現在、それぞれが所持しているケミーカードは。
カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル、テンフォートレス、ファイヤマルス、インフェニックス、ゴールドングリ⭐︎、クロスブレイバー⭐︎、ドンホッパー9⭐︎、ホッピングッド⭐︎、サポードローン⭐︎、トライケラ、ズキュンパイア、ソルジャーS⭐︎、ノックアウトボクサー⭐︎、メラメランサー⭐︎、フローラブロッサム⭐︎、シルバキューム⭐︎、フブユキオンナ⭐︎、ウルフレア⭐︎、オーバーストームフォーミュラ⭐︎、モスキット⭐︎、ロードハンミョウ⭐︎、ドラムカデ⭐︎、アクアメンボ⭐︎、ヘラクレスチール⭐︎、カミツキインセクト⭐︎、アイドルフィン⭐︎、インフェイトナックル・カンガルー⭐︎、ギャングマ⭐︎、サクリファイシープ⭐︎、エメラルドリアン⭐︎、サンサンフラワー⭐︎、タケノコヅチ⭐︎、アロハナッツ⭐︎、ハイパンプキング⭐︎、ヴェロキラッパー⭐︎、アンキドゴン⭐︎、サファイアロ⭐︎、パキケイルロバンカーサウルス⭐︎、ダンスティラコ⭐︎、セイケントロ⭐︎、ゴーカサスキャッスルカブト⭐︎、ハードXプラント・ドラゴン⭐︎、ハグネット⭐︎
イアン=シグネット
マッドウィール↔︎マッハウィール、ダイオーニ、ガッツショベル、ジャマタノオロチ、ゲキオコプター、エンジェリード、ポリストライカー⭐︎、リッチリッチー⭐︎、ドリルビー⭐︎、ヤタガラスピア⭐︎、ポルターゴースト⭐︎、ゴウカッパ⭐︎、ロックロークビ⭐︎、カゼイタチ⭐︎、クラヤミリーパー⭐︎、ビューンスクーター⭐︎、ブルブルドーザー⭐︎、トルネードターボ⭐︎、コロコローラー⭐︎、メタモル・D・ヒュドラマン⭐︎、サテアイトエックス⭐︎
クリア=テンフェクト
クロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン、ネコマタキメラ⭐︎、ライノスキングナイト⭐︎、5TMT×M1Dノワール⭐︎
シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード
シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド
アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス、ギーツ、タイクーン、ナーゴ、バッファ、ラウンズ⭐︎、ライコウ⭐︎、スワン⭐︎、ダイル⭐︎、ジーン、ケケラ、キューン、ベロバ、クロス⭐︎、アーン⭐︎、グレア、ゲイザー
マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ
トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン
トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武
アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW
ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ
ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド
マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド
オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト
ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎
ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎
エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、ユニコン、ザ・サン、ヨアケルベロス、ネミネムーン、ザ・スター⭐︎、プルートーン⭐︎、ビュンビュンコメッター⭐︎、ウラノス⭐︎、ポセイードン⭐︎、ネビュラー⭐︎、シロアナ⭐︎、ホワイトセイレーン⭐︎、リヴァイアー⭐︎、テラワイバーン⭐︎、アクター・ロキ⭐︎、キラキラミア⭐︎、グランゼウス⭐︎、クロスフェイス⭐︎、スピノコウルス⭐︎
ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎
ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー、レプリマッドウィール、レプリゲンゲンチョウチョ、レプリホッパー1、レプリサーベライガー、レプリブッサソーリー、レプリゲキオコプター、デュオルトロス⭐︎、カイザービー、カリュードス、レプリビートルクス、レプリエクシードファイター、レプリクロスウィザード、レプリリクシオン、レプリサスケマル、レプリナインテイル、レプリガイアード、アークホッパー⭐︎、レプリゼグドラシル、レプリテンフォートレス、レプリガッツショベル、レプリジャマタノオロチ、レプリエンジェリード、レプリファイヤマルス、デッドウィール⭐︎、ゲドーブシドー⭐︎、レプリドリルビー⭐︎、レプリアンキドゴン⭐︎、レプリデュオルトロス⭐︎、レプリドンホッパー9⭐︎、レプリホークスター、レプリアクマノカリス、テラブルキャット⭐︎、レプリカミノミコ⭐︎、レプリクラヤミリーパー⭐︎、レプリサポードローン⭐︎、レプリミテミラー、レプリダイナモンド⭐︎、レプリリッチリッチー⭐︎、ファンキーダッシュ⭐︎、レプリメカニッカニ、バイコン⭐︎、レプリドッキリマジーン、レプリファントムジョーカー⭐︎、レプリエックスレックス、クロスソーサラー⭐︎、ドラゴナロス、ミスターPC⭐︎、ノロユキオンナ⭐︎、レプリバンバンタンク⭐︎、ダイナモンド⭐︎、スピーディノニクス⭐︎、ブラキオーガ⭐︎、レプリズキュンパイア、レプリインフェニックス、レプリバーニングネロ、レプリフレイローズ、レプリメラメランサー⭐︎、レプリサンサンフラワー⭐︎、レプリウルフレア⭐︎、レプリユニコン
