リョウ「ぼっちに赤面させられる話」   作:気弱

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えー…こちらの方ではお久しぶりです
ずっとpixivの方で投稿していて赤面山田を書くのは久しぶりだったりします

一応pixiv、Xの方では活動していますので失踪することはない…とおもいます
良かったそちらもどうぞ




リョウ「夏が近いし怖い話をしよう」

春の少し寒い時期も終わりジメジメとした変な暑さを持った時期に変わろうとしている。もうそろそろ夏が来る頃だろう

 

り「ということで怖い話をしない?」

 

虹「いやどういうことなの」

 

ミーティングの真っ最中リョウが突然変なことを言い始めた。まぁこいつが変なことを言うのはよくある事だけど…今はミーティングなんだから真面目に話して欲しい

 

喜「えっ…こ。怖い話ですか…?」

 

り「うん、ぼっちが電車の遅延で遅れてるしそれまで話が進まなそうだし」

 

虹「まぁ確かにこれ以上は進まないけどさ…」

 

り「という訳でやってみよう」

 

喜「うーん…怖いけど楽しそうですね!!」

 

確かにぼっちちゃんが居ない以上…何もすることないし別にいいか

いつも通り喜多ちゃんも乗り気みたいだし。でも怖い話って何かあるかな?

 

虹「うーん…」

 

喜「あ、でしたら私からいいですか?」

 

り「郁代、何かあるの?」

 

喜「怖い話ではないんですけど…この前体験した怖い話ですね」

 

(回想)

 

中学校の夏休みお母さんたちと博多に遊びに行った事があるんですよね

本当は飛行機から行くつもりだったんですけど楽しむためと新幹線で行くことにしたんです

 

喜「ついたー!ここが博多駅なのね!」

 

久「郁代ーあまりはしゃいじゃだめよー?」

 

実「おおお!!母さん、あれって最近有名ドラマに出た場所じゃないか!?」

 

久「あなたもはしゃがないで!!」

 

いつものように私もお父さんも慣れてない所を見てキラキラと目を輝かせて色んな所に走っていったの

楽しかったし仕方ないわよね?それに夏休みにしては人が少なくて歩きやすかったもの

 

まぁその人が少ないせいで怖いことが起きたんですけどね

一通り見終わってようやく駅の外に出ようとした瞬間私の服の端を誰かが掴んだの

 

喜「?」

 

周りには誰も居ないしお母さん達も私の前にいる…誰も引っ張れる筈はないのにはっきりと感じたんです

最初は気のせいかと思って足をもう一歩進めた途端…

 

喜「きゃっ!?」

 

今度は足を掴まれたように転んでしまったんです

お母さん達も心配して戻ってきてくれてようやく駅を出れたんですけどなんだか気になって近くのお手洗い場で掴まれた感覚がした場所の服をめくると…はっきりと手形が…

 

(終わり)

 

喜「と、いうことがありました」

 

虹「ひぃぃ!!本当の怖い話じゃん!?」

 

り「郁代、ホラー嫌いだから期待してなかったけど意外と体験してるんだ」

 

喜多ちゃんの話が終わって震えが止まらない!!

周りに人がいないのに掴まれるって怖すぎるでしょ!?しかも後が残ってるなんて絶対に幽霊に違いない…この本当にあった怖い話の後に私の話をするの…?なにも思いつか…あっ

 

虹「じゃ、じゃあ次私が行くね」

 

り「虹夏が離そうとするなんて珍しい」

 

虹「まぁ、たまたま思い出した話があるだけなんだけどね」

 

怖いものが嫌いな私だけど一つだけ怖い話があったのを思い出した

それは

 

(回想)

 

私が多分小学生になる前くらいの話かな?

その頃はお姉ちゃんと一緒に寝ていたんだけどその日はお姉ちゃんが扉を開けた一つ隣の部屋で眠ってたんだよね

 

虹「んっ…」

 

なんだかその日は寝苦しくて目が覚めちゃったんだ

そのまま天井を見てボーッとしていたんだけどなんとなくお姉ちゃんの方が気になって寝転んだまま隣の部屋に視線だけ向けたの、そしたら眠ってるお姉ちゃんの横顔とその枕元になにか白いものが見えたの

 

虹「……?」

 

確か私が見える範囲には黄色い大きなタンスしか見えないはずなのにお姉ちゃんを見下ろすように何かいて目を凝らすとタンスより少し大きな白い服を来た女の人がいたの

 

虹「っ…!?」

 

お母さんはそこまで大きくないし男の人には見えない…すぐにこの世の物じゃないと直感で分かって毛布を深く被った

 

その時から怖いものが苦手な私はプルプルと震えていたんだけど…さっきまでなかった気配?のようなものが明らかに私の横に立ってるのを感じたんだ

 

もう心の中で早く眠ってって何回唱えたか分からないんだけど気がついたら朝になってたの

 

星「お前何時まで寝てるんだ…って起きてるじゃん…朝ごはん出来たらしいから早く行くぞ」

 

虹「お、お姉ちゃん…うわーん!!」

 

星「はぁ!?な、なんで泣くんだよ!?ってか抱きつくなー!」

 

お姉ちゃんの何時もの顔を見て安心した私は抱きついて大泣したんだよね…結局お姉ちゃんやお母さんにその話をしても信じて貰えないし…なんだったんだろうね?

