真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン 作:XX(旧山川海のすけ)
★★★(ビフロンス)
俺は堕天使ビフロンス。
地獄の伯爵だ。マジで。
今日は分霊たちと一緒に人間界を散歩している。
今日は京都、という場所の近くに来てみたんだが。マジで。
このあたりは大破壊からだいぶ復興していて。いやいやマジで。
ここのところのマイブーム。
……お?
街の方から、女が一人歩いてきた。
ううっそ。
若い女じゃん。マジで。
黒い、丈夫そうな生地の服を着た女だ。
下はスカート。肩には銃を担いでいる。
そして左手と頭に何かつけてるなぁ。
髪の毛は綺麗な感じの長いストレート。よく手入れされてる。マジで。
これはちょっと、相手してやらないこともない。
★★★(真月)
明日の襲撃予報が無い以上、今日はフリーなので。
私は京都の街を出て、ひとりで稼ぎにやってきた。
私にはお金が必要だからだ。
京都の街は悪魔の侵入が不可なので、悪魔に会いたければ街を出る必要がある。
さて、そろそろかな……
「郊外に人間とは。ひじょーに、興味があるね。なにしてるんだ?」
きた。
私に、頭部が歪んだ骸骨になってる、手に燭台を持ち、紳士の衣装に身を包んだ悪魔が話しかけてきた。
私は、この悪魔を知っている。
確か堕天使ビフロンス。
それなりに地位が高い悪魔で、よく人間界には自分の分身を来させるらしい。
それを「分霊」というんだけど。
こいつはいいね。
いろんな意味で。
私はにこやかに答える。
「鍛錬です」
いきなりお金の話はするのは良くないよ。
すると悪魔はこう言ってきた。
「アクマでも愛してくれるぅ? なんつって」
「嫌です」
即答。
私が愛を捧げる相手は決まってるし。
すると悪魔は
「俺といると、楽しいだろ?」
……は?
別に楽しくは無いよね。
だから
「いえ、そんなことはありません」
そう答えてあげた。笑顔で。
すると、悪魔は震えだして
「舐めんな。殺すよ。いやいやマジで」
と言って、襲ってきた。
……これを予想していた私は、素早くアームターミナルを操作した。
『妖魔召喚』
地面に光の魔法陣が現れて……
「さて」
戦闘終了。
倒れ伏したビフロンスたちに銃口を突き付けながら、私は呼びだしたヴァルキリーとスセリビメにも脅しを実行させておく。
「どうしてやろうかな。正当防衛だよね?」
冷静に言ってあげた。仲魔に向けて会話する感じで。
すると
「……きみは、悪魔を殺して平気かい?」
ビフロンスの1体がそう言ってきたので
「平気」
即答した。
基本悪魔は人間の敵なんだから、殺すのに抵抗なんてあるはずがない。
ビフロンスは、私の対応に何かを悟ったようだった。
「帰ったほうが、いいと思うぞ。400マッカで、手を打たないか?」
400マッカ……
「1000マッカ」
「ううっそ」
少ないし。全然足りないし。
私は銃の引き金を引いて、ビフロンスの頭の傍の地面を撃ち貫く。
……ビフロンスは震えあがったようだった。
「どうなの?」
「……1000マッカ。これで……」
ビフロンスは懐をごそごそやって、金貨を差し出してきた。
私は片手で銃を構えながら、片手でそれを受け取る。
そして。
「……まだ出せるよね?」
「ううっそ」
……私は銃口でビフロンスの頭をゴ~リゴリとしてあげた。
そして。
私は全てのビフロンスたちに同じことを行い、彼らをリリースしたときに得た金額は……およそ1万マッカ。
良かった! 1万マッカ儲かったよ!
これだからファンドは止められない!(※デビルバスター用語で、悪魔から金をせびること)
お金はなんぼあってもいいですからね