キビル&ジロソニア
グリルシファー⭐︎、レヴィアマーメイド⭐︎、ナガレスター⭐︎、ペガサストーム⭐︎、ファントムジョーカー⭐︎、テリジノクロー⭐︎
メリダに説教され、メリダ達が帰った後、エカテリーナはメリダに殴られた所を摩っていた。
エカテリーナ「あ痛たたた……………。たん瘤になってるわ……………。」
エカテリーナは涙目になりながら、そう言う。
あの時のメリダの拳が効いたのだった。
それを見ていたアーロンとディセウムが口を開く。
アーロン「相変わらずやったなぁお師匠さん!カーチェが頭ド突かれた時、俺もケツがキュッってなったわ!」
ディセウム「ははは、アーロンは一番メリダ師に叩かれてたからなぁ。」
アーロン「そんなん、思い出さんといてくれる?兄さん。」
アーロンがそう言うと、ディセウムがそう言って、アーロンは苦虫を噛み潰したかの様な表情を浮かべる。
すると、ディセウムは、懐かしい顔を浮かべる。
ディセウム「懐かしいなぁ……………。我々3人が揃うのも何年振りの事かな。」
ディセウムは懐かしみながらそう言う。
すると、エカテリーナが口を開く。
エカテリーナ「……………師匠が本気で怒るのは何時だって、自分ではなくて誰かの為だわ。シン君の事、本当に大事にしてるのね。」
アーロン「……………。」
ディセウム「まるで、本当の孫のように思っているよ。メリダ師も……………マーリン殿も。」
エカテリーナ「…………私、謝った方が良いかしら?シン君にも。」
ディセウム「そうだな。この作戦が無事完了したらな。」
エカテリーナはそんな風に言うと、ディセウムもそう反応する。
エカテリーナは、シンに謝る事にしたそうだ。
すると、アーロンがディセウムに話しかける。
アーロン「そう言や、部下から聞いたで兄さん。シン君は兎も角、息子さんも立派にやっとるそうやないか。」
ディセウム「奇遇だなアーロン。私も息子から聞いているぞ。三国会談じゃ、エルスは随分横暴な交換条件を出して来たそうじゃないか。」
アーロンが呑気にそう言うと、ディセウムはジト目をアーロンに向けながらそう言う。
それを聞いたアーロンは慌てて口を開く。
アーロン「っ!い、いややなぁ…………アレは部下の独断やで!俺は無関係や!なははははは……………。」
ディセウム「使者の選出した当人のお前が無関係?面白い冗談を言うようになったな。」
アーロン「ぎくっ!?筒抜けですかいな…………全部…………?参ったわこりゃ…………。」
ディセウム「まあ、結果的にはこうして作戦実行に至った訳だし、今更どうこう言う気はないがね。」
アーロン「はぁ……………危うかったわ…………俺まで虎の尾踏む所や……………。」
アーロンがそんな風に言うと、ディセウムはあっさり論破した。
三国会談にて、ウサマを選出したのはアーロンだ。
それを聞いて、アーロンは顔を青ざめる。
アーロンが安堵のため息をつく中、エカテリーナは、口を開いた。
エカテリーナ「カケル君やシシリーさんやアウグスト殿下。それに他の多くの仲間達。私達がそうであったように、シン君も多くの素晴らしい出会いに恵まれているのね。」
ディセウム「その通りだよ。神の力や導きなど、そこには一切関係ない。信じようじゃないか。”神の力”ではなく、彼自身を。そして共に戦おう。」
3人は、魔人領攻略作戦が上手くいくように祈ったのだった。
一方、魔人領へと向かっているダームとイースの連合軍は。
兵士「いよいよ魔人領に向けて出発か………。気を引き締めて掛からねばならんな………。」
兵士「何せ魔人領は、今や魔人や魔物の巣窟。生きて帰れるかも分からんからな……………。」
魔人領へと向かう事に、気を引き締めていた。
そんな中、とある馬車では、ラルフ=ポートマンが苛立ちを見せていた。
ラルフ「何と言う事だ……………よりにもよって教皇猊下が、かのシン=ウォルフォードを”神の御使い”とお認めになられてしまうとは……………!」
高官「ポートマン長官………………。」
ラルフは、エカテリーナの宣言を聞いて、不満げな態度を隠していなかった。
すると、他の高官が口を開く。
高官「長官!私も納得出来ません!創神教徒でもないのに”神の御使い”などと!」
騎士長「剰え、教皇猊下自らが奴の結婚式を執り行うそうではないですか!」
高官「どうにか教皇猊下に”神の御使い”の二つ名を取り下げていただかねば……………。」
他の高官や騎士長はそんな風に話す。
ラルフ同様に、シンが神の御使いと認定された事が気に食わない様だ。
すると、ラルフが口を開く。
ラルフ「…………我々が功績を挙げて…………シン=ウォルフォードなど不要であると、教皇猊下にお見せするのだ……………!”御使い”などまやかしであると、御目を覚まして差し上げようではないか……………!!」
ラルフはそんな風に言う。
彼はシンが神の御使いだとまだ勘違いしていたのだ。
それを見ていた高官の1人が話しかける。
高官「幸か不幸か、奴は我が軍に合流して現在、魔人領を目指しております。奴以上の功績を目に見えて挙げられる絶好の機会ですな。」
ラルフ「フム……………これこそがまさしく神の御導き!神は我らにこそ慈悲を与えて下さっている…………!!(シン=ウォルフォード…………!!貴様の思い通りにはさせんぞ…………!!)」
ラルフ=ポートマンの心の中には、シンに対する悪意が芽生えていた。
それが、自身の破滅に繋がることには、この時のラルフ長官は気づいていなかった。
その頃、カケルはというと。
カケル(不安な要素はあるけど、一応は進んでるな。)
カケルはそんな風に考えていた。
ちなみに、ダームとイースの混合軍にはシン、カケル、エレナ、シシリー、マリアが居た。
オーグ、トール、ユリウス、イアンは、クルト王国軍に合流した。
アリス、リン、ユーリ、クリアは、スイード王国軍に合流した。
トニー、マーク、オリビア、セブンティア、ギレーヌは、カーナン王国軍に合流した。
そんな中、シンは考えていた。
シン(皆、無事に作戦を進められると良いけど……………。)
そう考えていると、シシリーが話しかける。
シシリー「皆の心配してるんですか?シン君。」
シン「あ、俺また顔に出てた?」
