「お前は…」
忘れもしない、TDCの前に戦ったガスタ使いだ。
服装は全く違うが、それでも彼から発するオーラのようなものは一緒だ。
「ペンデュラムシンクロとペンデュラムエクシーズか…。ペンデュラム召喚はほかの召喚法と組み合わせることで真価を発揮できるのか」
倒れている遊矢の元へ向かう。
そして、先ほど遊矢が召喚した《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》を手に取る。
(なるほど、これが《ダーク・リベリオン》がペンデュラムの力を得た姿…)
少しだけ見ると、侑斗はそのカードを遊矢のデュエルディスクに戻す。
こっそりと隠していたカードを2枚紛れ込ませる形でだが。
「翔太君、遊矢君を運ぶの、任せてもいいかな?」
「はぁ…俺は誰にも指図される覚えはねえぞ?それにお前は何者だ?」
遊矢を抱えさせられ、不満たっぷりの声で質問する。
「僕?僕は剣崎侑斗。通りすがりのデュエリスト…ってところかな?」
「何…侑斗だと??」
名前を聞いた翔太の脳裏にユートの姿が浮かぶ。
偶然なのか何か理由があるのか、名前が彼と同じだ。
「え?僕の名前、聞いたことがあるの?」
「そういう訳じゃねえけどな…(通りすがりのデュエリストだって…?キザなことをいいやがる)」
心の中で悪態をつきながら、気を失ったままの遊矢を見る。
もし侑斗に制止されなければ、本気で殺してしまうところだった彼を。
(《HADES》…こいつが俺のあいつへの殺意を増幅させたのか?)
「君のデュエルディスクに権現坂君の位置データを送ってあるから、そこへ彼を連れて行っておいて」
そう言うと、侑斗は近くに止めていたバイクに乗る。
薄い緑を基調としたミニモトクロスレーサーで、なぜかディスプレイとデュエルディスク、そしてサイドカーがついている。
細部の色彩は青になっていて、車体の左右には緑色の羽根が左右についている白いライオンの頭部を模ったエンブレムがついている。
(ん…このエンブレム、確か俺たちが載っていたバスの運転手やオベリスクフォースと戦っていた奴らのバッジにもあったな)
「じゃあ、僕はそろそろ行かないと」
「待て!お前…本当に何者なんだ?」
「…この大会が終わったら話すよ。ああ、それからバスはちゃんと本社に到着してるから、安心してね」
そう言うと、ヘルメットをつけてDホイールを発進させる。
方角から考えると、どうやら氷山エリアへ向かうようだ。
(ちっ…あの仮面野郎どもといい《HADES》といい《オッドアイズ・リベリオン》といい、一体何が起こってやがんだ…?)
一方、氷山エリアでは…。
「あ、あ、ああ…」
柚子が足を震わせながら、氷の塊まで1人の少年に追い詰められている。
服装はいつものノースリーブの制服ではなく、セレナが着ていた制服だが。
追い詰めている少年は顔立ちは遊矢そっくりだが、紫色の髪と貴族風の服装で、赤いマントをつけている。
「助けて…遊矢…」
「おとなしく僕についてきてよ、じゃないと…彼らみたいになるよ?」
柚子の手に握られる2枚のカードに指を差す。
1枚は青い羽毛のジャンバーで、そばかすのある茶髪の少女が描かれていて、もう1枚には黒い肌でインド風の服装をした小柄な少年が描かれている。
彼らのようになるということは、おそらく翔太が以前見たように、カードに封印されるということだろう。
柚子は少年に圧倒されている。
今できるのはどこにいるのか分からない幼馴染に助けを求めることだけだ。
「うるさいなぁ、黙らないと…」
「悪いけど、君に彼女を渡すわけにはいかない」
「何?」
バイクのエンジン音が大きくなる。
「ウィンダ!!」
「うん!」
ウィンダの名前を呼ぶと、すぐにそばで精霊状態になっていた彼女が実体化する。
服装は変化していないが、成長したためか、背が伸び、かわいらしさよりも美しさが目立つようになっている。
実体化するとすぐにウィンダは少年に向けて風を飛ばす。
「うわっ、お前は…剣崎侑斗!!」
風によって上空へ浮き上がったのを確認すると、侑斗を乗せたバイクが柚子の傍まで行く。
「良かった、無事で…」
「…」
侑斗から手を差し伸べられるが、柚子はガタガタ震えたまま動けずにいる。
無理もない、先ほどまで恐ろしい目に合っていたのだから。
何も言わず、彼女をサイドカーに乗せていると、少年がウィンダの風を力づくで振り払い、侑斗の前まで向かう。
「剣崎侑斗…」
「君は…ユーリ君でだね。融合次元の。顔立ちだけ見たら、遊矢君に似ているね」
バイクに乗ったまま、じっとユーリを見る。
ウィンダも実体化したまま、侑斗の隣へ行く。
「全く、プロフェッサーの命令で柊柚子を連れて行かなきゃいけないんだ。どうして邪魔をするのかなぁ?」
「間違っているからさ、プロフェッサーが」
「間違っている…どうしてなのさ?すべての次元を統一するという高潔な目標のどこに間違いがあるのかな?」
「君を倒したら、ゆっくり教えてあげるよ。君のようなタイプはこうしなきゃ聞かないということは経験済みだから」
バイクに装着されているデュエルディスクを外し、左腕に装着する。
ユーリも自身のデュエルディスクを展開しようとすると、急に彼の背後から10人近くのオベリスクフォースが現れる。
それと同時に、ユーリのデュエルディスクに通信が入る。
(ユーリ、任務は中止だ)
「プロフェッサー?」
(あの男、剣崎侑斗は底知れぬ男だ。そして…お前にはもっと重要な役目がある)
「…プロフェッサーの仰せのままに。運が良かったね、剣崎侑斗」
通信を切ると同時に、ユーリがデュエルディスクにコマンドを入力する。
すると、彼の体が青い光に包まれる。
「ユーリ…」
「力が手に入ったら、改めて挑戦させてもらうよ。彼らに殺されないようにね?」
遊び相手に別れの挨拶をし、ユーリは光とともに消えて行った。
「ウィンダ…柚子ちゃんとトルネイダーをお願い」
「大丈夫なの、ユウ?1人だけで…」
「うん、それに…ヴァプラ隊ももうすぐ来るから」
そう言うと、侑斗はオベリスクフォース達の元へ歩いていく。
「プロフェッサーのために、お前には消えてもらう!!」
オベリスクフォースの2人が所持していたロケットランチャーを発射する。
侑斗を貫こうと突撃する2つのミサイル。
しかし、風の目によって動体視力が格段に上達した侑斗はわずかに身をそらすだけでそれを回避した。
獲物を貫けなかった2つのミサイルはそのまま上空を舞い、後方のビルに命中した。
「全く…ソリッドビジョンで見えないと思うけど、ここは街中なんだよ?危ないじゃないか」
「くそ…!!やっちまえ!!」
5人のオベリスクフォースが侑斗を包囲する。
デュエルディスクの機能限界により、最大でも5VS5までしか対応できていない。
残りの5人がバイクを襲おうとするが、ウィンダが起こした風によって何度も吹き飛ばされる。
「バトルロイヤルルールか…じゃあ、僕は最初は手札10枚、ライフ8000でやるよ。そうでないと、ハンデがありすぎるからね」
「構わないぜ…いくらお前がプロフェッサーすら恐れるデュエリストとはいえ、5人相手なら敵わないからな!!」
「「デュエル!!」」
侑斗
手札10
ライフ8000
オベリスクフォースA
手札5
ライフ4000
オベリスクフォースB
手札5
ライフ4000
オベリスクフォースC
手札5
ライフ4000
オベリスクフォースD
手札5
ライフ4000
オベリスクフォースE
手札5
ライフ4000
「僕の先攻、僕はカードを2枚伏せ、《霊獣使いの長老》を召喚」
