真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン 作:XX(旧山川海のすけ)
01:帰還する二人
★★★(忍)
『ご苦労様~。よくやったねぇ~2カ月かからないでクリアするなんて、考えられないスピードだよ~』
今、俺たちは皇居に居る。
草薙の剣を取り返したので、京都に帰るのだ。
このスマホを使うのも久しぶり。
菅野さんの間延びした緊張感の無い話し方を聞くのも久しぶり。
「色々やったんです。詳しいことは帰ってから報告書にまとめます」
菅野さんと通話しつつ、皇居売店に向かって歩く。
真月は俺の隣で、歩き通話している俺を見つめている。
「色々、報告しないといけない事柄がありますので」
『分かった~。とりあえず、皇居売店ターミナルのロックは解除しておくよ~。また後でね~』
緊張感の無い声に懐かしいものや、これから伝える重要事項でこれが変わってしまうのかなという不安やら。
色々思いつつ、通話を切ってポケットにスマホをしまった。
「あっという間の5週間だったね」
通話が終わったので、真月が語り掛けてくる。
「そうだな」
色々あったね。
ガイア教徒になったり。
日本の領土の割譲をしたり。
……そして、子供ができたり。
真月は自分のおなかを撫でる。
「……本当にできちゃうなんて。まあ、別に嬉しいんだけどね」
フフッ、と微笑み。
子供が増えたら今のマンション引っ越そうね。
私、子供は一人で終わる気無いから。
そう、言ってくる。
……それはいいんだけどさ……
引っ越し。
……住宅関係で行動を起こした経験が俺、無いからな。
丸投げはやめてくれよ。……まあ、君はそういうことしないけど。
引っ越すとしたら、何が良いんだろうか?
やっぱり、マンションで無くて一戸建てかな?
今の家はタダで支給してもらったけど、家を買う場合はそういうわけにはいかないよな……
お金、貯めておかないと……
そんなことを考えつつ歩いた。
すると
……皇居売店が見えてきた。
皇居見学者相手の説明会会場に使われる建物に併設されているので、それなりの大きさ。
大扉を開け、集会場に入り。
集会場を抜けて、皇居売店に。
店舗の奥にある地下室入口に行き。
地下に入り、そこにあるターミナル。
一台のパソコンと、床に描かれた円形のライン。
パソコンを起動する。
すると……
『こちらは皇居。COMP通信ターミナルです』
……よし。
ロックが外れている。
俺は真月と顔を見合わせ、頷き合った。
「……帰ろう」
「うん、私たちの家に」
そう言って、パソコンにコマンドを打ち込んでいく。
ターミナルを起動するためのコマンドを。
システムが起動していく……
『転送ヲ開始シマス』
そして重大な問題が