シシリー「フフ。」
カケル「お前ってそう言うの多いよな。」
エレナ「ええ。」
シシリーがそう話しかけ、シンがそう言うと、シシリーが笑い、カケルとエレナはそう言う。
すると、神の御使いという二つ名に関しての話になった。
シシリー「それにしても”神の御使い”ですか…………。凄いですね。」
シン「全く……………何時も何時も俺の知らない所で勝手に二つ名が……………。」
マリア「良いじゃない!二つ名って言うのは、実力が認められた人にしか贈られないんだから!」
カケル「俺は特に言われてないな。あと、知り合いに神様が居るから、強ち間違いじゃないと思うけど。」
エレナ「まあ、錬金術は基本的には秘匿だからね。湊翔さんはどうなんだろ………。」
シシリーがそう言う中、シンがそんな風に呟く。
すると、マリアがそう叫び、カケルとエレナはそう言う。
錬金術は秘匿されている為、ガッチャードとかの二つ名はつかないのだ。
それと、カケルの言う通り、知り合いに桐ヶ谷湊翔/仮面ライダーギーツが居て、神様なので、強ち間違いではないのだ。
すると、マリアが口を開く。
マリア「私も何か欲しいなぁ〜。」
シン「人の気も知らずに呑気な事を…………よし、だったら俺が付けてやる。」
マリア「え!?本当!?何何!?」
シン(マリアのイメージと言えば…………。)
マリアがそう言う中、シンはマリアの二つ名を付ける事にした。
その際、シンがマリアのイメージを思い浮かべると。
マリア『私は彼氏が欲しいのよ!』
マリア『何で私には出会いがないのかなぁ……………。』
マリア『はぁ…………リア充が…………。』
彼氏を欲しいと言うマリアの姿だった。
それを思い浮かべて、シンがつけたのは。
シン「”愛の求道者”とかかな…………。」
「「あ。」」
マリア「表出なさいシン。喧嘩売ってると見なしたわ。」
シンがそう言うと、カケルとエレナはそう言う。
それを聞いたマリアは、強引にシンを引っ張て、外に出ようとする。
シン「ええ!?何で!?結構マジで考えて……………。」
シシリー「もう、馬車で走ってる最中だよマリア。」
シン「大丈夫だって!マリアにもすぐ良い人が見付かるって!!」
マリア「何よ、その上から目線。」
シン「え!?何!?マジで外出るの!?」
カケル「マリア、外に出て怪我でもしたら危ないぞ。」
マリア「大丈夫よカケル。此奴なら無傷で済みそうだし。」
エレナ「そういう物かな……………。」
マリアはシンを外に出そうとして、シシリーとカケルが止める。
それに対して、マリアがそう言うと、エレナはそう呟く。
すると。
兵士「報告!!前方に多数の魔物が現れました!!」
シン「いや魔物じゃなくて!!…………って、え?」
兵士の報告に、カケル達は、前を見る。
前方には、山羊の魔物の大群が道を阻んでいた。
カケル「山羊の魔物の大群か。」
マリア「命拾いしたわねシン。」
シン「へ?」
マリア「アレで我慢してあげるわ。」
それを見たカケルはそんな風に呟く。
すると、マリアはそう言うと、馬車の屋根の上に立つ。
シン「いや、でも大型の魔物までは軍の人が対処するって………………。」
マリア「あ”?」
シン「お、怒んなよそんなに……………。」
エレナ「マリア。」
シンがそう言うと、マリアが苛立ちながらシンを見て、シンはそう言う。
すると、エレナも馬車の屋根の上に立つ。
マリア「エレナ。」
エレナ「私も手伝う。」
マリア「そうね、一気に行くわよ。」
エレナ「ええ。カケル、ガッチャートルネードを貸して。」
カケル「おう。」
エレナが立つと、マリアはそう聞き、エレナはそう言う。
エレナはそう言うと、カケルからガッチャートルネードを借りる。
そんな中、シンは兵士に話しかける。
シン「すみません。」
兵士「はっ!何でしょうか御使い様!」
シン「み…………御使い様…………魔物の討伐ですけど、初手だけ任せて貰って良いですか?えーと…………兵士の皆さんを鼓舞する意味でも……………。」
兵士「分かりました!!すぐに指揮官に確認を取って来ます!!」
シンは兵士にそう話しかけると、兵士はそう答える。
御使いと言われた事を恥ずかしながらも、真はそう言う。
兵士はそう言って、指揮官に確認を取りに行った。
それを聞いたラルフは。
ラルフ「何?魔物の討伐をアルティメット・マジシャンズが?」
騎士長「出しゃばりおって!作戦内容にも目を通しておらんのか!」
高官「…………しかし、魔人領に近付いた途端にこれか……………。」
兵士からシンの提案を聞いたラルフがそう言うと、騎士長がそう叫び、高官がそう言う。
それを聞きながら、ラルフは考える。
ラルフ「(何のつもりか知らんが…………。まあ奴らの実力をこの目で見ておいて損はないか…………。あの数…………幾ら奴らでもそう容易くは片付けられんだろうしな…………。)良かろう。初手のみ許可する。」
騎士長「フン!勝手な奴らだ。どうせ手こずって我らにすがり付いて来るのが目に浮かぶわ。」
ラルフは、どうせそんなに倒せないとたかを括り、そんな風に言う。
それを聞いた騎士長はそんな風に言う。
彼らはアルティメット・マジシャンズの力を見た事が無いので、そんな風に言えたのだ。
騎士「ダーム王国軍!イース神聖国軍!それぞれ戦闘準備!先頭のアルティメット・マジシャンズの両脇にて陣形を固めよ!!」
騎士のその声と共に、左右に両軍の陣形が固まった。
兵士「それでは初手!お願い致します!!」
マリア「了解。」
エレナ「うん。よろしくね、ザ・サン。」
ザ・サン「ザ・サン!」
兵士がそう言うと、マリアはそう答えて、エレナはザ・サンに話しかける。
ザ・サンがそう答えると、エレナはガッチャートルネードにザ・サンのカードを装填する。
『ケミーセット!』
その音声が鳴ると、エレナはアルケミードロワーを引っ張り、ガッチャースピンが回転する。
エレナ「マリア!お願い!」
マリア「えぇ!」
エレナがそう叫ぶと、マリアは風の魔力を集めた。
兵士「っ!?うわ!!何だ!?突風が!!」
すると、突風が山羊の魔物達を囲み、魔物達が突風魔法により上へ浮いた。
兵士「な…………何なんだありゃ…………!?」
兵士はそんな風に呟く。
この光景を見たラルフが言葉を失った。
