「ギリギリまで呪いに耐えてくれ、耐えられなくなったら俺が殺してやから」
俺がなんとか口に出来たのはその言葉だけだった。いくら理由があるからといってもこの人はあくまで俺の親父なんだから、いきなり殺せって言われたって戸惑ってしまう少なくとも心の準備が欲しい。その旨を含めて発言した。
「…わかった。ギリギリまで生きてやるよ、大体3ヶ月くらいだろうな……じゃ、それまで遊んでるわ!」
「へ?」
さっきまでのシリアスはどこえやら、急に席を立ち上がり魔力操作で若返ってダンディな服装に着替えだした。突然のことに俺はついたいけなかった。
「いや、あの、どちらまで?」
「もちろん、キャバクラさ、その次にゲーム買いに行くぞ、あぁそうそうお菓子買っておいてくれ」
「あ、あぁ、はい。」
曖昧な返事しかできずただうなずいた。
「安心しろ弟は作らないから、」
そう言い残して父さんは家を出た。キャバクラ?まぁ、母さんが死んで何年もたってるし、どうせ終活だから節度さえ守れれば何も言うまい。…父さんが俺を気遣ってるのはわかってる。本人は半分以上は本気なのだろうがそれでもその気遣いが嬉しかった。だからこそ、俺は父さんの期待に答えてデビルハンターになろう。さすがに一人で全仕事をやるのは忍びないので知り合いに電話する。
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ーープルプルプル
『はい、もしもし』
『あぁ、遠藤か俺だ』
『守か、どうした?明後日の卒業式で聞きたいことでもあるのか?』
『いや、そうじゃなくてな。お前卒業後進学だろ?』
『そうだけど?お前もじゃないっけ?』
『実は変更になった就職だ。父さんの仕事を継ぐことになったんだ。』
『いいなぁお前、合法的に悪魔どもボコれるじゃん』
『バトルジャンキーが、まぁ、ともかく一人じゃ手が回らんだろうから暇なときに手を貸してくれバイト代は払うから』
『いいぜ。そのバイト引き受けた』
『じゃあ追って連絡するから少し待っててくれ』
そういって電話を切った
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俺がバイトしない?と連絡したのは親友であり原作の隠しボス遠藤源吾だ。原作ではあまりの強さから世界のバグ扱いされていた。彼は一様人間だ。ただし後天的に七天魔王の仲間入りする。人間でだ。色々な理由が絡み合った結果ではあるがそれでもおかしい。原作での源吾の経歴からしておかしい。源吾は生まれつき高い魔力を有していて、それ由にだ幼少期から悪魔ども相手に木刀一本で戦ってきた。しかも本人はノリノリなのである。しまいには単身魔界に乗り込んで《嫉妬の魔王レビアタン》を討伐しちまうしまつ。まぁ、とにかく実力は申し分ない。実力以外にも性格面でもある程度信用しても良いだろう。なんでかって?俺の親友だからだよ
☆解説
・遠藤源吾(えんどうけんご)
ゲーム『ロストエデン』の隠しボス。くそ強い。攻略するのに発見から数ヶ月かかった。《嫉妬の魔王レビアタン》の冠名をもっている。人間の魔王。