神様に色々な世界に飛ばされて歴史を変えてきた俺だが、最愛の人ができ、最後の異世界転移を神様に告げられた時、一つだけ納得いかない事が有ったので文句を言ったら、それを叶えて貰った話。+上条美琴物語(笑) 作:仏のマスター
「あれっ? 大和さん、寝ちゃったんですか?」
気づけば椅子に座ったまま瞼を閉じ、眠りについている大和さんの姿があった。
「アレでかなり無理をしていたのだろう……今はそっと休ませてあげてなさい」
カエル顔の医師の言葉に、私は大和さんの隣に座り、崩れ落ちそうになっていた体を支えようとしたんですが、座ると同時に崩れてきて、私が膝枕をしている様な態勢になってしまいました。
「「あらあら」」
「見せつけてくれますわね、初春」
そんなつもりはなかったのですが、大和さんも目覚める雰囲気がなかったので、そのまま膝枕をしてあげる事にしました。
場は天界に戻り…………
「御苦労じゃったな大和よ」
「ここに来たって事は……ここで終わりって事ですか?」
「あぁ〜その件なのじゃが、一つ確認をと思ってな」
「?」
創造神様の話では、今回話としては一応完結したが、初春さんに何も説明していない事を指摘されたのだった。
このままだと元の世界に戻ると同時に、とある科学の超電磁砲の世界の本来の有川大和が戻った時に色々と困るのではないかと……そうだ……俺が入ってる間ってその世界の有川大和は記憶が飛ぶんだった…………
「神様! それヤバイよ!」
「だから確認をと呼んだのじゃ……それでどうする?」
「なんとかしてぇ!!」
「ふぅ……まぁそう言うじゃろうと思って救済措置を用意した。最後の最後じゃし特例でな」
創造神様の話では、現状の俺を分離させ、一人をとある科学の超電磁砲の世界に、もう一人を元の世界に戻すという話だった。
「神様最高! それ採用で!」
そして創造神様の力で分離された俺が目の前に現れる。
「「うわっ!?……俺が居る」」
「自分を見て驚くでないわ。それで? どちらがどっちの世界に行くのじゃ?」
「「…………」」
「……多分俺がレールガンの世界の方なんだろうな」
目の前の俺が言うには、封印している気がこっちにあって、カシン化の気の開放状態に向こうの俺はなれないらしい。
浄化された後、最終的には封印を解き、元に戻す話になっているので、俺が元の世界に戻る事になった。
「初春さんと幸せにな」
「そっちこそあの二人を泣かせんじゃねーぞ」
俺達は硬い握手を交わし、それぞれの世界へと戻っていった。
「……さて、新しい使徒を探さねばならんくなったのぅ……あっ、あやつなぞ良いかもしれんの」
「あっ、目が覚めましたか?」
目が覚めると、初春さんが俺を覗き込むような形で……しかも後頭部に柔らかな感触……これは!?
自身の状態を知り、嬉し恥ずかし膝枕状態に少し照れてしまう。
「あ、うん。ただいま」
「? えっと……おかえりなさい? 何かおかしな感じですね、ふふっ♪」
さっきまで創造神様のとこにいて、使徒を辞めてきたなんて言っても信じてもらえないだろうな(笑)
けど良いや……これからもこの笑顔と共に生きていければ…………
三人)ここまで読んでくれた皆様ありがとうございました!!!
マ)美琴×当麻ルートも忘れられない内には更新したいと思います(;´∀`) あとアフターも書けたら……