の斬撃を放った。

 すると、ブリザードドラゴンの体内のユキの氷が溶けて意識を取り戻した。

 

カケル「ユキ!今助ける!」

ユキ「カケル……君?」

 

 カケルはそう叫ぶと、エクスガッチャリバーにユーフォーエックスのカードを装填して引っ張り出そうとする。

 すると、カケルがユキの手を掴んで引っ張り出そうとしていた。

 

カケル「ユキ!本当にゴメン!君を泣かせて!もう絶対に離さない!…………だから、また俺の前からいなくならないでくれ!」

ユキ「……っ!」

カケル「また今日みたいに一緒に出掛けよう!春になったらさ!一緒にお花見をしてお弁当を一緒に食べよう!もう一度君の笑顔が見たいから、だから戻って来て!!ユキ!」

ユキ「……っ!………うん!」

 

 カケルはそんな風に叫ぶ。

 その言葉を聞いて、ユキは涙を流して笑顔で頷いた。

 

UFO-X(ユーフォーエックス)!エクストラッシュ!

 

 その音声と共に、ブリザードドラゴンからユキが分離される。

 カケルは引っ張り出した彼女をお姫様抱っこで受け止めていた。

 ユキが切り離されたドラゴンは、糸が切れたように動かなくなり、カケル達は変身を解いた。

 吹雪は止んで、雪は溶け、周囲の木に桜の花が咲き、花吹雪が舞った。

 彼女の悲しみの冬は今終わりを告げた。

 

ユキ「ただいま……カケル君!」

カケル「おかえり……ユキ!」

 

 2人はそう話して、二人が笑顔になっていると、サーが叫んだ。

 

サー「私のブリザードドラゴンがぁぁぁぁ!!」

エレナ「さっきまでとの態度と違う………。」

クリア「自分が中心なんでしょ?」

 

 亡骸となったブリザードドラゴンの姿に、サーは膝をついて頭を抱えながら嘆き悲しんでいた。

 先程まで命を軽んじる発言をした者とはとても思えない光景であった。

 クリアとエレナがそう話すと、サーは口を開く。

 

サー「ブリザードドラゴン………貴様ら、よくも私のブリザードドラゴンを倒してくれたな!そんなにその世界の異物の方が大事か!だいたい貴様はそいつのことを好きでもないんだろ!」

カケル「ユキは異物じゃない!!」

サー「な、何!?」

カケル「ユキは俺の大切な友達で……仲間なんだよ!それに………好きとか嫌いとか関係ない!俺達が助けたいから助けたんだ!自分勝手な好き嫌いで命を奪うお前とは違う!」

ユキ「っ!カケルくん……!」

 

 サーはそんな風に叫んだ。

 すると、カケルはそう反論する。

 ユキが嬉しそうにすると、カケルが口を開く。

 

カケル「大体なぁ……こんなに愛くるしくて、可愛いユキが世界の異物な訳ないだろ!!」

ユキ「ふぇ!!?///」

エレナ「は?」

クリア「はぁ〜…………。」

 

 カケルがそんな天然発言をするも、ユキは顔を真っ赤にして、エレナは固まり、クリアは呆れた様に顔を横に振る。

 

ユキ「か、かけりゅ……君///う、うれしいけど、それ……いぢょうは///」

カケル「ん?おい、ユキ!?どうした!?そんなに顔を真っ赤にして!?」

『『アンタの所為だよ!!』』

 

 カケルの発言を聞いたユキは顔を赤くして呂律が回らず、カケルが驚く中、エレナとクリアは心の中でツッコむ。

 すると、ユキは口を開く。

 

ユキ「と、取り敢えず……そろそろ下ろして?お姫様抱っこは嬉しいけど……ずっとこのままだと恥ずかしいから。」

カケル「お、おう……そんなに恥ずかしいのか?」

クリア「まあ、これで一件落着かしら?」

エレナ「そうね。」

 

 ユキがそう言うと、カケルはユキを降ろして、クリアとエレナはそう話す。

 一件落着かに見えたが、突然カケルが頭を下げる。

 

ユキ「カケル君?」

カケル「ごめん……君の髪留め………サーに壊された。」

ユキ「…………。」

カケル「ここに来る途中で破片を探したけど見つからなかった……本当にごめん!」

 

 カケルは、ユキの髪留めが破壊されてしまった事を気にしていた。

 そう謝ると。

 

ユキ「カケル君……頭を上げて。別に気にしてないよ。」

カケル「でも!」

ユキ「大丈夫だよ……あれが無くなっても……君との思い出が無くなる訳じゃないよ。」

カケル「ユキ………。」

 

 ユキはそんな風に言う。

 すると。

 

???「バキューム!」

カケル「ん?何だ?」

 

 そんな声が聞こえてくる。

 一同が振り向くと、シルバキュームがやって来た。

 

シルバキューム「シルバー!」

サー「ぐふ!?」

シルバキューム「バキューム!」

サー「ぎゃあああ!!?」

 

 シルバキュームは、サーに体当たりをした後に踏みつけて、カケル達に駆け寄って来た。

 

カケル「お前こっそり抜け出したのか?」

シルバキューム「シルバ!キューム!」

クロスウィザード「『迷惑を掛けてごめん!これは回収しておいたよ!』だって!」

 

 カケルがそう聞くと、シルバキュームはそう言う。

 クロスウィザードがシルバキュームの言葉を翻訳すると、シルバキュームは自分のダストボックスを開く。

 その中には、髪留めの破片が入っていた。

 カケルに助けられた後、こっそり抜け出して、破片の回収をしていたのだ。

 

カケル「ありがとう!シルバキューム!」

シルバキューム「バキューム!」

 

 カケルはお礼を言うと、薬指にはめてるジェネシスアルケミストリングを人差し指にはめると、口を開く。

 

カケル『悲しみの冬は終わり、暖かな季節が始まる。吹雪は止み、陽の光が君を照らす。凍った物を溶かし閉ざされた心は再び動き出す。さぁ咲かせよう、君との再会の証、桜の花を。』

 

 カケルはそんな風な独自の詠唱を唱えると、桜の花と破片に合わさり光り輝く。

 錬成が完了して光が消えると、そこには桜の花と雪の結晶が重なった見た目の髪留めが完成していた。

 

カケル「最初に出会ったのが雪が降った日で再会した今日は桜の花弁が舞っている、これは俺達の出会いと再会を表しているんだよ。」

ユキ「ありがとう……!また…私に思い出をくれて!」

 

 カケルがそう説明すると、ユキは涙を流しながら眩しい笑顔でお礼を告げた。

 カケルは彼女に髪留めを付ける。

 桜の花言葉は『優美な女性』であり、今のユキは正にそれを表していた。

 そんな中。

 

???「あらら、本当負けちゃった……ウラッカの言った通りになっちゃったよ……なら、あれで遊んでみようか!ウィ〜ウィッウィッウィッ!」

 

 遠くから見ていた謎の赤黒い魔導士が手を翳すと、笑い声を上げて魔法を発動する。

 その姿は、クロスウィザードに酷似していた。

 カケル達が帰ろうとした瞬間。

 

ドラゴン「ぐぉぉぉおぉお!!」

 

 そんな呻き声を上げ、咆哮と共にドラゴンが復活した。

 しかも理性を失っており、先程よりも凶暴な目つきになった。

 

カケル「コイツ!ドレッドの時と同じでまだ動けるのか!」

 

 ドラゴンは口を開きブレス攻撃をすると、カケル達はそれぞれの錬金術や魔力障壁で防ぐ。

 

カケル「ウルフレア!シルバキューム!力を貸してくれ!」

ウルフレア「フレア!」

シルバキューム「バキューム!」

 

 カケルがそう言うと、ガッチャードライバーにその二枚を装填する。

 

WOLFLARE(ウルフレア)

SILVACUUM(シルバキューム)

 

 その二枚を装填すると、カケルは叫ぶ。

 

カケル「変身!」

 

 そう言うと、ガッチャードライバーのアルトヴォークを操作する。

 

ガッチャーンコ!!

シルバウルフ!

 

 カケルは、ガッチャード・シルバウルフに変身する。

 

カケル「よっと!」

 

 ドラゴンがブレスを放つ中、カケルは掃除機でブレスを吸収する。

 そして、アルトヴォークを操作する。

 

シルバウルフ!フィーバー!

