仮面ライダーガッチャード&賢者の孫   作:仮面大佐

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カウント・ザ・ケミー
現在、それぞれが所持しているケミーカードは。

カケル=パラケルス
ホッパー1、スチームライナー、ゴルドダッシュ、スマホーン、スケボーズ、アッパレブシドー、レスラーG、アントルーパー、カマンティス、ヴェノムダケ、ディープマリナー、ピカホタル、メカニッカニ、スパイクル、サスケマル、エナジール、ドッキリマジーン、オドリッパ、ホークスター、グレイトンボ、テレヴィ、バクオンゼミ、ミテミラー、スタッグバイン、ライデンジ、オジーラカンス、ヤミバット、レンキングロボ、フレイローズ、ヒーケスキュー、サボニードル、サーベライガー、インセクトシャイン⭐︎、グレイデンジャー⭐︎、インフィニティウォンデッド⭐︎、ブレイクアンダー⭐︎、ハピクローバー、バンバンタンク⭐︎、ブッサソーリ、バウンティバニー、パンパカパーカー、ドクターコゾー、ツッパリヘビー、ハッスルキシドー⭐︎、パイレッツ、ギャンボエール、ブータンチ⭐︎、ユーフォーエックス、エックスレックス、バンバンブー、バグレシア、ゼグドラシル、テンフォートレス、ファイヤマルス、インフェニックス、ゴールドングリ⭐︎、クロスブレイバー⭐︎、ドンホッパー9⭐︎、ホッピングッド⭐︎、サポードローン⭐︎、トライケラ、ズキュンパイア、ソルジャーS⭐︎、ノックアウトボクサー⭐︎、メラメランサー⭐︎、フローラブロッサム⭐︎、シルバキューム⭐︎、フブユキオンナ⭐︎、ウルフレア⭐︎、オーバーストームフォーミュラ⭐︎、モスキット⭐︎、ロードハンミョウ⭐︎、ドラムカデ⭐︎、アクアメンボ⭐︎、ヘラクレスチール⭐︎、カミツキインセクト⭐︎、アイドルフィン⭐︎、インフェイトナックル・カンガルー⭐︎、ギャングマ⭐︎、サクリファイシープ⭐︎、エメラルドリアン⭐︎、サンサンフラワー⭐︎、タケノコヅチ⭐︎、アロハナッツ⭐︎、ハイパンプキング⭐︎、ヴェロキラッパー⭐︎、アンキドゴン⭐︎、サファイアロ⭐︎、パキケイルロバンカーサウルス⭐︎、ダンスティラコ⭐︎、セイケントロ⭐︎、ゴーカサスキャッスルカブト⭐︎、ハードXプラント・ドラゴン⭐︎、ハグネット⭐︎

イアン=シグネット
マッドウィール↔︎マッハウィール、ダイオーニ、ガッツショベル、ジャマタノオロチ、ゲキオコプター、エンジェリード、ポリストライカー⭐︎、リッチリッチー⭐︎、ドリルビー⭐︎、ヤタガラスピア⭐︎、ポルターゴースト⭐︎、ゴウカッパ⭐︎、ロックロークビ⭐︎、カゼイタチ⭐︎、クラヤミリーパー⭐︎、ビューンスクーター⭐︎、ブルブルドーザー⭐︎、トルネードターボ⭐︎、コロコローラー⭐︎、メタモル・D・ヒュドラマン⭐︎、サテアイトエックス⭐︎

クリア=テンフェクト
クロスウィザード、ビートルクス、エクシードファイター、リクシオン、ネコマタキメラ⭐︎、ライノスキングナイト⭐︎、5TMT×M1Dノワール⭐︎

シン=ウォルフォード
仮面ライダーウィザード

シシリー=フォン=クロード
仮面ライダーエグゼイド

アウグスト=フォン=アールスハイド
仮面ライダーレジェンド、1号、2号、クウガ〜リバイス、ギーツ、タイクーン、ナーゴ、バッファ、ラウンズ⭐︎、ライコウ⭐︎、スワン⭐︎、ダイル⭐︎、ジーン、ケケラ、キューン、ベロバ、クロス⭐︎、アーン⭐︎、グレア、ゲイザー

マリア=フォン=メッシーナ
仮面ライダードライブ

トール=フォン=フレーゲル
仮面ライダーゼロワン

トニー=フレイド
仮面ライダー鎧武

アリス=コーナー、リン=ヒューズ
仮面ライダーW

ユリウス=フォン=リッテンハイム
仮面ライダークウガ

ユーリ=カールトン
仮面ライダービルド

マーク=ビーン
仮面ライダーブレイド

オリビア=ストーン
仮面ライダーゴースト

ミコ=ウォード
ワンダフルキャット⭐︎、カミノミコ⭐︎

ギレーヌ=フィオーネ
ブロウレイカー⭐︎

エレナ=フォン=クラーク
バーニングネロ、ゴリラセンセイ、バレットバーン、ゲンゲンチョウチョ、ウツボッチャマ、マボロノコ⭐︎、パクパクサ⭐︎、ユニコン、ザ・サン、ヨアケルベロス、ネミネムーン、ザ・スター⭐︎、プルートーン⭐︎、ビュンビュンコメッター⭐︎、ウラノス⭐︎、ポセイードン⭐︎、ネビュラー⭐︎、シロアナ⭐︎、ホワイトセイレーン⭐︎、リヴァイアー⭐︎、テラワイバーン⭐︎、アクター・ロキ⭐︎、キラキラミア⭐︎、グランゼウス⭐︎、クロスフェイス⭐︎、スピノコウルス⭐︎

