リョウ「ぼっちに赤面させられる話」   作:気弱

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季節の変わり目とコタツとぼっち

最近寒くなってきたよね。昼とかは暑いけど朝や夜は毛布を2枚かけないと寒くて眠れない…もうそろそろ冬なのかな?

そんな風に冬を感じていると郁代がいつものように興奮した様子で鍋パをしようと提案してきた。うん、確かに冬と言ったら鍋だからね…あとお腹すいたし…でもそこまで興奮して言うことなのだろうか?そんな私の気持ちを押し殺しつつ虹夏の家に集まることになった

 

「んー…材料が少し足らないんだよね」

「そうなの?」

「うん」

「あ!でしたら買い物に行きませんか!」

「嫌だ、寒いから」

「こいつ…手伝いもせずにコタツでゴロゴロしてたくせに」

「な、なら…ゲームで負けた2人で行くのはどうですか…?」

「ひとりちゃんが珍しくまともな意見を…」

「あっまともじゃなくてすみません…鍋の具材にしてください」

「ぼっちちゃん!?確かに私も思ったけど鍋に入ろうとしないで!」

「ひとりちゃーん!?」

 

確かにいつもは慌ててるだけのぼっちが提案するのって珍しいよね。メンダコ姿で鍋に入ろうとするぼっちを虹夏達が止めてる…いや、流石にメンダコは食べたくないからやめて欲しい…

なんとかぼっちを落ち着かせSwi○ch系のゲームだと私が有利だということでババ抜きをすることになった。そんなに私が有利だとは思わないけどね…

 

「あっ上がりです…」

「ぼっちちゃんつよい!」

「ひとりちゃんの真顔…読み取れなかったわ…」

「百面相ぼっちなのになんで表情読み取れないの…別のこと考えてたでしょ」

「…ギリギリ破裂しない程度の青春を…うっぷ」

「体張りすぎでしょ!!」

「あ、私もあがり」

「えっ」

「うう…伊地知先輩、頑張って行きましょう」

「鍋の準備までしたのに…仕方ない!喜多ちゃん行こっか!」

「ついでにおかしも」

「あっアイス食べたいです」

「こいつら!!」

「ひとりちゃん、先輩と付き合ってから遠慮が無くなったわね」

 

敗者は勝者の言うことを聞く…それが残酷なこの世界のルール…敗者の2人が外に買い物に行ったのを見送った後私はコタツに座り直してくつろぐことにした…コタツは人間の最高の発明だよね

 

「ぼっち、みかん取って」

「あっはい」

「……それにしても2人とも遅いね」

「そう…ですね…1時間くらい経ちますね」

「近場のスーパーには売ってなかったのかも」

「2人とも体が冷えきってそうですね…」

「それが敗者の役目だからね…それにしても足は暖かいけど背中は寒いね…」

「……」

「ぼっち?」

 

突然静かになったぼっちの方を向くといつの間にか眠っていた…暖かくて眠気が来たのかな?まぁ私も少し眠いから分かるけど…ここで寝たら風邪引くよ?

あっいい事を思いついた

 

[newpage]

 

 

 

「はっくしゅん!先輩…ツイてませんでしたね…売り切れでちょっと遠くのスーパーまで行かないと行けないなんて…」

「トランプの時からツイてないからね…2人とも遅くなってごめんねー?」

「あれ?なんだか静かですね」

「確かに?…あっ」

 

私達が帰ってくるとコタツの中でリョウがぼっちちゃんと手を繋いで眠っていた。確かに待たせた私達も悪いけど私の家でいちゃつかないで欲しいな…

 

「本当に2人とも隙があればイチャつきますね」

「だね…」

 

まぁ…たまにはこんなにゆっくりした感じならいいかな

 

「ほら2人とも起きて、鍋パ始めるよー?」

「んん…あとごふんおねがいひまひゅ…」

「虹夏…うるさい…」

「起きませんね…」

「似たもの同士め…」

 

寒がりのリョウにとってはくっつく口実ができるいい季節…なのかな?

 

 




お久しぶりです。pixivの方ではちょこちょこ活動してましたけど赤面ぼリョウは久しぶり…ですね
同人誌に参加してそちらを仕上げてたりしてました
そんなことより季節の変わり目で寒くなったり暑くなったりしますよね、山田は寒がりだからくっつく口実が出来て喜びそう…
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