 

カケル「ハァァァァァ!」

 

 カケルは必殺技を発動して、ブレスを全部吸い込むと、遠吠えした後に白い炎を纏い、引っ掻きと蹴りのラッシュの後に踵落としを決める。

 だが、ドラゴンはまだ倒れなかった。

 

カケル「しぶといな…………!」

 

 カケルはそう呟く。

 そんな中、ユキが決意を決めるとピンクのオーラを纏う。

 

ユキ「行こうブロちゃん!」 

フローラブロッサム「ブロー!」

 

 二人はそう話すと、カケルの持つブランクカードの中へと向かう。

 

ユキ「カケル君!私達も戦う!」

カケル「ユキ……わかった!一緒に行こう!」

 

 ユキがそう言うと、カケルはその二枚をガッチャードライバーに装填する。

 

FUBUYUKIONNA(フブユキオンナ)

FLORABLOSSOM(フローラブロッサム)

 

 その音声が鳴ると、待機音が流れてきて、カケルはアルトヴォークを操作する。

 

ガッチャンコ!

フブユキブロッサム!

 

 カケルは、ガッチャード・フブユキブロッサムに変身する。

 だが、最初に変身した時と違い、頭の髪留めが桜と結晶の物に変化していた。

 

カケル「行くぜ!」

 

 カケルがそう言いながら、ドラゴンに向かっていく。

 すると、ユキは思う。

 

ユキ『カケル君、あの日に出会った時からずっと……!これからもずっと……!大好きだよ!』

 

 ユキは心の中で、彼に告白する。

 すると、カケルがピンク色のオーラを纏いドラゴンを殴り飛ばした。

 

カケル「なんだこの力!?力が溢れてくる!『それにこの温かい気持ちは……何だ?』でも……これならいける!」

 

 カケルは、力が漲ってきたことに対して、そんな風に思うと、すぐにドラゴンと応戦する。

 

カケル「ハァァァァァ!」

 

 カケルは冷気を放ちドラゴンの翼を凍らせると、桜の花弁のエネルギー弾を飛ばして翼を破壊する。

 

ドラゴン「グワァァァァァ!!」

 

 ドラゴンが怒る様な咆哮を上げると、カケルはドラゴンを蹴り飛ばす。

 

エレナ「どういう事?」

クリア「性能が最初に変身した時と比べて、かなり上がってる。何で…………?」

ズキュンパイア「なるほど、彼女のズッキュンの力か。」

 

 エレナとクリアが困惑している中、ズキュンパイアがそう言う。

 

クリア「どういう事なの?」

ズキュンパイア「恐らく、カケルが思い出を込めた髪留めを作った事で、ユキちゃんの愛が強くなって、新しい力が覚醒したんだ!」

エレナ「新しい力?」

ズキュンパイア「それはね……カケルへの愛の力さ!」

クリア「あ、愛の………力…………?」

 

 クリアがそう聞くと、ズキュンパイアはそう叫ぶ。

 ユキはそんな力を手に入れたのだ。

 クリアとエレナが困惑する中、ズキュンパイアは口を開く。

 

ズキュンパイア「ユキちゃんの愛が強けば強いほど、カケルは強くなる!正に愛の奇跡さ!……ズッキュン!」

エレナ「なんか複雑なんだけど…………。」

クリア「今は気にしない方がいいわね。」

 

 ズキュンパイアがそんな風に叫ぶ中、エレナとクリアはそう話す。

 そんな中、カケルはドラゴンを圧倒すると。

 

カケル「これで終わらせる!」

 

 カケルはガッチャーイグナイターを取り出して、ガッチャードライバーに装填する。

 

ガッチャーイグナイター!

ターボオン!

 

 その音声が鳴る中、アルトヴォークを操作する。

 

ガッチャンコ!ファイヤー!

フブユキブロッサム!アチーッ!

 

 カケルはファイヤーガッチャード・フブユキブロッサムに変身する。

 カケルはアルトヴォークを操作すると、ガッチャーアンカーで固定してファイヤードッカーンから炎が出てくる。

 すると、足元から桜の木を出して、ドラゴンを上に飛ばして、冷気で氷のジャンプ台を作り、炎の色がオレンジから青白い炎に変化するとアルトウォークを操作する。

 

カケル「決めるぜ!」

 

フブユキブロッサム!バーニングフィーバー!

 

 ガッチャーアンカーが外れると、カケルは加速して、ジャンプ台を使ってドラゴンに向かって飛んでいく。

 

カケル「ハァァァァァ!」

 

 そのまま、ドラゴンに向かって桜の花弁と吹雪を纏ったライダーキックを放つ。

 キックを受けたドラゴンの身体が徐々に凍っていき、粉々に砕ける。

 カケルが着地すると、雪と花弁と灰が降ってくる。

 

サー「私のドラゴンが灰に…………っ!?ぐっ!?何だこれは…………!?」

 

 サーはドラゴンが灰になってしまった事に悲しんでいると、苦しみ出す。

 それを見て、カケル達が困惑していると。

 

???「あ〜あ。やられちゃったか。まあ、ここは引くよ。」

 

 すると、クロスウィザードに似た存在が現れて、魔法を使ってサーを転移させる。

 

カケル「色違いのクロっち…………!?」

エレナ「クロスウィザードのレプリケミー!?」

クリア「いや、レプリケミーとは気配が違う…………!」

???「じゃあね〜!」

 

 突如現れた色違いのクロスウィザードに、カケル達が困惑していると、そいつは魔法を使って消える。

 呆然としていると。

 

カケル「フローレンスさん?」

フローレンス『やっと繋がった!3人とも、急いでくれ!このままだと、シン達がやられる!!』

エレナ「えっ!?」

クリア「急ぐわよ!!」

 

 するとフローレンスからそんな通信が入る。

 それを聞いたカケル達は、すぐにシン達の元に向かう。

 一方、シン達は。

 

アリス「のわっ!?早っ!?」

リン「くっ!?猫騙しで動きが…………!?」

 

 仮面ライダーWが変貌したテラブルキャットマルガムが素早く動き、アリス、リンを引っ掻くと、猫騙しを使って動きを封じて、攻撃をしていく。

 

セブンティア「くっ…………!?力が入らない…………!?」

ギレーヌ「この細菌の影響………!?」

 

 仮面ライダーゴーストが変貌したユニコンがモチーフのバイコンのマルガムであるバイコンマルガムはバイ菌をばら撒き、全員を苦しめていた。

 

ユーリ「キャアアアア!?」

 

 仮面ライダーファイズが変貌したファンキーダッシュマルガムは、レールガンを放ち、ユーリを吹き飛ばす。

 

マーク「くっ!?力が…………!?」

オリビア「魔力が吸われて…………!?」

 

 トニーが変貌したゲドーブシドーマルガムは、妖刀の二刀流でマークとオリビアを切り刻んでいき、妖刀の力で体力と魔力を吸収する。

 

ユリウス「のわっ!?なんでござるか!?」

トール「くっ!?」

 

 マリアが変貌したデッドウィールマルガムは両肩からガトリング、ランチャー、チェーンソー、ドリル、斧、ハンマーを出してユリウスとトールを襲う。

 更に黒い炎を使って周囲を燃やす

 

イアン「俺と同じ黒い炎だと!?」

ウラッカ「デッドウィールには黒い炎があるんだ!君とは違って完全に使いこなしているしね♪」

オーグ「厄介だな…………!」

 

 イアンがそれを見て驚く中、ウラッカはそう言い、オーグはそう呟く。

 絶対絶命の中。

 

クリア「ハァァァァァ!」

 

LIXON(リクシオン)Re()インストール、オーバーブレイク!!

 

 その音声が鳴ると、雷が降ってくる。

 クリアはテックス・レオエックスフォームに変身していて、リクシオンの力を使って雷を放ちマルガム達を麻痺させる。

 

「「ハァァァァァ!」」

 

スチームホッパー!バーニングフィーバー!

サンユニコーン!ノヴァ!