ネーヴェ=フォン=クラーク
ソードスラッシャー⭐︎、バレットライナー⭐︎

ブライス一派
レプリスチームライナー、レプリピカホタル、レプリオドリッパ、レプリスケボーズ、レプリアッパレブシドー、レプリレスラーG、レプリヴェノムダケ、レプリゴリラセンセイ、レプリカマンティス、レプリキャッチュラ、レプリアントルーパー、レプリマッドウィール、レプリゲンゲンチョウチョ、レプリホッパー1、レプリサーベライガー、レプリブッサソーリー、レプリゲキオコプター、デュオルトロス⭐︎、カイザービー、カリュードス、レプリビートルクス、レプリエクシードファイター、レプリクロスウィザード、レプリリクシオン、レプリサスケマル、レプリナインテイル、レプリガイアード、アークホッパー⭐︎、レプリゼグドラシル、レプリテンフォートレス、レプリガッツショベル、レプリジャマタノオロチ、レプリエンジェリード、レプリファイヤマルス、デッドウィール⭐︎、ゲドーブシドー⭐︎、レプリドリルビー⭐︎、レプリアンキドゴン⭐︎、レプリデュオルトロス⭐︎、レプリドンホッパー9⭐︎、レプリホークスター、レプリアクマノカリス、テラブルキャット⭐︎、レプリカミノミコ⭐︎、レプリクラヤミリーパー⭐︎、レプリサポードローン⭐︎、レプリミテミラー、レプリダイナモンド⭐︎、レプリリッチリッチー⭐︎、ファンキーダッシュ⭐︎、レプリメカニッカニ、バイコン⭐︎、レプリドッキリマジーン、レプリファントムジョーカー⭐︎、レプリエックスレックス、クロスソーサラー⭐︎、ドラゴナロス、ミスターPC⭐︎、ノロユキオンナ⭐︎、レプリバンバンタンク⭐︎、ダイナモンド⭐︎、スピーディノニクス⭐︎、ブラキオーガ⭐︎、レプリズキュンパイア、レプリインフェニックス、レプリバーニングネロ、レプリフレイローズ、レプリメラメランサー⭐︎、レプリサンサンフラワー⭐︎、レプリウルフレア⭐︎、レプリユニコン

キビル&ジロソニア
グリルシファー⭐︎、レヴィアマーメイド⭐︎、ナガレスター⭐︎、ペガサストーム⭐︎、ファントムジョーカー⭐︎、テリジノクロー⭐︎


第82話 ラルフの暴走

 魔人の拠点と思われる砦が発見された。

 ダーム・イース混合軍は、他の混合軍との合流へ向かっていた。

 

シン「急げば2日位でクルト王国軍に合流出来るってさ。」

カケル「その間に襲撃が無ければいいんだけどね。」

マリア「発見した砦に、シュトロームやクルトで戦った連中は居るのかしら?」

カケル「どうだろうな…………」

シン(どちらにせよ、そこでの戦いがこの作戦の1つのポイントになりそうだ。)

 

 シンはそんな風に言う。

 それを聞いたカケルとマリアがそんな風に話す中、シンはそんな風に考えていた。

 すると、ある光景が目に入る。

 

マリア「っ!」

シシリー「どうしたのマリア?」

マリア「街だわ…………!」

 

 マリアが何かを見つけ、シシリーがそう聞くと、マリアはそう答える。

 見付けたのは、廃墟と化した街だった。

 

エレナ「酷い光景ね…………。」

マリア「当たり前だけど…………人一人居ないわね…………。」

シシリー「こんな小さな街まで…………襲撃に遭って、残らず全滅させられてしまったんですね…………。」

マリア「っ?」

 

 それを見たエレナ達は、顔を顰めながらそう話す。

 すると、マリアはある物を見つける。

 彼女の目に映ったのは、左足が失くなった少女のぬいぐるみだった。

 

マリア「…………!」

カケル「………………。」

 

 マリアがそれを見る中、カケル達はその周囲を見る。

 目に映ったのは、白骨化した遺体達だった。

 

カケル「ここにも、人がいたんだろうな…………。」

マリア「私には…………理解出来ない………。魔人って言ったって…………少し前まで私達と同じ人間だったはずでしょ…………。それが何で『魔人になった』って言うだけで…………ここまで非情になれるの…………⁉︎例え命令だったとしても…………どうして…………小さな子供や、罪の無い人達まで……………!」

 