緑のマントとズボン、茶色い袴のような服を着た白髪の老人が書物を読みながらフィールドに現れる。
霊獣使いの長老 レベル2 攻撃200
「このカードの召喚に成功したターン、僕は追加で霊獣モンスターを召喚できる。僕は更に《精霊獣カンナホーク》を召喚」
《霊獣使いの長老》が草笛を吹くと、上空から雷を宿した緑色の鷹が降りてくる。
精霊獣カンナホーク レベル4 攻撃1400
「僕は手札から永続魔法《魂吸収》を発動。これにより、僕はこれからカードが除外されるたびに、1枚につき500ライフを回復する。そして《カンナホーク》の効果発動。1ターンに1度、デッキから霊獣カード1枚を除外し、2回目の僕のターンのスタンバイフェイズ時にそのカードを手札に加える。僕はデッキから《精霊獣アペライオ》を除外する」
デッキから《精霊獣アペライオ》が排出されると、デュエルディスクに増設された除外スペースに収納される。
これは聖霊獣騎デッキを手にして、除外を多用することになったため、自分の協力者に依頼して改造してもらったためだ。
「聖霊獣騎は僕のフィールド上に存在する素材となるモンスターを除外することで融合する!僕は《長老》と《カンナホーク》で融合!」
《霊獣使いの長老》が口笛を吹くと、《精霊獣カンナホーク》が彼を乗せて上空へ飛んでいく。
「希望を受けつぎし長よ、雷鳴の鷹よ、霊獣の契約の元、今こそ1つに!融合召喚!炎の精霊獣騎、《聖霊獣騎アペライオ》!!」
すると、どこからか金髪の縦ロールで緑が基調で腹部を露出させた服の少女、《霊獣使いレラ》を乗せた真紅の獅子が降りてくる。
獅子の体のいたるところには緑色の蔓や草でできた装飾が施されていて、自らが宿している炎の影響を一切受け付けていない。
聖霊獣騎アペライオ レベル6 攻撃2600
「融合なしで融合召喚だと…!?」
「更に《魂吸収》の効果で、僕はライフを1500回復するよ」
侑斗
ライフ8000→9500
「更にこのカードは僕のフィールド上に精霊獣騎モンスターが特殊召喚されたターンに1度、手札から特殊召喚できる。《霊獣使いアトゥイ》を特殊召喚」
オレンジのショートヘアで緑色の丈の短いタンクトップ風の服と青いショートパンツを身に着けた少女が現れる。
霊獣使いアトゥイ レベル5 攻撃1400
「このカードの特殊召喚に成功した時、墓地または除外されている霊獣モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる!僕は《精霊獣カンナホーク》を特殊召喚!」
《霊獣使いアトゥイ》がその場で舞を披露すると、上空に次元の裂け目が出現し、そこから《精霊獣カンナホーク》が飛び出してくる。
精霊獣カンナホーク レベル4 守備600
霊獣使いアトゥイ
レベル5 攻撃1400 守備1800 チューナー 風属性 サイキック族
自分は「霊獣使いアトゥイ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
「霊獣使いアトゥイ」の(2)の効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):このカードは自分フィールド上に「精霊獣騎」モンスターの特殊召喚に成功したターン、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地または除外されている融合モンスター以外の自分の「霊獣」モンスター1体を対象に発動できる。そのモンスターを自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。
「くっそぉ、また精霊獣と霊獣使いが…!」
「そして、《カンナホーク》の効果を発動。今度は《精霊獣ペトルフィン》を除外する」
大きな青い宝石でできた飾りを額につけ、銀のアクセサリーを体の至る部分につけたピンク色のイルカが次元のはざまに現れた青い海の中へ飛び込んでいく。
それと同時に、《魂吸収》のカードが光り、侑斗の体を癒していく。
侑斗
ライフ9500→10000
「僕は《聖霊獣騎アペライオ》と《アトゥイ》、《カンナホーク》で融合!少女を乗せし灼熱の獅子よ、北の海の舞姫よ、雷鳴の鷹よ、霊獣の契約の元、今こそ1つに!融合召喚!光纏いし獣の王者、《聖霊獣騎ガイアペライオ》!!」
(お願いします、皆さんの力を貸してください!!!)
なぜか侑斗の耳にウィンダ以外の少女の声が聞こえる。
聞こえたのはフィールドからで、そこにいる少女としたら《霊獣使いレラ》しかいない。
それにこたえるように、《霊獣使いアトゥイ》と《精霊獣カンナホーク》の姿が光に代わり、《精霊獣騎アペライオ》を包み込んでいく。
一瞬まぶしい光が発生した後、《精霊獣騎ガイアペライオ》が現れる。
聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
侑斗
ライフ10000→11500
「僕はカードを3枚伏せ、ターンエンド」
侑斗
手札10→3
ライフ11500
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
魂吸収(永続魔法)
伏せカード3
オベリスクフォースA
手札5
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースB
手札5
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースC
手札5
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースD
手札5
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースE
手札5
ライフ4000
場 なし
「くっそぉ、1ターン目からレベル10の融合モンスターを…!俺のターン!俺は手札から魔法カード《融合》を発ど…!?」
フィールドに現れた《融合》のソリッドビジョンが炎に包まれ、灰となる。
「僕は《ガイアペライオ》の効果と永続罠《マクロコスモス》を発動したよ。《マクロコスモス》は墓地へ送られるカードを除外し、《ガイアペライオ》は手札の霊獣カード1枚を除外することで、相手のカード効果を無効にし破壊する」
「うぐぐぐ…」
苦しげな声を上げながら、《融合》のカードをカードケースにしまう。
「《融合》と僕の手札の《精霊獣ラムペンダ》を除外したことで、僕は1000ライフを回復するよ」
侑斗
ライフ11500→12500
「くっ…俺は手札から《古代の機械猟犬》を召喚!」
古代の機械猟犬 レベル3 攻撃1000
「このカードは1ターンに1度、相手フィールド上にモンスターが存在するとき、相手に600のダメージを与える!」
《古代の機械猟犬》が口に内蔵されているビーム砲を発射する。
侑斗は真正面からビームを受けるが、彼の身を包んでいる薄い風の膜がダメージを無力化した。
侑斗
ライフ12500→11900
「僕は永続罠《霊獣の以心伝心》を発動。相手ターンに1度、除外されている僕の霊獣カード1枚につき、300のダメージを与えることができる!」
「何ぃ!?」
次元のはざまから《精霊獣アペライオ》が現れ、オベリスクフォースEを炎の爪で切り裂く。
「除外されている僕の霊獣カードは7枚。よって、2100ポイントのダメージだ!」
「ぐあああああ!!」
オベリスクフォースE
ライフ4000→1900
霊獣の以心伝心
