雀荘荒らしの咲   作:ロクナナエイト

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すいません、なんか咲の短編が書きたくなっちゃって、そっちを優先しちゃいました。
今後は元のペースに戻ると思います。

それではどうぞ。


ネリーの鬱憤

 

「・・それで?」

 

「何が?」

 

「ネリーはそれの何が不満なんだ?」

 

 時は戻って、場所は再び臨海の控え室。智葉に膝枕をされつつ若干眠たげな表情で、ネリーは3回戦の様相を掻い摘んで説明した。しかしその内容は、ほとんどが咲にシカトされたというもので・・黙って聞いていた智葉は、そんな事は最初から分かっているからもっと有意義な情報を寄こせ、と内心イラついていた。

 

「はぁ!?サトハは今までネリーの話の何を聞いてたの!?」

 

「はぁ(溜息)・・少なくとも、お前が咲ちゃんの期待に最初から応えられてないっていうのだけは分かったぞ。」

 

 その指摘に眉を潜めて分かり易く狼狽えるネリー。

 

(そんな事はネリーだって分かってる・・でも何がダメなのかネリーにだって分からない!そう思ったからこそ、咲のように誰かを頼ろうとサトハに相談したのに・・)

 

「・・まぁ、決勝には進めたんだ。だから次の試合で全て分かるさ、咲ちゃんが何を考えているのかが。そして決勝までは今日を入れてあと二日。その間に仕上げるんだろ?お前のオーラの力を。」

 

 その指摘に黙って頷いてそっぽを向く。

 

(確かに現状はサトハの言う通り、ただ決勝まで待つだけだ。でもただ待つだけじゃない!今の私には、獅子原に憑いていた神様の力のヒントがある!このヒントを頼りに、ネリーのオーラを出来る限り形にして見せる!咲の翼のように!)

 

 どこか決意を新たにしたネリーの表情。そんな彼女の頭を、応援の意味を込めて智葉は優しく撫でた。

 

(頑張れよ、ネリー。お前が今一番、この臨海で青春してるぞ!)

 

 優しく慈愛に満ちた表情でネリーの頭を撫でる智葉。その姿は、傍から見たら姉が妹をあやしているような、どこかほんわかした空気を醸し出しているのであった。

 

 

 

___一方その頃・・試合に勝った咲は急いで控え室へと帰ったが、控え室前に陣取っていた取材陣に捕まってしまい、対応を余儀なくされた。しかし、前回とは打って変わって懇切丁寧に対応し事もあって、およそ1時間程で取材は終わった。記者の最後の1人が立ち去るのを確認すると、急いで控え室の扉を開けると同時に靴を脱ぎ棄てて、近くにあった座布団の上に思いっきりダイブした。

 

「ただいまーーーーーーー!」

「お帰りなさい咲さん!どうぞ私の膝枕です!座布団なんかよりもこっちをお使い下さい!」

「お!じゃあお言葉に甘えて・・よいしょっと。」

 

 咲が帰ってくるなり自身の膝を使えと迫る和、それに応える咲。・・清澄の面々から見れば最早見慣れた光景であった。

 

「あらお帰り咲!・・今日は随分と遅かったじゃない?何でそんなに時間がかかったの?」

「いや察してくださいよ部長。今日は取材陣に対していつもより懇切丁寧に対応をしたんです。ほら、前回でカンドラだってカミングアウトしてからまだ一回も取材を受けてなかったものですから。」

「ああ、なるほど。」

「それと、試合が始まる前に末原さんの前で涙を流した事についてもがっつり聞かれました。まぁ適当に末原さんの麻雀に対する姿勢に感動したって言っときましたから・・今頃は末原さんのところに記者達が押し寄せているんじゃないですか。」

「そ、そう・・(末原さんも大変ね。)」

「そもそもなんで咲ちゃんは泣いてたんだじぇ?」

「ああ・・なんか私の能力がどうのこうのって急に説教してきたんですよ。だから泣き落としであしらっただけです。」

「なんだそんな理由じゃったか。てっきり弱みでも握られたのかと思ったわい。」

「ふふ・・あの人がそんな搦め手を使ってくる人だったら、もう少し楽しく麻雀出来たんでしょうけどね。」

 

