とある少女の日記   作:たくましいなw

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●月●日

今日も今日とて訓練である。父との実戦ではどうにかこうにか戦いの体をなすことは出来るようになってきた。最初の頃は戦いにすらなっていなかったからな……それなりに成長していると言えるだろう。

 

ただ、1つ気になることがある。父が六式らしき技術を使うことがあるのだ。今のところは「剃」と「月歩」と「嵐脚」らしきものを使うところを確認している。

 

「六式」とは、世界政府の諜報機関であるCP(サイファーポール)や、海軍の一部の強者達が使う戦闘技術のことである。

 

技術である以上はやろうと思えば誰でも習得可能ということでもある。しかし、かといって一般に広く公開されているというわけでもない。父はどこで六式を習得したのだろうか……。普通に考えれば海軍やらに所属しているということになるのだろうが、生憎俺は父がなんの仕事をしているのか知らない。というか毎日俺と兄の訓練をしているわけだがそもそも働いているのだろうか。

 

しかし、自分から六式のことを聞くのは些か不自然だろう。前述した通り一般に公開されているわけではないのだ。とりあえず職業を訊ねてみるとしよう。

 

一方で覇気の訓練だが、今のところ順調である。というか、俺には覇気の才能があったらしく、もう既に実戦でもそれなりに使えそうなレベルまで仕上がっている。具体的には、武装色は硬化出来るし見聞色は目隠しした状態で父の攻撃(勿論手加減はされている)を百発百中で避けられるようになった。覇王色は……素質があることは分かったが、そもそも普通の訓練で鍛えられるようなものではないからな……。

 

とりあえず、明日からは実戦訓練に覇気も交えることにしたらしい。覇気は実戦、特に自分より実力が上の相手の覇気とぶつかり合うことでより強く成長するとのことだ。しかしただでさえ強い父が覇気まで使ってくるようになるのか……

 

 

 

 

 

 

 

 

●月●日

今日は父にどこで働いているのか聞いてみた。父曰く現在は特に働いていないらしい。どうやら過去にかなり大物の賞金首を捕まえたようで、多少の贅沢をしても一生暮らしていける程の大金を稼いだのだという。まあ普段から父の強さは見ているし、特に疑う要素はない。

 

訓練の方は今日初めて覇気を使った実戦をした。……とても疲れた。というかあの父親半ば本気で殺しにかかって来てないか?尋常ではない覇気を纏って首に向かっての回し蹴りとか12歳の娘に対してやることじゃないだろ……一応ガードはしたが腕の骨折れたんじゃないかというくらいの痛みが走ったんだが。ちなみにそれでもなお俺が死なない程度には加減してるらしい。化け物か?

 

しかし、こっちもやられてばかりではない。父が使ってくる六式を見よう見まねで覚えることが出来たのだ。この調子でいつか父を超える強さを身につけてやる。

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