マリア「喰らえ!!」
エレナ「ハァッ!!」
『トルネードアロー!』
マリアの竜巻と共に魔物達を全て両断し、エレナのガッチャートルネードの前に現れた太陽から矢が放たれて、魔物達を一網打尽にした。
魔物達はバラバラになり、大半を討伐した。
エレナ「ふぅ…………。」
マリア「あの、初手終わりましたけど。」
兵士「…………え、あ…………はい!」
騎士「ぜ、全軍進めーーーー!!魔物の残りを掃討せよーーー!!!」
エレナは一息ついてガッチャートルネードを下ろし、マリアはそう言う。
呆気に取られていたが、残った魔物は両軍が討伐していく。
それを見ていたシンが口を開く。
シン「まぁ、大半が今ので片付いちゃったっぽいけどな……………。」
マリア「本当は爆発魔法でドカーンと行きたい所だけど、地形壊しちゃ後に続く兵士さん達に悪いしね。」
カケル「だから敢えて風でやったって訳か。」
シン「い、意外と冷静だったんだな…………。」
マリアが意外と冷静な事に、シンはそう呟く。
その数分後、魔物は全滅した。
兵士「終わりか?これで……………?」
兵士「ああ。殆ど俺達の出る幕無しだな………。」
兵士「魔人領攻略作戦…………正直不安も大きかったが…………圧倒的じゃないか…………!アルティメット・マジシャンズ…………!!」
彼らは、馬車の屋根の上に立つエレナとマリアに見惚れた。
兵士「”太陽神”と…………”戦乙女”…………戦場にして凛々しく先頭に立ち、圧倒的な力で魔物を蹴散らす…………まさしく”戦乙女”…………!!」
兵士達「うおおおおおおおおおお!!!!」
マリア「え!?」
エレナ「急にどうしたの!?」
1人の兵士がそう呟くと、周囲の兵士が叫び出す。
それにマリアとエレナが驚くと。
兵士達「太陽神様ーーーー!!エレナ=フォン=クラーク様ーーーーー!!!戦乙女!!マリア=フォン=メッシーナ様ーーーーー!!!」
エレナ「私も!?」
マリア「あ、私!?」
兵士達「マリア様ーーーー!!戦乙女様ーーーー!!メッシーナ様ーーーー!!」
兵士達はそう叫ぶ。
急に称えられたマリアとエレナが固まった。
そんな中、シンが叫ぶ。
シン「マリア!もういいだろ!!降りて来いって!!」
マリア「はぇ!?あ…………うん…………。」
カケル「エレナも戻ってきたら?」
エレナ「うん…………。」
マリアとエレナは赤面しながら馬車に戻る。
その馬車の中では。
カケル「マリア、良かったじゃん。」
マリア「え!?」
カケル「お前の望み通りの二つ名を頂戴出来たみたいで。戦乙女さ・ま。」
マリア「カケル!!アンタねぇぇぇ!!!」
ニヤニヤしながら言うカケルに、マリアがキレて、プロレス技をかける。
カケル「うわああああ!!ギブ!ギブ!ギブ!ギブ!!」
マリア「でも…………シン達の気持ちが少し分かったわ…………コレ…………すっごく恥ずかしい……………。」
エレナ「私も……………。」
カケル「二つ名ってのは、あんまり関心するもんじゃないね。まあ、俺は構わないけど、さ。さてと。」
カケルがそう叫ぶ中、マリアとエレナは、顔を赤くしていた。
カケルはそう言うと、馬車から出て周囲を見る。
一方、後ろの馬車では、その光景を見ていた高官達が話していた。
高官「な…………何なのだあの大魔法は…………!!」
高官「桁違いではないか…………!!」
高官「あれ程の魔法をウォルフォード以外でも使えるのか……………。」
騎士長「つ…………つまり………ウォルフォードとパラケルスは、あれを超える実力者…………!?」
ラルフ「っ……………!!」
それを見て、高官と騎士長は驚き、ラルフは苛立つ。
そんなラルフに視線を感じた。
ラルフ「っ……………!?」
ラルフは、感じた視線の方向へと顔を向ける。
その先には、カケルが居た。
カケル「…………………。」
カケルはラルフを冷静に睨んだ。
それを見たラルフは。
ラルフ(おのれ…………!!我々を虚仮にしおって……………!!)
ラルフはそう思いながら、歯軋りをする。
一方、カケルは。
カケル(こりゃあ……………一悶着ありそうな気がするな。)
カケルはそう思う。
その予感は、遠くない未来に的中してしまうのだった。
その頃魔人領では、斥候隊が何かを探していた。
ローレンス「この辺りか?」
魔人「ああ。放っていてもすぐ出て来る。ここらが奴の縄張りだ。」
ローレンスがそう言うと、魔人の1人はそう答える。
すると後ろから、巨大な狼の魔物が現れて、ローレンス達のことを見下ろす。
ローレンス「あれか…………デカいな…………。」
フィン「そりゃそうですよ。無気力なあの方が唯一好奇心を持って育て上げた”とっておき”ですから。」
ローレンスがその巨大な狼の魔物を見ながらそう言うと、フィンはそう答える。
それを聞いたローレンスは、フィンに聞く。
ローレンス「魔人の意志通りには動かせるんだな?」
フィン「ええ。コイツにとっての主人はシュトロームですが、同様の魔力を受けて魔人化している我々の事も仲間だと思い込んでますからね。コイツと同じ”変異種”が帝国領各地に、後数体身に潜めています。」
ローレンスがそう聞くと、フィンはそう答える。
帝国領各地に、ローレンス達の前にいる変異種と呼ばれる魔物が潜んでいるのだ。
ローレンス「各地に侵攻して来る人間達の軍隊にぶつけるには持って来いだな。」
魔人「そこらの災害級よりは遥かに戦力になる。相当数奴らの数は削れるはずだ。…………もっとも、ウォルフォード達に太刀打ち出来る程とは思えないがね。」
ローレンス「構わんさ。それはコイツらの仕事じゃない。隠しの”変異種”も、他の連中が誘導を始める頃だ。人間達が帝国領に入り次第、即投入するぞ。」
ローレンス達はそんな風に話す。
魔人達は、何かを企んでいる様だった。
そして、魔人領北東部のとある砦では。
ラドリー「……………以上が奴らからの提案だ。意見は?」
離反した魔人のラドリーが、同じく離反した他の魔人達にゼストが提案した事を全て話した。
それを聞いていたヒースという魔人は、ラドリーに話しかける。
ヒース「お前はどう思ってんだ?ラドリー。」
ラドリー「殆ど信用出来ん。人間達の侵攻は確かな情報だが、その対抗策は何一つ口にしなかったからな。」
