《……レイヴン、これを。》
「……これって。」
622との戦闘によって損傷した機体を、ザイレムがバスキュラープラントに辿り着くまでに可能な限り修復している最中。どこか躊躇うような雰囲気のエアが621へ一つのデータを送信した。
彼女が言うには621の励みにならないかとザイレムに残されていた622のタブレットのデータを探って見つけたものらしい。それを確認した621は思わず目を見開いた。届いたデータはただの写真。そしてそれと似たような写真を621は持っていた。
画面に映るこの写真はその失敗作。タイマーセットで撮る直前、621とウォルターの元へ行こうとした622が躓いて転倒しそうになり、その瞬間を撮られた写真だ。622はこれを渡すのは流石に恥ずかしかったのか、とある条件を満たさない限り渡さないと言い、621はその条件を達成することが出来なかった。先程までは。
【こっちも欲しい?ダメダメ、流石に恥ずかしいぞ。……そんなに欲しい?じゃあオレに勝てたらあげるぞ。】
「……こんな、勝ち方で欲しく、なかった!」
621がこれも欲しいといった際の622の言葉が頭に過ぎり、621は弱々と頭を振りながら蹲る。自分で決めた道だった。ただその道は自分が想像したよりも障害が多かった。そしてその障害が621にとって大切な者達だった。それだけの話だ。
しかし621に引き返すつもりは無い。寧ろ更に強く意志が固まった。それに今ここで逃げてしまえば、621に託してザイレムを降りたラスティ達に顔向けが出来ない。
そう、今ザイレムにいるのは621ただ1人。ラスティ達は既に戦闘を続行できる状態ではなく、621なら見届ける必要もないだろうと判断したのかそれぞれ言葉を残して去ってしまった。きっとそれは仕方なかったとはいえ、大切な仲間をこの手で殺害してしまった621に対する気遣いも多少は入っているのだろう。実際、今回のことは流石に堪えたので621も1人になりたかった。
しかし1人になったからといって、すぐに解決なんてしない。寧ろどうすれば622を生かすことが出来たのかとそればかりを考えてしまう。
いつもは悩みが解決出来なくても、しばらくすると様子がおかしいことに気付いた622とウォルターがさりげなく聞いてきてくれた。だがもうその2人はここにはいない。だから1人で悩んで、悩んで、悩み続けて答えを出すしかないのだ。
《レイヴン、そろそろ時間です。》
「わかった、行こう。」
エアの声に、621は返事を返す。機体はまだ引っ掻き傷などが目立つが、胴体部などの重損部分はあらかた修復が済んでいる。
あと少し、ラムジェットエンジンを破壊すれば全てが終わる。そう621は信じて疑わなかった。
だが現実は非情である。ラムジェットエンジンを破壊し、ルビコンを守りきれたことに安堵していた621へ1機のACが襲いかかってきた。
既に大勢は決した。ザイレムは墜ちることが確定し、企業勢力も立ち上がったルビコニアン達によって直にこの星から追い出されるだろう。目の前に立つACは手練れのようだが、無理に相手をする必要はない。そう621は判断した。
『621……、そこにいるのは……お前、なのか?』
『えっ……、ウォル、ター?』
その声を聞くまでは。
困惑する621へ容赦なくウォルターは攻撃を仕掛けてくる。その攻撃を621は躱しつつも、何とか自身の困惑を収めようとする。
『ウォルター‼︎』
『企業の命令を……いや、友人達の遺志を……!』
戦闘を続けながら、621はウォルターに何度も呼びかけるが、ウォルターは意識が混濁しているのか、独り言のように呟くだけで会話にならない。
621の操縦桿を握る手が微かに震える。また大切な人を手にかけるのかと。
《レイヴン!このままだと貴方が危ない!迎撃を‼︎》
エアの声が聞こえても、621は攻撃をしない。出来ない。
『621……お前の隣に、誰かいるのか……?』
『見つけたぞ……火種を……。』
そしてエアが621に話しかけてからウォルターの攻めが強くなった。激しくなっていく攻撃に対して、未だに621は反撃を行わず、なんなら動きが徐々に鈍くなっていた。
