仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル、テンフォートレス、ファイヤマルス、インフェニックス、ゴールドングリ⭐︎、クロスブレイバー⭐︎、ドンホッパー9⭐︎、ホッピングッド⭐︎、サポードローン⭐︎、トライケラ、ズキュンパイア、ソルジャーS⭐︎、ノックアウトボクサー⭐︎、メラメランサー⭐︎、フローラブロッサム⭐︎、シルバキューム⭐︎、フブユキオンナ⭐︎、ウルフレア⭐︎、オーバーストームフォーミュラ⭐︎、モスキット⭐︎、ロードハンミョウ⭐︎、ドラムカデ⭐︎、アクアメンボ⭐︎、ヘラクレスチール⭐︎、カミツキインセクト⭐︎、アイドルフィン⭐︎、インフェイトナックル・カンガルー⭐︎、ギャングマ⭐︎、サクリファイシープ⭐︎、エメラルドリアン⭐︎、サンサンフラワー⭐︎、タケノコヅチ⭐︎、アロハナッツ⭐︎、ハイパンプキング⭐︎、ヴェロキラッパー⭐︎、アンキドゴン⭐︎、サファイアロ⭐︎、パキケイルロバンカーサウルス⭐︎、ダンスティラコ⭐︎、セイケントロ⭐︎、ゴーカサスキャッスルカブト⭐︎、ハードXプラント・ドラゴン⭐︎、ハグネット⭐︎

イアン=シグネット
マッドウィール↔︎マッハウィール、ダイオーニ、ガッツショベル、ジャマタノオロチ、ゲキオコプター、エンジェリード、ポリストライカー⭐︎、リッチリッチー⭐︎、ドリルビー⭐︎、ヤタガラスピア⭐︎、ポルターゴースト⭐︎、ゴウカッパ⭐︎、ロックロークビ⭐︎、カゼイタチ⭐︎、クラヤミリーパー⭐︎、ビューンスクーター⭐︎、ブルブルドーザー⭐︎、トルネードターボ⭐︎、コロコローラー⭐︎、メタモル・D・ヒュドラマン⭐︎、サテアイトエックス⭐︎

クリア=テンフェクト
クロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン、ネコマタキメラ⭐︎、ライノスキングナイト⭐︎、5TMT×M1Dノワール⭐︎

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス、ギーツ、タイクーン、ナーゴ、バッファ、ラウンズ⭐︎、ライコウ⭐︎、スワン⭐︎、ダイル⭐︎、ジーン、ケケラ、キューン、ベロバ、クロス⭐︎、アーン⭐︎、グレア、ゲイザー

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト

ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎

ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎

エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、ユニコン、ザ・サン、ヨアケルベロス、ネミネムーン、ザ・スター⭐︎、プルートーン⭐︎、ビュンビュンコメッター⭐︎、ウラノス⭐︎、ポセイードン⭐︎、ネビュラー⭐︎、シロアナ⭐︎、ホワイトセイレーン⭐︎、リヴァイアー⭐︎、テラワイバーン⭐︎、アクター・ロキ⭐︎、キラキラミア⭐︎、グランゼウス⭐︎、クロスフェイス⭐︎、スピノコウルス⭐︎

ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎

ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー、レプリマッドウィール、レプリゲンゲンチョウチョ、レプリホッパー1、レプリサーベライガー、レプリブッサソーリー、レプリゲキオコプター、デュオルトロス⭐︎、カイザービー、カリュードス、レプリビートルクス、レプリエクシードファイター、レプリクロスウィザード、レプリリクシオン、レプリサスケマル、レプリナインテイル、レプリガイアード、アークホッパー⭐︎、レプリゼグドラシル、レプリテンフォートレス、レプリガッツショベル、レプリジャマタノオロチ、レプリエンジェリード、レプリファイヤマルス、デッドウィール⭐︎、ゲドーブシドー⭐︎、レプリドリルビー⭐︎、レプリアンキドゴン⭐︎、レプリデュオルトロス⭐︎、レプリドンホッパー9⭐︎、レプリホークスター、レプリアクマノカリス、テラブルキャット⭐︎、レプリカミノミコ⭐︎、レプリクラヤミリーパー⭐︎、レプリサポードローン⭐︎、レプリミテミラー、レプリダイナモンド⭐︎、レプリリッチリッチー⭐︎、ファンキーダッシュ⭐︎、レプリメカニッカニ、バイコン⭐︎、レプリドッキリマジーン、レプリファントムジョーカー⭐︎、レプリエックスレックス、クロスソーサラー⭐︎、ドラゴナロス、ミスターPC⭐︎、ノロユキオンナ⭐︎、レプリバンバンタンク⭐︎、ダイナモンド⭐︎、スピーディノニクス⭐︎、ブラキオーガ⭐︎、レプリズキュンパイア、レプリインフェニックス、レプリバーニングネロ、レプリフレイローズ、レプリメラメランサー⭐︎、レプリサンサンフラワー⭐︎、レプリウルフレア⭐︎、レプリユニコン