離反魔人「要するに、こっち方面に侵攻して来た人間を対処してくれって話だろ?」
離反魔人「信用も何もあるかよ。」
離反魔人「それで報酬を得られるんなら、そんな良い話ないじゃねーか。魔人になった俺らに敵う人間なんていやしねーだろ。」
ヒースの質問に、ラドリーはそう答える。
他の離反魔人達はそんな風に話す。
ゼストの事は信用できないが、報酬を得られるのなら、やると判断していた。
すると、ヒースが口を開く。
ヒース「報酬なんざ口約束で何とでも言える。要は、俺らがどう動くか…………そこだろ。」
ラドリー「人間達の…………魔人に対抗出来る集団が居るって話は聞いたか?ヒース。」
ヒース「噂でちらっとはな。アルティマ…………何とかだっけ?巫山戯た名前の連中だぜ。」
ラドリー「それに、その中にあの仮面ライダーが居るって事は聞いたか?」
ヒース「あぁ、確かガッチャードとかって言ってたな。」
ヒースがそう言うと、ラドリーはヒースにそう聞く。
ヒースは独自に、カケル達のことを調査していたのだ。
ラドリーは、ヒースに聞く。
ラドリー「もし仮に、そいつらを俺達にぶつけるのが目的だったらどうする?」
ヒース「……………そんときゃとっとと逃げりゃいーじゃん。何で俺らが相手しなきゃならねーんだよ。」
ラドリーがそう聞くと、ヒースはそう答える。
これにはラドリーもニヤつき、ヒースは口を開く。
ヒース「狩れる時は確実に狩る。無理そうなら迅速に退く。ハンターの基本だぜ。」
ヒースはそんな風に言う。
魔物ハンターである為、状況判断能力は高い模様だ。
ラドリーは、ずっと黙っていたアメリアという女性に話しかける。
ラドリー「アメリア。」
アメリア「……………そんな事よりさ、帝国周りの国の軍隊が大半出払ってこっちに向かってんなら、それって他国を落とすちゃんなんじゃないの?侵攻して来る人間なんか無視してさ。私らで今の隙に大国をモノにするってのどう?」
ラドリーがそう話しかけると、アメリアはそう提案する。
魔人領侵攻のどさくさに紛れて、大国を占拠しようということだった。
すると、ラドリーとヒースはため息を吐く。
「「はぁ……………。」」
アメリア「な、何よそのため息…………?」
ラドリー「また、お前の何時ものソレか…………。」
ヒース「そうシンプルな話じゃねーのよ、アメリアちゃん。幾ら人間達が本腰を入れて侵攻して来るからって、国に兵を残してないワケねーし。どこぞのバカな皇帝じゃあるまいし。当然、そんな事態も想定して対策は取ってるはずさ。」
ラドリー「奴らにとっても今はただならぬ事態。情報も得辛いし、行動も読めん。迂闊に手を出すべき時期じゃない。」
ラドリーとヒースがため息を吐くと、アメリアはそう聞く。
それに対して、ラドリーが呆れながらそう言うと、ヒースはそう言う。
ブルースフィアはアールスハイド侵攻の際に、軍の殆どを投入した為、魔物の蹂躙を許してしまったが、他の国がブルースフィアと同じ轍を踏むとは思えないからだ。
それを聞いたアメリアは、口を開く。
アメリア「むぅ…………アンタらって何時もそうよ。つまんない。」
ヒース「そんなに国落としに拘るなら、あの平民連中に付いてきゃ良かったじゃねーか。」
アメリア「嫌よ。彼奴ら頭悪そうだもん。私、バカは嫌いなの。自分がバカだから。」
アメリアが頬を膨らませながらそう言うと、ヒースはそう言う。
それに対して、アメリアがそう言うと、離反魔人の1人が話しかける。
離反魔人「んで?結論としてはどーすんだよ?」
ラドリー「当面は、あのゼストって男の言う通りにしてやれば良いさ。敵意を持って俺達に近付く奴は全て狩る。隙を見て他国へ逃げるのか、それともこの地に留まってやり過ごすのか。ここに居ればどちらも可能だ。その後の事は状況を見て判断しよう。」
ヒース「決まりだな。よし、ちょっと偵察に出て来るわ。」
離反魔人の1人がそう聞くと、らドリーはそう答える。
その時点での状況を見て判断すると。
それを聞いたヒースは、そんな風に言って、偵察に向かっていく。
一方、国境付近では。
シン「今日はここで野営か。どの辺りに居るんだろう今?」
シシリー「国境付近らしいですよ?予定通り進んでいるそうです。」
兵士「ここに置くぞ。」
兵士「了解。じゃあこっちはこの先に。」
シンとシシリーがそう話す中、兵士達が魔道具を設置する。
シン「あれは?」
マリア「魔物避けの魔道具でしょ。」
エレナ「それも、魔力遮断して、魔物達に感付かれないようにする便利な物ね。」
カケル「寝てる最中に襲われるのは、溜まったもんじゃないしな。」
シンがその魔道具を見ながらそう聞くと、マリア、エレナ、カケルはそう話す。
すると、兵士の1人が話しかける。
兵士「失礼します。御使い様、聖女様、戦乙女様、カケル様、太陽神様。野営の準備が整いました!」
カケル「ああ、ありがとう。」
シン(御使い様…………。魔王様のがまだマシだったような…………。)
マリア(い…………戦乙女様…………。)
エレナ(なんか恥ずかしい……………。)
兵士の言葉に、ユウトは労いの言葉を言い、シンとマリアはそう言う。
兵士の案内で、テントに到着した。
兵士「それでは、此方のテントが御使い様と聖女様。彼方の三つの1人用が戦乙女様とカケル様と太陽神様のテントになります。」
シン「…………はぁ!?ちょっと待てぇ!!俺とシシリー、同じテント!?」
兵士が案内したのは、大きなテントが一つと、1人用のテントが三つだった。
兵士の言葉に、シンは驚く。
すると、兵士が口を開く。
兵士「はい…………あ。それからその…………独り者も多いので、出来れば防音の魔道具を…………。」
シン「この状況でそんな事するかぁ!!!って言うか、一緒のテントにも泊まらないですから……………!!」
兵士「え?そうなんですか?」
兵士はそんな風に伝える。
つまり、その兵士は、シンとシシリーがこの状況で一線を越えることを考えていたのだ。
それを聞いたシンはそう叫ぶ。
シン「俺もカケルとエレナと同じ1人用。シシリーとマリアは大きい方のテント。それで結構です。」
兵士「畏まりました。はぁ良かった…………もし一晩中声が聞こえてたらどうしようかと…………。」
カケル(この人…………そんなことを考えていたのか?)