《レイヴン⁉︎》
被弾が増え、それでも抵抗らしい抵抗をしない621へ焦るエアの声が脳内に響く。だが621は動かない。
「(もう、いいかな。)」
621は内心では既に諦めていた。寧ろここでウォルターが出て来たのは、仲間である622を殺した自分に対する罰とも考えていた。
自分のやるべきことはやった。ルビコンは解放され、エアが焼かれることも無くなった。もう自分の役割は何もない。ならもうここで終わってもいいんだと。
ウォルターのライフルに赤いコーラルの光が満ちる。それを621は立ち尽くしたまま眺めたあと、そっと目を閉じ──。
《レイヴン‼︎ ドッグ・ウルフを殺した時に感じたその感情を!貴方はウォルターにも与えるつもりですか⁉︎》
「……‼︎」
エアの叫びで目を見開き、621は反射的に横へクイックブーストをすることでウォルターからの一撃を回避した。
「……エア?」
《レイヴン、私は貴方が感じているその感情の全てを理解出来てはいません。しかし、それはとても辛く、苦しいものであるということは貴方の反応から見てもわかります。きっと投げ出したいと考えたでしょう。ここでウォルターが現れたのが救いにも見えたことでしょう。ですが──。》
《貴方は彼女から……、622から最期に何を願われましたか?》
「……ッ‼︎」
エアから問われる622の最期の言葉。ウォルターが現れたことで一時的に忘れていたその言葉を思い出した621は、ハッとしたように息を呑んだ。
「幸せに……生きる……。」
622から願われた言葉。自分にとっての幸せとは何かはまだ分からないが、生きるというのはわかる。ただ、生きるためにはこの場に存在する脅威を排除する必要がある。
脅威の排除。今まで何度も聞いた言葉で、何をやるのかも知っている。この場での脅威の排除、それが意味するのはウォルターの殺──。
「違う、私がするのは、無力化。」
浮かび上がった自身の考えを621は即座に打ち切り、目的を無力化へと切り替える。
それを言うのは簡単だが、いざ実行するとなれば難しい。相手は兵器であるACに乗っていて、コチラへと容赦なく殺傷武器を向けてくるのだ。仮に無力化するとしても、彼我の実力に圧倒的な差がなければ難しいであろう。
もし今の相手が622ならどうやっても出来なかった。戦ったことはないが、噂に聞くフロイトでも難しかったはずだ。
だがウォルターになら出来る。武装が派手で脅威に見えるが、言ってみればそれだけだ。今まで何度も模擬戦をした622に比べれば動きは遅いし、ラスティ達みたいな何度もACに乗ることで身につく技術も何処か拙い。それでも確かな操作技術は感じるので、単純にブランクがあるのだろう。
総評すれば、武装が派手なだけで実力はランキング外の傭兵程度。それが621が下した評価だった。
「行くよ、ウォルター……。」
幸いにもACから搭乗者を引っこ抜く方法は622がヴォルタに対して既に行なっているし、それを戦闘ログを通して621も確認している。622が621の戦闘ログを見ているように、621も622の戦闘ログを見ていたのだ。
ウォルターを救い、自分も生きる。方針さえ決まればレイヴンの実力を発揮するのは容易く、まず手始めにと言わんばかりにチャージしたリニアライフルでウォルターの右肩に装備されたコーラルミサイルを撃ち抜こうとする。
が、それはウォルターの左肩に装備されたシールドに防がれた。360度全てをカバーするシールドは厄介極まりないが、全身を守るということはそれなりの出力が必要と言うことだ。何度も連発で発生させることは出来ないだろう。つまり何の問題にもならない。
再びリニアライフルをチャージ。しかしすぐには撃たず、先にミサイルを発射。それに対してウォルターもフルチャージを済ませたコーラルライフルを撃ち、自身に向けて飛んでくるミサイルを纏めて薙ぎ払う。
ミサイルは一つ残らず破壊され、再び振り出しに戻る……と思いきや、破壊されたミサイルによって発生した爆煙を貫くようにして放たれた弾がウォルターの左肩にあるシールドを貫いた。