永続罠カード
「霊獣の以心伝心」はフィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
(1):1ターンに1度、相手ターンのメインフェイズに発動できる。ゲームから除外されている自分の「霊獣」カード1枚につき300のダメージを相手に与える。
「ぐぅぅ…俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」
侑斗
手札3→2
ライフ11500
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
魂吸収(永続魔法)
マクロコスモス(永続罠)
霊獣の以心伝心(永続罠)
伏せカード1
オベリスクフォースA
手札5→2
ライフ4000
場 古代の機械猟犬 レベル3 攻撃1000
伏せカード1
オベリスクフォースB
手札5
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースC
手札5
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースD
手札5
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースE
手札5
ライフ1900
場 なし
「くっそう、何なんだコイツは!!」
オベリスクフォースBは汗をかきながら、侑斗を見る。
《精霊獣騎ガイアペライオ》の効果は手札に霊獣カードがあれば、それを除外することで何度でも相手のカード効果の発動を妨害できる驚異的なものだ。
しかし、今の侑斗の手札は2枚。
仮にすべて霊獣カードだったとしても、使えるのはあと2回だ。
ただし《霊獣の以心伝心》により、今デュエルをしている5人の中から2人は確実に倒されてしまう。
「俺は手札から魔法カード《サイクロン》を発動!!《霊獣の以心伝心》を破壊する!!」
「じゃあ僕は手札の《霊獣の誕生》を除外して、その発動を無効にするよ」
発動と共に発生した竜巻が《聖霊獣騎ガイアペライオ》の獅子の口から放たれた火球により、一撃で霧散してしまう。
「そして、カードが除外されたことで僕のライフが回復する」
侑斗
ライフ11500→12500
「更に僕はゲームから除外した魔法カード《霊獣の誕生》の効果を発動。このカードがゲームから除外された時、自分の墓地にカードがなく、除外されている僕の霊獣モンスターが4体以上存在する場合、デッキからカードを2枚ドローする」
「何!?このタイミングで手札補充だと??」
侑斗
手札2→3
霊獣の誕生
通常魔法カード
「霊獣の誕生」の(2)の効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):自分フィールド上に「霊獣」モンスターが存在する場合にのみ発動できる。自分の墓地に存在するカードを3枚までゲームから除外する。
(2):このカードがゲームから除外された時、自分の墓地にカードがなく、自分の「霊獣」モンスターが4体以上ゲームから除外されている場合に発動する。自分はデッキからカードを2枚ドローする。
(何やってんだよこの野郎!!手札補充の手助けをしやがって…!!)
オベリスクフォースAが心の中でBを責めつつ、伏せているカードを見る。
そのカードは永続罠《デモンズ・チェーン》で、《聖霊獣騎ガイアペライオ》の効果と攻撃を封じ込めることができるカードだ。
ただし、手札が3枚になったことで更にそのカードを発動しづらくなってしまった。
「《霊獣の以心伝心》の効果で、5人目のあなたには退場してもらう!」
再び次元のはざまが発生し、そこから8つの風の弾丸がオベリスクフォースEに向けて発射される。
「うわあああああ!!!」
オベリスクフォースE
ライフ1900→0
「くっそーもう1人やられたのか!!?」
バイクを襲おうとしていたオベリスクフォースの1人が仇を討つために乱入しようとする。
「やめろ!!お前、乱入ペナルティを忘れたのか!!?」
その言葉に彼がハッとする。
舞網チャンピオンシップでは、デュエルをしていない状態で他の日とのデュエルに乱入した場合、ペナルティとして2000ものダメージを受ける。
そして、《霊獣の以心伝心》の効果を受ければ、受けるダメージは2400。
ペナルティによって残りライフ2000になった状態では何もできないままお陀仏となってしまう。
(乱入ペナルティのことを知っている…。ということは)
乱入ペナルティについては3回戦中に乱入してきたオベリスクフォースが知るはずのないルールだ。
それを知っているということはある可能性を意味する。
(LDSに…内通者が?)
「俺は…モンスターを裏守備表示で召喚。カードを2枚伏せ、ターンエンド」
侑斗
手札3
ライフ12500
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
魂吸収(永続魔法)
マクロコスモス(永続罠)
霊獣の以心伝心(永続罠)
伏せカード1
オベリスクフォースA
手札2
ライフ4000
場 古代の機械猟犬 レベル3 攻撃1000
伏せカード1(《デモンズ・チェーン》)
オベリスクフォースB
手札5→2
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
伏せカード1
オベリスクフォースC
手札5
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースD
手札5
ライフ4000
場 なし
(まずい…まずいぜ、こいつは!!)
あまりの焦りと緊張でDの手が汗でぬれ、手札を握る手に力がこもる。
このまま侑斗が《霊獣の以心伝心》の効果を1人に向けて2回使用したら、確実に1人倒される。
更に他のメンバーは助けに行こうとすれば、何もできないままEと同じ運命をたどるのは明白だ。
そのカードを破壊しようにも《精霊獣騎ガイアペライオ》に妨害されてしまう。
「俺のターン!!」
しかし、完璧な戦略であるわけではない。
何らかの手で《霊獣の以心伝心》が破壊されたら、逆に侑斗が苦戦することになる。
「俺は手札から魔法カード《手札抹殺》を発動!」
「墓地肥やしはさせない!手札の《霊獣使いレラ》を除外し、発動を無効にする!」
発動宣言を聞き、Bが笑みを浮かべる。
「それを待っていた!カウンター罠《天罰》を発動!手札1枚を捨てることで、モンスター効果の発動を無効にする!」
上空に雷熊が発生し、落雷が《精霊獣騎ガイアペライオ》を襲う。
(きゃ!!?ユウ様、助けてください!!)
また聞こえた少女の声。
レラとしたら、侑斗にはいつも自分で作った庵に籠り、風を調べながら気ままに過ごしている優男である《ガスタの風詠みレラ》しか頭に浮かばない。
「(おっと、考える前に…!)カウンター罠《魔宮の賄賂》!相手にカードを1枚ドローさせる代わりに、相手の魔法・罠カードの発動を無効にし、破壊する!」
《魔宮の賄賂》から飛び出した巨大な金貨が雷を受け止める。
「止められただと!!?くっそーーー!」
(ふう…ユウ様、助かりました!)
「ええっと…レラちゃんで良かったんだっけ?」
(はい!ひいおじいさまの友達で、ガスタの英雄と聞いています!でもびっくりしましたよ!風占いをしていたら、私のカードを手にするユウ様が見えたので)
「レラ…話はあとにしよう。早くこの状況を脱しないと」
(わかりました、ユウ様!)
