スーパーダンガンロンパ ラストパラダイス 作:りょうぴー(創作論破書き)
【注意事項】
本作品は前作「ダンガンロンパ ロストワード」に関するシナリオのネタバレを含んでおります。
前作はPixiv版が既に完結していますが、ハーメルン版は未だに更新途中であるため、出来ることならPixiv版閲覧以降にこちらの小説を閲覧することをオススメします。並びにハーメルン版、Pixiv版両者で連載してゆくつもりですので、ご了承ください。
https://www.pixiv.net/novel/series/9660524
Chapter.-1 ■■と■■の引き金
「………」
「…よし。」
「さてと…準備はいいか?」
「あぁ。聞かれるまでもねーな。もちろん出来てるぜ。」
「…いよいよ始まるのね。」
「……」
「……一つだけ聞いておきたいことがある。」
「……もしこの計画が成功したら、お前は英雄として世界から賞賛されるだろう。」
「だが…それと同時にこの計画に巻き込んだ人間はお前を恨むだろうな。」
「そして…お前は今、ありとあらゆる所から最も敵を多く抱えている。お前のバックアップをしてくれる連中もいれば、当然お前をやっかむ連中もいる、ということを忘れるな。」
「それも分かってるさ。オレの考え方、やり方に文句を言ってくるやつはどこでも必ずいるだろうな。けど、それでもオレは自分の意見を曲げるつもりはねーよ。」
「オレが英雄になろうが悪魔になろうが、どの道足踏みや後戻りは出来ねーんだ。だったら、前に進むしかねーだろ!」
「…フン、覚悟は出来ているようだな。」
「ああ。それに…お前も言ってたじゃねーか。『■■■』の約束を叶えてやれってな。オレはそれをハナから反故にするつもりはねーよ。」
「…流石は■■■■■■■と言った所だな。なら、お前を忌み嫌う連中の下馬評を覆し、お前を信頼する連中の期待に応え…」
「られるかは分かんねーがな。」
「…あなたらしくない、弱気な発言ね。」
「いや、実際そうだ。この計画はバカでかいリスクもあるし、オレたちやオレたちについてきてくれた連中にとっても『運ゲー』同然の一発勝負だ。どんな結果に転ぶかは分かったもんじゃねー。」
「けど…出来ることなら…オレたちやこの世界にとって最前の結果を遺せるなら、アイツらから恨まれようともそれでいい。」
「多少の犠牲は覚悟の上、ということか…」
「まーな。でも、オレたちだって『■■■■』で既にたくさんの犠牲を出してきた。今更犠牲を出したくないなんて善人面は出来ねーよ。」
「だからあなたはこうして覚悟を決めた…彼らのために、世界のために…そして■■のために…その危険な引き金を引くことを決意したのね。」
「…皮肉なもんだよな。■■だったはずのオレが■■になるかもしれねーんだからな。けどもう決意は固めた。オレは逃げやしねーさ。」
「…立場は変わっても志は変わらないわね…■■。」
「へへ…そいつは嫌味か?褒めてんのか?」
「無論、両方よ。」
「…お前こそやっぱり変わってねーな!」
「さてと始めるぞ…」
「ああ。ゲーム・スタートだ。」
こうして、1人の男の決断により全ての引き金は引かれた。
引き金を引いたと同時に、弾は放たれる。
放たれた弾は二度と手元に帰ってこない。
そしてその弾の行き着く先は…
希望なのか?
絶望なのか?
希望と絶望の引き金は、今引かれたのだった。
Chapter.-1 希望と絶望の引き金
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