シールドは赤いスパークを暫く出したあと、爆発。ウォルターはシールドが爆発する前に切り離し、爆発の範囲外へと退避。爆発が収まると足を止め、621がいる方向へ頭部を向ける。
『6……2……1……。』
「ウォルター、すぐに助けるから。」
ウォルターの声に621はミサイルを放ちつつパルスブレードを展開。ウォルターがミサイルの対処に入ったのを確認するなり勢いよく斬りかかった。
ウォルターと621の戦闘は続く。既にザイレムは大気圏の突入を開始しており、船体の前方は突入による空気の圧縮による熱エネルギーによって炎が発生している。
621とウォルターの実力差なら既に決着がついていてもおかしくない。なのにまだ戦闘が続いているのは、621が初めての無力化に苦戦しているからだ。いかに621でも初めてで何でも熟せるはずがなかった。
それでも背中の武装は両方とも破壊出来た。あとは両手の武装を破壊すれば無力化が格段にしやすくなる。
『コーラルを焼けば俺たちの仕事も終わる……お前が稼いだ金だ……それで再手術を受けて、普通の人生を……。』
「ウォルター……。」
しかしウォルターは状況とは全く関係のないことを話す。再教育によって意識が混濁している状態でこの言葉だ。なのでこれはウォルターの本音なのだろう。もしかすると、ウォルターの意識そのものは拠点で621と622の2人と暮らしていた時を見ているのかもしれない。
『621、622がいないようだが。……またシミュレーターに夢中になって……コクピットの中で眠ったのか……。621、起こしてきてやってくれ……。』
「……ッ‼︎」
不意に放たれた言葉に621が硬直する。脳裏に思い浮かぶのは燃え盛るクラッシャーファングの胴体部。思わず硬直してしまった621は隙だらけで、その隙を狙っていたかのようにウォルターはタイミングよくフルチャージを済ませたコーラルライフルの照射を放つ。
我に返った621はクイックブーストで回避を試みるが、反応が遅れたこともあり左腕が照射に飲み込まれた。距離を取ってから状態を確認すれば、腕自体は残っているが照射によって溶けている。それはパルスブレードも同じで、もう使えないと考えた方がいいだろう。
『ウォルター、622は……622はね? ちょっと前に寝ちゃったの。だからもう少し、もう少しだけ、寝かせて、あげて。』
『そうか、なら後で俺も、様子を見に行くとしよう。』
機能しなくなった腕をパージ出来ないもどかしさか622が死んだことを直接伝えることが出来ない自分の弱さによる罪悪感かは判断出来ないが、さっきみたいに泣けない自分の身体を恨めしく思いながらウォルターに応答すれば、意外にも言葉が返ってきた。そのことにウォルターの意識が戻ったのかと期待したが、変わらずウォルターは攻撃してくる。恐らく偶然受け答えが成立しただけなのだろう。
621は無意識のうちにグッと下唇を噛み締め、ウォルターの攻撃を避ける。
「エア、時間!」
《わかりません!もういつザイレムが爆発してもおかしくないです‼︎》
ウォルターから距離を取りつつ、621が短くエアに問いかければ、エアはザイレムに時間がないことを教えてくれる。
621とラスティが内部で暴れたことによってザイレムはボロボロ。さらに機能を全て失った状態を加えれば、いくら恒星間入植船であるザイレムと言えど大気圏突入は耐え切れない。
しかしウォルターの機体もボロボロ。途中で武装が全て無くなればウォルターも622のように腕や脚を武器として使う可能性があると621は気付き、関節部などの破壊も狙い始めたからだ。
ダメージは確実に蓄積し、ウォルターの機体は脚の関節部などが動くたびにスパークを放っている。限界も近いだろう。
苦し紛れにも見れるコーラルオシレーターの薙ぎ払いを飛び越え、621はウォルターにブーストキックを放つ。攻撃のために動けない状態だったウォルターにその蹴りを躱す方法はなく、モロにくらって後退。そしてとうとう膝をついた。
『使命を……。』
それでも洗脳のせいなのか、ウォルターは膝をついたまま621へコーラルライフルを向ける。
『友人達の……遺志…を……。』
