真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン   作:XX(旧山川海のすけ)

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フードファイターの続きはまだかな~?


09:大宇宙の意思(最終話)

★★★(真月)

 

 

 結婚式を終えた後。

 

 私たちは新生活をあのマンションではじめた。

 まずはこの、今妊娠中の第一子を無事に産むことを第一に考えて。

 

 そして特に問題も起きず、無事に最初の子供を出産。

 性別は予想通り男の子だったので、名前は月心と名付けた。

 

 二人とも初心者だから、最初の子育ては大変だったけど、私の両親が「日々やることが無い」という口実でウチに来て助けてくれたので、なんとか乗り切ることが出来た。

 そして月心が1才になったので、次の子作りを開始。

 

 普通の夫婦なら排卵日を調べて、禁欲を重ねて集中的に仕込むんだろうけど。

 

 ……私には魔王マーラが居た。

 

「マーラ、私に魔法をお願い。排卵を起こす魔法と、100%受精する魔法と、100%着床する魔法と、あと無事に出産出来る魔法」

 

「しょうがないのう」

 

 で。

 この魔法を掛けると、夫が……その。

 もんのすごいことになって。

 1回で良いところを何回も何回も。

 

 今、この嫁に膣内射精したら100%妊娠する上、無事に出産してくれる。

 そう思うと、燃えるんだろうか……まあ

 

 私の方も、夫をここまで興奮させてしまった時点でもう拒否できないし、魔法があるから妊娠は避けられない。

 力の強さなんてもう、絶対逆らえないって思い知らされると……

 

 メッチャメチャ燃えた。

 

 興奮しすぎて

 

「身体がボロボロになるまでアナタの子供を産み続けますぅ!」と大声で叫んでしまったこともある。

 

 で、第二子妊娠。

 そして無事出産。

 

 ……今度は女の子だった。

 また男の子かもしれないと思ってたので、これは嬉しい誤算だった。

 やっぱバランスよく子供を持ちたいから。

 

 名前は真霧(まぎり)にした。

 ウチの伝統で、名前の一字に真を入れる。このために。

 (お父様の名前は真陽(しんよう)。ちなみに)

 そうしたのは特に理由は無かったんだけど、後でそれで良かったのかもしれないと思うことに。

 

 3回目。以下略。

 

 第三子は男の子。

 名前は真虎(まとら)と命名。

 

 この子は、将来真神家を継ぐことになるんだなと思うと、ちょっと可哀想だった。

 つまり養子に行く運命が決定しているし。

 

 ……さすがに3人産むと辛いなー、というのがあった。

 愛があっても、魔法の力を借りても、辛いものは辛い。

 

 でもここで止めると、なんだか真虎が商品か何かのように見えて可哀想だから、子作りは継続することにした。

 

 第四子、男の子。

 命名・竜太。

 

 第五子、女の子。

 命名・月子。

 

 で……さすがにここまで子供が増えると、マンションが狭くなってきたので。

 それなりの広さの屋敷を買い取って、引っ越した。

 大老職と国防軍の軍人やって溜めたお金があったので、なんとか買えた。

 

 

 

 で。

 だいぶ時間が流れて。

 

 長男が17才、次男が13才になった。長女は15才。

 簡単に言うと、新政府再発足から18年経ったのだ。

 

 私も夫も40才。文句なくおじさんおばさんの年齢。

 

 社会もだいぶ安定して来た。

 そろそろ普通選挙もできるんじゃないかと思うのだけど

 

「あのクソみたいな普通選挙して、クソ議員増やすのか?」

 

 こういう意見を持つ人が多い。あの頃に比べれば、今の方がマシなので普通選挙不要だ、って。

 ……誓って言うけど、私は権力に関しては洗脳を掛けていない。これは今の国民の正直な気持ちらしい。

 正直、健全でないから良くないって思うんだけど。

 

 ……分からなくもない、っていうのが嫌だなぁ。

 

 で、巨乳判定。

 これに関しては……

 

「悪堕ちした巨乳が大破壊の原因ってどう考えてもおかしいだろ!」

 