 相変わらず自信満々な咲。そんな彼女のいつも通りの姿に安心を覚える清澄の面々・・そしてしばらく他愛のない話をいくつかした後に、ある話題に話は移った。

 

「・・じゃあ、いよいよ明後日っすね。」

「そうですね・・・いよいよインターハイ団体戦の最後である決勝戦までやって来ました。そして、その頂きに立つ事で・・ようやくカンドラの名前は世間的にも私の中でも完成とする事が出来ます。」

「ああ、お前の願いを叶える為の最初の土台。それがようやく完成するのか・・長かったな。」

「はい・・それでですね、」

 

 と、ここまで笑って膝の上から話していた咲であったが、ここからは真面目な話をする気なのか・・膝枕をやめて和の胸に後頭部を預け・・完全に和を背もたれ代わりにしながら言った。

 

「私は決勝戦の後からしばらくの間、カンドラとして活動する事になるのですが・・その際に、一緒に動いてくれるチームメンバーの候補を、そろそろ決めておこうかと思っています。」

 

 その発言に一番に喰いついたのは、咲と一緒に行動している加治木や桃子ではなく・・咲の後ろ、彼女の現背もたれである和であった。

 

「咲さん!ここに優良物件が一人います!」

「ああ、和ちゃんはもう候補の一人に入っているので、そんなにアピールしなくていいですよ。」

「!・・やったぁ!咲さん大好きです!高校を卒業してもずっと一緒ですからね!」

 

 咲を抱えてドゥンドゥンと小さく正座しながら跳ねる和。その揺れによって自身の背中に感じるおもちから伝わる振動が・・とても心地よいと咲は表情で語った。

 

「もちろん加治木さん達二人も候補に入ってますからね。ああでも、お二人にはマネージャー業に専念してもらうって手もありですね。」

「そうだな、私もマネージャー業の方が気が楽だな。」

「私はどっちでもいいっすよー!あ、でも先輩が一緒じゃなきゃいやっすからね。」

「ええ、もちろんです。・・なら後は四人、いや候補の段階なら八人ですかね。」

 

 その後も候補者談義は続いたが・・

 

「怜さんと竜華さんのお二人はどうでしょうか?お二人とも結構乗り気でしたけど・・」

「うーん、二人は確かに優秀なんですが・・怜さんの体調面で少し不安が残るといいますか。」

「その辺はあの人が成人するまでは分からないっすね。」

「だな、ならあの二人は取り合えず保留か。」

 

 

 

「そういえば、一昨日嵐のようにやって来た・・ネリーって子がいたじゃない?あの子とかって咲的にはどうなの?」

「ネリーちゃんは・・うーん、可能なら表向きは私のライバルとしてチームを組んで、海外から挑みに来て欲しいんですよね。」

「え!?なんで!?味方にしないの?」

「いや部長、清澄の腹黒と呼ばれた貴女なら、この考えの意図くらい分かるでしょう?」

「呼ばれてないわよ!?何よそのひっどいあだ名!?」

「まぁ久がそういうあだ名で呼ばれるのは良いとして・・咲よ、その心は?」

「はぁ(溜息)・・・・・お客さんが飽きないようにする為ですよ。」

「じぇ?」

「私の役目は悪魔で麻雀界を盛り上げる事。そういう意味では、私が一人で麻雀界で暴れまわっても、お客さんは試合の一方的な展開に大して盛り上がらずに、しだいに麻雀に対する興味も失い・・結果麻雀界の寿命を縮める事になってしまいます。」

「そうっすね、お客さん達も持って2年で飽きが来るっす。」

「ですのでこう・・なんか都合よく私の壁というか、ライバル的なポジションで麻雀界に新しい風を起こしてくれそうな・・なんか色々勝手にやってお客さんを興奮させてくれそうな人・・って言ったら、今のところネリーさんって事ですよ。」