 カケルがそう呟く中、マリアはそう言う。

 魔人になった途端、何故そんなに非情になれるのかを理解出来なかったのだ。

 すると、カケルとシンが口を開く。

 

カケル「マリア、君の言ってる言葉、俺達も理解しているよ。」

シン「俺だって、魔人=悪だなんて、安直に決め付ける気は無かったけど…………こんな光景を見せられたら…………そんな事も言ってられないよな…………。」

カケル「うん。戦争や反乱…………更に革命行為とは真逆。正義の下に行われている訳じゃない。完全な虐殺行為だからね。」

シン「奴らは自らの意志で、本当の意味での、人類の敵となる道を選んだんだ。」

 

 マリアの言葉を聞いたカケルとシンは、そんな風に言う。

 魔人達の行いは、虐殺行為であると。

 同じ頃、ラルフの乗ってる馬車では。

 

ラルフ「……………。」

 

 ラルフは、あるやり取りを思い出していた。

 それは……………。

 

カケル『ちょっと待ってくれ。シンは軍の力を見縊る奴じゃない。スイードの一件からも各国軍だけで魔人の対処が出来るとは思えないって言ってるだけだ。』

シン『そうです。俺達だけで魔人の討伐に当たるのは、これまでの実績を踏まえて決定された事項だったはずでは?』

 

 魔人の拠点と思われる砦に向かう前の話し合いで、カケルとシンにかけられた言葉だった。

 それを思い出したラルフは。

 

ラルフ「調子に乗った若造共が…………!(しかし…………どうする…………?このままでは連合軍が集結し次第、奴らが一気に魔人共を殲滅してしまう…………。それでは奴らの二つ名の撤回所か、ますます名声が確かな物に…………どうする…………。)」

 

 ラルフはそう呟くと、そんな風に考える。

 シン達やカケル達の実力はちゃんと見ていたが、それでも、二つ名の撤回に拘っていた。

 彼は此方を見ているエミールに目を向けた。

 すると、ある考えが浮かぶ。

 

ラルフ(…………そうか!簡単な事ではないか!奴らより先に戦功を挙げれば良いのだ!)

 

 ラルフは、カケル達よりも先に手柄を挙げることを画策する。

 不敵に笑うラルフに対し、それを見ていた副官は。

 

副官「…………。」

 

 不敵に笑うラルフを見て、不安げな表情を浮かべていた。

 すると、副官はチラッとエミールを見る。

 

副官「あの…………失礼ですが…………そちらは……………何処の所属の…………。」

エミール「…………長官。」

ラルフ「彼は今回の為に、他国から派遣された作戦参謀だろう。今更何を言っている?」

 

 副官は口を開き、エミールの事を聞こうとすると、ラルフはそう答える。

 それを聞いた副官は。

 

副官(………不審がる者も特に居ない…………。私だけ知らされていなかった…………のか…………?)

エミール(ふっくっくっくっ…………御し易い御し易い。欲に強い者、迷いのある者、意志の弱い者、衝動で動く者。手に取るように洗脳が出来る。)

 

 ラルフの答えに、他の人たちが不審がる様子も無いのを見て、自分だけが知らされていないと判断して、納得していなかったが、口を閉じる。

 それを見て、エミールはほくそ笑む。

 実は副官を除いた全員が、このエミールに洗脳されていたのだった。

 

エミール(さぁ、奴は一体何を仕出かしてくれるかな?人間よ、シン=ウォルフォードよ、カケル=パラケルスよ。精々恐れ慄け。慌てふためけ。シュトローム様を楽しませる駒として、我々魔人の手の上で舞い踊るが良い!)

 

 エミールはそんな風に考えていた。

 人間達が魔人達の手の上で踊らされているというのに、ほくそ笑みながら。

 そんなことがあった2日後。

 

マーク「あ!来たッスよ!」

 

 マークはそんな風に叫ぶ。

 カケル達がいるダーム・イース混合軍は、クルト王国軍とカーナン王国軍と合流した。

 

オーグ「ダーム王国軍到着か。久し振りだなシン、カケル。」

シン「あぁ。皆取り敢えず無事で何よりだな。」

カケル「相当大変だったんだってな。」

イアン「ああ。大きいワニの災害級が襲って来た。」

セブンティア「こっちはでかい鹿の災害級だ。」

 

 オーグがそう話しかけると、シン、カケル、イアン、セブンティアはそう話す。

 すると、シンが口を開く。

 

シン「…………で、アリス達は?」

マーク「明日には到着する見込みみたいッスよ。」

オーグ「移動の休息や、軍との細かな連携の確認に1日程掛かるとして、恐らくその直後、砦に攻撃を仕掛ける事になる。砦はここからしばらく行った先の山間だ。お前達も後で現場を確認しておいてくれ。」

エレナ「分かりました。」

 

 シンがそう聞くと、マークはそう答える。

 スイード王国軍は、明日には到着し、1日空けてから、砦に攻撃を仕掛ける事になっている。

 すると、シンはオーグに話しかける。

 

