真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン   作:XX(旧山川海のすけ)

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いざいざ!


03:東京攻略RTAだ!

★★★(真月)

 

 

 部屋に入った。

 すると

 

 部屋の内装はキチンとされていて。

 ピンクがかった壁紙が貼られていた。

 そして照明は薄暗い。

 

 とてもエッチな感じがした。

 

 部屋は大きな丸いベッドがひとつと、ガラス張りのシャワールーム。

 シャワールームには浴槽がひとつあって、かなり大きそうに感じる。

 ……あれは多分、ふたりで一緒に入るの前提の大きさだね。

 

 テレビは……無い。

 さすがに無いか。

 

 聞いた話だけど、ラブホにはアダルトビデオ流しっぱなしのテレビがあるとかなんとか……

 

 そんなのつけてふたりで見たら、どうなってしまうんだろうかとちょっと考えるよね。

 

 ……ふと、気になったので浴室を見に行く。

 

 ……マット無いか。ローションも無い……。

 

 でも、お風呂大きいなぁ……

 

 絶対にふたりで入れるよ……

 

 ここで、ベッドの方をチェックしに戻る。

 ……綺麗なベッドだった。

 

 で、枕元を探るんだけど……

 

「コンドーム、コンドーム……」

 

 無いか、無いか?

 絶対ベッドサイドにあると思ったんだけど。

 

 ちなみに、東北に住んでたときは、コンドームは自動販売機のやつが売り切れたときに無くなった。

 京都に引っ越してからは、再び買えるようになったけど。

 すごいね、京都。

 

 ……果たして東京はどうなんだ?

 御所よりは復興してないだろうし、無いのがデフォなのかな?

 

「何を探してるの?」

 

 後ろから、忍。

 ……何で他人事なのよ?

 

「コンドーム。そっちにない?」

 

 そう、訊き返した。

 そのとき。

 装着するのはあなたなんだから、あなたがより真剣に探すべきでは?

 

 そう思った。

 

 思ったけど、グッと耐える。

 だって言ってしまってこの雰囲気が悪くなったら、今日の幸せなこの空間が台無しじゃん!

 

「……無いみたい」

 

 言ったら、一応探してくれて。

 返って来た答えがこれだった。

 

 ……無いのか。

 

 ベッドから備え付けの椅子に腰かけて。

 顎に手を当ててしばし、考えて。

 決めた。

 

 よし。

 

 ……やろう!

 

 即決。

 

 だって、ありえないじゃん。

 この状況で。

 

 万一、これから先、私たちが使命に失敗して討ち死にするようなことになったら!

 絶対に「こんなことならあのとき新宿のラブホでにゃんにゃんしておくんだった……」って後悔するに決まってる。

 

「……真月?」

 

 彼の呼びかけに、私はスッと椅子を立った。

 

 

★★★(忍)

 

 

 なんか嫁さんのテンションが異常だ。

 すっごくイキイキしているというか、ワクワクしているというか。

 

 お風呂見に行ったり、ベッドサイド探ったり。

 

 で、何をしているのかと尋ねたら

 

 コンドームを探しているという返事が来た。

 

 ……えっと。

 本当に、するの?

 

 ……今は大事な使命の中だから、そういうのはないと思ってたんだが。

 でも、彼女、どうも本気らしい。

 

 目を見れば分かる。

 これは本気の目だ。

 

「ちょっと落ち着こうか」

 

 俺のそういう呼びかけに

 

「……落ち着いて考えたわよ。そして、決めたの」

 

 俺の手を握って浴室を指差す。

 

「あのお風呂! 二人一緒に余裕で入れるんだよ!? あなたこそ、この意味をちゃんと理解してるの!?」

 

 目がガンギマリ。

 ガンギマリのまま、力説する。

 

「つまり! お風呂にふたり重なって抱っこスタイルで入って! そのままあなたが後ろから私の身体を弄りまくり、そして触られながら私が首を後ろに捩じってあなたとチュー!」

 

 えらい具体的にプレイの内容を言う俺の嫁さん。

 

「そういうことが無理なく出来るんだよ!? それであなたが興奮してきて、お風呂から上がって、私を浴室の壁に手を突かせて、そのまま後ろからぱんぱんぱんぱん……」

 

 嫁さんは力説している。

 

 ……ムラムラするようなことを。

 だけど

 

「でも、子供出来たらマズイだろ……」

 

 使命あるのに、と続けようとしたら

 

「悪阻の時期は、妊娠第5週くらいからなんだよね……!」

 

 つまり……

 

「それまでに使命を果たせば、何も問題ないでしょ!」

 

 あ、RTA……!

 

 何故だか、大破壊前によく動画で公開されていたリアルタイムアタックを思い出した。

 ……こういうことでリアルタイムアタックってしたらいけないんじゃないのか?

 

 それをちょっと思ったけど。

 

 真月のあまりの熱意と、俺に対する愛情を感じて。

 なんだか、俺もここで彼女の想いに応えないのはダメな気がしてきて……

 

 だから……

 

「……よし、分かった」

 

 俺も、同意した。

 

 すると

 

「やたっ! あなた! 私嬉しい!」

 

 俺の嫁さんは満面の笑みを浮かべて、俺の首っ玉に抱き着いてきて。

 そして

 

「じゃあ、行こう!」

 

 ……そのまま、浴室に誘われた。




ダイの大冒険でも3か月の冒険なのに、これは5週間の戦いだと?
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