 

ウラッカ「おっと!」

サルファー「てめぇ!避けんじゃ…………!?」

 

 カケルとエレナがダブルライダーキックをウラッカに向かって放つが、避けれてしまい、サルファーに命中して、強制変身解除してしまう。

 

リコ「お待たせ!」

プリム「かなり劣勢みたいだね。」

ウィーン「加勢するわよ!」

 

 そこにリコ、プリム、ウィーンが現れて、ウラッカに攻撃する。

 だが。

 

ウラッカ「おっと。はっ!」

リコ「うわっ!?」

プリム「くっ!?」

ウィーン「うっ!?」

 

 ウラッカには避けられてしまい、カウンター技を喰らって吹き飛ぶ。

 

シシリー「カケル君!あの二体のマルガムは、マリアとトニーさんなんです!」

カケル「マジか!?だったら!」

 

 シシリーがそう叫ぶと、カケルはそう言うと、エクスガッチャリバーににユーフォーエックスのカードを装填する。

 

UFO-X(ユーフォーエックス)!エクストラッシュ!

 

 カケルはユーフォーエックスの力で、マリアとトニーをマルガムから分離して、救出する。

 

シシリー「マリア!」

ユーリ「トニー君も大丈夫!?」

マリア「マジで疲れたんだけど…………。」

トニー「同感だね…………。」

 

 マリアとトニーを無事に救出して、一同は安心する。

 すると。

 

ウラッカ「へぇ〜少しはやるじゃん!」

 

 ウラッカがそう言うと、マルガム達は再び動き出して、クリアに攻撃する。

 

ウラッカ「でも、そんなに大きいな的だと……集中攻撃されるよね〜!!」

クリア「でしょうね!だったら…………!」

 

 ウラッカがそう言うと、クリアは攻撃を喰らいながらも、テックスソードにネコマタキメラのカードを装填する。

 

NEKOMATACHIMERA(ネコマタキメラ)!レベルX・インストール・クリア!

 

 その音声が鳴ると、クリアはトリガーを引く。

 



『X(エックス)アップ!

CHIMERAX(キメラエックス)フォームアップクリア!

 

 クリアは、キメラXフォームにフォームチェンジをする。

 そのまま、必殺技を放つ。

 

NEKOMATACHIMERA(ネコマタキメラ)!Reインストール、オーバーブレイク!!

 

クリア「ハァァァァァ!」

 

 クリアはそう叫びながら、テックスソードを一閃して、マルガム達を吹き飛ばす。

 だが、撃破までには至らなかった。

 

クリア「ただのマルガムじゃないわね………。」

 

 クリアはそう呟く。

 その頃、リコ達はウラッカに立ち向かって攻撃していく。

 

ウラッカ「ほらほら!どうしたの!?」

リコ「うっ!?」

ウィーン「強いわね…………!」

プリム「僕らも消耗してるからね…………。」

 

 ウラッカには避けられてしまき、腹を殴られて怯み、回し蹴りを喰らう。

 リコ達はキビルとジロソニアとの戦闘で体力を消耗していたこともあり、劣勢気味だった。

 

ウラッカ「さあさあ!楽しいショーの始まりだよ!」

 

 ウラッカはそう言うと、ドライバーに二枚のカードを装填する。

 

DOKKIRIMAJIN(ドッキリマジーン)!レプリ!

PHANTOMJOKER(ファントムジョーカー)!レプリ!

ガッチャーンコ!オルタ!

DOKKIRIMAJIN(ドッキリマジーン)PHANTOMJOKER(ファントムジョーカー)!オルタドレイン!サクリファイス!

 

 その音声が鳴ると、レプリドッキリマジーンとレプリファントムジョーカーを使ったオルタドレイン技を発動する。

 すると、ウラッカはマントとマジックステッキを取り出す。

 

ウラッカ「ほい!」

 

 ウラッカはマントで隠して、ステッキを振ると机と白い鳩の入った鳥カゴを出す。

 

アリス「おぉぉぉ…………。」

ミコ「感心してる場合じゃないよ!?」

 

 アリスが感心しているとミコに突っ込まれる。

 

ウィーン「悪いけど、付き合ってる暇はないわ!シノビフェニックス!」

リコ「一気に決めよう!」

 

 ウィーンはシノビフェニックスを呼び出して、リコはガッチャーイグナイターを取り出す。

 2人は変身しようとすると。

 

ウラッカ「はい!」

 

 ウラッカはステッキを振ると二人が煙に包まれる。

 

プリム「大丈夫かい?」

ウィーン「ええ!」

リコ「あれ?なんか、変身出来ない…………?」

 

 プリムがそう聞くと、二人は変身しようとするが、空振りしてしまう。

 

リコ「あれ!?」

ウィーン「何これ…………!?」

 

 何故ならリコの手にイグナイターが無くなってウィーンの手にはシノビフェニックスとニンジャークブラスターの変わりに鳩とマジックステッキに変わっていたのだ。

 二人が驚いてもしやと思って、ウラッカの方を見ると。

 

ウラッカ「は〜い。ここですよ〜。」

 

 ウラッカはニンジャークブラスターを持って、シノビフェニックスとイグナイターと一緒に鳥カゴの中に閉じ込められていた。

 

ウラッカ「どうかな〜?僕の手品は?」

ウィーン「ふざけないでよ!」

リコ「返して!」

 

 ウラッカが煽る様にそう言うと、リコとウィーンはそう叫ぶ。

 すると、ウラッカは鳥カゴの上にニンジャークブラスターを置くとマントで覆い被せて指を鳴らす。

 マントを取り外すとニンジャークブラスターも鳥カゴの中に入れられてしまった。

 

リン「凄い。」

アリス「それは確かに。」

ミコ「感心してる場合じゃないって!」

 

 リンとアリスがそう言うと、ミコに突っ込まれる。

 

ウィーン「ふざけるんじゃ…………!」

 

 ウィーンが激昂して思わずステッキを振ってしまうと、花束に変わる。

 少しだけ固まると、ウィーンは花束を投げ捨てる。

 

ウラッカ「ちょっと!花は大切にしないと!」

カケル「今だ!」

 

 ウラッカがそう叫ぶと、リコ達は再びウラッカに立ち向かっていくが、攻撃は全て避けられてしまった。

 シノビフェニックスは鳥カゴから出ようと暴れるが、びくともしない。

 

プリム「びくともしないのか…………。」

ウラッカ「僕の付与魔法で頑丈になってるから、簡単には破壊できないよ!」

カケル「だったら!」

 

 プリムがそう言うと、ウラッカはそう言う。

 すると、カケルがファイヤーガッチャード・アントレスラーに変身して、ウラッカから鳥カゴを奪って、開けようとしてするが、びくともしなかった。

 

カケル「ふん〜っ!!」

 

 カケルは諦めず続けていく。

 すると。

 

ウラッカ「おいで!ゲドーブシドー!」

ゲドーブシドー「ブシ!」

 

 ウラッカがそう言うと、ゲドーブシドーはマルガムからケミーの姿に戻って、ウラッカの元に向かう。

 ウラッカはドライバーにカードを装填する。

 

GEDOBUSHIDO(ゲドーブシドー)!オルタ!

SKEBOWS(スケボーズ)!レプリ!

 

 その二枚を装填すると、アルトヴォークを操作する。

 

ガッチャーンコ!オルタ!

ゲドースケボー!オルタ!

 

 ウラッカはガッチャードオルタ・ゲドースケボー・オルタに変身するとウラッカの姿が消える。

 

プリム「消えた!?」

リコ「どこに…………!?」

ウィーン「くっ!?」

 

 3人が驚くと、突然斬撃に襲われる。

 困惑しているとまた斬られて、何度も連続で斬られる。

 

ウラッカ「はっ!ハアッ!」

プリム「高速移動か!」

 

 ウラッカが高速で動いて攻撃していたのだ。

 ウラッカが攻撃を止めると姿を見ると両手に刀を持っていたが、その刀は妖刀で赤紫色のオーラを纏っていた。

 

リコ「あれって…………!」

ウィーン「妖刀…………と言ったところか………!?」

プリム「魔力を吸われたみたいだね…………!」

 

 3人はそう言うと、少し立ちくらむ。

 先程のシシリー達と同様に、妖刀で斬られて体力と魔力を吸収されていたのだ。

 すると。

 

ウラッカ「行っけ〜!」

 

 ウラッカは隙を逃さず、空中に大量の妖刀を召喚して3人に飛ばす。

 

リコ「数が多い…………!」

プリム「体力も奪われているから…………!」

ウィーン「くっ!」

 

 3人はは武器で弾いていくが、少し喰らってしまう。

 その隙に、ウラッカはアルトヴォークを操作する。

 

ゲドースケボー!オルタ!フィーバーエンド!