シン「連合軍(こっち)の動きは勘付かれてないか?」

オーグ「五分五分だな。奴ら一度も砦の外に出ないから何とも言えん。物資の調達等どうしているんだか…………。」

シン「まあ包囲して叩くだけだから。極論、バレてもあまり関係無いと言えば関係無いか…………。」

 

 シンがそう聞くと、オーグはそう答える。

 魔人側に動きが見られないのだ。

 その翌日の昼頃に、アリス達スイード王国軍も合流した。

 作戦開始まで少しの間は、各自体を休める事になった。

 

兵士「此方が、アルティメット・マジシャンズの皆様で御利用になれる天幕になります。男女別で御用意出来ております。」

マーク「おお!広い!」

クリア「そうね。」

シン(これだけの広さがあれば…………。)

 

 兵士はアルティメット・マジシャンズを天幕に案内する。

 マークとクリアがそう言う中、シンは考え事をしていた。

 すると、アリスがシンに話しかける。

 

アリス「どうしたのシン君?」

シン「いや〜、他の兵士さん達にはちょっと悪いけど、実働部隊は俺達だけだから、ちょっと贅沢させて貰おうかなって。」

アリス「??」

 

 アリスがそう聞くと、シンはそう答える。

 それに対して、アリス達は首を傾げる。

 すると、シンは天幕の中にある物を出す。

 それは、高級なベッドだった。

 

マーク「や…………野営にベッド!?ウォルフォード君が用意したんスか⁉︎」

シン「ああ。異空間収納でね。ちょっと野戦病院っぽいけど…………。」

オーグ「不自然この上無いな。」

カケル「何だこのミスマッチ感…………。」

イアン「笑えないジョークだ。」

エレナ「確かに……………。」

 

 それを見て、マークがそう言うと、シンはそう答える。

 ベッドを異空間収納を使って、持ってきたのだ。

 オーグ、カケル、イアン、エレナがそう話す中、シシリーがシンに話しかける。

 

シシリー「シン君、この寝具って…………。」

シン「ああ。家で使ってるのと同じ奴だよ。」

シシリー「わあ!」

マリア「え?何?何か特別なものなの?」

 

 シシリーがそう聞くと、シンはそう答える。

 それを聞いたシシリーがそう言うと、マリアはそう聞く。

 すると。

 

アリス「きゃあああ!凄ぉい!何この布団!下も上もフワッフワでフッカフカ‼︎」

ギレーヌ「本当だ。凄く気持ち良い…………。」

カケル「あ、俺の使ってる奴と同じだ。」

マリア「本当だ、凄く柔らかい…………何なのこの素材…………。」

シン(フッフッフッ。この世界の寝具は羊毛メインだからな。俺が密かに自宅で俺とカケルが開発した羽毛布団と、木の皮を利用した低反発マットレスの威力を思い知るが良い!)

 

 アリスがそう叫ぶと、他の人たちもベッドに触れていく。

 シンはそんなふうに考えていた。

 カケルとともに作っていたのだ。

 

ユーリ「これならあっと言う間に熟睡出来そうねぇ♡疲れもすぐ取れそう♡」

アリス「くー…………。」

リン「アリス、もう寝てる。」

クリア「疲れてるんでしょうから、寝かせてあげよう。」

オーグ「準備が良いと言うか何と言うか………。」

セブンティア「魔人との戦いがあるからな。少しでも休息を取れた方がいいだろう。」

シン「はは。使う機会があって良かったよ。」

 

 ユーリがそう言う中、アリスはもう寝ていた。

 それを見て、そんなふうに話をする。

 

シン(魔人とまだ相対するんだ。皆きっと表に出さなくてもプレッシャーを感じてる。少しでもそれを和らげられればと思って用意したけど、喜んで貰えたようで良かったな。)

 

 シンは皆がそんな風に反応をするのを見て、そんな風に考えていた。

 カケル達は休息を取る事にした。

 その夜、アルティメット・マジシャンズが熟睡している中、ダーム王国軍の天幕では。

 

ラルフ「作戦の決行は夜明け前。砦への潜入はアルティメット・マジシャンズが行い、万が一、魔神の逃亡が確認された場合、周囲に配備した連合軍が全力で阻止する流れだ。つまり我々は……………その前に行動を開始する。」

 

 ラルフはそう話す。

 ラルフは、先行して砦に向かおうとしていた。

 それを聞いていた副官は、口を開く。

 

副官「し…………しかし、長官。具体的な討伐の方法はどうするのですか?災害級よりも強いという魔人相手に……………。」

ラルフ「ふん。災害級以上に強いだと?若造どもの自慢話をまさか鵜呑みにしているのか?世間の声に耳を傾けてみるがいい。『魔人は実は弱い』という噂ばかりではないか。スイードは大方、奇襲に対応できなかったのだろう。事実、その後、各国で魔人対策が為された結果、クルトへの襲撃では、人的被害はゼロだったではないか。」

副官(…………!やはりおかしい………。以前の長官なら、こんな…………噂話や結果のみで状況を判断するような事など…………。)

 