「・・ははーん、なるほど。ようやく理解出来たわ。」

「いや、部長はもっと早く理解して下さいよ。それでも清澄の腹黒ですか?」

「誰が腹黒よ誰が!?」

 

 

 

「つーか咲さー、一昨日咲の腕にずっとくっついてたナース服の子・・荒川だっけ?あの子とはどうやって出会ったんだよ?」

「・・京ちゃん。何でそんな事知りたいの?」

「え!?・・いや、何かあの子だけあの場で浮いてたのが印象に残ってたっつーか。別に団体戦の選手でもねーのに、堂々とみんなの輪の中へ入っていったあのコミュ力は、俺も見習いてーなーって思ってさ。」

「それで荒川さんのコミュ力の秘訣が私と関係しているって考えて、こうして私に彼女のプライベートを暴露するよう迫って来た・・と?」

「いや!駄目ならいいんだよ駄目なら!俺はてっきりその辺を散歩してたら偶然出会ったんだー、程度の話が聞けるって思ったからで・・別にあの子に変な感情とかはねーから!」

「(ジーッ)・・・・うーん・・・まぁ、いいでしょう。荒川さんなら心良く許して・・いえ、むしろ自分から大声で語り出すと思いますし。」

(ほっ・・良かった。変な勘違いされずに済んだ。)

 

「それで私が彼女と出会ったきっかけですが・・まぁザックリ言っちゃえば、荒川さんが自分の友達に良いように利用されてたところを助けた・・って感じですかね。」

「・・・・はい?」

「私が荒川さんと出会ったのは、私がカンドラとして雀荘荒らしを初めてすぐの頃・・和歌山県の寂れた雀荘で初めて顔を合わせました。」

「和歌山・・でも確か、荒川さんはえらい大阪弁が染みついた喋り方しよった気が・・」

「はい。彼女は生まれも育ちも大阪です。でも彼女の友人は和歌山の辺鄙な田舎を隠れ蓑にして、違法賭博に手を出していました。」

「おお、それで和歌山なんだじぇ!」

 

「うん・・で、あの日は珍しく麻雀協会から直々に”この場所へ視察に行って欲しい。時間厳守で、同行者も何人か付ける。”って連絡が入って・・何か裏があるなーって思いつつも、まぁ何とかなるかって軽い気持ちで行ったんです。ちなみに同行者は、たまたま休みが被った小鍛冶さん、はやりさん、咏さんの3人です。」

「はは、すごい面子ね・・それで続きは?」

「・・元々私って時間にはルーズだったんですよ。頻繁に迷子になるのも相まって。」

「ああ、そういう理由だったんすね。」

 

「でもあの日は他の皆さんがいたので、むしろ予定より10分くらい早く着きました。・・そしてそのおかげで、荒川さんは壊れずに済んだんです。」

「え、壊れる?」

「・・雀荘に入って最初に目に飛び込んで来たのは・・おそらく麻雀でぼろ負けしたであろう荒川さんが、複数の男たちに囲まれながら、衣服をボロボロに破られて、泣きながら犯されそうになっている現実でした。」

「・・ぇ、咲ちゃん・・犯されるって・・なんだじぇ・・?」

「性的暴行を加えられそうになるって意味です。・・そしてその現場を見た瞬間、私の中で何か糸のようなものが切れる感覚がありました。」

「・・まぁ、これは咲じゃなくてもキレるわな。俺だってキレる。」

「切れた私は、手当たり次第に黒と炎のオーラを相手にぶつけまくって、これでもかというほどの恐怖心を刻み付けました。無論、相手が殺してくれと懇願するまでです。」

「・・そうね、その判断は正しいわ。悪い奴に容赦してはいけない・・うん、その判断は正しかったわよ。」

 

「結局、小鍛冶さんが止めに入るまで連中を痛ぶった私は、止められた瞬間にどっと疲れが押し寄せてきて・・近くのソファーにどっと座った後、しばらく立つ気が湧かなかったです。」