託された遺志に応えるため、ウォルターは戦いをやめようとしない。
『ああ……そうか……。』
そう思われたが、ウォルターは自身の言った言葉で何かに気付いたのか、納得したかのような雰囲気でコーラルライフルを下げた。そしてメインカメラを切ったのか、目を瞑るように頭部のコーラルが消える。
それと同時にザイレムの各所から爆発が起きる。とうとう限界が来たのだ。爆発はすぐにウォルターと621がいる場所まで迫り、時間が無いことは明らか。
「ウォルター!」
621はアサルトブーストを起動。各箇所の武装をパージして少しでも機体を軽くすることでスピードを確保。勢いよくウォルターに迫りつつ、右腕を構える。
ザイレムの爆発に巻き込まれる可能性を考えると、コクピットを引き抜くチャンスは恐らく一度のみ。失敗は許されない。
それでもやり遂げて見せる。操縦桿を強く握りしめながら621はタイミングを測る。
その時だった。ウォルターの機体が再稼働し、沈黙していた頭部のカメラが再び621を捉える。そしてチャージしたままだったコーラルライフルを構え、即座に照射。
咄嗟だった。621は反射で射線上に入っていないにもかかわらず、クイックブーストで横に逸れる。本来なら躱す必要は無いと判るものだが、コーラルライフルの照射の派手さに加え、決してミスをしてはならない状況が回避というこの場にとっての最大のミスを誘発した。
《レイヴン!駄目です間に合いません‼︎》
「嫌だ!まだウォルターが‼︎」
《貴方まで死ぬ気ですか⁉︎》
「ッ‼︎」
諦めることが出来ず、ウォルターの元に行こうとした621だが、それをエアが叫んで止める。このままいけば確実に巻き込まれて死ぬ。死ねば622の最期の願いを裏切ることになる。
「……ごめん、今までありがとう、ウォルター。」
助けられないのは621だってわかっていた。この状況になった以上、このままウォルターの元へ辿り着いてもコクピットを引き抜く時間を考えると間に合わない。どんなに効率良く出来たところで無理だ。
最後にもう一度ウォルターの姿を見てから、621は爆発から逃げるようにザイレムから飛び降りた。
「(621、あいつには友人が出来た。もう大丈夫だろう。)」
飛び降りた621を見送り、ウォルターは力尽きたかのようにコクピットの中で力を抜く。それと連動するかのように機体も力が抜けたかのように機能を停止した。
「(……俺もアーキバスにいいように使われた。ここで生き残っても、もう長くはない。)」
再教育から逃げようとした罰だと、再度捕まったウォルターは様々な薬品の実験体として使用された。その中には危険度の高いものや依存症になるものも混ざっており、あと少しすれば耐え難い禁断症状が現れるだろう。
「(なら俺は622の方へ行くべきだろう。あいつはああ見えて、案外寂しがり屋だ。)」
死ぬ間際だからなのか、洗脳が解けたウォルターはコクピットの中で少しだけ口角を上げる。そして最後に拠点で過ごした日々を思い浮かべながら、ザイレムの爆発に飲み込まれた。
ザイレムが墜ちてから早数年。企業は一部を除いて追い出され、今は各所で復興が始まっている。
あの後、621はラスティ達と合流してから未だに抵抗を続けていた企業勢力を追い出し、情勢が落ち着いたのを確認してからルビコンを発った。理由は勿論再手術を受けるためだ。
初めは手術をしてくれる相手を探すところからと考えていたのだが、エアが拠点のデータを探るとウォルターが再手術をしてくれる相手をある程度ピックアップしてくれていたのが発覚したので、それを頼りに動くことになった。そして相手を見つけて再手術を受け、621は普通の人間として必要なものを取り戻すことに成功した。
その後はルビコンに逆戻りし、定住することにした。それを決めた理由は様々だが、1番の理由は──。
「また来たよ。ウォルター、622。」
ルビコンの僻地にて、それはあった。巨大なペンチが突き刺さっただけの簡易的な墓。その横にはあの爆発から奇跡的に残っていたHALの腕部パーツが添えられている。