敬礼をした後、再びレラはオベリスクフォース達を見る。
新しいデッキを手にするとともに、また新たな精霊、更にいうとガスタの末裔と会うことになる。
人と精霊の魂を持つ侑斗とガスタの縁は想像以上にあるようだ。
「《魂吸収》の効果で、僕は合計2500ライフを回復する」
侑斗
ライフ12500→15000
手札から墓地へ送られたカード
・古代の機械獣
「ぐぅぅ…また防がれた!!」
5人がかりで挑んでいるにもかかわらず、侑斗の動きを封じることができない。
「こ、こうなったらここで逃げたほうが…」
「馬鹿!俺たちには逃げるという選択肢がないんだぞ!!」
Aが焦りながらそう口にする。
オベリスクフォースはアカデミアの中でもエリートに位置する。
仮にその自分たちがこのまま怖気づいて逃げてしまうと、もはや自分たちに未来はない。
嘲笑を受けるだけでなく、下手をすればユーリかプロフェッサーに粛清されてしまうかもしれない。
「5人がかりでも僕を倒せないのか…」
「く…バカにしやがって!!」
精神的に追い詰められていた彼らは軽い挑発にも過敏に反応してしまう。
「相手フィールド上にのみモンスターが存在するとき、このカードは手札から特殊召喚できる!《古代の機械偵察兵》を特殊召喚!」
胴体は《古代の機械猟犬》と同じだが、頭部に巨大なデジカメ、胴体の両サイドにはピストルがついている異様な機械が現れる。
古代の機械偵察兵 レベル3 攻撃1000
「このカードはアンティーク・ギアモンスターの2体分のリリースとすることができる。俺は《古代の機械偵察兵》をリリース!現れろ、古の技術の結晶!《古代の機械守護者》!!」
《古代の機械偵察兵》が白い光となると、その中から両腕にバリア展開装置付きのタワーシールドを装備した《古代の機械巨人》が現れる。
古代の機械守護者 レベル8 攻撃0
古代の機械偵察兵(アンティーク・ギアサーチャー)
レベル3 攻撃1000 守備1500 効果 地属性 機械族
「古代の機械偵察兵」は1ターンに1度しか(1)の方法で特殊召喚することができない。
(1):自分フィールド上にモンスターが存在せず、相手フィールド上にモンスターが存在するとき、このカードは手札から特殊召喚することができる。
(2):「アンティーク・ギア」モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは2体分のリリースとする事ができる。
「このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示となる」
《古代の機械守護者》が緑色のバリアを展開させながら、その場で片膝をつける。
古代の機械守護者 レベル8 攻撃0→守備3000
侑斗
ライフ15000→15500
「そしてこのカードが存在する限り、俺たちのアンティーク・ギアモンスターは戦闘では破壊されない!!これで時間を稼いでやる!!」
《古代の機械守護者》の背中に追加で装着されたウェポンラックが開き、そこから茶色い放熱板のようなものが複数射出される。
そして、そのうちの3基が《古代の機械猟犬》を包むように緑色のバリアを展開させた。
古代の機械守護者(アンティーク・ギアガーディアン)
レベル8 攻撃0 守備3000 効果 地属性 機械族
このカードはフィールド上に存在するとき、カード名を「古代の機械巨人」としても扱う。
(1):このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示となる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールド上に存在する「アンティーク・ギア」モンスターは戦闘では破壊されない。
「更に俺は手札から魔法カード《機械複製術》を発動!このカードは俺のフィールド上に存在する攻撃力500以下の機械族モンスター1体と同名のモンスターを2体までデッキから特殊召喚できる!!」
「僕は《霊獣の以心伝心》の効果を発動。4人目の人に2700のダメージを!」
再び次元の裂け目が出現し、9つの風の弾丸がDを貫いていく。
「うわああああ!!」
オベリスクフォースD ライフ4000→1300
「だ、だが…もう《機械複製術》は止められん!!」
上空に茶色い装甲でできた飛空艇が出現し、そこから2つのコンテナが投下される。
コンテナが開くと、そこから2体の《古代の機械守護者》が現れる。
古代の機械守護者×2 レベル8 守備3000
侑斗
ライフ15500→16000
「お…《ガイアペライオ》の効果を発動しなかったぞ!!」
初めてカード効果を妨害されなかったことで、AからCの表情が明るくなる。
もう手札には霊獣カードがない。
これからこれまでの苦痛を倍にして返してやろう。
そのようなことを考えながら、Cは次の手を打つ。
「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」
「ここで俺は永続罠《デモンズ・チェーン》を発動!」
待ってましたと言わんばかりにAが《デモンズ・チェーン》を発動すると、《精霊獣騎ガイアペライオ》が鎖で拘束される。
「これで、お前の切り札である《ガイアペライオ》の攻撃と効果はおしまいだ!!」
侑斗
手札3
ライフ16000
場 聖霊獣騎ガイアペライオ(《デモンズ・チェーン》の影響下) レベル10 攻撃3200
魂吸収(永続魔法)
マクロコスモス(永続罠)
霊獣の以心伝心(永続罠)
オベリスクフォースA
手札2
ライフ4000
場 古代の機械猟犬 レベル3 攻撃1000
デモンズチェーン(永続罠)
オベリスクフォースB
手札2→1
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
オベリスクフォースC
手札5→1
ライフ4000
場 古代の機械守護者×3 レベル8 守備3000
伏せカード1
オベリスクフォースD
手札5
ライフ1300
場 なし
「ば、バカ野郎!!《霊獣の以心伝心》が残っていたら、俺がくたばってしまうだろ!?」
「黙れ!!何もしていないくせにギャーギャーわめくな!」
「《霊獣の以心伝心》の効果発動!」
言い争いを始めるオベリスクフォース達の注意をデュエルに向けるため、侑斗はすぐに効果発動を宣言する。
スタンバイフェイズでなっても、Dにできることは何もない。
9つの風の弾丸に撃ちぬかれた哀れな男は静かに倒れた。
オベリスクフォースD
ライフ1300→0
「これで…4人目の人のターンは終了。僕のターンだね…」
「…ああ!!さっさとドローしろーーー!!」
5人中2人が何もできずに倒され、残り3人のオベリスクフォースがやけくそ気味に吐き捨てる。
「僕のターン、ドロー」
侑斗
手札3→4
「僕は手札から魔法カード《カオス・グリード》を発動。僕の墓地にカードがなく、僕のカードが4枚以上ゲームから除外されているとき、デッキからカードを2枚ドローする。そして、手札から魔法カード《ハーピィの羽根箒》を発動!これで、あなた方のフィールド上に存在する魔法・罠カードをすべて破壊する!」
《ハーピィの羽根箒》から発生する一陣の風がオベリスクフォース達のフィールドを通過する。
すると、急に彼らのフィールド上に存在する魔法・罠カードのソリッドビジョンが真っ二つに切り裂かれ、破壊されてしまう。
「これで《ガイアペライオ》は拘束から解き放たれる!」
「はふう、助かりました、ユウ様」
破壊された伏せカード
・古代の機械廃棄融合
侑斗
ライフ16000→19000
破壊された伏せカードを見て、Cがにやりと笑う。
「馬鹿め!!罠にかかりやがって!!」
「罠…?」
「俺は破壊された罠カード《古代の機械廃棄融合》を発動!こいつが相手のカード効果によってフィールドから離れたとき、フィールドに存在するモンスターを素材にアンティーク・ギア融合モンスターを融合召喚する!俺が素材とするのは2体の《古代の機械守護者》と《古代の機械猟犬》!!」
3体のアンティーク・ギアモンスターが特殊な信号を受け、ネジ一本になるまで自動的に分解されていく。