シンはそう伝える。
すると、去り際の兵士の安堵の声に、カケルはそんな風に考えていた。
その後、女子の浴槽テントでは。
マリア「はぁ〜〜〜疲れが取れるわ〜〜〜!野営なのにお風呂入れるって最高よねぇ!これも嘗てメリダ様が開発した給湯の魔道具のお陰よねぇ!」
マリアはそんな風に言う。
マリアとシシリーとエレナが入っているのは、魔物の革で作った浴槽で、前世でいうところのビニールプールの様な物だった。
そんな中、女性の兵士が話しかける。
女性兵士『聖女様、戦乙女様、太陽神様、お湯加減は如何ですか?』
エレナ「丁度良いです。ありがとうございます。」
女性の兵士がそう聞くと、エレナはそう答える。
すると、マリアはシシリーに話しかける。
マリア「…………本当はシンと同じテントが良かったんじゃないの?シシリー。」
シシリー「ふぇ!?…………シン君と同じテントに泊まって、朝皆の前に出て来る勇気が無いよ……………。」
マリア「あははは!まあそうよねぇ。アンタら見てると、これから戦場に向かうって事忘れそうになるわ!」
シシリー「もう…………マリアったら…………。」
エレナ「やれやれ…………。」
マリアの揶揄いの言葉に、シシリーは顔を赤く染めて、顔をお湯に沈める。
そのやり取りを、エレナは呆れながらも、微笑ましく見守っていた。
一方、男子浴槽の方では、シンとカケルが上がった。
すると、兵士に話しかける。
シン「お風呂ありがとうございます。お先にすみません。」
兵士「いえいえ!簡素なもので申し訳ありません。」
カケル「いや、簡素で十分です。」
シンがそう話しかけると、兵士はそう言う。
カケルがそう答えると、兵士は口を開く。
兵士「ありがとうございます。それにしても凄かったですね。昼間の戦乙女様と太陽神様の力。アルティメット・マジシャンズの方々は皆あのような魔法が使えるのですか?」
シン「そうですね…………まあマリアは元々学院でも成績も優秀だし、攻撃魔法を得意としてるってのもありますし、エレナも成長してるし。」
カケル「でも一応メンバーは全員あれに近い魔法を使えると思うぞ?」
兵士がそんな風に聞くと、シンとカケルはそう答える。
それ聞いた兵士たちは。
兵士「そ…………そうなのですか…………。」
兵士「飛び抜けて凄いのは御使い様とカケル様だけだと思っていたが…………どうやら他の方々も同じように人間離れした力の持ち主のようだな……………。」
シンとカケルの言葉に、兵士達はそう言う。
一方、女子浴槽では、マリアが震えた。
マリア「ん!?」
シシリー「どうしたのマリア?」
マリア「う〜〜〜〜〜〜ん…………何か今あらぬ扱いを受けた気が……………。」
エレナ「気のせいでしょ?」
マリアが震える中、髪を洗っていたシシリーがそう聞くと、マリアはそう言う。
それに対して、エレナがそう言う中、外では。
兵士「そこまでの実力者がそれだけ揃っていて…………この作戦…………俺ら必要なのか…………?」
カケル「なんか…………自暴自棄になりそう…………。」
兵士は、自分たちが必要なのかと気づいてしまい、自信を無くしつつあった。
カケルがそう言うと、シンは口を開く。
シン「う〜〜ん…………あ。仮に俺達だけで魔人を殲滅しようとした場合。恐らくは何ヶ月…………下手すれば何年掛かりになります。奴らが真っ向から俺達を相手取るとも思えませんし、つまりその間……………民衆はずっと不安を感じ続ける事になる。」
カケル「それだけじゃなくて、時間を掛けている間にスイードやクルトのように襲撃を受ける国が出るかも知れない。勿論それは犠牲者も増えてしまう事だからな。それを避ける為には、早急に事態を収拾する必要がある。その為にも皆の、世界の力が絶対に必要なんだ。」
シンとカケルはそう言う。
実際問題、シュトローム一派だけでなく、ブライス一派やサー・アルゴノーツと言った、かなりの脅威と言える存在がいるのだ。
その為、そんな風にシンとカケルはフォローをする。
すると、それを聞いた兵士たちは。
兵士「……………!!」
兵士「そうか…………そうだよな…………民衆の為…………俺達にもやれる事が…………!!すみませんでした御使い様…………!カケル様…………!我々の覚悟が足りていませんでした…………!!」
兵士「やってやる!!なあ皆!!」
兵士「おお!!それに俺達には御使い様とカケル様が…………!!アルティメット・マジシャンズが付いてる!!やるぞーーーーー!!!」
兵士達「おおおーーーー!!!!」
シンとカケルの言葉で、兵士達は鼓舞される。
そうして、決断力が高まる中、遠く離れた森林では、巨大な狼の魔物が熊達を喰い荒らしていた。
魔人達の言う変異種が、確実にカケル達の元に近づいていた。
その頃、ウラッカは。
ウラッカ「動き出したか…………。まあ、どうなるのか、見ものだね。それにしても…………彼は元気にしているかな?」
連合軍が、魔人領に向かってきているのを察知して、そんな風に呟く。
その頃、カケル達とは違う世界。
その世界では、桐ヶ谷湊翔/仮面ライダーギーツの世界に存在した機動要塞デストロイヤーが大量に存在して、街を蹂躙するかの様に破壊していく。
そんな中、とある王城では。
???「……………ふむ。悪くないな。」
そう言って、一人の男が優雅に食事を満喫していた。
その男は、見た目は黒髪に銀色のメッシュに紫と銀のオッドアイだった。
しかし、その周りには城の兵士や王の死骸が転がっていた。
すると。
『ハァァァァァ!』
その男の背後から、仮面ライダージオウで登場した敵であるカッシーン達が襲いかかってくる。
すると、その男が手を翳すとカッシーンの持っていた武器が浮かんで、彼らの両脚を切り落とす。
『うわぁぁぁぁ!?』
彼らは苦痛な叫びを上げながら倒れると、次に浮かんでいた武器によって、両腕を切り落とされる。
それを見ていた男は。
???「アイツから貰ったこの指輪、面白いな……中々良い玩具が手に入れたな。」
その男は、指にはめているアルケミストリングを見ながらそう言う。