そんな2人の墓を見ながら、621は最近あった出来事や、感じたことを話し続ける。その時は表情をコロコロと変え、自分は感情を取り戻せたのだとアピールすることを忘れない。
「それでね、最近はミシガンが──。」
「やぁ、戦友。楽しく話しているところ失礼する。」
「……ラスティ?どうしたの?」
しれっとルビコンから脱出していたベイラムだったが、ACの修復と武装の強化などを済ませた完全体ミシガンがつい先日再びルビコンに来襲。独立傭兵として働いていたイグアスとヴォルタを2人がかりにもかかわらずフルボッコにし、独立傭兵となって腑抜けたか!レッドガンで鍛え直してやる‼︎と叫びながら反則だろうがと騒ぐ2人の首根っこを掴んで連れ去っていったことを面白おかしく話していると、いつの間にかやって来ていたラスティが621に話しかけてきた。
「早速で悪いが本題に入ろう。ルビコンにまた企業が来ると情報班から連絡が来た。」
「またなの?早く解体すればいいのに。」
「耳が痛いな。」
その内容に621は思わず半目になってラスティを見た後、視線を変えてこの場から見ても薄らと見える大気圏外まで聳える巨大な建造物を眺める。
そう、未だにバスキュラープラントは手をつけないまま放置されている。巨大すぎて解体に時間がかかるのに加え、中に蓄えられているコーラルを下手に刺激すればドカンだ。なので他にもやることがある現状では後回しにするしかない。
それをどこかで聞きつけたのか、星外からコーラルを狙って企業がやってくる。恐らくアーキバスがしくじってそのままの儲けを掻っ攫うことが出来るのではないかという浅い考えなのだろう。
「戦友、また手を貸してくれるか?」
「わかった。私もここを戦場にしたくない。」
「……流石、ルビコンの解放者といったところだな。今回も期待している。」
621の返答を聞き、ラスティは一度墓を見た後でその場を去る。ラスティは621が戦う理由はこの墓にあると考えているのだろう。実際親しい者の墓を荒らされて良い顔をするものはいない。仮に企業がこの墓を荒らせば621は星外にある本社まで追いかけて壊滅させるだろう。
ラスティが去った後も621は暫く墓を見ていたが、ヨシと呟くと立ち上がる。
「じゃあ準備があるから私は帰るね。次に来るとしたら企業を追い払ってからかな。……まだ622が言っていた幸せな生活が出来ているって自信は無いけれど……私、頑張るから。じゃあまたね!」
手を振り、621は墓から去る。墓から顔を背けたと同時に621の顔からはストンと感情が抜け落ち、星外の企業すら恐れるレイヴンの顔へと変わっていた。
ルート4。 ルビコンの墓守。
621……再手術をして、ルビコンに帰還。ザイレム墜落跡地からウォルターとオリ主の形見となるものを探し出し、墓を作ってそこを守っている。オリ主が使っていたペンチのうち一つは改修して自身のACに装備しており、現在は幸せに生きることを目標にしている。
ウォルター……死ぬ間際で洗脳が解けたが、度重なる投薬によって長くないことを知っていたので621のことは彼女の友人に託し、自身は622のほうへ向かうことに決めた。
ラスティ……621を戦力として逃したくないので、ザイレムから2人の形見となるものを持って出てきた621に墓を作ってはどうかと提案した。
ヴォルタ&イグアス……独立傭兵として働いていたらミシガンが来て連れ去られた。
ミシガン……ベイラム本社にケジメをつけさせようとしているが、手が足りないのでルビコンでほっつき歩いている2人を回収しに来た。顔面パンチは確かにされたけどあの程度の威力はパンチには入らないからノーカンらしい。
匿名希望A・M……バスキュラープラント残ってるしまだ慌てるようなあわわわ。
以上でお終いです。話の中盤あたりでコア=コクピットとか、色々ガバを重ねたりしましたが、無事に最終話までいけました。個人的には後半辺りに全くアサルトアーマー系統を使わないとか、もっとここの話を膨らませたかったとか、タイトルみたいに全然殴り合ってないじゃんなどの反省点もありましたが、書いてて楽しかったです。
では、ここまでありがとうございました!