今日は12月31日大晦日の日…今、私は虹夏の家のコタツに入ってゆっくりしている所。こうしてゆっくりしていると今年あった色んな事が浮かんできてどれも懐かしい…いや、恥ずかしいだけか…毎回私が恥ずかしい目に会うことばっかりだったし…今日くらいゆっくりしてもバチは当たらないはず…
喜「初詣に行きましょう!!」
モコモコとした可愛い寒さ対策をした郁代がキラキラとした目でそう言い始めた
うん、やっぱり私にゆっくりした時間はなさそうだ。今日は年明けだからみんなで虹夏の家で泊まるって決めた時点でこう言われるのは何となく察してたけどね
り「私は面倒臭いからパス」
ぼ「あっ…私も寒いので…」
虹「えー!行こうよ!」
喜「そうですよ!来年の私達の事神様にお祈りしないと!」
虹「うんうん」
り「なんと言われても私とぼっちは行かないから2人で行ってきて」
なんで今日に限って虹夏はこんなに乗り気なのだろうか…今日の私は何を言われても動かない。自分を曲げるのh…
虹「仕方ない…今年大変だったリョウを労わって私が屋台で何か買ってあげようと思ってたのに…」
り「ぼっち、何してるの早く準備して」
ぼ「リョウ先輩!?」
虹「こいつ…」
いつまでもコタツに入り込んでいるぼっちを引きずり出して持ってきていた防寒具を着せる
これは私達の結束力が上がる大事なイベントなんだから…何故か虹夏には猫のような冷たい目で見られたけど美味しいも…こほん…大切なイベントが待っているんだから早く行かないと
虹「おおー…やっぱり人が多いね」
り「うげぇ…最悪…」
喜「リョウ先輩!?背中のひとりちゃんが溶けてますよ!?」
り「あー…気にしなくていいよ…慣れてるから…」
喜「慣れてるんですか!?」
虹「はいはい…特殊な会話する前に早く入ろっか」
今私達は近くの大きめの神社に来てるんだけど…やっぱり年明けということで人が多い…途中からぼっちもダウンして虹夏に背負って貰ってたけど…何となく私が変わることにした。別に虹夏に背負われてるぼっちを見て嫉妬なんてしてないから(着いた時には私の背中にぼっちが染み込んでて少し後悔したけどね)
り「ひょれで…次はどほいふ?」
虹「こいつ…私のお金だからって…」
喜「きゃぁぁ❤このお面可愛いわ!♥️ 」
人が多い分目的の屋台が多いのは嬉しいことだよね。しかも私のお金じゃないから更に美味しさが上がるのが本当に最高…イカ焼きもたこ焼きもいつもの倍以上美味しい…
ぼ「あっ…先輩、口にソースが付いてますよ」
り「ん、ありがとうぼっち。こっち食べる?」
ぼ「あっ食べたいです」
虹「こらー!また2人だけの世界に入るなー!」
喜「あっちから映えの気配!!」
虹「喜多ちゃんも勝手に走らないで!?迷子になるよ!!」
どこかに走りさろうとする郁代を捕まえてる虹夏はまるでお母さんみたいで大変そうだね。あと私は別に2人の世界に入ったつもりないからね
そんなことを考えてるうちに何処からか鐘の音が聞こえてきた
り「除夜の鐘が鳴り出したね」
虹「本当だね。リョウの煩悩が全て吹き飛んだらいいのに」
り「私に煩悩はないよ」
虹「( ≖_≖)」
喜「先輩が疲れてとうとう顔でツッコミを始めた」
虹「そう思うならもう少し大人しくして欲しいな…あれ?そういえばぼっちちゃんは?」
あれ…本当だ。気が付くといつの間にかぼっちが居なくなっていた、さっきまで私の隣にいたはずなのに…
「おい、あの子大丈夫?ナンパみたいなことされてるけど」
「さぁ…通報されそうだけど相手も満更じゃないね」
ぼっちを探しているとそんな声が聞こえてきた。今はぼっちの事で忙しいけど神社でナンパするなんて余っ程の馬鹿しか居ないのかな
ぼ「うへへ…2号しゃん…♪」
2「ひ、ひとりちゃん!?!?あっ…さ、最高…」
1「きやぁぁぁ!?2号!?」
前言撤回、本当にバカだった…え?ぼっち何してるの??何故かファン2号に抱きついて喜んでるぼっち…あっちょっとムカついてきた。止めに行こう
り「ぼっち、なにして」
ぼ「あっ…りょうひゃん!」
り「!?」
2「あっ…残念だけど私的にはこっちの方が…」
ぼっちに声を掛けた瞬間に何故か私の前にはピンク1色に染まってしまった。つまりはぼっちの胸に沈んでる…2号が何か言ってる気がするけど今はそれどころじゃない!