その男が食事を終えて立ち上がると。
???「さて、仕上げだ。」
その男はそう言うと、錬金術で武器を集めて、巨大な爆弾に錬成する。
それをカッシーン達に向かって放り投げると爆発して王城は崩れ落ちた。
男はオーロラカーテンを使って既に脱出していた。
???「はぁ〜、この世界もあっという間だったな……さて、次は何処の世界にするか?」
男はそんな風に呟くと、何処かへと向かおうとする。
すると、一人の男がカッシーン達を引き連れてやってくる。
???「……………何の用だ?」
???「貴様!何故、毎度我々ハンドレッドの邪魔をする!?」
その男がそう聞くと、カッシーンを引き連れた男はそんな風に聞く。
カッシーンを引き連れた男は、ハンドレッドと呼ばれる組織に所属している男だった。
すると、その男は口を開く。
???「はあ〜?んなもん、俺の世界に勝手に入ってくるお前らが悪いんだろ?そもそも、弱い羽虫達の事を何で俺がいちいち気にしてやらなきゃいけないんだよ?」
ハンドレッド「貴様…………!覚悟しろ!」
その男はそう言う。
すると、ハンドレッドはそう言うと、右手を出す。
手首の部分には、ブレスが付いていて、何かが飛んできて、ブレスにつく。
飛んできたのは、カブティックゼクターと呼ばれる物だった。
ハンドレッド「変身!」
男はそう言うと、装填されたカブティックゼクターを真っ直ぐにする。
『
『
その音声と共に、その男は仮面ライダーケタロスに変身する。
それを見た男は。
???「ま……遊んでやるか。」
そう言うと、ドライバーを取り出す。
そのドライバーは、オーグが使っているレジェンドライバーに似ていたが、金の部分はは紫と銀色に、黒は黒のままで、宝石は赤が青で緑が黒になっていた。
それを装着すると、カードを取り出す。
男は、そのカードをドライバーに装填する。
『
その音声が鳴ると、待機音が流れる。
すると、男は口を開く。
???「変身。」
そう言うと、ドライバーを操作する。
『
その音声が鳴ると、その男は変身する。
その見た目は、仮面ライダーレジェンドに酷似していたが、金色の部分は紫と銀で目の色は青から赤で、複眼の形はディケイド激情態の物と同じ形になっている。
アンダースーツの金の部分は銀と紫で黒い部分は黒のままで手足のアーマーは紫と銀色、額と胸の宝石も青に変わっている。
邪悪な仮面ライダーレジェンドと言える見た目となっていた。
ケタロス「ハァァァァァ!!」
ケタロスはネガドに襲いかかってくる。
ネガドは、その攻撃を避けて、カウンター気味に殴る。
ゼクトクナガンで切り掛かるも腕を掴まれて地面に叩きつけられて、そのまま踏まれる。
???「はあ〜……本当弱いな、お前ら。」
ケタロス「くっ!お前達もいけ!」
ネガドは、ケタロスを見下す様にそう言う。
ケタロスは、カッシーン達にそう命令する。
すると、ネガドはレジェンドライドマグナムに似た武器であるネガドライドマグナムを取り出して、撃ち倒す。
???「はぁ〜…………これ、使うか。」
ネガドはため息を吐きながらそう言うと、カードを取り出す。
そのカードは、カリバー、ナイトローグ、エターナル、アーク、エボル、ビターガヴの物だった。
『
『
『
『
『
『
その音声が鳴ると、ネガドはトリガーを引く。
『
その音声と共に、仮面ライダーカリバー、ナイトローグ、仮面ライダーエターナル、仮面ライダーアーク、仮面ライダーエボル、大量の仮面ライダービターガヴが召喚される。
カリバー達はカッシーンの相手をする。
???「ふっ!」
ネガドは、ケタロスを借り飛ばして、ネガドライドマグナムのハンドルを捻る。
『ダークブブブブラスト!』
その音声と共に必殺技を発動する。
ビームでケタロスが吹き飛ぶ。
ケタロス「くっ!クロックアップ!」
『
ケタロスはそう言うと、その音声と共にクロックアップを発動する。
ネガドは、クロックアップによる攻撃を受けると。
???「やっと、それ使ったのか。」
ネガドはそう言い、キックホッパーのカードを取り出して、ベルトに装填する。
『
その音声が鳴ると、ドライバーを操作する。
『
『
その音声が鳴ると、ネガドはダークネスキックホッパーに変身する。
見た目は、仮面ライダーキックホッパーに酷似していたが、レジェンドと同様に、ネガドの様な装飾が追加されていた。
???「クロックアップ。」
『
ネガドはそう言うと、クロックアップを使用して、ケタロスを追跡する。
一方、ネガドが召喚した仮面ライダー達は。
カリバーは闇黒剣月闇を使った剣術でカッシーン達を切り倒していく。
ナイトローグは飛行しながらトランスチームガンのライフルモードで狙撃していく。
すると、スチームブレードのバルブを回転する。
『デビルスチーム!』
デビルスチームを発動すると、カッシーン三体を斬って、スマッシュに変貌させる。
スマッシュに変貌したカッシーンは、仲間であるはずのカッシーンの方に向かい、仲間同士で争わせる。
エターナルはエターナルエッジで切り刻んでいく。
すると、T2ユニコーンメモリを取り出す。
『ユニコーン!』
エターナルは、ユニコーンメモリをマキシマムスロットに装填する。
『ユニコーン!マキシマムドライブ!』
エターナルはコークスクリューパンチを放ち、カッシーンを殴り飛ばす。
アークは巨大な身体で暴れ回るとアークトライデントで地面に刺して地震を起こしてカッシーン達が倒れる。
カッシーンが怯む中、暴風が起こり、カッシーン達が吹き飛ばされる。
エボルは何度もワープしてカッシーン達を翻弄するとエネルギー波で吹き飛ばす。
そこから、毒を飛ばして苦しめて、その光景を嘲笑っていた。
ビターガヴ達はビターガヴガブレイドで攻撃していく。
更にカッシーン達の腕や脚を切り落として、苦しむ様を楽しんでいる様に見えた。
一方、ネガドとケタロスは。
???「ふっ!はっ!」
ケタロス「ぐっ!?ぐはっ!?」
ネガドは、ケタロスを脚技で圧倒していた。
ケタロス「くっ!ならば!!」