キビル&ジロソニア
グリルシファー⭐︎、レヴィアマーメイド⭐︎、ナガレスター⭐︎、ペガサストーム⭐︎、ファントムジョーカー⭐︎、テリジノクロー⭐︎


第78話 暗躍する魔人

 ハンター達の魔人が話し合い、違う世界で異世界の破壊者が動いている事を知らないカケル達は。

 

マリア「あ〜〜〜さっぱりした〜〜!ついつい野営だって事忘れちゃいそう!」

シシリー「衛生面も大事だし、他の兵士さん達も喜んでたね。」

エレナ「野営だとしても、お風呂に入れるのは嬉しいわよ。」

 

 マリア達はお風呂から上がり、そんなふうに話す。

 すると、テントの外から声がかけられる。

 

シン「おーいシシリー。マリアー。戻ってるかー?俺達のテント狭いからこっち来たよ。入って良い?」

シシリー「はい、良いですよ。」

 

 外から聞こえてきたのは、シンの声だった。

 シシリーがそう言うと、シンとカケルが入ってくる。

 シシリー達のテントに入ってきた理由は、報告会があるからだ。

 

シン「よし、じゃあ報告会だ。」

カケル「その前にこれだ。音を遮断する防音の魔道具を使ってからだ。」

マリア「無線通信機にケミーライザーの存在はまだトップシークレットだもんね。私もついうっかり街中で使いそうになるわ。」

 

 シンがそう言うと、カケルは防音の魔道具を起動する。

 一応、ケミーライザーも、錬金術師しか知らないトップシークレットの扱いだ。

 通信機能があるのだから。

 

カケル「シン。」

シン「ああ。まず、オープンチャンネルに合わせたら…………着信音を鳴らしてっと。」

 

”チリンチリン”

 

 カケルがそう言うと、シンは着信音の鈴を鳴らす。

 しばらくすると、声が聞こえてくる。

 

オーグ『こちらクルト班。シンとカケルか?こちらは皆揃っているぞ。』

アリス『カケル君にシン君?こちらスイード班!準備OKだよ〜!』

トニー『カーナン班。こっちも準備出来てるよ。』

 

 すると、それぞれの班に分かれているメンバーの声が聞こえてくる。

 カケルは口を開く。

 

カケル「OK。一応確認だが、クリア達も返事してくれ。」

クリア『ええ。』

イアン『ふんっ。』

セブンティア『ああ。』

ギレーヌ『わかりました。』

 

 カケルがそう言うと、クリア達はそんなふうに反応する。

 それを確認すると、行動報告をする。

 

マリア「こっちは国境に着く前に一戦交えたわ。結構な大群だったわね。」

シン「ま〜殆ど、エレナとマリアが片付けてたけど。」

カケル「他の皆は襲撃とかあったか?」

 

 マリアがそう言うと、シンはそう呟く。

 イース・ダーム合同軍の行動を言うと、オーグ達も口を開く。

 

オーグ『こちらは魔物の襲撃は無かったぞ。別方面から出発したクルトの部隊は、もしかしたら遭遇しているかも知れないが。』

アリス『私達の所はちょっとだけ出たよ!』

ユーリ『中型ばっかりだったから、私達の出番は無かったんだけどねぇ。』

リン『退屈だった。』

クリア『何言っているの。その分負担が少なくて済んだでしょ?』

トニー『こっちも少しだけ出たねぇ。でも兵士さん達だけで何事も無く討伐出来てたし問題無しだよ。』

 

 オーグ達はそんなふうに話す。

 オーグ達のクルト王国軍、アリス達のスイード王国軍、トニー達のカーナン王国軍では、遭遇しなかったり、中型の魔物ばかりだったので、戦闘は特に行わなかった様だ。

 それを聞いたカケル達は。

 

カケル「皆それぞれで違うんだな。」

シン「恐らくだけど、どれも魔人領から発生した魔物だよな。何でダーム方面だけこんなに魔物が出たんだ?」

 

 カケルとシンは、ダーム・イース混合軍だけが、かなりの規模の魔物に襲われた事を訝しんだ。

 すると、オーグが口を開く。

 

オーグ『シンとカケルが居るからだろ。』

シン「何だよそれ!」

カケル「俺達をトラブルメーカーみたいに言うな!」

 

 オーグがそう言うと、シンとカケルはそう突っ込む。

 すると、オーグが口を開く。

 

