真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン   作:XX(旧山川海のすけ)

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ペルソナ4の物語があるはずだった土地に行く


霊鳥アルゴスが欲しい!

★★★(真月)

 

 

 うーん。

 また出張を命じられてしまった私たち。

 

 できれば行きたくないけど、お仕事だしね。

 行かざるを得なくなっている。

 

 今回も襲撃してくるかなぁ?

 メシア教徒。

 

 ……来そうな予感はするんだよねぇ。

 ……どうしよう?

 

 前は油断して、いきなりバインドボイスを掛けられた。

 同じ失敗を二度もしたら馬鹿だよね……

 

 バインドボイスや子守歌は、人間には致命的なんだけど。

 上級の悪魔には効かないから、忍の場合は変身したら大丈夫。

 そうでなくても、耳さえ塞げば避けられる。

 

 つまり警戒すべきは、不意打ち。

 

 とすると

 

「どうした?」

 

 私が考え込んでいると、忍が横から声を掛けてくれた。

 ちょうどいいや。

 

「……またメシア教徒が襲撃を掛けてくるかもしれない」

 

「そうだね。だったら?」

 

 それに対しての私の考えていることは

 

「……見張り用の仲魔を1体作る」

 

 これなんだけど……どう思う?

 

 私は彼を見た。

 すると

 

「候補はあるの?」

 

 ……なるほど。

 うん。あるにはあるんだよね……

 

 私は頷いた。

 

 

 

 ターミナルを使って伊勢に行き。

 ホテル業魔殿にやってきた。

 

「佐上様、お待ち致しておりました」

 

 またあの青白い肌で紅い目の、ショートカット黒髪メイドさんが出迎えてくれる。

 無表情で深々と、お辞儀。

 

 この人には、前のときは危うく10万マッカを巻き上げられそうになったから。

 油断できないよ。

 

「今日は宿泊ではなく合体目的で来ました」

 

 そう、要件を伝えると

 

「分かりました。ご休憩ということですね?」

 

「違います」

 

 ……金にがめついし、下品だし。

 なんなのこの人?

 

 メイドさんの案内で、悪魔合体施設に連れてきて貰った。

 

 邪教の館より少し広めの悪魔合体スペース。

 合体ポッドの形は一緒なんだけど、中央の合体悪魔が出現するスペースがちょっと違ってて。

 こっちの方がややスタイリッシュであると感じた。

 無機質な感じで、綺麗なの。

 

 で。

 

 そこでコンピューターでの検索を掛けさせてもらった。

 

 ……欲しいのは……

 

 ……!

 

 あった!

 

 しばらく検索を掛けた後、私は望みの悪魔を発見する。

 

 霊鳥アルゴス。

 

 元巨人族。

 体中に百個の目があり、その目で何かを見張ることを得意としていた魔神。

 元々女神ヘラに仕えていたけれど、その務めの中で命を落としてしまう。

 女神ヘラは彼の死を悼み、自分の聖鳥であるクジャクの尾羽根に、その目を飾ったという。

 

 だから今のこの魔神の姿は人型ではなく、鳥の姿をしている。

 種族も霊鳥になったんだ。

 

 現在の彼の姿は、クジャクによく似てるんだけど、尾羽根に本当に目がついている、綺麗だけどかなり不気味なデザイン。

 でもまあ、いいや。

 見張りのプロであることは間違いないわけだし。

 

「これ?」

 

 隣で見ていた忍に聞かれる。

 うん。そう。

 

 そういう思いを込めて、頷く。

 

 すると。

 

「……材料はあるの?」

 

 だよね。

 私はアームターミナルを操作して、ストックしている悪魔をチェックした。

 

 要求されているのは……妖魔ペリ、龍王ナーガ、精霊シルフ。

 

 持ってるのは……女神ヘラ、妖魔ヴァルキリー、妖魔ペリ、龍神キヨヒメ、国津神スセリビメ、地母神ハリティー、精霊シルフ、幽鬼ポルターガイスト。

 

 ……偶然、ペリとシルフは持ってたな……

 じゃああとはナーガだけか。

 

 自分の唇に指を当てて考えた。

 

 そしたらメイドさんが

 

「龍王ナーガであれば、業魔殿の裏山に生息しておりますが」

 

 おお!

 それは好都合!

 

 早速捕まえに行ってきますね!

 そう、私たちがスイッチを切り替えようとしたとき。

 

「……それが手間なのであれば、有償にて佐上様にお売りしますが?」

 

 と、メイドさん。

 なん……だと……!

 

「借金で首が回らなくなった悪魔を、何体か確保しております」

 

 おお……

 

 それを訊いて忍が聞いた。

 

「……おいくらで?」

 

「1体1万マッカです」

 

 ……悪魔ナンパに行ってきまーす。

 

 私たちは業魔殿を後にした。




いや、私は業魔殿のメイドさん好きですよ?(じゃあ変なキャラ付けすんな)
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