 副官がそう聞くと、ラルフはそう答える。

 かつて、シンがリッテンハイムリゾートで考えていた懸念が現実になろうとしていた。

 魔人軽視による、魔人への不用意な攻撃。

 学生であるアルティメット・マジシャンズが倒せるのなら、軍人である自分たちでも倒せると。

 そもそも、クルトへの襲撃は、ゼスト達によるアルティメット・マジシャンズの戦力の見極めが主目的であった為、スイードの時とは違うのだ。

 副官はそう考えると、意を決して口を開く。

 

副官「長官…………冷静にお考えください…………!このような行為が…………本当に神のご意志だとお思いなのですか………⁉︎」

ラルフ「何だと⁉︎」

副官「やはり、私は納得できません!」

 

 副官はそう言う。

 すると、黙っていたエミールが口を開く。

 

エミール「ふぅん…………つまり、こういう事ですよ、長官。副官殿は長官の意思に従えない。彼は、創神教の教えに背く愚かなる異端者です。」

副官「っ⁉︎な…………何を突然…………⁉︎」

 

 エミールは、煽るようにそう言う。

 それを聞いた副官が驚く中、ラルフは口を開く。

 

ラルフ「……………分かった。」

副官「長官!」

ラルフ「お前はもういい。」

 

 ラルフはヒースの言葉を聞くと、帯刀していた剣に手を取る。

 一方、魔人領の砦では、ヒースが望遠鏡で此方を見張っている兵士達を覗いていた。

 

ヒース「はっ。魔力も抑えずに。アレで隠れてるつもりかねェ?」

アメリア「バレても別に構わないんじゃないの?ここまで来たら、どっちが先手を取るかって程度の話でしょ。」

 

 ヒースがそう呟くと、アメリアはそう答える。

 実際問題、どちらが先手を取るかという事になるのだ。

 アメリアの言葉を聞いたヒースは口を開く。

 

ヒース「動きに今まで以上の強張りがあんなァ。そろそろ()()かもな。奴らが砦を発見して数日間、一体何を待っていたと思う?アメリアちゃん。」

アメリア「…………そりゃ増援でしょ。」

ヒース「だよなぁ。気配は極力殺してるが、デカい魔力も幾つか行き来してる。此奴らがきっとアルティマだな。」

 

 ヒースとアメリアはそう話す。

 すると、アメリアが口を開く。

 

アメリア「妙だと思わない?ヒース。」

ヒース「何がよ?」

アメリア「平民魔人(チンピラ)共曰く、アルティマの連中は帝都に引き付けるって聞いてるらしいのよ。それが何で(こっち)に来てる訳?」

ヒース「計算通りなのか、計算外なのか………。ズル賢そうなツラしてたからなァ、あのヒゲメガネ(ゼスト)。…………ま、砦に居る以上、アドバンテージはこっちにある。深追いはすんなよ。」

 

 アメリアは妙だと感じたのか、そんな風に話しかける。

 アメリアの言葉を聞いたヒースは、ゼストの事を考えながら、アメリアに釘を刺す。

 

アメリア「……………。」

ヒース「オーイ。」

アメリア「先に言っとくけど、この件が片付いたら、私はすぐに大国の襲撃に向かうよ。例え一人だろうとね。」

 

 アメリアが無言でいる中、ヒースがそう聞くと、アメリアはそう答える。

 アメリアは、大国に向かい、人々を虐殺する事を目論んでいた。

 それを聞いたヒースが口を開く。

 

ヒース「…………訊いて良いか?」

アメリア「言いたくない。」

ヒース「……………まぁ良いや。気が向いたら何時か教えろよ。お前が帝国貴族だけでなく、大国まで憎む理由をさ。」

 

 ヒースがそう聞くと、アメリアは即答で答える。

 それを聞いたヒースは、そんなふうに話しかける。

 魔人達が潜む砦付近で、誰かがいた。

 

ラルフ(よし、行け。)

 

 それは、ラルフ率いるダーム軍の一部だった。

 彼らは先にここを攻略して戦功を上げようと企んでいた。

 すると、兵士の1人が口を開く。

 

兵士(っ!長官!)

ラルフ(どうした?)

兵士(夜には閉じていた門が開いています…………!)

 

 兵士はラルフに小声でそう話しかける。

 門が開いていたのだ。

 それを見たラルフは。

 

ラルフ(…………索敵で敵の位置は把握出来ているな?)

魔法使い(はっ。まずはこの先の広間に数体居ます。)

ラルフ(構わん、行け…………!不意を突けば、奴らなど恐るるに足らん…………!)

 

 ラルフがそう聞くと、魔法使いはそう答える。

 そこから、慎重に奥へと進む。

 奥に進み、広間前まで着いた。

 広間を覗くと、2人の魔人を発見した。

 

兵士(居たぞ…………魔人共だ!)

ラルフ(…………隙だらけだな。)

兵士(恐らく下っ端の見張りでしょう。どうします?)