「古代の技術が産み落とした最強の巨人よ、そのオイル一滴までプロフェッサーにささげよ!!融合召喚!現れろ、《古代の機械究極巨人》!!!」
3体のモンスターのパーツが集まっていき、自動的に組み立てられていく。
そして、完成したのは下半身が馬型の機械で上半身が《古代の機械巨人》という少々いびつな巨人だった。
左腕には追加兵装として大型クローが装着されている。
「更に、相手フィールド上の魔法・罠カードをすべて破壊する!」
《古代の機械究極巨人》が左腕のクローで侑斗の魔法・罠カードをすべて切り裂く。
古代の機械究極巨人 レベル10 攻撃4400
古代の機械廃棄融合
通常罠カード
(1):自分の魔法・罠ゾーンにセットされているこのカードが相手のカードの効果によってフィールドから離れたときに発動できる。「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。その後、愛艇フィールド上に存在する魔法・罠カードをすべて破壊する。
「おおおおおーーいい!!《究極巨人》を融合召喚したのはいいが、俺のフィールドががら空きになったぞ!!?」
「うるさい!!これで《ガイアペライオ》を倒せるモンスターを呼び出し、《霊獣の以心伝心》を破壊したんだ!!お前のフィールドががら空きになってもお釣りがでらぁ!!」
「なんだと!!」
CとAが喧嘩を始める。
デュエル中であるにもかかわらず…。
その間、Bが侑斗のバイクを攻撃している他のオベリスクフォースに声をかける。
「おい!!《霊獣の以心伝心》は破壊できたぞ!合流してくれーーー!」
「よし、お前らはあの野郎とデュエルをしろ!俺たちはこのままあのバイクを…ギャアア!!」
バイクを攻撃していた5人のうち2人がウィンダに吹き飛ばされる。
そして1人は攻撃不可能と判断し、敵前逃亡して融合次元へ逃げ帰ってしまう。
「こうなったら…剣崎侑斗だけでも!!」
生き残った2人が乱入し、3人と共に侑斗を包囲する。
オベリスクフォースF
手札5
ライフ4000→2000(乱入ペナルティにより)
オベリスクフォースG
手札5
ライフ4000→2000(乱入ペナルティにより)
「やった!けど、ユウの方へ行っちゃった!」
「ユウ…?」
時間がたったためか、ようやく正気に戻った柚子がウィンダを見る。
「大丈夫!?もう安全だよ」
「あ、あなたは…?」
見たことのない少女に尋ねる。
「私はウィンダ。柚子ちゃんをユウと一緒に助けにきたの!」
「ユウ…その人って、今戦っている…」
「うん!剣崎侑斗、私の人生のパートナー!」
「侑斗…?」
柚子もまた、翔太と同じようにユートを思い出す。
「僕はスケール1の《英霊獣使い―セフィラムピリカ》とスケール7の《影霊獣使い―セフィラウェンディ》でペンデュラムスケールをセッティング!」
「何!?ペンデュラム召喚を…??」
《精霊獣ラムペンタ》の背中に乗る、白い天使の羽根をつけた《ガスタの神裔ピリカ》と同じ羽根をつけた《精霊獣ペトルフィン》の背中に乗る《霊獣使いウェン》がペンデュラムの光を生み出す。
「風の魂を受け継ぐ命よ、神星樹の力と共に邪悪なる力に立ち向かえ!ペンデュラム召喚!来い、僕のモンスター達!天使の羽を得た風、《精霊獣セフィラムフォーチュン》!」
「ピーーー!」
侑斗のそばで精霊の状態で飛んでいたフォーチュンが天使の羽根を得て、六芒星が刻まれた青い魔石がついた、木の枝と同じサイズの杖を咥えた状態でフィールドへ飛んでいく。
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 守備900(チューナー)
「そして、天使の羽根を得た魔剣士、《霊獣の聖剣士-ユウ》!」
更に、上空から《No.00ガスタの魔剣士ユウ》が降りてくる。
しかし、茶色いマントは無く、代わりに天使の羽根をつけていて、腰に差している武器も魔剣ではなく刀1本になっている。
そして額には緑色のサークレットが装備されている。
霊獣の聖剣士-ユウ レベル7 攻撃2500
「ペンデュラム召喚?でも、あのモンスターは…」
柚子が侑斗の行為を疑問に思うのは当然だ。
明言していなかったが、今のスケールの幅で召喚できるのはレベル2から6のセフィラまたは霊獣モンスターのみ。
レベル7の《霊獣の聖剣士-ユウ》を召喚できないはずだ。
その疑問に答えるかのように、侑斗は発言する。
「この《霊獣の聖剣士-ユウ》は僕のペンデュラムゾーンに存在する2枚のカードがセフィラモンスターの場合、ペンデュラムスケールを無視してペンデュラム召喚することができる!」
「だ、だが…攻撃力2500では攻撃力4400の《究極巨人》には…」
「バトルだ!僕は《ユウ》で《古代の機械究極巨人》を攻撃!!セフィラ・ストームスラッシュ!!」
「な…何!!?」
《霊獣の聖剣士-ユウ》が天空を舞いながら、《古代の機械究極巨人》を斬る。
しかし、実際に斬ったにもかかわらず、そのモンスターには傷1つ無かった。
「おいおい、全く攻撃が通用してねえぞ!それに、これで1900の反射ダメージが…」
「《ユウ》が相手モンスターを攻撃するとき、互いのモンスターは破壊されず、受ける戦闘ダメージも0になる」
「はぁ?それじゃあ何で攻撃を…」
「そして、ダメージステップ終了時にそのモンスターとこのカードを手札に戻す」
「な…何ぃ!!?」
《霊獣の聖剣士-ユウ》と《古代の機械究極巨人》が青い風に包まれていく。
そして一瞬で互いにその姿を消した。
「セフィラの力を受けた《ユウ》は勝者にも敗者にもならない。ただ、戦う意思だけを取り除く。更に《セフィラムフォーチュン》の効果発動!《ユウ》の効果によって相手モンスターがフィールドから離れたとき、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!」
「何ぃぃぃぃ!!!?」
「ピーーーーー!!」
フォーチュンが全身を白い光で覆い、Cに向けて突撃する。
「う、うわあああああ!!」
必死に逃げるがフォーチュンのスピードがあまりにも速く、逃げ切れるわけがない。
彼はそのままフォーチュンに何度も杖で何度もたたかれて気絶した。
オベリスクフォースC
ライフ4000→0
霊獣の聖剣士(セフィラナイト)-ユウ
レベル7 攻撃2500 守備2100 風属性 サイキック族
【Pスケール:青4/赤4】
「霊獣の聖剣士-ユウ」のP効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):Pゾーン、エクストラデッキに存在するこのカードを対象に発動できる。選択したカードを持ち主の手札に戻す。
【モンスター効果】
(1):自分のPゾーンに存在する2枚のカードが「セフィラ」カードの場合、Pスケールを無視してP召喚することができる。
(2):このカードが相手モンスターを攻撃するときに発動する。その戦闘で互いのモンスターは破壊されず、互いが受ける戦闘ダメージは0になる。ダメージステップ終了時に、その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す。
精霊獣セフィラムフォーチュン
レベル3 攻撃400 守備900 風属性 鳥獣族
【Pスケール:青6/赤6】
(1):自分は「霊獣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
(2):このカードが破壊される場合、代わりに自分フィールド上に存在する「セフィラ」Pモンスター1体をエクストラデッキへ送ることができる。
【チューナー:モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分がコントロールする「霊獣の聖剣士-ユウ」の効果によって相手モンスターがフィールドから離れたとき、その相手モンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードは自分フィールド上に他の「霊獣」モンスターが存在するとき、戦闘では破壊されない。
「更に僕は《ガイアペライオ》で1人目の人にダイレクトアタック!」
(いきます!!火炎弾!)