オーグ『いや、これは真面目な話だ。シンとカケルの基礎魔力量は常人と比べて圧倒的に多いだろう。それに引き寄せられているのではないか?』

イアン『そうだろうな。』

クリア『でしょうね。』

 

 オーグはそんな風に言う。

 魔物は魔力を持つ物に引き寄せられる特性があり、シンとカケルに引き寄せられたのだと。

 それにイアンとクリアが同意すると、オーグは口を開く。

 

オーグ『今にして思えば、合同訓練の時と言い、三国会談の帰りの時と言い、あんなに大量の魔物と偶然遭遇するなんて考えられんからな。』

シン「言い方変えただけで、結局トラブル体質だって言ってるよな?」

オーグ『ははは。』

シン「笑って誤魔化しやがって…………!」

 

 オーグがそんな風に言うと、シンはオーグにそう聞く。

 そう聞かれると、オーグは笑って誤魔化した。

 すると、シシリーが口を開く。

 

シシリー「でもそのお陰で、マリアとエレナも”戦乙女”と”太陽神”って呼ばれるようになりましたからね。」

マリア「っ!!ちょ!?いいのよシシリー!!そんなの言わなくても!!」

エレナ「そんな事言わなくても良いでしょ!?」

 

 シシリーは、風呂の時に揶揄われた仕返しと言わんがばかりに、二つ名の件を話した。

 マリアとエレナが慌てる中、オーグは口を開く。

 

オーグ『ほう?何やら楽しそうな事になっているではないか。くっくっくっ…………!』

マリア(バレちゃいけない人にバレた気が…………。)

エレナ(またこのパターンか…………。)

 

 オーグがニヤニヤと笑いながらそう言い、マリアとエレナはそう思う。

 かつて、ファイヤマルスとインフェニックスの一件で、カケルによって、変身する仮面ライダーの名前や、決め台詞などのアイデアのメモがバレた時、オーグに揶揄われたが、また起こるのだと。

 そんな中、シンはオーグに話しかける。

 

シン「明日からはどの軍も魔人領に進軍か。腹を括り直した方が良さそうだな。」

カケル「オーグ、当面の目的は全軍が帝都へ目指すんだったよな?」

オーグ『まあ、そこを拠点としている可能性が最も高いからな。実際ドミニク達は帝都でシュトロームの存在を確認しているしな。』

イアン『ただ、魔人達の全てが帝都に居るとは限らない。拠点を移動させている可能性もゼロではなく、場合によっては、向こうから此方に進軍して来る事もあり得る。』

カケル「その為に、ローラー作戦を立案したと。」

 

 シンとカケルがそう聞くと、オーグとイアンはそう言う。

 当面は、全軍が帝都を目指すが、拠点を移動させている可能性がある。

 カケルがそう言うと、オーグは口を開く。

 

オーグ『そうだ。各方面から部隊を複数に分け、索敵を併用して進軍すれば、例え帝都以外に拠点を移していたとしても、必ず奴らの根城は発見出来るだろう。皆、決して気は抜くなよ。明日、我々が足を踏み入れるのは正しく、魔人達の支配域なんだからな。』

セブンティア『了解。』

ギレーヌ『気を引き締めるわ。』

 

 オーグはそんな風に説明して、全員に気を引き締める様に言う。

 それに対して、全員が頷く。

 一方、同じ頃、ラルフ達がいる天幕では。

 

高官「ラルフ長官、如何致しますか?」

高官「あんな規模の魔法…………始めて目にしたぞ…………。チームメンバーであの実力…………”魔王”の使う魔法は一体どんなものなのだ……………。」

高官「あれに後れを取らず手柄を立てる必要があるのか…………一体そんな方法が何処に……………?」

 

 ダームの高官達は、そう話していた。

 アルティメット・マジシャンズの力を侮っていたと認識して、どの様に手柄を立てるのかを考えていた。

 すると、ラルフがテーブルを叩きながら、大きく叫ぶ。

 

ラルフ「手柄の話ではない!偽りの”御使い”の名を暴く為に我々は動いているのだ!!仮に”神の御使い”と呼ばれる者が居るのならば!当然にして真摯に神を敬っている人間でなければならない!!聖職者どころか、創神教徒ですらない者など話にならん!!」

 

 ラルフはそう叫ぶ。

 ラルフにとって、神の御使いとは、真摯に神を敬っている者でなければならず、創神教徒ではないシンには相応しくないと思っていたのだ。

 すると、他の高官達も口を開く。

 

高官「そうですな……………その通りです。信仰心もない人間が”御使い”などと…………思い上がりも甚だしい。我々にはそれを証明する義務がある。」

 

 ラルフの言葉を聞いた高官の1人がそう言う。

 彼らはまだ、シンが賢者の孫である事を知らないのだ。

 すると、ラルフは口を開く。

 

ラルフ「奴らより先に……………魔人を討伐するのだ!!1匹でも多くのな!!」

 

 ラルフは歯を食いしばりながら、そう言う。

 そんな中、それを見ていたダーム王国の副官が不安げな表情を浮かべる。

 

副官(ラルフ長官…………いや…………他の者達もそうだが…………。敬虔な創神教徒の意見として間違っているとは思わないが……………シン=ウォルフォードを”神の御使い”と仰せになったのは他でもない創神教の頂点に在らせられる教皇猊下だぞ……………。それを否定するなど…………考えられん。一体どうしたと言うのだ……………?)