ラルフ(先制して少しでも数を仕留める為にも、まだ他の魔人共に感付かれたくない。魔法の使用は避け、剣での奇襲を仕掛けるぞ。)

「「はははは。」」

 

 魔人が笑っているのを見て、油断しきっていると判断した。

 ラルフはそう指示を出す。

 

兵士(今だ…………‼︎)

 

 チャンスを見た兵士が、魔人2人に急接近する。

 

兵士(貰った…………‼︎)

 

 その兵士はそう思い、後ろから剣を振り下ろした。

 だが。

 

魔人「はいよ、ご苦労さん。よく勇気を出して斬り掛かって来れましたぁ〜。」

 

 もう1人の魔人がそんな風に言いながら、剣を掴んで受け止めた。

 

兵士「なっ…………‼︎」

ラルフ「っ⁉︎」

魔人「待ちくたびれて欠伸が出るかと思ったぜ。()()()の動きなんざお見通しなんだよ。」

 

 ラルフと兵士が驚く中、魔人はそんな風に言う。

 既にラルフ達の行動に気付いていたのだ。

 

兵士「長官!我々の動きは既に補足されています‼︎すぐに逃げ…………!」

 

 その兵士は、ラルフ達に逃げるように叫ぶ。

 だがもう1人の魔人がその兵士の首を殴り落とした。

 

魔人「遅ェよ今更。後ろ見てみろや。」

 

 その魔人がそう言い、ラルフ達が後ろを見ると。

 

魔人「よ〜〜〜う、人間共。」

魔人「ようやく自分達の立場が分かって来たかぁ?」

兵士「…………と…………取り囲まれてる………‼︎」

ラルフ「バカな…………‼︎」

 

 背後には既に、別の魔人が居た。

 それを見て、ラルフ達が驚いていると、魔人達は口を開く。

 

魔人「よし…………報告通り、今の所アルティメット何とかって奴らは居ねぇようだな。」

魔人「へへ、ビビって損したぜ。」

魔人「屈辱だよなぁ…………。()()のせいでこんなひ弱な連中にまでナメられてんだ。きっちり教育してやろうぜぇ。お前らが相手してんのは、人間とはまるで格が違う魔人だって事をなぁ。」

 

 魔人達はそんな風に言う。

 ラルフ達は追い詰められていた。

 同時刻、アルティメット・マジシャンズの天幕では。

 

ホッパー1「ホッパー!ホッパー!」

カケル「う〜ん…………ホッパー1、どうしたの…………?」

ユキ「大変、カケル君!砦の方で戦闘が起こってる!」

カケル「えっ⁉︎」

 

 ホッパー1は戦闘の気配を感じ取ったのか、カケルの上で跳ねる。

 カケルがそんな風に聞くと、ユキはそう答えて、カケルは飛び起きる。

 シンも感じ取ったようで、シンは叫んだ。

 

シン「オーグ!!起きろ‼︎」

オーグ「む…………どうしたシン…………?』

シン「今、微かにだが戦闘音が聞こえた!魔人達の砦の方だ‼︎」

 

 シンは戦闘服に着替えながらそう叫ぶ。

 オーグ達も戦闘服に着替えて、天幕から出た。

 

アリス「ねぇ、何この騒ぎ⁉︎」

クリア「一体何が…………⁉︎」

 

 女性陣も戦闘服に着替えて、天幕から出てくる。

 そこに、1人の兵士が慌てて駆け寄った。

 

兵士「殿下!アルティメット・マジシャンズの皆様!大変です‼︎魔人の砦にて、何者かが戦闘を開始しております‼︎」

セブンティア「何だと⁉︎」

オーグ「どう言う事だ⁉︎刻限まで一切動くなと指示を出してあっただろう!くそっ………!一体誰が…………‼︎」

 

 兵士はそう報告する。

 それを聞いたセブンティアとオーグがそう言うと、シンとカケルはある可能性がよぎる。

 

シン(…………まさか…………‼︎)

カケル(彼奴が………‼︎)

 

 2人は、この事態を起こしたのがラルフだと察した。

 カケルは兵士に話しかける。

 

カケル「すいません!ダーム王国軍のラルフ長官は何処に居るんですか⁉︎」

兵士「え!?えと…………すみません、この混乱で何とも…………。」

シン「やっぱりか…………!」

 

 カケルがそう話しかけると、兵士はそう答える。

 それを聞いたシンがそう呟くと、オーグは口を開く。

 

オーグ「カケル、シン!心当たりがあるのか⁉︎」

カケル「あぁ。ラルフ長官は俺達よりも先に魔人を討伐して、戦功を自分の物にしようとしていた節がある。この事態の元凶は恐らく、ラルフ長官だ!」

 

 オーグがそう聞くと、カケルはそう答える。

 ラルフの意図を見抜いていたのだ。

 それを聞いたイアンとオーグは。

 

イアン「笑えないジョークだ…………!余計な事を…………‼︎」

クリア「本当に笑えないわよ!手柄の為に勝手に動いて!本当に軍人なの⁉︎」

オーグ「…………この期に及んで、まだそんな考えを持った輩が居たのか…………!確認しているヒマは無い!我々は今すぐ砦へ向かう!長官の所在についてはそちらで確認を頼む!」