《精霊獣騎ガイアペライオ》の杖から放たれた炎がAを包み込む。
「ぎゃあああ!!」
オベリスクフォースA
ライフ4000→800
「僕はこれでターンエンド」
侑斗
手札4→1(《霊獣の聖剣士-ユウ》)
ライフ19000
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 守備900
英霊獣使い―セフィラムピリカ(青) ペンデュラムスケール1
影霊獣使い―セフィラウェンディ(赤) ペンデュラムスケール7
オベリスクフォースA
手札2
ライフ800
場 なし
オベリスクフォースB
手札2→1
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
オベリスクフォースC
手札5→1
ライフ4000
場 古代の機械守護者 レベル8 守備3000
オベリスクフォースF
手札5
ライフ2000
オベリスクフォースG
手札5
ライフ2000
「くっそーーよくも俺の切り札を!!俺のター…」
「ちょっと待った!!」
「な…!?」
息を切らせ、デュエルディスクを展開した状態で少年が侑斗の元へ駆け寄ってくる。
体中が傷だらけで、服も破れた個所がある。
「ここまで来たということは…ノルマはクリアしたってことだね」
「はい…何とか間に合いましたよ…師匠!」
「師匠はやめてよ、そういうキャラじゃないからさ。じゃあ、助太刀お願いしていいかな?北斗君」
「はい!」
北斗がデッキからカードを5枚ドローする。
そして、自動的にペナルティとしてライフが減らされる。
北斗
ライフ4000→2000
「ええ…志島北斗!!?なんでこんなところに??」
柚子が驚くのは無理もない。
北斗はセレナからの襲撃を受けたこととある事情で2回戦開始5分後までに会場に到着することができず、不戦敗となった。
その後、LDSにも家にも顔を出していないことを真澄から聞いている。
「僕のターン、ドロー!」
北斗
手札5→6
「僕は手札から《セイクリッド・ポルクス》を召喚!」
セイクリッド・ポルクス レベル4 攻撃1700
「このカードの召喚に成功したターン、追加で手札からセイクリッドモンスターを召喚できる。僕は更に《セイクリッド・カウスト》を召喚!」
セイクリッド・カウスト レベル4 攻撃1800
「バトル!僕は《セイクリッド・ポルクス》でまずはあんたにダイレクトアタックだ!」
《セイクリッド・ポルクス》が手持ちの剣でAを切り裂く。
「うぐわああああ!!」
オベリスクフォースA
ライフ800→0
「更に、《セイクリッド・カウスト》でダイレクトアタック!」
《セイクリッド・カウスト》が白い光の矢でGの胸を貫いていく。
「ぎゃああ!!」
オベリスクフォースG
ライフ2000→200
「そして、僕は《セイクリッド・カウスト》の効果を発動!1ターンに2度まで、僕のフィールド上に存在するセイクリッドモンスター1体のレベルを1つ変動させることができる!僕は《カウスト》と《ポルクス》のレベルを1つずつ上昇させる!」
《セイクリッド・カウスト》は上空に向けて2本の矢を放つ。
矢は上空で光の雨となって北斗のフィールドに降り注ぐ。
セイクリッド・カウスト レベル4→5 攻撃1800
セイクリッド・ポルクス レベル4→5 攻撃1700
「僕はレベル5の《カウスト》と《ポルクス》でオーバーレイ!星々の光よ!今大地を震わせ降臨せよ!エクシーズ召喚!ランク5!《セイクリッド・プレアデス》!」
セイクリッド・プレアデス ランク5 攻撃2500
「《セイクリッド・プレアデス》の効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、フィールド上に存在するカード1枚を手札に戻す!僕はこの効果で《古代の機械守護者》を手札に戻す!」
《セイクリッド・プレアデス》にオーバーレイユニットが宿ると同時に、《古代の機械守護者》が光に包まれ、消滅してしまう。
「くっそーーー!!エクシーズモンスターごときにぃ!!」
「LDSのエクシーズを舐めるな!!僕はカードを4枚伏せ、ターンエンド!」
侑斗
手札1(《霊獣の聖剣士-ユウ》)
ライフ19000
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 守備900
英霊獣使い―セフィラムピリカ(青) ペンデュラムスケール1
影霊獣使い―セフィラウェンディ(赤) ペンデュラムスケール7
北斗
手札6→0
ライフ2000
場 セイクリッド・プレアデス(オーバーレイユニット1) ランク5 攻撃2500
伏せカード4
オベリスクフォースB
手札1
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
オベリスクフォースC
手札1→2(うち1枚《古代の機械守護者》)
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースF
手札5
ライフ2000
オベリスクフォースG
手札5
ライフ200
「情けない。手傷を負っていたとはいえ、エクシーズの輩に倒されるなどとは!」
北斗によって倒された仲間をBが罵倒する。
「俺のターン、ドロー!」
オベリスクフォースB
手札1→2
「俺は手札から魔法カード《ブラック・ホール》を発動!俺たちのフィールド上に存在するすべてのモンスターを破壊する!!」
「《ガイアペライオ》の効果発動!手札の《ユウ》を除外して、《ブラック・ホール》を無効にする!」
「ちぃっ!!だが、もうこれでそのモンスターをペンデュラム召喚できないな!!」
「僕は《セイクリッド・プレアデス》の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除いて、裏守備モンスターを手札に戻す!」
「何!?」
《ブラック・ホール》によって《霊獣の聖剣士-ユウ》を排除できたと喜んでいたBが固まる。
手札に戻されたカードは《メタモルポッド》。
墓地肥やしと手札補充ができる、融合デッキには扱いやすいカードだ。
「ぐぅぅぅ!!俺はモンスターを裏守備表示で召喚!カードを1枚伏せてターンエンドだ!」
侑斗
手札1→0
ライフ19000
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 守備900
英霊獣使い―セフィラムピリカ(青) ペンデュラムスケール1
影霊獣使い―セフィラウェンディ(赤) ペンデュラムスケール7
北斗
手札0
ライフ2000
場 セイクリッド・プレアデス(オーバーレイユニット1) ランク5 攻撃2500
伏せカード4
オベリスクフォースB
手札2→0
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
伏せカード1
オベリスクフォースC
手札1→2(うち1枚《古代の機械守護者》)
ライフ4000
場 なし
オベリスクフォースF
手札5
ライフ2000
オベリスクフォースG
手札5
ライフ200
「俺のターン、ドロー!」
オベリスクフォースC
手札2→3
「俺は手札から魔法カード《死者への供物》を発動!その効果で《セイクリッド・プレアデス》を破壊する!」
突然地中から出てきたゾンビによって地中へ引きずり込まれ、《セイクリッド・プレアデス》が破壊される。
それと同時に、Bの裏守備モンスターが消滅する。
「破壊される直前に《セイクリッド・プレアデス》の効果を発動。もう1度そのモンスターを手札に戻す!(ふん…そういう行動は計算の範囲内!)」
「そして、モンスターを裏守備表示で召喚。ターンエンド」
侑斗
手札1→0
ライフ19000
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 守備900
英霊獣使い―セフィラムピリカ(青) ペンデュラムスケール1
影霊獣使い―セフィラウェンディ(赤) ペンデュラムスケール7
北斗
手札0
ライフ2000
場 伏せカード4
オベリスクフォースB
手札0→1
ライフ4000
場 伏せカード1
オベリスクフォースC
手札3→1(《古代の機械守護者》)
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
伏せカード1
オベリスクフォースF
手札5
ライフ2000
オベリスクフォースG