(・・ふふ、やっぱり咲さんは優しいです!誰かの為にそこまで怒れるのは根が優しい証拠です。素敵です咲さん。)

「それでそのまま休んでいたら、床の上で一部始終を見ていた荒川さんが、ゆっくりと私の方へハイハイしながらやってきて・・私の足元まで来て、何をするのかと思ったら・・」

 

『お願いです、どうか私を貴女の女にして下さい!それが駄目なら奴隷でも何でも良いですから・・どうか私を、その翼の庇護下へと置いて下さい!貴女の為なら特攻でもなんでもします!だから、御身の為だけに・・この命を全うする事を・・どうかお許しください!』

 

「そう言って眼の焦点が定まらないまま、私の手の甲へ一心不乱にキスを落とし始めたのが・・彼女との最初の会話でしたね。」

「・・・・・えっと、なんと言えばよいのか・・とにかく、衝撃的な出会いをしたんじゃなぁ。」

「はい、そしてこの後、この雀荘が児童買春や臓器売買などの悪質な犯罪に手を染めていた”真っ黒”な証拠が次々に出てきたため、この件に関与していた連中は全員逮捕。荒川さんが友達だと思っていた男子も、この雀荘のオーナーにおいしい思いをさせて欲しいと自身を売り込んで自分から悪事に手を染めた側だった為、逮捕されました。」

 

「そしてこの雀荘は潰され、後から新しい麻雀喫茶がオープンして、和歌山の雀荘は全て白かグレーになった。麻雀協会は不安の種が一つなくなり、協会の為に働いた宮永は荒川という優秀な手駒を手に入れた・・と、そういう筋書きを描いたのが協会の重鎮達、でいいんだよな?」

「そうっす。少なくとも私が協会内でステルスして集めた情報では、協会の連中は元々あそこが数か月前から変な動きを見せていたのを知っていたっす。そして時を同じくして、既に麻雀界で将来を有望されていた荒川さんが暗い表情でこの雀荘に向かうところを目撃されていた事から、急いで咲ちゃんを向かわせたって感じっすね。」

 

「・・いや、改めて思ったけど、貴女達って本当に高校生?何処かの特殊部隊に所属しているって言われた方がしっくりくるんだけど?」

「いやいや、こんなの大人の能力者から見ればまだまだ子供のお遊び程度っすよ。実際に、協会の連中は今回の件を交霊術を使って裏を取ったらしいっすし。」

「こ、交霊術!?そ、そんなオカルトあり得ません!?」

(・・まぁ、普通は原村の反応が普通だよな。でも、現実で起きる事の半分はオカルトが混じっていると言っても過言じゃない。この時の荒川の動向も、協会の重鎮の1人が雀荘で殺された少女の霊を呼び出して、そこから情報を得ていたっていうし。)

「・・・ん?なぁ咲、結局あの子ってなんでその雀荘で喰い物にされる事になったんだ?仮にも去年の個人戦のトップ3だろ?そんなに強いなら、イカサマでもしない限り負けないと思うんだが・・」

「・・まぁザックリ言っちゃうと、荒川さんが優しかったって事だよ。だから喰い物にされちゃった・・って事。」

「おお、そうか。・・やっぱりあれだな、人の優しさに付け込んで悪い事をする奴っていうのは、何処にでもいるんだな。」

「そうね、だからこそ私達もそういった悪意には気を付けないといけないわね。」

 

(・・そう、荒川さんは本当にあの男子を100%の善意で助けようとした。麻雀で負けたから、自分の代わりに打って負け分を取り返してくれって・・その発言を信じたばっかりに、荒川さんは手持ちのお金を全部イカサマで奪われた。そしてあの日、あの男子が連中とグルだと知って、荒川さんを襲おうとした時・・荒川さんの心は粉々になった。・・あれから1年、なんとかあそこまで持ち直しはしたけど、相変わらず私が仲間だと認めた相手にしか荒川さんも心を開こうとしない。あのナース服だって、自分をわざと世間から孤立させて壁を作る為の自衛手段に他ならない。・・だから、あの子を救った私が責任をとって一緒にいてあげないと駄目なんだ。)