 

 ウラッカは必殺技を発動する。

 

ウラッカ「ハァァァァ!」

 

 ウラッカはワイルドモードになると、竜巻を発生させて、大量の妖刀と一緒に3人を閉じ込める妖刀で切り刻んでいく。

 

ウラッカ「ハァァァァァ!」

「「「うわぁぁぁぁぁ!?」」」

 

 元に戻って、竜巻が消えると同時に連続回し蹴りで喰らわせて蹴り飛ばす。

 3人は強制変身解除はしていないが、体から火花が散っており、大ダメージを受けた事は確実だった。

 

リコ「強い…………!」

プリム「こっちも消耗しているとはいえね…………。」

ウィーン「ええ…………!」

 

 3人はウラッカの圧倒的な強さに驚愕する。

 すると、ウラッカが口を開く。

 

ウラッカ「当たり前でしょ?これまでのガッチャード、ヴァルバラド、マジェード、オレンジ色のガッチャード(デイブレイク)、テックス、ジェネシスガッチャード、ドンヴァルバラド、スプリーム、ルーラートのデータも元にドライバーを作って、しかも僕が使ったから当然、強いんだよ!」

 

 ウラッカはそう言う。

 これまでの仮面ライダーのデータを元に作っている為、リコ達をも上回る力を持っているのだ。

 

リコ「まさか……………あの時のレプリガイアードを使った行動は…………!?」

シン「俺たちからデータを集める為だったのか…………!」

クリア「そういう事ね。」

ウラッカ「今更気付くなんて間抜けすぎ〜!本当にリコは、マリア・パラケルススよりも間抜けなんだね〜!」

 

 リコ達は、以前の行動を察した。

 それと同時に、ウラッカはそんな風に煽る。

 

リコ「……………それでも、私は負けない!」

ウィーン「ええ。」

プリム「僕の目的はまだ果たされてないからね!」

 

 3人はそう言うと、必殺技を発動する。

 

アルケミスリンク

スチームホッパー!エタニティフィーバー!

ニンジャークフィーバー!

ブラックバハムート!ホール!

 

「「「ハァァァァァ!」」」

 

 3人はライダーキックを放つ。

 それを見たウラッカは。

 

ウラッカ「へぇ〜。まあ、問題ないけど。」

 

 ウラッカはそう言うと、ドライバーに二枚のカードを装填する。

 

X-REX(エックスレックス)!レプリ!

ARCHOPPER(アークホッパー)!オルタ!

ガッチャーンコ!オルタ!

X-REX(エックスレックス)ARCHOPPER(アークホッパー)!オルタドレイン!サクリファイス!

 

 ウラッカはレプリエックスレックスのとアークホッパーのオルタドレイン技を発動する。

 

シン「オルタ属性って奴でも使えんのか………!」

 

 オルタ属性でも技が使えることに驚いていた。

 すると、ウラッカの背中からレックスの尻尾が生えて脚は赤黒いバッタの脚に変わる。

 

ウラッカ「ハァァァァァ!」

リコ「うわっ!?」

「「くっ!?」」

 

 3人のライダーキックをエックスレックスの尻尾で地面に叩きつける。

 

ウラッカ「これで君たちはおしまい!!」

 

 ウラッカはそう言うと、そのままバッタの脚で3人がいる所を踏み潰す。

 周囲に土煙が上がる中。

 

ウラッカ「アハハハ!創世の錬金術師とか言ってたけど、あっけなく終わったね!アハハハ!アハハハ!」

カケル「それはどうかな?」

ウラッカ「あ?」

 

 ウラッカは高笑いしながらそう言う中、カケルのそんな声が聞こえてくる。

 そこには、3人を抱えたカケルの姿があった。

 カケルがファイヤードッカーンで加速して、リコ達を救出していたのだ。

 

エレナ「対応が早いわね……………。」

オーグ「そうだな。」

ウラッカ「へぇ〜!やるじゃん!」

 

 エレナとオーグはそう言うと、ウラッカはカケルの事を賞賛する。

 すると。

 

???「ウラッカ!サーは回収しておいたよ!」

ウラッカ「おぉー!ありがとう!クロスソーサラー!まだサーちゃんで遊びたいからね!」

 

 そんな声と共にサーを担いだクロスウィザードに似たケミーが現れる。

 

シシリー「あれって…………!?」

マリア「クロスウィザード……………!?」

アリス「どうなってんの!?」

リン「レプリケミー?」

 

 クロスウィザードにそっくりなケミーが現れて驚く一同だった。

 すると、ウラッカが口を開く。

 

ウラッカ「この子はクロスソーサラー!オルタ属性のレベルナンバー10でモデルは見ての通りクロスウィザードだよ!」

オーグ「っ!?いつのまに……………!?」

 

 ウラッカはそう言うと、レジェンドライドマグナムを取り出す。

 オーグが驚いていた。

 実は、先程のリコ達の物と一緒にウラッカがファントムジョーカーのレプリの力で奪っていたのだ。

 ウラッカはレジェンドライドマグナムにクロスソーサラーのカードを装填する。

 

X(クロス)SORCERER(ソーサラー)

CHEMY(ケミー) ATTACK(アタック) RIDE(ライド)

 

 クロスソーサラーのカードを装填してカケル達に向ける。

 

カケル「2人とも!これ!あの鳥籠を壊して取り戻したよ!」

リコ「ありがとう!」

ウィーン「行くわよ。」

 

 カケルは、イグナイターとニンジャークブラスターとシノビフェニックスを渡す。

 渡されたリコとウィーンは、変身する。

 

ガッチャーイグナイター!

ターボオン!

パーリィーターイム!シノビフェニックス!

 

 リコがドライバーにイグナイターを装填する中、ウィーンはニンジャークブラスターにシノビフェニックスを装填する。

 

ウィーン「ゴールドアバターチェンジ!」

 

 ウィーンはそう言うと、ニンジャークブラスターのギアを回転させる。

 

What's(ワッツ) up(アップ)

ニン!ニン!ニン!ニンジャーク!

ドンフェスティバルタイム!

ワッショイワッショ~イ!ワッショイワッショ~イ!

 

 そんな音声が流れると、リコはアルトヴォークを操作して、ウィーンはトリガーを引く。

 

ガッチャンコ!ファイヤー!

スチームホッパー!アチーッ!

ハァ~!セイヤ!セイヤ!セイヤセイヤセイヤセイヤセイヤァ!

完全不滅の忍者一!

ゴールドンヴァルバラド!

よっ!天下無双!

 

 リコとウィーンは、それぞれの強化形態に変身する。

 

超フェスティバルタイム!

 

 ウィーンがシノビフェニックスの翼を展開させ、上部のスイッチを押し、必殺技待機音声が鳴る中、カケルとクリアは。

 

クリア「カケル!クロッちの力を使って!」

カケル「ああ!頼むぞ!クロッち!」

クロスウィザード「任せてよ!」

 

 クリアはカケルにクロスウィザードを渡すと、カケルはエクスガッチャリバーにクロスウィザードのカードを装填する。

 クリアも、必殺技の体勢に入る。

 

ウィーン「鉄鋼滅殺・フェスティバル縁弩!」


 それぞれが必殺技の構えをとる。

 

ウラッカ「行け〜!」

 

FI(フィ) FI(フィ) FI(フィ) FINISH(フィニッシュ)

 

 ウラッカがトリガーを引くと、無数の魔法陣が現れてそこから凡ゆる属性の魔法を放つ。

 それに対して。

 

「「「「ハァァァァァ!」」」」

 

X(クロス) WIZARD(ウィザード)!エクストラッシュ!

NEKOMATACHIMERA(ネコマタキメラ)!Reインストール、オーバーブレイク!!

スチームホッパー!バーニングフィーバー!

ゴールどんニンニン!

イッツ、ジョーク!』

 

 

 カケル、リコ、クリア、ウィーンは必殺技を発動して弾こうとする。

 だが、威力が強すぎて徐々に押されていく。

 

クリア「威力が強すぎる………!」

ウィーン「くっ!?」

 

 絶対絶命の中、ガッチャードローホルダーが開くと、ユキが出てくる。

 

カケル「ユキ!?」

ユキ「私も力を貸すよ!」

 

 ユキはカケルのケミーライザーに自ら入る。

 

ケミーライズ!FUBUYUKIONNA(フブユキオンナ)

 

 その音声が鳴ると、能力が発動する。

 カケルは冷気とピンク色のオーラが纏って強化される。

 

カケル「ハァァァァァ!」

 

 それにより、何とか必殺技を弾く事に成功した。

 

カケル「ありがとう!」

ユキ「うん!」

ウラッカ「おぉ〜!やるねぇ!!」

 

 カケルがユキにお礼を言うと、ウラッカはカケルを賞賛して、レジェンドライドマグナムを投げ捨てる。

 

カケル「行くぞ!」

 

ガッチャンコ!ファイヤー!』 

アッパレスケボー!アチーッ!