兵士「はっ!!」

オーグ「各国軍指揮官に告ぐ!予定より早まったが、統率が取れ次第、砦周辺への配備に移れ‼︎」

指揮官一同「はっ‼︎」

 

 イアンとクリアとオーグはそんな風に毒づく。

 独断専行で、作戦がおじゃんになったからだ。

 オーグはそんな風に指揮を出す。

 

シン「俺達も行くぞ‼︎」

 

 アルティメット・マジシャンズが飛翔し、砦へ向かった。

 その頃、オーグに確認を頼まれた兵士は、ダームの天幕へと向かう。

 

兵士「あった………!ダームの天幕………‼︎」

 

 ダームの天幕を発見した兵士は、大声を出す。

 

兵士「長官!ポートマン長官!中に居られますか⁉︎」

 

 兵士はそんな風に声を出す。

 だが返事は無い。

 

兵士「緊急時だ、仕方無い………失礼します!」

 

 兵士は、緊急時と判断して、天幕の中に入る。

 中に入ると、ダームの副官が遺体で転がっていた。

 

兵士「うっ…………⁉︎こ…………これは…………!?ダ…………ダームの…………副官殿…………⁉︎(…………他には誰も居ない………一体…………何が…………⁉︎ポートマン長官………まさか…………本当に………⁉︎)」

 

 それを見て、兵士は独断専行だと判断した。

 場所が変わって、砦では。

 

ラルフ「はぁ………はぁ…………!」

魔人「気ぃ済んだかぁ?無力だなぁ、人間てのは。」

魔人「それだけ束になっても俺ら魔人に傷ひとつ付けられねえんだもんなぁ。」

 

 ラルフ達は息切れをする中、魔人達は余裕と言わんがばかりにそう言う。

 実際、ダーム王国軍が死傷者が多数出ている中、魔人達は無傷なのだ。

 

ラルフ(し………信じられん…………!我々は…………戦闘のプロだぞ…………!魔人とは言え…………向こうには、どう見ても素人………何故ここまで…………!災害級以上の………存在…………くそ…………何と言う事だ…………!まさか…………事実だったと言うのか………‼︎)

魔人「なあどうよ?俺等やっぱ最強じゃねェか!」

魔人「違いねェ!此奴等片付けたら、改めて世界征服を狙おうぜ!」

 

 ラルフはそんな風に思っていた。

 現実を思い知り、副官の言葉が正しかったと気づいたのだ。

 魔人達が調子に乗ってそう言うと、奥の階段の方から、声が聞こえてくる。

 

サイード「バカか、テメェ等!戦闘訓練も戦術のカケラも知らねぇお前達が、魔人になって能力が上昇した程度で調子乗ってるから、毎度痛い目見てるんだろうが。せめて、それを学ぶアタマぐらい持っとけよ。」

魔人「は…………はは、サイードさん………。」

魔人「すいません………へへ…………。」

 

 奥から現れたのは、サイードだった。

 そんな風に言うと、魔人達はそう言う。

 

サイード「けどまあ心配すんな。それらを補えるこの俺が上手くお前達を使えば、間違い無く国の一つや二つ手中に出来る。(くく………思った通り動かねぇラドリー達より()()()の方がよっぽど使えるぜ。手駒は多いに越した事はねぇ………。ようやく動ける時が来たって訳だ。)」

魔人「へへ、頼んますよサイードさん。」

魔人「俺らで世界を統一しましょうや。」

ラルフ(くそ………更に…………明らかに格上の魔人が…………!)

 

 サイードはそう言うと、そんな風に考える。

 サイードは、魔人達を利用しようと考えていた。

 自分たちが利用されようとしている事に気づいていない魔人達がそう言い、ラルフがそう思う中、サイードはラルフ達に話しかける。

 

サイード「さて、勇敢なる軍人諸君。出来れば死ぬ前に答えてくれるとありがたい。連合軍と、それを率いるアルティマの面々は、この砦周辺に一体どれだけ集まっている?悪いが、さっさと片付けて俺達は他国へ進出してぇんだ。教えてくれねぇか?」

ラルフ「…………。」

兵士「ちょ…………長官…………。」

兵士「長官?」

 

 サイードはそんな風に問いかける。

 それを聞いたラルフが黙り込み、兵士達がラルフを見ていると。

 

ラルフ(ア………アルティメット・マジシャンズによりスイードやクルトでの魔人討伐数は…………軽く80を越えていた………。こ………こんな連中を………苦も無く討伐したと言うのか…………!?シン=ウォルフォード………!カケル=パラケルス…………!”神の御使い”を名乗るなど………やはり私は許せん………!だが…………その実力は…………本物だったと言う事か…………!我々は…………恐らくここで全滅する………。」

サイード「さあどうした?」

 

 ラルフはそんな風に考える。

 シン達が神の御使いと名乗る事には認められないが、実力は本物だと判断した。

 サイードがそう聞くと、ラルフは口を開く。

 

ラルフ「…………この場にどれだけの人間が居るか…………だと?連合7ヶ国全軍だ‼︎無論、アルティメット・マジシャンズも含めてな‼︎

 