 

(終わり)

 

虹「あれは本当に怖かったなぁ……」

 

喜「先輩も怖い体験あるじゃないですか!?しかも全体が見えるなんて…」

 

り「私、その話初耳なんだけど」

 

虹「リョウに言ったらなんて馬鹿にされるか分からなかったからね」

 

り「そんな事はしない、笑うだけ」

 

虹「してるじゃん!!」

 

今だから言ったけどあの時にその話をしたらおちょくるのは目に見えてるからね…

 

り「それじゃあ最後は私だね」

 

虹「リョウのホラーとか絶対にやばいじゃん…」

 

喜「せ、先輩…お手柔らかにお願いしますね…?」

 

り「任せて」

 

(回想)

 

あれは私がぼっちと付き合う前の話、私がいつものようにぼっちにご飯を奢ってもらおうとしたんだ

 

り「ぼっちごめん、ここのカレー代わりに払っててくれない?」

 

ぼ「えっ…まっまたですか…?」

 

り「最近また草しか食べてなくて…」

 

ぼ「わっわかりました…なので見つめないでください…」

 

ぼっちの厚意でなんとか食いつなげることが出来たんだよね

お腹も満腹になってぼっちと公園でのんびりすることにしたんだ

 

り「ふぅ…これで暫くは持つかな」

 

ぼ「あの…ちゃんと返してくださいね」

 

り「私が返さない時あった?」

 

ぼ「今月3回目ですけど」

 

そんな話をぼっちとしていると突然

 

?「へー?今月3回目なんだー何食べたのー?」

 

り「カレーにオムライス…焼きそばかな?あそこのオムライス美味しかったしまた行こうね、ぼっち」

 

あれ?今の声ぼっちの声じゃなかったような…それにぼっちと一緒に食べたんだから覚えてないとおかしいよね

嫌な汗が流れてゆっくりと後ろを振り向くと…

 

(終わり)

 

り「そこには虹色に光る○ロリーが…」

 

喜「ひっ!?」

 

虹「私のことじゃん!!!」

 

最後まで黙って話を聞いてたけどそれたまたま近くを通った時にリョウがお金を借りたって聞こえたからとっちめたときの話じゃん!?まるでお化けに会ったみたいに話て…今日という今日は絶対にゆるさない!!

 

り「ふっ虹夏の攻撃は私にはもう通用しないから」

 

虹「ぬぅぅ!!」

 

喜「ふ、2人とも暴れないでくださいー!」

 

私が掴もうとするとのらりくらりと避けられて掴めず得意の絞め技に持っていけない

だけど今日を許したらまた同じような感じで私が筋肉キャラにされてしまうし…絶対に捕まえないと!!

 

り「あっ」

 

虹「へ?」

 

何度も攻撃をしているとリョウの足がもつれたのか私の方に倒れてきた

絶好のチャンス!と思ったけど私も予想外の行動だったせいで掴めずそのままリョウに押し倒される形で倒れ込んでしまった

 

り「いたた」

 

虹「っ〜!急に倒れ…んっ!?ど、何処触ってるの!?はやくど」

 

ぼ「おはようございま…え?」

 

り「あっ」

 

倒された表紙にラブコメみたく胸を揉まれてしまった、しかもそのタイミングでぼっちちゃんがやってきてしまった

そういえば前に嫉妬の片鱗を見せた時は寒気がしたし…は、はやく誤解を解かないと

 

ぼ「…」

 

り「ま、まってぼっち…これは事故だから」

 

虹「そ、そうだよ!たまたまだから!」

 

ぼ「あっ大丈夫です」

 

珍しく息があったのか私とリョウがぼっちちゃんを説得しようとするとあっさり許されてしまった

…よ、良かった…浮気判定されたら私までもどうなるか分からなかったよ…

 

ぼ「でも体調が悪いので今日は早退してもいいですか?」

 

り「え?」

 

虹「そ、そうなんだ…」

 

どこかぼっちちゃんの様子がおかしい気がする、それにさっきまで怖い話をしていた時と同じ…いや、それ以上に寒気を感じる気がする…喜多ちゃんも何かを感じてるのか静かになってるし

 

ぼ「なので…送っていって欲しいです。リョウ[[rb:さん > ・・]]♪」

 

あっこれ絶対に許してない顔だ。珍しく笑顔のぼっちちゃんだけど目の奥が笑ってないしリョウから聞いた話だとさん付けで呼ぶ時はぼっちちゃんが本気の時らしい…

そんなことを考えているとぼっちちゃんがリョウの手を掴んだ

 

り「えっ、ぼっち…ひとりさん???」

 

ぼ「…どうしました?」

 

り「怒ってる?」

 

ぼ「あっ怒ってはいません。だけど…先輩の恋人が誰かハッキリさせたいなーって思いはしました」

 

り「…虹夏!郁代!?助けて!?」

 

ぼ「それでは…失礼します」

 

り「まってなんでこういう時力強いの…ふ、2人ともたす」

 

無情にも閉まる扉、私と喜多ちゃんはなにもすることが出来なかった…哀れ山田…人をおちょくるから天罰がくだったのだろう…

 

そして私達は思った

 

虹/喜「(絶対にひとりちゃん(ぼっちちゃん)の嫉妬の方が怖い)」

 

 

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