 

 カケルはファイヤーガッチャード・アッパレスケボーに変わって、加速して切り掛かる。

 すると、ウラッカも加速して避ける

 

カケル「はっ!ハアッ!」

ウラッカ「ふっ!よっ!」

 

 互いに高速で動いて斬り合い、殆どの者が目で追えなかった。

 

ウィーン「ハアッ!」

 

 ウィーンはニンジャークブラスターを使って援護射撃をするが、妖刀で切り落とされてしまう。

 リコとプリムも加勢する。だが、4vs1でも互角に戦うウラッカだった。

 

ウラッカ「ハァァァァァ!」

カケル「くっ!?」

 

 途中でウラッカからの攻撃でカケルのイグナイターが外れてしまって、通常のアッパレスケボーに戻ってしまう。

 

ウラッカ「ほらほら!僕にばかり気を取られてていいの?」

カケル「まさか!?」

 

 ウラッカはそう煽る。

 カケルがマリア達の方を見ると、無数の妖刀を出してマリア達の方に飛ばされていた。

 

イアン「舐めるな!」

 

 イアンはそう言うと、ヴァルバラッシャーにカゼイタチのカードを装填する。

 

ガキン!

KAZEITACHI(カゼイタチ)

ゴキン!

 

イアン「ハァァァァァ!」

 

オカルトヴァルバラバースト!

 

 その音声が鳴ると必殺技が発動して、竜巻で全ての妖刀を閉じ込める。

 

トール「行きますよ!」

ユリウス「分かったでござる!」

セブンティア「ああ!」

ギレーヌ「行くわよ!」

エレナ「ハァァァァァ!」

 

 トール達は一切に魔法を竜巻に向かって放つと、ムーンケルベロスに変身したエレナが次々と妖刀を殴り飛ばす。

 

ウラッカ「ハァァァァァ!」

 

 ウラッカは二本の妖刀で全て切り落とす。

 そんな中、いつのまにかファイヤーガッチャード・スチームホッパーになったカケルは。

 

カケル「頼むぞ!メラメランサー!」

メラメランサー「メラメラ!」

 

 カケルはそう言うと、メラメランサーのカードをエクスガッチャリバーに装填する。

 刺突の構えをしてトリガーを引くと。

 

カケル「ハァァァァ!」

 

MERAMELANCER(メラメランサー)!ストラッシュ!

 

 剣先に炎の槍のオーラを纏ってファイヤードッカーンで加速して刺突攻撃をする。

 

ウラッカ「ふっ!」

カケル「くっ!」

 

 だが、その攻撃は妖刀で防がれてしまう。

 

オーグ「ハァァァァァ!」

 

GORGEOUS(ゴージャス) ATTACK(アタック) RIDE(ライド) LE()-LE()-LE()-LEGEND(レジェンド)

 

 次にオーグがライダーキックをするが、弾かれてしまう。

 

ウラッカ「アハハハ!束になっても僕には勝てないよ!っ!?」

 

 ウラッカが一同を嘲笑うと、何か気配を感じて振り返る。

 そこには。

 

WIZARD(ウィザード)SHOWDOWN(ショウダウン)

 

シン「ハァァァァァ!」

ウラッカ「そんなのが…………っ!?」

 

 いつの間にか変身したシンが回し蹴りを放ってくる。

 それを見たウラッカは、妖刀で切り落とそうとする。

 だが、シンの足に当たった瞬間、砕け散った。

 カケル達の攻撃で刃が脆くなっていたのだ。

 ウラッカは腕でガードする。

 

シン「もう一度…………っ!?」

 

 シンはもう一度やろうとするが、まだ身体の中の毒で上手く動けなかった。

 

ウラッカ「へぇー、やるじゃん!今のはちょっとだけ効いたよ!」

 

 ウラッカはシンを賞賛する。

 すると、カケルが口を開く。

 

カケル「おい!お前は一体誰なんだ!?」  

ウラッカ「ん?僕の事が知りたい?良いよ!ご褒美に教えてあげる!」

 

 カケルがそう聞くと、ウラッカは変身を解く。

 その姿を見たカケルは。

 

カケル「っ!?お前はあの時の!?」

ウラッカ「いや〜あの時は君のファンのフリしてごめんね!でも君達が間抜け過ぎで助かったよ!」

 

 カケルが驚くと、ウラッカはカケルを煽る。

 

シン「お前…………何者なんだよ?」

ウラッカ「僕の名前はウラッカ!ブライスお父様の息子だよ!」

エレナ「ブライスの息子…………!?」

オーグ「なんだと…………!?」

イアン「笑えないジョークだな。」

 

 シンがそう聞くと、ウラッカはそう名乗る。

 それを聞いて、ブライスの息子という事に驚いていた。

 すると。

 

ウラッカ「もっと遊んであげたいけど……今日はここまでにしようか!」

シン「おらっ!」

 

 ウラッカはそう言うと、シンに蹴られたが、すぐに立ち直る。

 マルガム達はケミーの姿に戻ってウラッカの元へ行き、カードに戻る。

 その際、仮面ライダー達も元の姿に戻るが、すぐに消える。

 

ウラッカ「じゃあね〜!」

 

 ウラッカはそう言うと、クロスソーサラーの転移魔法を使って撤退する。

 いつの間にかサルファーもいなくなっていたのだ。

 その後、回復魔法が使える様になり、全員治療してシンも魔法で毒を消して助かった。

 

イアン「それにしても、毒にやられたのによく動けたな。」

シン「いや〜火事場の馬鹿力って奴かな?」

シシリー「そんな事を言わないで下さい!無茶をしないで下さい!」

シン「ごめん…………。」

 

 イアンがそう聞くと、シンはそう答える。

 それを聞いたシシリーに怒鳴られて、シンは謝罪した。

 

カケル「それで、リコ達はキビル達と戦ってたんだよな?」

リコ「それなんだけど…………飽きたって言って帰ちゃって。」

プリム「僕たちも本気を出してない様に、あの2人もまだ本気は出してない。」

ウィーン「まだ何か隠してる可能性はあるわね。」

 

 カケルがそう聞くと、リコ達はそう答える。

 飽きたという理由で帰ってしまったのだ。

 

トニー「それにしても…………完膚なきまでに負けたね……………。」

マリア「カケル達が来なかったら、確実に全員死んでたわね。」

オリビア「……………っ!」

マーク「オリビア……………。」

 

 トニー達はそう話す。

 ウラッカによって、完膚なきまでに敗北した。

 その事実がのしかかってくる。

 

シン「…………とにかく、更に強くなるしかないよ。俺たちは。」

オーグ「そうだな。我々の倒すべき相手に、ウラッカとやらが加わっただけだ。この世界を守るためにも、強くならねばな。」

 

 シンとオーグはそう話す。

 そうして、新たな敵のウラッカが現れて、一同は更に強くなる事を決意する。

 それを遠くから見ていた存在がいた。

 

湊翔「…………サーの反応があったから来てみたら…………とんでも無いことになってんな。」

 

 それは、桐ヶ谷湊翔/仮面ライダーギーツだった。

 

湊翔「まさか、消耗していたとはいえ、あの3人を圧倒するとはな…………。これは、あのウラッカって奴をどうにかしないといけないな…………。というより、ウラッカって奴、なんかカケルに気配が似てるんだよな…………。」

 

 湊翔はそう呟いた。

 そんな風に考えると。

 

湊翔「…………こりゃ、場合によっては、カケル達に加勢することも考えるか?どう考えても、カケル達はまだしも、シン達の手には負えない相手だからな…………。」

 

 そんな風に呟いて、その場から去っていった。

 その数日後、カケル達はある場所に来ていた。

 それは、フローラブロッサムとユキの力で咲いた桜の花と森にブリザードドラゴンの灰が降り注ぎ、肥料となって辺り一面に桜の花が咲いていた場所だ。

 ゲーカとサヒメの調べによると、生命力の強いドラゴンの灰を浴びた事で春だけでなくずっと咲き続けるらしい。

 しかもドラゴンの灰のせいか、ドラゴンが縄張りをマーキングしたと思い、魔物や魔人達が怖がり近づかなくなり、今では観光地となっている。

 そして、皆で花見をする事に弁当を持参して食べたり、飲んだり賑やかな時間を過ごしていた。

 ゲーカとサヒメも呼ばれていた。

 

