真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン 作:XX(旧山川海のすけ)
俺たちの日常
★★★(忍)
俺の名前は
22才の男だ。
職業はデビルバスター……の助手。
情けないけどな。
俺はサポート役なのだ。
デビルバスターをメインでやっているのは……
「ひぃ、ふぅ、みぃ……10体近くいるんじゃない? ボディコニアン」
今、俺の隣で今回の依頼の討伐対象であるボディコニアン……の数を冷静に数えているこの女性。
22才。
黒髪が長くて、清楚な感じ。
日本人形みたいに、綺麗に切りそろえている。
大破壊が起きた後のこの世界で、よくこれを維持できてるもんだと感心する。
顔つきはクールな感じ。そんな感じの、美しい女性だ。
体型はスレンダー。今は昔の自衛隊を彷彿とさせる戦闘服に身を包んでいるから分りにくいけど、綺麗なんだよ。
で、ちなみにこの女性が俺の嫁さん。
旧姓は
自慢なんだけど……劣等感でもある。
自分が嫌になるな。
彼女は優秀過ぎるんだ。
大破壊が起きる前、平和な日本だったときからずっと一緒に居たんだけど。
ようは、幼馴染なんだよ。
学校では勉強が良く出来たし。
スポーツも出来た。
で、実家がお金持ち。
地元では名士の家柄だ。
ハッキリ言って、俺の家の親父が、彼女の父親の親友でなければ、俺と彼女に接点なんて無かっただろうな。
付き合いだしたのは中学から。
中学生になって、皆が色気づきだして。
このままじゃ誰かが彼女に告白して、彼女が他の男の恋人になってしまう!
その焦りから、当たって砕けろとばかりに交際を申し込んだら、まさかのOK。
あのときは信じられなかった。
俺は学校の勉強もパッとしなかったし。
取柄だったのは、親父が空手道場の道場主だったから、そのせいで鍛えた空手のみ。
それだけだったのに。
なのに、彼女は俺を選んでくれた。
だから俺は頑張って、彼女の進む道に食らいついてきた。
来たんだけど……
「忍、聞いてる?」
ちょっとイラっとしてる感じの声。
返事してないからか。
今、気づいた。
「ゴメン真月。9体だと思う」
詫びながら、返事。
これ以上は居ないハズ。
今、俺たちが隠れている廃ビル。
そこから覗いている別の棟の廃ビル。
そこに、9体のボディコニアンが居る。
ボディコニアン……見た目は、身体の線がピッチリ出る服に身を包んだ女性。
所謂、ボディコンというやつだ。
だが、彼女らは生きた人間ではなく。
ゾンビの一種。
死亡した女性で、自分の女性としての美貌を気にするあまり、死の寸前に悪魔との取引を行い、変わってしまった成れの果て。
特徴としては、知能が人間並みにあること。
そして、体液に麻痺毒が含まれていることだろうか。
彼女らはそれで獲物を麻痺させて、集団でそれを喰らう。
だから、とても危険な悪魔なのだ。
「マンイーターは居ないんだよね?」
「そういう話は無かったハズ」
「……よし」
真月が決断した。
俺はそれについていくだけだ。
助手だから。
もう一度、言う。
俺たちはデビルバスター。
お金を貰って、悪魔退治から物品回収まで何でもこなす、所謂何でも屋だ。
主人公パートのプロローグ。