 

 彼は、ラルフ達の考えに違和感を抱いていた。

 今のラルフ達の発言は、創神教の頂点であるエカテリーナの宣言を否定する発言であり、あり得ないからだ。

 副官がそんな状態に訝しげな表情を浮かべる中、周囲を見渡す。

 すると、副官は騎士長に話しかける。

 

副官「ん?…………おい、あの男は何処へ行った?」

騎士長「はい?どうしました?副官殿。」

副官「馬車での移動中、長官の隣に居た男だ。黒髪で…………ええと…………狐目をした…………てっきりこの作戦の参謀か何かだと思っていたが………………。」

騎士長「ん?さあ?居ましたか?そのような男。」

副官「………………?」

 

 副官はそんな風に聞く。

 同じ馬車に乗っていた男が1人いないことに気付いたのだ。

 騎士長の言葉に、副官は首を傾げる。

 一方、天幕の外に、1人の男がいた。

 

???(魔物除けか。くくっ、馬鹿馬鹿しい。こんな物が通用するのは魔力を頼りに寄って来るカモのだけだろう。…………さて、確かこの辺り…………。)

 

 その男は魔物除けの魔道具を見ながら、そんなふうに思う。

 その男が森の中へと歩いていくと、その男の前に謎の人物が現れる。

 

???「順調か?エミール。」

エミール「おやおや。わざわざ伝令すみませんね。此方はほぼ予定通りですよ。若干効き目の弱い者も居ますが。思考の偏りが顕著な者は実に操作しやすいですから。」

???「それでも、お前の魔力操作の腕が優れているのは確かだろう。……………我ら魔人の中ではな。」

 

 その男がエミールと呼ぶ男にそう話しかけると、エミールはそう答える。

 謎の人物の正体は、斥候隊のダンテだった。

 このエミールは魔人で、ダーム王国の兵士としてスパイをしていたのだった。

 

エミール「ふっくっくっくっくっ。(人間共、お前らが外側から攻め入って来るのなら、我々は内側からそれを崩壊させてやろうじゃないか。)例の変異種はどうです?」

 

 エミールはそんな風に考える。

 人間の連合部隊を瓦解させる為に潜入しているのだ。

 エミールがそう聞くと、ダンテは口を開く。

 

ダンテ「もう目と鼻の先だ。明日には各国軍とぶつかる事だろう。」

エミール「そうですか。ふっくっくくく。それは楽しみだ。」

ダンテ「人間達の動きはどうだ?」

エミール「予想通りですね。それぞれの軍が帝都に向かって進軍するようです。」

 

 ダンテがそう答えると、エミールは自身の思惑通りに動いている事にほくそ笑む。

 ダンテの質問にエミールがそう答えると、ダンテは口を開く。

 

ダンテ「此方も大凡は上手く事を進められている。引き続き頼むぞ。」

エミール「了解。では私はそろそろ戻ります。」

ダンテ「慎重にな。何せシン=ウォルフォードとカケル=パラケルスがすぐ傍に居るんだからな。」

 

 ダンテがそう言うと、エミールは戻ろうとする。

 ダンテはそう忠告すると、エミールは口を開く。

 

エミール「そのスリルが楽しいんじゃないですか。(我々魔人を追い詰めているつもりなんだろうが…………ふっくっくっくっくっ………!お前ら人間は、魔人の手の平で踊らされているだけなのさ。)」

 

 エミールはそう答えると、ダンテは撤退して、エミールはそう思いつつ、ほくそ笑む。

 魔人達の魔の手は、着実に連合軍に迫っていた。




今回はここまでです。
漫画版の区切りに合わせたので、今回は短めです。
シン達が情報共有を行う中、その裏では魔人に扇動されているラルフ長官達は、シンへの憎悪を滾らせる。
魔人達は、連合軍を瓦解させようと企んでいた。
そして、ダンテ達の言う変異種が、ぶつかろうとしていた。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日は、賢者の孫の漫画の配信がありましたが、いよいよシュトロームとの決着がつきそうです。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告から承っております。
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