サヒメ「はい、あ〜ん。」

ゲーカ「あ〜ん…………。」

フローレンス「イチャイチャしてるねぇ〜!」

ユアン「あんまり揶揄わないで下さいよ。」

 

 2人が食べさせ合いをしていると、フローレンスがニヤニヤしながら揶揄い、ユアンが注意する。

 

ユアン「そういや、センギン先輩達も呼ぼうと思ったんだけど、何か、用事があるって言ってたよ。」

イアン「用事?何をしているんだ?」

ゲーカ「さぁな。ただ、レベルナンバー10のケミーをまた逃がさないと良いんだけどな…………。」

サヒメ「フラグになるからやめて。」

フローレンス「他の人たちも、用事があるって言ってたからねぇ。」

 

 ユアンがそう言うと、イアンは首を傾げる。

 そんな風に話をしていく。

 因みにリンはズキュンパイアと一緒に食事をしていた。

 

ズキュンパイア「ほら、リンちゃん。あ〜ん。」

リン「あ〜ん。」

 

 ズキュンパイアから食べ物を食べさせてもらっていた。

 しかも、かなりデレデレしており、もはや隠す気は無くなった。

 

アリス「リン〜!『究極(アルティメット)彼氏居ないズ』を裏切ったな〜!」

ユーリ「『究極(アルティメット)彼氏居ないズ』って、他に誰かいるのぉ?」

アリス「え?マリアとミランダ。」

マリア「そんな変な同盟に私を入れるな!!」

 

 アリスが血涙を流すと言わんがばかりに涙を流しながら悔しがっており、ユーリがそう聞くと、アリスはそう答えて、マリアはそう叫ぶ。

 すると。

 

リン「ふっ!」

「「くっ!!」」

 

 すると、リンはアリス達を見てドヤ顔をすると、二人はイラッとして睨んでいた。

 その姿に一同は呆れていた

 一方、カケルとユキは皆と離れた場所でお弁当を食べていた。

 因みにユキはあの日のデートで買った服を着ている。

 

カケル「春に花見をするつもりが、まさかずっと桜が見れるなんてなぁ。」

ユキ「私は嬉しいよ?直ぐに約束を果たせたし、こうしていつでもお花見ができるから。」

 

 カケルがそう言うと、ユキはそう答える。

 すると、カケルが口を開く。

 

カケル「しかし、灰で桜が咲くなんて花咲か爺さん見たいだな。」

ユキ「ん?どんなお爺さんなの?」

カケル「いや、俺の前世の昔話だよ。」

ユキ「前世?」

カケル「あ、えっと……(まあ、ユキには話しても良いか。)」

 

 カケルがそう言うと、ユキはそう反応する。

 考えた末、カケルは花咲か爺さんのお話とカケルの前世の事を少しだけ話した。

 ユキは目をキラキラと輝かせながら話を聞いていた。

 

ユキ「すごい!カケル君の前世の話面白い!その時のカケル君も会ってみたいなぁ。」

 

 ユキは前世のカケルに興味津々のご様子だった。

 それに対して、カケルは口を開く。

 

カケル「いや、前世の俺じゃなくてさ、今の俺を見てくれよ」

ユキ「う、うん!///そうだね!ご、ごめんね!///」

 

 カケルがそう言うと、ユキは顔を赤くする。

 

カケル「顔赤いぞ?どうした?」

ユキ「な、なんでも無いよ!?」

カケル「それにしてもあまり驚かないんだな、ユキ。俺が前世の記憶があるって言ったのに。」

 

 カケルがそう聞くと、ユキはそう誤魔化す。

 前世の事を聞くと、ユキは口を開く。

 

ユキ「ん?驚いているよ?……でも……カケル君はカケル君でしょ?私にとってカケルは優しくてかっこいい……私の英雄だよ?」

カケル「…………ユキ。」

 

 ユキはそんな風に答えた。

 ユキの言葉を聞いて、カケルはユキを見つめていた。

 

ユキ「ど、どうしたの?」

カケル「いや〜ユキはすごく綺麗だなって思って。」

ユキ「っ!?ま、またそうやって君は……!///」

カケル「?」

 

 ユキがそう聞くと、カケルは無自覚にそう言う。

 ユキが顔を赤くする中、カケルは首を傾げていた。

 

ユキ「『それならこっちも!』ねぇカケル君」

カケル「ん?」

 

 ユキはそう考えると、箸で唐揚げをカケルの口元に近づける。

 そして。

 

ユキ「あ、あーん」

カケル「え?」

ユキ「あ、あーんです!」

カケル「あ、あーん?」

 

 ユキはそう言う。

 カケルは一瞬驚いたが食べてみると、なんだかいつもより美味しい味がした様に感じた。

 

ユキ「も、もう一個あーんです!」

カケル「あーん…………なんでだろう?いつもより美味しく感じる。」

ユキ「ほ、本当!?」

 

 ユキがそう言って唐揚げを食べさせると、カケルはそう言う。

 花見をする二日前に、ゲーカとサヒメがやっていたのを参考したのだ。

 それが上手くいった事に喜んでいた。

 

カケル「ああ……じゃあ俺も、あーん。」

ユキ「!?あ、あーん!………ん〜〜!」

 

 カケルはそう言う。

 まさかのあーん返しにユキは一瞬だけ驚いたが、すぐに食べた。

 人生で一番美味しい味がして、幸せな顔をしている。

 

カケル『…………唐揚げ大好きなのかな?』

 

 それを見たカケルはそう考えていた。

 鈍感ゆえに、そんな気持ちに気づいていなかった。

 

カケル「もう一個い…………?」

ユキ「食べます!」

カケル「お、おう。『そんなに唐揚げが好きなのかな?』」

 

 カケルがそう聞くと、ユキは即答して、カケルはそう思う。

 

カケル「はい、あーん。」

ユキ「あー…………!」

エレナ「あーん!」 

「「え?」」

 

 カケルが出した唐揚げをユキが食べようとすると、二人の声が重なった。

 その理由は、ユキが食べようとしていた唐揚げをエレナに横取りされたからである。

 

ユキ「ちょっとエレナ!?いきなり何をするの!?」

エレナ「別に………なんか腹が立ったから。」

ユキ「別にじゃ無いでしよ!私のカケル君のあーんを横取りしないでよ!」

エレナ「なーにが私のなの!?いつからアナタの物になったの!」

ユキ「カケル君は物じゃない!カケル君は………その、えっと…………私の………こ、こ………!」

エレナ「何を言おうとしているのよ、アナタは。」

 

 エレナとユキはそんな風に喧嘩をする。

 それを見ていたカケルは。

 

カケル「おいお前ら、その辺に…………。」

ミコ「カケル君♪」

カケル「へ?」

 

 カケルは2人の喧嘩を止めようとしてた。

 すると、目の前にミコが現れる。

 

ミコ「はい、あーん♪」

カケル「あーん?」

ミコ「どう?」

カケル「美味い。」

ミコ「じゃあ、今度は私にも。」

 

 隙ありと言わんがばかりにミコは行動をする。

 すると、カケルにも要求して、ミコは口を開けた。  

 

カケル「あーん?」

ミコ「うん、とっても美味しい」

カケル「そ、そっか。」

ミコ「はい、あーん。」

カケル「あーん?」

「「ってちょっと待ったーー!?」」

 

 カケルとミコがそんなやりとりをする中、エレナとユキがそう叫ぶ。

 

エレナ「そこイチャイチャしない!」

ユキ「ミコまでー!?」

ミコ「えへへ!」

カケル「何これ………?」

 

 エレナとユキとミコがそう話す中、カケルが唖然としていた。

 すると、カケルが口を開く。

 

カケル「そういえば、あの時、何を言おうとしていたんだ?」

エレナ「今、ここで聞くの!?」

 

 カケルはそう聞く。

 一同が驚く中、ユキは口を開こうとしたが、すぐにやめた。

 

ユキ「ごめんね。これ、保留にしてもいいかな?」

カケル「えっ?まあ、いいけど。待ってるから。」

 