 ラルフはそう叫ぶ。

 一部だけでなく、全軍で砦を包囲しているのだと。

 それを聞いたサイード達は。

 

サイード「………何だと⁉︎」

魔人「オ…………オイマジかよ!!聞いてたと話しが違うじゃねェか…………!」

ラルフ「一部の戦力を割いてここへ寄越したとでも思っていたか?くく、残念だったな…………。我々は総力を以って貴様らを叩き潰すつもりだ!神に背き魔人などに堕ちた愚か者共が!貴様らは一匹たりともここから逃げる事など出来んぞ‼︎

 

 サイードも驚愕の表情を浮かべ、魔人達が狼狽える中、ラルフはそう叫ぶ。

 すると、サイードが投げた剣が、ラルフの心臓に突き刺さった。

 

サイード「余計な事まで喋んなバカが!不愉快だぜ!」

兵士「ああ…………長官…………‼︎」

 

 サイードはそんな風に吐き捨てて、兵士達はラルフの亡骸へと近寄る。

 ラルフが殺され、兵士達の怒りが爆発した。

 

兵士達「うわああああああああ‼︎」

 

 兵士達は、魔人へと突撃していく。

 一方、砦の屋上では。

 

ヒース「オーイオイオイ…………見ろよマジかアレ…………2カ国3ヶ国の規模じゃねェぞ………。」

ラドリー「…………恐らくほぼ全軍だ。」

ヒース「なーにが『こっち方面の人間達を対処する』だよ…………。丸々砦に集まって来てんじゃねェか、くそっ…………!」

 

 ヒースとラドリーはそう話す。

 砦への包囲網が完成しつつあるのを見たからだ。

 しかも、ほぼ全軍で。

 それを見たラドリーは口を開く。

 

ラドリー「…………最初から、これがゼストの狙いか。」

アメリア「どゆ事?」

ラドリー「人間達はシュトローム一派が帝都に身を潜めている事は知らない。侵攻途中で魔人達の気配があれば、当然そこが拠点の可能性も考える。」

ヒース「なァ〜〜〜〜〜るほど。その為に平民魔人(チンピラ)共をここへ寄越した訳か………。」

アメリア「?」

 

 ラドリーがそう呟くと、アメリアはそう聞く。

 そこから、ラドリーは説明をしていく。

 実際、人間達は、シュトローム達が帝都に潜伏している事は知らないのだ。

 ラドリーの言葉を聞いて、ヒースがそう言い、アメリアが首を傾げると、ヒースは説明をする。

 

ヒース「元々の俺達6人だけなら、ここが拠点だとは思わねェだろ。精々戦力の一部で対処しようとしたはずだ。ところが、そこに数十の魔人が加わってみろ。途端に”見せ掛けの拠点”の出来上がりだ。当然、俺らは人間達を対処するしか無い。少なからず連合軍の戦力は削れ、シュトローム一派(奴等)は苦も無くそれを眺めて居られるって寸法さ。」

ラドリー「俺達がここでくたばろうが、連合軍を全滅させようが、シュトローム一派(奴ら)にはプラスしにしかならない訳だ。」

アメリア「………あのオヤジ…………!」

 

 ヒースはそう説明をする。

 つまり、ヒース達離反魔人は、連合軍の戦力を削ぐ為に、囮に使われたのだ。

 ゼストの思惑を察して、3人は顔を顰める。

 すると、ヒースが口を開く。

 

ヒース「さて…………で、どうする?俺らにはまだ()()()()()()()がある訳だが。人間達の動きを見る限り、砦に来るのは少数精鋭…………恐らくはアルティマだけだろう。」

ラドリー「奴らを倒せば、その後はどうとでもなる。」

アメリア「決まりね。私、先に下行って来るよ。使いたい物もあるし。」

 

 ヒースがそう言うと、ラドリーとアメリアはそんな風に言う。

 アメリアの手には、レプリキャッチュラのカードが握られており、ヒースの手にはレプリリッチリッチーのカードがあった。

 

ラドリー「!」

ヒース「おっと、言った側からか。メインゲストの御到着だ。」

 

 ラドリーとヒースはそう話す。

 アルティメット・マジシャンズと離反魔人の戦闘が起ころうとしていた。




今回はここまでです。
今回は、離反魔人達との戦いが始まる直前までです。
アルティメット・マジシャンズに不満を持っていたラルフ長官は、魔人の一人であるエミールに唆されたのもあり、独断で攻撃をしてしまう。
魔人軽視の風潮に流されてしまった。
現実を直視せずに。
カケル達も砦の方に向かう。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日の動く仮面ライダー図鑑では、ヴァルバラド黒鋼が配信されていましたね。
ヴァルバラド黒鋼は、この小説でも出しますが、どんな経緯で出して欲しいというのがあれば、活動報告から承っております。
賢者の孫の漫画は、ダーム王国の王が、転生者であるヒイロ=カートゥーンに唆されていましたね。
今後のこの小説の展開でリクエストがあれば、活動報告から承っております。
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