「・・部長の言う通りです。皆さんも大人の悪意には気を付けて下さいね。」

「おー!分かったじぇー!」

 

「・・でも本当に、荒川さんが無事で良かったですよ。」

「まぁその分、咲ちゃんにベッタリになっちゃったっすよね。咲ちゃん的にはどうなんすか?うざったくは感じないっすか?」

「いや全然!どっかの何考えてるのか分かんない姉と違って、荒川さんはちゃんと私の言う事を聞いてくれるし!私が頼んだ事もしっかりこなしてくれるし・・あ!あとバレンタインデーのチョコとかも結構良いところのブランド品を送ってきてくれるし!すごく良い子だと思うけど?」

「・・・・・そっすか。ならいいっす。」(咲ちゃん・・本当は荒川さんの事をすごく心配している癖に・・全く素直じゃないっすね。)

(・・これは・・高度なツンデレ?・・なのか?)

 

「そういえば、荒川さんは咲さんの中では、候補の一人に入っているのですか?」

「うん、というより荒川さんは絶対に入れようって思ってたから・・ほぼ確定かな?」

「へー、まぁでも妥当だよな。あのベッタリ具合を見れば・・」

 

 

 

「これで候補は出し尽くしましたかね?」

「えっと・・宮永咲、原村和、天江衣、姉帯豊音、荒川憩、がほぼOKで、私と優希と小鍛冶健夜さんがたぶんOK・・うーん、あと2人足りなくない?」

「やっぱりここは小蒔さんや霞さん達を入れるのはどうでしょうか?」

「うーーーーん・・あの人達は本職が神仏関係だから・・・たぶん駄目じゃないかな?」

「そうっすね。後は他の人達にもしっかり確認を取らないと分からないっすから・・・・現状この八人以外で誰か強い子っているっすかね?」

 

「つーか、世界ランク二位の小鍛冶プロが当たり前のように候補に入っているのは何でだよ?」

「いや、たぶんあの人なら、私がプロ入りしたらマグネットみたいに勝手に私に引き寄せられてくるだろうなって・・」

(あーー、想像に難くないっすね。)

(間違いなくあの人ならヤル!宮永とそれなりに付き合いのある私には分かる!あの人は本当に宮永が関わる事に何でもかんでも出しゃばって来る!そしてそれを仲介する私はいっつも面倒くさい思いをしているんだ!)

 

「・・あ!じゃああのシロって呼ばれてた子とかどう?咲?」

「いやシロさんは・・・・・」

 

「やっぱりここはあの千里山の二人を・・」

「いや、あの二人を加えるとチームカンドラというよりチーム大阪って感じになってしまうんで・・」

(いや、そこも不安要素なのかよ咲!?)

 

「神様に賄賂とかって・・どうなんだじぇ?」

「えっと・・そういう事を考えるだけで神罰は下るから、本気で事故とかには気を付けて下さいね。」

 

 

 

 なかなか候補の全員が決まらずに時間が過ぎていき・・午後6時を過ぎた頃に、時間に気づいた部長が会話を中断させてお開きとなった。

 

 仕方がないと会話を切り上げ、そのままホテルに帰る気でいた咲であったが・・部長の3回戦突破記念と決勝戦への景気づけという理由で、まさかの回転寿司にゴーする事に。

 

 そして回転寿司でも会話が弾んだ8人は、あっという間に時間を使い・・気づけば午後8時を回っていた。流石にヤバいと思った全員が急いで会計を済ませて現地解散し、各々の宿泊施設へ帰って慌てて就寝の支度をするのが、まさに青春といった感じであった。

 

 こうして咲達は見事3回戦を突破し、順調に決勝戦へと駒を進めた。果たして咲達は決勝戦を勝ち抜けるのだろうか?そして咲の真の目的とは何なのか?照と咲は仲直り出来るのか?

 

 

___次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

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