手札5
ライフ200
「俺のターン、ドロー!」
オベリスクフォースF
手札5→6
「俺は手札から魔法カード《パワー・ボンド》を発動!このカードは機械族モンスター専用の融合魔法だ!手札の《古代の機械猟犬》3体を融合し、《古代の機械三頭猟犬》を攻撃力を倍にして融合召喚!!」
3体の《古代の機械猟犬》が合体し、3つの頭を持つ少し大型化した《古代の機械猟犬》が登場する。
古代の機械三頭猟犬 レベル7 攻撃1800→3600
「こいつが攻撃するとき、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない!さらに1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる!!これであのエクシーズを使うクソガキをたたきつぶし、忌々しい《ガイアペライオ》を…」
「僕は速攻魔法《アーティファクト・ムーブメント》を発動!!」
「何!?」
北斗が発動したカードにオベリスクフォースだけでなく、柚子も驚きを隠せない。
「アーティファクト…!?セイクリッドだけじゃなかったの?」
「これが修行の中で見つけた新しい僕の可能性!!このカードはフィールド上の魔法・罠カードを1枚破壊して、デッキからアーティファクトモンスターを魔法カード扱いにして僕のフィールドにセットする。僕が破壊するカードはこれだ!」
対象となった伏せカードが黄土色の柄に機械式の時計が埋め込まれ、赤い回路が一部露出している刀身を持つ大剣となり、そのそばにはピンク色の女性の霊体が現れる。
「《アーティファクト―ベガルタ》の効果発動!魔法・罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚できる!」
アーティファクト―ベガルタ レベル5 攻撃1400
「そして、《アーティファクト・ムーブメント》の効果で僕はデッキから《アーティファクト―モラルタ》をセットする」
今度は先ほどと異なり、露出している回路の色が青の大剣が現れ、伏せカードに変化する。
「び…びっくりさせやがって!新しい可能性がたった攻撃力1400?そんなカードで攻撃力3600の《古代の機械三頭猟犬》を…」
「《アーティファクト―ベガルタ》の効果発動!相手ターン中にこのカードの特殊召喚に成功した時、僕のフィールド上にセットされているカードを2枚まで破壊できる。僕が破壊するのは伏せてある《アーティファクト―モラルタ》と《アーティファクト―カドケウス》!!」
《アーティファクト―ベガルダ》が霊体によって点に掲げられると、《アーティファクト―モラルタ》のそばには青い男性の霊体が現れる。
それと同時に機械式の時計がついた鳥を模した形の黄土色の杖のそばにはオレンジ色の男の霊体が現れる。
「この2体のアーティファクトモンスターも同じ方法で召喚できる!」
アーティファクト―カドケウス レベル5 攻撃1600
アーティファクト―モラルタ レベル5 攻撃2100
「《アーティファクト―モラルタ》の効果発動!相手ターン中にこのカードの特殊召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を破壊できる!」
「何!?」
青い霊体が《古代の機械三頭猟犬》に目を向けると、《アーティファクト―モラルタ》を突きつける。
怖気づいた猟犬は大急ぎで逃走を図るが、そうする前に地震の体をその大剣で真っ二つにされていた。
「そ、そんな…こんなに簡単に《古代の機械三頭猟犬》を…。俺はモンスターを裏守備表示で召喚。ターンエンド…」
侑斗
手札0
ライフ19000
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 守備900
英霊獣使い―セフィラムピリカ(青) ペンデュラムスケール1
影霊獣使い―セフィラウェンディ(赤) ペンデュラムスケール7
北斗
手札0
ライフ2000
場 アーティファクト―カドケウス レベル5 攻撃1600
アーティファクト―モラルタ レベル5 攻撃2100
アーティファクト―ベガルタ レベル5 攻撃1400
伏せカード1
オベリスクフォースB
手札1
ライフ4000
場 伏せカード1
オベリスクフォースC
手札1(《古代の機械守護者》)
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
伏せカード1
オベリスクフォースF
手札6→1
ライフ2000
場 裏守備モンスター1
オベリスクフォースG
手札5
ライフ200
場 なし
古代の機械三頭猟犬(アンティーク・ギア・トリプルバイト・ハウンドドッグ)(アニメオリカ・調整)
レベル7 攻撃1800 守備1000 融合 地属性 機械族
「アンティーク・ギア」モンスター×3または融合モンスターを含む「アンティーク・ギア」モンスター×2
(1):このカードが攻撃する場合のダメージステップ終了時まで、相手は魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に3回まで攻撃することができる。その場合、2回目以降の攻撃で発生する相手への戦闘ダメージは半分となる。
「お、おれのターン…ドロー…」
オベリスクフォースG
手札5→6
「…は、あはは…そうだよな…あはは…」
ドローした後、急にGが変な笑い声を出し始める。
「も、もうあいつのフィールドには1枚しか伏せカードがない。な、なら…《モラルタ》のようなことはないよな…あはははは。俺は手札から《パワー・ボンド》を発動。3体の《機械猟犬》を融合し、《古代の機械三頭猟犬》を召喚!!!!」
古代の機械三頭猟犬 レベル7 攻撃1800→3600
「あははははは!!俺は…俺はこいつらのようには…」
「罠発動!《アーティファクトの解放》。僕のフィールドに存在するアーティファクトモンスター2体でエクシーズ召喚を行う!僕は《モラルタ》と《ベガルダ》でオーバーレイ!」
「こ、こいつらのレベルは同じ5…まさか!!!!」
「そのまさかさ!エクシーズ召喚!《セイクリッド・プレアデス》!!」
セイクリッド・プレアデス ランク5 攻撃2500
「《プレアデス》の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除き、《古代の機械三頭猟犬》をエクストラデッキへ!」
「…」
真っ白になったGは何も言わずに《古代の機械三頭猟犬》をエクストラデッキに戻す。
「…ターン…エンド…」
侑斗
手札0
ライフ19000
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 守備900
英霊獣使い―セフィラムピリカ(青) ペンデュラムスケール1
影霊獣使い―セフィラウェンディ(赤) ペンデュラムスケール7
北斗
手札0
ライフ2000
場 アーティファクト―カドケウス レベル5 攻撃1600
セイクリッド・プレアデス(オーバーレイユニット1) ランク5 攻撃2500
オベリスクフォースB
手札1
ライフ4000
場 伏せカード1
オベリスクフォースC
手札1(《古代の機械守護者》)
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
伏せカード1
オベリスクフォースF
手札6→1
ライフ2000
場 裏守備モンスター1
オベリスクフォースG
手札6→2
ライフ200
場 なし
「僕のターン、ドロー」
侑斗
手札0→1
「僕は手札から魔法カード《エンシェント・リーフ》を発動。僕のライフが9000以上の時、ライフを2000支払うことで、デッキからカードを2枚ドローする」
侑斗
手札1→2
ライフ19000→17000
「更に僕は手札の《精霊獣ウタリキャット》の効果を発動。このカードを手札から除外することで、このターン1度だけ僕は聖霊獣騎モンスターの召喚条件を無視することができる」
花や蔓でできた装飾をつけた赤い猫と青い猫、黄色い猫が現れ、次元のはざまへ飛び込んでいく。
そして、その中で暇を持て余す《聖霊獣騎アペライオ》の周囲を楽しそうに走り回る。
精霊獣ウタリキャット
レベル4 攻撃1700 守備300 効果 風属性 獣戦士族
「精霊獣ウタリキャット」は1ターンに1度しか特殊召喚できない。
