真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン   作:XX(旧山川海のすけ)

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親への報告後


05:巨乳判定

★★★(忍)

 

 

 里帰りして、近況報告して。

 京都御所に帰って来た。

 

 そして帰って来て、いきなり言われた。

 ライドウさんに、嫁さんが。

 

「佐上真月、大老になってくれないか?」

 

 たいろう……?

 江戸時代か?

 

 横で聞いてて、それを思ったが、詳しく話を聞くと、やむを得ない事情のようだった。

 

 なんでも……

 

 現在、京都にある暫定政府が治めている社会では、選挙は行われていないらしい。

 全て暫定政府を動かしている職員がやっている。

 そんなことをしている余裕が無かったからだ。

 

 で、だ。

 

 先日、日本全土から野良悪魔が消えた。

 これで、安定した社会を作っていく基礎が出来たわけだけど……

 

 この体制、多分相当長く続きそうらしい。

 理由は、これから社会を安定させなければならないので、やっぱり選挙をやってる余裕が無いから。

 

 今のところ、現在暫定政府の政治を動かしている人間たちをメンバーとして「元老院」を作るという話になってるそうで。

 大老ってのは、その元老院のまとめ役だそうな。

 

 これには理由があって

 

「流石に伊邪那美神と契約している悪魔使いがいることを知っているのに、その人物を元老院に関わらせないのは不味い」

 

 ……言うなれば。

 ある小説投稿サイトを作り上げた人間が誰か知っていて、その人物と連絡を取れる状況にあるにも関わらず、利用者がそのサイトの運営方針について話し合うことを全く連絡もしないで放置する、みたいなものか。

 

 そりゃ「お前らその小説投稿サイト使う資格あるの?」って言う風に見えるから、不味いわな……。

 

 まあ、まとめ役といっても立場的なもので、権力的には元老院のメンバーの1人、以上ではないみたいなんだけど……

 

 どう答えるのかな? そんな役職、穏やかに過ごすには邪魔なだけだと思うんだが……?

 

 俺は彼女の返答を見守る。

 彼女は、こう答えた。

 

「お受けします」

 

 ハッキリと、力強く答えたよ。

 ……俺はそんな彼女のことを尊敬したし、そんな女の夫であることを誇りに思ったね。

 

 

 

 そして。

 真月を大老に迎え、新生日本について話し合う元老院の会議の場が設けられた。

 

「議題は色々あるが……皆、手元の資料を見てくれ……」

 

 ライドウさんが議長を務め、元老院会議がスタートする。

 

 そしてまず、第1項目の話に行こうとした……

 まさにそのとき

 

 スッ、と真月が手を挙げた。

 

「なんだ? 大老?」

 

 ライドウさんの言葉。

 だけど、そこには苛立ちを伴ったものはなく。

 純粋に、何か意見があるのかという態度しか無かった。

 

 真月は……

 

「3点ほど、大事な提案があります。もし、そこに読み落としがあったら指摘して下さいね」

 

 そう、断って。

 こう続けたんだ。

 

「まず1点は、悪魔の呼称変更についてです」

 

 悪魔は今後、化け物、もしくは異類と呼びましょう。

 理由は、現実の宗教や伝説に登場する神々が実在し、我々と多少力の差はあるものの、打倒し得る存在であると知ってしまうと……

 

 何かとてつもない間違いを犯しそうなとき、もしくは個人の力で対処しきれない災厄に見舞われたとき、何も恐れられないし、何も頼れなくなるからです。

 考えても見てください。死ぬ気で頑張れば打倒し得るものに、本気で恐れを抱くことができますか? 厄介だとは思うかもしれませんけど、そういうのはリスクって言うんですよ。

 それに、何にも頼れないというのも問題なんです。どうしようもないときに祈ることが出来なくなるんですから。

 

 だから変えましょう。悪魔と呼ばれるものは、悪魔ではなく化け物、もしくは異類であると。

 その方法については、後ほど話します。

 

「そして2点目は悪魔使いの扱いについて」

 

 これは1点目と連動する話なんですけど。

 この資料では許可制にするとありますけど……

 ここは、大破壊前と同じく「秘密職業」にした方がいいと思います。

 理由は1点目で言った通りです。呼称変更の邪魔になるからです。

 

「そして3点目は……」

 

 真月の提案は全部妥当なものだったけど。

 最後の提案はさすがに俺もギョッとした。

 

 真月はこう言ったんだ。

 

「巨乳判定の導入について」

 

 きょ……巨乳判定!?




カクヨム、ノベプラ、なろうで書いてます。1次創作扱いで<巨乳判定
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