 ユキはそう言い、カケルは了承した。

 その後、ユキ達は次に誰がカケルにあーんをするか、言い争っていた。

 ちなみに、カケルは一人で食べようとしたら止められてしまうので、大人しく見届けることにした。

 

マリア「なんか、良い感じじゃない!」

オーグ「ふっ。悪くないじゃないか。」

シシリー「大丈夫ですかね…………?」

クリア「また怒られるわよ?」

 

 他の皆んなはユキがカケルに食べさせていた所から見ていて、かなり楽しんでおり、シシリーとクリアがまた怒られないか心配していた。

 ちなみに、この後カケルにバレて全員説教されてしまったのだった。

 

ズキュンパイア「ユキちゃん、今の君はとてもいい笑顔をしているよ。ズッキュン!」

ホッパー1「ホッパ〜。」

 

 そんな光景をズキュンパイアは笑顔で見守り、ホッパー1はお弁当を食べていた。

 その頃、錬金連合のある支部のとある一角では。

 

シャハン「先輩、大分片付きましたね。」

センギン「そうだな。にしても、一時はどうなるかと思ったぞ。」

 

 錬金連合に所属している錬金術師のセンギンとセンギンの後輩にして同じく錬金連合所属の錬金術師のシャハン。

 彼等は次元要塞デストロイヤーを使って異世界の物を集めてはそれらを使ってレベルナンバー10のケミーを作ろうと研究して居る。

 この前はファンタスティック属性のレベルナンバー10のメタモル・D・ヒュドラマン、エンシェント属性のレベルナンバー10のスピノコウルス、オカルト属性のレベルナンバー10のネコマタキメラの誕生に成功した。

 しかし、誕生した瞬間爆発し、それによって研究所は崩壊。

 挙げ句の果てにはケミーに逃げられてしまった。

 それでもクリア達の活躍によってネコマタキメラの回収に成功した。

 その為、センギンとシャハンは一先ずは廃墟と化した研究所の後片付けをする事にした。

 そんな風に話して居ると

 

アップ「おーいお前らー、今帰ったぞ。」

シャハン「あ!上司さん。」

センギン「如何だった?」

 

 そんな風に入ってきたのは、センギンとシャハンの上司のアップだった。

 2人がそう聞くと、アップは口を開く。

 

アップ「所長は喜んで居たぞ。ただ研究所を崩壊させたことは怒って居たな。」

センギン「やはりか。」

シャハン「かなり大きかったですからねぇ。」

アップ「と言う事で、本部から貰える懸賞金は、此処の研究所の修復費に当てられるぞ。」

 

 アップはそう語る。

 どうやら、研究所の修復に懸賞金が当てられる事になったのだ。

 

センギン「ま、其れが妥当だな。」

シャハン「爆発させたのは上司さんですけどね。」

アップ「もう過ぎた事はしょうがない。新しく行くぞ」

センギン「そうだな。」

 

 センギンが納得する中、シャハンは皮肉気味にそう言う。

 3人は意識を切り替えた。

 

シャハン「其れで先輩。如何するんですか?」

センギン「勿論、俺達の専門をやるぞ。」

シャハン「ですね!」

アップ「其れでセンギン!テーマは決めているのか。」

センギン「勿論、今回のテーマは──フォーミュラマシンをモチーフにしたケミーを作る。」

 

 シャハンとアップがそう聞くと、センギンは堂々とそう言う。

 それを聞いたシャハンとアップは。

 

シャハン「ふぉーみゅらましん………?」

アップ「おいセンギン!そのふぉーみゅらましんとは何だ?」

 

 シャハンとアップは首を傾げており、フォーミュラマシンというのがどういうものか分かって居なかった

 

センギン「まぁフォーミュラマシンは異世界の乗り物だから二人は知らないな。此れを見た方がいい。」

 

 センギンはそう言うと、とある場所に行き台車に黒い箱(アナログテレビ)薄い黒い箱(Vhsデッキ)、ポータル電源、何かの箱を持って来た。

 

アップ「センギンなんだその黒い箱(アナログテレビ)薄い黒い箱(Vhsデッキ)は?」

センギン「……黒い箱(アナログテレビ)はアーティファクト属性のレベルナンバー6のテレヴィになった物と俺は推測している。そしてこっちの箱(段ボール)に入って居るのは……」

 

 アップがそう聞くと、センギンはそう説明しながら、こっちの箱(段ボール)から一つの箱を取り出す。

 箱には新世紀GPXサイバーフォーミュラと書かれていて、センギンは箱から黒い四角い物体(ビデオテープ)を取り出す。

 

センギン「この黒い四角い物体(ビデオテープ)には動く絵(アニメ)が収められて居て、薄い黒い箱(Vhsデッキ)の方は黒い四角い物体(ビデオテープ)を読み取って黒い箱(アナログテレビ)に情報を流す魔道具だ。」

シャハン「へぇ………其れじゃあ、そっちの箱(ポータル電源)は何ですか?」

センギン「此れか?この箱(ポータル電源)は電気を貯める事が出来る魔道具で、薄い黒い箱(Vhsデッキ)黒い箱(アナログテレビ)から生えている尻尾(プラグ)の様な物を、この箱(ポータル電源)ある穴(コンセント)に突っ込めば動く。」

 

 シャハンの質問に対して、センギンはそう言いながら薄い黒い箱(Vhsデッキ)黒い箱(アナログテレビ)生えている尻尾(プラグ)を掴んで(ポータル電源)ある穴(コンセント)を指して薄い黒い箱(Vhsデッキ)黒い箱(アナログテレビ)を慣れた手慣れた手つきで黒い四角い物体(ビデオテープ)薄い黒い箱(Vhsデッキ)に入れると黒い箱(アナログテレビ)から映像が流れてくる。

 黒い箱(アナログテレビ)か映像が流れる絵にシャハンとアップは魅了されていた。

 一方でセンギンは。

 

センギン「えっと確か……此れだな。ぺちぺち!」

 

 薄い黒い箱(Vhsデッキ)を操作すると黒い箱(アナログテレビ)が流れる映像が変わりあるシーンになる。

 映った映像はとあるマシンが猛スピードで走って居るシーンだった。

 

青年(風見ハヤト)『ブーストを使う』

 

 マシンに乗って居る青年(風見ハヤト)がレバーを操作するとマシンが変形して何かを貯め始めた。

 

『ブーストポット作動。エンジン臨界点カウントスタート!』

 

青年(風見ハヤト)『いっけぇ!』

 

 その音声が鳴り、青年がそう言うと、マシンは今までよりもさらに加速する。

 

『第一次臨界点まであと五秒』

 

 青年(風見ハヤト)が持って居るハンドルから、右側にボタンが出てくると。

 

『4・3・2・1』

 

青年(風見ハヤト)『行くぞスパイラル!』

 

 青年(風見ハヤト)がボタンを押すとマシンは更に変形してもう一段と加速する。

 あんまりの加速に強風が吹きあげられて周りの人を巻き込んだ。

 センギンは見せたい部分が終わったのか、薄い黒い箱(Vhsデッキ)黒い箱(アナログテレビ)を落とす。

 

センギン「此れが俺が作りたい奴だ。」

アップ「成程………なかなか良さそうだな!」

シャハン「かっこいいです!其れで先輩はどうやってあれみたいなケミーを作るんですか?」

センギン「其れが問題だ。とりあえず、手分けして何か使えそうなものを集めよう。」

 

 センギンがそう言うと、アップとシャハンも気に入ったのか、そう言う。

 センギン達は使えそうなパーツを探す事にした。

 

~パーツ探し中~

 

センギン「…………取り敢えずこんな所か」

 

 センギンはそう呟く。

 センギンの前には作り駆けの車体のフレーム(制作途中で放り出されたフォーミュラマシン)、エンジンブースター、νアスラーダAKF-0/Gの精巧な模型が有った。

 

センギン「骨組みだけの奴(制作途中で放り出されたフォーミュラマシン)はケミーになった時に人間で言うと骨に当たる部分だ。この細い管の奴は多分マッドウィールの元ネタになったくるまと言う乗り物の図鑑に乗って居て、フォーミュラーのパーツに当たる。このアスラーダの模型は御呪いとして居れておこう。」

 

 センギンはそう言って、ネコマタキメラを錬成する時に使った錬金釜を用意して、中に液体を満たして火をつける。

 すると。

 

センギン「!」

 