り「ぷはっ!?な、何してるのぼっち!?」
ぼ「えへへ…♪」
り「わっ…し、沈む…!?///」
1「えーと…山田さん…ひとりちゃんってお酒もしかして弱い…?」
り「え?」
お酒…?確かに前に間違ってお酒飲んだ時も似たような事があったけど…流石に未成年飲酒になるから飲まないはず…もしかして…
1「えっとね…みんなといつの間にかはぐれたみたいで寒そうだったから甘酒渡したら…」
り「……」
予想通り過ぎた…え?ぼっち甘酒で酔ったの?私でも酔わなさそうなのに…まぁ、飲んだことないから自信ないけど
呆れているとずっと写真を撮っていた2号がようやく話し始めた
2「可愛すぎるわ…いっその事お酒をずっと飲ませた方が…」
り「それはダメ」
2「あっそうよね!今はひとりちゃんは山田ちゃんの物だし」
り「その言い方は恥ずかしいからやめて」
2「それで!?どこまで進んだのかしら!?xxxとか!!?」
り「この人もお酒飲んでる?」
1「ごめんね?最近2人が付き合ってる事を発表してからこんな感じなのよ」
り「別にいいけど写真、イソスタとかで流さないように見ててよね」
1「そこは大丈夫、ほら合流したみたいだし私達は行くよー」
2「あーん!あと1枚だけ!」
意地でも写真を撮り続ける2号を引きずって帰っていく1号…あの人も苦労してるのかな…
とりあえず未だに私にスリスリしているぼっちを背負って虹夏達を探そう
虹「あっ!いた!!リョウまで居なくなって探すの大変だったんだよ!?…あれ?ぼっちちゃん何してるの?」
り「甘酒で酔ってファン2号に抱きついてる所を回収してきた」
虹「あー…そこまでお酒弱かったのか…あれ?アルコール入ってないはずなのに」
喜「今の2人を見てると恋人というより親子ですね!」
り「それはある意味否定できない…」
虹「まぁ、年が明ける前に見つかって良かったよ」
喜「ですね!そろそろカウントダウンも始まりますよ!」
郁代が指を指した方を見ると神主のような人がカウントダウンを始めた。
2人も真似してカウントダウンをし始める中私は今年起きた色んな事を思い出していた…大変な事が色々合ったけど…まぁ楽しかったよね。神様が本当にいるのかは分からないけど来年も楽しい年になってほしいな
「あけましておめでとう!!」
虹「おめでとう!」
喜「おめでとうございます!」
り「ん、おめでとう」
ぼ「お、おめでとう…ございまひゅ…ふにゃ」
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虹「ふぅ…そろそろ年越しそばできるよー」
私達は神社で年越しを終えた後もう一度私の家に帰ってきていた。あのあと酔いから覚めたぼっちちゃんが土下座してきたり1号さんと2号さんに会って会話(2号さんが暴走しかけたけど)したりと大変だった…
喜「伊地知先輩、しー…」
虹「どうしたの?…あー」
用意ができたしみんなを呼びに行くと何故か喜多ちゃんが人差し指を唇に当てていた。首を傾げながらコタツの方を見ると…そこには疲れたのか眠っているぼっちちゃんとリョウがいた
虹「この2人には人が多いところはキツかったかー」
喜「みたいですね。それにしても2人ともいい表情ですね…♪」
虹「だね」
喜多ちゃんが言う通り普段の2人とは思えないほどいい表情で寝ている。前にも似たような光景を見たことあるけどこういうのもいいよね
喜「いっその事私達も付き合ってみます?」
虹「えー…私達が付き合ったら私の苦労が倍になるんだけど」
喜「それってどういう意味ですかー!」
いつかは私にも恋人…できるのかな?…うん、最低でも10年くらいは無理そうだね
あけましておめでとうございます!!!6月くらいから始めたこのお話もとうとう年を超えましたよ!…こんなにも拙い文章なのにいつも読んでコメントをくれる人がいて本当に楽しい1年間でした…今年も赤面山田を書き続けたらいいなぁ…もしかしたら別のシリーズを書くかも…とにかく2023年後半はぼっちざろっくのお陰でとても楽しかったです!今年もよろしくお願いします!
そして分からない人のために「リョウ「ぼっちに赤面させられる話」」のあらすじを書いておきますね。前作で色んな事があって付き合うことになった2人がイチャイチャしたりドタバタしたりするお話です!
基本的に1話完結なのでお好きな所から読んでもらえると嬉しいです!
それでは2024年もトムトムをよろしくお願いします!!