「へえ、その根拠は?」

 

「逆に聞きたい。悪堕ち巨乳が原因でないことを証明してくれないかな?」

 

 ……何人か洗脳が何故か掛かってない人がいるんだけど、洗脳されてる人々に袋叩きにされるので、発言できない状況が出来てるらしい。

 なんか、どこかで見た光景だなぁ……。

 すごく、複雑。

 

 巨乳という言葉は、広義の巨乳、狭義の巨乳。

 2つの意味に分けられている。現在。

 

 広義は「ただ胸が大きい女性」を指す言葉。

 狭義は「14才の段階でDカップに到達し、政府によって巨乳判定を受けた女性」を指す言葉。

 

 その女性たちは再び世界を危機に陥れる「悪堕ち巨乳」に変化する恐れがあるので、18才までに幸せな結婚をし、その可能性を無くすことが義務付けられる。

 それができなければ国外追放。

 ……本来は本人のせいではないのに差別待遇を受ける不幸な人々、になるはずだった。

 

 しかし……

 

 実質「胸が大きい上、高い嫁能力を備えて、倫理観も高く、法律にも明るい、上流階級の嫁に相応しい女性」ということで、実質女性として上位の存在になりつつある。

 そのせいで「優遇をやめろ!」という声が出てきている。

 

 でも、優遇やめたら巨乳判定受けた女の子が人生詰むし、無理なのよ……

 

 それにね。

 法律もだいぶ変えたのよ。

 

 不倫の罪を国外追放という刑事罰にしたのもそう。

 そうしないと、巨乳判定の子が18才までに自分の生涯の伴侶を真面目に探さないし。

 

 何故か?

 

 それは、適当な相手と18才までに結婚しておいて、そこからゆっくり本命を探し、不倫。

 その後愛想をつかされるような悪態をつき倒して離婚してもらい、即座にその不倫相手と結婚すれば良い、なんて悪事を考える余地が出てくるから。

 巨乳判定を受けた女性は、18才を過ぎたらフリーになった瞬間、誰の求婚も拒否できないことになってるし。

 

 でも、それでは巨乳判定をはじめた意味が無いのよね。

 幸せな結婚をしてもらわないといけないのだし。

 

 

 

 ……なんて。

 久々に台所で夕飯の準備をして考えていたら。

 

 現在、家政婦として使っている私の仲魔の造魔フツコが

 

「奥様、ちょっとお話が」

 

 そう言って来たので。

 

「何?」

 

 包丁を握る手を止めて振り返る。

 

「……本日、真虎様に巨乳の女性が訪ねて来たのですが」

 

 ……?

 

 巨乳が?

 

 ……恋人、なんてありえないわよねぇ……?

 

 次男の真虎は、すでに大学に入れるレベルの頭脳を持つ子で、将来を楽しみにしている。

 私の跡を継がせて、悪魔使いになってもらおうかと思ってるんだけど。

 

 でも13才なのよ。

 まだ恋人を考える年齢では無いわよね。

 そう思い、私はフツコの報告を流してしまった。

 

 

 

 そして、運命の日が来た。

 

「母さん……ちょっといい?」

 

「何かしら?」

 

 リビングでお茶を飲んでいたら。

 息子の真虎が話しかけてきた。

 少し、恥ずかしそうだった。

 

 ……何?

 

 すると、息子はこう言ったのだ。

 

「……僕、巨乳認定証持ちの女性と恋人になった」

 

 ……手からお茶のカップがすっぽ抜けて、床に落ちた。

 なんて……ことなの……?

 

 巨乳判定を受けた女の子と付き合う。

 これは結婚を前提とした交際。

 

 13才なのに! 去年までランドセルを背負っていたのに!

 早すぎる!

 

 私は反対したかった。

 

 ……けど。

 私は反対できない。

 

 ……だって、巨乳判定を作ったのは私なんだから!

(了)




次回、あとがきです。
ピクシブ版では40代主人公ヒロインのセクロスシーンを書いた番外編があるのですけど、こっちではそれは載せません。(良い子も読めるR-15版ですし)
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