 錬金術で作り駆けの車体のフレーム(制作途中で放り出されたフォーミュラマシン)、エンジンブースター、νアスラーダAKF-0/Gの精巧な模型で浮かせる。

 そこから。

 

センギン「!!」

 

 錬金釜に放り込む。

 そうして居ると。

 

シャハン「先輩!」

 

 シャハンが台車に物を乗せてこっちに来た。

 

センギン「シャハン、何か決まったのか。」

シャハン「はい、僕が選んだものは此方です。」

 

 センギンがそう聞くと、シャハンが自信満々に台車の方を見せる。

 台車の上には、六個のタイヤ(カーズで出てきたタイヤ)とフォーミュラーマシンのハンドルが乗って居た。

 

シャハン「タイヤ(木製の)と手綱を用意しようとしたんですが、良い感じのタイヤ(木製の)と手綱が無かったので、形状が似た奴(カーズで出てきたタイヤ)なんか持ちやすい物(フォーミュラーマシンのハンドル)を用意しました。これが代わりになるといいんですが…………。」

 

 シャハンは若干自信なさげにそう言う。

 其れを見たセンギンは。

 

センギン「シャハン、でかした!」

シャハン「え!?どういう事ですか?」

 

 センギンはそう叫ぶ。

 シャハンが困惑していると、センギンは口を開く。

 

センギン「このタイヤはフォーミュラーマシン用のタイヤだ。俺達が知っているタイヤ(木製の)では俺達が求めるスピードで耐え切れない。それに対してこのタイヤは俺達が求めるスピードに耐えきれる。そしてこれも手綱の一種だ。其れもフォーミュラーマシン用の手綱だ。」

シャハン「それ本当ですか!?自分、適当に選んだだけなのに。」

センギン「本当さ。兎に角入れるぞ。」

シャハン「はい!」

 

 センギンはそう言う。

 偶然か否か、フォーミュラマシンに必要なパーツを集めていたのだ。

 そこから、シャハンが集めた六個のタイヤ(カーズで出てきたタイヤ)とフォーミュラーマシンのハンドルも錬金釜に入れる。

 

シャハン「後はアップさんを待つだけですね。」

センギン「そうなんだが……変な物を持って来ないといいが。」

アップ「おう、お前ら。待たせたな」

 

 2人がそんな話をしていると、アップが戻ってくる。

 

センギン「来たか………ってなんだそれは?」

 

 センギンはそう突っ込む。

 アップが持っていたのは、台車にでっかい鉄の箱(エンジン)三角(映画の)で筒(方のバ)状の(ズ・ラ)入れ(イトイ)物に(ヤーの)入っ(ハイパ)て居(ークリ)る鉱石(スタル)を持って来たのだ。

 

シャハン「えっと、アップさん一応聞きますけど其れは?」

アップ「此れか!この鉄の箱は、くるまと言う馬車の発展型に必要な心臓だろう?」

センギン「一応そうだが。」

アップ「やはりそうだろ!この前センギンが寝ている時にくるまに関係する本を見たからな。

其れに………。」

 

 シャハンがそう聞くと、アップは自信満々にそう言う。

 アップはそう言うと、とあるものを取り出す。

 アップが取り出したのは骨の様な装飾が施された小箱(ドーパントメモリ)中央に動力炉でR(リアクターメモリ)を描いた絵が描かれていた物と鉄の箱(エンジン)と人を混ぜた様な絵が描かれて居るカードで、カードから妙な威圧感を出していた。

 アップは小箱(ドーパントメモリ)に備え付けのボタンを押す。

 

リアクター

 

 小箱(ドーパントメモリ)でっかい鉄の箱(エンジン)小箱(ドーパントメモリ)が程よく突き刺さる差し込み口を見ると。

 

アップ「ほいっと!」

 

 リアクターメモリを突き刺す。

 さらに、カード(禁断機関VV-8)の方もでっかい鉄の箱(エンジン)に他のカードがさす場所にカード(禁断機関VV-8)を装填する。

 

アップ「何となくだが、この小箱(ドーパントメモリ)に書かれて居る文字はリアクター!つまりエンジンと相性がいい!更にこのカード(禁断機関VV-8)にも鉄の箱(エンジン)の要素がある!つまり、俺の予想が正しければ相性がいい!そして此れ!」

 

 アップはそう言うと、三角(映画の)で筒(方のバ)状の(ズ・ラ)入れ(イトイ)物に(ヤーの)入っ(ハイパ)て居(ークリ)る鉱石(スタル)を皆に見せる。

 

アップ「この鉱石は俺達が知っている魔石よりも、数千倍のエネルギーを持って居る。此れを動力源にするぞ!」

  

 アップはそう言う。

 アップの言葉を聞いていたセンギンは。

 

センギン「……まぁ少なくとも使えなくはなさそうだし、そうするか。」

 

 若干、不安げな表情を浮かべるが、諦めてアップが集めた材料も錬金釜に入れる。

 

アップ「よーし行くぞ!」

 

 アップは自信満々な顔をして居て、其れを見たセンギンは口を開く。

 

センギン「アップ。最後の呪文は任せて良いか。」

アップ「うん、どうしてだ?」

センギン「いやそんなに自信があるなら、俺がやるよりも何十倍に成功しそうだから。」

アップ「そうか、ならやらせてもらうぞ。」

 

 センギンはアップにやらせる様に誘導した。

 アップはそう言うと、錬金釜に近づく。

 その一方で、センギンとシャハンは盾を構えて待機する。

 何かが起こる事を察知したのか。

 

アップ

「下にあるものは上にあるもののごとく

 上にあるものは下にあるもののごとく

 ただ一つたる、奇跡をなさん」

 

 アップは錬金術の呪文を唱える。

 すると、錬金釜はネコマタキメラ達の時の様に虹色の光が出てくる。

 すると、錬金釜が爆発する位に揺れだした。

 其れを見たアップは。

 

アップ「!?」

 

 急いでセンギンたちの元へ行きセンギンが持って居る盾の後ろに隠れる。

 その直後に。

 

ドッガぁあああ!!

 

 爆発してセンギン達を襲ってくる。

 

「「「!!!」」」

 

 構えている盾で爆風を防ぐと、しばらくして衝撃が収まってくる。

 身体を盾から出して確認する。

 爆発が出た煙が晴れると

 

???「………。」

 

 そこに居たのは、新世紀GPXサイバーフォーミュラに出て来るνアスラーダAKF-0/Gの様なケミーだった。

 

シャハン「先輩、成功ですか?」

センギン「あぁそうだな。取り敢えず封印を…………!」

???「!」

 

 シャハンがそう聞くと、センギンがケミーライザーを取り出そうとする。

 すると、突然そのケミーがタイヤをホイールスピンさせて土煙を挙げていく。

 

センギン「なんだ!?」

???「フォォォォォォミュラァァァァァァ!!!」

 

 センギン達が驚いている間に、そのまま物凄い勢いで走り去っていった。

 

「「「…………。」」」

 

 突然の状況に、センギン達は唖然としていた。

 こうして、再び新たなレベルナンバー10が誕生して、のちにオーバーストームフォーミュラと名付けられた。




今回はここまでです。
今回は、フブユキオンナの話の解決編です。
とはいえ、ウラッカの登場により、完膚なきまでに敗れたシン達。
ウラッカの力は、創世の力を持っているリコ、ウィーン、プリムの3人をも圧倒する。
少し、敵側を強化しすぎたかなと思っています。
このままだと、シン達がインフレに置いていかれそうなので、どうにかする予定ではあります。
とは言っても、オーグのレジェンドを除いて、強化フォームは出さない予定なので、どうしようかなと思っていますが。
そして、サーが動いたという事で、桐ヶ谷湊翔/仮面ライダーギーツも動きました。
あまり介入はする気はないですが、場合によっては介入を考えていました。
そして、新たなレベルナンバー10が誕生しました。
モチーフは、新世紀GPXサイバーフォーミュラに出て来るνアスラーダAKF-0/Gです。
次回は、このケミーを巡る話になる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今後の予定としては、オーバーストームフォーミュラの話をやった後、残りのオリジナルのレベルナンバー10のケミーをガッチャして、賢者の孫の本筋のストーリーである魔人領攻略作戦の話に入ります。
賢者の孫のストーリーであるシュトローム撃破後は、本家ガッチャードの様なストーリーをやっていきます。
今後の展開や、ザ・フューチャー・デイブレイクなどのエピソードのリクエストは、活動報告から受け付けています。
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