「精霊獣ウタリキャット」の効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):このカードを手札から除外することで発動できる。このターン、1度だけ「聖霊獣騎」を特殊召喚するとき、その召喚条件を無視することができる。
「僕は手札から《霊獣使いウェン》を召喚」
霊獣使いウェン レベル3 攻撃1500
「このカードの召喚に成功した時、ゲームから除外されている霊獣モンスター1体を特殊召喚できる。僕は《聖霊獣騎アペライオ》を特殊召喚」
聖霊獣騎アペライオ レベル6 攻撃2600
「《アペライオ》の効果発動。このカードをエクストラデッキに戻すことで、除外されている僕の精霊獣と霊獣使いを1体ずつ守備表示で特殊召喚できる。僕は《精霊獣アペライオ》と《霊獣使いアトゥイ》を特殊召喚!」
《精霊獣騎アペライオ》が目の前に火の輪を作りだし、それに飛び込む。
すると、そのモンスターは《精霊獣アペライオ》と《霊獣使いアトゥイ》の2体に変化する。
精霊獣アペライオ レベル4 守備200
霊獣使いアトゥイ レベル5 守備1800(チューナー)
「、《アペライオ》の効果発動!1ターンに1度、墓地の霊獣カード1枚を除外することで、ターン終了時まで僕の霊獣モンスターの攻撃力・守備力を500アップさせる炎をフィールドに生み出す!」
《精霊獣アペライオ》が口から巨大な火球を発射する。
火球はフィールドの中央で浮遊し、侑斗のモンスター達はその周りで踊り始める。
精霊獣アペライオ レベル4 守備200→700
霊獣使いアトゥイ レベル5 守備1800→2300(チューナー)
聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3200→3700
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 守備900→1300
霊獣使いウェン レベル3 攻撃1500→2000
「まだだ!僕はフィールド上の《アペライオ》と《アトゥイ》を除外し、融合する!北の海の舞姫よ、炎の獅子よ、霊獣の契約の元、今こそ1つに!融合召喚!雷鳴の聖霊獣騎、《聖霊獣騎カンナホーク》!!」
上空に雷雲が発生し、2体のモンスターがその中に入っていく。
そして、落雷と共に成長し大型化した《精霊獣カンナホーク》に乗った《霊獣使いの長老》が舞い降りる。
聖霊獣騎カンナホーク レベル6 攻撃1400→1900
「《カンナホーク》の効果発動。1ターンに1度、除外されている霊獣カード2枚を墓地へ戻すことで、デッキから霊獣カード1枚を手札に加える。僕は《霊獣使いアトゥイ》と《精霊獣アペライオ》を墓地へ戻し、デッキから《霊獣の蘇生術》を手札に加える。そして、手札から魔法カード《霊獣の蘇生術》を発動!墓地か除外されている霊獣モンスター1体を特殊召喚する。僕は除外されている《霊獣の聖剣士-ユウ》を特殊召喚する!」
霊獣の聖剣士-ユウ レベル7 攻撃2500→3000
霊獣の蘇生術
通常魔法カード
(1):自分の墓地または除外されている「霊獣」モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
「《セイクリッド・プレアデス》の効果発動!オーバーレイユニットを取り除き、あんたの伏せカードを手札に戻す!」
「何ぃ!?」
Bのフィールドに存在する伏せカード、《攻撃の無力化》が消滅する。
これで彼のフィールドはがら空きとなった。
「僕は《セフィラムフォーチュン》を攻撃表示に変更」
「ピー!」
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 攻撃400→900
「バトル!僕は《ユウ》と《カンナホーク》でダイレクトアタック!!」
《霊獣の聖剣士-ユウ》の刀に《聖霊獣騎カンナホーク》が生み出した雷鳴が宿る。
そして、その雷鳴の刃がBを貫いた瞬間、彼に雷が落ちる。
「ぐぎゃああああああ!!」
オベリスクフォースB
ライフ4000→1000→0
「更に僕は《フォーチュン》でダイレクトアタック!」
「ピーーー!!」
フォーチュンは回転しながら、Gの腹部に体当たりする。
「ぎゃあああ!!」
オベリスクフォースG
ライフ200→0
「そして、《ウェン》で裏守備モンスターを攻撃!」
《霊獣使いウェン》の杖からは放たれた風がFの裏守備モンスターを貫く。
裏守備モンスター
・古代の歯車
「僕はこれでターンエンド」
侑斗
手札0
ライフ17000
場 聖霊獣騎ガイアペライオ レベル10 攻撃3700→3200
精霊獣セフィラムフォーチュン レベル3 攻撃900→400
霊獣の聖剣士-ユウ レベル7 攻撃3000→2500
霊獣使いウェン レベル3 攻撃2000→1500
聖霊獣騎カンナホーク レベル6 攻撃1900→1400
英霊獣使い―セフィラムピリカ(青) ペンデュラムスケール1
影霊獣使い―セフィラウェンディ(赤) ペンデュラムスケール7
北斗
手札0
ライフ2000
場 アーティファクト―カドケウス レベル5 攻撃1600
セイクリッド・プレアデス ランク5 攻撃2500
オベリスクフォースC
手札1→2(《古代の機械守護者》《攻撃の無力化》)
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
オベリスクフォースF
手札1
ライフ2000
場 伏せカード1
「僕のターン、ドロー!」
北斗
手札0→1
「僕はフィールドに存在する《プレアデス》でオーバーレイネットワークを再構築。眩き光もて降り注げ!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!現れろ!ランク6!《セイクリッド・トレミスM7》!」
セイクリッド・トレミスM7 ランク6 攻撃2600
「更に手札から《RUM-ムーン・フォース》を発動!僕のフィールド上に存在する光属性エクシーズモンスターをランクの1つ高い同じ属性のエクシーズモンスターにランクアップさせる!」
「何!?さらにランクアップだと!!!?」
《セイクリッド・トレミスM7》が上空で2体に分裂し、自らオーバーレイネットワークを構築する。
「星々の怒りよ、今こそ大地に降り注ぎ、正義の裁きを下せ!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!!現れろ、ランク7!《セイクリッド・プトレマイオス》!!!」
オーバーレイネットワークが白い爆発を起こし、そこから龍を模した白銀の鎧を身にまとい、白いフレンチカットラスとピストルを持った騎士が降りてくる。
セイクリッド・プトレマイオス ランク7 攻撃3000
「《プトレマイオス》はRUMの効果でエクシーズ召喚に成功した時、オーバーレイユニットの数だけ相手フィールド上に存在するカードを持ち主の手札に戻し、1枚につき1000のダメージを与える!」
「何!!?」
《セクリッド・プトレマイオス》が左手にピストルから銃弾を2発発射する。
銃弾を受けた伏せカードと裏守備モンスターは爆発を起こしながらCとFの手札に戻った。
「うわあああ!!」
オベリスクフォースC
ライフ4000→3000
オベリスクフォースF
ライフ2000→1000
「更にこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる!いけ、《セイクリッド・プトレマイオス》!!!」
《セイクリッド・プトレマイオス》が上空に剣を掲げ、祈りをささげた後、一瞬で2人を切り裂いた。
オベリスクフォースC
ライフ3000→0
オベリスクフォースF
ライフ1000→0
セイクリッド・プトレマイオス
ランク7 攻撃3000 守備2000 エクシーズ 光属性 戦士族
光属性レベル7モンスター×3
「セイクリッド・プトレマイオス」の(1)の効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):このカードが「RUM」の効果によってX召喚に成功した時に発動できる。このカードのX素材の数だけフィールド上のカードを持ち主の手札に戻し、その数×1000のダメージを相手に与える。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。自分の墓地に存在する光属性モンスター1体を手札に加える。