真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン   作:XX(旧山川海のすけ)

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たんけんししゃのまち


東京攻略編 六本木
01:結界の街


★★★(忍)

 

 

 六本木が見えてきた。

 

 ビル群があるな。

 ザ・都会。

 

 ……というかさ

 

「綺麗すぎるよね」

 

「……だな」

 

 なんか、ここだけ大破壊以前なのよ。

 キラキラしてるし。

 どうなってんの?

 

 それに……

 

 死の街

 

 そんな感じでも無いし。

 ホントに。

 

 ……まあ、行こうか。

 

 そして俺たちはサイドカーを進めようとしたんだけど。

 

 急に

 

 サイドカーが何かにブチ当たり、少しも進まなくなった。

 これは一体どういうことだ?

 

「……なんかあるね」

 

 ……どうやらその通りらしい。

 なんか、透明で柔らかい壁のようなものがあって。

 侵入者を防いでいるように見える。

 

「なんだろ、これ……?」

 

 まぁひとつ確かなのは。

 この謎のバリアのせいで、このままじゃ六本木に入るのが無理だってことだ。

 

「……どうしよう?」

 

 すると、だ。

 見回すと、地下鉄の入口があった。

 

 しかも、都合のいいことに、このバリアの内側に、もう一個地下鉄の入口を発見。

 

 ……ここを通れば、中に入れそうだな。

 

 問題は、サイドカーをここで乗り捨てないといけないってことなんだけど。

 ……しゃあないか。

 

 ここからは、徒歩で。

 

「歩こ」

 

「だな」

 

 あっさり徒歩を選択。

 まあ、このサイドカー自体が奪ったものだし。

 思い入れは無いけど。

 

 ……これまでありがとうサイドカー。

 ご苦労さん。

 

 一応、礼を言っておく。

 

 俺たちは、地下鉄に入っていった。

 

 

 

 地下鉄の中はちょっとだけ入り組んでて。

 すんなりと向こう側の入口に近づけさせてくれないみたいだった。

 ……見えてる感じでは近かったのに。

 

「面倒だね」

 

「都会の地下鉄ってこんな感じなのかな」

 

 ボヤく。

 ……そういえば。

 

「真月、イザナミを召喚するのでは?」

 

「あ、そうだ。いけない」

 

 忘れてた、とばかりにアームターミナルを操作する。

 一瞬後、地面に魔法陣が描かれ、髪の毛を2つに括ったワンピース幼女が召喚された。

 

「……今日は何の用?」

 

 こっちのモードだから、喋りが幼女仕様。

 イザナミのそんな言葉に

 

「これから死の街と呼ばれている場所に行くので、それで」

 

「なるほど……」

 

 納得してくれた。

 

 それで。

 イザナミと、霊鳥アルゴスを入れて3人と1匹。

 ぞろぞろ歩いた。

 

 歩いていたら……

 

「うぉれは気づいているかぁぁぁ!」

 

 アルゴスが騒ぎ出した。

 

 敵か!?

 

 それと同時に

 

「アアアアアア……」

 

 ……死体の山が現れた。

 正確に言うと、死体の山が互いに融合した、巨大な死体の山の成れの果て。

 

 屍鬼コープス。

 

 ……これは……

 

 正直、俺にとってはあまり強くないんだが……

 

「クルシイ……」

 

「タスケテ……」

 

 ……この融合している死体。

 全てが別個に意識があり、まともに動けないのに苦痛だけ共有している。

 

 最悪の状態なんだ。

 

 強くないんだけど……

 

 これはさ、ほっとけないよな。

 

「変身」

 

 俺はキーワードを口にして。

 

「燃えろ」

 

 仮面ライダーの姿で、右腕を翳し。

 メギドフレイムを放射した。

 

「ヒャアアアアアアアア!!」

 

 悲鳴。

 いや、歓喜かもしれない。

 

 ……何故って。

 

「アリガトウ……」

 

 最後に、そういう声が聞こえた気がしたから。

 

 ……死の街って、噂。

 これでかなり信憑性が高まったかもしれないと。

 変身解除をしながら思った。

 

 

 

 階段を登った。

 着いたんだ。向こう側。

 

 階段の外には、華やかな明かり。

 俺たちが、地方で持ってた都会のイメージそのもの。

 

 そして階段を登り切って……

 

「おお……!」

 

「わぁ……!」

 

 見回す。

 これが六本木か……!

 

 見るからにお金のかかっている街。

 見るからに東京。

 

 ……さぁ、どこにいけばいいのかな?

 

 お登りさんあるあるで、俺たちはワクワクで思考力が低下していた。

 そんなときに、まさにそんなときに

 

「気をつけい! ……死の穢れが満ちておる……」

 

 イザナミの言葉。

 

 冷水をぶっかけられた気持ちになる。

 そうか……やっぱりそうだったんだ!




彼岸島の亡者みたいな悪魔ですわ。
屍鬼コープス
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