真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン 作:XX(旧山川海のすけ)
これからの世界を生き抜くために。
★★★(忍)
ガラ吉さんは、キャンピングカーでこのあたりに来ていた。
気まぐれで、崩壊後の世界をキャンプしてみたくなったらしい。
そこで、俺たちに遭遇した。
すごい偶然だった。
「僕の家は無駄に広いから、部屋は好きに選んで使っていいよ」
キャンピングカーに乗り込んで、さあ、これから案内してもらう、ってときに。
そう言われた。
……俺たちの元の家……
まあ、いいか。
それほど意味があるとも思えないし。
あ、そうだ。
「ガラ吉さん、本名は何て言うんですか?」
訊いておく。
まさかガラ吉なんて名前、あるわけないし。
すると
「……あまり本名好きじゃないんだよね。世界も崩壊したことだし、これからはガラ吉を本名にするよ」
……そうなんですか。
案内された家は、市街地からかなり離れた一軒家。
確かにデカイ。
車庫にキャンピングカーを停めて、ガラ吉さんは家に入っていく。
俺も路上にバイクを停めて、真月と一緒に後に続いた。
中は、少し埃っぽかったけど……
良い家だった。
「最初にこれを渡しておく」
……出されたのは。
一言で言うと、キーボードのついた小手。
そんな感じの代物だった。
「これは?」
俺が聞く。
すると。
「アームターミナル。……政府支給のアイテムなんだけど……僕はぶきっちょでね。使いこなせないから使ってないのよ」
「何をする道具なんですか?」
これは真月。
ガラ吉さんは
「……悪魔と契約して、使役する道具さ。世界を壊した存在である悪魔を、自分たちの武器に出来る夢の道具。……すごいでしょ?」
……それはすごいってもんじゃないかと。
で。
興奮しつつ試したけど……
「く……!」
俺は上手く使えなかった。
特に、タイピングが致命的に下手というか。
全くキーボードを見ないで、必要なコマンドを打ち込んでしまうのはちょっと出来そうにない。
パソコンを使うのとちょっと感じが違うんだな。
情けなかった……
だけど
「ん」
……真月は出来た。
スッ、と。
当たり前のように。
滑らかなブラインドタッチを魅せてくれた。
……昔からそうだよね。
彼女は。
ここで、アームターミナルを使用するのは真月で決定した。
そして、銃器の取り扱いについても教えてくれた。
ガラ吉さんは自分では銃を使わないそうだけど。
「重要なポイントだけは、知識として知ってるから、伝えることはできるかも」
で。
俺は……ほぼ0点。
真月は……100点
大きなライフル銃を渡されて、間もないはずなのに。
正確に的を射抜いていく。
寝た姿勢だったり、座った姿勢だったり、立った姿勢だったり。
すごい才能だ。
……すごいな……俺の彼女。
誇らしかったが……
なんだか……劣等感が。
最近のメガテンではコンピューターで呼び出さないタイプが多いですね。
真3しかり、真5しかり。(真4はやってんじゃん)