ケタロスはそう言うと、カブティックゼクターを操作する。
『
その音声と共にライダービートを発動して、強化されたアバランチスラッシュを発動して、ネガドに切り掛かってくる。
だが。
???「甘い。」
ケタロス「なっ!?」
ネガドはアバランチスラッシュを蹴りで弾く。
ケタロスが驚く中、ネガドは口を開く。
???「ライダージャンプ。」
『
ネガドの言葉と共にそんな音声が鳴ると、脚部のジャッキによる高高度のライダージャンプをする。
そして。
???「ライダーキック!」
『
ネガドの叫びと共にそんな音声が鳴ると、そこからライダーキックを放つ。
???「ハァァァァ!」
ケタロス「ぐはっ!?」
ライダーキックがケタロスに直撃すると、更にジャッキを活かして、キックの反動で空中に戻り、ケタロスに何度もキックを喰らわせて吹き飛ばす。
カリバー達も必殺技を発動しようとしていた。
『必殺リード!必殺リード!必殺リード!ジャアクドラゴン!』
カリバーは、ジャアクドラゴンのワンダーライドブックを闇黒剣月闇のジャガンリーダーに3回リードする。
『月闇必殺撃!習得三閃!』
カリバーは、闇黒剣月闇を地面に突き刺すと、闇が放出され、カッシーンを拘束する。
すると、ナイトローグがライフルモード状態のトランスチームガンを構える。
『スチームショット!バット!』
その音声が鳴ると、ライフルモード状態のトランスチームガンからビームを放って撃破する。
エターナルはゾーンメモリを取り出す。
『ゾーン!』
エターナルは、ゾーンメモリをマキシマムスロットに装填する。
『ゾーン!マキシマムドライブ!』
そんな音声が鳴る。
すると、T2ガイアメモリが、エターナルの方へと向かっていき、エターナルの体にたくさん付いているマキシマムスロットに装填されていく。
『アクセル!バード!サイクロン!ダミー!エターナル!ファング!ジーン!ヒート!アイスエイジ!ジョーカー!キー!ルナ!メタル!ナスカ!オーシャン!パペティアー!クイーン!ロケット!スカル!トリガー!ユニコーン!バイオレンス!エクストリーム!イエスタデイ!マキシマムドライブ!』
26本のT2ガイアメモリが、マキシマムドライブ状態に移行する。
それと同時に、エターナルメモリをエターナルエッジに装填する。
『エターナル!マキシマムドライブ!』
エターナルメモリのマキシマムドライブも同時発動して、ネバーエンディングヘルを発動し、巨大な光球を放ち、一掃していく。
『ウェイクアップ!』
アークキバットにウェイクアップフエッスルが現れると、そんな音声が鳴る。
すると、アークはレジェンドアークに変身する。
アークキバット「Go to hell!」
すると、アークキバットのフェイスパーツが外れて、メガキバットとなる。
レジェンドアークは飛行して巨大な火球を飛ばしていくと、そのままライダーキックをして、カッシーン達を撃破する。
エボルは、エボルドライバーのレバーを回す。
すると、エボルの右足に星座早見盤を模したフィールドが発生して、エネルギーが右足に収束されていく。
『
『エボルテックフィニッシュ!チャオ!』
その音声と共に、エボルはエボルテックフィッシュを発動して、カッシーン達を蹴り飛ばす。
ビターガヴ達は、ビターガヴの回転式ハンドル型回転器官であるマンチビーターを回転させる。
『ガヴ……ガヴ……』
『
マンチビーターを回転させると、そんな音声が鳴る。
ビターガヴ達は、ダークディバウアーを押し込む。
『スパーキングミ!エンド!』
その音声と共に、ビターガヴ達は必殺技を発動する。
全身から右足へと赤黒いエネルギーを込めて、回し蹴りでエネルギー波を放つ。
これにより、カッシーン達が全滅した。
それを見たケタロスは。
ケタロス「ば…………バカな!?」
そんな風に絶望していると、ネガドが近づいてきて、首を掴んで立たせる。
すると。
ケタロス「くっ………!?」
???「本当に………つまらないよな、お前ら。」
そのまま殴り飛ばして、ネガドはドライバーを操作する。
『
その音声と共に、必殺技を発動する。
???「ハァァァァ!」
ケタロス「ぐわぁぁぁぁぁ!?」
ネガドは、ディメンションキックの様な技を放つが、ケタロスの周囲にファイナルアタックライド・ディケイドのネガド版と言えるカードが現れると、周囲から一気に連続キックを放つ。
それを受けたケタロスは爆発すると、変身解除して、倒れる。
ハンドレッド「貴様は…………!」
黒闇「俺の名は、黒闇・クロック。異世界の破壊者だ。覚えておけ。」
ケタロスが変身していたハンドレッドの人物がそう言うと、ネガドは変身解除して、そんな風に名乗る。
ケタロスが消滅すると、召喚したカリバー達も消えて、黒闇は一息つく。
黒闇「そろそろ……アイツの世界に行こうかな?」
黒闇はそう言うと、どこかへと向かおうとする。
すると、思いとどまったのか、足を止めて、口を開く。
黒闇「やっぱいいや………もう少しこれで楽しんでからにするか。」
黒闇はそんな風に呟くと、アルケミストリングを見つめる。
黒闇「もうちょっとだけ待っていろよ?ウラッカ。」
黒闇は、ウラッカの名前を出す。
果たして、ウラッカと黒闇の関係は………。
遠くない未来、カケル達の世界に、異世界の破壊者が訪れようとしていた。
今回はここまでです。
今回は、カケル達が魔人領に侵攻を開始して、シュトローム配下の斥候部隊の魔人の動向に、魔物ハンターの魔人の動向についてです。
マリアとエレナは、二つ名を獲得しました。
そして、別の異世界では、機動要塞デストロイヤーを使って、とある世界を破壊する。
ハンドレッドのケタロスと応戦したのは、黒闇・クロックこと、仮面ライダーネガドでした。
ネガドは、レジェンドをディケイド激情態みたいな複眼にして、色も変えた感じです。
果たして、そのネガドは何者なのか。
ネガドが物語に関わるのは、いつになるのか。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告から承っております。