真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン 作:XX(旧山川海のすけ)
★★★(忍)
次の日。
職員の人が迎えに来たので、一緒に御所に出向くと。
「そのみすぼらしい戦闘服は見苦しいので、これからは職員の制服に着替えてもらう」
と、服を一式渡された。
俺が渡されたのは……
ライドウさんが着ていたような、黒い軍服っぽい服。
軍服っぽいだけあって、動きやすさには問題ないみたいだった。
マントもついていたけど、これについては
「勘弁してもらえませんか?」
と言ったら、許してもらえた。
さすがにマントはキツイ。
で、古い戦闘服はもうお役御免になった。
これまでありがとう。戦闘服。
で、先に着替えて、真月が着替え終わるのを待ってたら……
「お待たせ」
おお……
真月のも軍服っぽいデザインの制服だったんだけど……
スカートのデザインなのよな。
黒基調の軍服っぽいスカートの制服。
スカートの長さは膝くらいまでで。
スカート……イイ。
昨日惚れ直したけど、ますます、だ。
これでアームターミナルつけて……うん。イイかも。
「どうかな?」
くるり、くるり、と俺の前で舞うように回りながら。
「うん……イイと思う」
正直な感想を言う俺。
真月は
「そっか。アリガト」
嬉しそうだった。
皆幸せになった。
素晴らしい。
「制服、丈の合わないところは無いか?」
職員さんが最終確認なのか、そう訊いてきた。
「ないです」
「ありません」
俺たちはそう答えた。
★★★(真月)
私は、怒りに震えていた。
制服を貰った後、私たちはここで仕事をする上での重要事項説明で、ここの技術関係の責任者という人に会わせてもらったんだけど。
責任者は若い女だった。
問題なのは……
「あは~よく来たね~。ここの技術関係の責任者の菅野。よろしく~」
……なんなのこの巨乳は?
しかもただの巨乳じゃない。ものすごい巨乳。
GやHでは利かないレベル。
それだけでも問題なのに。
男を誘う目的なのか、チャイナドレス姿。
色は白。その上に、ここの職員の制服の上着を肩に引っかけている。
眠そうな表情も何か意図があるとしか思えない。
そんなのがここの技術関係の責任者。
……何で大破壊でこういうのが淘汰されなかったんだろう。
私は少しそんなことを考えてしまった。
忍がこいつの胸をチラ見してしまったのに気づいたときに。
許せない。ひとの旦那を誘惑するなんて!
こんなに愛し合ってる夫婦の仲を裂こうだなんて、許されない!
「じゃあ重要なことを説明するね~。アタシが組み上げたシステムなんだけど~」
……説明はこうだった。
御所の防御は、もっというと神器の防御については、敵の襲撃がある程度察知できると。
それは、複数の知恵を司る悪魔の知性を直列繋ぎにして、強力な計算能力を発揮する知性にすることで可能にしたとのことで。
具体的に言うと、明日敵が襲撃してくるかどうかが分かるらしい。
「魔神プロメテウス、天津神オモイカネ、聖獣ハクタク、魔神トート……他にもあと数柱組み合わせたんだ。苦労したよ~」
だから、四六時中神器の傍に居る必要は無いんだとのこと。
それは良かったんだけど……
「すごいですね。一応気を休めることはできるわけか」
忍が感心したように言った。
うん、私もそう思う。思うんだけど……
「そうそう。分かってくれると助かるよ」
気だるい感じで女は言った。
……その言い方にすごく腹が立った。
そして技術責任者室を出た後に。
数歩歩いて。
「忍」
私は彼に背後から声を掛けた。
「ん?」
振り向いてきたので。
私は思い切り
ぶちゅ~ッ!
とキスしてやった。
しばらく息が出来なくて、苦しくなるぐらいに。
終わった後。
酸欠でハァハァいったけど。
気が済んだので、さっきのことは忘れることにした。
フミはわりと好きです。
いや、かなり好き。
胸囲の問題じゃなしに。
科学者キャラ好きなのよ